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名無しさん@お腹いっぱい。:
おれも昔飼ってた。えさはミミズ、イモムシ、ケムシ。
ガラスの水槽の下に土と砂を混ぜたものを敷いて、隠れるため
の石や植木鉢の破片などを置き、そこへ3匹のオサムシを入れ
た。そして次の日くらいに、オサムシの倍もあるようなでかい
ケムシを採ってきて割り箸でつまんでオサムシの水槽の中に入れた。
すぐにオサムシの1匹が気がついてとことこと大ケムシに近づい
てきた。オサムシは調べたり様子をうかがったりすることなく、
とことこ近づくやいなや緊迫感もなくいきなり腹をカブリと噛みつ
いた。オサムシがひと噛みすると、大ケムシはのたうちまわり、
オサムシは弾き飛ばされそうになりながらも、噛みついたまま
絶対に放さず噛みついたところから、かまわずムシャムシャと
食い続けていた。大ケムシは生きたままくねくねしながら
だんだん食われていって、内臓が飛び出てだんだん動きがにぶく
なった。そこへ、もう一匹、二匹とやっと気がついたオサムシが
かけつけて来て、3匹が額をガジガジと擦り合せながらよって
たかってガツガツ食い始めた。そのうち大ケムシは肉魁になり、
ついにはゴミくずのような毛玉になっていった。食い終わった
オサムシは再び物陰に隠れた。腹はパンパンにでかくなっていた。
堅い青銅色の羽根の下から白っぽい腹部の部分がはみ出していた。