【vip】帝とさなのBoy Meets Girl【ヌクモリティ】
それからジョンは何度も、15実況に貫かれた。彼の魂は既に、快楽の虜になっていた。
ヒナの体はジョンの魂を柔軟に受け入れた。そして15実況のペニスすらも。
彼−彼女の体は汗とも体液ともつかない液体にまみれ、秘部からも液体が溢れ出ている。
ジョンは荒い息をつきながら、それを当たり前のように受け入れていた。男の体では感じられなかった快感と、男のそれを愛しいと思う心を。
そして力果てたように、15実況と共に眠りに落ちていった−
ちくり。
かすかな胸の痛みに、彼は目を覚ました。どの程度眠っていたのかわからない。部屋には時計もない。カーテンの隙間から差し込む眩しい光で、夜ではないことを認識する。
だが彼にとって、それは重要ではなかった。今はただ、快楽を貪りたかった。痛みのことなど、すぐに忘れた。未だ隣で眠る15実況の体を愛しくさする。
男の体は自分がよく知っている。彼は15実況のそれを手に収めた。今はただ、それが欲しくて仕方がなかった。
ちくり。
まただ。彼は行為を邪魔されたことに苛立ちを覚え、自分の胸をさする。決して大きくはないが形の良い胸。その外面には異常がない。
ちくり。
痛みは肉体的な異常ではない。
ちくりちくり。
肉体的な痛みではない。心の痛みだ。ジョンはそう気づいた。
「なんだよ…」
ジョンはその痛みに苛立ち、目を閉じた。
「−!」
女の顔が、彼の閉じた瞼にはっきりと写った。涙を流し、何かを訴える目。彼には、その女が囚われているような気がした。
そして何より、その女の顔には見覚えがあった。
ヒナだった。