葉っぱらぱっぱ ガッチャリー ◆0904X78822
【7:46】ガッチャリーからの着信で起床。「家の前にいるぞな」等とほざいてやがる。おかげで寝起きが悪い。
【8:02】朝食で使った油の容器にガッチャリーが入ってた。気にせず捨てた。今まで気がつかなかった事に腹が立つ。
【8:36】出勤。ダルい。家を出るときに電話が鳴る。うるせぇガッチャリーだ。
【9:07】車で走っていると、後ろからガッチャリーがダッシュで追いかけてくる。アクセル全開で振り切る。あくびが出た。
【9:30】デスクに向かっている。下を見るとガッチャリーがオレの足をつかんでいる。ふりほどき蹴りをいれる。大人しくなった。
【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、ガッチャリーが落ちてきて目があった。この緑色が。
【12:24】交差点を歩いてて、すれ違う時にガッチャリーが「よくわかったぞなね」と言ってきた。黙れガッチャリー。
【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「ガッチャリーぞな〜…ブチッ…ツーツーツー」
【16:12】外回りをしているとマスクをしたガッチャリーが声をかけてきた。「わたしきれいぞな?」右ストレートを入れる。うずくまったまま動こうとしない。こっちは急いでるんだよ。
【17:30】公衆便所に行くとガッチャリーが落ちている。「わたしガッチャリぞなー。呪われているぞな」うるせぇ黙れ。
【20:32】車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけのガッチャリーがついてきている。急ブレーキをかけてバンパーにぶつける。もう着いて来ないようだ。
【21:25】帰宅、着信記録が49件。またガッチャリーか。
【21:42】ベッドの下にガッチャリーがいたのでボコって追い出した。大の男が泣くな。
【22:10】ガッチャリーからの電話に出る。「わたしガッチャリーぞな、今あなたの後ろにいるぞな」後ろは壁だ。
【23:34】着信がしつこく鳴り響く。電話線を抜いた。
【0:12】就寝。今日一日でかなり疲れた。
【2:40】急に目が覚める。金縛りのようだ。天然パーマのガッチャリーが天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめている。だが睡魔には勝てない。