ある日ひとりぼっちの
>>1に
手紙が届きますた・・・
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1の常識はずれな書き込みの原因は主に思春期にみられる若年性精神
病によるもので、残念ながら未だ確固たる治療法が確立しておらぬま
ま今日に至っております。
この病気の恐ろしいところはその影響が日常生活にまで及ぶところに
あります。このひと月あまりの我々の調査では、1の場合、幻聴によ
る精神かく乱、奇行を繰り返す、家庭では自分の部屋に引き篭もり他
人との意思の疎通を避けたがる、無機質なものへの異常な執着、とい
ったような症状が観察されました。
そのことを1の担当医と相談した結果、現状からは一般社会での生活
は困難である、との判断から明日をもって我々の所属する大学病院へ
収容する手はずが整いました。勿論、1が現在通っている高等学校や
1の両親とも話し合いが済んでおり、滞りなく収容することができる
と思いますのでご心配には及びません。
このスレッドをご覧の皆様へは、我々の注意不足から非常に不愉快な
思いをさせてしまったことと存じます。ご迷惑をお掛けし、本当に申
し訳ございませんでした。
なお先ほど申しましたように1は明日から一般社会から隔離された生
活する事になっておりますゆえ、このスレッドへのレスポンスは不要
です。どなたか削除依頼を出していただければ幸甚です。それでは失
礼いたします。
「1が立てた! 1が立てた!」
少女の歓喜の声がアルプスの山中にこだました。
遠くから眺めていた家庭教師のロッテンマイヤさんも1の傍へと駆けつけた。
「もう一生、ペンを持つことは無理でしょう」
そう医者に宣告されてからというもの、すっかりふさぎこんでしまった1。
その1の指先が今動いている! 動いてキーを打っている!
これはアルプスの雄大な自然の恵みか?
それとも少女の無垢な友情が呼んだ奇跡か?
「もういいだろう・・・」
スタッフの一人がつぶやいた。
1がなぜこのようなスレを立てたのかを探るべく
はるばるアルプス山脈までやってきた我々一行であったが、
目の前で起こった奇跡に比べれば、もはやどうでもいい問題だ。
羊飼いのペーターからお土産に貰った山羊のチーズを手に
我々は帰途へと就いたのだった。
sageニモマケズ
嵐ニモマケズ
逝キニモブラクラニモマケヌ
丈夫ナ筐体ヲモチ
欲ハナク
決シテ煽ラズ
イツモシズカニ藁ッテヰル
一日ニコンビニ弁当ト
菓子ト少シノペプシヲ飲ミ
アラユルコトヲ
マニュアルモヨマズニ
ソレナリニセッテイシ
ソシテリカイセズ
秋葉原ノマップト九十九ノ蔭ノ
小サナ露天ノ小店ニヰテ
東ニ病気ノ厨房アレバ
逝ッテ罵倒シテヤリ
西ニツカレタネヲむぎ茶アレバ
逝ッテソノバスノ列ヲ追ヒ
南ニ沈ミソウナスレッドアレバ
逝ッテタマニハアゲテクレトイヒ
北ニタスケテヤマルチポストガアレバ
ツマラナイカラ放置プレイトイヒ
レスガツカナイトキハナミダヲナガシ
テレホタイムニハレイギシラズヲタタキ
ミンナニハイドウゾトヨバレ
サゲラレモセズ
あぼーんモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタクハナイ