────ブラクラ・ジャックの理────

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66ブラクラ・ジャック
>>59 >>63キボンヌさん
じゃぁ、その系統から何作か。
高村薫、「リヴィエラを撃て」を読んだのだったら、「マークスの山」
お薦めします。「リヴィエラ」よりも文章がこなれてきてるから読みやすいですよ。
高村の最高傑作だと思います。あと「レディ・ジョーカー」ちょっと長いけど。
短編だと「地を這う虫」もいいですよ。
岡嶋二人読んだんだ。「99%の誘拐」、「クラインの壷」、「そして扉が閉ざされた」
とか好きですね。
井上夢人だったら「ダレカガナカニイル・・・」かな。
船戸与一は冒険小説系。「猛き箱船」、一人の上昇志向の強い若者が憧れを抱いていた男に
裏切られて愛する人も失い、「悪霊」と化していく姿がスゴイよ。この「悪霊」は比喩だからね。
桐野夏生は「OUT」かな。やっぱり「柔らかな頬」はあんまり面白いとは思わなかった。
真保裕一だったら「ホワイトアウト」「奪取」なんかがお薦め。
あと、宮部みゆきの「火車」「理由」なんかどうですかね。
長文ゴメソ!!

                               憂