サソリモドキについて語るスレ【ビネガロン】

三大奇虫で唯一日本国内に生息するサソリモドキ（ビネガロン）について語るスレ

思ったより小さい餌しか食わない

サソリモドキって、もしかしたら昆虫ゼリーで飼育できないかな。

無理だと思う…
ムカデにあげるといいみたいなことは本に載ってたけど

ダンゴムシやコオロギの小さいのでも入れとけばそれでいいじゃない

サソリモドキか
これって鹿児島県や宮崎県に生息してるんだっけ？
脅かすと酸っぱい臭いがするとか

日本にサソリモドキは、１属２種が生息する。

アマミサソリモドキ[Typopeltis ?stimpsonii/?stimponii (Wood, 1862)]
体長40〜50mm
九州南部(薩摩半島，牛深，上甑島)、大隅諸島(口永良部島，硫黄島，竹島)、トカラ列島、奄美大島、徳之島、沖縄(伊是名島)に分布
北限は熊本県天草市牛深町であり、県内では天然記念物とされている。
(牛深のものは移入種の見方があるようだ[PDF]：http://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/26062.pdf)
・兵庫県神戸市のアマミサソリモドキ(移入)
http://homepage2.nifty.com/hirouchi/kobe52.htm
＞長崎県の天草　は誤りと思われる。
他、和歌山県太地町で記録，愛媛県今治市，高知県幡多郡大月町，東京都八丈島で生息。
・アマミサソリモドキの噴出液の科学成分について(国立情報学研究所CiNii論文)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003816644
酢酸78.3%,カプリル酸5.8%,水15.9%

タイワンサソリモドキ[Typopeltis crucifer (Pocock, 1894)]
沖縄(意平屋島)、宮古諸島(多良間島)、八重山諸島、台湾に分布
・タイワンサソリモドキの噴出液の科学成分について(CiNii論文)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003816108
酢酸81.7%, カプリル酸5.4%, 水12.9%

アマミサソリモドキの学名の種小名については、Wikipediaなどを含めstimponiiが多用されていたが、
・CiNii論文：日本産サソリモドキの研究
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001032146
・レッドデータベース
http://www.jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=110901050012012&sort=s
高知県で絶滅危惧IB類(EN)に指定されているのは、おそらく自然分布の扱いか？
・国立環境研究所
http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/70500.html
など公ではTypopeltis stimpsoniiが用いられている。
また、stimpsoniiという種小名は他に
北海道一円に分布するキヌシオグサ[Cladophora stimpsonii]
沖縄諸島に生息するスティンプソンベニオウギガニ[Liomera stimpsonii]
石垣島や西表島などに生息するイシガキトカゲ[Plestiodon stimpsonii]
などにも見受けられるが、stimpsoniiは
スティンプソンという人名(参考例：http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%BD%E3%83%B3)
に因み、stimponiiは誤植と考えられそうであるが、実際のところはどうなのか不明。
サイトによっては、Typopeltis stimpsoniiがタイワンサソリモドキ、Typopeltis stimponiiがアマミサソリモドキと紹介されていて、学名が混同しているようだ。

鹿児島本土のアマミサソリモドキってやっぱり海沿いに多いんですかね

>>7
＞牛深のものは移入種の見方があるようだ[PDF]：http://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/26062.pdf

＞参考例：http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%BD%E3%83%B3

>>7
頭の先からお尻までの長さなの？
尾っぽは入れないの？

>>10
体長なので尾部は含めないです
尾部を含める場合は全長と表記

アマミサソリモドキの全長は80mmほど
タイワンサソリモドキの体長はアマミサソリモドキと大体同じぐらい

北海道にもいるとは知らなかった。

千葉で発見されたことはあるらしいな
北海道は知らない

明後日指宿行きます
待ってろよアマミサソリモドキ！

サツマGと一緒に取ってくるといい

日本にもサソリがいるなんて

日本にはサソリもサソリモドキもいるよ
一部地域だけだけど

まめちしき１
英語で
Scorpionはサソリ
Pseudoscorpion（直訳：偽サソリ）はカニムシの事であり、サソリモドキではない

まめちしき２
サソリモドキはクモ・ウデムシの系統であって
サソリとは遺伝的にこれらの生物よりも遠い

931　くさい

>>14
どうだった？

密閉容器にサソリモドキ入れて臭い出させると、カメムシみたいに死ぬ？

>>20
一匹もとれず…
サツマゴキはたくさんいたけど

鹿児島も南の方なら石とか倒木とかひっくり返して行けば
取れそうなもんだけどね。そりゃあ残念だった

>>21
窒息するらしい

窒息死と中毒死って違うし
酸欠で死ぬのが窒息死で毒性の気体で死ぬのが中毒死
前者？

あれってサソリやザリガニみたいなハサミじゃないんだよな？

くさそう

臭いというより酸っぱい刺激臭
ただ触ったり脅かしたりしなければあまり発射しない

酸っぱい刺激臭は臭いじゃんｗ
酢系統の臭いでしょ

すまんｗ
臭いっていうとカメムシやゴミムシとかの悪臭を想像してしまうんで
「くせっ！」てよりは「酢っぺぇ！」って感じかなぁと
まぁあまり頻繁には出さないけど

酢よりも酢酸エチルやタバスコの匂いのような気がする

すっぺぇ！！って汗臭い臭い？

酸っぱい臭い≒酢

アマミサソリモドキとタイワンサソリモドキってどうやって区別すんの？
あとオスとメスの区別法も教えて

相当前に一度飼育していたがすぐ死なせてしまった。もう一度飼育したいね

今スネアカサソリモドキ1ペアがビッダーズでオークションやってるお

ちょっと>>7に訂正箇所があった。
タイワンサソリモドキは属変更などはなかったので、学名はTypopeltis crucifer Pocock, 1894

>>34
ネット上で探しても、雌雄の違いについてはあっても日本産両種を区別する画像解説はなかなかないね。虫ナビでは
「♂では触肢の桿状突起が外側に反ることと、♀では生殖板の刻状紋が異なる。」とあり、
レッドデータおきなわ［http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/9962/kumorui.pdf］では、
「雄の触肢の桿状突起はそりかえる。雌の生殖板上には円〜だ円形の凹刻がある。」
「雄では桿状突起の形、雌では生殖板の刻状紋のちがいで容易に区別できる」とあるが、文字だけだと実感がわかない。
そこで、ネット上に埋もれていた良い文献を紹介する。

http://i49.photobucket.com/albums/f270/ganoderma/uropygisexing.jpg
雄左、雌右。
腹部腹面の基部に生殖板があり、雌にはその生殖板に一対の窪みがある。
生殖板の形は種により様々である。

http://arthropodaselecta.britishspiders.org.uk/articles/5_3_43_52_haupt_song.pdf
Joachim Haupt & Daxiang Song (1996)「Revision of East Asian whip scorpions (Arachnida Uropygi Thelyphonida). I. China and Japan」
東アジアのサソリモドキ科(Thelyphonidae)のネット上で閲覧できる貴重な文献。中国と日本編。台湾と隣接地域編もある。
これを見れば一目瞭然だが、雄では触肢脛節にある桿状突起が長く、雌では太く短い(Fig.2,Fig.4)。
アマミサソリモドキ(Typopeltis stimpsonii)では、雄の触肢脛節の桿状突起(Patellar apophysis)が内側に曲がり(Fig.2b)、雌の生殖板(Genital plate)はドーナツ型に隆起している(Fig.5b)のに対し、
タイワンサソリモドキ(Typopeltis crucifer)では、雄の触肢脛節の桿状突起がやや直線的であり、ほとんど曲がらなく(Fig.2c)、雌の生殖板はＹ字形に窪んでその左右が平行に隆起している(Fig.5c)。
また、アマミやタイワン雄での触肢転節の突起(Tibial apophisis)にも違いがみられる。この文献は完模式標本(Holotype)の図であるので、触肢転節の突起などには若干の個体変異もあるだろう。

ちなみに、虫ナビでは桿状突起が外側に曲がると解説されているが、それは触肢単体でみた場合の話だろう。左右双方の触肢を含めてみると、桿状突起は内側に曲がっているのでここではそう解説している。

http://arthropodaselecta.britishspiders.org.uk/articles/5_3_53_65_haupt.pdf
Joachim Haupt (1996)「Revision of East Asian whip scorpions (Arachnida Uropygi Thelyphonida). II. Thailand and adjacent area」
台湾と隣接地域編。後の方に検索表がある。
以下、引用
♂
Terminal part of patellar apophisis largely broadened, terminal teeth stout, trochanter forming a large, triangular, anteromedian projection..................................stimpsonii
Anterior tooth on dorsal side of trochanter stout, thumb-like......................................crucifer
♀
Cuticular wall on ventral surface genital plate almost circular....................................stimpsonii
Ventral surface of genital plate with a Y-shaped depression.......................................crucifer
下手な訳だが。。。
♂
桿状突起の末端部は大きく広げられ、末端の鋸歯は頑丈，転節を大きく成形し，三角形，前中央は突出する・・・・・・・・・stimpsonii
転節背面の前部の歯は頑丈で，親指似・・・・・・・・・crucifer
♀
腹面生殖板上の角皮壁はほとんど円形・・・・・・・・・stimpsonii
生殖板の腹面にY字形の窪みを備える・・・・・・・・・crucifer

親指似というのは、Fig.2cを見ればよくわかると思うが、雄の触肢転節背面から見える突起は、内側に向かってに４つ、上に向かって１つの太い突起が突出しており、手の形をしているように見えるので、親指という表現にしたのだと思う。

スマン、また訂正箇所があった。
http://lanwebs.lander.edu/faculty/rsfox/images/uropygid19L_x720_x_480x_x540_x_360x.gif
この図を参考にすれば、触肢は根元から基節(coxa)，転節(trochanter)，腿節(femur)，膝節(patellar)，脛節(tibia)となる。
だから、>>39に「触肢転節の突起(Tibial apophisis)」とあるが、Tibial apophisisは鋏の部分の突起で、触肢転節の突起は文献からいえばTrochanter teethになるのかな。
あと、「触肢脛節の桿状突起」も、触肢膝節の桿状突起というのが正解。
ちなみに、鋏の可動部はフ節(tarsus)。

ダイオウサソリぐらい大きなサソリモドキがいたらいいのになぁ…

前に鹿児島でみつけた
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up36748.jpg
http://up.mugitya.com/img/Lv.1_up36749.jpg

ちっちゃいのかわいい

>>43
下のは親子か？砂サソリと同じく子育てするのか

いいなあ、触りたいな

アマミサソリモドキとテキサスジャイアントビネガロン飼ってるけどテキサスに比べるとアマミは臆病で落ち着きがない感じがする

どれくらい生きるんだろうか

test

昨日ＴＢＳがサソリモドキを昆虫と言って紹介してたぞ！！
どないやねん？

昔の番組特ホウ王国で謎の生き物とか騒がれたのはこれかな？

キチ害ビネガロン弱すぎ
酢酸も大したことがなく、パワーも弱ければ防御力も低い
弱小ジャイアントビネガロンは最弱級に弱く、虫最弱候補でもある

ビネガロン害虫だし弱いしな

ジャイアントビネガロン弱すぎｗｗｗ
ただの害虫じゃん