【栗東】(゚Д゚)Polident?2【美浦】

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ワイにも短い学生生活はあった。その中で自分から告白した事が1回だけある。
その娘のことは小学生の時も好きで、好きという事がばれてメッチャ恥ずかしい思いをしたことがある。
どっちかと言うと、おとなしいほうの娘だった。厨2の時に一緒のクラスで席が近くの時よく喋ってた。
告白したのは忘れもしない、あれは厨3、7月の火曜日だった。
その日は朝から緊張しまくって登校中も周りのやつらの声などほとんど上の空だった。
唯一、「振られる」の言葉だけに敏感に反応していた記憶が甦ってくる。
その日の休み時間、その女の子を別の女に呼び出してもらった。
そして「ずっと好きだったんで、付き合ってほしい。」って告白した。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・他に好きな人がいるんで・・・・。。。」
告白に関して、何故かは分からんが自信はあった。その娘は頭がよかったので、頭が悪かったワイは
夏休みにその娘と一緒に勉強して、この娘と一緒の高校に行って
楽しい高校生活を送りたいとか脳内妄想してたような。
現実はそうはいかなかった。ワイは隣りの市の工業高校に進学。
その娘は地元の公立高校に進学して、中学卒業後6年以上会った事はなかった。
当然会話もしたことはない。つーか厨3でクラスが別々なって以来話をしたことがなかった。
告白をOKされて、それからいろんな話がしたかった。
今日近くのジャスコに買い物に行った。(イオンカードを持ってると毎月19・20は5%引きなのだ。)
食料とマイナスイオンドライヤーを買う予定だったが、その商品を買った後
なんとなく化粧品売り場に行った。そこで600円のブリーチを買おうとした。
なんてことはない、ただ普通に買い物しただけだ。店員にそのブリーチを渡し、金を払った。
ある異変に気づいたのはその時だ。その店員の顔に見覚えがあった。
名札を見ると・・・・・。間違いなかった。声も思い出の甦る懐かしい声だった。
ワイ) 「あれ、○○さん?」
店員) 「えっ、○○君?なんかそんな感じがしたけど・・・。なんか変わった。」
ワイ) 「うおっ、そうそう。中学ん時おんなじクラスやった。ずっと○○(地元の名前)におるん?」
店員) 「うん。ずっとここにおる。就職も○○(別の市の名前)やし、これからもおる。」
ワイ) 「えっ?大学とか行かんかったの?」
店員) 「いや、行ってるよ。来年から就職する。」 
ワイ) 「ほんじゃあ今はバイトか・・・。頑張ってな。」
店員) 「うん、ありがとう。」

振られた後は廊下ですれ違うのも嫌だった。その娘のいるクラスにはあまり行かないようにもなった。
ふられた時点で、もう喋ることはないと思った。喋りかける勇気は当時のワイには無かった。
あの時、どんなに時間があっても喋りかける事ができなかったのに、今日はホンマ自然に話せた。
時間が経ったからからなのかなぁ。なんでふられた後、その娘を避けるようにしたんだろう。
告白したあの日からもう7年。時間が経つのは早い。その娘は綺麗になっていた。
何故か分からないけど、泣きそうになった。
彼女は来年4月から新たな人生を歩み始める。ワイはもう新たな人生を歩み始めている。
彼女はこれからホントの意味で社会に出て行き、頑張っていくんだろう。
ワイもホンマに頑張っていこうって思った。
いや、実際忘れられない人っているでしょ?
まあこんなこと本人以外はフーンって感じかもしれんけどさ。
懐かしいあの日でも思い出してクレヨン。