僕が行殺だよ

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582特厨非FAN ◆AntiT24WoA
>>580 前書いたやつ。前編。

イテ姫「こら、葵。いったい何度言ったら分かるの。朝お湯を沸かすのを忘れないでっていったじゃない!」
葵女中「も、申し訳ありません姫様・・・。つ、つい、寝坊してしまいまして」
イテ姫「またおね坊? あなた、昨日も遅く起きて来たじゃない。皆が朝御飯食べられないじゃないの!」
葵女中「ぐすん、ごめんなさい・・・。明日こそは頑張ります」
イテ姫「まったく、女中としての自覚があるのかしらね! だいたい、いつも夜遅くまで何やってんの。どうせまた男追い掛け回してるんでしょ。」
葵女中「そ、そんな滅相もない・・・。信じて下さい、姫様」
イテ姫「いいえ、聞く耳は持たないわ! あなたに色目を使われたって、城の兵士達から何度も聞いているのよ!」
葵女中「そ、それは、誤解です。あたしが、兵士の誘いを断ったら、からかわれて、あることないこと、腹いせ言いふらしているんです。」
イテ姫「嘘おっしゃい! あなたの顔に嘘ツキと書いてあるわよ! 罰として、今日の庭の草刈はあなた一人でおやりなさい」
葵女中「そ・・・そんな・・・」
イテ姫「これだけじゃ甘いかしらね。仏の顔も三度までよ。そうだ、騎士帝、特厨非ファン、入りなさい」
非「はい、何でしょう」
イテ姫「申し訳ないのだけど、あなたに損な役回りを押し付けるわ。」
非「滅相も無い。姫様のためなら、例え火の中、水の中、懐の中までも」
イテ姫「そう、言い答えね。では、今から漏れの言うことをよく聞きなさい。」
非「はっ」
イテ姫「いい? 葵が仕事をサボらないか見張りなさい。少しでも怠慢があったら、お尻百叩きの刑にしなさい」
非「はっ 承知いたしました」
イテ姫「それから、この女は色仕掛けで誘惑してくるから、あなたも気をつけること。浮気は許さないわよ!」
非「ははは、ご心配なく。騎士帝は姫だけの騎士でございます」
イテ姫「いい心がけね。」
葵「姫様、騎士帝様、今日だけはご勘弁を・・・。」
イテ姫「うるさい!」
非「はっはっは。今日も姫の圧勝だなw」