米国の貧困層に安価なガソリンを直接提供したい=ベネズエラ大統領
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050824-00000543-reu-bus_all 8月23日、ベネズエラのチャベス大統領は、米国の貧困層に安価なガソリンを
直接提供したいとの意向を示した(2005年 ロイター/Claudia Daut)
[ハバナ 23日 ロイター] ベネズエラのチャベス大統領は23日、米国の貧
困層にガソリンや暖房油といった石油製品を安い値段で直接販売したいとの
考えを示した。キューバ訪問終了時の記者会見で語った。具体的な方法に
ついては言及しなかった。
ベネズエラの国営石油会社PDVSAは、傘下のCITGOを通じ、全米で1万
4000のガソリンスタンドを所有している。
同大統領は、中間業者が「投機や消費者からの搾取」を行わなければ、
ベネズエラは米国民に現在の半額でガソリンを提供できると述べた。
米エネルギー情報局(EIA)が先に発表した統計によれば、レギュラー無鉛
ガソリン小売価格の全米平均は、1ガロン当たり2.61ドルまで上昇している。
(ロイター) - 8月24日11時26分更新