1 :
俺:
今日、バイトを終えて家に帰ったら、何故か台所にフセインがいた。
フセインは、チャーハンを炒めながら俺に
「やあ、おかえり」と微笑みかけた。
俺は、なぜ俺の家の台所にフセインがいるのかわからずに当惑したが
「た、ただいま」
とぎこちなく微笑みかえした。
その後、フセインが作ったチャーハンを食べた。
うまかった。
そんだけ。
2 :
:03/04/18 09:33 ID:???
さっきからうつのトイレに入ったままフセインが出てこない。
様子を見に行くと中から声が・・・
「むむむ・・・まーーーーん!」
どうやらうんこが出たらしい。
そんだけ
フセインはやはりイラクに帰るという
俺は頭が真っ白になって
「いくな!」
とフセインの手を握り締めた
その時、フセインの顔がポッと赤くなった
それだけ
4 :
:03/04/18 09:39 ID:???
講義室でフセインの隣の席に座った。
フセインをはさんでその隣にはラディンが座っていた。
講義が始まるとすぐにラディンは居眠りを始めたが、
フセインはせっせとノートをとっていた。
少しフセインを見直したが、
奴がノートにかいていたのは吉岡美穂のへたれたエロイラストだった。
その日から、俺はフセインをミポリンと呼んでいる。もちろん心の中で。
そんだけ
今日、田舎に里帰りしたらフセインがいた。
どうやら親戚の家にお年玉を貰いにきたらしい
フセインに声をかけると自慢気に「お前のお年玉何円だった?(w」
と聞いてきたので、これに対して俺は
「この歳になってお年玉なんてみっともなくて貰ってねえよ」
今でもあの時のフセインの悲しそうな瞳を覚えてる
そんだけ。
子供の頃、親の言う事を聞かず遊びまくっていたら、
「あんなふうになるよ!」といって親がウザイを指差した。
子供ながらに嫌だなぁと思った。
そんだけ。
電車の中でフセインを見かけた。
彼は老人を目の前にして談笑している若者たちを睨みつけていた。
おもむろにフセインは若者を殴りつけ、恫喝した。
若者たちは完全にフセインに気圧され、隣の車両へと逃げていった。
俺は
「フセインは俺たち日本人が忘れたなにかを持っている」
と感心した。
しかし、フセインは老人をも押し倒し、若者が座っていた席を独占してしまった。
自分が座りたかっただけだったようだ。
そんだけ。
フセインの軍服が今日は花柄だった。
そんだけ
今日、近くの漫画喫茶で2ちゃんねるに繋いでいる奴が居た。
かちゅ〜ちゃ落としてひたすらリロードおしまくっていた。
二時間たってもやっていた。
よく見たらラディソだった。
そんだけ。
ブッシュの履歴書を見た。
趣味:人と人の争いの仲裁と書いてあった。
激しくワラタ。
そんだけ。
今日は仕事初めだった。
遅刻をしないようにといつもより30分早く家を出た俺は、
ふと毎朝何げに車で通り過ぎる駄菓子屋の事を思い出した。
そこの駄菓子屋は子供好きな人間が経営しているのだろうか、
毎朝子供が登校する時間には開いていた。
もちろん俺が会社に行く時間も開いているのだった。
いつも気になっていたものの、時間がなくてそのままにしていたが
今日は時間がある。そうだ、今日こそ寄ってみよう。
車を店の近くに停め、店のドアをガラガラ、と開ける。
「おはよう、いらっしゃい」
そう優しく声をかけてきたのはフセインとラディソだった。
今日はフセインとドライブ
「どこに行きたい?」
と聞くと、沖縄米軍基地に行きたいという
「またキミはそんな危険な事を!」
「戦闘機をのっとってニューヨークを爆撃するんだよ!」
俺とフセインは車内で口論となり揉み合いとなった
その時、俺とフセインの唇がふれた・・・
そんだけ
フセインが、とある店までついてきて欲しいと言った。
不思議に思いながらも俺はフセインの後をついて行くことにした。
着いたのは靴屋だった。
フセインはそわそわしながら店員を探しこう言った。
「・・・・こないだここで買った、この靴のサイズが少しきつかったんだけど」
俺はよくわからなかったので、店員とフセインのやりとりを少し眺めることにした。
「・・・すみません、お客様。それを購入されたのは1週間前ですので
返品はもう出来ないんですよ。」
店員のその言葉を聞いたフセインがガックリうなだれた。
ぶたさん貯金箱に少しずつ貯めたお金で買った靴だったらしい。
ちゃんと試着しないからだ、と涙するフセインを俺は慰めながら店を後にした。
そんだけ。
先週の土曜日のフセイン親衛隊新年会に誘われた。
興味があったのでついていくことにした。
新年会は、隊長の趣味でカラオケボックスにて行われた。
黙ってカラオケの目次本を読み耽っているウザイ、
はちみつトーストに心を奪われているクサイ、
何かを感じながら歌っているフセイン…
ラディソと俺は盛り上げたり注文したり仲裁したり正気に戻したりして、
結局お互い一曲も歌わずにお開きになった。
2次会もあるんだ…と奴は目で助けを求めてきた。
俺は「明日早いから…」と適当な理由をつけ、ラディソを置いて家路へ着いた。
奴はあの後無事に帰れただろうか。
フセインとテレビゲームをした。
戦争シミュレーションだったのだが、フセインはアメリカでやりたいという。
「じゃあ俺は第三世界な」俺はこのゲームを知り尽くしていたので勝つ自信があった。
結局、フセインは負けた、俺の都市占領が圧倒的に早かったのである。
「アメリカ弱すぎる!糞ゲーだ!」とフセインは憤慨し、コントローラーを投げつけ、外に出て行ってしまった。
あれから一週間、フセインとはそれきり連絡がとれない。
俺もたかがゲームで友情を壊してしまった事に深く反省している…。
そんだけ。
きのうの夜中、イラクにいるフセインから電話があって、せっぱつまった声で
「いま追われてる。 もし電話がかかってきても知らないって言ってくれ」と言った。
イラクでロクなことしてないだろうとは思っていたが、だれに追われてるんだフセインよ。
つーか、このまま連絡がなかったら、無事なのか死んだのかわからんじゃないか。
落ち着いたらすぐ連絡するように
そんだけ
チャイムが鳴った。
ドアをあけると、立派な口ひげを蓄えた浅黒い男いた。
驚いた表情を見せる僕。
彼はそんな僕を気にすることもなく荷物を差し出した。
そして一言「ハンコ、、、」
ハンコを押してあげると、彼は帽子を取り
深深とお辞儀をし、小走りで車へと戻って行った。
頑張れよ、フセイン
そう思わずにはいられなかった。
そんだけ
今日は仕事をサボってゲーセンに行った。
目当てのゲームで遊ぶ前に、フロアをふらふらと歩いていた時の事。
突然俺の携帯が鳴った。
ああ、上司にサボったのがバレたのかなと半分焦ったが、
着信音の短さからメールだとわかったので
俺は少し落ち着いてメールボックスを開いてみた。
そのメールの送信者はフセインだった。
件名は「サボんなよ?」だった。
本文も「サボんなよ!」だった。
俺は慌ててあたりを見回したが、フセインの姿は見当たらなかった。
そんだけ。
アタシも出会い系始めてもう長いんだけどさぁ〜
初めてメールで知り合ったのがフセインだった訳よ。
○コーでちゃんと約束してたんだけど
アタシその時怖くなっちゃってブッチしちゃったんだよね。
その後しつこくメールきたんだけど全部無視しちゃった。
今思うとお金持ちだったみたいだし、もったいないことしたかな〜ってね。
フセインが遊びに来た。ウォシュレットが
よっぽど珍しかったのか、水浸しにして帰っていきやがった。
『コラ、お袋に怒られるのは俺だろうが!あのうすらデカが!!!』とそのときは思ったが、
実はただ単に、操作法が分からなかっただけらしい。
別に笑ったりしないからちゃんと聞けよな。
そんだけ
夕方、忘れ物を取りに教室に行くと、独裁者で有名なフセインが
教室の後ろにある水槽の緑亀にしゃべっていた。
冷徹な目でコロナを無心にむさぼる冷血動物に、普段見せたことのない様な
微笑みをたたえながら、「うまいか?亀吉。遠慮せずに食えよな。俺のおごりだ」
等と話していた。
うまく言えないけど、胸が切なくなって、俺は教室に入らずにそのまま帰った。
そんだけ
「フセインって自分で芸能人で誰に似てると思ってる?」
フセインは迷うことなく「岡田真澄かな?」と答えた。
俺は「いや〜ちょっと違うな、どっちかというと桑マンかな?」
するとフセインは「誰が桑マンじゃ!」と顔を真っ赤にして怒った。
そんなに怒んなくていいじゃん。
学食で昼飯を食べた後に休憩所に行くと、ラディソがソファーに座ってくつろぎながら、
「戦争とテロリズムとは何か」という、俺なら見ただけで頭痛を催す
様なタイトルの本を読んでいた。
そんな本を読みながら、くつろげるなんて・・・・・
情報処理室に行くと、ケミカル・アリが、「化学兵器とその運用について」と言う議論でチャットしていた。
これは俺もちょっと興味あったが、すさまじい勢いで進む訳の分からない単語と化学式だらけの内容に
とてもついていけなかった。
その流れを止めることなくキーボードを叩くケミカル・アリの手は、神業としか言いようがない・・・・
家に帰ると、フセインが家の犬に向かって、「どうして1+1は2になるんだろう・・・・・」と、真顔で話していた。
ここまで来ると、頭良すぎてかえって頭悪い気がするのは気のせいだろうか・・・・。
しかも犬に向かって・・・・何を期待してるんだ?おまえは。
さすがフセインだなと思った。
そんだけ
24 :
sage:03/04/18 11:15 ID:LsbEVFiU
昨日会社帰りにフセインと飲みに行った。
ひょんなことから話題はウダイやクサイの話に。
「少々甘やかしすぎたかな・・・」
フセインはそう言うと苦笑してみせた。
「離ればなれになって初めて家族の大切さに気づいたよ・・・」
俺にも娘が二人いる。少し酔ったのか赤らんできたフセインの顔を見ながら
ああ、こいつも人の親なんだなと思った。
フセインがパソコンに向かいながら独り言を言ってる。
「あれ?おかしいな。sagaらないぞ・・・」
フセインよ、sageはメール欄に入れなきゃsagaらんぞ。
授業中にケミカル・アリが得意満面で紙きれを俺に渡してきた。
「ずっと前気付いたんだけど、屁ってつまりうんこのにおいだよね!
人の鼻先で屁をこく親父とか友達って時々いるけどさ→
それってうんこ目の前に持ってって臭いかがせてるのと同じでさ
そう思うと、屁って凄い嫌がらせだよネ→」
矢印マークにイタタと思いながら、そうだな、と返信した。
ケミカル・アリはなぜか嬉しそうにニヤニヤしている。
…屁と目の前うんこは同じか…。そう思うと屁が許せなくなるな。
つーかこいつ何が言いたいんだろう?
ふと、昨日ケミカル・アリがフセインに屁をかまして
「臭いんだよーー!」と怒鳴られていた事を思い出した。
あの時はラディソが「生理現象だから仕方ない」とフセインを止めていたが…
そうか、昨日のアレは気の弱いケミカル・アリにとって最大の嫌がらせだったのか。
俺は何気なくその紙きれを「ケミカル・アリから」と言ってフセインの席に投げた。
休み時間、案の定ケミカル・アリは怒ったフセインに蹴られまくっていた。
俺は助けを求めるあいつの横を通り過ぎ、トイレに行くためにクラスを出た。
そんだけ
フセインは桜が好きだ。
イラク人なのになぜか好きだ。
桜が散った。
フセインはちょぴり悲しそうだ。
でもフセインはこう言った。
「はかないからこそ美しいものもあるよね」
そう、花も国も人も。
俺は少しだけフセインという人間を理解できた気がした。
それだけ。
28 :
1/2:03/04/18 11:27 ID:???
いやな客だな。万引きかもな。
僕はそれとなく彼に注意を払っていた。
浅黒い肌、濃い髭、60、いや70才くらいだろうか。
恰幅のよい体をカーキ色の軍服に包んでいる。
彼は同じコーナーにずっといた。
もう2時間になるだろうか。
時折、本を手にするもののそのほとんどの時間は
難しい顔で棚を睨みつけていた。
時計の針は六時を指していた。
店内は込み、レジには列が出来ていた。
接客に追われ、彼を気にしてもいられなくなった。
しばらくして彼のほうに目をやると彼はもういなかった。
29 :
2/2:03/04/18 11:27 ID:???
やられたかもな。
そう思いつつ、目の前の客に向き直った。
彼だった。
周りを伺うように目を動かす彼は、
風貌とは逆にとても小さく見えた。
少しの間、彼は逡巡しているようだったが
僕にスッと持っている2冊の本を手渡した。
【初めての英会話】
【猿でもわかる民主主義】
驚きと共に見上げる僕に
彼は照れ隠しのように微笑んで見せた。
少し彼が好きになった。
それだけ
「あ、ニャンニャン♪」
フセインはペットコーナーに入っていった。
「早く早く」
結婚して3年。普段忙しい俺にとっては、日曜にこうして
ウインドウショッピングに付き合うのが精一杯の家族サービスだ。
「キャー!かわいーー!!」
フセインは動物好きだ。だけど今のアパートじゃペットなんて飼えない。
「みてみてー!肉球ぷにぷにーー!!」
本当に嬉しそうだ。連れてきてよかった。素直にそう思った。
これが幸せなのかと思う。
フセイン、仕事忙しくてあまりかまってやれなくてごめんな。
ふくらみ始めたフセインのお腹を見ながら俺はつぶやいた。
今度は三人で来ような。
「フセインや…おきなさい! フセインや…」
「!……… あんた…誰?」
「私はあなたの銃 「イラQ」の精です。
ああっ! 逃げないで 逃げないでっ
逃げないでっ って言うか 引かないでっ
今日はガンバル君に このワタクシ
応援をしに参りました。
さぁ この精霊様に なんでも
いってみなさい。」
「そ それじゃ精霊さま
1っコだけ聞きたいことがあります!!
私 もう不幸続きでヒドイ有様です
この先もずっと不幸にまみれる人生なのでしょうか…」
「……………… まーね……
まっ 待ちなさいっ フセインっ
今のナシっ! ウソ! ノーカン! ノーカン!」
そんだけ。
フセインが何か言いたげにしているから、俺は何か用かいと訊いてやった。
「お前さあ…」と口を開いたディアッカは周りを確認して、
「エッチなゲームとか……持ってるんだよな?」
ああ、何本か持ってるぞ、と返した俺に
「いいのがあったらさ……貸してくれよ…」と蚊の鳴く様な声で頼むから、
エロゲー一本借りるのにうろたえてるフセインが可哀想になったので
快く貸すことにした。
「ちょうどいいのがあるぞ。転校生の主人公が部活で一緒になった
お姉さま方にリードされるやつだけど、そういうのはどうだ?」
フセインはそういうのもいいね、と言ってくれたから、俺は翌日そのソフトをバレないよう別のケースに入れ替えて渡してやった。この段階で既に嬉しそうなフセイン。
更に翌日、俺は早速感想を聞きに行った。
フセインは泣いていた。俺と目を合わせようともせずに。
俺はいきなりガッツ2はちょっと酷かったかなと思い、謝るだけ謝った。
ガッツ2age
みんな、ビョーキは早く治した方がいいよ。
早期発見早期治療。 結構いい薬も出てるみたいらよ。
そんらけ。
ケミカル・アリとフセインの部屋はいつもケミカル・アリがちらかすし、
洗濯物は溜まる一方なので、フセインに言われて時々俺が仕方なく掃除に行く。
一通り片付けて洗濯をはじめたが、フセインの靴下が片方行方不明だった。
「またかよ!しょうがねーなー」などどぼやきつつ俺はもう片方の靴下を探しに行った。
靴下はケミカル・アリのベットの下から密封ビニール袋(ジップロック)に入って発見された。
まったく(面倒)臭いことすんじゃねーよケミカル・アリ!
これで4度目だぞ?!仏の顔も3度までってことわざ知ってるか?!
流石の俺もこれ以上我慢できねー!ケミカル・アリの奴、小一時間問い詰めてやる!!
俺「おいケミカル・アリ!コレは一体どーゆーつもりなんだ?!」
ア「あ、俺のフセインコレクション!時々無くなると思ったらオマエがもってたのかよー。」
俺「ハァ?洗濯する時こういうことされると困るんだよ!大体なんで密封してんのさ?」
ア「・・・・オマエも嗅いでみたらわかるって!!」
俺「断る。」
ア「嗅げよ。」
俺「・・・・・・・・・・・・一回だけだからな?」
それは俺が今まで体験したことの無い未知の領域だった。
次の日、フセインの使用済み靴下が1セット無くなっていたのは俺とケミカル・アリだけの秘密な話。
そんだけ。
フセインと一緒にテレビを見ていたのだが
フセインが、「この軍事評論家、カツラだな」と得意そうに言い放った
俺がヅラじゃないと思うよ、と口にすると
「まだまだ若造だな・・・」と鼻で笑われた
そんだけ
フセインってエロゲー好きなくせにやたらとそれを隠そうとするからなあ。
この前俺の家に来て、
「えーお前エロゲーなんかもってんのー?」
とか馬鹿にするような言い方しながら
「エロゲーっておもしろい?」
「堂々と買える奴の気がしれないなー」
とか、やけにからんでくる。
それで「貸してやろうか?」と言うと
「まあどんなのか一回ぐらいやってみるかな」とえらそうに言いながら、すごく嬉しそうにしてた。。
それで貸した後、「どうだった?」って聞いてみたら
「時間がなくて全然やってないなー」と言うので
「じゃあ別の貸そうと思ってたけどやめた」と言うと
「い、いや、抜いてないけどストーリーが意外によかったね」
「感動する場面もあるよね」とか急に必死になった。
お前はやってないのと違うんかと小一時間問い詰めたくなった。
そんだけ。
38 :
国連な成しさん:03/04/18 14:20 ID:db8yo6gI
学校の裏山に隠しておいたエロ本を見に行った。
そこにはすでに、恐る恐るエロ本に手を伸ばすフセインがいた。
父親に姿が重なりちょっぴり悲しい気分になった。
「春休みに引っ越すんだ」
そういっていたフセインが、まだ隣りの家に居る。
そんだけ。
保守したいと思った。
そんだけ。
42 :
国連な成しさん:03/04/20 09:35 ID:zlO7./vs
フ セ イ ン
ノートの隅に書いてみた。
ちょっと照れる。
破って、お財布に入れた。
そんだけ。
ある日家に帰ったらフセインが居た。
オヤツでかって置いたプレッツェルと睨み合ってた。
「俺よりお前の方が上だと?」
脂汗を滴らせながらフセインは呻く様に呟いていた。
何も見なかった事にして冷蔵庫のミルクを飲み干した。
それだけ。
44 :
国連な成しさん:03/04/20 11:26 ID:zlO7./vs
私は言った。
「ここには化学兵器が5ccしかありません」
フセインは
「それをここに持ってきなさい」
と言い、群集には草の上に座るようにお命じになった。
そして化学兵器を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、
私にお与えになった。
私は、その化学兵器を群集に与えた。
全ての人が化学兵器を浴びて、死んだ。
そして残った化学兵器を集めると、12のビンにいっぱいになった。
浴びた人は、女と子供を別にして、男が五千人ほどであった。
フセインと将棋した。
「待ったは、なしだぜ」フセインは静かに語った。
強かった。
>>37
あ、それって、君のダチの布施のことだろう、あいつって、ほんとうに、そうなんだよな。
フセインはボーリングが得意だというので、この前2人でボーリング場に遊びに行った。
俺 「言っとくけど俺も得意だよ、缶ジュース賭ける?」
フセイン「フン、命を賭けたっていいぞ」
フセインはピンを見ながら、
フセイン「見ろ、あれはブッシュとその手下どもだ」
フセインの第1投は見事な弧を描き全てのピンを打ち倒した。
フセイン「どうだ!俺の実力を!所詮アメリカなど…!」
フセインはうつむいて黙り込んでしまった。
俺は震える肩を抱きながらそのままフセインを連れて家路についた。
そんだけ。
フセインが風邪をひいた。
ひどい熱でフゥフゥと息苦しそうにしている。
「今からお粥をもってきてやるからな」
「あ、ありがとう・・・」
フセインを落ち着かせたあと、俺はフセインの寝顔をみつめていた。
「うっ、うっ・・・」
フセインはうなされてなにかを口にしている。
「フセイン?大丈夫、俺はここに・・・」
「ラ、ラディン・・・」
俺の心に初めて嫉妬という黒い炎がうずまいた。
そんだけ。
またまた上げてみる。
そんだけ。
そんだけなら2ども3どもレスすんな。
って言いたかったのさ。
そんだけ。
彼氏ができた。名前はサダム。ひげを生やしたにくいやつ。
サディはいつも優柔不断。洋服ひとつ満足に選べない。
お店に連れていってもTシャツ一枚選べない。
一生懸命えらんでやっと決めた一着は背中に「KANI」の文字が入ってる。
でもそんなサディが私は大好き。
そんだけ。
52 :
国連な成しさん:03/04/22 18:48 ID:UfOB1Pt2
「会いたいよ・・」
受話器の向こう弱気な声のフセイン。
遠距離が二人の気持ちに関係するなんて思ってもいなかった。
フセインのことを大切に思っていたはずなのに・・
電話中の俺の隣にラムズフェルドが居ることを
悟られまいと俺は自然を装った
そんだけ
この味が いいねと君が 言ったから 4月10日は サダム記念日
そんだけ。
蝶のように舞い蜂のように刺すサハフをみて、「俺もでべそじゃなかったらなあ」
とフセインは言った。 それだけ
55 :
国連な成しさん:03/04/22 19:14 ID:SRWkZ9Bo
実家に帰って家を継ぐから、と言うので、久しぶりにフセインと会った。
特に話すこともなかったので、二人で黙々とビールを飲んだ。
遊びに来たら、郷土料理をつくってやる、というので、ぜったい行くよ、
と答えておいた。
わかれてから、連絡先を聞くのを忘れたことに気がついた。よく考えれ
ば、あいつの故郷がどこかも、よく知らなかった。聞くぐらい聞けばよ
かったな、と少し後悔した。
それだけ。
フセインは昔から乱暴な奴で、傷害事件を起してはよく学校を停学になっていた。
俺でさえ、高校に入ってからはなるだけ関わり合いにならないようにしていた。
フセインには友達がいなかった。自業自得だと思ってた。はっきり言ってあいつの存在自体がわずらわしかった。
横暴で下品なフセイン。俺はフセインが嫌いだった。みんなそうだった。
今日久しぶりにフセインが学校に来た。
今月で退学するって。だからみんなにお別れを言いに来たんだって。
みんなシラケてた。今さらそんなこと言われてもって感じだった。おまえみんなから嫌われてること知らないのって。
もちろんそんなこと口にだして言う勇気のある奴なんていない。
4限が終わって昼休みになった。
フセインが教科書なんかをカバンに詰めだした。帰るらしい。みんなホッとした様子だった。もちろん俺だって。
フセインが俺のところに来て言った。
「じゃ、俺帰るわ」
俺はフセインの顔を見ずに言った。
「あ、ああ、そう・・」
ちょっと間があって、最後にフセインはこう言ったんだ。
「おまえんとこのカァちゃん元気か・・・?よろしく言っといてくれよな」
俺はその時「あ、うん」としか答えなかった。フセインに話しかけられてるのが恥ずかしかったんだ。なんとなく。
クラスのみんなにフセインの友達だと思われるのが恥ずかしかったんだ・・・。
あれから20年が過ぎた。俺は2児の父になった。フセインはもうこの世にいないけど、最近よくフセインのことを思い出す。
「おまえんとこのカァちゃん元気か・・・?」
カァちゃんも今はこの世にいない。2年前に肺ガンで逝った。ほんとあっけなかった。ヘビースモーカーだったもんな。
近頃思い出すのは、俺が小5の時の誕生日会。近所の友達呼んでカァちゃんがごちそうつくって。って言ってもカレーとケーキだけだったけど。
その中にフセインもいた。楽しそうだった。カレー何杯もおかわりしてたな。その時はいやしい奴だくらいにしか思わなかったけど。
そういえばあいつカァちゃんいなかったよな。ほんとウマそうに食ってたんだよな、うちのカァちゃんのカレー。また食いたいな・・・・。カァちゃんのカレー。
そういえばもうすぐ母の日だな・・・。
ある男がこのスレを見た
「俺も忘れられようとしているんだな」
男の背中はさびしそうだった
そんだけ
あげ
_______________________________
|| |/し / :::::;i : |/ / :: ;;i . |.| | | | / /:::: '; | | | | | | ||/ ;;;'; | | |
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U "U"´ ::::::|. | | |/:::: _,ノ V / uヽ、_ノ | |
ι (, '::::::::::::;ノ)ハヽ、(::::::::ノ υ |/:ι (@'y)ヽ) ( (y@)
-= /(@;)ノ` ;;;;;; ヘ:@:;)> ::| ./::: ι . ⌒ `/U υ :ヽヽ⌒
U . ⌒ `/:::: )( ヽυ υ| /:: U ____ U
υ υ u :::::U:::ι :::::/ /:|::ι: ::: U /-|-|ー|ー|-|\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカ
今だ!60ゲットォォォォ!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,,,,,,..........,
./"´:;;::;;;: ::::;::"ソヽ
/ ,ヘ〜-ー'´⌒``ヽ:ヽ
/ ノ 彡:三:三:三:ミ |: \
| |. __,,;;ィ t;;;;,,,_ :ヽ |
| |シ ,ィェァ') (.yェュ、 ミ| |
!r、| ''''''. | | '''''' Y )
ヽ{ ヽ. (r、 ,n) /:: };ノ
`` ) し} : 、___二__., ;:::::jJ
``)⌒´ ) ( !、.:. ´ ..::::... `ノ::::ノ
≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡⊂ ⌒`つ、ゝ '""'ノつ
(´⌒(´⌒;  ̄ ̄  ̄ ̄
ズザーーーーーッ
サダム君はブッシュ君に手紙を書くことにした。
自分で書いて、まだゲームは終わっちゃいないと知らせることにしたらしい。
ブッシュ君が手紙を開けたところ、どうやら暗号が書いてあるようだった。
「370HSSV-0773H」
ブッシュ君にはわからなかったので、書き写してパウエル君にメールした。
パウエル君とその仲間たちもにもわからなかったので、今度はCIAに送った。
CIAもわからず、MITやNASAに回されCCのリストはどんどん長くなっていく。
とうとうそれは連邦当局に送られた。
グリーンスパン君はそれをみて、一言つぎのメッセージ。
「手紙を逆さまに見てみろよ。」
駅のトイレで一週間洗ってない陰嚢の根元までしゃぶってくれたあの頃が懐かしい。
| |.| ∧∧
=====(,,゚Д゚)∩=
|_|.⊂ ノ
/ 0
し´
\ えっ…と、イラクはここかな…、と /
 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧∧ __._
∩゚Д゚,≡,゚Д゚) |.|
`ヽ |)====
| _ |〜 .|__|.|
U U
,,,,,,,..........,
/"´:;;::;;;: ::::;::"ソヽ
/ ,ヘ〜-ー'´⌒``ヽ:ヽ
/ ノ 彡:三:三:三:ミ |: \
ミ | |. __,,;;ィ t;;;;,,,_ :ヽ |
| |シ ,ィェァ') (.yェュ、 ミ| |
!r、| ''''''. | | '''''' Y )
∧∧ヽ{ ヽ. (r、 ,n) /:: };ノ
( ,,)し} : 、___二__., ;:::::jJ
/ つ !、.:. ´ ..::::... `ノ::::ノ
〜′ /´ .、ゝ '""'ノ/ ドスッ
∪ ∪ . ̄| | ̄ _ε3
゛゛'゛'゛
今日は昼起きた。
サダムは昨日の味噌汁に餅を入れた雑煮、俺は黄粉とノリ醤油の餅を食った。
ふと思い立ち黄粉と牛乳できなこドリンクを作った。
サダムは粉っぽいと言って一口しか飲まなかった。
ちょうどその時ブッシュが遊びに来たので一口飲ませたら、
「クソ不味い!」と言って残りを流しに流してしまった。
あ、もったいない…。
そのあと2人はどこかに出かけたので俺はもう一度寝る。
今朝枕もとにフセインが・・・。
それだけ。
68 :
国連な成しさん:03/06/18 11:05 ID:e7qclvcY
このスレ面白いなぁー
久々に笑ったよ
それだけ。
69 :
国連な成しさん:03/06/18 15:02 ID:GrXIlBvw
フセインが添い寝してくれた
そんだけ。
70 :
国連な成しさん:03/06/28 13:47 ID:EyIomhqs
公園のトイレ脇のベンチにフセインが腰掛けていた。
俺と目が合うと、「やらないか?」
俺「ウホッ!いい男」
俺はフセインに連れられて、男子トイレへ・・・
_,,、、、,,,_
,、-''"::::::::::::::::::`ヽ、、,,_
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|::「二ニミ、 ( ,. -─-、 ヽ::::::::::::|
゙i:| ,.ェッっ、} -ェ;ァ`゙ヽノ |:::::rイ|
| ノ ハ ``ノヽ 彡イ }/ オイ。
,' ,. | ヽ 、 \ヽ |ノV.! 俺の息子が二人殺されちまったよ…。
|、 ∠,.ッ-、_,、- ',、\ ト、ノ
゙!ヽ ヾ彡i|川川ミヾヾ) | | |
゙、ヽ ヽ┴┴┴'ノ | / / /
ヽヽ  ̄ ̄ // / /_
/:>、 { }/ /ノ// |:ヽ
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目撃したのは俺じゃない。
73 :
国連な成しさん:03/12/01 09:27 ID:Yjk8USqY
好敵手
75 :
気付き@幸せ掴む:03/12/01 19:27 ID:ka/w.Mr6
人は日々の慌ただしい生活に追われていると、知らぬ間に自分の思考が不安定になりがちです。
人は世間体、欲望や嫉妬、金品や物事などに執着すると心は迷い生き方や判断を見誤ります。
多くの人は無意識の内に様々な問題を無造作に受け止めている為に事象を深く考えずに対処し処理し
ているから、物事が順調に進んでいたり、些細な問題の内は見過ごして何とも思わないものです。
様々な事象に対する観方から正しく分析して判断するという基準が確りしていないと、大切な人生の
進むべき道を「見誤る」わけです。「何か変だ」と気づいた時には大事になっていて遅いものです。
より良く幸せに生きるには、日頃から諸聖人の共通した教えに基づく真理(倫理)を参考にされて正し
く有益な人生観を学び、正しい思想や思考を身に付けて自己を高める心掛けも大切な事柄です。
この件に関する出典の説明があるHP↓に注目。参考にしよう。危機が近し心して暮らそう。
ttp://www.d7.dion.ne.jp/~tohmatsu/
76 :
国連な成しさん:03/12/15 15:53 ID:gIk3PSZo
つかまっちた(^^
77 :
国連な成しさん:
【ゴールデンレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です