小学生の頃、下校中に妹と、泣き喚く妹の友人に遭遇。
その子の同級生(女子)も近くにいて、ニヤニヤしながら歩き去ろうとしている。
どうしたのかと聞くと、道の中ほどを毛虫が歩いていて、それをその同級生が踏み潰したらしい。
見ると、確かにオレンジ色の毛の塊が無残な姿でそこに残っていた。
「何も殺すことないじゃないの!!可哀想だよ!!」と言うその子をなんとかなだめながら帰った。
その子も今年で高2だが、今でもあの気持ちを忘れないで居て欲しい。
女子って結構何の罪悪感もなく潰し殺すぞ。
前に巨大な芋虫がいたからって、テニスボール持って、それで潰そうとしてるツワモノがいた。
そういう自分は女だが、今まで数え切れないほど踏み潰してきた。
消防の頃は手一杯にイナゴを捕まえた時、あふれ出たイナゴをぶちっとやっちゃうことが多かった。
最近は自転車乗り場に大量発生する毛虫をよく踏んだ。できるだけ捕獲して逃がしていたが…
怖いっていうか、本当にショック。無意識に一個の命を奪ってしまったという罪悪感というか、なんというか…
とにかく固まる。