>>550 横から失礼します。
顧客にとって価値のある事が変わり、ITへの期待値も変わった昨今。
顧客が何を最も価値が高いと考えているのか、それを提供するために我々のサービスがどうあるべきで、どう変わって行こうとしているのか、そのビジョンやロードマップが無い事が問題では。
顧客は価値が無い物に高額は出せない。
顧客にとって価値が高い仕事にフォーカスし続ける事が日本のIT労働者として生き残る条件でもあるはず。
今まではメーカー受け売りの横文字ソリューションだけ売って済ませて来たけれど、
これからはより一層、各社個別の業務に根差した提案が求められる。
業務提案の推進と言ったとき、営業やエンジニアの顧客業務理解が乏しい事をよく嘆くのを聞くが、
それは一番の大事ではないと思う。
一番は、顧客の個々の経営課題を知らない事が問題。
二番は、経営課題に合致する提案に持ち込むだけの技術、製品知識、提案力が弱い事(コスト削減以外のテーマでそんな提案を作りあげたことが無い人が増えている。
ベンダーパワーの活用と言う美文に踊らされ骨抜きになった結果とも取れる。)。
三番は、上記の提案は足が長く、物売りやSIの利益構造では実現出来ない事。
それこそ成功報酬型のコンサルフィーなり、顧客データセンターの廃棄&アウトソース化等の大規模案件とワンセットで進めるなど、
ハイリスクハイリターンな事業部負担の案件投資として後で回収する仕組みに切り替えるなどが必要。
潤沢なキャッシュをそういう所に使って、メーカーとの差別化に繋げるべきでは。