【脇臭】林檎に拡声器【ウザ打ち】

917 名前：上沢晴雄 ◆zoro.aikUs [sage] 投稿日：2012/07/03(火) 13:34:43.67 ID:asgpQVF/0 ?2BP(9000)
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彼は新宿生活中、周りの親切なアドバイスを邪険にし、スロットで食う道を選んだ。「東京はスゴいさね」彼の口癖だ。10万円負ければ次の日に10万円勝つ。カニやアンキモを食べたいたその顔が記憶に新しい。
そんな最中、事件が起きた。マン喫利用中に財布の中身約40万円という全財産を盗まれる
選択肢の無い彼は悩み、泣き、狂い、答えを出した。

「　盗　ん　だ　ヤ　ツ　が　悪　い　さ　ね　！」

黒ぶーと化し、タワーレコードなどの10ヶ所によるDVD販売店でDVDの万引きを働いたのである。転売で得た金で食費、寝床、趣味のモンキーターンを打つという黄金時代であった
「もう馬鹿な事はやめろ」
「ふん。金を盗むヤツが悪いさね」
彼を制止するのは不可能と判断した。

彼の中で張りつめていた緊張の糸が音をたてて切れた

夜な夜な、ハンドバッグの内側をアルミホイルで覆う。セーファーという特殊防犯装置を回避する事が可能らしい。
「倖田來未は簡単に取れて、高く売れるさねv(´･ω･`)v」
これは彼の黄金時代が生んだ名言だ。
○○円回収したさねv(´･ω･`)vと日常的に語る

(俺にはもう何も出来ない、、、ぶーを変えてしまったのは、、、時代だ、、、。)

しかしそんな生活も長くは続かず、店員によるマークを感じつつもﾆﾝﾃﾝﾄﾞｰDSのソフト4つ盗んで店を後にする。「おい！」との呼びかけに200mほどの逃走を試みるも、あえなく御用。そう、彼の黄金時代は幕を閉じたのだ。

空白の20日、略式裁判で窃盗罪に処された

保釈金20万円を親に出してもらうがこの両親の対面は10年の長い月日の出会いであった。居場所の悪いぶーは出稼ぎで逃げるように実家をあとにする
29歳、その目には何が見えるのか。誰にもわからない