どうやらそのようだね。暑い中ご苦労様です。
僅かな希望の下に早起きしてみたら。会えてしまった。
ねぇ、僕がまだ読んでいるとは思わなかったの?
そんなの知っちゃったら僕は…じっとしてはいられないよ?
君は友達だろう? おそらくは。
君が代わりに僕にとどめを刺してくれてもいいんじゃないのかい?
べつに僕だって根っからの悪じゃない。…はず。話だって通じるほうだ。…たぶん。
度胸はないけど決して良心のかけらもない人間ではないんだよ? …思い込みかな?
そうでもなければ、僕は、卒業するその時まであの子を追い続けてしまうよ。
たとえそれが消えかけた灯火であっても。その火が完全に消えない限りは。
持てる全ての情熱をあの子に捧げるよ? どんなに不器用でも。
呆れるほど毎朝のように告白するかもしれないよ? ありそうにない話だけど。
どこでもこんな風に気ままに話せたらいいのに…。