アメリカ人はなぜ平気で人を殺すのか?

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683国連な成しさん
論議を呼ぶ「指向性エネルギー兵器」 (部分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040805-00000002-wir-sci

  http://www.hsvt.org/ 米HSVテクノロジーズ社(カリフォルニア州サンディエゴ)
のピーター・アンソニー・シュレジンジャー社長は、数ヵ月以内に、檻に入れた
ニワトリなどの動物に向けて数十メートル離れた場所からレーザービームを
発射する実験を行ないたいと考えている。すべて計画通りに進めば、ビームが
作り出す電荷によって、ニワトリの鳴き声が一瞬のうちに凍りつき、脚や翼の
筋肉が麻痺するはずだ。ただし心臓と肺は正常に機能し続ける。
 指向性エネルギーは、イラクやアフガニスタンといった戦闘地域で計り知れない
優位をもたらす可能性がある。米軍はこれまで両地域において、武装反乱勢力
だけでなく、非武装だが敵対的な群衆への対応も強いられてきた。
 開発者たちによると、指向性エネルギー兵器は、離れた場所から使える
スタンガンのように、攻撃してくる可能性がある相手や非戦闘員を麻痺させる
ことができる。そのほか、ミサイルや道端に仕掛けられた爆弾の電子部品を
超高温で無力化したり、高速追跡中の車両を動かなくすることさえ可能かも
しれないという。

 しかし、人間に対して指向性エネルギーを使うという発想には、
http://www.taser.com 米テーザー・インターナショナル社製スタンガンによって
死亡したとされる例や、イラク捕虜の虐待スキャンダルを受けて、議論が湧き
起こっている。このスキャンダルによって、米軍が人権を尊重しているかどうかに、
非常に厳しい目が注がれるようになった。
 一部の専門家は、指向性エネルギーが国際法と条約によって規制されるだろう
と考えている。
 一方、指向性エネルギー兵器の開発者たちは、この兵器が人命を救う可能性が
あるという点も強調する。
 開発者側の言い分によれば、レーザーはターゲットを正確に絞り込めるため、
ミサイルならば付随的に与えてしまうような損害をなくすことができ、また、スタン
ガン的な兵器ならば、人質を取られたり爆発物の脅威があるような状況下で
人命を奪わずにすむかもしれない。離れた場所から道端の爆弾や地雷を
爆破することも可能になる。