「ヅプツー集合!パート2」by(゚ж゚)モグラ@ホノボノ板

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内田家の生活 そのニ『長男として』

今日も修ことジェニファーは店に向かう
ジェニファー「今日は曇りか…スッキリしない天気ね…あ、(゚Д゚)ゴルァ!!そこのガキ!!見てんじゃねえ!!
        見せもんじゃねえんだよ!!散れ!!今すぐ消えないとその使えねえポコチンに叩き割るぞ!!」
子供「ガクガクブルブル、ジョージョンジョロー」
ジェニファーの睨みと叫びは子供を放心させる力があるらしい、子供は白目を剥いて失禁している。
ジェニファー「あ、電車に後れちゃう、いっそげー。」
ジェニファーは走って駅に向かった、駅ではいつも視線が集まる、ジェニファーは自分の女装に余り自信を持っておらず、
じろじろ見られるのを非常に嫌っている。しかし、実際は美人だと思ってジェニファーこと修を見ているものが大半であった。
ジェニファー「ううう…見られてる…。オカマがそんなに珍しいのかよ…。」
そんなこんなでお店に着いた、そこでジェニファーは驚愕の事実を知る事になるのであった。
そんな事は知らずジェニファーはいつもの通りジェニファーはユミと雑談をしている。
ジェニファー「あ、ユミおはよう!!」
ユミ「あ、ジェニファー、今日も早いね〜」
ジェニファー「ねえユミ、私の女装ってそんなに変?ジロジロ見られるのもういやなんだけど…。」
ユミ「ばかねぇ、みんな余りにカワイイから見てんのよ。安心して。」
ジェニファー「そうかなぁ…」
ユミ「そうだって!!ジェニファー、ガンバレ!!」
そこに店長が入ってきた。
ジェニファー・ユミ「あ、店長。おはようございます!!」
店長「えーと、皆さんに悲しいお知らせがあります」
オカマ達「え!?」
店長「えーと、今日限りで店をたたみます。今までありがとうございました。それでは最後の…」
ジェニファー「ちょっと待って下さい!!いきなりそんな事言われても…。」
ユミ「そうよ!!一体なぜ店をたたむ必要があるの!!お店だってこんなに繁盛してるのに…。」
店長「私は明日旅に出る事に決めました、世界中を旅するのです。
   そして世界中の人々とお尻愛(お知り合い)になりたいのです」
ジェニファー「そんな事言われても困ります!!私たちの事も考えてくださいよ!!」
店長「君たちは君たち、私は私。これはもう決めた事だ。店はもう買い取り手がついている」
ジェニファー「そんな…。」
ユミ「そんな身勝手な」
ミドリ「あんた達はいいわよ!!性転換までした私はこれから先どうするのよ!!一度子宮まで植え付けられ
    たら現代科学では男に戻るのは至難の業なのよ!!お金だっていくらかかるか判ったもんじゃない…。」
2101年の科学では完全に女性になる事が可能であった。しかし一度女性になったのを男性にもどすのはまだ難しかったのであった。
店長「とにかく私は日本を出る、文句は受け付けない、んじゃ今日の稼ぎは全部あげるからね。私は仕度があるので…」
オカマ達「…。」
そしてオカマ達の最後の夜が終った。
ジェニファー「ふう、とにかくオツカレ…。」
ユミ「ジェニファーはこれからどうするの?私は実家の鏡作りを継ごうかと思ってるんだ…」
ジェニファー「わたしオカマやめようかと思ってるんだ…親父もかなり怒ってるしね。」
ユミ「ふ〜ん、もうこれで会えなくなっちゃうかもね…何か寂しいな。」
ミドリ「私店長について行っちゃおうかな〜?私って店長にすかれてるジャン?」
ユミ「いや、気のせいだろ」
ミドリ「ユミひどーい!!!」
ユミ「ゴメンゴメン」
ジェニファー「それじゃあ私…オレ男に戻るわ、まずは美容院…床屋にするかな」
ユミ「私はしばらく女でいようかな〜」
ミドリ「男に戻れる奴らはいいよな…。」
ユミ「なに怒ってんの?ミドリ今日生理?」
ミドリ「当りだよ!!あーなんで女はになっちまったんだろう…。」
ユミ「あ…あたっちゃった。」
修「それじゃあ二人ともバイバイ!!」
ユミ「バーイ」ミドリ「あばよ!!」
修の格好は元から男でも着るような服装だった、Tシャツにジーンズ、ブラはゴミ箱へ。
メイクも落として髪を切りに床屋へ向かった。
修「えーと、スポーツ刈りお願い!!」
床屋の親父「お、なんだ修じゃねえか!!久しぶりだな、おまえ男に戻るのか、親父さん喜ぶぞ〜
        でも結構可愛いかったんだけどな〜オジサンちょっと残念…ってか(笑)」
修「ヘンな冗談はよしてくれよ〜それよりバサっと切っちゃって。」
床屋の親父「はいはい、わかったよ。それにしても勿体無えなぁ。こんないい髪めったに無いぜ。」
修「いいから早くしろ!!」
床屋の親父「うー怖い怖い。わかりましたよ。」
修はばっさりと髪を切った、そしてそのまま家へ帰った…。
家に帰るともう朝の8時をまわっていた。
家に入ったその時直毅が飛び出して来た、
直毅「あれ?おねえ…お兄ちゃん!?男に戻ったの!?」
修「ああ、もうお兄ちゃんオカマやめたんだ。お店なくなっちゃってね」
直毅「お父さーん、お兄…ムグッ」
修「いいんだ、直毅。親父には俺から言う、お前はさっさと学校行って来い!!」
直毅「はーい、タッタッタ」
修は権蔵のいる居間へと向かった。
権蔵は男に戻った修を見て一瞬驚き、そして涙を流した。。。
修「ゴメンな、今まで心配かけて。」
権蔵「修…。」
…つづく