>>795 人事の「人を大切にする」というのは、正社員は「決してクビにしない」という点においてのみ正しいです。
平、代理、次長、部長にそれぞれ35、40、45、50で自由定年という制度を設け「辞めたかったらどうぞ」というスタイルで決してリストラはしない。再就職斡旋のサポート付きです。
また同じ位を20年続けるとシニア職になり給料、ボーナスがそれまでの8割になります。ここでもリストラはしません。リストラは年収だけです。
またシニア職でも自由定年を選択出来ます。
使えない人間も何とか役割を探して、仕事をさせようという姿勢もあります。
裏を返せば、いる以上何としても仕事をさせるという事なんですが。
また休職者に対しても入社10年以上だと
欠勤1年、休職2年3ヶ月で更に年休最大40日、傷病休暇最大50日
を使い果たした後で初めて欠勤になる
という公務員並の手厚い制度もあります。
また欠勤の期間はボーナスは日割計算で減額されます。
しかしながら、こうした手厚い制度も規則を良く読まないと知らないままの社員がいるのも事実です。
それに配属部署や欠勤に至るまでの仕事の配分や扱い等は決してプラスの意味で人を大切にしている訳ではありません。直属の上司次第です。
また昇進についても資格ポイント制度を導入していますが資格ポイントを満たしていても中々昇進出来ず後輩に抜かれる社員がいるのも事実です。
で昇進出来ない人は自由定年で辞める事が出来るのでリストラにはなりません。
言い換えると人事は自らリストラせず、昇進させない事でリストラを誘導していると言えます。
自らは決して手を汚さないのです。
こうした意味で正社員を大切にしているので人事は公に「人を大切にしている」と言っているのです。
よって疑問に思われている様に、真の意味では人を大切にはしていません。
社員の能力や才能ややる気を最大限に引き出すというプラスの方向ではあまり有効に機能していない、というかそうした姿勢は人事異動等では感じられません。
決して普通の意味でのリストラしない
というだけです。
人事の表と裏が多少は伝わったでしょうか?