がんばるぞぉ
2 :
higher:2009/07/11(土) 14:43:02 ID:h/3xHQhg0
これからこのスレでつくるから ^^
気が向いたら出させてやるからな!
「クックックッ」
「なあ」
「本当はおまえも俺が好きなんだろ?」
「遠慮はいらねぇぜ兄弟」
「あのくそ生意気な雌豚どもにわからせてやろうじゃないか」
「俺たちの恐ろしさをよ」
6 :
LO:E≧12/1.0MHz ◆FF2GMvw6TA :2009/07/11(土) 15:36:47 ID:kBwG+aoJO
これは興味深い!(*∀*)
>>1さん!面白そうですね!アドベンチャー系ゲームですか!?
・椿(つばき)
ハイヤーの妹
・レイ
ハイヤーとは腐れ縁。
微妙な関係。
・芽衣(めい)
ハイヤーの近所の女の子。
近頃百姓と付き合いだした。
「あれ、ハイヤーは・・・?」
何時ものように親友のハイヤーとゲームをしようと尋ねたまきひと。
「あ、い・・・今、ちょっと留守なんだ・・・」
そう答える椿・・・
「そ、そ、そうなんだ・・・じゃあ、椿・・・二人でしよっか?」
この二人は、お互い異性として意識し合ってるのだが、
中々『親友の妹』『兄の親友』と言う関係を超えられないでいた・・・。
>>8 そして対戦ゲームをする二人・・・。
「お前本当に下手糞だなー・・・・」
まきひとが二人っきりの照れ隠しの為に、軽口を叩く。
「うるさいなー!!」
そんな時だった
あ・・・ピト・・・
手と手が触れ合う・・・
「ご、ご、ごめん・・・」
赤面して謝るまきひと・・・
「いや・・・いいんだよ・・・まきひとなら、別の所を触れても・・・」
そう言って来る椿・・・
>>10 !?
「えっ・・・」
耳を疑うまきひと・・・
「まきひとぉ・・・椿、何時もまきひとの事想って下半身弄ってるんだよ・・・?」
それは、信じられない発言だった・・・
何故なら自分も、何時も妄想の中で大事な親友の妹を汚していたからだ・・・。
>>11 ハイヤーの帰宅は遅くなると前もって聞いていた・・・
そして彼も、理性が吹っ飛んだ・・・
「椿っ!!」
押し倒すまきひと・・・
「はぁっはぁっ・・・」
>>12 貪る様に舐め回すまきひと・・・。
「ん・・・あぁ・・・」
これは晒しあげするべきでしょうお父さん^^
>>13 しかし、寸前の所で戸惑うまきひと・・・
「どうしたの? なんで挿れないの・・・椿の事、嫌い?」
彼女もまた戸惑い、まきひとに尋ねる・・・
>>15 「違うんだ・・・」
そう答えるまきひと・・・
「じゃあなんで? 兄貴が怖いから? やっぱり兄貴の延長でしか椿の事見てくれないの?」
椿が悲しそうにそう尋ねる。
「いや、今欲望のままお前とエッチィ事をする・・・それは簡単だ、だけど・・・」
少し言葉を濁した後・・・、
>>16 「だけど、今の俺じゃお前に相応しくないから・・・だから、お前に相応しい奴になったら、抱かせてくれ・・・」
まきひとはそう言って椿を抱きしめた・・・
「まきひと、そんなに椿の事想ってくれてたんだ、大事にしてくれてたんだ・・・」
二人は、この日、心でSEXをした・・・
自己紹介板民でエロゲー@ ウィキ - トップページ
http://www15.atwiki.jp/introero/pages/1.html これは良い企画なので本気で作りましょう。
叩き台が
>>4-5で終わってるのは謎ですけど、例えば、
エロゲーには欠かせない選択肢。
・A
・B
を、各ページに作ってリンクすれば、擬似的ですけど、エロゲーが出来ます。
後は・・・イラスト描ける奴と、
SSもどきが書ける奴が数人
『見てるだけの奴』が本気出してくれれば、形にできるよ(大きく振りかぶって風)。
WikiのTOP絵描いてる人上手じゃないか
この人がキャラ原画担当するの?
>>WikiのTOP絵描いてる人上手じゃないか この人がキャラ原画担当するの?
凄いボケですね・・・。
そうです、その人にイラスト担当して貰える様、今交渉中です。
って、創作発表板からわざわざ来て下さったんですか???
向こうもありがとうございました・・・。直前にタマネギ切ったのとは関係無く、涙が出て来ました・・・。
つか、自己板でエロゲーした事ある奴って少ないと思うから勘違いされてるかも知れない、
「単なる性欲処理の道具だろ?^^;」って・・・
違うんだよ。
くっだらない(性欲処理の観点で見たらくだらなくないよ)アダルトビデオとかと一緒にしないでくれ・・・。
例えば、アニメーションあるだろ???
スポンサーの八割は玩具メーカーと食品メーカーです。
アニメの視聴率の中で、子供が占める比重が大きいからだね。
玩具の場合は子供が直接購買層に繋がるし、食品メーカーにとっても子供達はお菓子を買ってくれる貴重なお客様だからです。
だからロボット物ではどうしてもその『スポンサーのメカニック』を出さなきゃいけないんですよね。
口の悪い批評家達はそんなロボット物を「単なる30分のコマーシャルにすぎない」と言います・・・。
だけど実際には『ロボットを出す』という条件さえ満たせば、
好きなように表現出来るから子供達へのメッセージを送ろうとしているスタッフは一杯います。
世間にはそういう熱意は中々伝わらないけど・・・。
エロゲーもそれと一緒で、
『エッチをする』って条件さえ満たせば表現出来るんだよ。
僕は何度エロゲーで感涙したか解らないし、女性ユーザーも決して少なくは無いんです。
解ったなら高見の見物してないでとっとと投下しろよゴミが。
「漏れ・・・どうしちゃったんだろ・・・」
イテ殺、彼女は悩んでいた・・・
・・・兄の様に慕っていた特厨非FAN・・・
彼の事を思うと、
下半身が濡れて来るのだ・・・
「漏れ、病気なのかな・・・」
>>24 そこで、同じく兄の様に慕っているまきひとに相談する事にした・・・。
多分彼ならこういうことに詳しいだろうと、
直感でそう判断した・・・。
>>25 「!? えっ・・・今なんて?」
まきひとは我が耳を疑い、再度確認した。
「だからね…ひーふぁんの事考えると、下半身が濡れて来るの、ジンジンするの・・・漏れ、病気なの?」
『天然』だとは思っていたが、まさかここまでとは・・・
まきひとは戸惑った・・・
>>26 それと同時に、嫉妬心が湧き上がって来た・・・。
「(なんで特厨非なんだよ…なんで俺じゃないんだよ…)」
と…。
>>27 「イテ、それは病気なんだよ・・・治療しないと駄目なんだよ・・・」
と、まきひとは言った。
「そうなの? じゃあ、どうしたらいいの・・・?」
イテ殺が恐る恐る尋ねて来る。
「俺の棒で、イテ殺が濡れてる所に注射しないと・・・」
>>28 そして、言葉巧みにイテ殺を騙し、イテ殺を脱がせたまきひと…
少し、いや、かなり怖がっているイテ殺・・・
スレで強気な彼女が嘘の様だ・・・
可愛い
抱きしめたい
特厨非には譲りたくない・・・
>>29 そして、色んな段階を終え・・・
いよいよ、挿入の段階に・・・。
「イテ、いくよ・・・?」
そう尋ねるまきひと・・・
「ぅん・・・怖いけど、怖いけど、病気を治す為だから、仕方ないよね・・・」
イテ殺は泣いている・・・
>>30 泣き出しているイテをみて思った・・・
俺はなんて馬鹿なんだ・・・
こんな事しないと
コイツと一つになれないなんて・・・
いや、こうやって騙して一つになっても・・・
心では一つになれない・・・
そして、差を付けたつもりになっても、
アイツとは、何時も心で一つなんだ・・・
>>31 そして、しばしの沈黙・・・
「どうしたの? 挿れないの? まきひとの注射器を漏れのここに挿れないと、治らないんでしょ?」
イテが聞いて来る。
「いや、イテ・・・もう、お前の病気は治ったよ・・・」
「そうなの?」
>>32 少し言葉を濁した後・・・、
「うん・・・だけどもし、また、病気かな? と思ったら、次は、特厨非FANに相談して見てくれ・・・」
まきひとは少し複雑そうに、そう言った・・・
「うん? 解ったよ・・・」
多分 近い内に 特厨非とイテは、心でも 身体でも
一つになるだろう・・・
俺にそんな相手は永遠(とわ)に現れないだろうが・・・
だから せめて・・・
34 :
まきひと ◆sZjCgDQbhQ :2009/07/21(火) 17:49:31 ID:hTj84h4p0 BE:307267946-PLT(12001)
物語はそれぞれ独立してる事にしましょう。
>>6でセイジくんが『終わり時』作ってくれたクソスレだったのに、
無駄スレにしちゃってごめんね・・・^^;
けど、どうせなら思いっきり無駄スレにしませんか???
勿論、僕は自己板の皆さんのゴルゴ13並にハードボイルド気取ってるのが大好きですけど、
1564034134302043回に一度ぐらいはハードボイルド辞めて、
思いっきり無駄な事、馬鹿な事しません・・・?
しませんね・・・。
まきひと君を見つけた
めざし「ε≡(*>ω)ノノギャプー:飛びかかる」
まきひと君「よっ:上手くかわした」
めざし「(´・ω・`)」
37 :
はじめまして名無しさん:2009/07/21(火) 22:53:58 ID:PLxv8J3P0
商業じゃないのにエロゲにしなきゃならない理由も無い
さらに駄文しかかけないのに他人の手を煩わせてゲームつくろうなんて考えずに
自分で絵の練習するか、新都社あたりでWeb小説でも書いてればいいのに
こんな板違いの場所でやってるしほんとうにしょうも無い
こんなスレ宣伝すんなカス
同人誌で漫画出そうとしたら、
商業じゃなきゃ漫画にする意味が無いというのかい、お前は。
エロゲーが漫画の位置にまで辿り着いてるなんて勘違いは流石に出来ないけど、
同人エロゲなんて腐る程あるだろうが???
後板違いでは無いでしょ別に。
>>1がどんな意図で立てたのかは知らないけど、
『自己紹介板に立った以上』は『自己紹介板エロゲ』って事でしょ。
もしくは
>>1は「エロゲを作るって自己紹介馴れ合いがしたかったんです^^」なのかも知れないしね。
『駄文の定義』は解らないけど、
何かしたら駄文って事がバレル、何もしなきゃ駄文って事バレナイ、でいいんでね???
今や本職の人も普通に2ch閲覧してる事実なんて次々と発覚してるから「才能ある奴は2chなんかにいない」なんて間抜けな事は言えないけど・・・ね。
『駄文』でも『駄観客』と『駄ROM』は多少なりともこのスレ開いて見るだろうし、
別にいいんじゃないですか。
良文求めてる良観客と良ロムは然るべき対象に求めるだろうし、ね。
『この程度のスレ』に書き込む程度の奴と、この程度のスレ開く奴、見る奴ですから。
需要と供給は常時成立するんですよ。
何しろ書き手が
>>1一人のオナニースレだったとしても、許される板だしね、自己板だから。
つーか『エロゲーっぽいもの』とでも表現すればいいんですか?
・・・今年の『皆既日食』一緒に見ようね・・・
『自己紹介@2ch掲示板』で出会った女コテと、そう約束した。
勿論、サシオフして皆既日食を見る・・・。
良い男女が、それだけで終わる筈は無いと思っていた・・・
>>40 何度妄想しただろうか・・・。
写メで、電話で感じた彼女の材料で・・・。
妄想の中で、俺は何度も彼女を犯して来た…。
感じて来た…。
彼女の乳房は、ふっくらいい形をしている。
俺は、だんだんあそこがたってくるのを感じた・・・。
彼女は全裸になった。俺はもう我慢できなくて、急いで脱いだ・・・。
途端に、彼女が俺の性器を舐め始めた・・・。
>>41 と言った妄想や・・・、
余りの刺激に彼女の口から悲鳴が出る…。
俺はとろけるような彼女のオメコを突きまくった・・・。
突く度にグチョグチョと音が鳴り、汁が溢れて来る。
彼女は言葉を失ったのか、グッと歯を食い縛って耐えていたが、
俺が容赦なくピストンを繰り返していると、再び痙攣した・・・。
かく言う俺も、射精しそうになっていたし、さすがにこれ以上せめると彼女がおかしくなるかと思って、動きを止めペニスと彼女が落ち着くまで接吻をした・・・。
正上位で体を密着させたまま接吻をすると、何か幸せな気持ちになる・・・。
二人とも汗だくで、体を合わせると汗がぬるぬるした・・・。
>>42 だけど
俺がこんな風に
彼女と愛し合う事は 無かった・・・。
何故なら
彼女は
死んだからだ・・・
>>43 二人で見る筈だった皆既日食、一人で見ている・・・。
身体では一つになれなかったけど、
心には何時も彼女がいる・・・
多分僕は、
この先、何回、何人の女性を抱いたとしても、心では抱けないんだろう。
心で抱けるのは・・・、
共に、この日、皆既日食を一緒に見た彼女だけなんだろう・・・
時事ネタからませてきたよこのバカ
ちょっと長編投下します。
メモ調に書いてから全て投下するのは俺の流儀に反する、
その時のリアルタイムな自分に書かせないと意味が無い(って言っても過去小説サイトに投下した作品をエロ風にするだけですが・・・)
今日一日では終わらないので、
二日、三日に分けると思います。
他の人が見てるのに投下し難くなったら本当にすいません・・・気にせず投下してくださいね??? もしくは蓄積クソスレ扱いで、
>>1に何かあるなら気にせずしてくださいね???
他の人が見てるのに投下出来ないのは僕がいるからですよね、本当にすいません。
他の人が見てるのに投下出来ないのは半年ロム中、書き手の免許取得教習中だからでしょうか(でも他のスレには書き込んでますよね)、本当にすいません。
[これ以上 何を失えば 心は許されるの? どれほどの痛みならば もう一度君に逢える
one more time 季節よ 移らないで・・・one more time ふざけあった時間よ・・・]
ラジオからは今話題のヒット曲、『One more time, One more chance』が流れている。
僕も、ラジオから流れる曲に合わせて口ずさむ。
「いつでも探しているよ どこかに君の姿を・・・明け方の・・・」
急に、僕の目から涙が込み上げて来た。
この歌を、『僕』が『君』の為に作ったこの歌が、
今、多くの人に感動を与えて勇気を与えているよ・・・
『君』も、何処かでこの歌、聴いててくれるのかな・・・
「この歌を聴く度に蘇る・・・君との、確かに存在した、君との時間が
何処かに探してしまう 君の姿を 存在するはずも無いのに・・・」
>>47 もう、嫌だ・・・
生きているのが・・・
楽しくない。
嬉しくない。
悲しみしか生まないこの世界にいる意味なんて無い。
※
>>47の後タイトル表示。 『タイトル画面』を絵師さんに依頼しました。
>>48 思えば僕は何曲作っただろうか・・・
オーディションに行っては落とされ、路上で歌っては嘲笑れ、
『ミュージシャン』を目指してた夢も、情熱も、いつからか消え失せた。
極め付けが、
『自己紹介@2ch掲示板』で出会って恋に落ちた女コテに振られた事だ・・・。
もう『ワンモアチャンス』も無い・・・。
僕は、この世界にさよならをする・・・。
>>50 それは真夏の暑い夜だった・・・。
今居るここは、星の見えない東京の一番美しい景色が見える場所・・・。
『あてつけ』と言う訳では無いのだが・・・
僕は、彼女が住む町『桜木町(さくらぎちょう)』を見渡せる場所を、
自殺場所に選んだ・・・。
空の光が全て地上に降りてきたんじゃないかと思うほど東京の街は美しい。
愚かな人間たちが築き上げてきたものが、今、ひとつの光となって見える。
>>51 世界が消えればいいと思った、全身死ねばいいと思った。
けど・・・『それを思っている自分』が死ねば簡単に解決すると思った。
だから、僕はこの世界にさよならをする・・・。
靴を脱いで、遺書なんて無い・・・。
いや、振り返って見れば、僕にはこの世界に残せる物なんて何にも無い・・・。
>>52 覚悟を決めた時、ふと脳裏を過ぎる。
『走馬灯』のように人々の顔が浮かぶほど、僕は人を愛せていたのだろうか・・・?
答えを教えてくれる人は居ない。
答えを知っていなきゃいけない僕自身がわからないんだ。
そんなこと・・・わかるはずもない。
人生で最後のジャンプは僕に躊躇を与えた。
と、同時にそれを上回る勇気をもくれた。
>>53 一瞬の無重力の後、重力の手の平はすぐさま僕の足を掴み、凄まじい勢いで僕を地上へと誘った。
夜の闇が僕の体を包み、目の前を眩しい光の群れが乱れ、飛び交う。
不思議と気持ちは穏やかだった。
僕の体を撫でては消えていく風は、僕の悲しみ、苦しみ、憤りを全て洗い流してくれるように感じ、心地良かった・・・。
「ああ、気持ち・・・いい・・・」
これが僕の、この世界に残した最後の言葉だった。
次第に視界は白くぼやけてきて、そして、真っ白に染まった・・・
>>54 --僕は 死んだのか?
意識が、僕の体から離れない。
なぜ?
指が動く。痛みはない。冷たい地面の感触。
「(・・・生きてる・・・?)」
恐る恐る、目を開けてみる。
白くぼやけた視界の向こうに見えるものが僕の記憶の断片にあるものを思い出させる。
「これは・・・雪・・・?」
雪・・・それは、確かに雪だった。
僕の記憶が確かならば、さっきまで僕が飛び降りた町、
『桜木町(さくらぎちょう)』に雪は降っていなかったはず。
>>55 それ以前に、終わりかけとはいえ季節は夏だ。
おかしい。
・・・夢・・・なのか?
>>56 いや、違う・・・夢にしてはリアル過ぎる質感・・・。
雪が、思い出すよりも先に、その冷たさを僕の肌に感じさせてくれる。
そう、これは間違いなくリアルだ。
髪の毛に積もった雪を振り払いながら、薄い雪のじゅうたんの上に僕は立ち上がる。
辺りを見渡すとそこには、見知らぬ街、見知らぬ人々。
みんな、僕が倒れていた事なんかには関心が無いようだ。
人々はみな、何処か、魂を抜かれたような・・・そんな印象を受ける。
機械の様に、淡々と歩いている。
まるで『書き込みもROMも機械で成立されてる自己紹介@2ch掲示板』が具現化した様だ・・・。
>>57 立ち止まっていると、肌寒さが僕を包む・・・。
当然のように着ている半袖を恨めしく思いながら、とりあえず僕は歩き出す・・・。
-- どこに向かえばいい?
>>58 あてのない見知らぬ世界に放り出されて強く感じる。
さっきまで死に向かっていた僕の、肉体的に精神的に、なんという希薄なことか。
まるでなにをしていいのやら、まったくわからない。
>>59 死人に近い僕の思考は、ゾンビのように群集に交じりただ歩くことだけを遂行していた。
この世界からどうやって出ようかなんて、不思議なことにどうでもよかった。
いくつものビルを越え、前にいる人々を雪よけに使いながら、三つ目に差し掛かった交差点で、気まぐれに僕は角を曲がった。
待ってましたといわんばかりに、雪が僕の体に戯れる。
その状況を少しうとましく思いながら、人通りの少ない道を目的も無く、また歩き出す。
率直な感想、何もない。
何もないから、何も感じない。何も感じなくていい。
奇妙なこの感覚に、心地良さすら感じる。
何も考えなくていいというのは、なんと楽なことだろう・・・。
>>60 殺風景から殺風景へと、裏切りなく移りゆく景色の中にデジャヴにも似た、
懐かしい記憶をくすぐる映像が僕の眼に飛び込んできた。
「公園・・・?」
決して広くはないが、子供が駆け回るには十分な広さ。
公園にはジャングルジムに、シーソー、ブランコ、鉄棒があった・・・
ブランコに目を戻す。
※少女の一枚絵表示(依頼)
>>61 かすかに揺れるブランコに、白いワンピースを着た少女が一人、
存在感なさげに、しかし無人の公園にしっかりとした違和感を与えつつ座っていた。
・・・半袖。
>>62 この寒空の下、半袖という選択ミスをしていたその少女に僕は妙な親近感を覚えていた。
真っ白い空の下、一人佇むその少女の表情は、
どこか切なく寂しげで、『美しさ』とは違った形容し難い魅力を感じるには十分すぎる程だった。
僕は、気がつけばその少女に見とれていた。
ざっ、ざっ、と公園の砂を踏みしめる音がやけに鮮明に僕の頭の中に入り込んでくる。
気付けば、僕と少女の距離、約三メートル。
>>63 「・・・・・・」
じっ。
少女が僕を見ていた。
「あ・・・」
わずかな動揺が僕の意識を取り戻す。
少女は僕を見ている。
僕と少女は目が合ったまま。
耐え切れない沈黙に僕は思わず口を開く・・・。
>>64 「あっ、あのっ・・・き、君、かっ可愛いね!」
言った瞬間に後悔した。
「(あぁ、もっと他に言葉はあっただろうに・・・)」
・・・・・・。
季節が通り過ぎたかと思うほどの長い一瞬。
少女は--。
「あはっ」
笑った・・・。
66 :
はじめまして名無しさん:2009/07/25(土) 20:55:02 ID:nkJc4HJTP
はい
まっきーガンバって^^
駄文書くんじゃなくゲーム作れよ
・・・自己紹介@2ch掲示板・・・
「たまらない、この感覚・・・」
一時期は私は病気なのだろうか?と不安になったのだが、
どうやらこの病気を患っているのは私だけでは無いらしいから安心した。
この板のみんなが感染しているらしい・・・。
スレを視る・・・
決して関わらない、関われないともいう・・・
そして、私と同じ様に、決して関われないを、まるで母からの教えの様に徹底して、
スレを視姦してる者がいる・・・
「ぁあ・・・」
そんなことを想像しつつ、自分で自分の下半身を「クチュクチュ」と弄る・・・
同じ様に、同じスレを視姦し、『関わってる者』を嘲笑い、
下半身を弄ってる人がいる・・・
おかしくなる・・・
ペニスでも、玩具でも、味わえなかった感覚・・・イケなかった感覚・・・
もっと、
もっと楽しませてね
決して関われない 私達を もっと
もっと
・ゲームタイトル:自己紹介板視姦日記 二日目(一日目の行動により分岐とかしたら面白いかも?エロ『ゲー』っぽくね)
たまらないわ、まきひと ◆sZjCgDQbhQ……
この子は、他の『機械書き手』とは違う……この板で唯一『見る価値』がある。
そして本人も、確実に私達に『視姦されていること』を自覚している。
和姦…そう、だから…これは一種の『和姦』なのよ……
私たちが下半身をビショビショ濡らしてアナタを視姦し感じ、
アナタはアナタで私達の視線に『気付かないフリ』をしけどやっぱり気付き私達の視線で感じている…
無駄よ そんな風に挑発しても 無駄よ
私達は『関わる事』より『視る事』でしか快感が得られないんだから(※)……
(※……『何故』自己紹介板のクズどもが『視てるのに決して関わ“れ”ないのか』のトラウマの伏線、フラグ、後に回収予定)
これ以上のエクスタシーが何処で手に入るのかしら……?
「だってそうでしょ……???」
アナタだって 解ってるでしょ?
私達が『視姦と言う名の自己紹介』をして
アナタが 決して関われない私達に『視姦されてる事を自覚』して
『自己紹介』をして・・・これ以上の『馴れ合い』が何処にあるのかしら???
もっと 感じさせてね
感じ さ せ て ね
※三日目に続く(後、何時でも『視姦を辞める(=お前等ゴミクズ蛆虫害虫がこのスレに書き込む)』を選べばゲームオーバーに出来ます)
>>65 少女がこぼした白い歯は、不思議と僕の心を穏やかにした。
「それって、ナンパのつもり?」
大きな瞳で見つめながら少女は僕に問いかける。
少女の言葉に僕は眉を細めた。
「な、なんぱ…… ?ナンパ……になっちゃうんだろうね……」
ナンパというものを知らずにナンパをしてしまったような僕の態度に、
少女はまた笑った。
>>71 「変な人……。」
「そうだね……」
短い会話。
僕の独り善がりな勝手な思い込みかもしれないが、
その小さなやり取りで僕は少女とほんの少しだけ……通じ合えた気がした。
>>72 「となり、いい? …ブランコ。」
僕は少女に、希望にも似た問いを投げかけた。
少女は隣のブランコをちらりと見てから、視線を僕に戻して微笑んだ。
「どうぞ。公共のブランコですから。」
『公共』という言葉に少しだけ違和感を覚えながら、僕はブランコに腰掛ける。
少女の横顔を覗いてみた。
僕の視線に気付いて少女はこちらを見た。
その一瞬が、素直にうれしかった。
>>73 「ねぇ、名前はなんていうの?」
夢見心地に浸っている最中、少女が僕に尋ねてきた。
※主人公の名前入力画面
「あ……僕は……。 君は、なんて言うの?」
『僕』は自分の名前を教えた後に、少女の名前を聞きだそうとした。
「……くん」
少女は僕の名前に『君』を付けて噛み締めるようにつぶやいた。
>>74 「よ、呼び捨てで良いよ……」
「うん。分かった。」
「き、君は……?」
再度、僕は少女に尋ねる。
「私は……。」
少女は自分の名前と、その由来まで教えてくれた。
「……良い名前だね。」
「ありがとう。」
ぎこちない『自己紹介』は、静かに終わりを迎えた。
どうでもいいけど、一行書いたら一行空けるのって
自己紹介板じゃそういう決まりになってるの?
あと1レスが三行だったりもっと多かったりして統一性ないのもはっきり言ってヘン
なんか個人的な思い入れだかがあるみたいだけど、文章投下すんのならメモ帳なりに書ききってから分割して投下しなよ
でないと時間を置いて書いて投下なんて形態だと前後に齟齬が出きて統一された文章にならないと思う
もう一回言うけど、はっきり言ってヘン
自分の文章を書く能力が低い、もしくは無いという自覚があるのなら、ムリに書き散らすよりも
プロの書く文章を読んで、それを模写するところからやり直した方がいいと思う
はっきり言って小学生の作文さえ比較にならない。もちろん貴方の文章の方が酷すぎてという意味で
にちゃんやら投稿サイトに投稿しているようだけど、これは投稿云々以前のレベルだと思うよ
余計な提案なんだけどまきひとくんさ
今書いてるそれ君の好きなようにラストまで書いてくれない?
そしたら手本になるように文章再構築させてもらうよ
手間だけど仕方ない、見るに耐えないからね君の文章
悪いけど76さんに同意でヘン
物書きとしてなら君のプライドは傷つくだろうけど
見栄やプライドは全て捨てて自分は物書きにも達してないって自覚しないと今の段階止まり
このまま自分の思い入れがあるであろう作品から目を背けて放置で逃げてチンケなプライドを守るか
ラストまで書いて自分の作品が私の手によって全く別の質の高い作品にされる屈辱をバネに伸びるか
好きなほう選んでいいんですよ
スルーされたからって他の板にまで感想くれって泣きついて放置はあまりにも無関心だと思うがね
スルーされてやめるぐらいなら最初から書くな
アナタに物書きを名乗る資格はないよ
アナタに物を作る資格はないよ
物書きの条件は自分が書く物をスルーしないことだ
自分が書いた物から目を背けてスルーするアナタに物書きを名乗ってほしくない
もう一回言うけど、スルーされてやめるぐらいなら最初から書くな
スルーされても黙って真面目にやってる人だっているんだよ
アナタみたいな自称物書きに面白半分に踏みにじられたらたまらないんです
79 :
はじめまして名無しさん:2009/08/01(土) 02:29:31 ID:zPSW3bmL0
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ NHKです、集金に来ました。ドアを開けてください ┃
┃ | │ 〈 ! ┃
┃ | |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾll ,'⌒ヽ ┃
┃ /⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! ┃
┃ ! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |... .┃
┃ | | /ヽ! | |ヽ i ! ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
>>75 僕は空を見上げる。不思議だ。
さっきまで死のうとしていたのがまるで嘘だったかのように、今は心が躍っている。
こんな気持ちは、長らく忘れていたものだ。
「ねぇ、……」
「ん?」
「死にたいって思ったこと、ある?」
ドクン。
心臓が跳ねた。
僕の心を読まれたような錯覚に陥った。
「どうして……?」
「ん、なんとなく……。」
衝撃的な質問。だけど、僕はその質問に答えたいと思った。
>>80 「死にたいと思ったこと……あるよ。さっきまで死のうとしてた、いや、死に向かってた。
死んだと思ったけど、気付いたらこの世界にいたんだ」
「この、世界……?」
疑惑の視線を僕に向ける……。
「信じられないかもしれないけど、僕はこの世界の人間じゃないんだ……」
「ふーん・・・」
正直、おかしいと思われるかもしれないと思った。
けど、彼女の反応は意外にも落ち着いたものだった…。
「驚かないんだね、変な奴だと思っちゃったかな……?」
「ううん?別に。」
「そう……ははっ、実際は凄い事になってるんだろうね。何かの物語みたいだ……。」
>>81 それから、僕は自身に起こった出来事を話し続けた……。
ミュージシャンを目指していたが上手く行かない現実……。
気がつけばいい年になっていたのに不安定な生活……。
そして、自己紹介@2ch掲示板で出会った女コテに振られ、全てに絶望し、夢を諦め自殺を決意した事……
彼女は黙って僕の話を聞いてくれた。
「君は、死にたいと思ったこと……あるの?」
話のキリが付いたところで僕は彼女に話を振ってみた。
「私は……うん……ある……よ。」
「そっか……」
少しの間をおいてみたが、彼女は詳細を話そうとはせず、僕もそれ以上聞くことはしなかった。
その後はとりとめもなく、僕と彼女はお互いのことを話し始めた。
>>82 時間が流れ、僕と彼女はベンチで寄り添うように座っていた。
この寒空に似合わない半袖を笑いながら、僕達はお互いの距離を徐々に縮めていった。
「さ、寒いね……」
「うん……。」
質問されたことに答えるだけ。ただそれだけでも僕の心は満ち足りていた。
「寒い、ね……。」
きゅっ。
「あ……!?」
不意に、彼女が僕の手を握って来た。
それは、突然のことだった。
僕はその手を握り返した。
心臓のドキドキが、止まらない……。
>>83 で、この後『心と身体を求め合う』為に『エロパート』に入りたいんですけど、
ぶっちゃけ、求め合うまでの過程、エッチの描写が出来ません……。
この『求め合った時間(エッチ)パート』は数日続きます……。
とりあえず、このヒロインは貧乳設定なので、
『パイズリ』以外の好きなエッチプレイをプレイヤーの『選択』で行える事にしましょう。
そのプレイ内容は、その後の物語には、関係無いです。
んで、エッチパートで毎回『後戯』で『重要会話』が挿入されます。
>>83 ・後戯パート1 の会話
なんともいえない甘酸っぱさが、僕を包み込むのが分かる……。
彼女がはにかんで笑っている。
この一瞬は、きっと僕の中で永遠に輝くだろう。
そう直感が感じさせてくれた。
だが、そこで僕は発見してしまったんだ。
彼女の手首に、リストカットの跡があることを・・・。
>>85 ・後戯パート2 の会話
心の傷に触れるより、楽しく話をしていたい。
偽らざる素直な僕の気持ち。
そっと、見てしまった事実を吹っ切るように僕は彼女の手を引いて立ち上がった。
街へと歩き始めた二人の白い息は空に舞い上がっては消えていく。
彼女の手を握る僕の手の力は自然と強くなっていった。
>>86 ・後戯パート3 の会話
そして、『決意』は、突然僕の胸にやってくる。
「僕、決めたよ……!」
僕は叫んだ。
「どうしたの、急に……?」
僕の右肩の少し下から、彼女が上目遣いで尋ねてくる。
「僕は……作詞をして、思いっきり歌を歌う!!」
僕はそう豪語した。
「なんで……?」
彼女はキョトンとした表情でそう尋ねる……。
「だって、死んでたかもしれないのにこんな世界に迷い込んで、 君と出会って……求め合って……それだけでもすごいと思うんだ、歌になるよ!
僕は絶対曲を作るよ!よーし、やるぞぉ!」
忘れていた『歌』への熱き思いが蘇った・・・。
僕が突然発した熱量を、彼女はそっと微笑んで見守ってくれた。
「おめでとう、頑張ってね。」
嬉しい激励の言葉。
ただ、彼女の笑顔がわずかながら寂しさをはらんでいたと感じたのは、 僕の気のせいだろうか・・・。
>>87 ・後戯パート4 の会話
それから僕達は語り合った……。
何故だろう、出会ったばかりなのに彼女には何でも話せる……。
親にも話せなかった事、いや、話そうとした所で聞いて貰えなかった事も彼女は聞いてくれる。
彼女は以外と強気で『我侭』な部分を持っている事も分かり、 それがなおさら愛しくさせた・・・。
基本的に大人しい性格だが、食い違う時には絶対に譲らない芯の強さも持っていた。
僕は気が付けば彼女に魅了されていた。
>>87 ・後戯パート4 の会話
それから僕達は語り合った……。
何故だろう、出会ったばかりなのに彼女には何でも話せる……。
親にも話せなかった事、いや、話そうとした所で聞いて貰えなかった事も彼女は聞いてくれる。
彼女は以外と強気で『我侭』な部分を持っている事も分かり、 それがなおさら愛しくさせた・・・。
基本的に大人しい性格だが、食い違う時には絶対に譲らない芯の強さも持っていた。
僕は気が付けば彼女に魅了されていた。
出会ったばかりの彼女の事がたった数日触れ合っただけで、本気で好きになってしまった……。
メールを何千回、電話を数百回、オフを数回した、あの女コテとも通じ合えなかったのに……。
今思った、寂しさ紛らわすだけなら、誰でも良かったんだ……。
「君じゃなきゃ駄目だ」とか「君を愛してるとか」そんな言葉に陶酔してただけで、
実際には、彼女と愛し合っても、心は愛し合えなかった、心は満たされなかった……。
自分を誤魔化せなかった……。
だけど、だけど、この子とは……。
>>89 ・後戯パート ラ ス ト
何時ものように、身体と心を求め合う二人、なのだが、彼女の様子が何時もとは違う……。
そして、終わる……。
「じゃあねっ!」
「あ……!」
僕の言葉を待たずに、彼女は人通りの少なくなった大通りの向こうへと走っていった。
彼女の後ろ姿が消える前に、僕はどうしても、確認しておきたいことがあった。
「……待ってくれ……!!!」
僕は彼女の名前を叫んだ……。
彼女は離れた位置で止まり、くるりとこちらに振り返った……。
「また……また、会えるよね!?」
それだけが聞きたかった。
早く答えが聞きたかった。
彼女の唇が動いた。
―もう、会えない……
>>90 予想に反して、確かに聞こえた、拒絶の声……。
「どうし……」
言葉を返そうとした瞬間、僕の周りの空間がぐにゃり、と歪んだ。
「なにっ……!?」
僕の体がふわふわと風船のように軽くなり、意識が泥を投げつけられたかのように不鮮明になる。
「落ち着いて聞いて……」
マーブリングのような世界の向こう側から、彼女が僕に話しかけてくる。
「私も、あなたと…同じ…」
「(どういう……こと?)」
「私も嫌なことがあって自殺しようとしていたの。でも、でも……気付いたらこの世界にいた……」
「僕と、同じ……?」
「そうよ。私はこの世界に暮らし始めて気付いたの。この世界は、絶望の行き着く先だって……」
「(……)」
「絶望のこの世界で、あなたは希望を持ってしまった。そんなあなたの存在は、この世界では不自然な現象なの……。
この世界は矛盾を許さない……ほら、もうこの世界はあなたを否定し始めてる……」
>>91 「ちょっと待ってよ!せっかく会えたのに……そんなのってないよ!」
「もっと、自然な形で出会えたらよかったのにっ……」
「自然だとか不自然だとか、じゃあ僕と君が出会ったこの事実は何だ!?
僕と君が存在してるのに、触れ合ったのにっ!」
「ありがとう……楽しかった……」
彼女の頬を一筋の涙が伝っていった。
「なんで過去形なんだっ!君も、君も僕と一緒に行こうよおっ!!!!」
……ブツン。
彼女の答えを聞く前に、僕に繋がる音声が遮断された。
歪んでぐにゃぐにゃになった空間の向こう側で、最後に彼女の唇が示したもの……
それは『う』の母音と『い』の母音だった。
『好き』にも見えたし、『無理』にも見えた。
>>92 「(突然……すぎるよ……!!)」
僕にはもう、答えはわからない。
体の感覚がなくなっていく……。
僕は、君の事が……君の事が……。
そして僕の意識は……オフになった。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
>>93 ・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。
・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。
・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。
--声が聞こえる。
「大丈夫か……?」
「おいっ……」
わずかな視界の隙間から、大勢の人が見える。
ぼやけた意識が加速度的に鮮明になるに従い、僕は理解する。
ここは、僕の元いた世界なのだと。唇をなめると鉄の味がした。
「生きてるぞぉっ!」
ワアアアア。
雄たけびにも似た歓声が辺りを包む。僕は体を起こし、ゆっくりと立ち上がった。
幸い、怪我はないようだ。
「あの高さから落ちて、よく……」
誰かがポツリと言った。
そうだった。僕は死のうとしていたんだった……。
僕の今のこの状態を、陳腐な言葉で表現するならば『奇跡』なのだろう。
『奇跡』……今の僕にとっては虚しい現象でしかない……。
当然、彼女はいない。僕は自分の手を見た。
『奇跡』なんて今すぐ君に会えなきゃ無意味なのに……。
そこにはまだ、あの温もりが残っていた。
それが、切ないくらい僕の胸を締め上げる……。
「うっ……うぁっ……ぐっ……! ひぐぁっ……」
だから僕は、嗚咽をもらして泣き始めた。
>>94 --数ヵ月後。
冬の訪れ。
僕は曲を作っている。
窓の外には雪が降っている。
僕は外へ飛び出した。
あの時を想わせる雪は、この醜い世界にも降る。
雪に君を重ねて、君が舞い降りてくれる気がして僕は天に両手を伸ばした。
手の平に、君を想わせる白い雪が舞い落ちた。
しかし、それはすぐに溶けてなくなった。
僕に、胸の痛みだけを残して--。
あの時、僕は物質的な君を求めていた。
けれど、君はいない。
えっと、
>>95の直前に、
この『エロゲー』最大の山場の、『One more time,One more chance(ワンモアタイムワンモアチャンス)作成パート』に入ります。
・これ以上何を失えば 心は許されるの どれ程の痛みならば もういちど君に会える
・くいちがう時はいつも 僕が先に折れたね わがままな性格が なおさら愛しくさせた
・願いがもしも叶うなら 今すぐ君のもとへ できないことは もうなにもない
・寂しさ紛らすだけなら 誰でもいいはずなのに 星が落ちそうな夜だから 自分をいつわれない
・奇跡がもしも起こるなら 今すぐ君に見せたい 新しい朝 これからの僕 言えなかった「好き」という言葉も
>>96 えっと……
これ。
五階層になってますよね???
で、プレイヤーが選ぶ『選択肢』は毎回強制的にその一つなんですけど、
それをプレイヤーに五回させるんです。
要するに単なる『お涙頂戴演出』ですね。
で、その際に『絵を表示』させるかどうかなんですが、、
最後の『言えなかった好きと言う言葉』の箇所は、
当然彼女からの最後の言葉が反映されてる訳で、
下手に絵とか表示させなくても、お涙頂戴出来るのかも知れない……。
>>95 今、君は僕の中で精神的な希望となっている……。
僕は何時でも、何処かに君の姿を探してしまう。
君の欠片を、君の姿を、君の笑顔を……。
何処かに君がいる筈も無い事は分かってるのに、解ってるのに……。
絶望に身を任せていれば、ずっと君と一緒にいれたのかもしれない。
けれど、君と出会って感じたことが、僕の希望になってしまった。
今になって、ふと思うんだ……。
『君』という存在は本当は存在していなかった、嘘ではないのかと……。
いや、嘘であってはいけない。嘘なんかではない。
なぜなら創作に必要な想像力のまるで乏しかった僕が、ここまでこんなにスラスラと、
君という存在、君と過ごした事実を歌にして書き綴っているのだから、
嘘なんかではないんだ……。
>>98 漠然とした闇に恐怖し、理由なく絶望に身を投げた僕……。
それに対して彼女……。
まだ僕の脳裏に焼きついている、リストカットの跡……。
君の心の傷は計り知れない……。
どれ程の痛みだったのか……。
僕も君と同じ痛みならば、味わえば、もう一度君に会えるのだろうか……。
けど、今でも僕は信じている。
希望……いや、『願い』と言うべきか。
君が寂しくなって、僕を好きになって、いつの日か君が、僕を追ってこの世界に来てくれるのではないかと……。
僕は最近思うんだ、『奇跡』って物がもしも起こるなら、願いがもしも叶うなら、
今すぐ君に見せたいと……希望に満ちた新しい朝が来る事を、これからの僕は君だけを守り続ける為に頑張る所を。
そして……そして……
あの時言えなかった『好き』という言葉を君に伝えたい……。
>>99 虚しい幻想に身を任せて、死ぬまで君を待とうと心に決めた僕は、
哀れな男なのかもしれない……。
けれど今、僕は君以上に大切なものを見つけ出せないでいる……。
もしも命が繰り返すならば 何度も君のもとへ行きたい……
欲しいものなど もう何もない。
君のほかに大切なものなど、何も……。
こうして僕は、ひとつの曲を完成させた。
この歌が、君の元へと、届きますように……。
ーーー One more time,One more chance ーーー
でエンディングです、キャストの紹介、スタッフロール(ここではモノクロで、過去の二人の絵を表示させたい……)。
当然『One more time,One more chance』が流れます。
【 One more time,One more chance 】
http://www.youtube.com/watch?v=kyvXfWhkqpQ これ以上何を失えば 心は許されるの どれ程の痛みならば もういちど君に会える
One more time 季節よ うつろわないで One more time ふざけ合った時間よ
くいちがう時はいつも 僕が先に折れたね わがままな性格が なおさら愛しくさせた
One more chance 記憶に足を取られて One more chance 次の場所を選べない
いつでも捜しているよ どっかに君の姿を 向かいのホーム 路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに 願いがもしも叶うなら 今すぐ君のもとへ
できないことは もうなにもない すべてかけて抱きしめてみせるよ
寂しさ紛らすだけなら 誰でもいいはずなのに
星が落ちそうな夜だから 自分をいつわれない
One more time 季節よ うつろわないで One more time ふざけあった時間よ
いつでも捜しているよ どっかに君の姿を 交差点でも 夢の中でも
こんなとこにいるはずもなのに 奇跡がもしも起こるなら 今すぐ君に見せたい
新しい朝 これからの僕 言えなかった「好き」という言葉も
じゃあ遠慮なく
・エロゲにする必要があったのか? 描写できないってあんたw
・失恋した女とやらが説明不足、いっそ入れないでよかったんでは
・セカイ系を目指したんだろうがそれにしても描写不足
・主人公は山崎まさよしなの? 歌をからめる意味も不明
こんなモノで感情移入はできないしお涙はあげられないけど
文章的には前半よりはよくなってるんじゃね