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「学校のトイレ」 2年3組 ハイヤー
ぼくは学校のトイレでうんこしたくありません。なぜかというと昨日ぼくが
うんこしに行ったら同じクラスのりぉ君にからかわれたからです。
ぼくは「お前はうんこ絶対にしないのかよ」と言ったらりぉ君はむずかしい
言葉をいっぱいならべてドッヂボールしに校庭に行っちゃいました。ぼくは
りぉ君が何を言ってるのかぜんぜんわかりませんでした。
次の日同じクラスのまきひと君がうんこの部屋に入ってくのを見つけました。
キッド君にそのことを話すとキッド君は「やっちまうべダンカン」と言いました。
キッド君は用具入れからバケツをとりだしたので、ぼくはそれに水をいっぱい
入れました。トイレに行くとまきひと君はまだうんこの部屋にいました。
まきひと君に見つからないようにそっとちかくにいって、上からおもいっきり
バケツの水をかけました。
まきひと君は泣きながら「おまえらおぼえとけよ、おぼえとけよ」と言って
ました。でもぼくもキッド君もしばらくしたらわすれちゃうだろうなと思いました。
これでまきひと君の心があらわれてすこしでもきれいになったらいいなと思い
ました。
今日はいいことをしたと思って帰ろうとしたらぼくとキッド君は先生によびだされ
ました。きっとまきひと君が先生に言いつけたんだと思いました。
先生がぼくに「おまえはなぜそんなことをしたんだ」ときいてきました。ぼくは
「キッド君がやれっていうからやりました」とこたえました。すると先生は
「じゃあおまえはキッドがしねって言ったらしぬのか」と言いました。
ぼくは「なぜそうなる?」と思いました。