ゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴ

めざし・・・
ゴルゴはめざしが嫌いなんじゃないんだめざしが嫌いなんだ・・・

あれはゴルゴの小１の誕生日のことだった
ささやかな誕生会でめざしが出たんだ
初めてめざしを食べたゴルゴはその美味さに感動してさ
んで一週間後に
ゴ「ママ〜ボクまためざしが食べたい！」
マ「ゴルゴごめんね・・・家、貧乏だから・・誕生日ぐらいしか買えないの・・」
ゴ「・・・・」

それからゴルゴは毎日毎日めざしが食べたくて、学校が終わると釣りに行った
雨の日も雪の日も釣りに行った・・・大好きなめざしが食べたくて・・・
でもどーしてもめざしが釣れなかった
泣きならがら釣り糸を垂れる毎日だった・・・・
「ママーボクめざしが食べたい＞＜。」と

そして歳月は流れ中学に入学して２学期の理科の時間
先生はこーいったんだ
「めざしは鰯の稚魚を干したものです」

そーめざしは長野の川では釣ることは不可能だと知ってしまったんだ
それ以来ゴルゴはめざしが嫌いになったんだよ・・

だから嫌いなのはめざしじゃなくてめざしなんだ