カテナの開発手法Lyee その3

このエントリーをはてなブックマークに追加
506非決定性名無しさん
擁護する気はさらさらないけど、Lyeeそのものではなくて生み出した背景というかひらめきというか視点には共感するモノがある
1を受けて、現在の情報処理技術が人智における究極ゴールだとは思えない・・・
あまりにも前提条件を必要とする、かなり閉空間でしか通用しないような気がする
(で断っておくがLyeeが究極だとは思わないのでよろしく)

個体差がなくなるまで分解を試みるのは手法として認知できるし
その結果の単語にルールが潜むという推察もおもしろい
そこからの詰めが甘いような気がする

我々はデータベースの正規化経験からだって正規化しすぎれば意味情報が失われるのを知っている・・・復元できなくなることも
手塚治虫の火の鳥世界を持ち出して、遺伝子の螺旋構造を間近で見るように
複雑なドメイン領域を単語に分解して観察するところまではなんとなくわかるけど
Lyeeの言い分は、どこかに意味情報を欠損してきているような気がする・・・というか欠損する危険性があるよ
感覚的で悪いが・・・一様に単語分解したら問題は単純化できるという前提に立っているから
ソフ技はソフトウエア構築が今より簡単になると思っているかもしれないけど・・・
絶対エントロピーが増加するとは言わないが・・・かえって不安定な状態(一様で混沌)になるとは思う

意味情報をかろうじて内包するコンポーネントからだったら復元は可能だと思うけど、Lyeeの主張点の単語まで分解したら元に戻せる方がちょっと不思議
技法やアイデアまでがカテナの責任で、失敗は顧客とインテグレータの責任というのでは技術とは言えないし導入リスクがありすぎるのでは?