「研究者は訴える」ってどうなのよお?

このエントリーをはてなブックマークに追加
43国連な成しさん
経済理論学会会員有志の意見
研究者は訴える 米国の対イラク先制攻撃に反対します。
日本のイラク攻撃加担に反対します。2003年2月27日
http://www.ne.jp/asahi/homepage/otani/index.htm

調べてみました。経済理論学会とはこういう学会です。

この35年、マルクス経済学は退潮の一途をたどっているかのようです。(略)マル経を中心とする
経済理論学会の会員数は、近経派の日本経済学会の3分の1となり、研究者の育成も容易ではないと
いいます。
http://www.asahi.com/column/aic/Thu/d_univ/20010503.html

会員の老齢化は顕著です。日本社会そのものの老齢化の現われでもありましょうが、それが若手研究者の
入会の減少からきていることもまた確かです。それはおそらく、大学や研究機関での若手のpolitical
economy研究者の減少の反映でありましょう。これは見過ごすことのできない事態です。

『年報』第38集は2001年9月25日に発行された。発行部数1430部,うち会員配布分および保管分は1030部(発送985部),
青木書店買い上げ分は400部(定価2800円,消費税を除く)。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspe/news03.html


青木書店が買い上げているというのがすごい。時代遅れのマルクスにかぶれた爺さんたちが宣伝も兼ねて
朝日と手を結んだというのが見え見え。