カテナの開発手法Lyee その3

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192TOE
すると、先ず、その単語それ自身の真偽性が論じられなければならないのですから、
その真偽の結果が記録されなければなりません。
例えば、その単語の型属性が「文字属性」だとしますと、
その単語の文字面をアドレスとするメモリフィールドが存在し
“As String”という型属性で定義されていなければなりません。
そして、そのメモリフィールドにその単語の真偽結果が記録されることになります。
即ち、バリデーションを達成する必要条件の一つとして、
その単語の文字面をアドレスとするメモリフィールドが存在しているか否かを
検証するステートメントが無ければなりません。
それが「そんな寒いバリデーション方式」と貴方が指摘した部分なのです。
しかし、これって「寒い暑い」で論じるような事柄でなく
必須の事柄と思いますが。

次に、「空」であったならば、それは未だ「真」ではないのですから
「真」への試行が必要です。その試行がいわゆる「自己生成」です。
「真」ということは、その単語の文字面をアドレスとするメモリフィールドに
“その単語の唯ひとつの意味となるデータ”が作られることです。
この
“その単語の唯ひとつの意味となるデータ”ということが命題を論じるとき
忘れてはならないことです。
唯一つの意味となるデータの作り方は、
左辺をその単語の文字面をアドレスとする仮領域とし、
右辺を他の(一つ以上)単語の文字面をアドレスとするものを演算子で結合して、
それらを「等号=」で結ぶしかありません。
もし、結ばなかったら、決してその単語を「真」にすることはできません。
これが「機能性」というバリデーションである
と同時にスペシフィケーションというアクティビティでもあります。

<<更に、次に続く>>