【共産主義】戦争をなくす唯一の方法【しかない!!】

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296112
『経哲草稿』該当箇所は岩波文庫の108pです。
 失業者は、労働過程に当時点で参画していないゆえに、論理的には、当時点では
労働者ではない、と、私は理解しましたが。

 そして「チンコメ」「ヒキヲタ」こそ、まさに「相対的過剰人口」なのではないか。
資本論のマルクスから見れば「朽廃者、零落者、労働不能者」に分類されるのでは
ないか、と思います。
 というか、正確には、現在のフリーター層という形態は、資本論には想定されて
いない労働関係だと思います。これほどの広範囲におよぶ不定期労働者の層というのは
当時には無かったので。何しろ、まだどこの国でも、労働者よりは小土地所有の農民が
多かった時代です。
 なお、私の懸念は、「チンコメ」「ヒキヲタ」が「相対的過剰人口」として置かれる
のみならず、人間の再生産過程についても、ギリギリのところに置かれているのでは
ないか、というところにあります。
「労働者意識」も古層たる「類的意識」あってのものであり、「類的意識」が朦朧と
しつつある「チンコメ」「ヒキヲタ」というのは、かなりヤバイ存在であるように
思われます。
297天狗同盟:04/03/14 03:56 ID:???
112さんの関心はじつは別のところにあるのだと思います。簡単にいえば、
プロレタリアートは新たな社会を担いうる能力のゆえに期待すべき存在であり、
しかるに、「ヒキオタ」「チンコメ」、短期・不定期雇用労働者にその能力が
期待できるのか?と。ちがいますか?
298天狗同盟:04/03/14 04:01 ID:???
それと、蛇足のようですが、フリーターは、マルクスが「資本論」で十分に
想定しているカテゴリーですよ。
299112:04/03/14 04:31 ID:???
>>297
能力という点では、意識に変革が起これば、それは可能でしょう。
しかし、意識に変革が起こる可能性は、見るところ、非常に低いと思います。
「プロレタリアートの革命」が起こるのは、プロレタリアートが労働過程の
ノウハウを完全掌握しているからで、生産過程を私有しているブルジョアが邪魔
になるからですが、「ヒキオタ」「チンコメ」的フリーターは、労働過程の
ノウハウの完全掌握を、資本家によってすでに阻まれるような契約形態に
なっています。とうぜん、労働組合も結成できないような契約関係です。

なお、私が、「ヒキオタ」「チンコメ」と言っているのは、フリーター層のなかの
特殊な部分についてで、フリーター層のすべてが「類的意識が朦朧としつつある」
と思っているわけではありません。女性はわりとまともだと思います。
(ただし、人材派遣業の管理部門の女性は、ろくでもない。)
私も、フリーターといえばいえるし。(自営業ともいえるが。)

マルクスの想定していないと考えるのは、「類的意識」が取り返しのつかない
ほど朦朧としつつある、「ヒキオタ」「チンコメ」についてです。
フリーター層全般に関しては、たしかに「資本論」にあるカテゴリーで説明が
つきますが、問題は、その量です。質的変化を起こすほどの量の増加だと思います。
たぶん、マルクスが生きていたら、5〜6章を、フリーターの分析にあらたに
費やすでしょう。