>>610 ttp://uranglass.gooside.com/goldenlight/goldenlight.htm ウラン238
(半減期45億年、アルファ崩壊) ⇒ トリウム234
(24日、ベータ崩壊) ⇒ プロトアクチニウム234
(1分、ベータ崩壊) ⇒ ウラン234
(25万年、アルファ崩壊)
放射化学の教える所によれば、物質の放射能は、原子数に比例し、半減期に反比例します。
さらに、親核種の寿命より娘核種の寿命が短い時(上のような例)では、いわゆる「放射平衡」が成立し、
親と娘の放射能は同じ値になります。
上のケースでは、母親と、娘と、その孫娘がいるので、結局、U238原子1個が崩壊する時に、
ベータ崩壊を2回する、即ち、ベータ線(電子)が2個出る、ということになります。45億年に比べれば、24日や1分は一瞬ですから、
ウランから直接ベータ線が出ていると言ってもいいでしょう。
おそろしやおそろしや、
「ウランから直接ベータ線が出ていると言ってもいいでしょう。」