自衛官の不祥事を語れ

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架空契約書作成の会計監査隊一等陸尉自衛官逮捕 業者と共謀し55万円だまし取る
http://www.joyo-net.com/kako/2002/honbun-kako/honbun020807.htm

 陸上自衛隊東部方面警務隊霞ケ浦派遣隊は六日までに、埼玉県朝霞市の朝霞駐屯地
勤務で、会計監査隊東部方面分遣隊、加藤好美一等陸尉を虚偽有印公文書作成・同
行使と背任の疑いで逮捕、身柄を水戸地検土浦支部に送検した。調べによると、加藤
容疑者は一九九九年三月十八、十九の両日、当時会計隊長として勤務していた総和町
上辺見の古河駐屯地で、群馬県高崎市内の備品納入業者の男性経営者と共謀し、液体
洗剤など計二十六件の備品(二十五万九千九百五十三円)と、ごみ袋など計七件の
備品(二十九万四千四百六十二円)を納入する架空の契約を作成し、国から現金計
五十五万四千四百十五円を支出させ、損害を与えた疑い。加藤容疑者は容疑を認めて
いるという。違法に支出した現金の大半は加藤容疑者に渡り、名義貸しした業者は
成功報酬として現金約五万円を受け取ったという。警務隊では犯行動機や余罪などの
調べを進めている。共犯の備品納入業者の刑事処分については、同地検土浦支部に
委ねる方針。幹部自衛官の不正事件について、会計監査隊東部方面分遣隊長の細川
忠一佐は「監察機能を強化するとともに隊員の指導を徹底するなど再発防止を図っ
ていきたい」とコメントした。