図書館情報学

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FoLIS生活、第14日目。

今日から第3章。「図書館情報学」について。

第1節、導入部分。
19世紀以来図書館員は確固たる職業的アイデンティティーと価値観を確立させた。
その後変化はゆっくりだっため図書館員の役割は比較的変わらないままだった。
しかし、現在変化は加速し、図書館員は順応性を求められている。

この章では、司書職教育の歴史、この分野が直面している問題、将来に直面するだろう問題の三点について述べる。

第2節、図書館教育の歴史について。
19世紀中葉以前特筆すべき図書館教育はなかった。
しかし19世紀後半に入りいくつかの出版物で図書館員の教育を扱ったものがあらわれた。
そして、1876年から1923年は図書館教育の発展にとって決定的な時代となった。
以下の節では、司書職の専門化に強い影響を及ぼした流れについて触れる。

A.徒弟制度の斜陽と新しい教育モデル

19世紀のアメリカの教育は英国式の伝統的な徒弟制度によって成り立っていた。
しかし、ヨーロッパの新しい教育モデルに触れ、アメリカでも変化が起きつつあった。

B.アンドリュー・カーネギーの影響

カーネギーの尽力により図書館は急激に増加した。
その結果、図書館労働者の需要の増加と永続的な労働力の確立が求められることとなった。

C.メルヴィル・デューイと司書職の専門化

デューイは図書館情報学に四つの大きな業績を残した。

1.デューイ十進分類法

デューイ十進分類法はこの分野に基礎的かつ重要な理論的原理を提供した。

2.アメリカ図書館協会の設立

アメリカ図書館協会の設立は司書職の専門性と知名度を高めた。

3.American Library Journalの創刊

4.図書館教育の確立

デューイは最初の図書館学校"School of Library Economy"を設立した。

以上。
今日は5ページ半ってところか。