真紅OBHNと下僕達の複雑怪奇な相関図 134系統

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984くじら17号 ◆Ji7OOOaoyY
>>974
808 名前:名無し三等兵 投稿日:04/12/30 15:05:05 ID:???
1944年、アルデンヌの森に今まで見たことの無い、
異様な姿をしたナチスの大型機の編隊が現われた。
プロペラはついていなかった。
しかし噂に聞くメッサーシュミットの新型ではないらしい。

我が方はP-51と対空砲火で応戦したが、
一機たりとも撃墜できる様子が無い。
ナチスの新型機は大きな機体で驚異の運動性を見せつけながら、
恐ろしい破壊力で次々とP-51を一撃で木っ端みじんにし、追い払って行った。
あの破壊力なら爆撃機もひとたまりも無いだろう、
恐ろしい迎撃機が現われたなと、我々は空を眺めていた。

突然砲声が響き、
ドイツ軍の大規模な攻撃が始まったとの知らせが入った。
我々は準備を始めていた。
空を見ると、ナチスの新型の数機が地上にいる我々の方目指して
飛んできたようだ。偵察か?機銃掃射か?

その時我々は、あれは戦闘機ではなかったということをまだ知らなかった。

15分後、我々は文字通り全滅していた。