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「ハイヤー(←ここは本名だぞ念のため)は友達がたくさんいて良かったね」
今年の盆に実家に行った時、うたた寝していたオレのお袋の寝言である。
オレは思わず涙をこぼしたよ。
なぜなら今のオレには友達と呼べる奴なんて一人もいないから…
お袋から見たオレはどんな風に映っているのだろう?
もしかしたら…そんなオレの現状に薄々感づいているのかも知れない。
そしてきっと夢の中ではそれが自分の思いすごしだったと思ったんだ…
そう思ったら申し訳ない気持ちでいっぱいになって泣いたよオレは。
泣き顔なんて見られたくないからオレはその場を離れる。
多くの虐められっ子は親には自分が置かれている状況を言わないが…
それはこんな気持ちからなんだろうな。
つまらないプライドと申し訳なさが自分の心を締めつける…
そんな時がありませんか?^^;