『気まぐれコラム』§1
≪自己紹介はどこまで?≫
ノード。身長186cm。体重106kg。28歳。A型。乙女座。
「自己紹介」ってどこまでだろうか?
やろうと思えばエンドレス。ここまでと思えばあっけない。
趣味はプロレス観戦。特技は吹奏楽(チュ−バ)。性格は・・・・・。
情報公開一歩手前で止まると先が知りたくなってくる。
人と人が出会う時、開口一番「仕事熱心ですねぇ」とはならない。
他者から紹介されるにしろ、自己紹介にしろ
「仕事熱心ですねぇ」という言葉に行きつくまでは
名前、年齢、職業、仕事内容、状況・・・・・。
と、ここまで引き出さないと判断できない。
現代社会にあって自己紹介は、どんなモノを媒体にしたとしても
そこに他社が存在する限り必要不可欠だろう。
自己紹介。では、果たして人間だけの特権なのだろうか?
{つづく}
イイ!!
『気まぐれコラム』§1
≪自己紹介はどこまで?≫ bQ
ある日、一匹のノラ犬に出会った。
多分、雑種であろう(風体からして・・・)その犬は
あろうことかこちらに近寄ると、踵を返し(返せるのか?)、
こちらに尻を向けるのだ。
「何てヤツだ・・・・。」そう思ったのは仕方の無いこと。
だが、相手はお犬様。「何者だ?」と言っても答えてはくれないだろう。
「〜と申します。よろしく。」と言われても怖い。
犬に自己紹介を求めるのは無謀なのだろうか?
否、こちらが人間様だからいただけないのだ。
犬にも性格はある。好き嫌いもあるだろう。
尻尾をフリフリ気さくな犬。
歯を剥き出して怒り出す犬。
全くこちらに無関心な犬。
人間相手にはこれが限度だが、確かに自己を紹介しているのだ。
「マーキング」という犬の習性がある。人間には分からない。
だがそこにもう一匹の見知らぬ犬がいるとする。
「ニオイ」という媒介を通して犬は他の犬の存在を知る。
前者の犬は「マーキング」という手段で自己を紹介しているのだ。
同種族の生物ならば、分かり合えると言う事だろう。
{つづく}
『気まぐれコラム』§1
≪自己紹介はどこまで?≫bR
生きている限り、自分以外の他者と全く接触を持たない人はいない。
自己紹介という行為は、それ自体、一人では出来ない。
相手がいなければ、成し得ない行為なのだ。
自分という人間をアピールするというエネルギーがそこに働く。
人間は犬以上に多くの自己紹介の媒体を持っている。
言葉。文字。映像。その他諸々・・・・。
しかし、いづれの手段にしても、それをさせるものは、
「自分を知ってもらいたいという願望」と
「他者を認識しておきたいという欲求」が
人間に自己紹介をさせるのである。
人と人との触れ合いが希薄になり、他者を理解しようとしない昨今。
自己紹介という「初めての対話」によって人は人とつながる。
相手を理解しよう。自分を理解してもらおう。
そのい行為によってのみ、初めて相手が何者かが認識できる。
先入観や偏見があっては、本当の理解は得られない。
自己紹介はどこまで自分を理解し、相手を理解するかが大切。
「初めての対話」にこそ、性別や人種を超えた「共感の輪」を
築きあげていける「鍵」があるのではないだろうか。
『気まぐれコラム』§1
≪自己紹介はどこまで?≫ 終わり
『気まぐれコラム』§1
≪人を知る=自分を知る≫
飛んだカップルもいたもんだ!
「翔んだカップル」ではない。
とにかくぶっ飛んでいるのだ。
ゲーセン(ゲームセンター)で男の方が堂々と彼女の乳を揉んでいた。
彼女の方もまんざら嫌がる気配はなし。
キスならわかる。俺もそんなに古い人間じゃない。キスならまだわかる。
{つづく}
6 :
モザイク健介 ◆ECWuq4Oo :01/10/13 23:42
発見〜
おれもノードがびっくりするぐらいのコラムをここに書くから、
その時は相当びっくりすると思うよ。
『気まぐれコラム』§1
≪人を知る=自分を知る≫ bQ
「動物だな・・・・。」
さめた眼差しと、あつい心臓を抱えながらそう思った。
いやぁ、なかなか出来るものではないなと・・・・・。
『他人の眼』というものを知らなさ過ぎる。
『他者に自己がどう映っているのか?』
このことを考えた事もないという人ははたしているのだろうか?
自分という存在は自分ではなかなか判断しづらい。
自分が「こうだ」と思っていても、そうではない場合が多々ある。
他者の眼を通して初めて自分を認識する事もある。
それくらい自分を知るという事はなかなか出来るものではないのだ。
前出の「飛んだカップル」も『他者の眼』に気付いていれば
行為を中断もしたのだろうが、いかんせん、お構いナシだった。
没頭していたからだろう。『眼中にない』とは正にこの事だろう。
{つづく}
『気まぐれコラム』§1
≪人を知る=自分を知る≫ bR
『他者に自己がどう映っているのか?』
という問いかけと同時に
『自分は他者をどう捉えているのか?』
ということも浮かんでくる。
『人のふり見て我がふり直せ』
という諺があるが、相手がいてこそ自分の振る舞いを認識できる事が多い。
よく、『会話の無い状態』というものがある。
喧嘩の後。
10年振りの再会。
初対面。
相手が話しかけるのを待っている状態。結構ある。
「なんで口をきかないのだろう?」と思っている時の事だ。
そんな時は相手も同じ事を考えている事が圧倒的に多い。
お互い機会を見計らっては機会を逸しているのだ。
同じように自分が嫌いな相手というものは
相手もこちらが気に食わないでいるというケースもある。
要するに、他人とは自分の鏡であるという事なのだ。
相手の嫌な部分が見えればそれが自分の嫌な所。
相手の良い部分が見えればそれが自分の良い所。
自分を客観的に判断したいのであれば、一番の近道は
仲間の状況を良く観察する事だ。
{つづく}
10 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/10/16 18:25
『気まぐれコラム』−閑話休題−
モデムが無くなった・・・・・・。
ある日突然・・・・・。
何故か?
それは・・・・・・・・。
{つづく}
密かに復活
12 :
ピクミン@仕掛人谷plus ◆RVR755vc :01/10/18 01:40
楽しみにしてるんで、マイペースで書いてくださいな。
『気まぐれコラム』−閑話休題−
駅のホームに置いてきてしまった・・・・・・・。
などというオチではない。
いろいろな荷物と一緒に
カミさんが持って行ってしまった。
これ以上は語るまい・・・・・。
3〜4日モデムを捜し歩いた。
「ハードオフ」という店のジャンクコーナーで
今まで使っていたものと同機種のモデムを見つけた。
モデム、電話線、ケーブル、異径ソケット・・・・。
込み込みで¥1000なり。
安い。安すぎる。
「電源が入らなかったりして・・・。」
接続をしながら不安に駆られる。
ピポパポペポッ。プープーッ。ピーヒョロロロッロロッ。ピピーロリロリッ。
「やった!!繋がった!!どうだ!やれば出来るんだ!!!」
PC歴1年。
「やれば出来る」事を学んだ今日この頃・・・・。
『気まぐれコラム』−閑話休題− {終わり}
『気まぐれコラム』§1
≪人を知る=自分を知る≫ bS
自分の事をあまりよく判っていない。
あ、これは俺(ノード)の事を言っている。
どなたかを誹謗している訳ではないので、御心配なく。
いつも他人の反応で自分がどう言う状況かを探っている。
結構、小心者の部類に入るであろう。
それ以外はあまり自分というものを理解していない様な気がする。
人を知ることで、自分を理解しようとしているのだ。
何故?
多分、『自分探し』をする事が、人と関る事だと思っているから。
だから、これからも人と関って生きていこう。
ネット上でも、現実社会でも、
そこに人がいるから、今日も『自分探し』をしていこう。
『気まぐれコラム』§1
≪人を知る=自分を知る≫ {終わり}
『気まぐれコラム』§1
≪自分が紹介される・・・≫
「こちらの大きい人がノードさん」
・・・・・・・・・・・。
誰かに紹介される場合は大抵、この前置詞がついてまわる。
何故か?
無理も無い。
身長186cmもあれば誰だってそう言うに決まっている。
ましてや、紹介してくれてる人間が164cmそこそこではなおさらだ。
紹介される時、または自己紹介にしても
身体的特徴は『視覚』と言う人間最大の情報源を刺激するので
非常に相手に憶えられやすい。
『身体がデカイ』というのは、一つの利点なのかもしれない。
ファーストインプレッションの良し悪しは兎も角(悪い場合が殆ど)、
一発で相手の記憶に自分を残せるという点では
この体格は非常に重宝しているのは間違い無いだろう。
{つづく}
16 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/10/20 17:14
『気まぐれコラム』§1
≪自分が紹介される・・・≫bQ
特に考えた事も無かったが、
身体的特徴の無い人はどう紹介されるのだろうか?
「こちらのごくごく普通の人が〜さんです」
とか言う奴はまずいないだろう。失礼の極みとも言える。
『憶えてもらう』のが紹介の基本的なコンセプトならば
どこかその人物のポジティブファクターを言ってあげなければならないだろう。
では、全く特徴の無い人はどう紹介されるのか?
ひとつは『視覚』に頼らない特徴があげられる。
優しい。気前がいい。頭がいい。さわやか。おっとりしている。
これらは全て『視覚』ではなく『感覚』で憶えるものだろう。
初対面では判り難いが、交際を深める毎に分かってくる事だ。
ある意味、紹介の時には記憶に残らなくても
その人物を普遍的に特徴付ける前置詞となるだろう。
{つづく}
17 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/10/20 17:23
『気まぐれコラム』§1 −閑話休題2−
このスレってホントに読んでもらえてるんだろうか?
何人かはレスをつけてくれている人がいるが
「物を書く」という事をしていると
「反響」というものは常に意識に置かれている。
賞賛(調子良すぎ?)
非難(結構勘弁かも)
荒し(もっとイヤ)
煽り(超絶イヤ)
同意(結構嬉しい)
なんでもいいからレス付けて欲しい。
お願いしますね。ホント。
目指せ!レス1000!
『気まぐれコラム』§1 −閑話休題2−
{終わり}
18 :
モザイク健介 ◆ECWuq4Oo :01/10/20 17:44
コラムって形でスレ形成するのは
面白いね。変な荒らしや煽りの
こないことを願いつつ。
18ゲットーーーーーーーーーーーーーー!!!(AA略)
20 :
カワ冒@感動〜:01/10/20 17:50
好き。
21 :
元 ◆onE.JIm. :01/10/20 18:17
すみません・・いきなり営業始まって・・後でじっくり読ませていただきます。
とりいそぎ、ご挨拶まで
ひとっところに身を浮きつ沈みつさせていたら、
自分なぞ見えんのだろうなあ。
漂流に漂流を重ねてこそ、己が浮き彫りになるってことか。
自分を見つめているなどと吐かし自閉を託つ者は、
内省の羊水に浸かっているに過ぎん。
人と関わるのは大切な事だな。おれもそう思うよ。
あそびにきたよ!コラムつづけてね!
『気まぐれコラム』§1
≪自分が紹介される・・・≫bR
もうひとつは、これも『感覚』には違いないが
相手側にインスピレーションを任せてしまう紹介というのもあるだろう。
「こちらが〜さんです」
以上。
これ以上は何も付けない。
要するに、紹介する人間のイメージは相手に任せてしまうという方法。
まず、相手の感性に訴えかけて認識をしてもらうのだ。
まぁ、これが一般的といえば一般的なのであろう。
そもそも紹介するという行為は相手に知ってもらう事が基本なのであれば、
相手がどういうイメージを最初に持つか、それが大事だろうとも思う。
案外、第一印象がその人と親しくなるかそうでないかを分ける
一番大事な要素かもしれない。
だからこそ、どんな人にも失礼の無いような振舞いが大事なのであろう。
人と人との交流が希薄な現代にあって、
『第一印象』を良くしていく事こそ、大切なのかも知れない。
『気まぐれコラム』§1
≪自分が紹介される・・・≫ {終わり}
ノードさん、新スレおめでとう。
たまにはあっちにも来てね。
ここまでは大体「自己紹介」に焦点を絞って書いてみた。
これからがホントの「気まぐれ」になる予定。
ウルセエ、タコ、これからだよ
なんか哲学チックなのです
29 :
元 ◆onE.JIm. :01/10/21 10:25
ようやく、読み終わりました。
通わせていただきます。 楽しみ。
ノード、頑張ってね
まさかホントにスレ立てたとは…
『気まぐれコラム』 §2
≪写真が嫌い≫ bP
俺は写真が嫌いだ。本当に嫌いだ。
だから卒業アルバム以外は
ほとんど写真が無い。
小学生時代まではまだそこそこ写真があった。
両親が撮影したものが結構ある。不本意ながら。
海に行った。山に行った。遊園地に行った。家族で集合写真を撮った。
それこそ数え切れないほどの写真がある。不本意ながら。
しかし、中学生以上になると、その数は激減する。
高校、浮浪者時代、社会人・・・・・と、
年齢が上がるに従って、その数は少なくなっていく。
ここ数年では、証明写真も入れて数枚しかない。
別に、旅行や行楽地に行かない訳ではない。
むしろ、よく行く方だ。いや、行く方だと思う。
一緒に行く人間の写真は結構ある。不本意ではない。
別に目立たない存在と言う訳でもない。
むしろ目立ちすぎるくらいだ(なんせ、デッカイから)。
意識して写真に収まらないようにしている。
何故か?どういう訳なのか?
それは・・・・・・・・・・・・・・・。
{つづく}
ノードタン・・・ハァハァ
よ〜し寝汁を解体しよう
あれ、ネジが余った(・∀・)?
34 :
カワ冒@るんるんるんる:01/10/23 21:17
つ、続きが気になって、
突っ込めない・・・
『気まぐれコラム』 §2
≪写真が嫌い≫ bQ
幼稚園〜小学生時代の写真を見てみると結構、可愛いんだこれが。
髪の毛茶色でおかっぱ頭。
背も他の子供よりも若干大きいくらい。
身体も細くてでアバラも見えていた。
いや、ホントに可愛い。(別にナルシストではない)
では今の俺はというと・・・・・・・・?
白髪は無いが相当おでこが・・・・。
駅で集合場所にされるくらいデカイ・・・・・。
筋肉はあるがそれ以上にぜい肉が・・・・・・。
いや、ほんとに醜い・・・。(別に自虐嗜好ではない)
途中、人間が入れ替わってしまったかのように
あからさまに外見が違う。いや、ホントに入れ替わったのか・・・・。
『自分がルックス、スタイル共にとてつもなく悪い』
その事に気が付いたのは小学校6年生の時。
×××も人並みに覚え始め、とにかく旺盛だった。
クラスにとても気になって仕方が無い女子がいた。
人生初の『告白』。人生初の『挫折』。人生初の『やけ食い』(w
さらに肥満に拍車がかかる。もう誰も俺を止められない・・・・。
ついでにこの自虐的告白コラムも止められない・・・・・・。
ここから写真がアルバムから減り始めるのだった・・・・。
{つづく}
考えてみたら、おれもスナップ写真てあまり持ってない。
37 :
元 ◆onE.JIm. :01/10/25 10:38
私も写真はあまり撮らないなあ・・・。
撮っても放置してる・・・。
続きを楽しみにしてます
『気まぐれコラム』 §2
≪写真が嫌い≫ bR
ハッキリ言って
容姿にはかなりのコンプレックスがある。
まず、顔がデカイのは戴けない。
鼻は丸いし、目は一重。二重顎だし、肌が汚い。
眉毛は薄いし、脂性だし。
身体がデカイのも戴けない。
目立つし、横幅もあるし。胴は長いし、足もデカイ。
腹も出てるし、巨乳だし。
良いトコ無しとはこの事である・・・・・。
だから、自分の『今』が半永久的に残る写真と言う物に
何とも言えない嫌悪感を抱いてしまっている。
要するに自分という存在が嫌いなのだ。
だから、写真の自分も当然嫌い。
嫌いな物をわざわざ身辺に置いておこうという人間などいない。
ましてや何処かへ出掛けての写真となるとなおさらだ。
どうしても自分と言う存在が好きになれない。
{つづく}
『気まぐれコラム』 §2
≪写真が嫌い≫ bS
自分に良いところなどあるのだろうか?
中学、高校と悩み続け、今もその疑問は常に頭にある。
人はよく『優しい奴だ』と言ってくれる。
しかしそれも、自分が傷つきたくないというだけ。
事勿れ主義とも言える。
人から嫌われる事を極端に恐れ、見栄や体裁が常に気になる。
外見だけではなく、中身も全く良いとこなし。
最低だ・・・・・。
しかしある時、友人の何気無い一言により、救われた。
『性格も外見も、良いか悪いかは自分が決める事じゃない』
そうだ。そうなのだ。
ネガティブに考えていたのは自分だけかもしれない。
身体がデカイ事を『頼もしい』と言ってくれた人がいた。
押しが弱い性格を『優しい』と言ってくれた人がいた。
「すべては、自分が勝手に思い込んでいた事」
自分が短所と思っている事でも、人は長所だと捉えてくれる事もある。
長所と短所は表裏一体なのだ。
『のろま』と言えば短所だが『穏やか』と言えば長所。
『短気』と言えば短所だが『迷いが無い』と言えば長所。
気の持ち様ひとつでいくらでも良い方向に持っていける。
自分で枷を嵌めてしまっていては、何も行動できない。
『楽観主義』で生きて行くところに楽しい出来事が待っている。
写真を好きになろう。
今の自分を好きになって、誇りを持ってみんなに見せていきたい。
あ!!書き忘れた!!
『気まぐれコラム』 §2
≪写真が嫌い≫ {おわり}
『気まぐれコラム』 §2
≪回転寿司を食べに行こう≫bP
車で約3分(歩けよっ)のところに
馴染みの寿司屋がある。
当然、回っている。
いや、回らない寿司なんてこの世にあるのか?
某有名寿司チェーン店(小○ずし)の回転寿司バージョンだ。
小綺麗な店内。
愛想の良い店員。
家族連れの賑わい。
新鮮なネタ。
メニューの豊富さ。
どれを取ってもホントに自分にしっくりくる。
ハッキリ言ってお気に入り。
一皿120円からと、とてもリーズナブルである。
実は一番好きなネタは玉子。
まず、玉子から手を伸ばす。
一口で、一貫を口に運ぶ。至福の瞬間。うまい。旨い。美味い。
次にシーチキン巻き、更に月見納豆巻きへと手を伸ばす。
そしてまた玉子へ。
気付かれた方はまずいないと思うが、
これらすべては寿司にわさびが入っていない。
嫌いなのだ、どうしようもなく・・・・。
辛いのは苦手ではない。只々、わさびの味が嫌いなのだ。
{つづく}
お子ちゃま味覚のノードさん、萌え〜
>43
確かに(w
魚はシーチキンしか喰わないのか???
うなぎ食え、ウナギ
47 :
オリゴン ◆oriv8mx6 :01/10/29 19:08
じゃあなんでノードは
「寿司はいいよねえ〜」
などとチャットで言うのだ?
すごい展開を期待してるよ。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/10/29 19:36
↑ブラクラ
51 :
元 ◆onE.JIm. :01/10/29 22:50
寿司にはわさびでしょーーーーーーー!!と叫びたい・・でも我慢して待つです。
じゃあ「さび抜き」を頼めば・・・
と、みもふたも無い事を言ってみる。
ノードさん。。。
あなごもイケルぞ
『気まぐれコラム』 §2
≪回転寿司を食べに行こう≫bQ
じゃあ、普通のネタ(いや、玉子も普通だろっ)は食べられないのか?
否、否。
たこ?大好きです。
まぐろ?大好きです。
えんがわ?大好きです。
いか?大好きです。
あなご?大好きです。
かんぱち?大好きです。
でもわさびは大嫌いです。
そこで・・・・・
『さび抜き』という素敵な言葉が俺の寿司ライフを
ビューティフル(笑)なものに変えてくれるのだ!!
「かんぱち。さび抜きで」「あいよ!」
「びんとろ。さび抜きで」「あいよ!」
「えんがわと、えびと、赤貝。さび抜きで」「あいよ!」
ある時、家族4人連れが俺の右隣に座った。
右から、おやぢ。息子。娘。お母さん。
とても仲が良さそうな一家。ニコニコ顔の子供たち。お母さん美人(ガチ)。
微笑ましい。思わず、
「寿司はイイよねぇ〜」と、語りかけたくなるくらい。
しかし・・・。だがしかし・・・・・・。
俺は次の瞬間、驚愕のシーンを目の当たりにしてしまった!!
お!おお!!お、おい!おおおぉぉぉっぉぉぉいい!!!」
何と、小学校高学年と思われる息子の方が!こともあろうに!
{つづく}
『気まぐれコラム』 §2
≪回転寿司を食べに行こう≫bR
「うにとー、イクラ下さい!」
ふざけんなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
カウンターに座るなり、いきなり400円クラスのネタかよっ!!!!
「あ、お母さん、プリンとってー」
この、ガキゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
うにやイクラと一緒にプリンを喰うなよっ!!!!!
しかも、わさび平気だよ・・・・・・・・・・。
俺の方がお子様かよ・・・・・・・。
押し寄せるショックの波に身を任せながら、
10皿目の玉子を丁寧に咀嚼した後、
「おあいそ・・・・・」と小さく呟いて、俺はカウンターを後にした。
『気まぐれコラム』 §2
≪回転寿司を食べに行こう≫ {おわり}
お寿司(゚д゚)ウマー
刺激物大好き。従ってわさび大好き!
57 :
オリゴン ◆oriv8mx6 :01/10/31 19:33
年を経るに従って、味蕾は発達するもんじゃないだろうか?
『気まぐれコラム』 閑話休題〜為になる昔話〜
≪雪山の寒苦鳥≫
むかしむかし
インドのくにに、それはそれはたか〜い山があったそうな。
その山は「雪山(せっせん)」といって
昼はうららかなはるのようなあたたかさが一年中つづいて
夜はつきささるふゆのようなさむさが一年中つづくそうな。
その山には、「寒苦鳥(かんくちょう)」という鳥が住んでおった。
この鳥はあたたかいのが大好きで、さむいのがとても苦手な鳥じゃった。
夜のさむさに身を切られながら
「ああ・・・さむい、さむい・・・・巣がなければこごえ死んでしまう。」
「あしたはあたたかいうちに巣をつくろう・・・・。」
「さむいさむい・・・・・さむい・・・・・」
と鳴きつづけたそうな。
夜が明けて、おてんとうさまが顔を出し
あたたかくなると、寒苦鳥はうれしそうに羽をのばし
「ああ・・・・なんてあたたかいんだろう・・・・・」
「たのしい、たのしい」
「あたたかくて、たのしくて、なんてすばらしいんだ・・・・」
と鳴きつづけたそうな。
{つづく}
遊びに来たよ♪
ノードさんの知らない一面が垣間見えるコラムですね。
深夜に起きて全部読んじゃった。
『気まぐれコラム』 閑話休題〜為になる昔話〜
≪雪山の寒苦鳥≫bQ
やがて、おてんとうさまも山のむこうにかくれはじめ
あんなにあたたかだった風が、つめたくなりはじめ・・・・
いつのまにか雪山はこおりの山となってしもうた。
寒苦鳥はまた夜のさむさに身を切られながら
「ああ・・・さむい、さむい・・・・巣がなければこごえ死んでしまう。」
「あしたこそはあたたかいうちに巣をつくろう・・・・。」
「さむいさむい・・・・・さむい・・・・・」
と鳴きつづけたそうな。
夜が明けて、おてんとうさまが顔を出し
あたたかくなると、寒苦鳥はまたうれしそうに羽をのばし
「ああ・・・・なんてあたたかいんだろう・・・・・」
「たのしい、たのしい」
「あたたかくて、たのしくて、なんてすばらしいんだ・・・・」
と鳴きつづけたそうな。
そしてまた巣作りをわすれてあそびまわり
夜が来て「さむいさむい・・・明日こそは・・・・」
昼が来て「たのしいたのしい・・・・・・」
巣作りをわすれて・・・・
夜が来て・・・・
朝が来て・・・・
ついには一生巣をつくることができなかったそうな・・・・・。
〜このお話の教訓〜
やるべき時にやっておかなければ何事も成し遂げる事は出来ない。
苦しい時には判っていても、一旦、楽になるとそれを忘れてしまうものである。
『気まぐれコラム』 閑話休題〜為になる昔話〜
≪雪山の寒苦鳥≫
{おわり}
61 :
元 ◆onE.JIm. :01/11/03 08:32
早く箪笥の整理をして、冬物を出せって事ですね・・・。 やりますやりますそのうちやります
私もそのうちやります・・・(汗
そう・・今年中には・・
『気まぐれコラム』§3
≪短編小説を書こう≫
活字離れが深刻とされている現代にあって
自分自身、あまり小説というものは読まない。
本を読むという行為は自分にとっては寝るためのステップでしかない。
活字を読むとよく眠れる。いや、ホント。
いつ寝たのか全く判らないくらい・・・・・。
朝起きたら、1ページも進んでいない。
本来、小説はあまり好きではない。
しかし、次の書きこみから小説を書いてみようと思う。
本もまともに読まない人間が果たして小説なんか書けるだろうか?
敢えて挑戦してみよう。乞うご期待!
今度は小説ですか?小説好きなんで楽しみ♪
ノードさんと反対で、寝る前に読むと目が冴えて
朝まで生読書状態だ・・
『見つめて欲しい』
涙は流れなかった。
ただ、見つめる事しか出来ずに・・・・・。
涙は流れなかった。
そこから、動く事も出来ずに・・・・・。
涙は流れなかった。
あなたに、触れる事も出来ずに・・・・・。
涙を流せなかった。
自分に、気付いてしまったから・・・・・。
「おはよう!!」
A#のキーで美紀は挨拶をしてくる。
いつも変わらない、心地よいキーだ。
『今日はジーンズなんだ・・・』
それだけで秋が終わりに近付いているのが判る。
この病室から見える景色も、
確かに、いや、どことなく、セピアが透明色を帯びてきている。
空が、鮮烈で、それでいて鈍い色。
もうすぐ、冬。
「今日は元気そうだね。安心した。」
美紀が話しかける。
『その声が、やすらぐんだ・・・・・』
僕の声はとどいてはいない。聞こえるはずが無い。
もう、どれくらいの冬とジーンズを見てきたのだろう。
初めてのそれが、いつだったかも、忘れてしまった。
「今日ね、すっっごく大事な発表があるんだよー!」
その笑顔を見ているだけで美紀をこんなにも愛していることに気付く。
気付く度に、哀しくなる・・・・・。
昨日、医者が話しているのを聞いてしまったんだ。
ホントは、聞いてはいけないことを・・・・・・。
美紀に、聞かしてはいけないことを・・・・・・。
{つづく}
パーフェクトすぎるノード界ができつつある。
67 :
シャア専用ノアオタ:01/11/06 00:10
ノードの恍惚とした表情が画面のこちら側にも伝わってくるかのようだ。。。
ぽえむっぽいのです
ノードさん、見つめて欲しいの続きはーやーくー!きになるよ!
>『今日はジーンズなんだ・・・』
これ、気持ちだったら(今日はジーンズなんだ・・・)じゃないの?
『』は「」のなかの引用とかで使用するからとっておいた方が
いいんじゃない?
小説の書き方はよく知らないので、違ってたら無視して
>>70 確かにそうかも・・・・。
参考になりました。
ありがとう!
『見つめて欲しい』2
主治医の檜山という医師はとても温和な人物で
病院内でも優秀な外科医だった。
長身の白衣に端整な顔立ち。看護婦達の人気も集めていた。
寸分のミスも無い仕事振りも聞き及んでいる。
しかし彼は、僕にその事を聞かれてしまうというミスを犯した・・・。
「残念だが、植物状態が長過ぎた・・・・。このまま生命を維持しつづけても
もってあと1年だろう・・・・。
来年の秋、いや、冬まで・・・・・か・・・・・。」
(美紀!!)
事実を知らされ、最初に浮かんだ事は彼女の事だった。
(美紀は、美紀はどうなるんだ!?こんな事、彼女は知っちゃいけない!!)
刹那、僕は考えた。だが、身体が動くはずもない・・・。
(美紀を一人にする訳にはいかない・・・・。いかないんだ・・・・。)
「今日、お父さんとお母さんの所に、行って来たよ・・・。」
はっ、と我に返る。いや、美紀には何も変わらない状態に見えるだろうけど。
「早いよね・・・。もう、2年になるんだよ・・・・。あれから・・・。」
「あの頃は・・・まだ・・・み・・・んな・・・元気・・・だっ・・・。」
「うぅ、う・・・ううぅぅぅっ・・。」
(そう、そうだったね。)
美紀は、その澄んだ瞳の中から、2年の歳月の、雫を溢れさせていた。
{つづく}
ピンクフロイドの「あなたがここにいてほしい」を思い出した。
『見つめて欲しい』3
坂崎美紀(さかざきみき)は明るく活発な女性だった。
性格に裏表が無く、その分、感情をすぐに表に出す。
およそ流行に関心も無く、しかし、自分を綺麗に見せる術は知っている。
ショートカットにした髪型のくせに、ボーイッシュに見られるのが嫌いだった。
誰にでも優しく、誰とでも気取らず、でも、淋しがりや。
黒いジーンズにアクアマリン色のTシャツ、モスグリーンのフリースで、
白いコンバースのシューズ。美紀らしい飾らない服装。
でも、どこか目を引くような魅力がある。
彼女の両親は2年前交通事故に遭い、帰らぬ人となった。
それ以来、家族はお婆さん一人だけ。
「ご、ごめんねぇ。なんか、らしくないよね、こんなの・・・・。」
やっと落ち付いたのか、またあの笑顔にもどって、美紀は話しを進めた。
{つづく}
76 :
シャア専用ノアオタ:01/11/07 23:19
美紀に惚れそうや〜
『見つめて欲しい』4
大事な発表がある・・・・・。
そう。美紀は確かにそう言っていた。
お父さん、お母さんの墓前に参ったのもその為だろう。
『なんだろう・・・・。』
気になった。美紀の笑顔はいつもと変わらない。僕の好きな笑顔。
でも、何か言いようの無い不安を覚える。
焦燥感・・・?劣等感・・・?敗北感・・・?
あるいは・・・・・・嫉妬・・・・・・?
「実はね、私、今ね・・・・」
何故だろう?聞きたくなかった。何故だろう。
僕がこんな身体だから?だから、不安なのか?
「す・・・。」
ガチャ。
「あ・・・・・。」
「坂崎さん、いらしてたんですか?」
「先生。こ、こんにちは!あ!」
ガタン!!
「きゃっ!」
「あ、危ない!」
主治医の檜山の姿に、慌ててペコとリお辞儀をしようとした瞬間
美紀は自分のお尻で椅子を倒し、躓きそうになってしまった。
「大丈夫ですか?坂崎さん。すみません。驚かしてしまったみたいで・・・。」
その声に、耳まで赤くしてしまった美紀は
「あ、あの、ダメです!じゃなくって、あの、だ、大丈夫です!あはは。」
いや、真っ赤になっているのは檜山も同じようだ。
無理も無い。前から抱きとめる形になっているのでは
さすがの檜山でも困惑するしかないだろう。
冷静に二人を見ている自分に、いや、見ることしか出来ない自分に
腹が立った・・・。
「あの、も、もう、大丈夫ですから・・・。」
まるで、酩酊でもしたかのように真っ赤になっている美紀が
やっとの思いで縛を解く様、檜山に懇願した。
「す、すみません!」
第三者がもしこの場にいたら、これほど微笑ましく、初々しいやり取りを
滑稽ながらも、温かく見ていたことだろう。
『嫌になる・・・・・。こんな事で・・・・。』
僕は動けない身体を無理矢理起こそうとした。
が、やはり、ピクリとも動く事は出来なかった・・・・・。
{つづく}
消えてしまうと哀しいので
一応あげ。
昏睡状態でも耳は聞こえてるっていうもんね・・
彼はヴェジタブル・マンのようだけど
続きがみたいのであげるよん♪
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/11/09 21:03
外務省あげ
『見つめて欲しい』5
「維持装置の状態を」
「え!?」
病室を包む空気の色を塗り替える様に檜山は早口で言った。
「診に来たんです。この時間が定刻なものですから・・・」
その言葉に、美紀がかぶさる様に
「あ、そ、そうなんですか?いつも夕方に来るものですから、
気が付かなかったなぁ。あ、あはは。はぁ・・・」
真っ赤になって火照った頬を両手でおさえながら
自分でも変な笑い方だったと悟ったのだろう
美紀はさらに頬を紅潮させていた。
「それでは、他の患者さんのところに行きますので。」
「あ、す、すみませんでしたぁ!」
努めてクールに、檜山は病室を後にした。
「はぁ〜。心臓が止まるかと思ったよぉ・・・・・。」
泣きそうになりながら椅子に座り込んで、深呼吸をひとつすると
「先生・・・・・・・。」
と、誰に聞かせるでもなく美紀は恥ずかしそうに呟いた。
『大事な発表』とやらがなんなのか?答えは今この空気の中にあった。
「あたしね、好きな人が出来たの。」
{つづく}
82 :
夜の配達人†:01/11/10 02:21
おやすみ。ノードタン♥
生命維持あげ。
『見つめて欲しい』6
胸がざわつく。
まるで生き物が這いずり回っているかのように。
「何度もここに来て、逢う度に胸が苦しくなっちゃって」
めまい?身体は動かないはずなのに、何故胸の中だけがこんなにも蠢く?
「一昨日、思いきって、『好きです』ってうちあけたんだ」
目の前の景色が歪んでくる。苦しい。息が詰まる。
「先生、顔を真っ赤にして、『僕も貴方の事が好きです』って言ってくれたんだよ!」
止めてくれ!なんだ?この感覚は?自分が消える、自我を維持できなくなりそうだ!
「ごめんなさい。お婆ちゃんがこんな状態でいるのに、あの事故から、
まだ一度も目覚めていないのに。お婆ちゃんのの所に来て、先生を好きになって、
まだ、植物状態のままなのに、あたしだけ、幸せで・・・。お婆ちゃん。早く
眼を覚まして。お願い。早く良くなって、あたしと桧山先生の事、応援して。」
ピキ!ピシッ!ガシャーン!!!
「キャ!!な、何?」
僕は、自我を維持できなくなった・・・・。
僕は、僕自身の身体の粒をキラキラと反射させながら
壊れた・・・・・。
『見つめて欲しい』7
涙は流れなかった。
ただ、見つめる事しか出来ずに・・・・。
涙は流れなかった。
そこから、動く事も出来ずに・・・・。
涙は流れなかった。
あなたに、降れる事も出来ずに・・・・。
涙を流せなかった。
自分に、気付いてしまったから・・・・。
僕は、『鏡』だった。
破片の一つ一つに僅かに意識を持たせていた僕は
自分が誰なのかをおぼろげながら自覚した。
この病室に掛けられていた。
いつから、自我を持つようになったのだろう?
判らない。気が付いた時は美紀に対する感情で自分の存在を
感覚だけで理解していた。
ここは、2年前の交通事故で運ばれて以来
ずっと植物人間のままで過ごしている美紀のお婆さんの病室だった。
なぜ、只の『鏡』がこんな感情を抱いてしまったんだろう?
僕は、見つめられる為に生まれてきた。
でも、僕を見つめている美紀の眼に映っているのは美紀自身の姿。
僕は見つめられていても、見つめられてはいなかった。
僕はここにいる事を伝えたかった。僕の事を、存在を知って欲しかった。
それがたとえ粉々に散ってしまった破片として認識されたとしても
僕の事を知って欲しかった。見つめられるだけの存在・・・・。
涙は流せなかった。
だけど、キラキラひかる無数の雫となって
僕は泣いた・・・・・。
『見つめて欲しい・・・・・・・・・・』
{おわり}
短編小説という事で、
お話し自体はかなり短めにしてしまいました。
つじつまの合わない部分、話しの流れ、言葉の言いまわし、
いろいろな点で、「やはり素人」って感じが出てしまいました。
『モノが感情を持つ』系のありがちな結末でしたが、如何でしたか?
感想のレスをカキコしてもらえれば嬉しいです。
次レスから
『気まぐれコラム』に戻ります。
87 :
シャア専用ノアオタ:01/11/11 22:01
なかなか良いんじゃないすか?
・・・ってか俺の予想がバッチリ当たっちゃったね〜♪
あぁ、今回はみもふたも無いこと書かないで良かった(笑
毎度酒を呑みながらの拝読で物申す分際じゃないんだが、
かなりしっかりと読んでしまったよ。
『気まぐれコラム』 §3
≪眠れない夜に≫
夜って寝られなくなると、ホントに寝られなくなる。
寝ようと意識すればするほど意識がハッキリとしてくる。
寝たような感覚があっても、時間が経過していない。
そんな経験、皆さんにもあるでしょう?
ある夜、寝られない状態に陥ってしまった。
脳味噌が無色透明になる感じ・・・・とでも言おうか
とにかく身体はドロドロに疲れているはずなのに寝つけない。
一瞬、「不眠症か」と思ったくらい。
鮮明な意識、
冴える目、
感覚の研ぎ澄まされた耳、
良くきく鼻、
乾いた口、
布団の重圧を感じる皮膚、
六感フル動員で活動している身体がものすごく嫌だ。
そして、脳味噌はついに、あるとんでもない疑問を考えついてしまった。
単純にして壮大な疑問・・・・・・・。
一体何故こんな事を考えついてしまったのか?
{つづく}
寝られない夜は子供の頃はあったけど、もうここ何年も無いかなぁ?
あと、子供の頃って両親が死ぬ夢をよく見てたような記憶が。。。
ノードさん、よくある、眠れない夜。
時計の秒針の音が、すごっく大きな音にかんじて、時計の電池抜いこともあるよ。
寝ても、寝ても、数分しかたってなくて、気がつくと、疲れはてて、朝だったり、
なので、そんな時は、ラベンダーのエッセンシャルオイルをたいて、眠るの。
そうすると、気がつかないうちに、眠ってるんだよ、今度ためしてみてね!
ノードさん、また、次ぎの短編小説楽しみにしてるね
『気まぐれコラム』 §3
≪眠れない夜に≫bQ
くだらない事っていうものは
えてして、こんな時に思いついてしまうものである。
普段はなかなか考え付かないような事が
関を切ったようにドワッと浮かんでくるのだから不思議なもんである。
何を考えついたのか?
数学的には良くある問題なのだろうが
文系の俺には通常では絶対に出てこない疑問。
『半分』という解釈がある。
例えば、ケーキを半分ずつ。
丸いケーキであれば180度の中心線で真っ二つにすればいい。
また、お金を半分。
ファミレスなんかでは同じ物を頼んで、ちょうど半分の一人分の金額を出す。
では、自分の掌を目の前で向かい合わせる(小さく前習えの様に)
この掌の間に出来る空間を距離を半分にする。
そうしたらその距離をまた半分にする。
さらに半分。そのまた半分。まだまだ半分。腹を決めて半分・・・・・・。
半分、半分、半分、半分・・・・・・・もっと半分。
ドンドン距離は短くなって、掌がドンドン近くなってくるが
この考え方でいくと掌どうしは永遠に触れることは出来ない。
ミクロの単位になったとしてもこの法則で行くと半分に割る距離は
まだまだ存在する、と。
でも掌は触れることは出来る。要するに距離を0(ゼロ)にする事が出来る。
しかし、数学上では二分の一という理論は通っている。
数学的なのに非常に曖昧かつ矛盾している。
{つづく}
続きが気になって眠れなかったりして・・・
『気まぐれコラム』 §3
≪眠れない夜に≫bR
何処までいっても『半分に割れる』距離。
しかし、『距離が0』というのも当然ある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・???
こんな事を考えていたら
ニワトリが鳴き始め、外が薄明るくなってきてしまった。
結局、そのまま風呂に入りいつもより1時間も早く出社。
午後の外回りの時に1時間半も爆睡。
それはそれで、なかなかイイ気持ちだったが・・・・・。
『鶏が先か、玉子が先か』っていうテーマでも一晩明かしてしまった。
結局は鶏が種の保存能力と環境適応の為に
後天的に『卵』という結論を見出したのだろうという
結論に自分を落ちつかせてしまったが
正しいかどうかは全く自信が無い(笑)
眠れなければ音楽や、アロマセラピー、飲酒、○○○とか
いろいろ寝つける様にする方法はあるのだけど
どうしても目の冴える事しか思い浮かばないのは一体何故なのか?
乙女座だからか?A型だからか?太っているからか?
・・・・・などと考えながら今日も夜が更けていく・・・・・・。
『気まぐれコラム』 §3
≪眠れない夜に≫ {おわり}
95 :
シャア専用ノアオタ:01/11/17 01:50
>眠れなければ音楽や、アロマセラピー、飲酒、○○○とか
ノード、○○○ってなぁ〜に?(はぁと
0/∞ってのは0じゃないんだけど、
大体0でいいじゃんて習うよね。
高校の時それが面白いと思ったよ。
99 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/11/19 00:28
『気まぐれコラム』 §3
≪狂牛病って?≫
肉って美味しいよね。
好きなんだよ、肉。
特に牛肉はね。美味いよ。いや、ホント好きなんだよね、牛肉。
吉○家も良く行くし、ステーキの○んも良く行くし、マ○○ナ○ドも結構行くよ。
安○亭とかさ、○たみな○郎とか、びっくり○○キーなんてしょっちゅう行くね。
しかし、しかしだよ。
『狂牛病』って何よ?『狂牛病』って。
よくは知らないけど、何だか怖い病気なんだって?
感染した牛は、脳味噌がスカスカになるって話しじゃない。
どんなだよ、スカスカになるって。頭が悪くなるのか?牛が。
まぁ、牛に聞いてみないとね、分からないよ。聞いても分からないけど。
今、牛肉を扱ってる店が、結構閑古鳥が鳴いてるんでしょ?
ウチの近所にある焼肉屋なんか、駐車場ガラガラだよ。店内もスカスカって感じ。
つぶれる店もあるくらいだ。やだね。不景気って事もあるけど。
何だか政治家のじいさん連中が極上の肉を食いながら
「いや〜美味いね。牛肉は安全だよ。もっと食べよう。」
とかアピールしてたよねぇ。酒飲ながら。
でも、『狂牛病』って人体に入ってもすぐには症状が出ないんでしょ?
何でも20年〜30年後に症状が出るって聞いたけど。
そしたらさ、いないじゃない。美味そうに肉食ってたじいさん連中なんて。
軒並みこの世から消え去ってるでしょ。多分。
牛肉食ったって大丈夫じゃん。全然アピールになってないよ。
何考えてるんだろうね。ホント。
{つづく}
100 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/11/19 00:48
百だよ!百!!
まだまだやるよ。
結局のところ、今牛肉食べなくても手おくれっていう話だよね?
なーのーで、アユは、焼肉をよくたべてまぁーーーす!
ノード!頑張ってね!又、小説復活してくらはい。。。。
>>96 本音と建前を使い分ける男、ノード。
狂牛病なんかクソ喰らえ!
・・とばかりにおとといも、そして今夜も焼肉だー!
旨かったから良しとするか。
牛骨ラーメンで名高い店があるが、大打撃だね。
ノードさぁーーーん
続きをまちぼうけ。。。。してたら、寒くて風邪ひいちゃったよん??
105 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/11/22 02:02
『気まぐれコラム』 §3
≪狂牛病って?≫bQ
そもそも『狂牛病』の牛肉を食べるとどうなるの?
人間も脳味噌スカスカになるのか?
だとしたら俺なんかとっくの昔にスカスカだよ。
なんにしても名前が印象悪過ぎだよ。
『狂牛病』っていうのは。
『狂犬病』とはまた違うんだろう?
犬の肉なんか食べないもんなぁ。
しかし、今の御時世病気なんか気にしてたら
何にも食べられないだろう。
俺は食うよ。明日も。
『気まぐれコラム』 §3
≪狂牛病って?≫ {おわり}
命スレの
107 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/11/24 01:00
『気まぐれコラム』 §3
≪ファミコン≫
小学校2年生の時だった。
「誕生日、何が欲しい?」
「ファミリーコンピューター!!!」
「うん。いいよ、分かった。楽しみにしてな♪」
一番上の姉は当時、既にもう就職していた。
何かと末っ子の俺に優しく接してくれた。
決して何でも買ってくれるという訳ではない。
とにかく、怒られた記憶が無い。
その時も、ちょうど俺の誕生日の時に実家に帰って来ていた。
池袋で一人暮しをしていた姉は、3ヶ月に1回くらいのペースで来る。
今度帰って来るのは、ちょうど俺の誕生日だとの事だった。
俺はその日が来るのを楽しみにしていた。
当時のファミコンはまだコントローラーのボタンが四角でゴム製だった。
ケーブルもねずみ色をしていたし、ソフトもまだ少なかった。
その当時出ていたソフトは・・・・・・
ドンキーコング
ベースボール
テニス
ピンボール
マリオブラザース
ドンキーコングJr
算数あそび
ソフトの箱も紙の箱。説明書も小さく、すぐに破れてしまうような素材。
なによりもスポーツモノが主で、シンプルなゲームばかりだった。
でも、本当に楽しい時代だった。
{つづく}
ファミコン!
小学校低学年の時に親戚のおっちゃんに買ってもらったな〜。
2コンにマイクはいってるやつね。
ソフトは確かドンキーコングJrとマリオブラザーズを一緒にもらったような。。。
109 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/11/25 00:52
『気まぐれコラム』 §3
≪ファミコン≫ bQ
誕生日当日。
約束通り、姉はファミコンを買ってくれた。
ソフトはドンキーコングJrを買ってもらった。
西友が近所にあったので、そこに買いに行った。
まだファミコンショップなんて無かった。
接続に手間取りながら
それでも何とか2時間を費やして接続完了!
ビデオ端子なんてモノは無く、同軸ケーブルの銅線を剥き出すのが
一番手間取った。ホント指も切ったし・・・・・。
画面に映ったドンキーコングJrの勇士を目の当たりにした時
思わず
『すげぇ〜!!!!』
と、いかにもな発言を繰り返していたのを覚えている。
さあ!!コントローラーを握り締め
いざ、スターとボタンをポチっとな!!
ステージ1が始まった!!
{つづく}
ゲーム マンガ わからんなり
あゆは、突然あらわれるなりー。。。。
ルーブル美術館大図鑑のようなものを、セットで誕生日にもらったっけな。
そして、油絵教室に通ったんだった。。。
オレはホント、ゲームと無縁のガキだったな
2次元ヲタだったもので(w
112 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/11/27 01:28
『気まぐれコラム』 §3
≪ファミコン≫ bR
「あれ?マリオが敵キャラになってる?」
初めに驚いたのはその事だった。
友達の家で「ドンキーコング」と「マリオブラザーズ」を
プレイした事はあったので、マリオは正義の味方なんだと思っていた。
それがどうだ!
ドンキーコングを檻の中に閉じ込め、鞭を振るい
まだ幼いJrに向かってワニやらトリやらをけしかけているではないか!
とは言ったものの、これは後々になって考えた事で
当時は小学校2年生。そんな事に気が付くはずも無い。
何も考えず、ただ目の前のJrを操作する事に夢中になっていた筈だ。
しかし、
1面もクリアする事が出来なかった。
{つづく}
113 :
シャア専用ノアオタ ◆Rx7NOAz. :01/11/28 23:06
>とは言ったものの、これは後々になって考えた事で
>当時は小学校2年生。そんな事に気が付くはずも無い。
>何も考えず、ただ目の前のJrを操作する事に夢中になっていた筈だ。
激しく同意。。。
当時のコントローラーってちゃっちいからすーぐボタンのバネがイカレて壊れちゃうんだよねえ。
しまいにゃあボタンが勝手に押されないように、下向きにしてコントローラー持ってたもんさ。。。
・・・バネって言えば高橋名人の疑惑なんてのもあったねえ〜そういえば。
114 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/02 05:02
『気まぐれコラム』 §3
≪ファミコン≫ bS
今から考えると、当時のゲームってホントシンプルだった。
だけど、長い事遊べたのも昔のゲームの特徴でもあった。
『ゴルフ』
『ピンボール』
『ベースボール』
『ギャラクシアン』
『エキサイトバイク』
『ロードランナー』
『パックマン』
これらは現在のゲームにも同ジャンルは在る。
グラフィック、音楽、操作性、難易度、効果。
どれをとっても現在のゲームの方が圧倒的にレベルが上。
だけど、長期にわたってプレイできるかと言えば決してそうでは無い。
ファミコン全盛期。
『インベーダーゲーム』世代の人達は「ついて行けない」と言っていた。
そして今、時代はプレステ2、ゲームキューブ、ドリームキャストへ。
通信対戦や、情報交換で日本全国のプレイヤーがリアルタイムで
同じ画面上のゲームを楽しむ時代になった。
『ファミコン』世代の我々も20〜30代になり、
「ついて行けない」と呟く。
『気まぐれコラム』 §3
≪ファミコン≫ {おわり}
ゲームが好きな人ののめり込み方って凄いよね。
無趣味なおれには、ある意味羨ましいとも言える。
116 :
シャア専用ノアオタ ◆Rx7NOAz. :01/12/03 23:53
小学生・中学生頃はなんであんなに熱中できたんだろう?
ドラクエなんか一晩中、親に隠れてやってたよ。
あの情熱を別のものに奉げていれば今頃どういう人間になっていたのか。。。
117 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/04 01:49
『気まぐれコラム』閑話休題
年の瀬だね。
1年間って長いようで短い。ありきたりの言い方だけど。
思えば激動の新世紀の幕開けだった。
過去最高の支持率を得た新政権の誕生。
IT関連メディアの低迷による大不況。
失業率の増加。
同時多発テロ事件。
戦争。
21世紀は平和の世紀にならなくちゃいけない。
世界中の人達が『世界市民』なのだという意識のもと
国境を超えた交流と対話が
今こそ必要な時代なのではないかと思う。
理想論かも知れない。妄想かも知れない。偽善かも知れない。
だけど
悲しみよりは喜びの方が
泣き顔よりは笑顔の方が
悲壮感よりは充足の方が
対立よりは共存の方が
不幸よりは幸福の方が
絶対、良いに決まっている。
偽善者で結構。偽りでも『善』を成している事には違いないから。
可も無く不可も無くは、結局は不可なんだ。
何もしなければ何も生まれない。
新しい世紀は平和を勝ち取る闘いをしていかなければならない。
118 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/05 20:24
考えがまとまらず。
とりあえず、あげ。
デモクラットもパシフィストも、
闘ってこその存在意義だね。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/05 20:34
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/06 22:34
蝶野最強
ノードさん?こないだは楽しかった。
ちゃんと、漫才の勉強と、○ビデオの勉強しますね、、
あはは
メッセ、お疲れ様!!
123 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/09 01:56
『気まぐれコラム』§4
≪短編小説を書こうVer.2≫
「懲りない奴だ」とは言わないで頂きたい。
兆戦、あくまで兆戦ですよ。
「人生はチャレンジだ!」とは
故ジャンボ鶴田が
師匠のこれまた今は亡きジャイアント馬場より
言われた人生の指針だ。
そう、チャレンジする事に意義がある。
という訳で
次回から書き始めますので、宜しくお願い致します。
人生はチャレンジだ!・・・ジャンボの引退式懐かしいねー。
是非頑張っていただきたいデスナ!・・・おいらにネタバレされないようなのをひとつ(笑
セミリタイヤ鶴田が家族で多摩動物園来てたのに遭遇したよ。
食堂で我が家のテーブルと近くになったので
声をかけたかったのだが、家族仲が睦まじいこともあり、
遠慮した記憶がある。
126 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/11 02:24
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
<プロローグ>
「イイじゃない!今迄とは違うんだから。ねぇ?そうでしょ?」
沙織(さおり)は不愉快さなど
これっぽっちも無かったのだが、敢えてそう言ってみた。
判ってはいたが、隆史(たかし)も調子を合わせてやろうと
「わかったよ、よーく判ったから。ったく、まだ終わったばかりだぜ?」
「終わったけど・・・・・、やだぁ、『終わった』なんて言わないでよ!」
今度はチョット本気になってしまった。
「これから始まりなのよ!二人の生活は!それなのに何よぉ・・・もう!!」
結婚式、披露宴、2次会、3次会と・・・・ようやく2人だけの時間になったのに
隆史は早速寝てしまいそうになっていた。いや、一瞬でも寝ていたかも知れない。
沙織の声は眠気を誘う。
中央高速を車で運転していた時だって、話しながらまぶたが重くなっていった。
127 :
☆あゆ ◆o84z6nOA :01/12/11 23:24
わーいわーい
小説はじまったぞー
128 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :01/12/12 00:43
執筆中かな?あげとくは
129 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/13 02:46
さて、どうなるんでしょう?この話。
タイトルだけでは、『サスペンス』なのか『純愛』なのか『コメディ』なのか
イマイチよく解らないねぇ・・・・・・。
あぁ〜、、絶対前回同様に、純愛+コメディにしくださいね!
131 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :01/12/13 17:34
前回って純愛+コメディだったかぁ?
悲しい話だと思っていたのだが。。
中央フリーウェイは道がくねくねしてるので、
安全運転してくれ。
133 :
B'z即金 ◆K166QAYY :01/12/13 18:42
私より7歳年上なのに身長186cmかあ〜
うらやましいなあ。
中央ふりぃーうぇいぃーーー、、うーん歌うたっちゃぉー!
やっぱり、天気の良い日は、気分がいいね!
135 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :01/12/14 19:12
ちゅーおーふりぃ〜うぇええ〜〜。うまく歌えてるであろうか。。。
よく走ったなー中央道は。
関越ならよく走るよ。
137 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/16 03:51
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
<プロローグ>2
沙織は顔を真っ赤にさせながら、
まだ誰の匂いもついていないベッドに横になる隆史の上に
馬乗りになって、耳朶にキスをすると、
「ねぇ、今日は初夜なんだよ・・・。それに、私、もう・・・・。」
沙織は白く伸びやかな脚で、隆史の腰骨の辺りを撫でる。
足首の感触はひんやりとしているのに、隆史を撫でる太腿は熱を帯びていた。
「んン・・・、はぁあっ・・・ん・・・・。」
耳へのキスのに熱く上気した吐息が加わる。ゾクゾクとした感覚が首筋から胸元へ、
Yシャツのボタンをひとつ外しては露わになった肌に
沙織は愛おしそうに唇を触れさせていく。
「ううぅ!」
隆史の身体が少し仰け反り、顎が軽く上を指し示す。
「さ、沙織・・・。ん、んあぁ・・・。くっ・・・・・!」
「んふふっ、隆史ここ弱いんだぁ・・・・。そんな声だして、女の子みたい・・・。」
三つ目のボタンを外したところで沙織は、隆史の乳首を
唇で、舌で、歯で、序々刺激を強くしながら、時間をかけて弄ぶ。
隆史の太腿に熱く火照った自らの太腿を擦り合せながら
段々と深く腰を落とし、最も熱く熟した部分が隆史の太腿で擦られた瞬間
「あぁん!!んく・・・!はぁぁ・・・・!」
一際、切ない歓喜の声を沙織は漏らしてしまう。
「もう・・・そんなになってるのか?沙織はいやらしい子だなぁ・・・。」
悪戯っぽく、責め立てる隆史の言葉にさらに腰の動きを激しくさせると
「だって・・・・。んっ・・・隆史の・・・声・・あぁっ・・がエッチだか・・・・ら・・・。」
人差し指を軽く曲げてあま噛みしながら沙織が答える。
138 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/16 13:51
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
<プロローグ>3
シャワーを浴びてバスタオル一枚になっていた沙織は
無心に、何も包み込む物の無い自らの秘部を、隆史の逞しい太腿で慰め続けた。
ザラついた繁みが太腿を何度も往復する感触に
隆史は神経全てがそこに集中してしまうのを抑えながら
「そんなにイイのか?バスタオル越しでも乳首が勃起しているのが見えてるぞ。」
戒めるかの様な響きの中にも、雄の肉欲が湧き上がっているのを聞き取った沙織は
「あくっ!んんっ・・隆・・・史だって・・あんっ・・くぅ!もうカチカチに・・
ああぁっ・・なっ・・てるくせにっっああん・・んあぁ!」
自らも猫科の雌の様な淫猥でいやらしい腰をくねらせた。
「何処をどうすれば一番イイのか、自分の指で弄ってごらん・・。」
虐める様に言葉を投げかけられた沙織は
隆史の言いなりになる事で、更に淫美な快楽の深遠へと落ちる事を望んだ。
腰をあげると180度向き直り、形の良いヒップを隆史の方へ。
不規則な放射線を描き、ヒクヒクと蠢く沙織のアヌスが隆史の眼前に露わになると
ねっとりとした半透明の潤滑液が
天上のシャンデリアに照らし出されてぬらぬらと光っていた。
すみません、読んでしまいましたぁ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
続きを、どっどうぞ!
140 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :01/12/17 01:50
まさかこういう方向に行くとはな・・・
ノードのこれからに幸あれ。。。。涙
141 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/19 19:26
何か自分がドンドン壊れていくような・・・・・。
しかし!
書かねばならぬ!
それは何故か?
そこに読者が一人でもいるからだ。
読んでますよ。
そうだ!カケ!
その有り余る情熱を用いてカケ!カクんだ!ジョオオオ!・・・いや、ノード。
144 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/26 01:42
生命維持あげ。
なんか忙しくって続き書けないなぁ。
145 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :01/12/26 04:03
年末は忙しくなるからこまめに上げないとホントに消えちゃうかもな。
あ、ネタが欲しくなったらまた提供しよっか?(笑
商売繁昌、何よりじゃんよ〜。
147 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :01/12/26 18:43
いいじゃん
なによりじゃん
あげるじゃん
じゃんじゃんじゃん
148 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/27 02:03
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
<プロローグ>4
「綺麗だ・・・・。沙織・・・・・。もっとよく見せて・・・・。」
隆史の言葉に、魔法のような不思議な響きが漂い始める。
言葉のアクセントのひとつひとつに反応する沙織の密壷から、
しとどと乳白色の愛液が流れ出す。
「ああぁ!い、いやぁ・・・。み、見られてるぅ・・・。た、隆史ぃ〜。」
ぷちゅっという水っぽい音が、沙織の思考を更に狂わせ、
指の動きが淫猥に加速し始め、マニキュアの光沢を更に妖しくさせる。
白く透き通る様な太腿に、泡の混濁した淫水が幾重にも光りの筋となって
滴り落ちる。
「ああぁぁ・・・・。何てイヤらしいんだ、沙織・・・。」
「ひゃうぅ!!」
「んあぁ!あひっ!!ダメっ・・・・。ああ!あああぁ!くうぅぅんん!」
隆史は小刻みに動く沙織の臀部の谷間に顔をうずめると
「ぴちゃっ、ぷちゅんっ・・・。じゅっっ、ちゃぷっ」
溢れ出る愛液を丁寧に、それでいて荒荒しく、舌で掬い取りながら、
沙織の最も敏感な秘突に辿り着くと、口に含んで転がす。
「ああああああぁあぁ!!た、隆史!だめぇ、お・・おかしっ・・くなっちゃうぅ!」
「んんぁぁあんっ!!き、気持ち・・・イ、イイよおぉ〜・・・。」
「ハァ、ンん、どんどん溢れてくる・・。沙織ぃ・・沙織・・・イキたいんだろう?」
「いやぁ・・・・。んあ、くふぅぅんっっ!!あぁ!も、もう・・。」
自らの指の動きと隆史の変則的な舌の愛撫により、沙織はアクメに達しようとしていた。
「ああ!い・・・・いやぁぁ・・・イ、イッちゃうぅぅよおぉ・・・・。」
「あ、ああ、ああぁ!イクぅ!あああぁんんあああぁぁぁぁっぁぁぁぁ!!!」
2匹の蠢くモノが沙織の性器を蹂躪するかのように深く刺し込まれた瞬間、
沙織は1回目のアクメに達した。
149 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :01/12/27 02:41
エロイ!
晒し上げ・・・と言っても過言ではないな。。。。
これはじつは経験談だったりして、、、、なんちゃって
151 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/30 00:23
経験談だったら俺は今頃こんな事を書いてはいない・・・・。
152 :
ノード ◆4y5mzbyo :01/12/30 23:53
とりあえず、プロローグは終了。
これから『禊〜みそぎ』の本編にはいるよ。
乞う御期待!!!!
153 :
オリゴン ◆UFC8IkHA :01/12/31 01:28
ははははははははh
何か知らんが凄いぞノード!
続きも頑張ってください
お疲れ様です。なんだかわかんないけどがんばってください(w
よいお年を。たまにはプ板に遊びに来てください。
初めまして♪
どうぞよろしく(^^
156 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/01 06:50
カキぞめ
157 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/02 01:30
さて、どうしようかねぇ・・・・・。
とりあえず今日は寝る。
のーーーどおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
寝ちゃうのかーーーーーーーーーーーー!!!!
ってか、あけおめ&ことよろ!
ドタバタコメディーはいつなんだろうねぇ?ノード?(笑
159 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/02 01:50
>>158 実はまだ起きてたりして・・・・。
ドタバタ←ぎゃはははははははは!!!
それだけは絶対にない!!
とは言い切れない・・・・・。
160 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/04 15:06
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
第1部<満月〜もちずき〜>
そこは
さながら古(いにしえ)に時を戻したかの様な空間が広がっていた。
四方を山に囲まれ、丘陵を利用した畑には様々な作物が育ち
翡翠(ひすい)の様な、深淵(しんえん)を流れる渓流は
この土地の人々の生活を潤していた。
山肌は閉鎖的で、空は迫り来る様な『蒼』が広がり
翠と緑と蒼の類似していながら独立した色彩は、都会では感じる事の出来ない
『人間もまた動物である』という感触を滲み出させた。
「うわあ〜!」
真紅のアルファロメオから降りて最初に沙織が発したのは感嘆の声だった。
桃原沙織(とうばるさおり)。27歳のフリージャーナリストで、
奔放な性格と誰に対しても決して自分を変えない頑固な部分が
良い意味で周りから愛される様な人柄で、
意思の強そうな凛とした顔立ちにもかかわらず、編集長を『伸夫ちゃん』
と、『ちゃん』づけするような幼さもある。
綺麗なウェーヴのかかったロングヘアーが目を引き、
純白のタンクトップに漆黒のレザーを無造作に着込み
アルファロメオと同色のスパッツは流れる様な美しい脚線を強調して
景色の緑色との対照色がよく目立っていた。
ギリシア彫刻の様な均整のとれたスタイルは
沙織自身は全く意識には無いのだが、男にセックスアピールを
感じさせるには充分であり、実際、彼女に心を奪われている男は多く
無防備さも手伝って肉欲の視線を浴び続けてはいるが、
その部分では古風なところがあり、彼女自身も男性経験は
指を1、2本折るくらいしか経験が無い。
仰木市蓼井町。
東京の西部に位置するこの土地は『市』や『町』が付いてはいるが
『村』と表記する方が相応しい。人口も少なく、木造の民家が多い。
都心からは仰木街道に沿って車を走り続ければこの土地に来る事が出来るが
初めてここを訪れる人間にとっては、どこかのトンネルで異世界への扉に
迷い込んでしまったのではないかと錯覚させるほどだった。
江戸時代には集落が群棲する地帯であった為か、ここの人々は外部の人間に
極端に閉鎖的で、一種、現代社会から隔離されている雰囲気がある。
沙織は
この土地で起こった『猟奇』殺人事件の取材に訪れていた。
161 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/05 13:50
『猟奇殺人』ってカテゴリーは結構難しいね。
何処までが『猟奇』なのか?
まぁ、『殺人』に普通は無いんだけどね・・・。
今後、どういう展開になっていくのでしょうか?
乞う御期待!
162 :
モザイク健介 ◆ECWuq4Oo :02/01/05 13:59
やっとスレ発見。お気に入り登録っと。
楽しみにしております(ワクワク
164 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :02/01/06 05:19
はぁー、面白そうだねぇ。
こういうのって好きかも。
っていうか、沙織萌え。
165 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/09 03:04
続きを書こうと思ったが
眠くてどうしようもない・・・・。
また今度にしよう・・・。
〇
o 。 。
o
保全
〇。 〇 o
o
。
o
o o 〇
。
o
169 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/10 23:08
泡わわわ・・・・・・。
なんじゃこりゃあ??
170 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :02/01/10 23:21
ソープはいいよねぇーー(2回目
171 :
あゆ ◆Ayup.bbg :02/01/10 23:33
こんばんわ!今回は、きっと知人が車運転中に、鬼の顔したトラックや、恐い背後霊に、のろわれたりするのかなー??
泡風呂で、ちゃぷちゃぷ!!
172 :
オリゴン ◆UFC8IkHA :02/01/11 00:00
ノードよ、今回ドラマ化された「漂流教室」は原作と同じような
血で血を洗うスプラッタな展開になると思うか?
それを考えると夜も眠れません
173 :
あゆ ◆Ayup.bbg :02/01/11 00:38
眠れないなんて、
ねむーーーーーれ!ねむーーーーーーれ!
きっとその町は、食料がへりから、投下されるんだ、そして、
テロゲリラ、警戒中の看板もあるんだよ
174 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :02/01/11 00:40
>>172 ならないね。
単なるラブストーリーでお茶を濁すんじゃあないかな?と
テロゲリラ・・・横田基地だぁ!逃げろ!ライトがどこまででも追いかけてくるぞー!
保守〜
いつまでも、お待ちしております。。。
176 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/16 01:42
むむむ・・・・・。
煮詰まった。
つーか、時間が無い。
177 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/19 14:13
『気まぐれコラム』閑話休題
暫く休載していた小説も
そろそろ続きを書き始めないといけない。
一旦筆が止まると中々再開出来ないもので
一気に書く事の大切さをしみじみ思う。
先日、ある有名百貨店の紳士服売り場へと行った。
そこには『冬物処分』と掲示された品々が並んでいた。
未だ寒い日が続いているにもかかわらず『処分』なのである。
仕入状況、在庫整理、販促等々理由はあるのだろうが・・・。
家族連れが多い日だった。特に連休という事もあり。
お父さんは休みの日もゴロゴロするわけにはいかない。
かといって、物欲しそうにゴルフクラブに見入っても、
家族はさっさとオモチャ売り場へ・・・・。
足早にゴルフコーナーを立ち去るお父さん。背中に哀愁・・・。
今日も日本のお父さんは頑張っている。
時にはすれ違う自転車のサドルに目線を行かせつつも・・・。
満員電車にキュウキュウとしながら左手に柔らかい感触を感じつつも・・・。
『ゆう○○ワイド』を聞きながらほくそ笑み、隣の車に気味悪がられながらも・・・。
『在庫処分』される事無く、頑張ろう。
178 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :02/01/23 23:26
ノード、元気か〜い?
まぁ、続きを書くのに詰まっても、胃袋が詰まる事は無いか・・・(笑
「・・・の胃袋は宇宙だ!」
ガンバテクダサーイ。。。
179 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/24 23:49
あ〜・・・・。
上げときます。
昨日は食い過ぎて体重が増加し痛恨。
それはそーと、ageますよん。
181 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/01/30 02:14
スレ生きてた。
らぶぴサンキュー!
メッセも復活するよ。
182 :
あゆ ◆Ayup.bbg :02/01/31 01:42
さおりんにあいたぁーーーーい
木の芽時も惑わず信念を縁に途を拓き、
父は哀愁と云う来し方を捨て、怒濤のように往くぞ。
従って、心も晴れやかに、ゆるやかにage。
全て分かったようなフリをして、得意げな顔をしながらage。
185 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/02/06 00:07
ああ・・・・・。
止まりっぱなしは良くないと思いつつも
なかなか思うように行かない
仕方なく挙げます。
ヨロシクテ ヨ
アナタノ キガ ムカレテタトキデ…
187 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :02/02/06 21:44
>沙織は
>この土地で起こった『猟奇』殺人事件の取材に訪れていた。
随分長いことさおりんは取材をしてるらしい。
気になる所だ。
age。
>>187 でもいいとこでペンディングになってるよな。
こう云ふもんは待つに限る。
待つ身は辛いが待乳山、清川、日本堤、そして浅草の情趣。
保守〜
190 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/02/16 01:56
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
第1部<満月〜もちずき〜>
一昨日、ここ仰木市蓼井町で起こった殺人事件は
この土地の人々の記憶から無くなる事は無いだろう・・・。
『殺し方』は凄惨を極めていた。
蓼井町には、古くからの造り酒屋が存在していた。
『蓼乃井酒造』は200年の歴史があり、
全国的にも銘酒として知られる酒蔵である。
代々杜氏をしているのは、この土地の古くからの名家でもある四方堂(よもどう)家。
事実、蓼井町では政治的権力を欲しいままにしている。
大正初期より土地の政治面を掌握する権限を持ち続ける四方堂の人間に
地元の人々は畏怖の念を抱き、また、その存在を認めざるを得ない程の
資金力もまた同時に恐怖の対象である事も、誰もが認めていた。
昭和に入り、閉鎖的な寒村でその権限を確固たるものとした。
現在の杜氏で、5代目の四方堂源三の手腕により、
『蓼乃井』は更に莫大な財力を蓄えるようになり、
その息子である四方堂隆史の卓越した先見眼も手伝い、
全国に顧客を抱えるようになっていった。
暗い、暗い、酒蔵の大樽の中に
その死体は漬けられていた・・・・・。
まるで
ワインのような鈍い赤・・・・・。
ワインレッドを全て抽出された女性の死体は
酒樽の『不純物』のように人とは判断出来ないくらいに細々となって浮いていた。
ワ・・ワイン・・。
まあいいや飲みつづけよう♪
192 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/02/17 15:30
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
第1部<満月〜もちずき〜>3
沙織はむせ返るような酒の匂いに一瞬、朦朧としたが
「いけない、いけない!」
頭をふるふると左右に振って、酔いを覚ましながらペンを走らせた。
見知った記者連中が何人かいた。
それもそうだ。
平穏で簡素なこの町(村と言っても良いくらい)で
こんな凄惨かつ残忍な殺人事件が起ころうとは誰も思わなかった。
仰木市は、今までこれと言った事件があまり無かった。
都心と違い、極端に人口が少ないこともあり、事件性がないのだ。
あるといえば、多那川に架かる橋から投身自殺する人間がいるくらいで
殺人事件、とりわけ今回のような猟奇殺人などとは無縁の穏やかな土地だった。
被害者は四方堂静香。四方堂源三の妻だった。
死因は頭部打撲による脳挫傷と判明した。
最も、死体は原型を留めておらず、頭部もやっと樽の中から見つかったくらいで
死体そのものはかなり細かく分解されていた。
頭部と胴体はおよそ八つに分解され、
腕、脚に至っては関節レベルで切り離されていた。
「遺体は既に鑑識に回されたよ。ああ、そりゃあひでぇモンだ。
なにしろ、酒樽の中から掬いきれていねぇ部分もまだあるからなぁ。
一応、ここまで仏さんをバラせるって事は、捜査の遅れを意図しているか
もしくは・・・・・・仏さんに相当な恨みを持ってる奴だろうなぁ。」
ポマード臭を撒き散らしながら、中年の刑事とおぼしき男が言った。
「文さん!少しは歯を磨くって事をしてよぉ〜!全く、いつもいつも・・・。」
沙織はどうやらこの男を知っている様子だ。
「うははは!そんなに迷惑ならお前さんの口で塞いでくれてもイイぞぉ。
そうすれば、少なくとも周りの人間には迷惑はかからんからな!」
「ムカ!!それってセクハラじゃないの?いいの?そんな事言って。
このところ警察の不祥事続きで、マスコミもイイ様に書けるんだよ!
文さん、何ならこのお仕事辞めてサラリーマンにでもなってみる?
それとも人間辞めて、動物園にでも再就職してみる?どうなのよ!ん?」
司馬文成(しばふみなり)警部『通称文(ブン)さん』は
そのセリフを聞くなり、大きな体躯を強張らせつつも笑いながら
「おいおい!分かった、分かったよぉ。ったく、そんなに気が強ぇんじゃあ
当分は独りでもブンヤで食ってけるなぁ、お前は。」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!言ったわねぇ〜!!今、言ったね!!
・・・・・書いてやる。ありったけのガセネタちりばめて書いてやる!
『警視庁またまたやらかす! 司馬警部セクハラ三昧の真相!』とか
タイトル付けて徹底的に抹殺してやるんだから!!」
「ははははは、そん時ゃあお前さんの『あの時』の腰の使い方でも証言するかな。」
沙織のフュエルゲージがMAXに達したところで、
一人の痩身の男が姿を見せた。何処と無く『影』があるが
このような酒蔵の雰囲気とは明らかに似つかわしくない美男だった。
193 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/02/20 01:52
一応、あげ。
続き書こうと思ったが眠い・・・・。
194 :
シャア専 ◆Rx7NOAz. :02/02/20 02:42
続きだワッショーイ♪age
195 :
はじめまして名無しさん:02/02/24 16:19
応援age
196 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/02/27 00:10
とりあえずあげ。
捜査は難航してるんだろうか?
春あげ
199 :
はじめまして名無しさん:02/03/06 13:57
失敗(w
200 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/03/09 10:59
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
第1部<満月〜もちずき〜>4
「警部、遺族の方に起こし頂きました」
若い警官に付き添われて、蒼白とした面体の男が姿を見せた。
「四方堂隆史(よもどうたかし)と申します・・・・」
朴訥な中にも端正な顔立ちの美男子だった。
憔悴しきった声。およそ肉声とは言えない。ラジオを聞いているかのようだ。
母親が惨殺されたのだから無理もないが・・・・。
隆史は司馬警部と5〜6分ほど話しをした後、
必死にメモを書き留めている沙織の存在に初めて気が付いた。
沙織の方も会話の止まった二人に気が付き、こちらを見やる隆史と目が合った。
「お美しい方ですね。司馬さん、こちらの方は?」
警部は嫌らしい笑いを浮かべながら
「桃原沙織っていう、フリーのジャーナリストさ。
乳はイイが性格に多少の難がありましてねぇ。だが、良い文っうがっっ!!」
これからがお褒めの言葉というところで司馬警部に『ニーリフト』がヒットした。
「こんのおぉぉースケベオヤヂィ!!・・・・・ハッ」
視線を感じ、真っ赤に顔を赤くしながら
「・・・・桃原・・・沙織です・・・・」
何を今更。そんな声が聞こえてきそうなくらいの変貌ぶりが可笑しかったのか
「あはは、よろしく」
隆史は何日ぶりかの笑顔を自然に出した。
201 :
あゆでーーす ◆Ayup.bbg :02/03/11 23:50
つかれたねーーー
うんうんつかれたよねー
やっぱ、年末組が一番だーねー
なんか、すっかり、内容をわすれちゃって、読んでもなんの話しだったか、おもだいせん
ノーード!お疲れさん。
送ったはいいが、せまい車で大変だったべ、その巨体じゃ(笑
俺もすっかり小説内容忘れてたりする(笑
おはつです。・・・わくわく!!続きまってますよ。
12月11日から始まって、まだ第1部だ。
このずっしりとくる手応えがたまらないよ。
今夜はうちクリームシチューだよ、ノード。
205 :
ayu ◆Ayup.bbg :02/03/15 21:56
遅くなりましたが、クリームシチュー、、
とり肉と、すきな野菜を用意します。
お肉をオリーブオイルでいため、塩胡椒を少々。半分火がとおったら、
白ワインか、日本酒を大さじ2ぐらいで、強火。
そのままお鍋に移して、牛乳と、コンソメ、お野菜で煮込みます。
少しにこんだら、牛乳にとろみがつくぐらいチーズをいれましょ。
後は、生クリームなども。。
味見しながら、塩や、胡椒を入れてください
とろーりとした牛乳とチーズ君たちが、お肉や、お野菜とからんで、
とーってもおいしーです!
とり肉は、骨付きを一本いれたりすると、いいだしがでるよー!
お試しあれ
206 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/03/15 23:39
>>205 ありが10!!
早速試してみよう
と言いたいところだが
誰かに作って欲しいなぁ・・・・・・・。
207 :
りゅう ◆RyuAForU :02/03/16 00:31
クリームシチューは大好き!
>ノード
早くいい人見つけましょうね・・・・(涙
あ、トリップ付けてみましたー!
208 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/03/20 19:12
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
第1部<満月〜もちずき〜>4
隆史は暫く笑い続け、沙織の真っ赤になった顔を見てようやく一呼吸つくと
「失礼、桃原さん。でも面白い方ですね。何だかとても癒されました」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
体中の血液が全部集中したかのように沙織の顔はさらに赤くなっていく。
「あ、御免なさい。気を悪くさせてしまいましたね。ホントに済みません・・・。」
「くすくすっ。いいんです。こちらこそお恥ずかしい所を・・・。」
何度も何度も頭をペコリと下げる隆史を見て沙織のほうが逆に可笑しくなってしまった。
「不謹慎だとお思いでしょうね。自分の母親が惨殺された現場で息子の僕が
笑っているなんて・・・・・・。」
「そんなこと!・・・・・そんなこと、ありません。」
隆史と沙織は俯いたまま数十秒の無言の時間を共有してしまった。
「あんたら、そういう雰囲気は場違いだぜぇ?B級の映画じゃねぇんだから。」
無粋な男である。この司馬という男は。
「あ!あの!・・・・その・・・四方堂さん、少しお話を伺わせて頂いても宜しいですか?」
我に返り、自分の本来のなすべきことを思い出した沙織は、
「・・・・今回の事件について、遺族の貴方に取材をさせて頂きたいのです。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
しばし、無言の隆史を見やって
「駄目でしょうか・・・・・・?」
隆史は、何か想いを巡らしながら、暫くして
「いいですよ。では、あちらの応接間でお話致しましょう。ただ、僕自身、
まだ何がどうなっているのか、何故、こんな事になってしまったのか、
正直言って混乱している状態です。貴方のご要望にお答え出来るだけの
取材内容になるかどうか・・・・・・。」
「いえ。お心遣い、感謝いたします。不躾なご依頼で申し訳ありません。」
全く不謹慎な隆だ。
騙されるなよ、沙織!
210 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/03/20 19:46
211 :
りゅう ◆RyuAForU :02/03/20 21:51
隆史なんぞに佐織を取られてたまるかあああ!
ふむふむ。隆史はくさい。
213 :
ノード ◆4y5mzbyo :02/04/06 15:46
≪短編小説を書こうVer.2≫
『禊〜みそぎ〜』
第1部<満月〜もちずき〜>5
酒蔵に隣接した建物に案内されると
沙織は事務所と思われる部屋に通された。
そこには蓼乃井酒造で製造される酒の銘柄がカウンターに並んでおり
壁には初代から先代である四代目の当主の写真が飾られていた。
対面の壁には三幅の掛け軸が掛けられている。
それぞれの掛け軸には一体ずつの菩薩像が描かれていた。
右の菩薩像は男性的なエネルギーを感じ
左の菩薩像の方は女性的なしなやかな描線を形作る。
全体的に暗い色彩。古めかしく神秘的ではあるが
どこと無く吸い込まれるよな、そして、不気味な印象を沙織は覚えた・・・。
輸入物の豪華な応接セットが清掃の行き届いた応接間の中央に置かれていた。
「こちらでお話ししましょう」
隆史にそう促された沙織は、無造作にソファに腰掛け
スラリとした脚を組みながらレコーダーと手帳を取り出すと
座るか座らないかの態勢でいる隆史に取材を始めた。
「この度はお母様があのような惨い事になられて、御愁傷様です。
四方堂さんの心中、お察し致しますわ」
「・・・・・・お心遣いありがとう」
しばし空気を停滞させる様に、沙織は一呼吸の間隔を置いてから
「静香さん・・・・お母様はどのようなお方だったんですか?」
表情を若干曇らせながら隆史は少しづつ言葉を紡ぎ始めた。
「父にとっては非常に聡明で貞淑な妻。私にとっては優しく堅実な母親でした。
四方堂の家を影で守り、誰からも好かれていました・・・・・」
「御立派な方だったんですね・・・・・」
「しかし、それはあくまでも奥に潜む『女』の部分を覆い隠す為の『仮面』でしか
無かったのかも知れません」
「・・・・・え?・・・・・・『仮面』??」
「全ては『仮面』だったんです。貞淑も、堅実も!あの優しささえも!」
「!!・・・・・・・・・」
穏やかだった隆史の言葉が、みるみるうちに怒気を孕む。
沙織は瞬間、背骨に氷を積め込まれるかのような感覚を覚えた」
いや、仮面でもそこまで出来るってすごいわ!
源三の後妻に入りたいあげ♪
隆史に沙織は渡さん!!(関係無い)