【イラク近代化の父】 フセインの輝かしい業績 2

このエントリーをはてなブックマークに追加
413国連な成しさん
>>402-404
>フセインと敵対していたのは、やはり「イスラム系のテロ組織」がハン文明的な
>ものだったからではないか、だとすれば、アメリカのみならず、文明的生活
>に触れたイラク国民をも彼らの標的に含まれているではないかと思うからです。
キリスト教系の原理主義者は平気で同胞を手にかけるけど、俺の知る限り
イスラム系の原理主義者で「不信心なイスラム教徒」を標的にしてるのは
モロッコの反政府ゲリラだけで、これも実際は部族対立が背景にあると
言われている。そもそもイスラムは教義に厳格さが少ない宗教で、代表的
な教義の多くはコーランには「努力目標」として書かれているものだから。
(たとえば、豚肉を食べることは「生命にかかわるとき」は許されている)
従って、コーランに厳格であろうとすればするほど、不信心者に対して
寛容でなければならないことになる。

ところで、
>一時期文明に触れた後、文明化にたいして恨みのようなものを持ち敵視して
>いる「ハン(恨)文明」
この定義だと、むしろブッシュ政権の方が多くのイスラム国家よりも遥かに
あてはまると思うが?
たとえば、相互扶助的社会保障システムをはじめて構築したイスラム社会と、
既にある社会保障政策や差別禁止政策を次々に廃止しているブッシュ政権は
どちらが文明的でどちらが「ハン文明」的かな?
商取引における不公正を規制するルールを明文化したコーランと、旧世紀の
「神の見えざる手」理論を復活させてしまったレーガン&ブッシュ父子は?
前述の「同胞(中絶手術をした医師)を手にかけたファンダメンタリスト」
の保釈(事実上の無罪)に尽力しているブッシュや取り巻きたちは、文明的
で「知将」なのかな?