【行殺16】恋とキノコとマシンガン

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216行殺 ◆KINOKO.5cU
わかってらっしゃる人なら、あれを見てまず真っ先にみのぴよ側にこそ感情移入するものであるべきなのだ。
わかってねぇ連中は、
こんなイカレタもの書いて喜んでるような奴は既知外であり、ほっとくと何しでかすかわからない犯罪予備軍であるので、ぶっころすべきだ!
という、自分らはあくまで正義であり、正義であるからにはぶち殺す権利があるのであるという、
そう硬く信じて微塵も疑わない。
つまり、「あんな残酷な絵を描く既知外」を「攻撃する」という方向性にしか心が動かないそういう連中こそ、
もしもみのぴよが実在したなら、喜んで殺しまくって快感を得ることに何の罪悪感も抱かず殺して殺して殺しまくるタイプなのだ!
なぜって、だって、あれを見て「これを書いた奴を攻撃してやる」っていう、そういう方向性なのだよ、
つまり、殺す側、いぢめる側にしか共感できてないというわけだよ!
最初、むしろ俺にとっちゃそっちのほうが不思議だったくらいだよ。
誰一人、何にも悪いことしてないのに一方的にぶっころされるみのぴよの側に感情移入してる奴が見当たらないだなんて!
そして、あんなの一目見りゃ、書いてる本人=本田透大先生だって、どちらの視点に立ってモノ観てんのかなんて、すぐにわかりそうなもんなのに!!!