■■【情報】今できる反戦アクション2【交換】■■

このエントリーをはてなブックマークに追加
827電波小僧 ◆lNKJ6FBE
>>778
私は今回のイラク戦争については容認の立場を取っていますが、米国・イラク
双方が情報のコントロールをしようとしている事には、注意を喚起しておきます。

例えば、米軍に制圧されたイラクの地方都市で住民が米兵を歓迎しフセインの看板
を外している報道がありました。あの地方都市はイラクとクウェートの国境にある
都市です。住民にはクウェートに親戚がいる人も多く、住民感情はクウェート寄り
です。あの映像がヤラセだとは思いませんが、そういう特殊な住民感情の都市での
映像だという点は留意する必要があります。イラクの外に出た人達のインタピュー
についても同様です。イラクの外に出ざるを得なかった人達の見解が反フセインで
ある事は至極当然でしょう。イラク国内いる人達のインタビューが北朝鮮のそれと
同様、全く信用出来ないものである事は言うまでもありません。

マスコミの報道からイラク国民の真の望みを知る事は容易ではありません。
イラク国内緒民族の構成、各民族のフセインに対する反乱の規模、フセインの粛清
の規模、政府中枢へのフセインの親族の浸透度、フセイン親族間での抗争、etc
等々の情報を勘案して判断を下す必要があります。

私は北朝鮮に関する事項の分析に自由時間を取られいますのでイラク問題に関する
詳細な情報の収集・分析はおこなっていません。ですが、ざっとしたラフな調査で
もイラク国民の過半数が米国の空爆を待ちわびていたであろう事は推察できます。

イラク国民は自分達ではフセインを倒す事ができませんでした。その為、フセイン
体制の打倒に米国が乗り出した事は歓迎しているようです。ですがフセイン打倒後
の体制については米国に介入される事なく自分達で作りたいと思っているようです。
これがまた100を越えるといわれる反フセイン組織の思惑がそれぞれ違っていて
戦後の体制がスムーズに確立されるのかが心配されます。本心でイラク国民の幸福
を願っているのならば、戦後の体制をどうするべきかを議論すべきでしょう。