マキの宿帳_〆:32頁目:雪花の月16日
・Sahaさまご宿泊
昨夜の差入れをとても喜んでいただけたようだ。歓喜に震える
Sahaさまはとてもエネルギッシュで楽しそうであった。
・テリィさまご宿泊
いつぞやに庭に落ちていたような物体を拾ってこられた。
私自身、最近は謎の物体を見ても驚かなくなったのは、
時の流れとも言うべきことなのだろうか。
・悪の大魔王さまご宿泊
頬を童女のように染めて、廊下を走って行かれた。あの魔王さまにも
可愛らしいところがおありになるようだ。果たして何をあれほど
恥ずかしがっていらっしゃったのだろう。
●今日の夕食
水炊き、アマエピ、五分粥、ミツリンゴ
追記:鉛筆がどうにも具合が悪く、宿帳を書くことすらままならない。
そして、サジューを見かけたら即、庭小人に食べさせることにした。