図書館情報学

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653 ◆HOpszfMBB2
FoLIS生活、第12日目。

第3節F項の5。

19世紀を通してアメリカには多くの移民が流入した。
図書館は移民に対して責任を負うこととなった。

最初期の優先事項は人種の融合と同化であった。

少数派民族やマイノリティーに対する最も有名なサービスは分館の設置であった
しかしそれらの分館は人種によって分離されていた。

一方、図書館や正規の教育へのアクセスに困難をかかえていたアフリカ系アメリカ人は
独自に共同体を作った。

20世紀初頭全国的に分離図書館がサービスを提供しはじめていた。
そして1960年代の民族自決の時代が到来した。

アフリカ系アメリカ人とヒスパニック系アメリカ人は機会とアクセスの平等性を主張した。
そして分離されていた図書館は集約されていくことになった。
それでもなお一つの図書館内での分離は続いていた。

図書館員は全ての人にサービスをすべきという信念とコミュニティーにあった人種差別の流れとの間でバランスをとろうと苦闘していた。

ALAは1960年代より前までこの問題になんら役に立っていなかったが
1961年に全ての人に平等な図書館サービスをと主張するようになった。

また図書館に影響を及ぼすいくつかの進歩的な法律が生まれたのもこの時期である。
図書館は様々な方法でこのイニシアチブに対処した。

さらにいくつかの民族的圧力団体が出現しALAにいろいろと働きかけてきた。

これらの取り組みにもかかわらず不平等がなくなったということはない。
いまだ問題は残ったままである。

以上。
今日は6ページってとこかな。
いまいちまとめがうまくできなかった。反省。
654 ◆HOpszfMBB2 :2010/07/11(日) 19:21:38 ID:L1a8k6Ci0
FoLIS生活、第13日目。

今日は第4節と第5節。
第2章も今日で終わり。

第4節導入部分。
この章では歴史を学ぶことで図書館の使命について考えてきた。
図書館はそれが属する社会によって形作られてきた。

以降は未来の図書館の使命についてである。

A項。行政機関として。
行政機関としてコミュニティーに対する貢献度を証明することができなければ
社会の信頼をなくし、資金の欠如、そしてそれによるサービスの低下を免れないだろう。

B項。教育について。
公教育に対する信頼は低下しつつある。
教育と密接に結びついた図書館はその影響を受けることになる。
教育とともに痛手をこうむることになるか、教育の補完機関としてより責任を持つようになるか
二通りのシナリオが考えられる。

C項。サービス対象。
図書館は伝統的な利用者をサービス対象としていくのか
それとも新しい利用者を開拓していくのか判断を求められることになるだろう。

D項。読書について。
読書を重視するのか他のサービスを重視するのか

E項。文学について。
文学に対する期待は低下しつつあるように思える。
一方でそれはおおげさであるという主張もある。

F項。新しい技術について。
社会は新しい情報技術に対して熱狂と不安を抱いている。
図書館はこれらの技術へのアクセスコントロールを求められることになるだろう。

第5節。
過去25年間に起った劇的な変化はわれわれの社会に革命を起すかもしれない。
そうなったとき伝統的な図書館の使命は時代遅れとなるかもしれない。
電子図書館時代はすぐ目の前まで来ている。
図書館情報専門職の直面する問題や困難は悪化し拡大することになる。
この変化の時代に図書館の新しい使命は何になるだろう?
時だけが答えを知っている。

以上。
今日は少なめの3ページだけできりがいいのでここまで。