自衛官の不祥事を語れ

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盛岡駅で酒酔い自衛官大暴れ、壁壊す
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2003/m03/d19/NippoNews_7.html

滝沢村の陸上自衛隊岩手駐屯地に勤務する二等陸曹の男性自衛官(35)が
今月8日夕、盛岡市のJR盛岡駅構内で駅員と口論になり、改札口の壁を
けり壊していたことが18日分かった。自衛官は酒に酔っていたという。
同駐屯地によると、自衛官は7日から1泊2日の予定で同僚ら約50人と
函館に厚生旅行に出掛け、8日夕に盛岡駅に帰った。当日は天候不順の影響
で列車のダイヤが乱れたため、指定席券を購入していた新幹線に乗ることが
できず、八戸−盛岡間の約1時間半は、立ち席での移動だった。盛岡駅に
到着後の8日午後5時半ごろ、この自衛官は同駅2階新幹線北口改札付近で、
駅員と指定席の差額分払い戻しの件で口論。払い戻しが不可能と駅員から
告げられると逆上し、改札口の壁をけり上げ穴を開けた。目撃者の話による
と、自衛官は駅員の胸ぐらをつかみ、大声も上げていたらしい。同駅からの
通報で盛岡西署員が駆け付け、その場は収まったという。駅利用者らも多い
時間帯で、現場は一時騒然となったという。一行は、列車内や待ち時間に
酒を飲んでいた。同駐屯地では自衛官を厳しく処分する方針だ。自衛官は現在、
処分決定前のため通常業務に就いている。同駐屯地によると、JR盛岡支社と
は示談が成立しているという。同駐屯地では今月5日にも、昨年11月に隊員
が飲酒運転で岩手署に摘発されたことが明らかになったばかり。田野畑和広
司令業務室長は「隊員に日ごろから教育していただけに残念。さらに指導を
徹底し、再発防止に努めたい」としている。

岩手日報ニュース7 2003年3月19日