52 :
まきひと ◆3XGnrNJSJE :
――ハイヤー、俺が女だったら、お前の苦しみを取り除いてやるのに……
「また、アイツの夢で……」
『自己板コテ』まきひとは、夢精でドロドロになった下着を洗濯に出した。 最早、日課となっている。
毎朝、相方のハイヤーの夢を見ては、夢精の日々だ……。
「畜生、俺は、どうしちまったんだ……」
そう呟き、仕度を終え自己紹介板固定アカデミーへと向かうまきひと。
「まきひと^^」
2人で体育倉庫から用具を探している最中、ハイヤーが、いつものノリでまきひとを強く抱き締めて来る。
(ああ……!!)
いつもは抑制するのだが、何故かこの日は限界だった。
「ハイヤー!!」
まきひとは鍵を閉め、ハイヤーを押し倒した。