エボラ出血熱が西アフリカで猛威をふるっています。
しかし日本国内ではメディアがエボラ熱関連のニュースをあまり取り上げず、
英語の苦手な日本人は事実上、エボラ熱の現在の状況を知るのが困難な状況に置かれています。
そこでこのスレでは外国語のエボラ関連のニュース、論文等を日本語に翻訳することで、
英語の苦手な方に対しても情報の周知を行おうと思います。
・英語のスキルに関わらず、翻訳への参加を心から歓迎します。
(機械翻訳の結果をそのまま貼り付けるのはご遠慮ください)
・ニュース記事や論文の翻訳の依頼もこのスレにお願いします。
・エボラ熱そのものに関する話題は関連スレのエボラ本スレにてお願いします。
【関連スレ】
エボラの流行 2014年 アフリカ PART4
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/infection/1410022785/l50
http://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/su63e0923.pdf リベリア・シエラレオネにおいて、将来のエボラ熱の症例を推定する
アブストラクト
今回の西アフリカにおけるエボラウイルス病の流行では最初に、2014年3月22日にギニアで49症例が報告されました。
同年の8月31日までに西アフリカでは3685症例がエボラ熱又はエボラ熱の疑いありと報告されています。
追加的にエボラ熱をコントロールする計画を立てることを援助するため、又将来のエボラ熱の感染者数の推定を提供するため、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は”EbolaResponse ”と呼ばれるモデリングツールを構築しました。
仮に効果的なエボラ熱の対策が拡大されずに流行が続いた場合、9月30日までにリベリアとシエラレオネではおおよそ8000件のエボラの症例が報告されるでしょう。
報告済の症例の2.5倍の症例が潜在している可能性も求められました。(直訳:2.5倍の過少報告される補正係数がある可能性も求められました)
この補正係数を用いることで、”EbolaResponse ”は9月30日までにリベリアとシエラレオネではおおよそ21000件のエボラの症例が現れると推測しています。
報告されるエボラの症例はリベリアでは15-20日で、シエラレオネでは30-40日ごとに倍増しています。
”EbolaResponse ”はエボラ熱をコントロールする試みどのように、エピデミックの拡大を遅らせ、最終的に停止させるか――を推測することにも着手しました。
仮定のシナリオでは、エボラ熱の感染者のおおよそ七割が、医療施設又はエボラ治療施設(ETU)又は(これらの施設が満員である場合は)エボラ感染のリスクを低減させる非ETU施設――必要ならば安全な埋葬を含む――に収容することで、
エボラ熱のエピデミックは拡大が遅れ、最終的には停止します。
その他の仮定のシナリオでは、ETU等に収容される感染者の割合が七割に達するのが30日遅れるごとに、エピデミックのピークにおける感染者数はおおよそ三倍になっていました。(しかしながら流行は結局、終わっています)
http://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/su63e0923.pdf リベリア・シエラレオネにおいて、将来のエボラ熱の症例を推定する
アブストラクト
今回の西アフリカにおけるエボラウイルス病の流行では最初に、2014年3月22日にギニアで49症例が報告されました。
同年の8月31日までに西アフリカでは3685症例がエボラ熱又はエボラ熱の疑いありと報告されています。
追加的にエボラ熱をコントロールする計画を立てることを援助するため、又将来のエボラ熱の感染者数の推定を提供するため、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は”EbolaResponse ”と呼ばれるモデリングツールを構築しました。
仮に効果的なエボラ熱の対策が拡大されずに流行が続いた場合、9月30日までにリベリアとシエラレオネではおおよそ8000件のエボラの症例が報告されるでしょう。
報告済の症例の2.5倍の症例が潜在している可能性も求められました。(直訳:2.5倍の過少報告される補正係数がある可能性も求められました)
この補正係数を用いることで、”EbolaResponse ”は9月30日までにリベリアとシエラレオネではおおよそ21000件のエボラの症例が現れると推測しています。
報告されるエボラの症例はリベリアでは15-20日で、シエラレオネでは30-40日ごとに倍増しています。
”EbolaResponse ”はエボラ熱をコントロールする試みどのように、エピデミックの拡大を遅らせ、最終的に停止させるか――を推測することにも着手しました。
仮定のシナリオでは、エボラ熱の感染者のおおよそ七割が、医療施設又はエボラ治療施設(ETU)又は(これらの施設が満員である場合は)エボラ感染のリスクを低減させる非ETU施設――必要ならば安全な埋葬を含む――に収容することで、
エボラ熱のエピデミックは拡大が遅れ、最終的には停止します。
その他の仮定のシナリオでは、ETU等に収容される感染者の割合が七割に達するのが30日遅れるごとに、エピデミックのピークにおける感染者数はおおよそ三倍になっていました。(しかしながら流行は結局、終わっています)
ワシントンポスト:幸運がエボラからアメリカを遠ざけていた。しかし状況は変わりそうだ。(上半分)
http://www.washingtonpost.com/news/storyline/wp/2014/09/24/luck-has-kept-ebola-out-of-the-united-states-but-thats-going-to-change/ Kent Brantly氏がエボラ熱に罹ったとき、ちょっとした偶然のおかげで、彼はテキサス州にいなかった。
Brantly氏――はじめてエボラに罹ったアメリカ合衆国の医師――はリベリアのキリスト教系病院で働いていた七月下旬に感染した。
しかし彼はすぐには自分が病気であることに気が付かなかった。
エボラ熱のトリックのひとつに、ウイルスは感染から発症までに三週間ほど潜伏することができるけれども、(エボラ熱特有の)深刻な病徴は(発症から)10日以内に現れる点が挙げられる。
しかしこの期間はエボラの(未発症の)感染者が飛行機に乗り、世界中に行くには十分である。
そして、7月20日に彼の妻と子供たちが結婚式に出席するためにリベリアからテキサスに飛んだとき、Brantly氏はエボラに感染していたけれども、まだ発症してはいなかったし、このように伝染性も持っていなかった。
この医師は一週間後に彼らとテキサスで会う予定を立てていた。が、彼はその飛行機に乗ることはなかったのだった。
彼は三日後に病気になった。エボラだと診断された。
彼はすぐにアトランタのEmory大学病院に高セキュリティの医療避難を行い、最終的には回復した。
しかしBrantly氏はあやうくアメリカにエボラウイルスを伴って帰国するところだった。
医者として、彼は他人が病気になるのを防ぐよう用心した。しかしながら結果として起こったパニック――テキサスでエボラが!――まで抑えることは不可能であった。
ちょっとしたツキに恵まれていたのだ。
その上、史上最悪のエボラの流行に至る六か月間、ツキは落ちていなかったのだった。
エボラが西アフリカの大流行から、アメリカ合衆国やヨーロッパ、又はアジアやオーストラリアに飛び火したケースはひとつも報告されていないが、
ただ二か国――セネガルとナイジェリアはリベリア、シエラレオネ、ギニアを中心とするエボラウイルスのホットゾーンから漏れ出してきた症例が報告されている。
(しかし)アウトブレイクが指数関数的に拡大するにつれて、幸運な流れを維持するのは更に難しく、間もなく不可能になるだろう。
ワシントンポスト:幸運がエボラからアメリカを遠ざけていた。しかし状況は変わりそうだ。(下半分)
http://www.washingtonpost.com/news/storyline/wp/2014/09/24/luck-has-kept-ebola-out-of-the-united-states-but-thats-going-to-change/ 「わたしたちがこんなに幸運だとは思ってもいませんでした」
エボラ熱の拡大のモデリングプロジェクトを遂行しているNortheastern大学のAlessandro Vespignani教授は言います。
来週、エボラウイルスの感染者がアメリカ国内に入ってくる可能性は10パーセントほどある。
「10月には、わたしたちはもっと大きなエボラ流入の可能性にさらされるでしょう」
もしも、エピデミックが140万件――最悪の予想の四か月後の数字に近づいたら、アメリカ国内でエボラの症例が現れるのはほぼ確実になります。
これは必ずしもアウトブレイクを意味しませんが、少なくとも一件以上ではあります。
エボラの拡大する確率の計算は複雑です。
それは少しの当て推量とたくさんのビッグデータ、たとえばエボラの感染地を通過する国際フライトの数や、それらのジェット機の座席の数、エボラが未検出の人がそのシートに座る可能性などを含んでいます。
この可能性は(公的機関などの)政策の選択も反映します。その選択は可能性を劇的に変化させうるでしょう。
今週末に雨が降る可能性(を予想すること)よりも難しいと教授は言います。
「(しかし)わたしたちはエボラの拡大する可能性に影響を及ぼすことができます」
そこで、あなた(の国)は国境を閉ざし、国際線のフライトを取消し、入国前の発熱者のスクリーニングを強化することができます。発熱はエボラ熱の早期の病徴なのです。
これらの全ての施策はさまざまなレベルで試みられてきました。
WHOは各国にフライトを維持し、国境を閉鎖せず、しかしスクリーニングは行うよう勧めています。
これまでのところ、これらの取り組みは効果的であったとWHOの代表者は言っています。
最高の防御はおそらく、前に進むことでしょう。(意訳:おそらく進撃こそが最高の防御でしょう)
「(あなたの国は)世界に封鎖を強いることはできないのです」と教授は言います。
全てのアクセスを絶ってしまうことは、救援がアウトブレイクの渦中の人々に届かないことを意味します。
医者はいません。外科医もいません。生物防護服もありません。そしてウイルスはさらに早く拡大していきます。
このことはエボラウイルスが蔓延地以外に逃げ出す可能性を押し上げるでしょう。
「これらの行為は(逆に)ウイルスを後押しします」
別のエボラ熱のモデルがベルリンのロバート・コッホ研究所のDirk Brockmann氏によって動かされています。
彼のチームはエボラ熱の感染者がシエラレオネのフリータウンで飛行機に乗り、イギリスのロンドンに着く可能性が7パーセント、アメリカに着く可能性が1.5パーセントであることを発見しました。
これらの可能性は高いように聞こえるかもしれませんが、Brockmann氏によると、エボラがアメリカに到達するためには67人の感染者が飛行機に乗らなければならないことを意味しているそうです。
「これは実際、小さい確率なのです」とBrockmann氏は言います。
問題は(エボラがアメリカへ流入しない)確率が小さくなっていることです。
もしもエピデミックがコントロール下に置かれなければ、幸運な流れは長続きしません。
Brantly氏がエボラに感染したとき、そこにはたったの1000件しかエボラの症例がありませんでした。それでも彼はテキサスに行きかけたのです。
今では、たった二か月しか経っていないのに、5900人近くの感染者が現れています。
11月の上旬までに4倍の20000人に達すると防疫係官たちは言っています。
「(エボラが流入する)確率は毎週、増加し続けているのです」と、教授は言っています。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/26(金) 16:57:32.97 ID:pp4CSLrZ
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/ebola/11118816/Why-Im-going-to-Africa-to-tackle-Ebola.html テレグラフ紙:わたしがエボラと戦うためにアフリカへ行く理由
NHS(イギリス国民保険サービス)の医師が、彼女が破滅的な病気との闘いの最前線に献身する理由を語った。
昨日、NHSで働いている400名のスタッフがシエラレオネでエボラ熱と闘おうとのアピールに応えたと報道された。
わたしもそのひとりだった。
昨年の12月に始まったアウトブレイクはすでに2600名以上の人命を奪っていった。
火曜日、WHO(世界保健機関)はエボラ熱の症例は一月までに数十万件に達しうると警告した。
アメリカ合衆国のCDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、最悪の場合、エボラ熱は2015年の年始までにアフリカで140万件の規模のエンデミックになり得ると主張している。
この状況の切迫こそが、世界中の健康管理の専門家が、彼らの知識と経験を痛々しいほどに必要としている西アフリカのコミュ二ティをサポートするために一体となっている理由である。
イギリスはエボラ熱に対する世界的な対応のほんの一部分でしかない。しかし一個の国家として、わたしたちは前に進めた人々を誇りに思える。
イギリスのアピールは"the UK International Emergency Medical Response Register"を主催する"Save the Children"や"the Departments for Health and International Development""the charity UK-Med"
等の組織によって管理され、それによってNHSの労働者たちがボランティアに供給されている。
イギリス軍はすでにエボラ蔓延地域におり、エボラ治療ユニットを構築している。
求めに応じた人々は年齢、能力ともにさまざまで、一部は海外に派遣されたことがあるだろうが、多くはこれが初めての経験(海外派遣)だろう。
わたしは34歳で、救命救急センターの医師だ。プリマスのDerriford病院でパートタイムで働き、マンチェスター大学の"Humanitarian and Conflict Response institute"で非常時の対応(援助)の臨床講義の講師をしている。
わたしは過去六年間、人道主義的な活動をしてきた。わたしは活動が提供するチャレンジや、異なるコミュニティ(意訳:海外の文化圏?)と共調する魅力を好いていた。
あなたが災害地域で働くことを決意したとき、あなたの愛する人々には辛い思いをさせることになる。
わたしの両親は退職していて、彼らにとっては、仮にわたしのこれらの仕事への熱意を理解していたとしても、(わたしが災害地域で働くことは)理解しがたかった。
もっとも、わたしの個人的な状況が変わって、結婚するか子供をもうけたら、物事も変わるかもしれない。
イギリスと、シエラレオネでの広範囲にわたる訓練を終えたら、わたしたちは向こう数か月にわたって現地に展開されるだろう。
どのボランティアも完全防護のスーツ――ジッパー式のフード、ゴーグルかフェイスシールド、マスク、二重のグローブ、エプロン、靴のカバーを着用することになる。
このスーツは実地では非常に暑く、また非常に厳しいものになるだろう。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/26(金) 16:59:07.90 ID:pp4CSLrZ
もちろんわたしたちは不安を感じるだろうし、現地の惨状を初めて目の当りにするときはショックにちがいない。 エボラウイルスの拡散は破滅的で、WHOは今週、エボラ熱の死亡率を50パーセントから70パーセントに改定した―― (そして)アウトブレイクが起きているコミュニティを包み込む恐怖にも拍車をかけたのだった。 わたしたちは自国で見たこともないような光景にさらされるだろう。 去年、わたしは台風ハイヤンの復興作業の一環として、フィリピンで二週間ほど働いた。 その前にはMédecins Sans Frontièresでの活動でスリランカで七か月、過ごしていた。 わたしがこれらの活動から学んだことは、物事を管理するのを助けるために、自分の回復力のレベルをどのようにして向上させるかだった。 わたしがスリランカにいたころ、わたしは自分宛てに、自分自身の経験に関するメールをたくさん書いた。(日記みたいな使い方をしていたと推測される) 書くことは――わたしは気づいたのだった――素晴らしいほどに感情を浄化させる。 わたしはそれらを戻って読むことはなかったのだが、西アフリカに行く前には目を通すことになるだろう。 わたし自身に、わたしが直面するかもしれないチャレンジを思い出させるためにも。 (感情を)処理する別のやり方は同じ状況を経験している人々と話すことだ。 ボランティアたちが遭遇する最も大きなチャレンジのひとつは家に帰り、家族や友人たちに彼らが(現地で)見て、行ったことを説明することだ。 帰還したボランティアたちにとって効果的なデ・ブリーフィングがあるのを保証することは、彼らにとって極めて大切である。 西アフリカでは、わたしたちは(エボラ熱との戦いの)前線に立つことになるが、実地の厳しい医学的なプロトコルによって伝染のリスクを低減させる方法は良く訓練されている。 すでに現地入りしている地元や世界中のチームと働き、協力するうえで、エボラウイルスやコミュニティのインフラ、文化、前後の状況を理解することこそが全てだ。 NHSのスタッフには(現地に)貢献したいという本当の熱意がある。海外に派遣されななった人々も自国で(海外に派遣された人々の)シフトを埋めている。 わたしはWilliam Pooley氏――英国の看護師で、エボラ熱から回復し、今週は他の医師の命を救うためアメリカに血液を提供しに行った人物――の無私の精神から勇気をもらっている。 どちらの医師もシエラレオネで働いているときにエボラ熱にかかったのだ。Pooley氏の血液の抗体がアメリカの患者がウイルスを克服する助けになることを願っている。 これは、西アフリカにおける恐ろしい病気の拡大を停止させようという国際社会の団結の精神のようなものだ。 ボランティアとして、わたしたちはわたしたちができることはすべてするつもりだ。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/26(金) 18:24:36.98 ID:66C+9/hC
これは良スレ
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/26(金) 21:20:15.32 ID:pp4CSLrZ
http://edition.cnn.com/2014/09/25/health/ebola-fatu-family/ CNN:一人の女性が三人の肉親をエボラから救う――たったひとりの病院
インフルエンザに罹り、厄介な症状の出た子供を看病することは、おそらく非常に疲れることだろう。
そこで想像してもらいたい。22歳のFatu Kekulaさんが、エボラ熱に罹った彼女の家族全員を看病しているとき、どのように感じたのか――を。
彼女の父、母、姉、いとこ。
彼女は彼ら全員の面倒を見、食物を食べさせ、身体を洗い、薬を与えた。
そして彼女は目覚ましい成功を収めた。四人の親族のうち三人が命を取り留めたのだ。
死亡率は二十五パーセントで、推測されるエボラ熱の死亡率の七十パーセントよりもずっと良い。
(そして)Fatuさんは今も健康なままだ。
300人以上のヘルスワーカーたちがエボラ熱に感染していることや、彼女が個人防護具――エボラ治療施設で使われる白い宇宙服(のようなスーツ)やゴーグルを持っていなかったことを考えると、
このことは注目に値する。
看護学校の最終年度に所属していたFatuさんは、正式な防護具の代わりに自我流の防護具を発明した。
世界中のエイドワーカー(援助活動家)がFatuさんの"trash bag method(ゴミ袋法)"を聞きつけ、今では病院に入院できないか、自分の防護具を入手できない西アフリカの人々にそれを教えている。
二週間の間、毎日、一日に何度も、Fatuさんはゴミ袋を自分の靴下の上にかぶせ、ふくらはぎの上で結んだ。
それから彼女はゴム長靴を履き、もう一セットのゴミ袋で長靴全体を覆った。
彼女は髪をストッキングで覆い、更にその上からゴミ袋を被せた。
それから彼女はレインコートを着て、手に四ペアの手袋を履き、マスクを付けた。
これは困難で時間のかかるプロセスだった。しかしFatuさんはそれを宗教的なまでに遵守し、決して手を抜かなかった。
UNICEF(国際連合児童基金)のスポークスマン、Sarah Crowe氏は、 Fatuさんは驚くべき人物だと言った。
「本質的には、これは、どのようにしてコミュニティがエボラ熱から身を守るかという(教条的な)物語なのです。
わたしたちの(エボラ熱問題に対する?)アプローチは、コミュニティの話を聞き、コミュニティと共に働き、彼らが彼らの持っているものを使ってベストを尽くすのを助けることです」
もちろんFatuさんは、エボラ熱の患者は(正式な)防護具を身に着けた医者と看護師のいる病院で治療を受けるに越したことはないことは強調していた。
しかしながら多くの西アフリカ人にとって、そのことは望むべくもないのだ。
Fatuさんほどそのことを良く知っている人はいない。
彼女のエボラ熱の悪夢は7月27日にはじまった。
父親のMosesさんが血圧が急に上がったのだ。彼女は父親を彼らが住んでいるKakataの病院に連れて行った。
ベッドは空いていた。というのも、そのベッドの患者がちょうど亡くなったばかりだったからだ。
その時点では誰も、件の患者がエボラ熱で命を落としたとは気が付いていなかった。
52歳のMosesさんは(やがて)熱を出し、嘔吐と下痢の症状も現れた。
それから病院は閉鎖に追い込まれた。看護師たちがエボラ熱で亡くなりはじめたためだ。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/26(金) 21:21:34.96 ID:pp4CSLrZ
FatuさんはMosesさんを、車で難路を90分行った先の首都モンロビアに連れて行った。 しかし三つの病院は満床で、Mosesさんを追い返した。 それから彼女はKakataの別の病院に行った。 彼らは(病院の医師は)Mosesさんは腸チフスで手の施しようがないと言い、彼女はMosesさんを家に連れ帰った。 そこで、Mosesさんは他の三人の家族のエボラ熱をうつしてしまった。 Fatuさんの母親、57歳のVictoriaさん。姉、28歳のVivianさん。それから彼らと一緒に住んでいたいとこ、14歳のAlfred Winnieくんだ。 ”たった一人のエボラ病院”を二週間にわたって運営している間、Fatuさんは彼女の家のかかりつけ医に助言を求め続けていたが、 その人物は電話には応じたものの、家に来ようとはしなかった。 彼女は地元の薬局で得た薬と、彼女が始めた静脈内輸液を家族に与えた。 しばしば彼女の両親の血圧が急落し、彼女は彼らが死んでしまうのではないかと恐れおののいた。 「わたしは何度も泣きました」と、Fatuさんは言った。 「わたしは神さまに呼びかけました。あなたはわたしに家族を全て失えとおっしゃるのですか、と」 しかし彼女の父、母、姉は元気をしぼりだし、JFK Medical Centerに病床の空きが出た8月17日には回復への道をたどりはじめていた。 だがAlbertは良くならず、病院に入院した翌日にこの世を去ってしまった。 「わたしは、とても、とても誇りに思っています」Fatuさんの父親(Mosesさん)は言った。 「全能の神のおかげで、娘はわたしの命を救ってくれました」 今、MosesさんはFatuさんの奨学金を見つけるために働いている。奨学金があればFatuさんは看護学校を卒業できるだろう。 彼は彼女の娘が生涯を通じて、大勢の人々を救うであろうことに何の疑いも持っていない。 Mosesさんは言います―― 「わたしは、彼女が将来、リベリアの偉人になることを確信しています」
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/26(金) 23:32:04.30 ID:pp4CSLrZ
>>10 >「本質的には、これは、どのようにしてコミュニティがエボラ熱から身を守るかという(教条的な)物語なのです。
意訳するつもりでこう書いたけど、
>これはコミュニティが自身のためにどのように
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/26(金) 23:36:21.08 ID:pp4CSLrZ
>「本質的には、これは、どのようにしてコミュニティがエボラ熱から身を守るかという(教条的な)物語なのです」 意訳するつもりでこう書いたけど、実際にはもっと普遍的な意味だった。 >「本質的には、これは、どのようにしてコミュニティが、自身のために物事を成すかという(教条的な)物語なのです」 こっちの訳のが正確かもしれない。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/26(金) 23:40:05.58 ID:pp4CSLrZ
>>10 さらに
>もちろんFatuさんは、エボラ熱の患者は(正式な)防護具を身に着けた医者と看護師のいる病院で治療を受けるに越したことはないことは強調していた。
>しかしながら多くの西アフリカ人にとって、そのことは望むべくもないのだ。
>Fatuさんほどそのことを良く知っている人はいない。
また、この文の主語はFatuさんではなく、Sarah Crowe氏だと思う。
>もちろんSarah Crowe氏は、エボラ熱の患者は(正式な)防護具を身に着けた医者と看護師のいる病院で治療を受けるに越したことはないことは強調していた。
>しかしながら多くの西アフリカ人にとって、そのことは望むべくもないのだ。
>Fatuさんほどそのことを良く知っている人はいない。
こっちの訳のが正確だと思う。以上、訂正します。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 15:46:57.53 ID:D56EA4Qx
もしお時間があれば、オバマさんの国連演説の和訳をお願いします。 数百万人とか人類の破局とか、話されたそうですが そんなに悲観的な内容だったのでしょうか その文章の前後の流れを酌みたいです。 どうぞよろしくお願いします。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 17:00:21.79 ID:GiVaUEIs
時間があんま無いので本スレで争点になっている部分だけ If this epidemic is not stopped, this disease could cause a humanitarian catastrophe across the region. And in an era where regional crises can quickly become global threats, stopping Ebola is in the interest of all of us. ↓ もしもこのエピデミックに歯止めがかからなかったら、この病気は地域(西アフリカ地域?)を超えた人道的な破局を招くでしょう。 地域的な危機が速やかに世界的な脅威に拡大しうる時代においては、わたしたち全員のためにもエボラ熱(の拡大)を阻止せねばなりません。 a humanitarian catastrophe across the regionは、世界的な破局の婉曲的表現と受け止めました。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 17:05:29.02 ID:GiVaUEIs
でも catastrophe という言葉はひと言で言うと大災害とか破局とかになるんですが、 英語ではこれ以上はないほどひどい、しかも広範囲にわたる大災害を表す言葉なんですよね。 東日本大震災の大津波と原発事故を合わせてもギリギリ、 catastropheになるかどうか程度だと思います。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 17:11:00.58 ID:GiVaUEIs
またa humanitarian catastropheは人類の破局ではなく、人道的な破局のが正確な訳ではないかと思います。 humanitarianは”人道的な””人道主義の”という意味の形容詞なので、 a humanitarian catastropheはいわゆる”人道危機”の非常に広範囲で、しかも人権侵害の度合いの強いものだと捉えたほうがいいんじゃないでしょうか。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 17:29:28.77 ID:GiVaUEIs
訂正。 stopping Ebola is in the interest of all of us. これは”エボラを止めることはわたしたち全員のためです”の直訳でいいですね。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 19:07:45.41 ID:GiVaUEIs
stabroeknews(南米ガイアナの地元新聞社):西アフリカのエボラと戦うため、キューバが300人の医師と看護師を追加派遣する
http://www.stabroeknews.com/2014/news/regional/09/27/cuba-sending-300-doctors-nurses-fight-ebola-west-africa/ エボラウイルスとの戦いを支援するため、キューバは300名近くの意思と看護師を西アフリカに追加派遣する予定である。
これで同地では、461人にのぼるキューバ人の医療の専門家が、既に3000人以上の人命を奪ったアウトブレイクを阻止する国際的な取り組みに加わることになる。
165人の(第一の)医療従事者たちは10月の上旬にシエラレオネに到着する。
62人の医師と103人の看護師は彼らの任務を果たすため、熱帯病に特化したハバナの病院で国際的な専門家たちとともに訓練を続けてきた。
(また)キューバの国営放送"Prensa Latina"が昨日、伝えたところによると、296名の医師と看護師からなる第二の派遣団はリベリアとギニアに向かうという。
キューバは世界中の66カ国に50000人以上の医師と看護師を駐在させていて、アフリカの32カ国にも4000人以上がいる。
海外での(医療)任務はキューバの医療外交の一環であると同時に、共産主義政権の為の海外での出稼ぎである。
またキューバは海外の医師たちをも無料で、彼らの医学校で教育している。
三月にギアナの奥地ではじまったエボラ熱のエピデミックはリベリア、シエラレオネ、セネガル、ナイジェリアに広がった。
WHO(世界保健機関)は昨日、西アフリカにおけるアウトブレイクの死者は少なくとも3091名、感染者及び感染の疑いのある者は少なくとも6574名にのぼると伝えた。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 20:47:39.23 ID:fK/Hvohw
>>16-19 丁寧に説明してくださってありがとうございます!
これ以上ない程の人道的な危機なんですね
一つ一つの単語の意味は調べることができても
単語のニュアンスや行間を読めないので
とてもありがたいです。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 20:49:06.92 ID:fK/Hvohw
>>16-19 丁寧に説明してくださってありがとうございます!
これ以上ない程の人道的な危機なんですね
一つ一つの単語の意味は調べることができても
単語のニュアンスや行間を読めないので
とてもありがたいです。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 20:49:11.42 ID:9ffTsydU
>>18 80%死ぬ事態を人権侵害とか思ってるのはバカだろ
機械翻訳か?
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 20:57:20.93 ID:2yuYqAWx
生存権が危うくなる事態はまさしく人権の侵害なので問題は無いですね
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 21:37:44.98 ID:yocA9z3J
>>24 生存権なんて思ってるのはキチガイのお前だけだから
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 21:39:06.24 ID:yocA9z3J
>>19 なんだこいつ厨房かwwwwwww
こんなものを検討してる時点で論外だろ
お前が黙ってることが、最も世の中への貢献になるよ
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 21:41:33.46 ID:yocA9z3J
>>18 >humanitarianは”人道的な””人道主義の”という意味の形容詞なので、
ここがまずゴミすぎる
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 21:47:11.43 ID:yocA9z3J
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 21:56:15.79 ID:BslM4bv7
idコロコロ変えても文から頭の悪さが滲み出てるから意味ないな
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 22:10:44.87 ID:HpnAqiaf
CDCとWHOのエボラの感染経路、症状についてのページを翻訳していただけませんか?
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 23:07:59.69 ID:GiVaUEIs
http://www.theguardian.com/world/2014/sep/27/ebola-sierra-leone-flights-suspension-lifted ガーディアン紙:コートジボワールがエボラ蔓延国への航空機の運航を再開
金曜日、コートジボワールの大統領Alassane Ouattaraは、エボラのアウトブレイクに見舞われている国々との団結を見せるために、物議を醸しているエボラ蔓延国への航空機の運航の停止措置を解くと述べた。
大統領によると、以前の航空機の運航を停止する決定は、彼が西アフリカの人々にとって最悪の問題と呼ぶ”脅威”の不確実さによるものだった。
「エボラ熱が最初に発生したとき、人々はパニックを起こしました。
明らかに、わたしたちは確かな決定を下そうと焦っていました。(しかし)今では全ての事柄は制御下におかれています。コートジボワールには一件のエボラ熱の症例も認められていないのです。
わたしは、来週にも空路と海路の停止を解除することを決定いたしました」
付け加えてOuattara大統領は、コートジボワールは、入国を希望する人々がチェックを受けられるように”人道回廊”を作ったと言った。
また、この国はエボラ熱を封じ込めようという努力に対して百万ドルを寄付している。
金曜日に国連総会に出席した大統領は、最初の懸念はコートジボワールが二つのエボラ蔓延国――ギニアとリベリアと国境を共有していたためだと述べた。
「わたしが思うに、わたしたちは二つのエボラ蔓延国と国境を接している唯一の国家であり、エボラ熱を抑制するため全力で働かなければなりません。
また、アメリカのオバマ大統領には本当に感謝しています。彼はエボラ熱をコントロールする(取り組みの)中心で、エボラ熱制御に関わる二人の専門家を派遣してくださいました」と、大統領は言う。
「わたしたちはエボラ熱をコントロールし、抑制するため、複数の具体的な手法を通じて働き続けています」
危機の最初の数日間、大統領は、彼の最初の対応(空路と海路を閉鎖したこと)は『感染した人々がコートジボワールに入国した』という報道を受けて、保健や軍事の職員を国境に送るためだったと言っていた。
それから大統領は(コートジボワール国内の)安全保障を協議する評議会を招集し、一連の危機についての会議にあたらせた。ただし、保健当局もその会議に加えられた。
「わたしたちは具体的な手法を一つ一つ、数時間にわたって議論しました。それから人々に説明するため、テレビを通じて公式声明を出したのです――
『(エボラ熱が国内で発生するかもしれないという?)問題はありますが、怯えてはいけません。わたしたちはそれ(その問題)を扱えます。(複数の)策も講じました。
政府はひとつのエボラ熱のケースも隠匿しないと、政府を信頼してくださって結構です。
もしも(コートジボワール国内で)エボラ熱が発生したら、わたしたちはそのことを(国民の皆様に)お伝えします』」
大統領は、エボラ熱の拡散を防ぐためにWHO(世界保健機関)のガイダンスを順守していると言った。
外国人たちが基本的なステップが(エボラ熱の)脅威を減じるのだとわかるよう、彼は、推奨される(エボラ熱の)警戒として、もはやコートジボワールでは他人と握手しないし、公の場ではしばしば手を洗っている。
国際的な防疫係官たちは、空路や海路、国境の閉鎖は必要ではなかったと言っていた。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 23:08:53.21 ID:GiVaUEIs
>>31 すんません、今日はもうお休みです。
おれ以外に翻訳者がいらっしゃるとありがたいんスけどねえ
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 23:13:47.70 ID:GiVaUEIs
たぶん分量と期される情報の正確性を鑑みると、俺一人に翻訳をさせるのは色々と無理があると思います 少なくとも英語ができる人が数人、互いに添削しながら翻訳するべきでしょう。 増援希望です。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/27(土) 23:14:45.34 ID:GiVaUEIs
>>34 >>35 はWHOとCDCのページについてです。
一応、URLだけでも教えていただけますか
>>36 大変なのですね…また人が増えたらでいいです
良スレですね 訳者の皆さん、ありがとうございます
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 05:33:35.56 ID:w22QyJ0u
http://www.independent.co.uk/news/world/africa/ebola-outbreak-liberia-doctor-treating-patients-with-hiv-drugs-claims-13-out-of-15-survived-9759642.html Independent紙(イギリス):リベリアの医師が患者をHIVの薬で治療し、成功したと伝えられる。
絶望的な状況に追い込まれたリベリアの地方の医師が、最後の手段として患者たちをHIV(エイズウイルス)の薬を治療したところ、彼の医院における死亡率はたった7パーセントにまで下がったという。
Gobee Logan医師がCNNに語ったところによると、彼はTubmanburgの医院で患者たちを救おうとして、ラミブジン(lamivudine)で手当をはじめた。
Logan医師はこれまでに15人ものエボラの感染者をこの薬で手当てをした。すると、そのうち13人が生存し、死亡率は7パーセントだった。
この数字は、今回のアウトブレイクの70パーセントの死亡率を考慮すると、とりわけ低い。
ラミブシンを投与された15人の患者の一人であるElizabeth Kunduさんによると、薬を投与された後に"気分が良く"なり、彼女はもうすぐ退院できるという。
この23歳の女性は語る。「彼らはわたしに薬を下さり、それからわたしは気分が良くなりました。わたしたちはそれ(薬?)を得て、物を食べられますし、身体の調子も良いんです」
Logan医師はCNNに対してこのように語った――
エボラのアウトブレイクほどの恐ろしい状況では、彼は"全ての脳細胞を可能な限り使って"人々の生命を助けようとしなければならなかった。
彼は科学誌でHIV(エイズウイルス)とエボラウイルスが体内で同じような方法で遺伝子を複製していることを読んだあと、この薬で患者たちを治療しようと発奮した。
「エボラウイルスはHIVの新しい着想品なのです。これはHIVの破滅的な系統です」
生き延びた患者たちは、エボラ熱と診断されて五日以内にこの薬を投与された。
亡くなった二人の患者たちは、体調が悪くなってから五日から八日までの間にラムビシンを施されていた。
「わたしは、患者たちが早期に(症状を?)示しているときなら、この薬は(生還を)助けることができると確信しています。わたしはそのことを自らの医院で、間違いなく証明しました」
Logan医師は語ります――
「人々の生命を救うためには、医師として出来ることをすべてすることが大切なのです」
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 05:43:55.33 ID:w22QyJ0u
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 07:52:49.14 ID:zYQo2nhj
>>39 >エボラウイルスはHIVの新しい着想品なのです。
wwwwwwwwwwwwwwwww
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 07:57:17.27 ID:zYQo2nhj
リベリアのバカ医者が、エボラはHIVウイルスの一種だと信じ込んでいることを読み取れてないからそんな訳になる このバカ医者はウイルスの分類学を全く知らないから、エボラはHIVウイルスの一種だと思い込んでるわけ だからbrain-childはこのバカ医者にとっては「(HIVの)新種」という意味で使われている
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 08:02:06.81 ID:zYQo2nhj
あとstrainは系統じゃなくて株な これもエボラをHIVの一種だと思い込んでる表現だ このあたりを見て、この記事の信憑性が0だと見抜くことが正しい英語の読み方だぜ?
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 08:13:03.36 ID:1AZD6FqH
なんであれ、直ったのが本当ならいいんじゃないの それとも、まったく捏造なのかしらん
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 08:38:55.72 ID:T5WbIoOK
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 13:37:32.86 ID:JMXdFjy2
>>44 こいつidコロコロ変えて自演するニュー速+の荒らしだから触んなよ
http://www.washingtonpost.com/opinions/the-lessons-of-the-ebola-outbreak-suggest-a-larger-faster-response-is-needed/2014/09/01/f0d5b4b4-2fab-11e4-bb9b-997ae96fad33_story.html 2014/9/1
エボラの蔓延の教訓は、より広範囲で迅速な対応が必要であることを示している。
世界は西アフリカで猛威をふるっているエボラウィルスとどのように戦えば良いかを急いで学んでいるところだがそれでも十分とは言えない。
ワクチンも抗ウィルス剤も知られてはいない現時点で、このウィルスにギニア、リベリア、シエラレオネにおいて 3069人が罹患し、1552人が犠牲となっている。
セネガルでは最初の感染者が報告された。総じてそのペースは加速している; すべてのケースの約40%がここ三週間の間に発生している。
WHOは8月28に、最終的には20000人が感染することになるかも知れないと予測している。
遺伝子配列を確定するための研究により、今回の起源は去年の12月の下旬に西アフリカのどこかにいた一匹の動物に由来することが突き止められた。
それ以来、ウィルスは人から人へ体液を伴う接触によって拡散していったのだ。
研究は、感染を防ぐための基本的な原則を強調している: 最善の方法は、感染した人に触れるのを止めることだ。
これは過去数十年におきたより小規模な蔓延によって証明されている方法であった。
しかし、今回の蔓延は過去のすべてのケースを合わせたよりも広範囲に渡っており、それが新しい教訓を必要としている理由でもある。
脆弱な健康管理システムと弱い政府をもつ西アフリカ諸国はこの病気と戦った経験がない。
パニック、猜疑心、恐怖が公衆衛生への配慮に打ち勝ってしまった。
今回の教訓は、厚生省や政府はエボラに感染した人だけではなく、すべての国民の態度に対して注意を払う必要があるということだ。
これから先数ヶ月で感染地域の治安を確保するためには、疾病への対処に必要な医療用品に加えて莫大な人道支援が必要とされるだろう。
これに関連した教訓は、患者の隔離が極めて重要である一方で、それを武力によって実現することはできないということだ。
これはモンロビアのウェストポイントにおいて非常にはっきりと示されたが、政府はここを軍隊と警察によって強制的に隔離することを決定したのだった。
人々は仕事と食料をなんとしても手に入れようとそこを逃れる方法を探し、隔離措置はほころび始めた -- これは当然ウィルスを拡散させることにつながった。
非常線は解除された。取り締まりに対するどのような努力も、それによって影響を受ける人々の協力があって始めて実現可能となる。
街の1区画全体を閉鎖するよりも病人を街から移動させるほうがずっと良い効果を生むのだ。
最後に、エボラに対しては膨大で迅速な対応が必要とされている。その規模が重要である。
最初の対応は国境無き医師団からの警告を除けば非常に慎ましいものであった。
国境無き医師団は戦いの最全線で、対応がいまだに遅れていることを報告していた。
WHOによって承認されたばかりのこれからの数ヶ月の "ロードマップ" は、今回のような蔓延に対しては、特に港と大きな都市において、"大規模でうまく調整された対応が必要である" ことを指摘している。
そのような迅速で大規模な対応にはまた数ヶ月かかるかも知れない。
深刻なヘルスケア・ワーカー不足、空輸航路の混乱、指導力の欠如、これらは他の要因とも相まってその努力を妨げている。
WHOは 4.9億ドルの費用をかけて6ヶ月から9ヶ月を目処にエボラを終息させる計画を発表した。しかし紙の上の計画だけでは十分ではない。
このロードマップを実現するための全域的に協調のとれた努力こそが、今回の蔓延を鎮火させる唯一の方法なのだ。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 15:25:26.11 ID:w22QyJ0u
新しい翻訳者さんが降臨されてとても、とてもうれしい
http://www.washingtonpost.com/opinions/prioritizing-drug-development-to-fight-ebola/2014/09/24/67ba7cec-441d-11e4-b437-1a7368204804_story.html 9/24
私たちはエボラと戦うための製薬開発に優先順位をつける必要がある
どんなに頑なに信じようとも西アフリカでのエボラ蔓延の最悪のシナリオを無視することはできない。
その流行の範囲、死者の数、それに対する対応、これらすべてが今回は最悪のケースとなっている。
CDCは、火曜日に今回の見通しとして来年1月の終わりまでに最大55万人から140万人の感染を公表した。
以前WHOが見積もった全体で2万人の予測が、ここでは11月初旬には達するであろう数とされている。
非常に冷静な注意喚起が、WHOエボラ対策チームによるレポートに含まれていた。
これはニューイングランド医療ジャーナルの中で公表されたものである。
彼らは感染の急激な加速状況を考えると、多くの専門家が期待していたようにはエボラは封じ込めることも自己終息することもないだろうと警告している。
むしろ、それは "かつて予測されたこともないような規模で西アフリカの人々の間で流行することになる" 可能性があるとしている。
致死率は70%で、これは数百万の人口を抱える都市部では長期にわたる死亡と罹患が続くことを意味する。
公衆衛生上の良い習慣 -- 病人の特定と隔離、感染の連鎖を防ぐために予防線によってウィルスを閉じ込めること -- これらは依然として治療法もワクチンも対処が存在しない疾病に対する基本的な戦略であることには違いない。
しかしWHOは、この伝統的なアプローチでもうまく行かないかも知れないと警告している。
それが事実なら、ワクチンと治療法の開発が本質的な問題となってくる。残念ながら現時点ではそのような単一の薬もワクチンも利用可能ではない。
製薬開発はコストがかかる複雑なプロセスである。
アメリカ合衆国ではバイオ医療の基礎研究の多くは政府によって支援されているが、新しい製薬の開発の大部分はマーケット主導によるプライベート・セクターで行われている。
今年になるまでエボラウィルスを扱う市場は存在しなかった。それまでのエボラの流行はいずれも比較的小規模であったためだ。
エボラに対するいくつかの実験的な治療法はあるにせよ、どれも十分に研究されているとは言えない。
これらの実験的な化合物のいくつかは単に合衆国政府が過去14年間に渡ってバイオテロ防御を目的として重点的に投資してきたことだけが理由で存在している。
その懸念はエボラがバイオテロ兵器として利用されるかも知れないということであった。ところが今や、母なる自然がその引き金を引いてしまったようなのだ。
アメリカ合衆国とイギリスにおいて、実験的な製薬とワクチンに対する精力的な開発が続いているが、新たな治療法を開発し、テストをし、製品として認可されることは単純な話ではない。
新たな処置方法には倫理的な、またロジスティックで複雑な問題が待ち受けている。供給量に制限がある場合にはなおさらである。
実際の利用が急がれることは確かだが、安全性と効率についての厳密なテストを省略することはできない。
しかし政府、研究者そしてプライベート・セクターは、最悪のシナリオが実際に起きた場合には、治療法とワクチンに対する研究を最優先しなくてはならない。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 15:49:16.96 ID:w22QyJ0u
本当に素晴らしい翻訳です。ありがとうございます。 しかしこの英文記事と同じ内容の記事を、日本のマスコミが書いていないことは本当に憂慮するべきだと思います。 英語が読めないというだけで、日本人はどれほど多くの情報から隔てられているのでしょうか。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/28(日) 16:52:12.45 ID:w22QyJ0u
http://www.channelnewsasia.com/news/world/border-still-closed/1385554.html AFP通信:国境はいまだ閉鎖しているが、セネガルはエボラの(蔓延国の)救援のため空港を開設した。
先月、エボラ熱(の流入)を避けるためにギニアとの国境を閉鎖したセネガルは土曜日、エボラ熱に襲われた国々に対する迅速な援助を助けるために、空港に”人道的交通路(人道回廊)”を設けたと発表した。
AFP通信が報じたところによると、国連のWFP(国際連合世界食糧計画)の職員らを乗せた飛行機が、ギニアの首都のコナクリを発って、ダカール近郊の空軍基地に設けられた人道的交通路に着陸した。
セネガルの厚生大臣Awa Marie Coll Seckは、国際的な援助グループや欧米の国々が人道的交通路を利用することについて、ダカール(市)は合意に至ったと述べた。
「人命を救う目的で、設備や薬を送り、また人的資源を供給するためです」
セネガル政府や国連、NGOの代表者たちとともにColl Seck大臣はジャーナリストたちに、空港の利用はすでに始まったと述べた。
「国際的な連帯の上で、(空港の利用をはじめたの)です」
セネガル政府は人道的交通路は二日間にわたって稼働してきたが、それはまだ開業している途中だと言った。
ダカールは9月8日にはじめて、今回のアウトブレイクで3000人以上の死者が出ているエボラ熱の蔓延国――ギアナ、リベリア、シエラレオネ行きの救援物資を運ぶ輸送機の(セネガル国内への)アクセスを許可するよう打診した。
セネガルでは致死的なウイルスの症例はたったの一件しか報告されていない。
ギニアの学生が、セネガルが国境を閉鎖する直前の8月21日に国境を越え、入国したのだった。当局は、この人物はすでに回復したと報じている。
コートジボワールも――この国もまたエボラ熱の拡大を食い止めようと国境を閉鎖していた――今月の上旬に、隣国ギアナとリベリアとの間に人道的交通路を作った。
リベリアは熱帯の出血熱にもっとも激しく侵されており、WHOが土曜日に発表した集計によると3458人の感染者と1830人の死者が出ている。
去年の暮れにアウトブレイクがはじまったギアナでは、エボラ熱は1074人に感染し、648人を殺害している。また同じ頃にシエラレオネでは2021人が感染し、605人が亡くなっている。
アメリカ合衆国大統領バラク・オバマに率いられる世界の指導者たちは、エボラ熱との戦うために、新しい支援の輪を約束した。
またIMF(国際通貨基金)は金曜日、西アフリカの三カ国に対して、(エボラ熱)対策に1億3000万ドル(1億250万ユーロ)の緊急援助を行った。
国連はこの病気との効果的に戦うためには10億ドル近くが要求されると推測しており、
また国連の衛生機関は迅速なエボラ熱の拡散阻止の努力がなければ、今年の終わりまでに何十万人もの人々がエボラ熱に感染する恐れがあると警告した。
52 :
50代〜80代の勃起不全改善治療薬 :2014/09/29(月) 03:03:42.17 ID:+6JF2cGX
で広告大きかった 二十代より五十代の熟女 安売りされて馬鹿にしてますよ でもセフレ希望が既婚未婚無関係に四十代〜多いのかもしれません 世の中についていけない スマホもっててもフェイスブックやツイッター ブログ line 安全だって スピンオフもあるのに 私今 外人さんとメルつづくかなって 日本人は携帯で顔写真遅れとひつこいし、ろくなのいないから
http://www.liberation.fr/societe/2014/09/28/ebola-l-infirmiere-francaise-de-msf-atteinte-du-virus-va-mieux-selon-touraine_1110467 エボラ関連: Touraine厚生大臣によればウィルスに感染した国境無き医師団のフランス人看護婦は"回復に向かっている"とのこと
2014/9/28 18:50
フランスに送還された国境無き医師団の看護婦は、リベリアでエボラウィルスに感染から10日程経過したが、彼女は"回復に向かっている"と、厚生大臣のMarisol Touraineはラジオ番組France Interで発表した。
"彼女は回復に向かっています。容態は安定しており、非常に希望が持てる状態です (...) もちろん彼女が入院してからは常に注意深い対応が必要であることに違いはないのですが" 大臣はそう言い、彼女が "実験的な処置を受けている"ことも付け加えた。
"ええ、話を聞いてすぐ、彼女をフランスに送還することと特定施設に指定された病院で実験的な処置を施すことを許可したんです"、とTouraine大臣は説明した。
9月19日にフランスに移送されたその看護婦は、すぐに軍関連の病院であるBégin de Saint-Mandé (Val-de-Marne)に入院していた。
フランスは省令により三種類の薬の使用を許可しているが、特に日本の富山化学(フジフイルム関連企業)が本来インフルエンザ用に開発した抗ウィルス剤アビガン(ファビピラビル)が使われている。
金曜日に、アビガンの製造元は公式な発表として、フランスの看護婦はこの薬を服用していることを明言した。これは今までフランス当局が公式には認めていなかったことである。
AFP
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/09/29(月) 07:52:42.89 ID:EP6BKwAj
フランス語を翻訳できる人がいらっしゃるのか……! フランスも治療薬のカクテルでエボラ熱を治療しているんですね。
55 :
50代〜80代の勃起不全改善治療薬 :2014/09/29(月) 16:34:26.05 ID:+6JF2cGX
542 名前:50代〜80だいの勃起不全改善治療薬(東京都) :2014/09/29(月) 03:20:45.06 ID:tta6nv990
今日たまたまサンケイスポーツ新聞が雑誌と一緒に サテンにおいてあつたので読んでいたら
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543 名前:50代〜80だいの勃起不全改善治療薬(東京都) :2014/09/29(月) 16:24:20.50 ID:tta6nv990
http://wc2014.2ch.net/base/subback.html 2ちゃんねるおすすめ プロ野球板は変態だらけ ろくでなし板
前に見た記事だと許可を受けた3つの実験的な薬の内 フランスにZmappは無い、TK-ebolaは30人分、AVIGANは沢山あるって話だった 富士のプレスリリースが本当ならAVIGAN使ったんだろうけど あ、でもフランスも最初に国立なんちゃらて所がAVIGANて発表してたな でも、その後は機密なので話せないの一点張りなのが気になる 富士に口止めされたか、途中でTK-ebolaに切り替えたか どちらにせよ血清との併用だと思うけど zmappやTK-ebolaで回復してる米国人達は全員血清との併用だった とにかくフランスの公式から直接話が出るまでは静観しよう
http://abcnews.go.com/Health/wireStory/mission-combat-ebola-opens-hq-ghana-25832168 DAKAR, Senegal ― Sep 29, 2014, 8:01 AM ET
国連の対エボラ作戦の本部がガーナに開設
国連の対エボラ作戦は本部をガーナに開設した。ここで西アフリカの危機援助への調整を行うことになる。
作戦司令官Anthony Banburyと彼のチームは月曜日にガーナの首都Accraに到着する予定である。
国連対エボラ緊急対応(UNMEER)はまず今回のエボラ蔓延で最も必要とされている場所、特に最も過酷な被害を受けている三つの国、リベリア、シエラレオネ、ギニアにおけるそのような場所を特定するための作戦に入る。
その後、実際の支援 -- 医療関連資材からヘルスケア・ワーカーまで -- がそのような地域の不足を埋めるために送られることになるだろう。
エボラの蔓延は過去最大規模の連鎖的な危機を招いており、3000人以上が犠牲になっていると考えられている。
AP
http://www.punchng.com/news/nigeria-still-at-risk-of-ebola-virus-virologist/ ナイジェリアは依然としてエボラウィルスの危険にさらされている - ウィルス学者
SEPTEMBER 29, 2014
ウィルス学者 Oyewale Tomori は月曜日に、ナイジェリアは近隣諸国でウィルスが猛威を振るっている限りエボラウィルス感染の危険は続いていると言った。
WHOで働く Tomori は、Lagos の NAN(News Agency of Nigeria) に対して、ナイジェリアは西アフリカに存在するリベリア、シエラレオネ、ギニアからウィルスを撲滅して始めて安全と言えるだろうと言った。
彼はまた連邦政府とLagos 州政府が国内のエボラウィルスと戦っている努力について触れ、ナイジェリアはこの疾病にと戦うため近隣諸国を援助すべきであるとコメントした。
Tomori は "エボラは西アフリカ全体で猛威を振るっている。これら三国でエボラが終息するまではこのウィルスから開放されたとは言えない、新たなPatrick Sawyerが常に出現する可能性があるからだ" と言った。
"Lagos州政府に対しては今回のエボラ流行に対してしてきたことについて評価したいし、連邦政府についても同様だ。
しかし我々はまだ危険から開放されたわけではない。リベリア、シエラレオネ、ギニアでそれが続いている限り、危険がさったとは言えない。これらの国々でエボラが終息しない限り、エボラの危険がなくなったとは言えないのだ"
"私たちは一丸となって自国を救わなくてはならない。さらに今回のエボラ危機と戦うため何ができるかを見極めた上で他の西アフリカの同胞を援助するためナイジェリア人として国外に踏み出す必要がある"
彼は、一般論として公衆衛生の改善、特に石けんで手を洗うことが伝染を防ぐのに重要だと付け加えた。
彼はまた、特にウィルスに感染している可能性のある患者に接する時には、公衆衛生の基本を厳格に実行するよう、ヘルスワーカーたちに求めた。
NAN(News Agency of Nigeria)
エボラに関する良い知らせを少し: それは過去の流行ほどは速く拡大しないだろう。 By Gerardo Chowell-Puente September 29 at 10:29 AM Gerardo Chowell-Puente 氏は、アリゾナ州立大学、人間進化と社会変化に関する研究院で数理疫学の准教授をしている。 数理疫学者として、西アフリカで流行しているエボラについてのいくつか良い知らせを報告したいと思う。 今回のエボラは過去に起きたいくつかのケースほど急速に広まりそうにはないということだ。 私はコーネル大学で(ロスアラモス国立研究所と共同で)最初に2004年にエボラの研究をしていたが、それは私の博士論文でのどのようにウィルスが伝播するかという数理モデルの一部であった。 エボラは私たちの伝染病の数理モデルとして興味深い対象だったが、それは二つの比較的大きなそしてよく資料化されていたアウトブレークのケースが存在していたからで、 ウィルスの抑制のための努力の影響がはっきりしていたのだ(1995年のコンゴでのアウトブレーク - 以前はザイールでのものとして知られていた - そして2000年のウガンダでのものがそれだ)。 死亡率が50%を超えるような恐ろしい症状を生み出す伝染病についての仕事は - 恐ろしいものであることはもちろんだが - 興味深いものでもあった。 しかし、そのとき私はエボラは人類史上でもっとも速く伝播する伝染病というわけではないことを学んだ。 これは、はしかと比べるとはっきりする。1963年に最初にワクチン接種が広く行われるようになる以前、一人のはしか患者は17人の二次感染を引き起こしたが、それは特に学校にでは山火事が起こったように広まっていった。 3人か4人に一人は命を落とした。この感染率では子供がはしかに罹ったりそれによって死ぬことも避けられなかった。 もちろん、感染率だけで伝染病のすべてを語ることはできない。 スペイン風邪では患者ひとりあたり - これは 1918年から1920年にかけてのパンデミックをおこし近年では最悪のものであると多くの人が認めているが - 2人から5人の追加の犠牲者を生み出した。 これははしかよりはずっとゆっくりしたスピードだが、それでもスペイン風邪は全世界的に流行することができた。 時間的な意味ですばやく移動することができたからである。これはウィルスの世代間隔として知られている。 最初の患者が次の患者に移るのに、2日から3日しかかからなかったのだ。 言い換えると、スペイン風邪ウィルスは新しい宿主に移りある程度の人数の二次感染を引き起こすことができたし、それは自分が風邪にかかったことに気づく前であることすらあった。 このスペイン風邪では全世界で3000万人から5000万人が亡くなったと見積もられている。 エボラが、ワクチンができる前のはしかやスペイン風邪と比較しても低い二次感染率しか持たないことは朗報だ。 私たちは2004年に、数理モデルと中央アフリカでの蔓延した時の疫学データを使ってエボラの二次感染率を最初に見積もったのだが、そこでは一人の患者につき平均1.3から1.8の二次感染率だった。 今回のアウトブレークでも、私と同僚が明らかにしたとおり、これとほぼ同じ二次感染率である。 10年前の低い感染率にくらべて今回が感染しやすいものとなったわけでもない - そして人類はそれに対処した経験がある。 さらに、最初のエボラ患者が二次感染を起こすまでにはだいたい2週間かかる。 誰がこのウィルスに感染しているかを特定し、彼らに接触する人々を守るには十分な時間的余裕がある。 エボラに罹った人が他の人にウィルスを移すのは、症状が出てからだけであって、それは彼らがウィルスに接触してからだいたい一週間程度経過してからになる。 これらの数値をもとに考えると、現在のエボラ流行の連鎖を断ち切るには、ヘルスケアワーカーは感染した患者を手際よく隔離することによって、おおよそ50%の感染接触をやめる必要があることがわかる。 (一部の人々にワクチンを接種するのは別の選択肢ではあるが、今のところ認可されたワクチンは存在しない)。 問題は、アウトブレークに悩まされている国は脆弱なヘルスケア・システムしか持っていないことだ - おそらく感染接触を50%に抑えるには脆弱すぎるだろう。 これらの国々では、医者や看護婦を感染から守るための手袋、治療着、フェースマスク、その他の重要な医療用品が不足しており、速やかにエボラ感染患者を連れてきて特定するための十分な調査システムも存在していない。医者や病院の数も少ない。
結果としてエボラは非常にわずかな抵抗しか受けず広まっており、月ごとの新しい罹患率はリベリアやシエラレオネではとりわけ上昇している。 ギニアでの新しいエボラ罹患率はそれほどでもないが、これはリベリアやシエラレオネではアウトブレークを抑制するための適切な体制がとれずにいることを示している。 ナイジェリアのエボラ連鎖を断ち切る能力には触れておく価値がある。 健康管理当局は最初のエボラ患者を、飛行機によるリベリアからナイジェリアへの到着の三日後になって初めて確認し、すぐに患者を隔離し、接触した可能性のある人々をトレースした。 ナイジェリアは20人のエボラ患者を発見したが、9/8 から新たな患者は報告されていない。 今年まで、教科書はエボラを中央アフリカの簡単にはアクセスできないような深い森の中でおこるせいぜい数百人程度の規模の伝染病であると説明してきた。 残念なことにエボラはほとんど注目されず投資対象でもなかった。健康に関する政策者たちは、もともとの感染地域を越えて多くの人々に感染するとは思っていなかったからだ。 しかし、ウィルスの側が数十年の間にそれほど変化がなかったのに対して、アフリカの多くの地域は大きな変貌をとげた。 人々はより密集した地域で生活し、そこでは新たな病気が発生する可能性が高くなった。 人々は以前よりもずっと広い地域を動き回るようになった。これはウィルスが新しい二次感染を引き起こし根を張る機会を増やした。 数学と歴史は、エボラに感染した人々を隔離し、接触したかも知れない人々をすぐに確認する真剣な努力により疫病の蔓延を抑制することができることを教えている。 幸運なことにアメリカ合衆国はそのような余力がある。もしエボラがアメリカに入っても、確固たる足場を築くことはできないだろう。 しかし、いまや世界は以前にはまったく考えられないような形でお互いに結びついており、蔓延するのは人を媒介とする接触を必要とするようなタイプの伝染病だけとは限らない。 エボラのようなウィルスがまたたくまに抑制不能となりうるのであれば、新種のインフルエンザが世界に与える衝撃のように考える必要があるだろう。 この記事はZocalo Public Squareの協力によって書かれました。
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/03(金) 19:12:00.52 ID:s/wGzz6F
http://www.newsweek.com/how-hospitals-test-ebola-274898 病院はどうやってエボラの判定をするの?
By Douglas Main
2014年10月3日 at 10:15 AM
保険当局は合衆国で最初にエボラと診断された患者をテキサスの病院で扱っている発表した。
しかし、ある人がウィルスに感染しているかどうかは実際にはどのようにしてテストされるのだろう?
Thomas Ksiazk は Galveston にあるテキサス州立大学のMedical Branch の教授である。
エボラについての精力的な研究をしてきた。彼によればテストは 実時間RT-PCRあるいは、
逆転写ポリメラーゼ反応と言われる方法で行われるそうだ。
この方法では、医者や医療専門家はまず患者の血液サンプルを取得する。
次にその血液にRNAをDNAに変換するための酵素を加える(RNA はDNAに書かれた"手順"に
したがってたんぱく質を作るための化学的な情報伝達の役目を持っている)。
次に、エボラウィルスだけに特有の遺伝子配列を標的とする"プライマー" を付加する。
それからPCRマシンを使って混合処理が実行されるが、これによってエボラ遺伝子を増幅する、
あるいは何度もコピーする(もしエボラ遺伝子が存在すればそうとわかるし、存在しなければ何も
起こらないのでテスト結果はネガティブ - エボラに罹っていない、と判断できる)。
最後に化学プローブが追加されてこのようなDNAの断片をつなぎ科学者にエボラウィルスが
存在することを教えてくれるのだ、とKsiazekはニュースウィークに教えてくれた。
これらのプロセス全体で3時間から4時間程度かかる、と彼は付け加えた。
ダラスの人の場合だと、医療当局は最初、彼が9月26日に示した症状と彼が最近リベリアに行っ
たことを結びつけて考えなかった。
彼が Texas Health Presbyterian病院に9月28日に二度目に戻ったとき、彼は発症して4日経過
していた -- これは PCRテスト結果がポジティブになるには十分長い時間です、とKsiazek は言う。
実際、PCRテストは非常に敏感でほとんどの人々が病院で症状が出ている時点であればウィルスを
検出することができるとKsiazekは言う。彼は CDC の Special Pathogens Branch の長だったことが
あり、エボラのようなウィルスの閉じ込め作業を毎日やっていたのだ。
病院自体でエボラのテストを行うわけではないことには注意する必要がある。少なくてもアメリカ合衆国
においては現時点ではそれはできない。そのかわり彼らはサンプルを用意ができた段階で CDC研究所
ネットワークに所属している地方施設に送る。今回のテキサスの場合だとサンプルはオースティンにある
State Health Laboratoryに送られた。
PCRマシンは大体普通のパソコンの二倍くらいの大きさで割と簡単に持ち運べるが、機種にもよるが
数万ドルもするんだ、とKsiazekは言う。
このようなマシンはシエラレオネ、リベリアそしてギニアのいくつかの研究所には存在するが動かすには
電力が必要になる -- そしてこれらの国々ではこれにはあまり信頼性の高くないガスタービン発電機を使うことになる。
この事実、そして状況によって資金が欠乏していることがアウトブレークを閉じ込めようとする努力の障害になっているんだ、と彼は言う。
ELISAと呼ばれる手法もまたエボラ診断に利用することができるが時間がかかり、少なくともRT-PCRで
得られる精度での結果を得るには少なくとも100倍の数のウィルスが必要になる -- つまり、感度は悪く、
PCRのようにすぐにウィルスをつかまえることもできないのだ、とKsiazekは言う。
PCRの手法がエボラ診断に最初に広く利用されるようになったのは2000年のことである。
いくつかの研究者の集団は、より早く、より持ち運びに便利で、家庭で妊娠テストをような感じの使い捨ての
道具を使ったテストができるような研究を続けており、Science magazineは先週これを伝えている。
そのような診断方法のうちの二つが何週間か後にテストされることになる予定だ。
エボラウィルスはアフリカでは数十万人を殺す可能性があるが、Ksiazek はそれがアメリカ合衆国に広がることは心配していない。
それは CDC は迅速にエボラ診断を行うことができるし、ウィルスに感染した患者をすぐに隔離できるからだ。
そして、エボラは実際には感染力がそれほど強いウィルスとは言えないのだが、その理由の一部として、
すでに感染している人との密接な接触が必要だからだ、と言う。
http://www.washingtonpost.com/news/to-your-health/wp/2014/10/03/its-positive-for-ebola-dreaded-words-set-cdcs-emergency-operation-in-motion/ 'エボラ陽性だ'。この恐ろしい言葉でCDCの緊急オペレーションが動いた。
By Amy Ellis Nutt October 3 at 5:51 PM
アトランタのCDC緊急オペレーション対策室はとても静かだった。火曜日の午後遅く、10人以上のCDCスタッフがエボラの疑いのあるトマス・エリック・ダンカンについてダラスからの最新ニュースを聞くために集まっていた。
David Kuhar CDC感染管理医療官は、ここでニュースを聞いていた。
彼はすぐに飛行機に乗らなくてはならないことを知っていた。普通ならバイクに乗るはずなのにこうして車で仕事にきたのはそれが理由だ。会議電話回線には、地方保険担当官とテキサスからの州担当官がつながっていた。
そして彼らはダンカンを担当している研究所の結果についての知らせを聞いた。
"彼はエボラ陽性だ"
CDCを全員を震え上がらせる言葉だったが、実際には予期されていたことだった。
全世界でも一流の捜査官の何人かが動き始めた。ここに、伝染病の専門家 Kuhar も含まれていた。
彼はエボラの専門家でアフリカに行ったこともある。2012年の MERSのアウトブレークではアラビア半島に召集がかかった。危険な伝染病は全世界に広がり、そこにはアメリカ合衆国も含まれていた。
合衆国でのエボラ発症は常に可能性のあることと考えられていた -- たぶん避けることはできないだろう、そう CDCのチームは感じていた。いまのところ患者がゼロに止まっているだけだ、と。
電話会議が終了する前に Kuhar は既にオフィスを離れていた。数分もせずにCDCは彼の出張手配をしていた。
9:50のダラス行きのフライトが予約され、彼は支度のため急いで家に戻った。一時間後、彼は空港のそばの格安駐車場に2002のホンダアコードを止め(彼はすぐに家に帰ってこれないことは分かっていた)、メインターミナルまで歩いた。
少なくとも最終的には10人になるメンバーのうち、7人がダラスに飛んだ。(ダラスのCDCスタッフの数は事態の経過につれて変化したが、そこには疫学研究者、疫病情報官、医者、看護婦などが含まれていた、とKuhar は言う)。 チーム全員が予定をキャンセルした。Houston を根拠地とするメンバーの一人は、すぐに車に乗りダラスへと向かった。 連絡調整官 Dave Daigle は妻と過ごすはずの休暇計画と、フロリダにいる彼の母親たずねる計画をすぐにキャンセルした。 チームがダラスにあるNorth Central Expressway のCourtyard Marriottホテルについたときには、深夜を過ぎていた。 エボラ確定後、24時間以内にチーム一同はテキサスHealth Presbyterian病院から1マイルしか離れていないその場所にいた。Marriottはとりあえずの非公式対策本部となった。 Kuhar は翌10/1水曜日の朝6:30に起きた。チームはロビーに集合しオートミールとフルーツ、コーヒーをとった。 7:30には病院にいた。8時には何十人もの郡と州の保険担当官と一緒に会議室にいた。Kuhar が "顔合わせと挨拶" と呼ぶことを済ませるためだ。 "みなさんをサポートするために私たちはやってきました" 彼は不安そうな人々に言った。"私たちの最優先事項は、接触者の追跡です - 二次感染のリスクのある人々に会うことです"。 発言は一時間にもおよんだ。低くやわらかな声の Kuhar は穏やかな気質を持っていた。 最後に彼は質問を受け付けた。質問した者はわずかだった。彼はそれにあまり驚きはしなかった。 彼らにとってこれはまったくの初耳で非常に混乱しているだろうことを彼は理解していた。 しかし彼は、この事態に対処するプランはすでにあることと、エボラに接触した人々を扱う厳格な手順があること、をはっきりと説明した。 CDCチームがミッションを開始したかどうかもはっきりしないうちに、彼らは別行動をとる必要があった。 "分割して制圧すること" Kuhar はそう言い表した。捜査官の何人かはダンカンが発症前から訪れていた病院で発症までの経緯を調べていた。 他のメンバーはもっと面倒な作業に当たっていた: ダラスでのダンカンの足取りを徹底的に調べることである。 引き続く12時間かそこらのあいだ、CDC捜査官の半分は病院に留まって "接触者一覧" リストを作っていた。 これはダンカンと接触したことが分かっている人々のリストで、ダンカンに最初に症状が出た時、Kuhar 言うところの "感染リスクが生じる最初の時" よりも後に特に重点が置かれている。 "私たちは(ダンカンの)家族とまず会う必要がありました" 彼は言った。 チームはダラスでの"接触者一覧"を作る手伝いをするため地方保険局と連携した。二つのリストの中にはダンカンと接触した人およそ100人の名前があった。チームのメンバーは電話対応したり個別に聞き取りを行うためダラス中を回っていた。 病院はすでにリストを作り上げていたので彼らを見つけるのは容易だった。 ダンカンにエボラ陽性が出た後48時間経過した木曜日の昼までには、ダラスのCDC捜査官はリストのすべての人々との聞き取りを完了した。 あとは地方・州の保険担当官と協力して直接接触のあったことが分かっている人々の体調を日単位でチェックしていくことになる。 その日の夕方の5時までに担当官はYoungor Jallah と Aaron Yah そして彼らの四人の子供たちへの二度目の訪問を済ませていた。 全員がダンカンと接触していたが、場所はダンカンのガールフレンドLouise Trohの家で、時間はダンカンがそのIvy Apartmentsから救急車で病院に運ばれた時であることがわかっていた。 6人全員 - Louise Troh は Jallah の母親なのだ - は高い感染リスクがあった。しかし木曜の夜時点で、全員体調に変化はなく発熱もしていなかった。 リスクの高い人々のリストをもっと低い人たちにまで広げることはチームの次の大きな仕事だった。 感染リスクが最も高い人々を引き続く数週間詳しく観察することが必要なのは明らかだった。 "接触者一覧"のリストの追加は減っていった、これら最大の感染リスクを持つ人々の危険は少なくとも現時点では減ってはいない。 "あの夜 ER(緊急治療室)で働いていたすべての人々は、誰であれ感染リスクがある" と Kuhar は言う。 "まずは少しでも危険が及ぶ可能性のある人をできるだけ広くとらえて、それから少しずつ少しずつ対象を絞りこんでいくわけですよ"。
エボラウィルスから回復したフランス人看護婦に対する三つの謎 彼女は9月19日に運び込まれた病院を退院した。 Par Francetv info avec AFP Mis à jour le 04/10/2014 | 16:16 , publié le 04/10/2014 | 13:39 ●で、彼女は誰なの? この看護婦についてはやはりほとんど情報が出ていない。名前はルーシーで、MSFのボランティア。年は29歳で生まれはグレノーブル。 ソマリアで特に多くの人道支援にたずさわっていた。その後ギニアに行き、リベリアでは住民支援のために来ていたが、そこでエボラの流行に巻き込まれることになってしまった。 ●どこで感染したの? ルーシーは9月の初めにリベリアの首都モンロビアで感染した。彼女はそのリベリアの地には"何週間も前に"出会った。 "数年来、彼女はその病気に接していましたし、そこが危険な場所であることは分かっていました" と彼女の祖母がRTLのインダビューで説明している。"彼女は非常に自覚的でしたが、そこで仕事を果たすことに満足していました"。 ●どんな風に回復したの? 若いフランスの看護婦は9月19日にフランスに戻され、軍の病院であるBégin de Saint-Mandéに入院した。 入院して隔離施設に入ってすぐに、厚生大臣Marisol Touraineは省令により三つの実験的な薬の投与を許可した。特に日本で製造され本来はインフルエンザに利用されることを目的としていた抗ウィルス剤アビガンが利用された。 コミュニケで大臣は"回復に向かっていることをとてもうれしく思いますし、この若い女性の行動と勇気に対しても、西アフリカのエボラの恐ろしい蔓延の前線で戦うすべての人々に対しても、改めて敬意を表したい。"と言った。 * * * 新しい情報がほとんど含まれていない。 アビガン上げの意図を感じる。(特にアビガンを強調している意味は?) 大臣が点数かせごうとしてるように感じる。 彼女がどんな状態で退院できたのかまったく見えない。(健康な状態だったの? 後遺症とか残らなかったの?) 全体的に情報統制されてる感じがする。
http://online.wsj.com/articles/international-ebola-crisis-enters-american-domestic-politics-1412355908 世界的なエボラ危機がアメリカの国内政治に利用されている
共和党はエボラ危機にまぎれてオバマを批判し、渡航禁止を要求する
Updated Oct. 3, 2014 4:35 p.m. ET
高まりつつある世界的なエボラ危機はアメリカの国内政治にも影響を与えている。2016年の大統領候補はこのウィルスの恐怖を利用してオバマ大統領を批判している。
ルイジアナ州知事 Bobby Jindal はホワイトハウスがこの病気の蔓延と十分には戦っていないと主張する最も著名な共和党員だ。彼は政府は"エボラ蔓延諸国からの渡航を禁止すべきだ"と言う。
Jindal 氏は今回の危機でのオバマの召使いのような態度を批判する共和党の合唱に加わっている。
週の初めに上院議員 Rand Paul (ケンタッキー州共和党員)がしたように、Jindal氏は、大部分のアメリカ市民には心配するようなことではないという政府の公式見解に疑いの種をまく方法を探しているのだ。
"オバマ政権は渡航禁止は考えていないと言いつづけています" Jindal 氏は言う。
"その代わりに私たちは専門家の意見に耳を傾けるべきだと言うのです。しかし実際には彼らは渡航禁止は非生産的だと言っているのです。言っていることが論理的ではないのです。"
金曜日の時点でホワイトハウスに対してエボラに侵されている西アフリカ諸国からの渡航を禁止を実施するように求めている共和党員には、ミシガン州の上院候補Terri Lynn Land とアルカンサス州共和党員 Tom Cottonが含まれるが、
彼は民主党上院議員 Mark Pryorと論戦している。Cotton氏はダラスでのエボラ患者の診断結果はより踏み込んだ対応が必要であることを示していて、テキサス州は"アルカンサスを通る旅行の目的地となることがよくある"ことを指摘した。
オバマ政府高官は金曜日に、渡航禁止は得られる利益よりも弊害のほうが大きく、その地域を助けることの障害になると言った。
援助機関は渡航禁止は事態をより悪化させ、該当地域に対する医療支援をより困難にするかも知れないことを強調した。
テキサスでエボラを発症したリベリア人はブリュッセルからのフライトを利用して合衆国に入っていた。
"現時点で渡航禁止は考えていません" ホワイトハウス広報官 Josh Earnest はエア・フォース・ワンに乗り込んだレポーターに言った。
"現在非常に洗練された何重にも整備されたスクリーニングシステムがあり公的機関を使った旅行が安全にできることを保証しています"。
テキサス州共和党下院議員はアウトブレークを特に懸念していると言った。共和党員 Jeb Hensarling はエボラのニュースは"ただの不都合という次元を越えている" と言った。 共和党員 Lamar Smith は政府はエボラ蔓延国と"合衆国との間を出入りする旅行者に対する政策を見直すべきだ" と言った。 テキサス州上院議員 Ted Cruz 彼もJindal氏のように大統領選をうかがっているが、木曜日に連邦航空局に対して、エボラ感染者のアメリカへの入国を防ぐため"可能なすべての予防措置" をとることを求めた。 彼はダラスの恐怖は "オバマ政権のエボラウィルスの脅威に対するあいまいな対応" によるものだとした。 上院議員 Rand Paul (共和党ケンタッキー州)も、2016年大統領選挙への準備をしているが 水曜日に連邦高官たちはエボラ拡散を食い止めるために十分積極的に動いてはいないとし、オバマ氏が西アフリカにその地域の政府がウィルスと戦うために合衆国の軍隊を派遣したことを批判した。 "私は政治的な正しさ(political correctness)のせいで今回の事態に対して本当に意味のある合理的な科学的な決定を下せずにいると思います" ポール氏はラジオ番組で Laura Ingraham に言った。 "世界的な問題に対する潜在的な懸念をを低く見積もることは大きな間違いです"。 Paul氏のような共和党員の何人かとって、エボラの脅威に対して注意を払うことは国外への支援や連邦保険プログラムへの反対という長期的な立ち位置とは対照的なものである。 ケンタッキー出身の氏は2012年と2014年の予算でCDCに対して20%の削減を求めたし、国外援助への支出にたいしても実質的な削減をずっと求めてきた。2011年には彼はCNNに対してすべての国外援助を打ちきるのが望ましいと言っている。 ノースキャロライナの共和党上院議員候補 Thom Tillis は民主党上院議員 Kay Hagan と過酷な戦いの中にいるが、政府は特定の西アフリカ諸国からの人々が合衆国に入国することを禁止すべきだと言う。 "合衆国市民の安全を確保することはわが国の最重要課題であり、ホワイトハウスは直ちにリベリア、リエラレオネ、ギニアからの渡航を禁止しエボラの拡散を食い止めなくてはなりません" とTillis 氏は言う。 ポール氏は Glenn Beck とのラジオインタビューを利用して、エボラ危機をとりあげ、それが合衆国の国境が安全ではないという事実を明らかにしたこと、ダラスで手当てを受けている人はこの国に合法的にやってきたことに注意した。 彼はエボラが蔓延している国々は、"それ以外の国々との行き来を一定期間控えるべきである”と言う。 "広く開かれ、抜け道の多い国境はわが国の国防にとっての危機であるばかりではなく、全世界的なパンデミックの脅威にもなっているのです" と、ポール氏は言った。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/05(日) 22:23:52.06 ID:FQF3SyUr
>>73 >どなたか翻訳を。インドで日本人がエボラ
翻訳不要。東南アジア3国旅行の日本人がミャンマーから陸路インドへ。
発熱したので(ほとんど心配ないが)念には念のためとエボラのテスト中。
http://www.washingtonpost.com/news/post-nation/wp/2014/10/07/why-new-airport-screening-still-cant-prevent-more-ebola-cases-in-the-u-s/ なぜ新しい空港での検査によってもU.S.でエボラを防げないのか
October 7 at 1:40 PM
エボラは侵攻を続けている。アメリカでは先週、またスペインでは今週、その発生が確認された。
"エボラに罹っていて国境を越えようとする人々の自由は、非常に深刻な問題として考えなくてはならない" オバマ大統領は月曜日、エボラ流行についての有識者たちとのミーティングの後で語った。
対応策としてオバマは、政府が合衆国とアフリカでの搭乗者の検査を厳しくすることを考えていると言った。
大統領は新たな検査の可能性について詳細までは述べなかった。ホワイトハウスは火曜日に新たな対策は"もうすぐ"発表されるだろうと言っただけだった。
考えられるオプションについて詳しい高官は、その対策にはエボラ蔓延国から合衆国に到着する旅行者の対応をとることから始まって、アメリカを訪れる外国からの旅行社の渡航履歴をより詳細にたどることまですべてが含まれていると言った。
Charles E. Schumer (民主党、ニューヨーク州) 上院議員は、ワシントンポストに木曜日、合衆国の空港において"より厳しい形の検査" が行われるだろうと言った。
このような計画は理論上は合衆国に入ってくるエボラウィルスに冒されたある程度の人々を防ぐことができるはずだ。しかし同時に合衆国に来るすべてのエボラ罹患者を食い止めることはできないのも確かだ。
これは、西アフリカで蔓延しているこの病気のもつ単純な事実が理由だ。つまり発病までには時間がかかるし、21世紀の空の旅は非常に短時間で済んでしまうからた。
保健所はこの点については現実的であり、西アフリカで3400人以上を殺しその倍の感染者を発生させているウィルスがそこで猛威を振るっている限り、合衆国での新たなエボラ発生の危険も現実のものとして留まり続けるだろうと公に認めている。
"単純な真実はこうです、私たちは西アフリカでのアウトブレークを抑え込まない限り、合衆国でのリスクをゼロにすることはできないのです" CDCのディレクター、Thomas Frieden は先週、記者たちとの電話会議の席でそう言った。
"私たちにできることはそのリスクを最小限に抑えることだけなのです"。
リスクを最小にするための合衆国政府の一つのやり方の一つは: 蔓延国の空港での出国時検査を増やすことである。八月から、CDCは西アフリカを出国する乗客に対する検査を強化することに力を入れてきた。
それには体温を計り(摂氏38.6度以上の熱を出しているかどうかを調べ)、他にも病気の兆候がないかに目を光らせ、乗客に質問表の記入をうながす。
Friedenによれば、このような方法で蔓延国から飛行機で出国しようとした77人を止めさせた。これは先月分17人を含む数である。
もちろんこのような方法では、問題のある乗客すべてを取り押さえることはできない。それは、そのような検査をくぐり抜けた一人がダラスの病院でエボラ患者として現在扱われているという事実を見ても明らかである。
ダンカンは合衆国でエボラ診断された最初の人間だが、かれはリベリアを9/19に出発した。彼は空港での質問表の質問の一つである、エボラで死んだ人に触ったことがあるかどうか、あるいはエボラ患者を介護したことがあるかどうか、という質問に答えた。
CDCで訓練を受けた人が、合衆国の FDA で認可された体温計を使って彼の体温を計ったが、彼の体温は正常だった。そして彼はそれから5日間もの間どのような病気の症状も見せなかった。
アメリカ合衆国に人々が到着した際、税関の係員は旅行者が"病気の兆候を見せていないかどうか"を調べることになっているが、ここでも発病していなければ外部にはそれとわかる兆候を見せることはない。
ダンカンの例は、分かっていて、あるいはそうとは知らずに素通りできてしまうこのシステムの欠陥を示している。質問表に記入した人は正直に答えるとは限らない。そうすればリベリアを離れることができなくなってしまうかも知れないからだ。
しかも彼らは単にエボラに罹った人と接触したとは本当に気づかずに答えているかも知れないのだ。(リベリア政府はダンカンが知っていて嘘の答えを記入したのではないかという疑いで告発することを検討している。)
しかし、体温や渡航履歴の調査に基づいた渡航制限が完璧なものではないことは、他にもいくらでも示すことができる。 リベリアからブリュッセルに行き、そこで数日滞在してからそこでアメリカ行きの別のチケットを購入したような場合 (合衆国の税関はリベリアを出発する一度に購入されたチケットについては知ることができるが、複数のチケットを分けて購入した乗客は同じようには表示されない)。 リベリアからロンドンに行く途中で発症して、合衆国に向かう西アフリカには行ったこともない人にうっかり移してしまうような場合。 エボラ蔓延国から移送された別の国で手当てを受け、そこで正しい手順に従ったと考えている別のひとに病気を移し、その人がどこか別の場所に旅行するような場合。このようなストーリーはいくらでも考えられる。 さらに、エボラの発症には時間がかかることも問題である。もっとも多いのは感染から8〜10日程度経過してからであるが、症状が現れるまでに21日もの時間がかかることもある。 このため、熱も出ず他の症状も出なくて体温計や外観チェックに引っかからないのにウィルスに感染しているかも知れない人が、感染後数週間も旅行することさえありうるのだ。 西アフリカで猛威を振るうこのウィルスにはさらに厳しい現実がある。 WHOは7400人かそれ以上のエボラ感染者がいて、それぞれが他の2名程度の人に移しているという報告をしている。であれば合衆国でエボラの発症を避けることはできないかも知れない。 "ひとたび流行が発生してしまえばそれは避けることができない"と Thomas Geisbert は言う。彼はテキサス州大学のMedical Branchの教授でエボラウィルスについて数十年の研究をしている。 "空港を閉鎖して西アフリカから人々が離れないようにしなければ誰かが飛行機に乗ろうとするのを止めるのは困難です"。 そして政治家たちやそれ以外の人々が提起してきた問題が再浮上してくる: なぜ単純にこのような国々からの旅行者を禁止しないのか?(航空会社によっては該当地域との間の運行を減らしているところもある)。 保険当局はそのような動きを押さえつけてきた。曰く、それは経済的な損失を招き、医者、看護婦、人道活動家、必要な物資がその地域に届くことの妨げになってしまうのだ、と。 "私たちは世界から我々自身を隔離してしまうことはできるかも知れませんが、その中には合衆国に戻ってくる権利を持つアメリカ人もいるわけです"、Friedenは土曜日のブリーフィングでそう言った。 "そしてそれ以外にもこの国に入ってくる権利を持つ人々がたくさんいるのです"。 合衆国当局は、西アフリカ諸国からの旅行社の禁止は考えていないと言い続けている。 ホワイトハウスは月曜日に、そのような渡航禁止は考えてこなかったと言った。 FAAは、合衆国に外国の特定の運送業者がアメリカに入ってくる権利を取り消すことができる機関だが、月曜日の声明でWHOとCDCからのより厳しい渡航制限の勧告はなかった、と言った。 オバマは月曜日にさまざまな政府関係者や専門家たちがいままで言ってきたことを繰り返し、合衆国はエボラを抑え込むことができることを強調した。 彼はまた、エボラ流行から、何ヶ月もの人の流れがあり、合衆国でエボラ感染チェックが10人以上の人々に実施されたにもかかわらず、ダンカンは例外的なケースであることを指摘した。 "ここ数ヶ月で、西アフリカからここアメリカにやってくる何千もの旅行者がいたわけです"と彼は言う、"そしてその中で現時点でアメリカでエボラだと診断されたのはただ一人だけです。それがダラスの患者なのです"。
http://www.washingtonpost.com/opinions/michael-gerson-ethical-choices-surround-a-potential-ebola-vaccine/2014/10/06/47aad1e0-4d82-11e4-aa5e-7153e466a02d_story.html エボラ・ワクチンをめぐる倫理的な選択
October 6
CDCとNIH当局が私たちに行ってきたことはこうだ: アメリカはある程度のエボラ感染者を出す(予想よりも多くなる可能性もある)が、アメリカでエボラが蔓延することはない。
そのような事態は基本的な公衆衛生を確保する対策(たとえば、患者の隔離や接触者の追跡など)が打てる衛生環境の中で起こる可能性は非常に小さい。
つまり: 感染者は発生するが、蔓延することはないのだ。
一部のメディアは -- 自分たち自身の理念をエボラウィルスに絡めようとする一部のメディアは -- このような対応を、政府の二枚舌を批判したり、組織の腐敗に警告したり、移民に対するあいまいな態度を攻撃するためにさまざまな形で利用している。
これは政治的なそしてイデオロギーを利用してまるで食べ残しにあやかろうとするような浅ましい態度だ。
これはまたこの問題に対してそれほど信頼できる意見を持っているとは言えない人々と、自分たちの役割を(あまり理解していないこともある地方の人々とは対照的に)実際に熟知している国家レベルの専門家たちとを争わせるものでもある。
当局に対して質問するのにふさわしいタイミングというものがある。それから口をつぐんで、たとえ複雑で難しい内容に話が及ぶことがあっても医療専門家の話に注意深く耳を傾けた方が良いタイミングもある。
そのような注意はますます重要になりつつある。リベリア、ギニア、シエラレオネ(これらの国では効率的な健康管理システムが存在しない)でのエボラの蔓延は抑え込めていない。それは破滅的なものだ。
写真家は地獄の中を旅行する人々のような写真を送ってくるのだ。
差し迫った注意は、すぐにエボラのワクチンの方に向くが、これには具体的な理由がある。第一フェーズの試験の最初の対象者が NIH 医療センターに9/2に加わった。現在20人が調査対象となっている。
このワクチン候補がうまく利用できるかどうかは当たり前だが予算と能力、そして運の結果である。9/11のテロ以降、合衆国政府はエボラワクチンに対する研究に真面目に投資し始めた(潜在的なバイオテロに対抗するためである)。
この努力は二年ほど前まではゆっくりと進められてきたが、それから科学者たちは新しいベクター、あるいはワクチンを運ぶための方法、を試すようになった: それはチンパンジーのウィルスである。
死んだエボラウィルスでさえヒトに注入する(これは免疫反応を生み出すための方法の一つなのだが)のは非常に危険である。
そのため科学者たちはエボラウィルスのただ一つの遺伝子 -- これはグリコプロテインと呼ばれ、エボラウィルスの外側を包むための情報に当たるものだが -- だけを、チンパンジーのアデノウィルスのDNAに組み込んだのだ。
この無害なウィルスをヒトに注入するとヒトの細胞に感染し、その後、大量のグリコプロテインを作り出す。
免疫システムはそれが -- 単にエボラを包んでいるただのプロテインとして、ではなく -- まるで本物のエボラウィルスが体の中に入ってきたかのように反応し、それ以降の感染を防ぐ物質を作り出すのだ。
少なくとも理論的にはそういうことになる。
11月の終わりまでに、私たちはこのワクチン候補について二つのことを知ることになるだろう: これは人体に有害なの? (今のところ、そうではなさそう)。そしてそれはうまく免疫反応を引き起こすの?
ワクチンがフェーズ1の後で期待が持てそうだということになれば、倫理的な議論が起こるだろう。
WHOのような機関もそうだが、より慎重なテストは飛ばしてすぐにでも西アフリカで働くヘルスワーカーにそのワクチンを接種すべきだという考えの人もいる。
さらに部分的なテストの済んだワクチンを製造してより広範囲に配布することを求める人たちもいる。
このような反応は心情的には理解できるものだ。私自身が危険な地域で生活しているとすれば、たぶんこの考えに同調するかも知れない。しかし大多数の意見はこうだ: 段階的に試していくべきだ、と。
期待されていたHIVワクチンの研究がそうであった。これはフェーズ1をうまくパスしたのだ。 しかし二年後のフェーズ2の試験で -- これは、誰にもそれが分からないように、被験者を二つのグループに分けて一方には本物のワクチン他方には偽物のワクチンを与える形で行われるが -- そのワクチンは実際には HIVへの感染のリスクを41%の確率で増やしてしまうことが明らかになったのだ。このような "理解困難な効果" (科学者は理解することを愛する人々である) は他のワクチン開発でも見られるものなのである。 これには、別の明らかに無慈悲な理由、ヘルスワーカーがエボラワクチンのフェーズ2に管理された形で強制的に巻き込まれてしまう、という理由も存在している。-- なぜなら 彼らの高いエボラ感染率こそが研究結果を価値のあるものにするからである (高い感染率をもつ集団の中でやってこそはじめて、あるグループには本物のワクチンを打ち別のグループには偽物を打った後に、実際の感染率を比較するという実験結果が意味を持つのである)。 なぜ、今回のような医療危機の下で、科学的に権威ある人々を信頼できると言えるのだろうか? 感染の恐怖の中にいる人々の過半数の支持を得られるとはとうてい思えないような大変に難しいことを要求されているのだ。 フェーズ2の試験では、研究者たちは、本物のワクチンをそれが害を及ぼすかもしれない人々に投与し、逆に偽物のワクチンをそのせいでエボラに感染して死ぬ結果を招くかも知れない人々に投与することになる。 ワクチンが実際に効くかどうかを今確認しなくてはならないのであれば、これが唯一の倫理的な方法であることがわかる。 エボラのワクチンに関して言えば、できる限りの方法を通じてこの手続きが迅速に進められるべきだし、ワクチン開発のメリットよりも大きなデメリットの可能性を示すことができない限り、避けることもできない。
http://www.washingtonpost.com/news/to-your-health/wp/2014/10/07/after-nurse-contracts-ebola-spanish-health-workers-raise-concerns-about-protective-equipment/ スペインでの謎: 看護婦はどのようにエボラに感染したのか?
October 7 at 3:23 PM
西アフリカの外での最初のエボラ患者は、スペインの病院の一人の看護婦がどのようにしてウィルスに感染したのか、
またそこにいるヘルスワーカーを守るために十分なプロトコル(作業手順)が確立されていたのか、という疑問を生じさせた。
看護婦はマドリードにあるカルロスIII病院で、西アフリカにウィルスに感染したマヌエル・ガルシア・ビエホ修道士を手当てしていて自分も感染した。
スペイン政府担当者によれば"衛生技術者"である彼女はガルシア・ビエホの部屋に二回だけ入ったと言う。
スペイン公衆保健係官Mercedes Vinuesa Sebastianによれば、彼女は一度目は修道士のオムツを取り替えるために部屋に入った。
二度目は彼が死んだ後、遺留品を集めるために入ったと言う。どちらの時にも看護婦は防護服を着ていた。
スペイン政府担当者は何が原因かは把握しておらず調査中であると行った。
"すべてのプロトコルに厳格に従っていたかどうかを知るため、接触の原因となるすべてのものを確認している最中です"
NBCニュースによれば、スペイン厚生大臣 Ana Mato は月曜日のニュースカンファレンスでそのように言った。
EU担当官はMatoに手紙を書き、EU全加盟国で伝染を防ぐために要求されている対処にもかかわらず、彼女がどのように感染したかを明らかにするよう求めた。
"どこかに問題があったことは明白です" ガーディアン紙によれば、欧州委員会の広報Frédéric Vincent は言った。
カルロスIII病院のヘルスワーカーたちは火曜日に抗議し、他の人たちはその施設でエボラ患者に対処する作業員たちが利用している防護服は十分ではなかったことの懸念を表した。
スペインの新聞 El Pais によれば、病院のスタッフは防護服の写真を提供したが、それはラテックスの手袋をテープで止めたものであった。
病院のスタッフは同紙に対して防護服は完全に防水性でなくてはならないが、実際にはそうではなかったことを伝えた。
そのワーカーはまた防護服には適切な呼吸換気装置がついていなかったことにも触れた。
病院の担当者は、WHOの勧告がガルシア・ビエホ氏と、氏とはまた別の75歳の修道士で西アフリカからスペインに戻され実験的にZMappの投与を受けていたが
その後亡くなったミグエル・パハレス氏の手当てにおいては守られていなかった、という噂を否定した。
"防護服は完全にプロトコルに合致しているし、この病気に対する必須とされる防御仕様を満たしている" El Pais によれば、カルロスIII病院の担当者 Yolanda Fuentes はそのように述べた。
WHO勧告は、一般的な言葉でエボラを含む出血熱にかかった患者を扱うために適切な装備の詳細を説明したものである。
WHOはまた感染した患者の病室への出入り、防護装備の脱ぎ方、患者の病室の内側と外側の表面を消毒する方法についての手順を示している。これらの手続きのどのステップを省略しても感染する危険が生じることになる。
ガーディアン紙によれば、病院のスタッフは患者の病室からの排泄物は、病院にいるすべての医療関係者と共有された同じエレベータを使って持ち運ばれていたのではないかとも疑っている。
エボラにかかった看護婦は9/30に発症しはじめ、それはガルシア・ビエホ氏が亡くなった5日後であった。月曜日のテストで彼女がエボラに感染していることが確認された。
ロイターによれば、ガルシア・ビエホ氏とパハレス氏を扱った後でその女性は休暇をとったが、マドリードに残ってはいた、と担当官は言った。
とカルロスIII病院の医院長であるラファエル・ペレスサンタマリアによれば、火曜日にこの看護婦と接触のあった22人の人々が監視下に入ったが、隔離されることはなかった。
看護婦の夫は発症してはいなかったが、もう一人のヘルスワーカーで発熱はなかったが下痢をしていた人も病院に収容された。エボラにかかった初期症状には発熱、下痢、頭痛が含まれる。
Associated Pressによれば、最近ナイジェリアから戻ったスペイン人男性も、エボラの最初のテストは陰性ではあったが、やはり入院した。
APの伝えるところでは、担当官は、ウィルス制圧のための努力として "彼女のペットの犬も安楽死させる予定になっている" と述べた。
--> マドリードの地域政府は彼らの抗議に対してペット "Excalibur" に対する安楽死と火葬させるための裁判所命令を得た。 政府は現時点での科学的な知見によれば、混血の犬はウィルスを人間に移す危険があり、そのような感染を防ぐための "バイオセキュリティー"に基づく方策を使うことを約束すると言った。 <-- 今回の事件で、エボラは先進国においては安全に処置することができるという広域公衆保健当局による保証にもかかわらず、十分な予防策がとられてはこなかったのではないかという懸念が広がっている。 WHOのヨーロッパ担当はロイターに、ヨーロッパへの更なるエボラの流入は"避けることができないものだ"と言った。 "そのようなエボラ患者の流入とスペインで起きたのと同様の事件は将来においてもおそらく起こりうるだろう"と Zsuzsanna Jakabは言った。 "そのような事件が将来起こることを避けることは非常に難しいだろう。それはヨーロッパからエボラ蔓延国への、またその逆への旅行は非常に多くなっているためだ"。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/08(水) 18:58:08.92 ID:fkl8sbkl
いつも素晴らしい翻訳をありがとうございます。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/ebola-patients-death-renews-questions-about-care/2014/10/08/60e235b2-4f68-11e4-877c-335b53ffe736_story.html エボラ患者の死で対処方法についての問題が再浮上する
October 8 at 11:57 PM
ダラス ― 合衆国で最初に診断されたエボラ患者の死によって患者への対処方法と、もしダンカンが最初に助けを求めたテキサスの病院でもっと早く対処していれば延命したり救ったりできたかどうか、が再び問題になっている。
ダンカンは水曜日にダラスで亡くなった。彼の容態がこの病気に対するアメリカの国としての防衛体制の問題点をあらわにし、彼に接触した人全員を割り出すための緊急体制が敷かれてから一週間少し経過した後のことである。
42歳のリベリア人は9/28からテキサスのHealth Presbyterian病院で隔離状態に置かれていたが、そこは熱を出したダンカンがもっと早い段階で訪れてスタッフに彼は西アフリカにいたことを告げた場所である。
医者は最初彼を家に戻した。彼は容態が悪化した後に再び戻ってきたのだ。
Phil Smith 氏はネブラスカ医療センターのバイオ隔離センターのディレクターであるが、ここでは NBCニュースのフリーランスのカメラマンがエボラの治療を受けている。彼はできるだけ早い処置が患者を救う鍵となると言った。
患者がちょうど今週ダンカンがなったように透析が必要になったり呼吸の介護が必要になったりする地点まで来てしまうと、医者ができることはほとんどないのだ。
"ここまで病状が悪化してしまうと、抗ウィルス剤を使おうが回復患者の血清を使おうが、あまり効果はあがらないものなんです" と感染病の専門家である Smith 氏は言う。
ダンカンは非常に危険なウィルスを持って彼の故郷リベリアからやってきたが、合衆国に旅立った時点ではなんの兆候も示してはいなかった。彼はダラスに9/20に到着し具合が悪くなったのはその数日後だ。
いままで合衆国で処置された6人のエボラ患者のうち、ダンカンは非常に危険な最近を扱うために用意された特別な介護ユニットのようなもので面倒を見てもらえなかった唯一の人だ。
理由は、他の患者の場合、保健当局はどこに連れていくべきかを決定する時点ですでにその患者がエボラに感染していることを知っていたためである。
一方ダンカンの場合は自分自身でテキサスHealth Presbyterian病院に助けを求めてきたのである。
保健当局はまた、隔離施設のある病院はどこもエボラ患者を扱うことができるが、ダンカンの死は病院の対応について新たな注意を引いたことは間違いないと言う。
ある特定の対処や手順でダンカンの命が救えたかどうかを知る方法はない。死の時点で、彼は実験的な抗ウィルス薬を投与されていた。
彼は"最新の処置を講じたにもかかわらず" 死んでしまった、とCDCのディレクター Tom Frieden は言う。"診断が早ければ早いほど、助かる可能性も増すんです"。
ダラスにあるWilshireバプテスト教会のGeorge Mason牧師は、郡当局がダンカンの滞在中一緒にいたLouise Trohに彼の死を告げたときその場にいた。
"彼女はありとあらゆる「もし」を漏らしていました"、それには、もしダンカンの入院が最初の段階でもっとスムースに言っていたらどうだったろう、という問いも含まれていた、とMasonは言う。
ダラスの他の人々はまだ監視対象となっている。保健当局が西アフリカで猛威をふるっている3800人もの人々を死に追いやったと伝えられるウィルスを抑え込もうとしているところだからだ。
この病気は既に発病している人の体液に直接触れることによってだけ広まっていく。
保健当局はダンカンが発病した後に直接接触したかも知れない7人のヘルスワーカーを含む10人を特定した。さらに別の38人も彼と接触したかも知れなかった。
ダンカンが滞在していたダラスのアパートに住んでいた4人の人は別の住居に移されてから隔離されている。
当局は、ダンカンと接触したかも知れないすべての人々は21日の間監視されることになると言った。
これはエボラ熱の潜伏期間の最大日数にあたる。この病気は嘔吐、下痢、出血、そしてより進行すると命に関わるような部位の損傷を引き起こす可能性がある。
水曜日にも、ダンカンが滞在していたアパートに行ったことのある保安官代理が体調を崩した後、"いちおう念には念を入れて" 入院した、と関係者は言った。 連邦保健所と州の保健所は保安官代理がダンカンと直接接触した形跡はない、と言う。 ダンカンの病気はダラスの一部の人々の不安を煽ることになった。ダンカンが病気になった家の近所に住んでいる住人の一部は市当局に、仕事場から家に帰されてしまったと言った。 地区のボランティアの中には時間外授業避ける者も出てきた。そして当の病院は患者の一部がエボラを恐れて病院を避けるようになったことを認めた。 ダンカンは9/25にテキサス州ダラスのHealth Presbyterianの緊急治療室に行ったが家に戻された。9/28までに彼の容態は悪化し、救急車が彼を病院に連れ戻した。 ダンカンの家族は今週の初めに病院を訪れテレビカメラでダンカンの様子をちらっと見た。しかし火曜日の関係者の話では彼らはそれ以上ダンカンを見るのをやめたそうだ。あまりにもひどい状態だったからだ。 "本当に辛そうでした。とても良い容態とは思えませんでした" ダンカンの甥の Josephus Weeks は火曜日にそう言った。 病院はダンカンがやってきた日や、彼の旅行履歴について彼が申告したことについて何度も説明を変えてきた。 病院によれば、当初スタッフはダンカンが最初に病院に来訪した際に自分は西アフリカから来たことを告げたにもかかわらずエボラを疑っていなかったと言った。 彼は火葬され遺体は家族に戻された。CDCはエボラの犠牲者の遺体は香料による処理をせず、火葬にするか密封した棺に入れて速やかに埋めることを勧めている。
http://www.theguardian.com/world/2014/oct/10/madrid-hospital-staff-quit-ebola マドリードの病院スタッフがエボラの恐怖から仕事を辞める -- カルロスIII世病院がウィルスに冒された看護婦テレサ・ロメロ・ラモスの介護で訓練と安全を考慮する只中でスタッフの欠乏に悩まされている
Friday 10 October 2014 12.12 BST
マドリードのカルロスIII世病院は、追加要員との契約に追われている。訓練と安全に関する基準が存在しないのではないかという懸念により一部のスタッフがエボラの疑いのある患者への対応を拒否しているためである。
現在14人が隔離されているが、ここにはテレサ・ロメロ・ラモスの手当てをした4人のヘルスワーカーも含まれている。ラモスはスペイン人の看護婦でシエラレオネから送還されたエボラ患者の手当てをした後ウィルスに感染した。
彼女がエボラと診断される前にロメロを担当した二人のヘアドレッサーを含む7人は木曜日の遅くに隔離ユニットに入った。今のところロメロ以外は誰もエボラ陽性ではない。
ロメロの容態は病院によれば深刻だが安定しているとのことである。彼女に対する処方には、エボラの生還者の血液から抽出した抗体を注射することも含まれている。
公式な人数は分からないがSAE看護婦連盟のElvira Gonzálezによれば、エボラに対する恐怖で一部のスタッフが特定の患者への対応を拒否したり仕事上の地位を辞任したりしていると言う。
不十分な訓練と安全に関する基準が問題となる中で、一人のヘルスワーカーは El Pais紙に対して多くのスタッフは仕事を避けるために言い訳をしているのだと伝えている。
"彼女たちは生理だとか、めまいがするとか、閉所恐怖症だとか言っているんです・・・みんな不安を感じていて、あれでは仕事になりません。非常に神経質になっているんです"。
また他の人々は差別されることを恐れている。"彼女達の子供は誕生日に招かれることもなく友人たちは一緒に休暇を過ごす計画を取りやめています"、Satse(?) の 看護婦組合のメンバーJuan José Canoは El Pais に言った。
"彼女たちは「エボラ看護婦」のように呼ばれているんです。不公平な話です"。
病院は強制的に働かせることはない、とGonzálezは言う。"プロトコルが十分であったとしても、防護服が十分安全なものかどうかといった質問があります。
不十分な条件でで強制的に作業させられた場合には、保健専門家(health professional)は公衆衛生監督義務違反(?)で告発することができます。"
スタッフ不足により、病院は雇用関係にないヘルスワーカーの助けを求めるより他なかった。最近看護学校を卒業した人がEl Paisに言ったところによれば、彼女は水曜日の朝にLa Pas 病院に履歴書を送った。
何時間かして、明日カルロスIII世病院で働かないかという申し出の電話を受けた。
最初のうち "彼らはエボラに関することは一言も言わなかったんです" と、その25歳の人は言った。家族とその申し出についての話し合った後、彼女はその仕事を断った。
保健当局はヘスルワーカーたちの、マドリードのエボラへの対応はその場しのぎの場当たり的なものであった、という疑いを晴らすためにほとんど何もしてこなかった。
8月にウィルスに冒された最初の修道士がリベリアから送還されたとき、カルロスIII世病院は彼を手当てするためのスペースを作った。二番目の修道士が先月到着したとき、6階のフロアだけを空けることに決まった。
診察予約と手術との間で病院は通常通り営業を続けた(?)。
最初、月曜日にロメロ・ラモスが陽性だという結果が出た後も同じだった。しかし、隔離される患者の数が増えるにつれ、当局は急いでより広い場所を見つけなくてはならなくなった。
ここ何日かでさらに2フロア分の空きを用意することになり、そこにいた患者は退院するか、市内の他の病院に移された。
http://www.washingtonpost.com/opinions/five-myths-about-ebola/2014/10/10/6daf70de-4ffe-11e4-babe-e91da079cb8a_story.html エボラに関する5つの神話
October 10 at 1:08 PM
西アフリカでのエボラ熱のアウトブレークは4000人近い命を奪ったと報じられている。
WHO当局は本当の人数はもっとずっと多いだろうと信じている。国際的な支援 -- ここにはアメリカ合衆国の軍人も他の様々な国とNGOに所属する人たちもいる -- が始まったが、このウィルスについての全世界的な懸念は広まっている。
何を心配すべきなのか? どの程度のリスクがあるのか? 今回の危機についての事実を虚構から区別しよう。
1. エボラ熱は先進国では広まらない。
テレサ・ロメロ・ラモスがマドリードでエボラに感染するまで、ヨーロッパ、北アメリカ、アジアの先進国は、ウィルスは先端医療施設によって制圧することが可能だという自信を持っていたように見える。
Tom Frieden のような CDC ディレクターは合衆国の最初のエボラ熱患者がダラスで確認された時にこう言った: “このウィルスはアメリカ国内ではまもなく終息します”。
そのような保証は国民の不安を静める高価はあるかも知れないが言い過ぎかも知れない。どんな防御システムも100%の信頼性があるわけではない。
スペイン政府はラモスが感染したのは防護服を脱ぎ手を消毒する前に顔に触れたことが原因であると結論づけた。
SARSウィルスもエボラ熱のように、病院で広まるが、汚染された体液に物理的に接触することを通じて広まることが一番多い。
2003年にアジアで蔓延したSARSの場合、ホンコンにある一部の病院などではたくさんの数のヘルスワーカーが感染した一方で、同じ程度の数のSARS患者を抱えた近くの施設では医療労働者の感染は見られなかった。
先進国での最も大きな危険は安全性への過信である -- 先進テクノロジーと緊急時即応体制がエボラ熱やそれ以外の病原菌が蔓延しないことを保証しているはずだ、というある種の自己満足である。
安全性への過信が、トロントにある有数の病院をSARSと戦わせることになった。貧しいベトナムでこのウィルスを撲滅してからずっと後の2003の話である。
安全性への過信が、2013年のWHO総会で伝染病のアウトブレーク対策費を削って、ガンや心臓病に予算を割り当てた。そして安全性への過信が、政治家たちに病原菌は常に制圧されたように見えるたびに公衆衛生費を常に切り詰めてさせてきた。
大きな声を上げるのは、新たな伝染病が発生してからなのだ。
2. 9/11後の緊急時即応体制があるから合衆国はエボラ熱と戦う準備が整っている。
2001/9/11とそれに続く政治と軍を標的とした炭疽菌メールによるテロの数年間、ブッシュ政権はバイオテロに対する体制を大幅に改革するように指示してきた。
CDCや国防省に始まって、田舎の病院、医者、看護婦、緊急対応チームに至るまでパンデミックやテロリストによるバイオ攻撃を想定した訓練がされてきた。
深刻な伝染病の到来に対して合衆国のすべての保健所が準備することを想定した作業手順が用意された。
軍と保健当局には非常に危険な病原体に対する迅速な診断方法、ワクチン、治療方法を開発するのに何十億ドルもの予算を与えられた。懸念されているバイオ病原体のどのようなリストにもエボラの名前があった。
数十億ドルもの予算と無数の訓練の後で、合衆国は十分な準備体制にあると考えるのは自然なことだった。
しかしほとんどの訓練 -- これには軍も民間も含む -- は、バイオテロを物理的なテロとの類推で想定していた。そこには何か悪意のある主体が存在するはずだった。
警察、消防、保健所なの担当機関は、防護服に身をまとう。そして出動。感染者は特定され、隔離され、介護される。こうして公衆の危機は終息する。
ホワイトハウスが非常に感染力の強い鳥インフルエンザのパンデミック種がアメリカに猛威をふるう可能性を危惧していた2005年になってさえ、緊急時の想定は、ちょうど爆弾や化学兵器を隔離し起爆装置を取り除くように、
病原体とその感染者を隔離することに主眼があった。想定外だったのは、ヘルスワーカーたちが繰り返し汚染の危険にさらされるような状況で、感染患者に長い期間にわたって対応することだった。
今日、西アフリカからの支援要請に直面して、米国国際開発庁の答えはこうである: "今回のエピデミックに対処するための経験を積んだ組織集団は存在しない"。
3. エボラ熱は空気感染するようになるかも知れない。 ウィルスの突然変異が起こるのは事実だ -- サイエンス紙の最近の論文によれば、300以上の組み換えが起こったということだ。 しかし、現時点で循環系組織に並んだ内皮細胞の外側にあるレセプターを特定して結合するエボラウィルスが、肺の気胞細胞に結合することができるようなものに変化するとは思えない。 これはSF小説にしか出てこないような類の遺伝子の突然変異だ。 ウィルスの突然変異には二つの原因がある: ランダムエラーと自然選択によるものだ。 ランダムエラーによって、血管に並ぶ細胞だけに感染する性質をもつウィルスが肺の境界細胞に存在するまったく別の種類のタンパク質を特定して結合できるようになるのは不可能だ。 いっぽう自然選択によれば、ウィルスの総数に対して変化するか死滅するかを強いるほどの大きな圧力があった場合には、そのような不可能を乗り越える可能性がある。 しかし、リベリア、シエラレオネ、ギニアでは、そのような圧力がエボラウィルスに対してかかってはいない。ウィルスは安定して数千人もの人々に感染拡大を続けており、まったく新しい形に変化する必要はないのだ。 もっとずっと現実的で、たぶん同じくらい心配なのは、ウィルスを包んでいる外側の部分 -- ここをヒトの免疫システムが検知して抗体とウィルスを捕食するキラー細胞と呼ばれる細胞を作り出すきっかけになるのだが -- が、 突然変異することによって免疫システムの攻撃をかわすようになるかも知れないことだ。 エボラウィルスがそのような環境適応を果たせば一度エボラにやられて生還した人々でもまた罹ってしまうし、いま製造中のワクチンも効かないことになってしまう。 4. 渡航禁止により、エボラ熱の合衆国での蔓延を防ぐことができるかも知れない。 21世紀において渡航禁止によってウィルスの蔓延のペースを落とすことに成功した唯一の事例は 9/11テロの直後のことで、この時には合衆国の東側の空港が数日間閉鎖され、 ほとんどのアメリカ人は数週間、自宅から遠く離れた場所まで旅行することもなかった。この結果、インフルエンザのシーズンの到来が2001年には数週間遅れた。しかし最終的にはやってきた。 多くの国々は近年、SARSやH1N1"豚インフルエンザ" などを含むウィルスの侵入を阻止しようと渡航禁止令を発行した。 そのような禁止で効果をあげたものはなく、政府がそれを排除するためのどんな思い切った方法をとろうと、それにはお構いなくウィルスは人々の間に広まっていったのだ。 エリス島とエンジェル島でウィルス感染者を効率的にふるい分けていた牧歌的な時代は、ジェット飛行機の到来とともに失われてしまったのだ。 5. ワクチンはもうすぐ利用可能になる。 現時点でいくつかのワクチン候補があり、そのうちの二つに対しては、WHOの特殊科学研究班の青信号がともった。これは、有望なこれらのワクチンは現在人間のボランティアによってテストされているという意味だ。 そのような数週間にわたるワクチンのテスト結果で副作用がないことが明らかになれば、次の試験フェーズに入ることになるだろう。 おそらくこれは現在エボラ熱が蔓延している国々で、そのようなワクチンがウィルスから人々を実際に守れるかどうかを確認する形になるだろう。 そのフェーズでワクチンがエボラ熱に効果があることがはっきりすれば、その製品は最も困難な最終段階に入る -- つまり、 数百人の人々の協力のもと、本物のワクチンと偽者のワクチンを比較するフェーズだ。これもやはりエボラ熱蔓延諸国で行われることになるだろう。 エボラ熱に関するワクチン製造業者から個人的に私が聞いたところでは、最初の疑問はこうだ: 防護服に身を固めた宇宙人のような人々を目にして、健康なリベリア人やシエラレオネ人はどんなに驚くことだろう、腕を突っついて挨拶すれば彼らは気を静めてくれるのだろうか? ワクチンはうまくいっても最後のテストができる状態になるのは2015年の春だ。信頼関係についての疑問はその時点でも残ったままだろう。
>>86 エボラが空気感染するように突然変異するなんて、SF映画じゃあるまいし、と書いてあるが、エボラが今のように広まっていること自体映画のようだとは思えてならない。
都合のいいイメージで考えるのはどうにかならないものか。
渡航禁止をしても結局広まると書いてあるが、ウィルスの伝染の速度が遅くなれば、その間にワクチンを開発できる。生産ができる。だから少しでも伝染の速度遅らせたほうがいいのは間違いない。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/small-drugmakers-try-to-scale-up-to-meet-ebola-crisis/2014/10/09/a594dec2-4fee-11e4-babe-e91da079cb8a_story.html 小さな製薬会社がエボラ危機に応じて増産の試み
October 9 at 11:01 PM
実験段階にあるエボラの薬であるZMappの製造元は金曜日に、この薬を作るのに使われているタバコの草からより多くの製品を作り出す方法と、供給を増やすためこの薬を作る別の方法を開発しようと試みているところだと言った。
ケンタッキー州にある約3000uの施設で特殊な方法で育てたタバコの草からモノクロナール抗体が作られているが、Mapp Biopharmaceuticalによれば、この製造のため八月からは他のすべての生産を停止し、
製造能力のすべてをエボラの薬を作ることに割いているとのことである。
連邦政府の支援を得て、小さなサンディエゴの会社は同じような施設で増産することを検討している。
これは政府が出資している三つのバイオ防御センターの一つであるTexas A&M Center for Innovation in Advanced Development and Manufacturingとも密接な関係がある。
長い間、Mappは中国産ハムスターの卵巣細胞を使う方法を試している。これは抗体を作る伝統的な方法であって、会社の発表によればこれでより多くの生産を可能にするかも知れないという。
The Bill and Melinda Gates基金はこの努力を支援している。
しかし西アフリカでのエピデミックの拡散が従来の押さえ込みよりも速くなるにつれ、Mappはその薬がどの程度製造可能であるのか、どの程度のスピードで製造できるものなのかについては明らかにできなかった。
同じことは TKM-Ebola や brincidofovir やいままでエボラ感染者に提供されてきた他の薬にも言える。
結果として専門家たちには3月から3800人もの犠牲者を出したウィルスに対して薬による処置がどの程度有効な武器になりうるのかについては不透明なままだ。
テキサス州立大学のエボラ専門家Thomas Geisbertは、製薬会社が製造スピードを上げることができたとしても、治療が西アフリカでのエピデミックを止める見通しは立っていないと考えている。
開発途上のワクチンですら、どんなに速くても2015年になるまでは利用可能とはならないのだ。
"万能薬なんてものはないんです"と彼は言う。"この苦境から我々を救う魔法の弾丸の登場なんて話しにはならないでしょう"。
7人の人にZMappが投与されてきた。これは三種類のモノクロナール抗体のカクテルで猿が感染するウィルスに対しては効果が確認されている。
感染者は医者のKent Brantly と修道士のNancy Writebolを含むこの夏にリベリアで感染したアメリカ人たちで、合衆国での処方後に回復している。
このようなわずかな事例からだとこの薬がエボラウィルスを退治する上で部分的にでも効果があったのかすら確定することはできないのだ。
ダラスで水曜日にエボラウィルスが原因でなくなったリベリア人、トマス・エリック・ダンカンには ZMappが投与されなかった。
"在庫がなかったため" 、とダンカンの処置をしたテキサスの病院は言っている。ZMappの供給は八月中旬に尽きていた。
ダンカンには試験管レベルではエボラウィルスを殺すことがわかっているChimerix社製の実験的な抗ウィルス剤 brincidofovir が与えられた。Ashoka Mukpoに対しても同じだった。
彼はリベリアでエボラに感染したフリーランスのジャーナリストでネブラスカの病院にいる。
合衆国の医者Rick Sacraを含む何人かの患者にはTKM-Ebola を与えられた。これはカナダの製薬会社Tekmira社製だ。
FDAは三つの製薬会社に対してエボラに対する安全性と効果が証明される前であっても人に対して認可されていない薬を用いる許可を与えた。
どの会社にも薬がより広範囲に利用できるようにすることを期待されているが会社規模が小さいことで、ギアを入れ替えて製造を急激に増加させることができないでいる。
"合衆国の国外に対しては現在、議論をし公衆衛生に対して良い効果を与えるために brincidofovir を供給するための最善の方法について吟味しているところです"、とChimerix の投資と企業広報担当の Joseph Schepers は言った。
ZMapp はケンタッキーのBioProcessingによって製造されているが、そこには約3000uの施設がある。MappはCaliber Biotherapeuticsに追加の拠点を探しているが、それは Texas A&M center と提携のある同様の施設である。 合衆国政府の生物医学先端研究開発局(Biomedical Advanced Research and Development Authority)はTekmira と Mappに出資しており、 額は2490万ドル18ヶ月の契約であり、バイオテロ攻撃からの防御用としてのZMappの開発を支援している。 Tekmira には2010年にサインした国防省との1億4000万ドルの契約がある。9/11テロ後、政府はこれらを含む薬の開発に何億ドルもつぎ込んだ。 しかし予算削減とより高い優先順位をもつ他の案件のためコストのかかる製薬試験の最終フェーズと大量生産のために十分な出資ができなかった、とGeisbertは言う。 過去のすべてのエボラ熱流行は比較的規模が小さく抑え込めていたため、製薬の市場が存在していなかった。大きな会社はMappやTekmiraといったもっと小さな規模の会社にその仕事を残していた。 今や、需要は巨大であり、企業も政府もこぞって対応に追われている。 "時間がかかるんです"、とGeisbertは言う。彼は国防省に努めていた時にたくさんのウィルス製薬の初期開発にたずさわっていた。TKM-Ebola の動物試験を行ったのも彼である。 "このような会社が生産を強化することができないような状況で終わるハメになるんです。一晩で急にいまの状況から 1万個生産できるようにはならないんですよ"。 彼は Tekmira と Mapp が進行中のエボラ用の薬としては最も期待が持てると考えている。 "培養された細胞の中でウィルスの増殖を抑えることのできる物質は山ほどあります"とGeisbertは言う。"もちろん実際のマウスやギニア豚をエボラから防御するようなものも10やそこらあります。 しかし、現在までのところ、人間以外の霊長類をエボラから防御できるのは二つしかない。それが ZMapp と TKM-Ebola なんです"。 国立アレルギー・感染症研究所のAnthony Fauciはインタビューに答えて、国際社会が対処のスピードを早めたとしても "十分な人的資源を投入しなければ押さえ込みは難しいと感じています。 安全で効果のあるワクチンに頼る必要があるのです"。 NIHの研究者たちはすでに開発途上にあるエボラワクチンの安全性を確認するため9月の初旬に20人の協力でテストを開始した。 最初の結果はこの秋のおそくに入手できるはずだ。他の二つのワクチンのテスト -- 一つは木曜日にアフリカで始まったが -- はまだ進行中である。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/12(日) 14:13:13.74 ID:W/11/I0B
翻訳ありがとうございます。 やはり海外のニュースは情報量が多いですね。
http://abc11.com/news/dallas-health-worker-tests-positive-for-ebola/347384/ ダラスのヘルスワーカーがエボラ陽性
Sunday, October 12, 2014 05:36PM
ダラス -- テキサス州の看護婦がエボラ陽性と判定された。これは判明しているうちでは合衆国で感染した最初の患者になる。
彼女はエボラ熱で無くなった入院患者を完全な防護服を身につけて介護していたがそれでも感染してしまった、と保険当局は日曜日に言った。
CDCのセンター長トム・フリーデンは安全管理手順(プロトコル)に違反があったようだが、どこに間違いがあったかはまだ明確には分かっていないと言った。これでダンカンを処置したすべての医療関係者に感染の疑いが生じることとなった。
彼女はテキサスの病院を二度目に訪れていた時にダンカンを介護していたが、そのさい防護服、手袋、マスク、シールドを身につけていた、と病院を運営しているテキサス・ヘルスリソースのダニエル・バルガ医師は言った。
フリーデンは感染の原因となったのが具体的にどのようなプロトコル違反であったかについて、その看護婦は特定することができずにいると言った。
ダンカンは9/20に家族を訪ねてリベリアから合衆国にやってきたが、9/25に初めて発熱と腹痛のため病院に行った。彼はある看護婦に自分はアフリカから来たと行ったがそのまま家に帰された。
彼は9/28に再び同病院を訪ねた時、エボラ熱の疑いのために隔離されることとなった。彼は水曜日に亡くなった。
リベリアはエボラ熱が現在蔓延している三つの国のうちの一つで、この流行で4000人以上の人がなくなっているが、そのほとんどが西アフリカである、と金曜日に公開されたWHO統計は伝えている。
残りの二つの国は、シエラレオネとギニアである。
テキサス保険当局は最初に症状を見せた日以降にダンカンと濃厚に接触した人たち約50人の詳細な監視を続けてきた。
その看護婦からはCDCが要求している自己管理手順の一環として金曜日の夜に発熱し始めた報告があった、とバルガは言った。土曜日の夜の一次簡易テストの結果ではその看護婦はエボラ陽性であった。
CDCは日曜日にその結果が正しいことを確認した。
バルガは他の人も隔離されており病院は緊急病棟に新たな患者を受け入れることを停止したと言った。フリーデンは当局はいま危険の度合いを調査しており、ダンカンが病院にいる間に接触したかも知れないすべての病院職員を監視することになるだろうと言った。
"二次感染が起こりうるということは分かっていましたし、このような事態に対する準備は整っています" と、テキサス州保健サービス理事デビッド・レキーは言った。
"ダラスにいるチームを増員してさらなる感染を防止するために極めて慎重な作業を行っているところです"。
ダラスの当局者たちはドアをノックし、自動電話連絡を行い、ビラを配って問題の看護婦のアパートから半径4ブロック以内に住んでいる住人に状況を通知したが、心配する理由は何もないと言った。
ダラスの警官たちは日曜日にその建物の外側を警備し、住人には中に入らないように言った。ある人によれば、外に出されていたドラム缶にはビルの中で発生した危険な廃棄物が含まれていると言う。
近所の住民は時々家の外に出て新しい動きがないかどうかを尋ねていた。
その建物から半ブロック先に住んでいるカラ・ルットリーは電話もそれ以外の緊急通知も受け取っておらず、ニュースで今回のことを初めて知ったと言った。
"エボラに感染することについてはそれ程心配していません" と彼女は言う。
当局はまた、その看護婦のアパートにペットがいるかも知れないという情報を受けたが、動物への対応については適切な方針があると言う。彼らはペットがエボラに感染した兆候はないと信じている。
フリーデンは日曜日に安全基準違反があったかも知れないとの懸念を示し CBS の "Face the Nation" という番組で CDCの調査項目の中にはどのように問題の看護婦が防護服を脱いだかも含まれると言った。
不適切な脱ぎ方がウィルスの汚染を招くことがあるからである。調査官たちはまた透析や挿管にも注目していく。
挿管は、患者の呼吸を助けるために期間に管を通すことである。どちらの作業もウィルスを拡散させる恐れがあるからだ。
エボラ患者を処置してきた医療関係者たちは防護服を身につけていたとしても最も危険な状況に置かれている。 最近スペイン人の看護助手が、今回のアウトブレークにおいて西アフリカ以外の場所で感染してしまった最初の医療関係者となってしまった。彼女はマドリードの病院に運び込まれた修道士の介護を手伝っていた。 今年の初めに発生したエピデミックにより、西アフリカで働く370人以上の医療関係者が発病したり亡くなったりしている。 エボラは発症した患者の体液、たとえば、血液、嘔吐物、排泄物、尿、唾液あるいは精子と接触することで拡散する。 これらの体液は傷口、たとえば切り傷やひっかき傷、ウィルスに汚染された手で鼻や口、目などを触ったり、嘔吐物をかけられたりすることで体内に入り込む。 WHOによれば、血液、排泄物、嘔吐物が最も感染力の強い体液であり、唾液には患者の容態がかなり悪くなってからウィルスが混じる、とのことである。また今まで汗の中に生きた完全なウィルスが発見されたことはない。 ダンカンはエボラと診断された合衆国での最初の人だが、自分の息子に合いにダラスに来た。彼は象牙海岸の難民キャンプで生まれ、赤ん坊の時に運良く母親の再定住が認められて合衆国にやってきた。 その旅行は彼の何十年もの努力の到達点であるはずだった、と彼の友人や家族は言う。しかしダンカンがダラスに着いたとき、まだ発症はしてはいなかったがすでにエボラに冒されていたのだ。 リベリアの隣人はダンカンが感染したのは、近所の妊婦を助けた時に違いないと思っている。彼女はその後亡くなっている。渡航前にダンカンが彼女の病気について知っていたかどうかははっきりしていない。
>>93 やはり患者を見ただけで感染する呪いの病は本当だった。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/15(水) 12:50:36.34 ID:3g3dRpDY
この英訳、あってます?
http://www.latimes.com/nation/la-na-ebola-dallas-20141014-story.html#page=1 看護婦連合のディレクターDeMoro によれば...
ダンカンが病院に到着した 9/28 以降の出来事はすべての看護婦に知れ渡っていたと言う。
その中で彼女たちはダンカンは "隔離されることもなく他の患者がいる場所で何時間も待たされていた"。
ある看護婦が管理者にダンカンを隔離場所に移すべきだというと、その管理者は "他の病院の当局の抵抗に合った"、とその看護婦は言った。
彼女たちは、病院にはエボラ患者を扱う際のはっきりしたガイドラインは存在せず、
"ダンカンの精子は通常の病院のエアシューターで運ばれ 特別に密閉したりとか手作業で運んだりしたわけではありません。
その結果研究室間を結ぶエアシューター・システム全体が、汚染されている可能性があるということです" と言う。
"患者を扱う際の特別の準備はありませんでした。プロトコルはありませんでした。
決まった手順もありませんでした。疑問がある場合には感染病対策室(?)に問い合わせるように言われました。"
その看護婦は、実際にはダンカンの"大量の体液" を扱う方法については自分たち自身で解決しなくてはならなかったと言う。
手袋にテープすることもなく、ガウンは首の部分の覆いがなく、手術用の長靴もなかった。
最終的に防護服が提供されたが、それはダンカンが病院への入院が決まった三日後だった、と彼女たちは言う。
看護婦たちの疑念は、ダンカンの入院が決まってからの病院当局の言い分とは矛盾する:
そのような患者を扱うための厳格なプロトコルがあり、ファムがダンカンを処置していて感染したのは彼女のエラーだ、というのが当局の見解だった...
×精子 ○試料
http://www.washingtonpost.com/opinions/roseann-demoro-us-hospitals-not-prepared-for-ebola-threat/2014/10/13/4351ffc2-52cf-11e4-892e-602188e70e9c_story.html By RoseAnn DeMoro October 13
ダラスのエボラ患者エリック・ダンカンを介護した看護婦が感染したという報告で、直ちに明確になったことがある: 私たちの病院は致命的なウィルスに立ち向かう用意ができていない。
西アフリカで数千人を殺した非常に致死率の高いこのウィルスに対して、従来の通常のアプローチを頼みに戦おうとする時期はとうに過ぎてしまっている。
このウィルスにはミスは許されない。
これは、エボラのような症状を示す患者に最初に対処する看護婦その他の人々に与えられる危険物用スーツのような防護装備を身につける際に効率的に省略できるようなことは何もないことを
意味している。すべての看護婦はアフリカからエボラ患者を運んできた時エモリー大学病院で使われていたのと同じ非常に洗練された装備を身につけなくてはならない。
しかしあまりにも多くの病院でこれを何とか安く済ませようとしているのだ。
さらに、病院その他の最先端の施設は直ちに実地の訓練と練習を指導し、現場の人間がチームを組んで生きた安全手順を実践できるようにしなくてはならない。
これには防護装備を正しく着、正しく脱ぐことも含まれる。病院はまた適切に用意された隔離施設を管理し、感染者、在来患者、スタッフ、の安全を確保しなくてはならないし、
医療廃棄物や衣服の廃棄手順に対して厳格に望む必要がある。
私たちは自分たちが病気になり最も無防備な状態にある時でも、そこで私たちの処置をしてくれる看護婦たちのことを常に考慮しなくてはならない。
看護婦が無防備であるのは我々全員の問題なのである。
しかし看護婦連合による調査対象となった合衆国全体にまたがる施設に勤めるほとんどの看護婦たちが、多くの病院ではこのような準備ができていないと言っているのだ。
そしてエボラはさらに大きな問題を提示している: 個人的な健康管理システムがばらばらで協調していないという悲しい現実だ。合衆国内には健康管理のための莫大な資源が存在している。
私たちに欠けているのはエボラ熱のような過酷な国家への脅威に対して効率的に対処できるような国家規模の統合されたシステムなのだ。
CDC はガイドラインを策定しているが、それを強制する権限は持っていない。病院は自分たちがどのようなプロトコルに従うかに関して大幅な取捨選択の裁量が認められている。
企業主導型の医療システムではこの決定が予算に基づいており、患者やその介護者の健康や安全にとって何が最良であるかには基づいていないことが非常に多く見受けられる。
議会と州立法者たちは、パンデミックその他の緊急時に病院が何をしなくてはならないかということについてほとんど権限を持っていない。
そして地方保健所は病院に対して手続きやプロトコルを指示する権限を持っていない。
他の国 — 特にカナダは2003年のSARSのエピデミックで明らかになった脆弱性の後で行動を起こしたのだが — では
地方、州、連邦レベルでのパンデミックに対する発見と対処を統率するための公衆保健所の機能を強化していた時期に、
合衆国ではすでに十分脆弱であったシステムに対してさらに予算を切り詰めていた。公衆保健に対する準備と対応に対する2013年の連邦予算は2002年よりも10億ドル少なかった。
CDCの関係者が最近ワシントンポストに認めたように: "我々は少し脇が甘くなっていた・・・今回こういうことになったのだから、人々がもっと準備が整っていると感じるように行動しなくてはならない"。 このような事態を想定しておくべきだった。八月頃、ある調査官がホームランド・セキュリティー省のパンデミックに対する準備を見積もったレポートでは "この省はパンデミックへの対処として個人的な防御装備と抗ウィルス薬で十分であるとは保障していない"と結論づけている。 何をすべきなのか、我々は知っている: 権威のある連邦機関がアウトブレークに対して地方、州、そして国家が協調して動けるように保障することだ。 そのように強化された公衆保健システムがあれば、地方保健所はアウトブレークの原因を特定し、隔離し、感染者を処置し、その感染者と接触した人々を監視するためのリソースを 確保しておけるからだ。国家的な統一した基準を伴う公衆保健システムのより包括的な統合と権威だけがアメリカを守ることができるのだ。 今は我々看護婦たちの言い分に耳を傾ける時だ。エボラ熱の蔓延を直ちに止めよう。そして次のパンデミックに対してもっとうまく備えようではないか。
翻訳、ありがとう
精子がたくさん貼られててワロタ
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/17(金) 02:45:16.97 ID:RHrgZUUk
http://abcnews.go.com/Health/wireStory/us-steps-domestic-response-ebola-crisis-26232273 エボラに感染した看護婦、ワシントンに
WASHINGTON ― Oct 16, 2014, 1:00 PM ET
連邦保健当局は木曜日、国家として合衆国に非常に危険なウィルスの蔓延防止の準備ができているのかどうかという疑問をもつ議員たちの批判に対し、依然としてダラスの二人の看護婦が患者からどのようにしてエボラを移されたかについてはわかっていないとした。
病院の看護婦の一人が発症前に民間の飛行機で移動することを許可したことが暴露され、西アフリカでアウトブレークしているエボラ熱に対するアメリカの対応に新たな問題が生じてきた。
アフリカでは死者の数は4500年を越えると言われ、そのほとんどがリベリア、シエラネオネ、ニューギニアで発生している、とWHOは言う。
合衆国で最初に感染した看護婦ニナ・ファムは、ダラスのリベリア人の男性を看護した後エボラに感染したが、木曜日 ワシントン郊外のNIHに移送された。
二番目の看護婦についてはすでにアトランタのエモリー大学病院のバイオハザード感染病センターに移送されている。
二人の看護婦、ファムとアンバー・ジョイ・ビンソンは先週エボラで亡くなったトマス・ダンカンを看護に関わっていた。
ワシントンではバラク・オバマ大統領が今回の脅威に対して "よりずっと積極的な方法による" 対応をするよう関係閣僚たちに指示し、ワシントンでエボラ対応を監督するためにワシントン外への外出を2日間連続で取りやめた。
キャピトル・ヒルでのヒアリングで、下院の運営委員長は政府の対応の "明白な失敗" に触れた。ペンシルバニア州共和党ティム・マーフィーは "政府に対する正義と信用はアメリカ国民が日々自信を失っていく中で弱まっている" と言った。
彼の前にはCDCとNIHの指導者たちが座っていた。
CDCディレクターのトム・フリーデンは今回の一連の事故にもかかわらず、"我々は依然として公衆の健康と医療システムはエボラのアウトブレークを抑えることができる自信を持っている" と証言した。
ヨーロッパではスペイン政府が同様の問題と格闘している。マドリードの病院でエボラに感染した看護助手の容態は改善しているように見えるが、彼女が入院する前に接触した人は熱を出し、木曜日にエボラのテストを受けた。
この人は医療関係者ではない、とスペイン厚生省のスポークスマンは言った。
今までのところ、西アフリカの外でエボラに感染したのは医療関係者だけ ― マドリードの看護助手とダラスの二人の看護婦 ― であった。
国際的な懸念が広まる中で、フランスは土曜日、パリのチャールス・ドゴール空港において、ギニアの首都から一日一回ある便で到着する乗客のスクリーニングを始めると言った。 合衆国ではシカゴ、アトランタ、ワシントン郊外、ニューアーク、ニュージャージーにある空港の税関で、木曜日から、最も深刻な打撃を受けている西アフリカ諸国からの乗客の体温を計り始めている。 非接触型の体温計を使ったスクリーニングが土曜日、ニューヨークのケネディー国際空港で始まった。 病院と空港でのチェックが厳しくなる中、フリーデンは、CDCはエボラの疑いがある旅行者の排除を支援して欲しいという要請が数百件あったと言った。今のところ、そのうちで深刻と思われる12件のテストを行ったと、彼は言った。 フリーデンは、調査官たちがリベリア人患者トマス・エリック・ダンカンから看護婦たちがどのようにウィルス感染したかを明らかにしようとしているところだと言った。 一方彼は、このようなケースは "ウィルスを扱うことを許可するにあたっての" 感染防止の手順を強化する必要があることを示している、と言った。 ダンカンの死と合衆国とスペインでの医療関係者の感染は "国際的な健康に対する脅威についての懸念を強めている" とNIHのアレルギー・感染症研究所ディレクターのアントニー・ファウチは言った。 彼は二つのエボラワクチン候補がこの秋にヒトの協力の下で行う最初のテストフェーズに入ると言った。しかし、科学者達は未だ新しい処方やワクチンを探し始めたばかりであることを注意した。 ダラスのHealth Presbyterian病院の看護婦の一人は、木曜日、病院が最初のエボラ患者ダンカンに直面したときの "混乱した様子" を語った。 エボラに感染した最初の看護婦の看護を手伝ったブリアナ・アギレは NBC の番組 "Today"で、病院が提供した防護装備ではウィルスと接触してしまうと感じたと言った。 "病院でエボラ危機の二週目に、彼らがその時、そしてそれ以前に、私に提供した唯一の防護装備が、首のところを被っていないものでした。これで問題ないんでしょうか?" アギュレは言った。 彼女は自分で手袋とブーツを三重にして、首をビニールシートで被ったのだと付け加えた。 病院はCDCによって推奨された防護装備を使っており、CDCの安全ガイドラインの変更に応じて更新してきたと言った。 Health Presbyterian病院のコメントによれば、看護婦たちからの首が被われていないとの苦情に対し、病院は医療用の帽子を用意した、とのことだ。 フリーデンは看護婦アンバー・ジョイ・ビンソンは民間飛行機に乗るべきではなかった、なぜなら彼女は最初のエボラ患者を見ている時にウィルスと接していたのだから、と言った。 ビンソンは最初にダンカンの処置に関係した看護婦ファムがエボラだと診断されてからは、より厳重に体調監視下にあった。 それでもCDC担当はビンソンがクリーブランドからダラスに向かうフロンティア・エアラインの便に搭乗する許可を出した。 CDCデビッド・デイグルによれば、彼女が申告した体温 ― 37.5 度 ― はCDCが定めた体温のしきい値よりも下だったし、エボラの症状もなかった、とのことである。 エボラ患者は発病するまでは感染しないと考えられている。 ビンソンはそのフライトの翌日エボラと診断された。そのニュースで人々が飛行機の利用を控えるとの恐れから航空会社の株は下落した。株価の回復までに5パーセントから8パーセントの損失が生じた。 フロンティアはその飛行機の利用を中止した。その飛行機は水曜日にクリーブランドからデンバーに乗客なしに移され、4回消毒されているところだと言う。これにはシートカバー、カーペット、エアフィルタの交換も含まれると言う。 合衆国でのエボラに対する新たな不安の沈静化に努める一方、オバマは西アフリカで起こっているより差し迫った危機について警告した。 国際的な行動の必要性を強調する中で、オバマは水曜日に、ヨーロッパの指導者たちと西アフリカでのエボラに対し今まで以上に協調して取り組むことについて議論し、"このエピデミックを抑えるため" により多くの資金と人材を求めていくことを議題に上げた。 AP
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/how-the-microscopic-ebola-virus-kills-thousands/2014/10/18/6e21bdec-561b-11e4-809b-8cc0a295c773_story.html 目に見えないほど小さなエボラウィルスがどうやって何千人もの人を殺すのか
October 18 at 6:40 PM
エボラに対する恐怖はウィルスそのものよりも早くアメリカに広がっている。エボラはアメリカ人の心理状態に感染し、私たちにはほとんど何の知識もない病原体についての危険度合いを見積もるように強いている。これは最近あったインフルエンザに対する恐怖とは違ったものだ。
今回のウィルスは新奇なものだし、エボラがまだ完全には把握されていない現時点では、何を前提とし、どう考え、何が信頼できる情報なのかについての経験を皆が持っているわけではないからだ。
人々は疑念を感じるより他ない: このウィルスはどうやって感染するんだろう ― 本当かい? 今回の特定のエボラ株について、何かそれまでとは違っているところや、もっと危険なことは本当に何もないの?
専門家はこのような質問に対して 100% の答えを出すことはできない。エボラは 1976年に科学の土俵にのったばかりなのだ。
エボラはこの年になるまではアフリカの田舎でだけ発生した不思議な病気だったのでインフルエンザやHIVのようには詳しく研究されてこなかったのだ。
このウィルスは何か奇妙なところがある: エボラに感染した人の一部はまったく発症しない。発症した人の一部は大量のウィルスをばらまくことになる ― 彼らは "スーパー拡散者(super-shedders)" と呼ばれている ― しかしそうでない人もいる。
ふつう発熱がエボラ熱の最初の症状となるが、人によってはそれが遅れることもあるし、まったく熱を出さない人もいる。
他のウィルスと同じように、このウィルスも変異する。そして、ひょっとすると ― 非常にありそうにないことだが ― 感染する方法が変化するかも知れない。これはここ数週間、危険厨のような心構えの人たちによって非常に誇張されて伝えられている事実だ。
このような多くの不確定要素があるにせよ、今回の合衆国のエボラ危機は一つの重要な特徴を持っている。
これは疫学者たちが予想していたことだ: エボラに感染した人たち、これはどちらもダラスの病院での話なのだが、二人は非常に重体となった患者に濃厚に接触していた、ということだ。
日曜日で、リベリアでエボラに感染後合衆国にやってきたトマス・エリック・ダンカンがテキサスの病院に入院してから21日目になる。当局は彼が入院する前に接触した可能性のある48人の監視を続けてきた。これには彼の婚約者も含まれている。
エボラの潜伏期間はふつう2日から21日と考えられている。今のところ、これらの人たちの誰もエボラの症状を見せてはいない。
今後の報道によってはまた状況は変わるかも知れない。しかし今までのところ、ウィルスは合衆国に広く蔓延しているわけではない。
"どこにでも広まっていないのには理由があります。人が考えるほど簡単に感染するものではないんですよ" と、CDCの Michael Kinzerは言う。彼は疫学者でこの夏エボラと戦うため5週間ギニアに行っていたが、月曜日に帰ってくる予定だ。
このような希望の言葉も、このウィルスは風に乗って運ばれるタンポポのように蔓延するのではないかと恐れ、神経質になっているアメリカ人には届きそうもない。アメリカ人たちは専門家とは複雑な距離を置いている。
科学者たちが達成したことには敬意を示す一方、彼らが基本的な間違いを犯す恐れがないと完全に信じているわけでもない。
それは今回のエボラでも実際に起こったことだ: CDCは一般大衆に、アメリカの病院は二次感染を引き起こすことなく一人のエボラ患者に対応することができると保証していたが、実際には一人が三人になってしまった。
多くの人々にとって、疑いを持つことは自分自身を守る一つの武器であることに間違いはない。
しかしエボラへの恐怖は過剰な反応を引き起こした。金曜日に、危険物取扱いチームはペンタゴンに緊急出動していた。最近西アフリカに旅行したと思われていた一人の女性が駐車場で吐いてしまったのだ。
その女性は一時的に搭乗していたので22人の人々がシャトルバスの中で数時間隔離された。
同じ日、Carnival Magic の Cozumel 港に停泊中のクルーザーがメキシコ当局によって戻された。ある乗客がダラス病院のダンカンの密閉された検査血液を扱った可能性があるためだった。 一方、ワシントンポストのピューリッツァー賞受賞写真家 Michel du Cille はシラキュース大学での講演を断られたが、彼は3週間前にいたリベリアでの話をしようとしており、その決定についての学部長の説明によれば "我々はパニックが起こることは望んでいなかったからだ" とのことであった。 オハイオ州北東の学区では小学校、中学校などが閉校したが、ある職員がエボラに感染した看護婦アンバー・ビンソンと同じ Frontier Airlines の飛行機に乗ったからだ。二人は同じフライトでその飛行機を使ったわけですらなかった。 これはエボラ・ヒステリーの一例だ、と Mark Rupp は言う。彼はネブラスカ医療センターの感染病医師であり、二人のエボラ患者を見たことがある。 "ごく初期の段階でその看護婦がエボラを人に移す可能性があると考えてらっしゃるかも知れませんが、それは非常に可能性が低い。さらに飛行機の中の環境が彼女によって汚染され、その汚染が他の人への感染を起こした、というのは本当にありそうにないことです。 そのうえさらに同じフライトではないにしても、とにかくその飛行機を利用したのだから汚染された機内のモノに触って感染したのだ、しかも今度はそれがすぐに子供にも感染したのだという話になると、これはもう不可能です"、と Rupp は言う。 "「とてもありそうにない」話が4回も重なった上に「不可能」な話が2回も出てきてるんですよ"。 エボラに感染した二人の医療従事者ビンソンと看護婦ニナ・ファムは彼が嘔吐や下痢といった非常に深刻な容態になっていたときにダンカンと直接接触があった。二人はダンカンが集中治療ユニットに入ることを許可されたが、 エボラ陽性はまだ確認されていないグレーな状況下で彼を処置した人たちの一部だった。ダンカンは 10/8 に亡くなった。 CDCとテキサス当局はこれから数日で医療従事者たちの中にエボラテスト陽性となるものが出てくるかも知れないと警告した。また、Frontier Airlines の飛行機に搭乗していたということで監視されている人が何百人もいる。 今のところ、病院からある程度以上の距離の場所での二次感染の報告はない。彼が発熱した後に小さなアパートでダンカンと一緒にいた人々ですら報告はない。 "非発症感染" という形のケースも、もしかするとあるかも知れない。研究者たちはエボラに感染した人が発症せず、他人に移すこともなく、完全に回復し、 ― そのような事には何も気づかずにウィルスから開放されることもあるのだと言う。 "非発症感染は、わずかなウィルスがわずかな時間だけ感染し、それで済んでしまう場合ですね" と Steve Bellan は言う。彼はオーステインにあるテキサス州立大学の研究者である。 今回のエボラのアウトブレークで二つの科学的な物の見方が一緒くたになって広まっています。ミクロ生物学的な視点と疫学的視点と言っても良いでしょう。ミクロな視点と、大局的な視点と言ってもいいでしょう。 ミクロ生物学者たちはウィルスを非常に接近して、その構造、遺伝子の並びを徹底的に調べます。どのようにウィルスが細胞に侵入るか、細胞の中の工場を乗っ取って自分のコピーをたくさん作り、その後で体全体にまき散らすか、といったことです。 体液のひとしずくが、原理的には百万個のウィルス粒子を作り出す可能性があります。 理論的には、一つのウィルス粒子で感染し、何億という複製を作ったあと、宿主を殺す能力がある。これがエボラの考えられないくらい感染力と毒性を与える。 しかし、これをマクロな意味での感染と同じレベルで考えてはいけない。ヒトの中のエボラはウィルスを含む体液に触れることを通じてのみ拡散し、インフルエンザやはしかのように空気感染するわけではない。 学者によっては、おそらく今回のウィルス株は以上に高い "ウィルス負荷" があるという。これは一個の体液のしずく中により多くのウィルスが含まれているという仮説だ。単に数学的な推論でより感染力が強いかも知れないという議論だ。 今のところ、これを支持するような公開されたデータは存在していない。 Peter Jahrling は NIAID でエボラ研究をしてきたが、アフリカの患者でのテストで "大量のウィルス" が生じることがあるが、新しいテスト方法が出したノイズかも知れないと言う。
Thomas Geisbert はテキサス州大学でエボラを研究しているが、彼と彼の同僚は実験室にこのエボラ株のサンプルを持っているという。彼によれば、新しいウィルス株が従来の株よりも早く増殖するかどうかを言うのは難しいとのことである。 患者の病気の進行に応じた非常に精度の高い比較データが必要だからだ、という。ウィルス負荷は一定のものではない。病状が悪化するにつれて増加するのだ。 これが、ウィルスに感染はしたがまだ発症していない人がなぜ最初はウィルスを拡散しないのか、と言う理由なのだ: 血液中には非常にわずかなウィルスしか存在しないため、血液以外の他の体液にはまだ存在していない。 例えばそれが膀胱に侵入して尿に出始めるまでには何日もかかることもあるのだ、とGeisbertは言う。 "統計学的な確率の話なんです" と Geisbert は言う。"尿や排泄物のようなものにたくさんのウィルスが現れる前にエボラの症状が現れることが殆どなんです"。 感染者が正確にはどの程度の量のウィルスをいつ撒き始めるのか、は非常に重要なことだ。ダラスの医療関係者 Vinson は 10/10 と 10/13 の二度飛行機に乗り、二度目にはすでに37.5度の熱を出し発症していたからだ。 "正確にはいったいどの程度のウィルス負荷が発症に結びつくのかについては完全には分かっていません" と Daniel Baucsch は言う。彼は Tulane 大学の研究者である。"感染した直後[ウィルスはゼロ]から始まる曲線を考えてみてください。 その後この曲線の一番高いところまでウィルスの増殖が増え、20日後くらいでしょうか、ウィルスが最も多くなり、患者は深刻な容態となるわけです。おそらく8日から10日くらい[つまり通常の潜伏期間]で、症状が現れ始めるのではないでしょうか"。 ウィルス自身も時間と共に進化する。これはどんなウィルスについても言えることだ。 今回のアウトブレークでこの進化が重要な役割を果たしているかどうかは分かっていない。遺伝子の変化は診断テストの精度やワクチンの効果に影響を与える可能性はある。 科学者によれば、もっと心配なのは、エボラが何らかの突然変異をおこして空気感染するウィルスに変化することだという。 "事実上、空気感染する可能性があることが分かったとしたらどうしましょう。何かアイディアはありますか?" Michael Osterhom は言った。彼は有名なミネソタ大学の疫学者であるが、先週あったジョンホプキンズ大学のエボラ会議で言った。 殆どの科学者はエボラが空気感染するようになる可能性はあり得ないくらい低いと言う。 科学者は「絶対に」という言葉を使うことにはとても用心深い生き物だが、医療科学の歴史において、ヒトに現に影響を与えている病原体がそのように変化するのが観察されたことは一度もないのだ。 "もしウィルスが空気感染能力を獲得したとすれば、話は大きく変わることになるでしょう"、と Jahrling は言う。しかしその可能性は"極めて低い"と彼は言う。 さらに、エボラウィルスは肺の深部にある細胞とは仲が悪く感染しにくい。 このアウトブレークの規模がいままで経験したものと違うところがあるとすれば、それはミクロ生物学レベルでの話が関係しているかも知れないと Peter Piot は言う。 彼はLondon School of Hygiene & Tropical Medicineのディレクターで、1976年にエボラウィルスを発見した主な研究者の一人である。彼は過去のすべてのアウトブレークを合わせても1500人程度が死んだだけだと言う。 今回は西アフリカで4500人以上の死者を出しており、ウィルスは人間の間に広まることで進化する機会がずっと大きくなっているとPiotは言う。 "人間種に適応する中で、エボラはヒトをゆっくり殺せるようになりました。これは矛盾するようですが悪い知らせです" Piot は言う。"もし30パーセントの患者だけを殺すとすれば、発症して他の人々に感染させる機会もそれだけ増えるわけです"。 彼は、今回のエピデミックの広がりの幅と深さはウィルスの変化によるものではなく、タイムリーな国際的な対応がなかったことと、社会が田舎から都市に移ったこと、そして近年、その相互がお互いに行き来できるようになったことではないか、と疑っている。 "ひどい嵐です" と彼は言う。 この夏 CDCの疫学者 Kinzer はギニアのメディアのメンバーに言った、"空気によって伝わっているのはエボラではない。恐れと無知が空を(電波放送の形で)伝わっているのだ"。
大きな目で見れば、エボラが西アフリカで猛威をふるっているのは、そこが非常に貧しい国々であり、おうおうにして人々が公共医療に助けを求めることができないからだ。 エボラの犠牲者は非衛生的な環境に悩まされ、彼らを介護する人々は自分たち自身を清潔に保つために苦労しているありさまだ、とKinzer は言う。埋葬の習慣は遺体に触れることを含んでいる。 そのような状況では病原体は新しい伝達形態に進化するような圧力がかからない。 いずれエボラに効果のあるワクチンが広く配布されるかも知れない。しかし今はエボラ患者にとってせいぜいできることは水分を補給して安静にすることだ。 "エボラは基本的には血管などの管に漏れが発生するような病気なんです" と Kinzer は言う。"血管に漏れが生じるので、水や電解質やたんぱく質、栄養分が出て行ってしまうんです。ウィルス感染を帽子するために必要なものを失ってしまうんです。 恐ろしいことです。自分ではどうにもならないような気持ちになります。もしそれに対処できるなら、生存確率は格段に上昇します"。 WHOは金曜日に西アフリカのアウトブレークの最新統計情報を更新した。 合衆国での3件(ダンカン、ファム、ビンソン)が感染者として、1件(ダンカン)が死者として正式にカウントされた。リベリア、シエラレオネ、ギニアでは9191人が感染し、4546人が死亡している。
>>112 >誰か訳してちょうだい。
google翻訳で、webpage翻訳は30言語くらい可能です。試しにこんな感じ
薬の組み合わせは、防御のテレサを助ける
補助は、血清生存者と実験抗ウイルスを受け取った
カクテルは、ウイルスを遅くし、免疫システムを促進するために役立っている
可能性があります
テレサ・ロメロ「順調に進んで」スペインのエボラのための特別委員会からの
最新の声明によると、。 あなたは13日間入院した後に電源を入れると、看護
助手はますますケースを閉じるために世界保健当局者を指すように、「病気を
破っている」と明確な兆候を見ている。
それが単離されたことをほぼ二週間では、テレサはその回復に大きく貢献し
ている可能性があり、いくつかの薬理学的治療を受けた。 それは詳細な治療
計画を超越していないが、それが受信したことが知られている血清他の薬剤の
中で、通常の支持療法- favipiravir -エボラへの2つの生存者および少なくとも
一つの抗ウイルス。
「これらは相補的に動作することができる2つの異なるターゲットである、
「フアン・ガルシア・デ・ロマス、バレンシアの臨床微生物病院の頭は説明してい
ます。 ホエーは、明確に、抗体を含有する、「ウイルスによる細胞のブロッ
ク感染症」という抗ウイルスは、病原体そのもの」複製を阻害」します。 彼
らは一緒にウイルスの拡散を止める助けと体が攻撃和に対する自身の防御力を
生成するための時間を確保することができます。
感染が浮上している場合は、その効果は特に顕著であるが、輸液療法は、他の
ウイルス性疾患で問題なく使用何十年も持っています。 疾患が進行したとき
に「余分な」抗体は、病原体に対処するには十分ではないとして、その有用性
が低下する。
このような場合には、その量利用可能な血清は、抗ウイルスの非常に有用な併
用投与することができ、高くない場合、専門家は言う。 この場合、それらす
べてをexperimentales-で使用可能なオプションの中でも、選択は、
favipiravirインフルエンザ日本語富山化学のために開発された薬物き)と、ま
た、T-705としても知られているようです。
Favipiravirが異なる他の抗ウイルスモードからのウイルスの複製を抑制するた
め、感染の拡大を防ぐ経口薬である。 「これはウイルスポリメラーゼの阻害
剤である、「アドルフォ・ガルシア・サストレ、グローバルヘルス、ニューヨー
クのマウントサイナイ医科大学(米国)の新興病原体研究所のディレクターは
述べています。 「エボラはRNAウイルスであり、したがって、インフルエン
ザウイルスである。ウイルスは、これらすべての機能は、コピーされ、その遺
伝物質は、RNAやウイルスを作るためにウイルスポリメラーゼを生産する。
Favipiravirは、ポリメラーゼの選択的阻害剤であるそれは、実験段階にとど
まっているものの、異なるRNAウイルスでの動物モデルにおいて有用であるこ
とが証明されました」と彼は付け加えた。
以下「研究」の段落が同じ分量続いています。
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/19(日) 22:31:20.75 ID:XuS8pGLj
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/20(月) 06:27:58.08 ID:V/PfWDrV
スペイン人看護師の治療では、現在、エボラウイルスが検出されていない。
http://www.wptz.com/health/spanish-patients-ebola-levels-virtually-nil/29223162 マドリード(CNN)
致死的な病気の患者を看護したのちにエボラ熱に感染したスペイン人看護師――Teresa Romero Ramosさんの治療では、現在、エボラウイルスが検出されていない。
過去の二回目の検査ではこのヘルスワーカーの体内のウイルスはほとんど検出されず、三回目の検査では陰性にもどった。
「最後の二回の測定では(ウイルスは)検出限界値以下で、陰性の結果と有意な統計的な差異はありませんでした」
ウイルス学の専門家のLuis Enjuanes氏はCNNの電話インタビューに対してこう答えた。
「もしも一週間にわたる三回の検査で、ウイルスの量が検出限界値を下回ったこときは、事実上、その人はウイルスを保有していないことになります」
政府は以前、Romeroさんの血中のエボラウイルスの量は、彼女が二週間前に病院に運び込まれた頃に比べて劇的に減少したと話していたが、
Enjuanes氏は、彼女は日曜日の最新の検査の前にはほとんど陰性になっていたと説明した。
Romeroさんは(自力で)抗体を生産できるまでに回復した、とEnjuanes氏は話す。Enjuanes氏は先日、政府のエボラ対策の特別委員会――医学や科学の専門家がこの危機に対処するための討議に出席していた。
「これは彼女が彼女自身の防衛線を構築できていることを意味していて、このため、(いま)跋扈しているウイルスもおそらく破壊されるか、無力化されることになるでしょう」
Romeroさんは今週の三度目の重要なテストでエボラウイルス陰性の結果を手に入れたものの、間違いなく、まだ何日もの間、おそらくは数週間、回復のために病院に留まることになるという。
Romeroさんは、未だにワクチンが存在していないエボラ熱と戦っているとき、二つの重要な治療を受けた。
一つ目は、他のエボラ熱の生存者――西アフリカでこの病気から生還したカトリックの修道女――の(血清の?)抗体の静脈注射である。
そして彼女はまた、実験的な抗ウイルス薬のファビピラビルも投与されたとEnjuanes氏は言う。
スペインは他の実験薬――Zマップも輸入していたのだが、それは古いバージョンであり、新しいバージョンではなかった。新しいバージョンのZマップは世界的にストックが枯渇しているのである。
そして彼女の主治医はそれ(古いバージョンのZマップ)を彼女には投与しないことを決断したという。
また、Romeroさんがエボラ熱と戦っている間、彼女は呼吸器系の問題とも戦っており、医師は呼吸器の問題を緩和するために抗炎症薬も投与していたが、
このことがエボラ熱の治療にどのような影響を及ぼしたかはよくわからないとEnjuanes氏は話している。
i.v.はintravenous (adminiser) 静脈内(投与)、要は注射 iv drip = 点滴 静注 細かくてごめん
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/20(月) 15:52:39.75 ID:IgEjNor1
わっ、すまん
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2014/10/21(火) 04:39:25.60 ID:YK17n7OW
実際には何例のエボラ熱の症例が存在しているのだろう?
http://news.sciencemag.org/health/2014/10/how-many-ebola-cases-are-there-really 世界保健機関(WHO)は数日おきに、エボラ熱のエピデミックについて、各エボラ蔓延国における新しいエボラの患者と死者の数を記した「シチュエーション・アップデート(状況の更新)」を発表している。
これらの数――金曜日の更新によるとそれぞれ、患者が9216人、死者が4555人――はただちに報道され、世界中でツイートされている。
また、これらのデータは今回のエピデミックを詳しく調査している人々によって速やかに、恐ろしい(アウトブレイクの)グラフィックに翻訳されている。
たとえばクイーンランド大学(オーストラリア、ブリスベン)のウイルス学者Ian Mackay氏や、
(自身のウェブサイトWHOの発表を視覚化したり、ヘルスマップ――アウトブレイクに関する情報サイト――で予想を公表したりしている)マサチューセッツ工科大学(ケンブリッジ)の博士課程の学生のMaia Majumder氏などがそうだ。
しかし本当の状況は(WHOが発表する)数字よりもずっと悪いことは広く知られている。たくさんの症例が機関の統計に反映されていないためだ。
病気の種類や地域にかかわらず、過少報告は発生するものだ。
しかしながら、ギニアやリベリア、シエラレオネではエボラ熱の(患者の)足跡を追うことは非常に難しかった。
そして、エピデミックが拡大するにつれて、過少報告の頻度も悪化していくのである。(Mackay氏は「それはめちゃくちゃだ」と言う)
それではWHOの発表する数字は何を意味しているのだろう? そして、研究者たちはどうすれば、犠牲者たちの本当の数を推測できるのだろう?
この記事では幾つかの重要な疑問に答えてみよう。
Q1.
WHOは(WHOの発表する)数字が実際よりも少ないことを認めているのか?
A1.
もちろんだ。WHOは八月、報告されている数字は、エピデミックの激しさを大幅に過小評価していると言った。
WHOのシチュエーション・アップデートはたびたび、データの大きなずれを指摘している。
たとえば10月8日のアップデートは、リベリアで過去三週間で、新たな症例の数が減少したことを記録した。
しかしWHOは「実際にはありそうもない」と報告している。
「むしろこのことは、正確な疫学的なデータを記録する対応要員の能力が飽和してしまったことを反映している」
フィールドレポートや緊急対応要員たちのことから考えて、エボラの症例は幾つかの重要な場面で過小評価されているのは明らかであり、
いまだ(WHOの)公式の推計に統合されていない研究データは、リベリアにおいて新たな症例が増加していることを示している。
(後略)
... Q.6 最近の統計で何か良いニュースもあるの? A.6 あります。アウトブレークの中心地となっている地域のうちのいくつか ― シエラレオネのケネマとカイラフム地方、リベリアのロファ郡など ― では新たなエボラ感染者数は減っていますが、これは過小報告の結果ではない、とダイは言います。 "(この兆候が見られてから)十分に長い日数経過しているので、感染者数は実際に減っているのだと自信を持って言えます。 おそらくエボラを抑え込むためにとっている作戦に関係しているんだと思います" と彼は言います。"現地で働いている同僚たちもそれを信じています"。 一つの重要な作戦は、安全な埋葬が増えていることだ、とダイは言います。(エボラの犠牲者の遺体は非常に感染力が強いのです)。感染地域の人々は伝統的な埋葬方法を止めることに抵抗してきました。 これは大きな感染リスクを伴います。しかしこれら三つの地域ではWHOやその他の支援を受けたその地域の指導者達が埋葬方法の変更をうながすようになりました。 この動きが他の場所でも起これば "その集団での感染者数を実質的に削減できるのではないかと期待しています"、とダイは言います。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/cdc-issues-formal-guidelines-giving-workers-more-protection-against-ebola/2014/10/20/34dd578e-5897-11e4-b812-38518ae74c67_story.html CDC は公式ガイドラインを用意し、医療従事者にエボラに対する安全な防御対策を示す。
October 20 at 8:27 PM
連邦保健当局は月曜日に医療従事者エボラ患者に対処する際の感染対策ガイドラインを強化し、肌を露出しないよう明示的に勧告することになった。
強化されたガイドラインはまた医療従事者が厳格な訓練を受けること、防護服を着たり脱いだりする際には経験を積んだ監督者によって監視されることを要求している。政府は、それを実現するため医療従事者がとらなくてはならない手順を逐一列挙することになる。
CDCによって改版されたプロトコルは、防護方法がエボラ患者に対処する看護婦や医者にとって十分なものであるかどうかの議論に付されているところである。批判は、トマス・エリック・ダンカンの介護の後ダラスで二人の看護婦がエボラを発症した時に燃え上がった。
ダンカンはリベリア人で合衆国で最初にエボラに感染した人となったが、10/8に死亡している。
ダンカンを扱ったテキサス長老派教会病院を含むいくつかの病院は、先週このより厳しいプロトコルの利用を開始した。
月曜遅くのメディアに対する説明で、CDCディレクターのトマス・フリーデンは、改版されたガイドラインは医療従事者たちの安全にたいしてより大きな余裕を持たせるものであると言った。これらは国境なき医師団たちが使っているものを参考にしている。
彼らは西アフリカでもっとも広範に活動する援助団体で、ここではエボラウィルスが、ギニア、シエラレオネ、リベリア3国あわせて4400人以上の命を奪っている。
ガイドラインはまた、エモリー大学病院、ネブラスカ医療センター、NIH にいる専門家たちの意見も反映しているが、これらの施設では現在も実際にエボラ患者を扱っている。
看護婦その他の医療従事者たちの団体は以前のガイドラインが混乱していると批判してきた。ダラス病院は最初にダンカンを診断することに失敗している。彼の容態がより悪化した後で、病院は看護婦の衣服を変更した。
フリーデンは二人の看護婦が具体的にどのようにして感染したかについてははっきりしていない、と言う。
"結論として、ガイドラインはその病院ではうまく機能しなかったということです" 彼は言った。
以前のガイドラインは全身の肌が防護されなくてはならないかどうかについてはあいまいであった。それはまたアフリカでの介護経験が反映されていた、とフリーデンは言う。しかし合衆国での医療従事者たちはエボラ患者を介護する上でより大きなリスクに直面する。
なぜなら、病院は患者のより多量の体液に医療従事者たちをさらすこともある、もっと危険の大きな処置も行うからだ。
CDCはこれらのガイドラインを病院に強制する監督権限は持っていない。それは連邦職業安全衛生局と州当局によってなされる仕事である、とフリーデンは言う。
先週、CDCは、"エボラ対策チーム" を合衆国でエボラ発生が確認されたどのような病院にも派遣することになるだろうと言った。すでにこのようなチームの一つがテキサスにおり、現地管理者が置かれている。
これは防護服を取り扱う際に監督者の存在を義務づけるものである。
ガイダンスは、利用可能性や、装備についての医療従事者たちの慣れ、着心地の良さなどに基づいて装備を選択することを容易にするものである。ガイダンスはまた、防護服を着たり脱いだりする場所を限定することも要求している。
これらの勧告は、全身を覆うような衣服と作業者の首を防護する帽子も要求している。
一方、ダンカンに接触した可能性のある数十人の人々はウィルスには冒されていないと判断された、と当局は月曜日の朝に発表した。
安全が確認された43人の人々には、ダンカンと接触したかも知れない医療従事者たち、学校に行っている子供たち、その他の人たちが含まれていた。
"彼らはエボラの症状を見せてはおらず、エボラを発症する恐れもありません" とテキサス州保健サービスは月曜日に声明を出した。"彼らは監視されることなく、日常生活を続けることができます"。
これは絶え間ない不安と恐怖の中で、わずかに前向きなニュースであった。 43人のメンバー全員について、最後にダンカンに接触した可能性のあるのは遅くとも 9/28 日であった。この日彼はダラスの病院に隔離されたのだ。それ以来、彼らは監視され、CDCとWHOの両方によって勧告されている21日間、体温を測ってきた。 "彼らは私たちの共感、敬意、愛を必要とする人々です" ダラスの判事クレイ・ジェンキンスは月曜朝のニュースカンファレンスで言った。 "あなたが彼らの立場だとしたとき、彼らがあなた方の立場だとしたときに見せるような態度で、あなたが自分の家族とこんな風に接したいと思う方法で、彼らに接してください" 最初の集団の一部として他にもまだ5人の人々がいるが、彼らは今週監視から開放されるだろう、とダラス市長マイク・ローリングズは同じニュースカンファレンスで言った。 ローリングズは、43人の人々が開放されたというニュースには元気づけられたと言う一方で、当局はまだ約75人の医療従事者たちを監視していることにも触れた。彼らはダラスの病院でダンカンが処置されていたとき、彼に接触することになった人々である。 ダンカンは9/30にエボラと診断され、8日後に亡くなった。 ダンカンに対処しウィルスに感染した二人の看護婦はこのような事態に対応する特殊なユニットのある別の医療施設に移された。エボラと診断され隔離される前に、看護婦の一人、アンバー・ビンソンは民間飛行機での往復旅行をしていた。 この結果、CDCはビンソンと同じ飛行機に乗り合わせていた人々を監視しているところだと言った。
http://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2014/10/21/now-an-african-country-is-screening-incoming-americans-and-spaniards-for-ebola/ あるアフリカの一国が入国するアメリカ人とスペイン人に対してエボラのチェックを行うことになった。
October 21
先月合衆国でエボラと診断された最初の患者は、アメリカに事実上のパニックを引き起こした。
このさい、エボラによって最も深刻な打撃を受けた西アフリカの国々に対する渡航禁止とすでに発症しているこの病気の感染者を見つけて空港で隔離するためのチェックの是非についての問題が持ち上がった。
しかし、このパニックはどちら向きの行き来も遮断することになるかも知れないことに留意すべきである。
ルワンダの合衆国大使館によれば、東アフリカにあるちっぽけな海に面していない小国が合衆国とスペインからの乗客に対してエボラのチェックをし始めたということだ。
大使館のウェブサイトによれば:
**>
合衆国またはスペインに過去22日間に訪れた人たちは、今後自分の健康状態を報告する必要がある ― これは実際にエボラの症状を見せているかどうかにはよらない ― この報告は、ルワンダに21日間より短い期間しか滞在しない人はその滞在中ずっと、
またそれ以上滞在する人はルワンダに入国してから最初の21日間、午前7時から午後8時までの間に114にダイヤルすることで行う。ルワンダ当局は過去22日以内にギニア、リベリア、シエラレオネに旅行した人々についての入国は、引き続き禁止する。
<**
このエボラチェック措置は2日経過したが、ツイッターにポストされているこの画像は明らかにチェック書式に見える。
[画像]ルワンダは今、合衆国市民に対してエボラのチェックをしてんだぜwww
ルワンダは、最悪のエボラ危機にある西アフリカ諸国からは遠く遠く離れているうえ、エボラが蔓延したことは: 八月にはルワンダ入国前の22日間にギニア、リベリア、シエラレオネに訪問したすべての旅行社を入国禁止としている。
ルワンダの決定はここ数週間の合衆国とスペインのエボラ発生状況の結果を踏まえたもののように見える。
しかし、これには隠れた動機があるといする向きもある: ニュージャージー州で、ルワンダからの二人の交換学生が最近学校から締め出されたが、
これは彼らがアフリカで過ごしていた期間のためであった - ルワンダとエボラが蔓延している西アフリカ諸国との距離は、ニュージャージーとダラスの間の距離の、およそ2倍もあるのにもかかわらず、である。
http://www.thestate.com/2014/10/23/3762969_rwanda-cancels-ebola-screenings.html?rh=1 ルワンダは、合衆国とスペインに対するエボラチェック措置を中止した。
October 23, 2014
ケニア、ナイロビ ― ルワンダの厚生大臣は、合衆国またはスペインに過去22日間に訪問した人々に対する健康状態をルワンダ当局に毎日報告することを要求する決定を取り消した。
Dr. Agnes Binagwaho は水曜日遅くにツイッターで、合衆国またはスペインからの旅行者の健康チェックについての決定は、彼女の個人的な決定であり政府のものではなかったとした。彼女はこの決定で生じたかも知れない不都合に対して謝罪した。
Paul Kagame大統領のツイッターアカウントに書き込まれたメッセージによれば、Binagwahoによってなされた処置は不要であった、ときどき厚生大臣はまず行動しその後考える時があると言った。
ルワンダではまだエボラ発症の報告はない。合衆国大使館によれば、ルワンダは最近ギニア、リベリア、セネガル、シエラレオネを旅行した人々の入国を認めてはいない、とのことである。
アメリカの看護師はどのような治療を受けて回復したのか? 記事があれば翻訳お願いします。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/no-mandatory-ebola-quarantine-for-health-workers-coming-to-washington-area/2014/10/25/71a9a8c8-5c68-11e4-bd61-346aee66ba29_story.html ワシントン地区では医療関係者に対するエボラ隔離を必須とはしない。
October 25 at 7:03 PM
ニューヨーク、ニュージャージー、イリノイ各州では西アフリカのエボラ蔓延国からの帰国した医療関係者に対する21日間の隔離政策を必須とした。
この後、土曜日になってワシントン地区、メリーランド、バージニア州の公衆保健当局はこれには追従しなかったため、エボラの拡散を防ぐためにどのような措置が適切かという国民的な議論が強まっている。
保健当局はアメリカの首都付近の地区に対する一貫した措置をとるよう努力している。
ワシントン地区の保健局ディレクター Joxel Garcia は隔離を必須とすることは科学的に正当化されるものではなく、医療関係者に対して意気消沈させるような効果を与えることになってしまうかも知れない、
彼らの多くはボランティアであり、国内および海外でのエボラ患者を介護するのに必要な人々なのに、と言った。
このような異なる考え方に基づく措置は、連邦政治家たち、州の政治家たち、また保健当局者たちが直面する問題を浮きだたせている。
彼らはめまぐるしく変化する状況と、政治的、科学的、法的に見て現実的な対応をとるため必死になっているところだ、と専門家たちは言う。
議論は土曜日に先鋭化した。ニューヨークとニュージャージーで隔離の要求の影響を最初に受けた人 ― 彼女はエボラウィルス陰性の診断を受けたが金曜日にニューアーク国際空港に降りた後、さらに隔離状態にとどまることとなった看護婦なのだが ― が、
ダラス・モーニング・ニュース紙に、自分がどんな風にして強制的に8台の警察の車で病院まで運ばれたかを怒りをこめて発表したからである。
"自分が西アフリカでエボラと戦ってきたと申告した時に、医療関係者が空港でどのように扱われるのかと恐ろしくなりました"、と看護婦 Kaci Hickox は書いた。
彼女は国境無き医師団でボランティア活動をしていた。"わたしは何か間違ったことをしてたんだろうかと不思議に思いました・・・世界中の多くの人々が、ただ見守るだけで何もしない時、私は(西アフリカの人々を)助けようとしていたのに"。
国境無き医師団は Hickox が直面している状況とその場当たり的な対応にとても憂慮している、と言った。
Lawrence O. Gostin はジョージタウン大学のロースクールの国際保健の教授でWHOのアドバイザーでもあるが、氏によれば、
いっけん医療関係者に対する隔離措置は安全性をさらに高めるように見えるが、もしこれが広く適用されると "私たち自身につきまとうものとして跳ね返ってくるであろう" 過剰な反応であると言う。
"医療従事者たちをシエラレオネ、ギニア、リベリアに生きにくくすればするほど、私たち自身のリスクが増えるのです" と Gostin は言う。
"現代のグローバル化した国際社会においては、これらエボラ3国をセロテープで封鎖するようなことはできないのです。人々は世界の別の場所に旅行し、そのような別の国々を通じてやってくるからです"。
現時点での連邦の監視ルールを批判する人々は、それは緩すぎるものであり、エボラに感染しているかも知れない人々が他の人々を危険にさらすことを許してしまっていると言う。
別の人々は、自己監視に他の人たちへの感染する危険をほとんど抑えることができる、エボラは症状が現れた後に感染能力を持つのが普通だからだ、と言う。
個人的に、という条件で、法的専門家や医療産業代表者の一部には以下のような意見がある。
論理的に言って、もし当局が海外でエボラ患者を看護する医療従事者たちに対して隔離措置を課すとすれば、合衆国でエボラ感染した患者を看護する医療従事者たちに対しても同様にその措置を課すべきであるが、
後者は病院にとっては混乱を招く措置であると同時に、アメリカ合衆国憲法にも違反するものになりかねない、と。
現時点で、合衆国の各州はそれぞれの対応策を用意しようとする一方で、CDCによるお墨付きのガイドラインを待っている状況である。
水曜日にCDCは、エボラによって最も大きな打撃を受けているエボラ3国から合衆国の5個の空港にやってくるすべての乗客に対する健康チェックをより厳しくしていくかも知れないと発表した。
この懸案となっているガイドライン ― これは月曜日に、ニューヨークのJFK、ニュージャージーのニューアーク、ワシントンのダレス、アトランタ、シカゴのオヘア、の6っつの国際空港を含む各州で実施される予定である ― は、 エボラの症状を見せていない旅行者に、定期的に体温を計り、州と郡保健所に報告することを要求してもらうようにするものである。 しかし、ニューヨークの緊急医クレイグ・スペンサーは木曜日の夜エボラウィルスに感染していることが確認された。土曜日に市の保健当局は、スペンサーは胃腸にエボラの症状が生じているが、"意識はあり、会話できる状態である" と言った。 金曜日に、ニューヨーク州知事のAndrew M. Cuomo(民主党)とニュージャージ州知事のChris Christie(共和党)は、医療従事者に対する21日の隔離措置を必須とし、イリノイ州知事 Pat Quinn(民主党)は、 21日間の自宅隔離を"高リスクのある個人" に対して命令した。これには、エボラ患者と直接接触のあった医療関係者も含まれる。"この安全措置は任意でお願いするには重大すぎるということです" と Quinn は言った。 一方、ワシントンの保健当局は金曜日により積極的な自発的な隔離手続きを要求し始めた。 これはエボラ感染地域から戻ってきたすべての資格のある医療関係者たちに、21日間、特定の場所からの自己隔離を通知するもので、これには多くの人が乗り換える場所、食料品店、ボウリング場、配偶者等からの物理的な接触に制限を加えることが含まれる。 "エボラに関する私たちの科学的な知識に基づいて検討した結果、完全な隔離までは要求しないことにしました" Garcia は言った。 バージニア州とメリーランド州当局も、このスタンスに同調する、今のところ完全な隔離要求まではしない、と言った。 "私たちは合衆国の首都のある地域全体で一貫した対応をとるように行動しているところです・・・また最終的な決定には至っていません" と David H. Trump は言った。彼はバージニア区の保健所のチーフである。 "私たちは、他の関係者とも協調しながら、追加の措置が必要かどうかについて検討しているところです" と メリーランド州の健康管理官は言った。"流動的な状況です。このような事態になれば、まずは他の地区ではどうしているかを学びたいでしょう"。 金曜日、CDCのBarbara Reynolds は "CDCは基本的な最低限度の勧告内容を提示しますが、州や地方当局には自分たちの地区に合ったより厳しい政策をとる権限があります。" 彼女はさらに、"CDCによって設定された連邦標準がどうかという話であれば、アメリカ合衆国市民をより安全にすると我々が信じているどのような政策についても考慮していく考えでいます"。 土曜日、連邦健康統制局(?)は、ヒトのエボラ感染を発見する Bio Defense 社による新しい二つのテスト方法を緊急認可した。
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朝 鮮 人 犯 罪 取 締 り 立 法 を 妨 害 す る 朝 鮮 民 主 党
・朝鮮民主党審議拒否によるストップ案件
【緊急】エボラ対策 → 「感染症予防及び医療に関する改正案」
【緊急】朝鮮人、イスラム国他、テロ犯罪対策 → 「犯罪による収益の移転防止の法律改正案」
【緊急】朝鮮人、イスラム国他、テロ犯罪対策 → 「テロ組織財産の凍結に関する特別措置法」
【緊急】火山・土砂災害対策強化 → 「災害対策基本法改正案」 「土砂災害防止対策改正案」
【緊急】朝鮮人他、テロ、暴力団対策 → 「銃刀法所持取締法改正案」
・日本国民は人質
慰 安 婦 詐 欺 を バ ラ 撒 い て い た の も 朝 鮮 民 主 党
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http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/3/7/37d0c26e.jpg ・撤収で「日本軍慰安婦」の横断幕を外すと、あら不思議!
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/e/e/ee83092c.jpg ・アレ?! 民主党の街宣車じゃないですかwwwwwwww
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http://www.washingtonpost.com/opinions/marc-thiessen-ebola-and-obamas-crisis-of-competence/2014/10/27/ee8db35a-5dd2-11e4-9f3a-7e28799e0549_story.html エボラと、オバマの管理能力の危機
October 27 at 12:01 PM
エボラは合衆国ではまだ蔓延するような健康危機にはならないかも知れないが、別の形の危機を生み出している ― 合衆国政府の管理能力への信頼に対する危機だ。
アメリカ人の多くはエボラに感染したクレイグ・スペンサー医師がギニアからニューヨークに戻り、3マイルもジョギングし、喫茶店を訪ね、レストランで食事をし、ニューヨークの地下鉄で移動し、ブルックリンのボウリング場で友人と会い、車で家に戻ったのに、
それでも彼が合衆国政府のエボラ・プロトコルに違反したわけではないということを知ってショックを受けた。
CDCは西アフリカから戻った医療関係者に21日間の監視期間を設けているが、"自分の体調を監視している期間中は通常の生活を続けることができる" としている。
体温が38度に達した場合にだけ、"他の人との接触を制限し"、"公共機関での移動を避けるように" 助言しているにすぎない。
通常の生活を続けられると? エボラウィルスに接した人々向けの公式の連邦ガイドラインにそのような記載が残っていることは率直に言って信じられないことだ。
特に、CDCはダラスの看護婦アンバー・ビンソン(彼女はエボラに感染し、37.5度の熱を出した)が、まだ体温が38度には達していないという理由で134人の乗客に混じって飛行機で普通に移動できた件で批判されたばかりなのである。
CDCのエボラへの対処が非常にまずかったために、ニューヨークとニュージャージーではより踏み込んだ州独自の21日間の隔離期間を、エボラ患者を扱った後に西アフリカから州に戻ってきた医療従事者たちに要求しなくてはならなくなった。
この話の残念なところは、CDCはアメリカ人にとってなお信頼できると思われていた最後の連邦機関の一つだったことだ。2013年5月には60パーセントのアメリカ人が、CDCは良い、あるいは非常に良い仕事をしている、と答えていた。
今日では、この数値は 37パーセントに落ち込み、CDCはスキャンダルが蔓延している内国歳入庁と退役軍人省からわずか数ポイント上回っているだけの状態である。
これは国にとって悪いニュースであると同時にオバマ大統領にとっても悪いニュースである。エボラが合衆国にやってくる前ですら、オバマの統率力に対する信頼は急落していた。
開始時のオバマケアサービスの問題、国境問題、VAスキャンダル、IRSスキャンダル、連邦政府調達局スキャンダル、シリアの "レッドライン" での失敗、イラクの内破、その他の国内外における失敗により、Fox News の 7月の調査では、実に対象者の58パーセントが、
オバマは連邦政府を統率する能力が十分ではないと感じていることがわかった。(この 1/3 が民主党支持者である)。
オバマ政権のエボラ対する不適切な対処は、一般人が感じるアメリカンマインドのそのものの中にある管理能力不足への疑念を常態化してしまう危険にまでなりつつある。
この傷は完全に自らが招いたものである。最初から、大統領はエボラを健康危機というよりは、健全な公報活動がなされないことの危機であるかのように扱っていた ― アメリカ人に対していくつかの事柄についての保証をしたが、実際にはそれらは誤りであった。
9/16に、オバマはアメリカ人に、政府は "必要な予防措置をとることによって...ウィルスに感染した人を合衆国に向かう飛行機には搭乗させないようにする" と約束した。
しかしその4日後の9/20に、エボラ蔓延国のひとつリベリアの国籍を持つトマス・エリック・ダンカンが空路でダラスに到着し、後にテキサスの病院で死ぬこととなった。
オバマはさらにアメリカ人に対して "エボラに感染した人が私たちの国にやってくるという万が一の場合に備えて、政府は新たな対策をとったので、アメリカ国内ではこのような事態に対する準備ができている" と確約した。
数週間後、二人のダラスの看護婦がエボラに感染したが、これは看護婦連合によれば "患者にどのように対処するかという踏み込んだ準備はなされておらず、プロトコルは存在せず、システムも存在しなかった" ことが理由だと言う。
そして今、一ヶ月が経過し、エボラに感染したアメリカ人の医者がニューヨークで地下鉄に乗りボウリングをするという事態になっている ― 彼はこの間ずっと、連邦の安全ガイドラインにしたがっていたにもかかわらず。
エボラ危機はオバマ政府の基本的な対処能力への信頼に対する最後の痕跡までもを奪おうとしている。WHOによれば、エボラは現在70パーセントの致死率を持っている。
エボラに感染した医者が連邦政府公認の下でニューヨークの地下鉄に乗ることが許されているのだとすれば、アメリカ人は怒って当然である。そして自分たちの大統領が、リビア、シエラレオネ、ギニアの住民に対する合衆国への旅行ビザを制限することを拒否し、
ニューヨークとニュージャージー州に圧力をかけて、彼らの隔離政策を弱めようとするのであれば、アメリカ人は、大統領が自分たちを守るために自分の力を出し切っているわけではないことを知るべきだ。
イスラム国からエボラまで、世界は秩序を失っているように見える ― そしてアメリカ人は自分たちの大統領が完全に深みにはまっていると感じている。
* * *
http://www.washingtonpost.com/marc-a-thiessen/2011/02/24/ABwzFYN_page.html Marc A. Thiessen は、George W. Bush と Donald Rumsfeld のスピーチライターだったとあります。
GOPのフレーバー一色ですね。
131 :
【東電 78.5 %】 :2014/11/01(土) 12:56:23.78 ID:lI6j5kcV
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2014/11/30(日) 10:34:57.71 ID:nZgOSbMO もう飽きたのか?まだまだ感染は広がってるのに