新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ12

淡々スレの話なのですが512ｋ超えました。もう書き込みができません。
次スレを立てたいのですが自分はホスト規制で立てられませんでした。
どなたかスレ立てをお願いできないでしょうか。

タイトル

新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ12

1本文

ニュースを貼るのがメインのスレです。議論・質問・雑談などはご遠慮ください。
（ニュース書き込みに対して補足や修正などはOKです。）
このスレは、常にage書き込みでお願いします。

●雑談は
新型インフルエンザ総合スレPart64
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1254576101/
●質問は
新型インフルエンザ質問スレ10
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1254110526/

【前スレ】
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ11
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1253616531/

※ニュースの検索は日本語の場合「インフル」「新型」「感染」「ワクチン」「タミフル」「リレンザ」「BCP（事業継続計画）」
　英語の場合には"swine" "flu" "vaccine" "Tamiflu(Oseltamivir)" "Relenza(Zanamivir)"
　等のキーワードで探すと見つかり易いです。

【情報サイト：公的機関篇】
WHO　http://www.who.int/en/
WHO日本語ｻｲﾄ　http://www.who.or.jp/indexj.html
新型インフルエンザに関する報道発表資料（厚生労働省) http://www-bm.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou.html
国立感染症情報ｾﾝﾀｰ　http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html
CDC（USA)　http://www.cdc.gov/h1n1flu/
ECDC（EU)　http://www.ecdc.europa.eu/en/Health_topics/novel_influenza_virus/2009_Outbreak/
INVS(フランス、衛生研究所)http://www.invs.sante.fr/actualite/index.htm
CIDRAP　http://www.cidrap.umn.edu/index.html　
東京都感染症情報センター http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/top.html
地方衛研への窓口 http://www2.tokyo-eiken.go.jp/search-l.html
在外公館リスト　http://www.mofa.go.jp/Mofaj/annai/zaigai/list/index.html
政府広報オンライン　http://www.gov-online.go.jp/
国民生活センター　http://www.kokusen.go.jp/new/new.html

【情報サイト：まとめ系】
News coverage of Swine Flu(H1N1 virus) http://swine-flu.alltop.com/
Google US http://www.google.com/intl/us/
Google UK http://www.google.com/intl/en/
Swine Flu News Portal http://www.swineflunewsportal.com/index.asp
Bird Flu News Reports http://news.avian-influenza.info/
Wiki2009 swine flu outbreak　http://en.wikipedia.org/wiki/2009_Mexico_and_U.S._swine_influenza_outbreak

【情報サイト：新聞社他（国内）】
CB News http://news.cabrain.net/
薬事日報　http://www.yakuji.co.jp/
週間医学会新聞http://www.igaku-shoin.co.jp/paperTop.do
NIKKEI NET http://www.nikkei.co.jp/
共同通信速報　http://www.47news.jp/news/flashnews/
YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/
msn産経ﾆｭｰｽ　http://sankei.jp.msn.com/
毎日jp 速報　http://mainichi.jp/flash/
asahi.com http://www.asahi.com/
NHKｵﾝﾗｲﾝ　http://www.nhk.or.jp/
FNNﾌｼﾞﾆｭｰｽﾈｯﾄﾜｰｸ　http://www.fnn-news.com/
時事通信　http://www.jiji.com/
ANN NEWS http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index.html
日ﾃﾚNEWS24　http://www.news24.jp/
TBS News i http://news.tbs.co.jp/
日経ＢＰ　http://www.nikkeibp.co.jp/
日経産業新聞　http://netplus.nikkei.co.jp/ssbiz/
日刊工業新聞　http://www.nikkan.co.jp/
日本食糧新聞　http://news.nissyoku.co.jp/
Biz.ID http://bizmakoto.jp/bizid/
Travel Vision http://www.travelvision.jp/

【情報サイト：新聞社他（海外・日本語）】
ブルームバーグ　http://www.bloomberg.co.jp/
ロイターjp http://jp.reuters.com/
ニューズウィーク日本版　http://newsweekjapan.jp/
東方ウェブサイト　http://jp.eastday.com/node2/home/xw/index.html
世界日報 http://www.worldtimes.co.jp/index.html
中央広播電台（台湾） http://japanese.rti.org.tw/Content/NewsArchives.aspx
朝鮮日報　http://www.chosunonline.com/
中央日報　http://japanese.joins.com/
東亜日報　http://japanese.donga.com/
バンコク週報　http://www.bangkokshuho.com/
ハロタイ・ドットコム　http://www.hellothai.com/
日本語総合情報サイト＠タイランド　http://www.newsclip.be/
タイ通　http://thai.news-agency.jp/
マレーシアナビ　http://www.malaysia-navi.jp/
カンボジアウォッチ　http://www.cambodiawatch.net/
ニッケイ新聞　http://www.nikkeyshimbun.com.br/index.html
インド新聞 http://indonews.jp/
Voice of India http://www.voiceofindia.co.jp/
日本語で読む中東メディア http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html
CRI http://japanese.cri.cn/news.htm
青空ニュース http://news.eaozora.com/
morningstar http://www.morningstar.co.jp/
swissinfo.ch http://www.swissinfo.ch/jpn/index.html

【情報サイト：新聞社他（海外・日本語以外）】
REUTERS http://www.reuters.com/news
Xinhua http://www.chinaview.cn/sf/
The Wall Street Journal http://online.wsj.com/
Reuters AlertNet http://www.alertnet.org/
AP http://hosted.ap.org/dynamic/fronts/HOME?SITE=AP&SECTION=HOME
BBC http://www.bbc.co.uk/
CNN http://edition.cnn.com/
Romandie news http://www.romandie.com/news/
The Hindu http://www.hindu.com/thehindu/rss/index.htm
The independent　http://www.independent.co.uk/

【関連スレ】
●備蓄はこちら
【備えあれば】新型ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ備蓄スレ25【憂いなし】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1254324456/

●休校情報です
新型インフルエンザ休校情報専用スレ-002
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1253143793/

●H5N1はこちらへ
◆◆◆◆H5N1に備えるスレ◆◆◆◆
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1241579390/

●予防と消毒はこちら
殺菌・消毒・滅菌について　★１
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1252408025/

●感染した人はこちら
新型インフルエンザに感染した人、集合！パート３
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1254989457/

【過去スレ】
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ　9
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1252290937/
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ8(9)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1250842898/
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ8
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1250842898/
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ7
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1249398182/
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ6
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1247760584/
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ5
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1246436656/
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ4(3)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1244770597/
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ3
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1244455130/
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ2
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1242835847/
新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1241125921/

テンプレ終了です。淡々とニュースをどうぞ。
前スレも、書き込めなくなりました。

>>1-7乙

医療機関“混雑”　新型インフル　検査目的に警鐘
http://www.tokachi.co.jp/news/200910/20091010-0002989.php
　「注意報」段階となった新型インフルエンザの感染拡大で、十勝管内の内科や小児科が込み合い、
医師らは「この時期では経験がない混雑ぶり」と困惑している。重症化を防ぎ医療機能を確保しよう
と、ワクチン供給態勢も整いつつある。ただ、これに逆行する動きとして「感染していない証明」に
簡易検査を望む患者も一部にいて、医療関係者は「季節性の流行も控え、現場に混乱を招きかねない」
と懸念している。
　「注意報」段階となった新型インフルエンザの感染拡大で、十勝管内の内科や小児科が込み合い、
医師らは「この時期では経験がない混雑ぶり」と困惑している。重症化を防ぎ医療機能を確保しよ
うと、ワクチン供給態勢も整いつつある。ただ、これに逆行する動きとして「感染していない証明」
に簡易検査を望む患者も一部にいて、医療関係者は「季節性の流行も控え、現場に混乱を招きかね
ない」と懸念している。
　帯広保健所（竹居田和之所長）によると、管内では１週間（９月２８日〜１０月４日）の１医療機
関当たりの患者数が１４人となり、今季初の「注意報」が発令された。道内３０カ所の保健所では、
浦河が最高ランクの「警報」（患者基準３０人以上）で、札幌や旭川など１５カ所で注意報となった。
　この実態を受け医療機関を訪れる患者が相次いでいる。帯広厚生病院では、８月中旬から９月上旬
の２０日間で約１６０人が簡易検査。吉川隆志副院長は「小児科では１日に８人前後の患者が来てお
り多いとの印象を受ける。今年は例年と違う」と語る。
　帯広協会病院の片桐麻守事務部長も「検査数は８月に１日１０人前後だったが、９月は２倍の２０
人に増えた。季節性患者と重なって１１月にかけてピークを迎えるのでは」とみる。
　ただ、市内のベテラン小児科医は「高熱で体調を崩しての来院はやむを得ないとしても、学校や保
育所関係者がぴりぴりし過ぎ。検査で陰性が確認されない限り学校などに行けないから、証明が欲し
いという雰囲気を患者から感じる」と指摘。「毎年冬場にはやる季節性インフルエンザを考えると、
かなり大変になる」と危機感をにじませる。
　こうした“陰性証明”を求める一部患者に対し、十勝教育局学校教育係は「児童や生徒に対し検査
結果の証明書などを求めないよう学校には通知している」と説明。同保健所の加藤睦弘健康推進課長
は「検査目的での受診は医療現場がパンクするのでやめてもらいたい」と警鐘を鳴らす。
　感染拡大を防ぐかぎを握るのがワクチン。十勝でも医療従事者を皮切りに、１２月以降は幼児や小
学生なども順次対象になる。市町村などが現在、ワクチン接種を行う医療機関の選定を急いでいる段
階だが、同課は「ワクチンは副作用のリスクも伴うため、個人防衛策と理解した上で接種してほしい。
任意のため予約が必要」と話す。
　また、１０月下旬から始まる季節性のワクチンとの併用については「新型用が国産ワクチンであれ
ば問題ないが、輸入品の場合は避けなければならない」（同課）という。

>>1乙です

前 387　ベトナム続報

Vietnam’s A／H1N1 flu cases rise to 9,707
http://news.xinhuanet.com/english/2009-10/08/content_12193584.htm

ベトナム保健省は新たに55人の感染者を確認、累計での感染者は9,707人になった。
新聞報道によれば、現在、600から700人にインフルエンザ様の症状が現れて入院している。

物流連　新型インフルエンザ対策を検討、物流機能のマヒを回避
http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-4490.php

　日本物流団体連合会（物流連）はこのほど、東海大学校友館で、第１回経営効率化委員会（繩野克彦委員長、日本航空インターナショナル副社長）を開催。
発生が危惧されている強毒性新型インフルエンザの感染拡大による、物流の機能マヒを回避する方策を検討した。
　元国立感染症研究所研究員で、日本経済団体連合会２１世紀政策研究所アソシエイトの岡田晴恵氏をゲストスピーカーに招いて行われた講演では、
豚由来の弱毒性の新型インフルエンザの拡大で、本来の鳥由来の強毒性インフルエンザへの危機感が薄れていることが指摘された。
　岡田氏は、「強毒性の新型インフルエンザがまん延するとあらゆる社会機能が滞り、甚大な物的・人的被害が想定される」とした上で、
「物流業界がワクチンの優先接種など、政府への働きかけが必要」と指摘した。
　物流連は現状を踏まえ、新型インフルエンザ対策小委員会で同問題を取り上げて、物流業界で想定される被害の状況、パターンなどを洗い出して、
調査、検討を行っていきたいとしている。

岡山県　新型インフルのワクチン接種費補助へ　井原市 '09/10/10
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200910100285.html
　▽妊婦や低所得者が対象
　井原市は新型インフルエンザワクチンの接種費用を補助する方針を固めた。接種費用は
同じ医療機関で２回受けた場合、妊婦など国が定めた優先接種者は計２１５０円、生活保護
世帯の人などは無料になる。市は２１００万円の本年度一般会計補正予算案を１５日の市議
会臨時会に提案する。井笠地域３市２町では、浅口市と岡山県里庄町も今月中に同様の
議案を臨時会へ出す予定。

　接種費用は、同じ医療機関で受けると通常計６１５０円（１回目３６００、２回目２５５０円）かかる。
井原市の補助額は、妊婦、基礎疾患（持病）を持つ人、１歳〜小学３年生、１歳未満の小児の
保護者、優先対象だが接種が受けられない人の保護者の優先接種者が計４千円（１回２千円）。
生活保護世帯、市町村民税非課税世帯の人は全額（６１５０円）が適用となる。

　市によると、市内の優先接種者は約７４００人、生活保護世帯などは約７千人。うち予防接種
を受ける人をそれぞれ４千人と８００人と見込み、接種補助費２０９２万円と説明用チラシ代
８万円を計上する。生活保護世帯などについて国、県から３６９万円の補助金を受け、残り
１７３１万円は前年度繰越金を充てる。接種開始の目安は１１月上旬から。国と委託契約を
結んだ医療機関で実施する。

　９月中旬の市議会定例会の一般質問で、滝本豊文市長は同ワクチン接種の補助について
「できるだけ多くの人に実施していきたい」と答弁。同定例会は６日閉会したが、７日に県による
市町村への説明会があったこともあり、臨時会を開いて提案することにした。（佐藤正明）

沖縄県　新型インフルエンザワクチン接種　医療従事者から開始 10月10日2009
スケジュール案を提示料金は自己負担、患者半減し下火に
http://www.y-mainichi.co.jp/news/14611/

青森県　新型インフルワクチン　中旬から優先接種　2009年10月10日
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000910100002

鹿児島県　新型インフル／ワクチン接種開始へ　2009年10月10日
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000910090001
　新型インフルエンザのワクチン接種について市町村の担当者らに説明する会議が９日、鹿児島市
鴨池新町の県青少年会館であった。県は１９日の医療従事者向けを皮切りに、来月初めから妊婦や
基礎疾患のある人といった優先接種対象者への接種を進めていくとの目標を示した。(中略)

　霧島市は接種費用補助
　霧島市は、新型インフルエンザワクチン接種で、優先接種対象者の接種を促す目的で、約３万１千人の
接種費用の約半額を独自に補助することにし、９日の市議会にその経費約９６００万円を盛り込んだ補正
予算案を提案し、即日可決された。全額公費助成を受ける人以外の優先接種対象者に対し、補助を決め
たのは県内で初めてという。
　市によると、優先接種対象者のうち、生活保護受給者と市民税非課税世帯者は２回分の接種料が全額
公費（国が半分、県と市が各４分の１）助成される。対象市民は約１万７千人と見込む。
　しかし、これ以外の残る優先接種対象者にもできる限り接種してもらおうと、残りの約７割にあたる約３万
１千人が接種すると見込んだ接種費用の半分強（１人当たり３１００円）を予算化した。市保健福祉部は
「重症者の発生をできるだけ減らすため、補助に踏み切った」と話した。

バレーの関東大学女子リーグ、新型インフルの疑いで延期　 2009年10月10日 17:22
http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20091010088.html
　バレーボールの関東大学女子リーグは１０日、１部の東女体大で約１０人が発熱などで体調を崩し、
新型インフルエンザ感染の疑いがあるため嘉悦大との試合を延期した。１１日に予定されていた１部
の試合もすべて延期することを決めた。新たな試合日程は未定。

明大、インフル禍に苦戦＝東京六大学野球　（2009/10/10-17:37）
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009101000258
　流行するインフルエンザの影響で、明大が苦戦した。エース野村らがベンチ入りできず、「寮に
隔離部屋を設け、交代で選手が出入りしている状態」と善波監督。夏休み明けで授業が始まり、
キャンパス内で感染した可能性があるという。
　それでもこの日は控えの山口、矢島らが活躍し、中盤まで競った展開の東大戦で最後に打ち
勝った。同監督は「いつも野村の投球に頼っているし、元気な連中で何とかしなくては」とひと安心。

ワクチン確保苦戦、接種延期　新型インフルでメキシコ2009年10月10日23時45分
http://www.asahi.com/international/update/1010/TKY200910100353.html
　【ロサンゼルス＝堀内隆】世界で最初に多数の新型インフルエンザ感染例が今春見つかったメキシコで、
今月末に始まる予定だったワクチン接種が１２月末にずれ込むことになった。コルドバ保健相が８日、
明らかにした。世界中で需要が高まったあおりで、ワクチンを予定通り確保できなかったためだという。

　ＡＰ通信などによると、メキシコ政府は人口の２割にあたる１９５０万人分のワクチン購入契約を結んだが、
年内に届くのは５００万人分。すべて確保できるのは来年３月になる見通しという。メキシコではこれまで
３万６千人以上が新型インフルに感染、うち２４８人が死亡している。

「準備間に合わない」　新型インフルワクチン接種、自治体悲鳴
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200910100288.html

　新型インフルエンザワクチンの接種開始を前に、地方自治体が態勢整備に追われている。2日に国の基本方針が示されてから
19日のスタートまでわずか2週間あまり。準備が間に合わず、実施を遅らせる地域も出てきそうだ。
　「国からの情報があまりに少なく、決まっていないことが多すぎる」。千葉県の担当者は頭を抱える。県の相談窓口には
1日300〜400件の電話が殺到。3分の1はワクチンに関する問い合わせだ。
　「どこで」「いつから」との質問が一番多いが「われわれにもまったく分からない」（担当者）。
　厚生労働省が示した標準的なスケジュールでは、19日以降、医療従事者を皮切りに順次、優先対象者への接種を始める。
しかし、県側は接種を行う医療機関の取りまとめや対象者の人数把握、卸業者との納入量の調整などの膨大な作業に追われており、
日程通り実施するのは難しいという。
　「県民の不安を取り除くために、早く具体的な日程を示したい」。開始までに、住民に情報を周知できるかどうかも大きな課題だ。
　「段取りを現場に丸投げするなら、もっと時間的な余裕がほしい」とぼやくのは大阪府の担当者。大阪府内で接種を行う医療機関は
5千以上になる見込み。「すべての医療機関が一斉に始めるのは無理」といい、準備が整ったところから順次スタートする。
　ワクチン接種が1回で有効なのか、2回必要なのかについても国の最終判断はまだ示されていない。スケジュールが確定しない中、
現場の医療機関にも混乱が広がっている。
　「うちの子は優先接種の対象なのか」。横浜市港南区の診療所「竹田こどもクリニック」には、
保護者からのこんな問い合わせが増えているという。ぜんそくなどの持病がある子どもは優先順位が上がるが、
「継続して治療を受けている」などの基準がある。
　竹田弘たけだ・ひろし院長は「基準はあいまいで、最終的にはかかりつけ医が誰に優先して打つかという判断を迫られることになる。
保護者が納得してくれるかどうか」と不安顔だ。
　日本小児科学会の新型インフルエンザ対策室長を務める岡山大の森島恒雄もりしま・つねお教授は「重症化のリスクが高い患者が
対象から漏れないよう、かかりつけ医の判断で幅広く打てるようにすることが重要」と説明。「混乱が生じないよう、
学会としても具体的な方法を示していきたい」としている。

岩手県　田野畑村が全額補助　新型インフルワクチン接種
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091010_1
　田野畑村は９日、新型インフルエンザ対策として、国が基本方針を示したワクチン優先接種対象者らに対し、
１回目の費用について全額補助する方針を固めた。集団生活の機会が多い小中学生などに対しては２回目も
全額補助する。総額１０３１万円を２００９年度一般会計補正予算案として計上、１４日に臨時会を招集し提案する。
　補助対象は▽医療従事者▽妊婦▽基礎疾患のある人▽乳児の保護者▽１歳から高校生まで▽６５歳以上
の高齢者。これらの対象者について、１回目の接種費用分３６００円を全額補助する。
　２回目については集団生活の機会が多い子どもたちなどに配慮し▽１歳から中学生▽妊婦▽乳児の保護者
―に対象を絞り、２回目の自己負担分２５５０円を全額補助する。(2009/10/10)

栃木県　国内産ワクチン出荷開始　県内自治体医療機関、準備は遅れ気味　(10月10日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20091009/217546
　国内のワクチンメーカーが９日、新型インフルエンザワクチンの出荷を開始した。しかし、ワクチン接種に
関する国の基本方針が示されたのは今月初めで、県内の自治体や医療機関の準備は遅れ気味。一方、
医療機関には接種希望者からの問い合わせが増えつつある。
　▽今月下旬から実施
　６日に開かれた県医師会と各郡市医師会の感染症担当者による会議。県健康増進課の担当者が、
１日に国が示した方針を説明した。
　接種開始まで約２週間という日程に、参加者からは「厳しい」との声が漏れた。県医師会は接種を引き受ける
医療機関の確認を始め、柴恵子常任理事は「来週中に集約したい」と話す。
　同課によると、県内では医師や看護師ら医療従事者約１万８０００人の接種を今月下旬から開始。11月
以降、県がスケジュールを定め、妊婦や基礎疾患を持つ人など優先対象者の接種を順次実施する予定という。
　同課は「（医療従事者への接種は）国が示した19日の週が目標だが、少し遅れるかも。10月末までには
接種を行う医療機関や今後のスケジュールを公表したい」としている。
　▽医療機関に問い合わせも
　「いつから打てるのか」「予約の開始時期は？」。
　柴理事が院長を務める柴小児科（真岡市台町）には最近、新型のワクチン接種に関する問い合わせが
相次いでいるという。
　「まだ開始時期も決まっていない段階なのに…」と柴理事。「とりあえず予約だけは受け付けている」と困り顔だ。
　各医療機関が懸念するのがワクチンの量。県が配分量を決めるが、具体的な基準が固まっていないためだ。
同課は「すべての医療機関が出そろってから決めたい」としている。
　また新型だけでなく、季節性のワクチン接種も重なるため、希望者の殺到を危惧する声も。柴理事は「希望
者には十分行き渡ると思うので、慌てずに行動してほしい」と訴えている。

北海道　新型インフル 秋の学校行事にも影響
http://www.ehako.com/news/news2009a/183_index_msg.shtml
　新型インフルエンザの影響で、函館市内の学校や高等教育機関の関連イベントが順延や中止を
余儀なくされている。学芸会・学校祭シーズンまっただ中の小、中学校で延期が相次いでいるほか、
９日に予定されていたはこだてカルチャーナイトが中止となり、参加に向けて練習に励んでいた
函館深堀中合唱部関係者を落胆させた。
　学級閉鎖が続いた函館青柳小（加藤潔校長）では、９日に予定していた学芸会を１週間延期する
ことに。急きょ全保護者に開催日の変更を通知し、近隣の児童館には拡大防止に向けた協力を要請した。
　宇佐美雅司教頭は「全児童が集まれないので児童会認証式を放送に切り替えるなどしている。
学校行事が狂うので対応が大変」と話す。
　函館駒場小（伊勢昭校長）では、感染防止を理由に３日の予定を日曜参観のある１２月６日に変更。
学校祭で全校生徒がミュージカル「キャッツ」を披露する函館光成中（小橋誠太郎校長）もキャスト役
の３分の１が感染し、３、４日の開催を１７日に延ばした。
　函館深堀中（大西正光校長）は９日に市役所で予定された音楽コンサートに合唱部が出演する
はずだった。同部は９月の全日本合唱コンクール道支部大会もインフルエンザで全員参加が
かなわないのを理由に出場を辞退しており、大西校長は「ただ残念としか言いようがない」と肩を落とす。
　このほか、函館工業高等専門学校が運営を担当する「全道高専ロボットコンテスト２００９」も
１１日から１１月１日に順延となり、整理券を配布した市民への電話連絡などの対応を行った。
update 2009/10/10 12:38提供 -- 函館新聞社

新型インフル「重症多い」　その6割は持病なし
http://www.j-cast.com/2009/10/09051453.html

新型インフルが、季節性インフルより重症例が多いことが分かった。重症患者には持病持ち
が多いと言われたが、その6割で持病がなかった。今後、強毒化するかどうかは不明だが、十
分な注意が必要なようだ。
重症例が多いことを明らかにしたのは、防衛医科大学校の川名明彦教授。東京都内で2009年
10月9日に開かれたシンポジウム「感染症に挑む知のネットワーク　アジア・アフリカと共に」
（文科省など主催）の中で明らかにした。
川名教授が同大学校病院の患者300人を調べたところ、新型インフルエンザにほぼ当たるA型
陽性の感染者が8月に入って急に増えた。これは日本で本格的に流行が始まった時期に当たる。
そして、この2か月半で感染者が80人となり、そのうち入院した重症患者が11人。この中には、
人工呼吸が必要だったほどの患者が、2人いた。11人のうち9人は、10歳以下の幼児だった。
このことについて、川名教授は、重症者を診る大学病院であることもあるとして、一般的にA
型患者の10％弱が入院となっていることを挙げ、「季節性より重症化率が高い」と結論づけた。
重症例が多いことは、この日のパネル・ディスカッションに参加した専門家らも次々に口にし
た。川名教授の調査結果は、専門家の一致した見方に沿っているわけだ。

流行が拡大するにつれ、持病なしで重症化

新型インフルの重症患者には、持病に当たる基礎疾患を持っているケースが多いとも言われた。
しかし、防衛医科大学校の川名明彦教授は、ディスカッションの中で、初期のころはそうであっ
ても、流行が拡大するにつれ、そうでない人も重症化していることを明らかにした。調査結果に
よると、基礎疾患を持っていたのは4割で、残りの6割はそうでなかったというのだ。
その原因については、「まだ解明されていない」としたうえで、「大きな問題だ」と語った。
また、「これからは重症患者とそれ以外を分けて対応しなければならない」ともした。ディス
カッションでは、行政上の対応が遅れていることが疑問視された。
ただし、感染者の大部分は、重い病気にならないことも同時に指摘された。世界的には、95
％以上の人は治療しなくても治っているという。

タンザニア、インフルエンザ(H1N1)の初の死者を発表
La Tanzanie annonce son premier deces du a la grippe H1N1
ttp://www.romandie.com/ats/news/091010173318.638d6nxm.asp
40才の女性教師
治療を開始した2日後、女性はインフルエンザ(H1N1)により木曜日に死亡した

【英国　幸運な休息：インフルエンザ拡大が減速】
ttp://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/health-news/lucky-break-as-uk-swine-flu-spread-slows-1799669.html
主席医務官リーアムドナルドソン卿は、第二波は進行中だが、現時点の数値から判断すると、予想されるピークが以前考えられていたものよりも低くなるように思われると述べた。
推定で先週は18000の症例があり、前々週は14000、その前は9000だった。増加率は専門家が恐れていたような週単位に倍々増加していくようなものにはなっていない。
リーアムドナルドソン卿「このことはワクチンプログラムを上手く進められる可能性が出てきたことを意味します。第3波があるとしても、それを完全に回避できるかもしれません。」
政府は、まだグラクソスミスクラインのワクチンの入荷を待っている状態である。しかし月末には、優先グループと、医療従事者に提供することが期待できそうである。
リーアムドナルドソン卿は、バクスタ製のワクチンを50万回分ストックしているが、グラクソのものは到着していない。がそれは”迫ってきている”と述べた。
なぜ減速したかについて尋ねられ、リーアム卿は、65歳上のものに集団免疫があり、学校の児童がこれまでの感染曝露によって、現在の株に対しある程度免疫化されたせいではないかと述べた。
現時点で死亡者数は90人（イングランド76、ウェールズ1、スコットランド10、北アイルランド3）。290人が現在入院中で、47人が集中治療を受けている。
集中治療の患者数は過去2か月間で最高となった。リーアム卿はこのことが”やや懸念”であると述べた。

【英国　豚インフルワクチンのサプライヤは、何百万ポンドも払い戻しを行っていた】
ttp://www.guardian.co.uk/world/2009/oct/11/swine-flu-vaccine-baxter
英国向けに豚インフルワクチンを製造しているある企業が、薬物に法外な値段をつけたことで告訴され、示談により何百万ポンドも支払っていた。
米国の巨大製薬会社バクスタは、過去12ヵ月にわたり、少なくとも7件の巨額（何件かは数百万ドル）な和解に至っている。バクスタは、およそ1300%高い値段を薬物につけたとして詐欺容疑で告訴されていた。
これは、バクスタのH1N1ワクチンCelvapanがヨーロッパの薬事機関によって承認された後、わかったことであり、パンデミックのコスト増に関する懸念が持ち上がることになるだろう。ワクチンは4年間にわたり15500万ポンドかかると予想されている。
バクスタはメディケイド（貧困家庭へのセーフティネットを提供する米国保健プログラム）に対する過大請求で告訴された後、長い間訴訟に関わってきた。経営陣は今年、ケンタッキー州政府に200万ドル支払った。
ケンタッキ州検事長Jack Conway「バクスタが法の要求：（正直に価格を報告する）に従っていたら、こうしたことは全て簡単に回避できていたでしょう。
「納税者がこの釣りあげられた薬価の勘定を支払っているのです。我々はメディケードプログラムが、この偽装と支払い過多によって失ったものを取り戻すつもりです」
メディケードは、製薬会社が割引いて提供する価格の計算に公示平均卸値（AWPs)を頼っている。
しかし幾つかの州は、製薬会社のAWPsが法外に膨らみ過ぎているとして非難した。7つの州がバクスタと和解に達している。
バクスタは5月アラバマ州と総額8900万ドルの支払いに同意した6つの製薬会社の1つだった。
2月にはウイスコンシンに110万ドル、3年前にテキサスに850万ドル支払っている。etc.
英国の政治家たちは、ワクチンのコストが増えるのではないかという懸念を提起したが、保健省と製薬会社はどれくらいのコストが個々のワクチンにかかるのか正確に述べることを拒否した。
7月に自由民主党の保健広報のNorman Lambはグラクソとの契約が金額に見合う価値かどうか国立監査事務所に問い合わせを行っている。レポートでは概して満足のいく取引であるとの回答だった。
バクスタのスポークスマンは、米国の州が米国の多数の他の製薬会社と似たような和解を行っており、それはメディケアのシステムで使用される異常な購買システムのために起こったことだと述べた。
「バクスタは決してシステムからだまし取ろうとなどしていませんし、責任をもち、合法的かつ透過的な方法に基づき行動してきました。我々は英国当局とともに密接に働き続けるつもりです」

【新型インフル】１０歳児重症　愛知
2009.10.11 20:07

愛知県は１１日、津島市の小学４年の男児（１０）が新型インフルエンザに感染したと発表した。

男児は１０日、発熱や呼吸困難を訴え、重症と診断された。
集中治療室で人工呼吸器を使い治療を受けているが、タミフルを服用、症状は落ち着いてきたという。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/091011/bdy0910112008003-n1.htm

【新型インフル】米で新型インフル予防接種開始　3分の1が「懸念」
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091011/bdy0910111640000-n1.htm

全米で始まった新型インフルエンザに対する予防接種について、3分の１以上の米国人が「子供には受けさせたくない」
と考えていることが、このほど実施されたAP通信などによる世論調査で明らかになった。副作用への懸念などのためで、
インフルエンザ対策を担当する米疾病対策センター（CDCＣ）などは、安全性強調に躍起となっている。
　日本では9日、国産ワクチンの出荷が開始されたが、米国での接種は今月6日に始まった。当面の接種対象は、医療関係者が中心。
今後、十分なワクチンの供給を待って、子供たちなど一般への接種が本格化する。今春に、米国内最初の感染地のひとつとなり、
多くの患者を出したニューヨーク市では、希望する小学生全員への無料接種の方針が打ち出されている。
　ところが、今月1日から5日にかけて全米でAP通信などが実施した世論調査によると、自分たちの子供に接種を
受けさせたくないと答えた親は38％。接種の副作用が気にかかると答えたのは72％にも上り、
接種のマイナス面に懸念が存在することがわかった。
　ワクチンの製造を急いだため、十分なテストがなされていない、との見方があることについて、CDCのフリーデン局長は
「例年のワクチン同様の方法で製造されており、これまでに実施された臨床試験でも深刻な副作用は見つからなかった」と説明。
「接種は、予防にとって最善の方法」と効果を強調する。
　再流行の兆しが現時点で確認されていないことも消極姿勢の背景にあるようだ。ニューヨーク市保健局は
「（同市内での）春先の新型インフルエンザへの感染率は10〜20％だったとみられるが、
それよりはるかに多い数の市民がすでになんらかの免疫を持っていると考えられる」と述べた。

厚労省が「受診と療養の手引」　新型インフル、HPに掲載
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101101000197.html

　持病がない人でも呼吸困難や嘔吐などがあればすぐに医療機関へ−。新型インフルエンザの爆発的感染を防ぐため、
厚生労働省が症状の特徴や医療機関の受診方法についてまとめた「受診と療養の手引」を同省のホームページに掲載している。
　手引は政府が策定した基本対処方針に基づき、重症化リスクが高い基礎疾患（持病）の種類などを紹介。
持病がなくても、呼吸が速く息苦しそうにしていたり、顔色が悪かったりする小児や、息切れや胸の痛みがある大人は
すぐに医療機関で受診するよう求めている。
　また発熱患者の診療をしている医療機関が分からない人は、保健所などに設置されている発熱相談センターに
電話するようあらためて説明。症状が軽く自宅療養している人の場合、発熱やせきなどの症状が始まった日の翌日から、
7日目まではできるだけ外出を控えるよう要請している。
　同省は「感染の広がりを抑えるには、的確な情報を国民に伝える必要がある。自治体関係者が広報活動をする際の
参考になれば」としている。

【米国　医療従事者は予防接種の命令に抗議する】
ttp://www.newsday.com/news/health/health-care-workers-protest-flu-vaccination-order-1.1516776
ロングアイランド中の医療従事者たちが、土曜日、ニューヨーク州の強制的なワクチン接種の命令に抗議し、サフォーク郡の保健管理部の芝生に集結した。ドライバたちが支持を示す警笛を鳴らす中、60を数える集団が静かに話し合っていた。
多くの医療施設から来た抗議者たちは、金曜日にもMineolaで似たような集会を行っていた。
特定の医療従事者−病院や他の職場にいる−は、季節性と豚インフルのワクチンを受けなければ仕事を失う危険性がある。
デモ参加者は豚インフルワクチンは安全ではないと主張している。
抗議者の多くは、彼らの市民権の侵害、選択をする権利の喪失を感じ、怒っているのだと言う。団体は集会で、小さな政府を求めるパンフレットを配っていた。
「私は免疫化に反対しているのではありません。両方（季節性と豚インフルワクチン）を強制することに反対しているのです。」と Brookhaven Memorial Hospitalメディカルセンタで働く看護婦のVickie Thompson。Thompsonは仕事を失っても構わないと言う。
セント・チャールズのJohn T. Mather Memorial Hospitalの看護婦のFrank Manninoは、実験動物のネズミの大きなポスタを掲げ、それと同じ役割が医療従事者に課せられているのだと訴えた。
Mannino「私はワクチン接種を受けたことがありませんし、今それを始めるつもりはありません」
論争の的になっている、8月に承認された規則により、ニューヨークは豚インフルワクチン接種を命じる唯一の州となった。
しかし他の州も似たような方法を考えており、全米病院組合も20の州の183000人の従業員に両方の接種をするよう要求している。
ニューハイドパークのロングアイランドJewish Medical CenterのBob Grimmettは、医療従事者は一般的な予防措置の訓練を受けており、感染を避ける方法はわかっていると述べた。
人工肺を扱う医師のGrimmettは、おそらくワクチンを受けるだろうが、「わたしは市民権を守るためにここにいるのです」と付け加えた。
州全体で40から50%の医療従事者が自発的に予防接種を利用している。しかし予防措置を取っているにも関わらず、毎年およそ150の組織的な流行が発生している。連邦当局は先週、41年間このようなインフルエンザシーズンは起こったことがなかったと述べた。
それでもある抗議者はパンデミックは幻想だと書いたプラカードを掲げた。ワクチンは神経学的障害を引き起こすと言う者もいる。

8月13日：州のHospital Review and Planning会議は、医療従事者に毎年インフルエンザワクチンを受けるよう義務付ける規則を採用した。特定の医学的条件を満たす者に適用される。
誰に：病院、外来患者クリニック、在宅医療のスタッフ
免除：入院患者を扱わない個人経営の医者は含まれない。重症、脆弱な患者と接触する者（救急治療やICUで働く者）を優先させるためと保健当局は述べている。

米国の研究によるとN1N1は若者により深刻

U.S. flu study confirms H1N1 more serious in youth
ttp://www.reuters.com/article/domesticNews/idUSTRE5975YC20091008

新型インフルエンザのパンデミックで重症化・死亡した患者の研究によると、季節性インフルエンザと
比べて若い世代が患うこと、しばしば異なる症状を引き起こすことが確認された。入院相当の症状
を持つ272人の患者の40%が下痢と嘔吐(通常季節性ではまれである)を起こした。また、早期治療
と抗インフルエンザ薬の投与が命を救うことが確認された。

272人の患者のうち、25%は集中治療室に入り7%は死亡した。45%は18才未満の子供で5%が65才以上
であった。73%は少なくとも1つの基礎疾患(たとえば喘息、糖尿病、心臓病、妊娠)があった。最もすぐに
死亡した患者は、発症3日後に抗ウイルス薬を投与され治療を受けた。それ以前に治療された患者は
すべて助かった。タミフル・リレンザは最も効果を得るのに48時間以内に投与されなければならない。
しかし、遅すぎることはない。抗ウイルス剤はできるだけ早く入院患者に投与しなければならない。たとえ
重病の危険因子がなくても、入院が必要なほどの症状であるなら、抗ウイルス薬を投与すべきだ。

ワクチン接種に不安 約90％
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013058811000.html#

　今月中旬から新型インフルエンザのワクチン接種が順次、進められることになっていますが、東京都の調査では、
およそ90パーセントの人がワクチン接種に関して不安を感じていることがわかりました。
　新型インフルエンザは、依然として感染の拡大が続いているとみられていて、今月19日の週から優先接種の対象者から
順次、ワクチン接種が進められることになっています。これについて東京都が先月、都内で暮らしている人など、
およそ200人を対象にアンケート調査を行ったところ、およそ90パーセントの人が、新型インフルエンザのワクチン接種に関して
何らかの不安を感じていることがわかりました。不安の理由としては「希望しても数が不足して受けられないのではないか」
が最も多く、次いで、「副作用があるのではないか」、「季節性のインフルエンザのワクチンと両方受ける必要があるのかわからない」
などとなっています。東京都ではワクチンが受診できる医療機関や副作用についての情報などを詳しく提供し、
不安を解消するよう努めていきたいとしています。

福島県内ニュース 県、新型インフルワクチン１３００カ所予定 2009年10月11日 09時36分配信
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200910117
新型インフルエンザの感染防止に向け、県は県内でワクチン接種に必要な受託医療機関数を
１３００カ所程度とし、市町村と連携して医療機関に協力要請する方針を固めた。
季節性インフルエンザと同規模で県内医療機関の約８割に当たる。
ただ、一部医療機関では強い感染力を警戒し、入院・通院患者以外を接種対象から外す動きも出ている。

鹿児島　新型インフル　来週からワクチン接種　県内 医療従事者を最優先
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091011-OYT8T00121.htm

関学大インフルなんの55点爆勝 関西学生アメフット　2009年10月12日付
http://www.sponichi.co.jp/osaka/spor/200910/12/spor224689.html
◆　前節の敗戦ショック振り払う　◆
　１１日、神戸市の王子スタジアムで関学大−甲南大の１試合を消化した。関学大は３８度の高熱を押して出場した
ＱＢ加藤翔平（３年）が２ＴＤパスを決めるなど攻撃をけん引。５５−２１で快勝して、前戦（９月２６日）で関大に敗れた
ショックを振り払った。
◆　ＱＢ加藤、高熱押して攻撃けん引　◆
　パッサーとして、真骨頂を見せる場面が訪れた。２８−０とリードした第２Ｑも残り４１秒。無理は必要なくても、
ＱＢ加藤はパスにこだわった。最後は勝負を決定づける１９ヤードＴＤパス。「勝負できる状況だったので、いい形で
攻められた」。２２回投げて１９回成功。もうろうとした頭で出せる数字ではない。
　朝から３８度の高熱があった。病院で検査を受けたところ、インフルエンザでないため、薬を服用して出場した。
「プレー中はアドレナリンが出て、熱のことはすっかり忘れていました」。部員１０人がインフルエンザで甲南大戦を
欠場。仲間の思いも背負っていた。
　関大戦（９月２６日）で痛恨の１敗。今月３、４日にオフェンスだけで合宿し、不満や課題点を忌憚（きたん）なく
ぶつけ合った。「あんなにやったらあかん」と鳥内監督がたしなめた反則９は反省材料。名門は今なお発展途上だ。

インフルで主力欠場、秋田・金足農が敗退　東北高校野球2009年10月11日17時18分
http://www.asahi.com/sports/update/1011/TKY200910110189.html
　青森市で開かれている秋季東北地区高校野球大会で、１１日が初戦となった金足農（秋田）のメンバー
２０人のうち６人が新型インフルエンザと見られる症状で欠場した。金足農は主戦と３番打者を欠くなど１４人
で盛岡大付（岩手）と戦ったが、１―２で惜しくも敗れた。
　金足農の嶋崎久美監督らによると、青森市入りした後の９日から１０日にかけて、野球部員３５人のうち
１３人が熱を出し、同市内の医療機関で診察を受けたところ、新型インフルエンザの疑いがあるとの診断を
受けた。１３人は秋田へ戻り、現在は自宅療養中という。この中に大会のメンバー入りした２０人中、６人が
含まれていたという。
　初戦の２回戦で敗れた後、嶋崎監督は「言い訳はしたくないが、インフルエンザのダメージがあまりにも
大きかった」と悔しさをにじませた。

広島県　新型インフルで重症化の恐れ　妊婦受け入れへ産・内科医が連携　呉と江田島来月の運用目指す
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/child/news/091010.html
　新型インフルエンザへの感染で重症化する恐れがある妊婦のため、呉、江田島市の内科と産婦人科医師など
が受け入れ態勢づくりを始めた。内科の病院や診療所をリスト化し、治療や対応を統一化する仕組み。県内でも
珍しく１１月上旬からの運用開始を目指す。

　国などは、他の妊婦への感染防止のため、かかりつけ産婦人科ではなく、内科で治療を受けるよう方針を出した。
しかし、かかりつけ内科を持つ妊婦は少なく、内科医師も妊娠の状態が分からないままの診療には不安がある。
抗ウイルス剤の使用も対応が分かれる。

　こうした状況を受けた呉市医師会などは、内科医師へ「感染が疑われる妊婦の受診が可能か」を問う調査を
始めた。可能とした内科はリストにし、産婦人科や保健所に配布。妊婦は産婦人科医師から内科の紹介を受ける。
協力すると答えた内科や薬局が、統一した治療や対応が取れるよう基準も設ける。

　方針は市内の内科、産婦人科医師の代表と市医師会などが８日夜開いた会議で決めた。具体的な運用手順
などは今後詰める。市医師会の玉木正治理事（４７）は「早急に妊婦が安心できる仕組みを整えたい」と話して
いる。（新本恭子） (2009.10.10)

宮城　うがい用緑茶を発売　矢部園茶舗、新型インフル対策　2009年10月12日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091012t12027.htm
　矢部園茶舗（宮城県塩釜市）は新型インフルエンザやかぜの予防用に、うがい専用の粉末緑茶
「うがい茶」を発売した。
　緑茶に含まれるカテキンはウイルスの増殖を抑え、抗菌・解毒作用があるとされる。うがい茶は、
水に溶かしてそのまま飲むことができる。
　矢部園の矢部勇社長は「市販のうがい薬は癖がある。お茶は飲み込んでも問題ないので、
小さな子どもでもうがいしやすい」と話す。
　缶入り（４０グラム）７３５円。約１５０回のうがいができる。詰め替え用の袋入り（４０グラム）４２０円。
矢部園の塩釜市内の２店と、仙台市泉区のイトーヨーカドー仙台泉店で販売。連絡先は矢部園本店
０２２（３６４）１５１５。

広島県　インフルでタクシーに消毒液 '09/10/12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910120162.html
　東広島タクシー（東広島市）は、流行期に入った新型インフルエンザの感染防止対策として、
15日から消毒液を全車に配備する。乗客が降りるたびに運転手が室内に噴霧し、除菌を徹底
する。広島県タクシー協会によると、消毒液を車内に常備する例は珍しいという。
　タクシーやジャンボタクシー、マイクロバスなど計65台の運転席に、消毒液を入れた霧吹き用
の容器を置く。食品工場や病院で使う除菌消臭液を使用し、乗客の降車後や入出庫時に噴霧する。
　同社によると、タクシーは１日に約20組の乗客が利用し通院客も多いという。９月に国土交通省
が運輸事業者などに感染防止策の徹底を呼び掛けたのを受け、消毒液を20リットル用意した。
今後も随時調達していくという。

新型インフル対策に手引書　アーコンホスピタリティ　（09/10/11）
http://www.travelnews.co.jp/news/yado/0910111443.html
国内13ホテルやアジア地区のホテルを運営や運営支援を行っているアーコン・ホスピタリティは
秋からのインフルエンザ対策に向け、「新型インフルエンザ対策　手引き書」を作成した。これまで
鳥インフルエンザ対策として作成されたバンデミック準備対策計画をもとに対応していたが、
「弱毒性」と発表されたことを受け、マニュアルを先の手引き書に改訂したものだ。

手引き書では、お客様、従業員、従業員の家族、テナント、取引会社の従業員などが、インフル
エンザの症状を発症しているケースに分け、対応策を指導している。

９月、同社は全ホテル総支配人との電話会議を開催し、同社の方針を伝え、各ホテルから現状
報告を受けた。今後、電話会議を定例化し、グループ内での情報の共有と対策強化を進めていく。

新型インフル：生後2カ月の赤ちゃんが死亡　/韓国
http://www.chosunonline.com/news/20091012000037

　新型インフルエンザに感染した生後2カ月の女児や、肺がんを患っていた64歳の男性が相次いで死亡し、
韓国での新型インフルエンザの死者数は14人に達した。
　保健福祉家族部の中央インフルエンザ対策本部は、「今月6日、嶺南地方（慶尚道）の病院で、
急性心不全で死亡した生後2カ月の赤ちゃんについて検査した結果、新型インフルエンザに感染していたことが判明した」
と発表した。韓国で30代以下の新型インフルエンザによる死者が出たのは初めて。
　また、首都圏に住む肺がん患者の64歳の男性も、9日に新型インフルエンザへの感染が確認され、10日に死亡した。
死因は新型インフルエンザへの感染に伴う呼吸不全とみられる、と対策本部は発表した。

【ベトナム　タミフル耐性豚インフルエンザ3例を検出】
ttp://www.reuters.com/news/globalcoverage/swineflu
ベトナムで抗ウイルス薬タミフルに耐性を示した3つの症例が検出された。いずれも変異株が他の者に感染した形跡は見つかっていない。
3人は8月後半と9月にホーチミン市のHospital for Tropical Diseasesに収容され、全員回復している。
病院の微生物学者Rogier van Doorn「ウイルスは、収容された際は、まだ薬物に反応していましたが、タミフルで治療中に耐性が現れてきました」
「したがって耐性ウイルスが伝搬したものではありません。また耐性ウイルスがそれ以上伝搬したという形跡はありません」
3つの薬物耐性の事例は、病院で治療を受けた600人以上の患者の中で発生した。2例は軽症で、3番目（3歳の子供）は集中治療を受けていたが、10日以内で回復している。
タミフル耐性ウイルスは日本、香港、デンマーク、米国で報告されている。

【ＷＨＯ　貧困国はH1N1ワクチンの寄贈を受ける】
ttp://www.reuters.com/article/GCA-SwineFlu/idUSTRE59B0V020091012
ＷＨＯは来月の早い時期に、貧困国にH1N1インフルエンザワクチンの送付を始める予定であると述べた。
Marie-Paule Kienyは、およそ100の低、中−収入の国々がグラクソ（英）やサノフィ（仏）といった企業の寄付によるワクチンを受けとることになると述べた。
彼女はジュネーブで記者たちに答え「11月の初旬に最初のデリバリを行おうとしています、北半球の国を最初に考えています」と述べた。
Kienyは、貧困国の医療従事者をウイルスから守り、治療する患者に伝染するのを防ぎ、病院や健康クリニックが流行期間中ずっと治療を続けられるようにすることが重要だと述べた。
中国は9月末、初めて大規模な予防接種を開始し、オーストラリアと米国が続いた。
Kienyは、H1N1ワクチンは最初の予想よりも大量に生産出来ており、現在、世界中のメーカの生産能力を算定中であると述べた。
Kieny「全てのデータはワクチンが1回で十分であることを示しています」
先週国連機関は、H1N1の感染が衰えるには何年もかかるだろうと述べた。十分な数の人々がウイルスに曝露されるか、ワクチンにより保護されれば、パンデミックというより、季節性として振る舞うことになるとＷＨＯのスポークスマンは述べた。

東北高校野球、インフル広がる　秋田商、８人が症状訴え2009年10月12日19時11分
http://www.asahi.com/sports/update/1012/TKY200910120170.html
　青森市で開催中の秋季東北地区高校野球大会で、新型インフルエンザとみられる症状が広がっている。
１１日にメンバー入り２０人中６人が欠場して初戦敗退した金足農に引き続き、１２日あった準々決勝では
秋田商は８人が発熱などの症状を訴えて１２人で戦い、１―０で山形中央に競り勝った。金足農、秋田商
両校は青森入りしてから青森市内の同じホテルに宿泊していた。
　秋田商野球部の船木毅部長によると、９日の２回戦の試合終了後、ベンチ入りした１人の選手が発熱を訴え、
同市内の医療機関で診断を受けたところ、新型インフルエンザの疑いがあるとの診断が出たという。その後も
体調不良を訴えた選手が増え、準々決勝を戦った１２日午後には、ベンチ入りできる元気なメンバーは
１２人だけになった。太田直監督は「来春の選抜大会出場校の選考に関係する大事な準決勝。これ以上、
欠場者が増えないように願いたい」。
　相手は同じ秋田の本荘。同校には今のところ、インフルエンザの症状を訴える選手はいないという。

静岡県　衛生機器のイールド、新型インフルエンザ対策の消毒器具　10月10日
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20091009c3b0904509.html
　衛生機器を開発・製造するイールド（沼津市、神谷満社長）は、新型インフルエンザ対策用の消毒器具を
相次ぎ発売する。器具に触れずに手を消毒できる洗浄器や、霧状の消毒液などで室内を殺菌する噴霧機
をそれぞれ開発。対策の強化を考える企業や病院・介護施設向けに売り込む。県内では先月末から患者数
が増加傾向にあり、需要が見込めると判断した。
　企業などに設置されているアルコール消毒液は、ノズルを押して薬液を出す手動ポンプ型が多い。ただ、
不特定多数の人がノズルに触れるため衛生的でないと考える利用者も多い。
　同社が開発した「自動手指洗浄器」は器具の内部に手を差し出すと、アルコールの微粒子を霧状で吹き
付ける仕組みで、器具に触れずに消毒できる。細かい霧状にしたことで消毒液が瞬時に乾くため、使用後
にペーパータオルなどを用意する必要もないという。

http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1254935459/
【社会】タミフルを服用していない人がタミフル耐性を持った新型インフルエンザウイルス検出
1 ： ◆SCHearTCPU ＠胸のときめき▲φ ★：2009/10/08(木) 02:10:59 ID:???0 ?PLT(12556)
厚生労働省と札幌市は７日、新型インフルエンザに感染した札幌市内に住む１０代の
女性から、治療薬タミフルに耐性を持つウイルスを検出したと発表した。

耐性ウイルスは国内では８例目の検出だが、タミフルを服用していない患者からの
検出は国内では初めて。人から人に感染する耐性ウイルスの可能性もある。

女性は８月に発症し、治療薬リレンザを投与され回復。今月６日に国立感染症研究所の
調査でタミフル耐性ウイルスと判明した。厚労省は「今後、周辺に感染の広がりが
あるか注視する必要がある」としている。

*+*+ YOMIURI ONLINE 2009/10/08[02:09] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091008-OYT1T00141.htm

季節性インフル→致死率0.1％未満。
→のどや気管で感染しやすい

新型インフル→致死率0.5％くらい。
喉より感染しやすい＝働き盛り、若い人の死亡が多い
新型インフル→肺でもウイルスが増えやすい

>>43
そんな古いのをわざわざ貼るなまぎらわしい
前スレにあったニュースだぞそれ
ネタ重視のニュー速なんぞを基準にするな。

休日当番医またパンク　札幌市保健所、体制拡大へ調整
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/influenza/194039.html

　新型インフルエンザが猛威を振るう中、3連休最終日の12日、小児科患者が札幌市内の休日当番病院に殺到。
市立札幌病院が急きょ患者を受け入れるなど混乱が続いた。市保健所は今週末にも休日当番病院を拡大する方向で市医師会などと調整に入った。
　感染拡大を受け、市医師会は10月から小児科の休日当番病院を2増の5医療機関とし、診療体制を拡大した。
しかし、日曜の11日と祝日の12日、5カ所の当番病院は感染者とみられる患者でパンク状態。12日には多い所で
200人以上の順番待ちで、病院の外で待機する患者も出たため、市保健所の依頼で中央区の市立札幌病院が午後、小児科患者を受け入れた。
　中央区の市医師会夜間急病センターにも日中の当番病院で受診できなかった患者などが詰め掛け、12日午後7時から13日午前7時までに、
最近の週末より約100人多い約400人が診療を受けた。

途上国に新型インフル用ワクチン　ＷＨＯ、11月から無償提供
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091013AT2M1200J13102009.html

【ジュネーブ＝藤田剛】世界保健機関（ＷＨＯ）のキーニー・ワクチン研究部長は12日の会見で、
11月から約100の発展途上国に新型インフルエンザ用ワクチンの無償提供を始めると発表した。
ワクチンは大手メーカーや主要先進国がＷＨＯに拠出する。すでに米欧など９カ国が拠出を約束し、
キーニー部長は今後日本にも協力を求める方針を明らかにした。
　日本は国内で必要なワクチンを自製できず、不足分を輸入する予定。キーニー部長は日本の輸入について
「感染者数が急増する一方、生産が遅れており、賢明な判断」と容認した。ただ、生産が本格化して
国内分が充足した段階で「日本もＷＨＯへの拠出を始めるべきだ」と訴えた。
　ＷＨＯがワクチンを無償提供するのは、資金難などで海外から購入することが困難な低所得国が中心で、
まずはインフルエンザが流行しやすい冬場に入る北半球の国を優先するという。当面は各国の人口の２％程度しか
提供できないため、感染のリスクが高い医療従事者向けとなる見通し。

大分県　新型インフルワクチン接種　「過信は禁物」　[2009年10月13日 14:34]
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125541224395.html
　新型インフルエンザワクチンの住民向け接種が、１１月からスタートする。県や各市町村は、政府からようやく
示された方針を基に準備に追われている。住民も「いつ、どこで接種できるのか」「自分は優先接種の対象なのか」
など分からない点や不安も多い。新型のワクチン接種の疑問点や課題などをまとめた。

　接種に優先順位を設けているのが大きな特徴。現在流行中の新型インフルエンザは、多くが軽症のまま回復
している。しかし、妊婦や基礎疾患（持病）があるなど特定の人は重症化する可能性があるためだ。
　一般住民では、妊婦と９種類の基礎疾患（慢性心臓病、糖尿病など）がある人が最優先される。ただし、血糖値
や血圧が高いだけで治療していない人は対象外など、各疾病で対象基準が細かく定められている。
　接種スタート後、対象者と思っていても実際は違うケースも想定される。県は「個人で対象かどうか勝手に判断
せずに、接種前に必ずかかりつけ医に相談してほしい」と呼び掛ける。
　接種可能な医療機関は市町村と地元医師会が１０月中旬までをめどに調整を進めている。医療機関はホーム
ページで紹介するほか、今月中旬以降に県や市町村が相談窓口を設ける予定。
　しかし、ワクチン接種は万能ではない。河野昭二・県健康対策課健康危機管理監は「新型インフルエンザの
ワクチンを接種しても、感染する可能性は十分にある。過信は禁物」と強調する。効果はあくまで感染した際に
重症化しにくくすることにある。
　その上で「日ごろからうがい、手洗いの感染予防対策を徹底することが一番重要。体に抵抗力をつけるため、
栄養バランスの取れた食事を心掛けてほしい」と訴えている。　（社会部・吉田正史）

　費用２回で６１５０円
　効能は２週〜５ヵ月

　新型インフルエンザのワクチン接種について、家族の接種をしようと考えている母親が、医師に相談したと
想定すると…。
　母親　新型のワクチンは医療機関によって料金が異なりますか。
　医師　全国どこの医療機関で接種しても同じ料金（計２回・６１５０円）。ただし、２回目を異なる医療機関で
接種すれば計７２００円になります。
　母親　居住する市町村内の医療機関で接種しなければならないのですか。
　医師　原則、どこでも受けることができます。ただし、接種費が無料になる生活保護世帯・市町村民税非課税
世帯の対象者は減免手続きの関係上、居住市町村内の接種が望ましい。
　母親　新型のワクチンを接種する際、同時に季節性のワクチンを打つことはできますか。
　医師　ワクチン接種には副反応（接種部位の腫れ、発熱など）やアレルギー反応のリスクも伴います。事前に
医師と十分相談すること。一定間隔（１週間以上）空ければ特に問題ありません。
　母親　ワクチンの効能は。
　医師　接種後２週から５カ月程度と考えられています。来年秋以降の新たな流行前には、再びワクチン接種が
必要になります。

AKB48まゆゆが新型インフル感染、運動会など欠席　2009年10月13日 10:43
http://natalie.mu/news/show/id/22335
AKB48チームB／渡り廊下走り隊のメンバー、渡辺麻友がインフルエンザA型に感染したことが判明。
しばらくの間、劇場公演などの活動を休止することが発表された。
渡り廊下走り隊のオフィシャルブログに掲載された彼女のエントリによると、渡辺はAKB48の大運動会
（10月10日）の2日前から頭痛と咳がひどくなり、前日には熱が38℃台まで上昇。病院での診察の結果、
新型インフルエンザと診断されたという。
これにより、彼女は10日の運動会を欠席。今後しばらくは劇場公演などの活動を休止し、回復次第公演
に復帰することになる。

徳島県　新型インフルワクチン接種間に合うか　県、日程決まらず 2009/10/13 10:15
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/10/2009_125539648357.html

新型インフルの流行で医薬品の宣伝スパムが猛威に　[ITmedia]2009年10月13日 09時00分 更新
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0910/13/news028.html
米McAfeeが10月のスパム動向報告書を発表し、偽医薬品の宣伝スパムの横行や金融機関を狙った
フィッシング詐欺の巧妙化を伝えている。

　セキュリティ企業の米McAfeeは10月のスパム動向報告書をまとめ、新型インフルエンザ流行への
不安に付け込む形で偽医薬品宣伝スパムの流通量が増えていると報告した。
　McAfeeによると、世界のスパム流通量は1日当たり1500億通を超え、メール20通のうち19通をスパムが
占めている計算。特に格安医薬品販売をうたった「Canadian pharmaceuticals」というサイトの宣伝スパムは、
世界のスパム流通量の70％強を占めるに至ったという。
　Canadian pharmaceuticalsの宣伝スパムがカナダから発信されているという証拠は何もないにもかかわらず、
スパムの影響でカナダが「格安品」「粗悪品」のイメージと結びつき、カナダの企業や政府機関の活動に
悪影響を及ぼす恐れもあるとMcAfeeは危惧する。
　一方、銀行やネット決済サービスなどを狙ったフィッシング詐欺は手口の巧妙化が進んだと報告。以前は
目立っていたスペルミスなどはほとんどなくなり、詐欺サイトはいかにも本物らしく見せかけてあるため、
ますます正規サイトとの見分けがつきにくくなっているという。
　McAfeeは消費者へのアドバイスとして、たとえ銀行や決済サービスから届いたメールでも、メールに
記載されたリンクをクリックすることは避け、金融機関のサイトに直接アクセスしてログインした方がいいと
指摘。企業にとっては「Sender Policy Framework」「DomainKeys Identified Mail」などの技術が防御の役に
立つと紹介している。

【インド】新型インフル、デリーの累計感染者3千人超　10/12/2009
http://indonews.jp/2009/10/3-63.html
　保健・家族福祉省は11日、インド国内で新たに96人の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。
内訳は、マハラシュトラ州で44人、デリーで24人、ケララ州で9人、ハリヤナ州で9人、ラジャスタン州で4人、
カルナタカ州で3人など。
　11日現在、インドでの累計感染確認は1万1,874人に達した。マハラシュトラ州で3,321人、デリーで3,046人、
タミルナド州で1,373人、カルナタカ州で1,206人、アンドラプラデシュ州で703人、ハリヤナ州で662人、ケララ州で
477人など。
　累計死者確認数は389人。死者の地域別内訳は、マハラシュトラ州で160人、カルナタカ州で110人、
アンドラプラデシュ州で42人、グジャラート州で36人、デリーで15人、ケララ州で9人、タミルナド州で4人など
となっている。（09年10月11日のインド保健・家族福祉省発表から）

>>46の関連記事

「休日当番医」に患者が殺到、7時間待ちも
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091013-OYT1T00542.htm

　新型インフルエンザの感染が急速に拡大し、国立感染症研究所（東京）による最新の調査で流行が全国で最も高い水準となった
北海道では、医療機関が休診となった3連休中、「休日当番医」に患者が殺到した。
　札幌市では連休最終日の12日、医療機関1か所あたり200人を超える患者が受診する異常事態。診察待ちの長蛇の列は、
医療機関の外にあふれ、中には7時間以上待たされるケースも出るなど、インフルエンザを巡る混乱が広がっている。
　感染研の最新の調査では、9月28日〜10月4日の1週間で、1医療機関あたりの患者数は、北海道が16.99人。
全国平均の6.40人を大きく上回り、全国トップとなった。特に学校での集団感染が増えており、札幌市内では10日現在で
市立学校340校中15校が休校、143校で学級閉鎖となっている。
　札幌市では、流行のピークが今月初旬から中旬になるとみて、今月4日から小児科の休日当番医の体制を増強。
これまでの3医療機関から5医療機関としたが、患者の急増が3連休と重なり、12日には子供の患者が殺到。同市保健所では
急きょ、市立札幌病院に要請し、休日診療できる医療機関を6か所とした。
　しかし、同市中央区の医療機関では12日、訪れた患者が待合室に入りきれず路上にあふれ、長い行列ができた。
午前中に受け付けを済ませたが、順番待ちで夕方になっても診察を受けられないケースもあった。
　発熱した子供を抱え、なかなか診察を受けられない事態に、親の間には不安が広がっている。8歳の息子を連れて
中央区の医療機関を訪れたが、待合室に入れなかった同市西区の会社員三浦光貴さん（36）は、「もう待ちくたびれた。
子供がかわいそうなので早く診察してほしい」とうんざりした様子。中学２年の息子（13）の付き添いで市立札幌病院を訪れた、
同市西区の高橋美咲さん（43）は、「これでは親も感染してしまう」と顔を曇らせた。
　同市保健所では今後、休日当番医をさらに増やすことを検討しているが、飯田晃・医療政策担当部長は「受診する子供の中には、
軽症のケースもあり、混乱を避けるためにも、症状を見極めた上で来院してほしい」と呼びかけている。

ＥＵ、新型インフル対策で合意　域内でワクチン共同調達など
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091013AT2M1200H13102009.html
　【ブリュッセル＝瀬能繁】欧州連合（ＥＵ）加盟国は12日、ルクセンブルクで緊急保健相理事会を開き、
新型インフルエンザ対策で合意した。ワクチンを十分に確保していない複数の加盟国が共同で製薬会社
から調達する方策を検討。ＥＵ域内でワクチンの在庫が比較的豊富な国から不足する国へと融通できる
仕組みもつくる。

　ＥＵ域内では大半の国でインフルエンザ予防に必要なワクチン確保のめどがつく一方、バルト３国など
ではワクチンが不足しているとの見方が出ていた。域内の共同調達や相互融通は、妊婦や看護師など
優先的に接種が必要な人向けのワクチン確保に万全を期す狙いがある。

　具体的な仕組みは執行機関である欧州委員会が検討する。終了後に記者会見したワシリウ欧州委員
（保健担当）は、ワクチンの不足国などを対象にＥＵ予算から400万ユーロの支援策を検討していることを
明らかにした。途上国向けのワクチン支援では、世界保健機関（ＷＨＯ）の方針に沿って進めていく方針
で一致した。(17:29)

新型インフルは特に若者に危険、健康な人の肺機能低下もたらす 更新日時: 2009/10/13 16:22 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aVhDDwAt8GcM
10月12日（ブルームバーグ）：新型インフルエンザ（豚インフルエンザ）は健康で若い人に、深刻な呼吸障害を
引き起こす。数百万人が死亡した1918年の「スペイン風邪」以来見られなかった傾向だと、12日公表された
研究論文が指摘した。

　　医学誌ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・メディカル・アソシエーションで発表された研究によると、Ｈ１Ｎ１
ウイルスによる新型インフルエンザでは特に若い患者が病院に収容された後急速に症状が悪化し集中治療室
に入るケースが見られた。これらの患者はインフルエンザにかかる前は健康だったという。２つの研究はカナダと
メキシコでの症例を調査した。また、オーストラリアとニュージーランドの患者を対象とした別の研究では、
非常に重症の患者に対しては血液中の酸素濃度を高める装置による治療が効果的であったことも示された。

　　これらの研究は、新型インフルエンザが通常のインフルエンザと似た症状をもたらすものの、若い人で症状が
悪化しやすく死に至るケースもあるという従来の研究結果を裏付けた。

宮城県仙台市　新型インフル接種１９日から
http://www.nhk.or.jp/sendai/lnews/02.html
仙台市は新型インフルエンザのワクチンの接種をおよそ４４万人の市民を対象に今月１９日から
始めることになりました。
これは仙台市の奥山恵美子市長が１３日の記者会見で発表しました。それによりますと、仙台市は、
国が示したワクチンの接種を優先する順番に従って、今月１９日から、市内のおよそ５００の医療機関
で接種を始めます。
仙台市内の対象者は４３万８０００人で、医療関係者のあと、１１月から年内をめどに感染した場合に
重症化が心配される▼妊婦８０００人、▼基礎的な病気をもつ７万３０００人。▼１歳から小学３年生まで
の８万１０００人に接種を行います。
そして来年１月をめどに▼１歳未満の子どもをもつ保護者や▼小学４年から６年生までの子ども、
▼中学生や高校生、高齢者に接種することにしています。
２回の接種で自己負担する費用はあわせて６１５０円で、生活保護を受けている世帯や、市民税が
非課税の世帯は無料にするということです。
接種の具体的なスケジュールや手続きについて、仙台市はホームページや広報誌で情報提供する
ことにしています。

福井県　新型インフル 県が業務計画
http://www.nhk.or.jp/fukui/lnews/03.html
福井県は、多くの職員が新型インフルエンザに感染し、通常業務に支障が出た際に、医療機関との
連絡調整など新型インフルエンザ対策を優先させるといった業務計画を作りました。
『新型インフルエンザ対策業務継続計画』では最大で職員の４０％が欠勤した際、県内の医療機関など
との連絡調整や、患者数などの把握、医薬品の確保や配分の調整など新型インフルエンザに対する
業務を最優先にするとしています。また、原子力発電所の安全対策や水道などライフラインの維持に
かかわる仕事なども継続する業務としています。一方、イベント・行事や研修など緊急を要しない業務
は一定期間中断し、優先する業務に職員を補充するとしています。

ルワンダ、14の最初の例を特定
Grippe H1N1: 14 premiers cas identifies au Rwanda
ttp://www.romandie.com/infos/News2/091013061252.5kqjq7k0.asp
14の最初の例のうち、3は中学校で特定された
と、ルワンダ国営ラジオが火曜日に保健省の公式文書を伝えた
「全てのこれらの人々は現在、治療を受けている。そして誰も入院してはいない」
ラジオは彼らの入院の必要がない無いことを強調する

5例はルワンダの主要な医療センター、キガリのRoi Faycal病院
6例は同じ家族内の中で、そしてほかの3例はキガリのMarie Auxiliatrice中学で数え上げた
キガリ ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AC%E3%83%AA
ラジオによると、この施設は一時的に閉鎖された

その一方で保健省は伝統的にビールを共有するような
病気の伝染に一役買う習慣を慎むようにルワンダの人々に勧めた

>>55 関連【米国　研究は大流行時の重症患者の治療リソースへの需要の問題を指摘する】
ttp://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/swineflu/news/oct1209critical-jw.html
米国医師会誌によって今日オンラインで発表されたメキシコとカナダのリポートによると、流行の初期の頃の重症患者はICUで人口呼吸器をつけた状態で12日間以上過ごしていたという。
カナダの重症患者の17%、メキシコの重症患者の41%が死亡しており、両方とも比較的若く、少数派だがかなりの者が極度に肥満していた。
両国の病院は集中治療への需要を満たすため苦労していた。メキシコの患者のうち4人は、ICUに入ることができずに死亡している。
第3のレポートによると、オーストラリアとニュージーランドで、確認もしくは感染が疑わしい患者68人がＥＣＭＯ（体外膜酸素療法）と呼ばれる高度な心臓ー肺のバイパス技術で治療を受けていた。
それらの患者の大部分は若く、平均10日間治療を受け、14人（21%)が亡くなっている。

カナダとメキシコの研究
ウイニペグのSt. Boniface病院のAnand Kumarにより率いられたチームは、4月16日から8月12日までにICUで治療を受けた患者のデータを収集し162の確定例と6つの疑い例を特定した。
平均年齢は32.3歳で50人が子供だった。患者の3分の1は極度に肥満していた。67%が女性で、不可解なことに性別のバランスを欠いていた。
43人はカナダの先住民で、52人がウイニペグ地域の出身だった。
患者の81%は平均12日間の人口呼吸を必要とした。51人の患者に慢性肺疾患、肥満、高血圧と喫煙といった一般的な基礎疾患があった。細菌性肺炎が24%に見られた。死亡者は29人（17%)で4人が子供だった。
ウイニペグの重症患者の治療キャパシティは6月の流行のピークにおいて極めて困難な状況になった。全地域でICUのベッドは満杯となり、2003年トロントで発生したＳＡＲＳ（重度急性呼吸器症候群）の流行の時のようだった。
メキシコでは3月24日から6月1日まで6つの病院で、確定もしくは、疑わしいケースで重症となった58人の患者を調査した。彼らはその期間中病院に入院した確定もしくは、疑わしい症例899人の一部である。
彼らの多くはICUへの収容遅れに遭い、急患室で4人が亡くなっている。
患者の年齢の平均は44.2歳で子供はわずか2人だった。肥満は最も一般的な合併症であり、58人の患者の内21人（36%）に見受けられた。そして喫煙、高血圧、糖尿病が続いた。
2人の患者を除き、急性呼吸障害症候群（ARDS)のため人口呼吸を受けていた。24人（41%）の患者が死亡している。生き残った者は平均13.5日間ICUで治療を受け、人口呼吸の平均は15日（多くの者がICUの外で呼吸器を付けていた）だった。
研究者たちはカナダとメキシコの調査結果には印象的な類似点があると記している。比較的若い世代の患者に、長く深刻な低酸素血症が見られ、しばしば救済療法を必要としていた。また、両方の一連の事例において院内感染の記録がなかったことにも注目している。

>>59 続き
オーストラリアのＥＣＭＯ
第3のレポートでは、”オーストラリア、ニュージーランド体外膜酸素療法インフルエンザ調査”と呼ばれるチームが6月から8月にかけて2つの国でH1N1起因のARDSの治療にECMOを使った事例全てを検証している。
グループは、ECMOの能力を持つ15の機関で治療を受けた61の確定例と7の疑い例を特定した。平均年齢は34歳、子供が3人、高齢者はいなかった。
50%に肥満、28%に喘息、15%に糖尿病。15%は妊娠中あるいは分娩後の期間の女性。14人の患者が研究期間が終わるまでに死亡し、6人は今なお集中治療を受けている。
リポートによると、68人は100万人あたり2.6人といわれるECMO治療の代表であるという。
またECMOのキャパシティは超えることはなかったという。H1N1の治療にECMOを使用する率が同程度であるとすれば、この冬大雑把に見て、米国とEUは800人と1300人の患者にECMOを提供することになる。

不足の可能性
ミネアポリスでは、ICUの稼働率が80から90%となっていて、満杯になるのは時間の問題だという。2月にはインフルエンザとは関係ない理由で人口呼吸器が足りなくなり、必要とする処置を選択的に延期せざるを得なかった。
また、極度に肥満している者や、妊婦は、肺換気を行うのが難しく制限されるため、精巧な人口呼吸器が必要であるが、多くの病院では、精巧なものとそうでないものが混在している。
ＥＣＭＯはオーストラリアやニュージーランド同様、米国でも利用は限定されており、州、地域の1、2の機関にだけにその能力がある。
ミネアポリスの緊急治療の責任者O'Laughlinは｢ＥＣＭＯは”治療の標準”ではなく、努めて準備しておくものには含まれていませんし、そうすべきではないかもしれない。これに関しての議論は、特に小児のケースが関わってきた場合に重要となる｣

【ワクチン接種可能な医療機関集計 府内１９２１施設・８３％が承諾】
ttp://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009101300170&genre=C4&area=K00
京都府医師会は13日までに、新型インフルエンザのワクチン接種を行う受託医療機関数を集計した。全会員のうち８割以上の病院や診療所が承諾しており、国からワクチンが供給されれば、11月から妊婦や持病がある人ら優先順位が高い人から接種していく。
新型インフルエンザのワクチン接種は、厚生労働省と委託契約を結んだ受託医療機関で実施される。府医師会は、全会員に対して、受託契約を承諾するかどうかを募り、10日に締め切った。
集計によれば、府医師会に加盟する２３１２施設のうち、１９２１施設（83％）が承諾。市町村別でみると、京都市が１２６８施設（81％）、宇治市が１１０施設（84％）、亀岡市が53施設（96％）、舞鶴市が50施設（91％）、福知山市が51施設（84％）などとなっている。
笠置町、和束町、伊根町などでは100％の施設が承諾、未回答の施設もあるので、今後、さらに増える見通しという。
府医師会の森洋一会長は「各医療機関に対して、新型インフルエンザのワクチンがきちんと供給されれば、接種が必要とされる人には十分に行き渡るだろう」と話している。
11月以降、市町村の広報誌や府ホームページなどを通して、各市町村ごとにワクチン接種が可能な受託医療機関を公表するほか、各保健所などでも問い合わせに応じる。

東京都ワクチン接種に遅れも
http://www.nhk.or.jp/shutoken/lnews/01.html

新型インフルエンザのワクチン接種は、今月１９日の週から、順次、進められることになっていますが、東京都では、厚生労働省から、
医師会への連絡が徹底されず、医療機関の選定が遅れ、ワクチン接種が始まるのは、１週間遅れる見通しとなりました。

新型インフルエンザのワクチン接種は、今月１９日の週から、患者の治療に携わる医療従事者などを対象に、優先接種が始まります。
ワクチン接種を行う医療機関について、厚生労働省は、東京都の医師会に、今月５日までに選定するよう依頼していましたが、連絡が徹底されていなかったため、医療機関の選定が行われていませんでした。
このため、厚生労働省は、改めて、東京都を通じて医師会に連絡し、都は今月８日に、医師会に対して説明会を行い、
現在、接種を行う医療機関の選定作業を進めているということです。
この結果、東京都でのワクチン接種は、１９日の週に始めることは出来ず、１週間遅れて、２６日の週から始まる見通しとなりました。
東京都や医師会では、医療機関の選定作業を急いでいて、来月から実施する予定の、妊婦やぜんそくなどの持病がある人へのワクチン接種には、遅れが出ないようにしたいとしています。

>62 別ソース（東京新聞）
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009101402000056.html

　新型インフルエンザのワクチン接種で、東京都内での接種開始が、厚生労働省の示した十九日の週に間に合わず、一週間ほど遅れる見通しであることが分かった。その他の関東六県では、予定通り十九日の週を目指して準備を進めている。

　ワクチンの優先接種対象者のうち、最初の接種は医師や看護師らで、厚労省は「一般の方々の接種開始にはスムーズに入れるようにしたい」と話している。

　都によると、ワクチン接種を行う医療機関の取りまとめに時間がかかり、接種開始は二十六日の週にずれ込む見通し。厚労省が接種スケジュールを示してから実施までの期間が短いこと、医師会との連携の遅れ、医療機関の数が多いことなどが理由という。

　厚労省は、接種を行う医療機関のリストを九日までに提出するよう各都道府県に要請していたが、十三日現在、茨城県以外の一都五県でリストがまとまっていない。

新型インフル、入院患者の半数は持病なし…米調査

　【ワシントン＝山田哲朗】米疾病対策センター（ＣＤＣ）は１３日の記者会見で、新型インフルエンザで
入院した成人の５割は基礎疾患（持病）がない健康な人だったとの調査結果を明らかにした。

　４月〜８月に全米１０州で入院した１４００人のデータをまとめたところ、４６％の人は、ぜんそくや
糖尿病などの持病が見あたらなかった。

　これまで米医学誌では「入院患者の８０％以上に基礎疾患があった」と報告されていたが、今回の
調査はより規模が大きい。ＣＤＣのアン・シュケット博士は「健常な人でも、症状が深刻化し、ウイルス性
肺炎などにかかる恐れがある」と述べた。

（2009年10月14日10時22分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091014-OYT1T00325.htm

新型インフル猛威　札幌の小中２３２校が閉鎖、休校 （10/14 10:17、10/14 10:27 更新）
　全道的に猛威を振るう新型インフルエンザで、３連休明けの１３日、札幌市内の小中学校では
欠席者が急増、先週からの継続分を合わせ、１４日には全市立小中学校の７５％の２３２校が
学級・学年閉鎖や休校の措置を取る。市内では４日までの１週間の１定点医療機関当たり患者数は
２８・６６人。市保健所は１３日、「『警報』レベルの３０人を超えるのはほぼ確実」との見通しを示した。

　市保健所は１３日、小中高校など４５施設で、新たな集団感染が発生し学級・学年閉鎖や臨時
休校を決めたと発表した。これで集団感染による閉鎖・休校措置を取っていない市立小中学校は
３０９校中、９校となった。市教委は「正式な記録はないが、学校のインフルエンザの流行としては
過去最大規模」とした。

　新型インフルとみられる小児科患者は１１、１２日に休日当番病院に殺到。小児科では５カ所が
診察に当たったが、市保健所によると、１病院平均３００人近い患者が受診に訪れ、６時間の順番
待ちが出るなど混乱した。１２日は急きょ市立札幌病院も患者を受け入れた。

　市保健所は今週末にも休日当番病院を増やす方向で市医師会などと調整している。また、小児科の
混雑緩和のため《１》中学生以上は内科を受診《２》日中の受診−などの協力を呼びかけている。
＜北海道新聞１０月１４日朝刊掲載＞
　http://www.hokkaido-np.co.jp/news/influenza/194189.html

新型インフルで４歳男児が死亡 国内最年少（産経新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091014-00000550-san-soci

新型インフルで４歳男児が死亡　国内最年少

10月14日13時44分配信 産経新聞
　東京都は１４日、都内在住の４歳男児が新型インフルエンザによる脳炎で死亡したと発表した。都内で死者が出たのは２人目で、４歳児の死亡は国内最年少となる。

　都によると、男児は今月４日に発熱し、自宅近くの病院で受診。５日にインフルエンザの簡易キットでＡ型陽性と判定されたためタミフルの処方を受けた。しかし、帰宅途中にけいれんを起こすなど容体が急変、救急搬送された。

入院後に意識がなくなるなど症状は急激に悪化し、急性脳炎を疑われ、人工呼吸器を装着されていた。６日に遺伝子検査で新型インフルエンザが確定したが、１３日に死亡した。

　都内では、今月６日にも５歳男児がインフルエンザによる脳炎で死亡している。

>>66
都内で新型インフルの４歳男児、脳炎で死亡

東京都は１４日、新型インフルエンザに感染した都内の４歳男児が、インフルエンザ脳炎で死亡したことを明らかにした。

国内の死者は疑い例を含め、２４人目。
このうち男児は最年少で、基礎疾患（持病）はなかったという。

都によると、男児は今月４日に４０度近い発熱などの症状を訴え、５日に受けた簡易検査で陽性と診断され、タミフルを処方された。
けいれんを起こすなど症状が悪化したため、都内の病院に入院。
呼吸困難のため、人工呼吸器を装着して治療を受けていたが、１３日に死亡した。

都内では、今月６日にも新型インフルエンザに感染した基礎疾患のない５歳男児が死亡したばかり。
厚生労働省によると、小児は持病の有無にかかわらず重症化しやすいとされる。

（2009年10月14日14時08分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091014-OYT1T00685.htm

>>53の別ソース

新型インフルエンザ：猛威　連休中、当番医に殺到　札幌市、対策強化　／北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20091014ddlk01040223000c.html

　道内での新型インフルエンザの感染が猛威を振るっている。第40週（9月28日〜10月4日）の定点当たりの感染者数が
16.99人と全国最多となり、11、12日の連休には札幌市内の休日当番医療機関に患者が殺到した。今後、さらに感染者数は増えるとみられ、
市は医師会と協議して休日当番医療機関の数を増やすなどの対策を強化する。【仲田力行、中川紗矢子】
　札幌市内の小児科の休日当番医療機関（午前9時〜午後5時）は5カ所。9月の大型連休（シルバーウイーク）に患者が増えたことを受け、
今月4日からこれまでの3カ所から増やしたばかり。だが、11日は前週（4日）比で約1.8倍の1482人、12日は1283人の患者が殺到。
夜間急病センター（中央区）の小児科も、11日には同比約2.29倍の370人、12日は268人が訪れた。同センターで11日は
内科も合わせると452人が訪れ、センター開始以来最多となる受診者数となり、6時間も待ったり、待ちきれずに帰った患者がいたという。
　同センターには13日夜にも、子どもを抱えた親が次々と来院した。発熱した長女（2）の受診に来たという保育士の母親（30）＝東区＝は、
「明日の日中だと待たされると思ったし、少しでも早い方がいいと思ってきた。やはり心配です」と話していた。
　道感染症情報センターによると、道内で計30ある各保健所管内の報告（第40週）では、浦河保健所管内が警報レベル（30人以上）の37人
▽札幌市保健所管内28.66人▽岩見沢保健所管内28.13人−−と続き、他に注意報レベル（10人以上）が14保健所管内に上った。
今月末にかけて流行のピークを迎える可能性があり、札幌市保健所は「（第41週以降で札幌市の）警報レベルは確実」という。
　休日当番医療機関と同様に夜間急病センターも4日から、小児・内科（午後7時〜午前0時）それぞれで医師を1人増やし3人体制としているが、
深夜担当医師や薬剤師、看護師などの体制強化も検討している。札幌市保健所は小児科の混雑解消として、「満12歳（中学生）以上の患者は
内科を受診したり、朝から体調が悪い場合は日中のうちに受診してほしい」と訴えていた。
　また、同センターの穴倉廸弥・センター長は「症状は普通のインフルエンザと一緒だが、これだけ患者が出ていることからも分かるように、
感染力が非常に強い。子供に多いのは、学校が密閉空間であるなど感染条件がそろう場所だから」と分析。うがい、手洗い、マスクの
3原則を実行するよう呼び掛けた。

新型インフル猛威　札幌の小中232校が閉鎖、休校　/北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/influenza/194189.html

　全道的に猛威を振るう新型インフルエンザで、3連休明けの13日、札幌市内の小中学校では欠席者が急増、
先週からの継続分を合わせ、14日には全市立小中学校の75％の232校が学級・学年閉鎖や休校の措置を取る。
市内では4日までの1週間の1定点医療機関当たり患者数は28.66人。市保健所は13日、「『警報』レベルの
30人を超えるのはほぼ確実」との見通しを示した。
　市保健所は13日、小中高校など45施設で、新たな集団感染が発生し学級・学年閉鎖や臨時休校を決めたと発表した。
これで集団感染による閉鎖・休校措置を取っていない市立小中学校は309校中、9校となった。
市教委は「正式な記録はないが、学校のインフルエンザの流行としては過去最大規模」とした。
　新型インフルとみられる小児科患者は11、12日に休日当番病院に殺到。小児科では5カ所が診察に当たったが、
市保健所によると、1病院平均300人近い患者が受診に訪れ、6時間の順番待ちが出るなど混乱した。
12日は急きょ市立札幌病院も患者を受け入れた。
　市保健所は今週末にも休日当番病院を増やす方向で市医師会などと調整している。また、小児科の混雑緩和のため
《1》中学生以上は内科を受診《2》日中の受診−などの協力を呼びかけている。

>>69は>>65と被りました。すみません。


新型インフル注意報基準東部、大分市で超す
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125548308416.html

　県は13日、県内58医療機関を対象にしたインフルエンザの定点調査で、東部と大分市の両保健所管内が、
今後大流行につながる恐れがあるとされる注意報基準（定点当たり10人以上）を超えたと発表した。
ほとんどの患者が新型インフルエンザとみられる。
　調査期間は5〜11日。県全体は7.31人で4週続けて増加。保健所単位では東部（別府、杵築、国東各市、日出町、姫島村）が
12.92人、大分市が10.50人で、いずれも今シーズン初めて注意報基準を超えた。

　集団感染の疑いで35校学級・学年閉鎖
　県教委は13日、新型インフルエンザの集団感染が疑われるため、県内の小・中学校、高校の計35校が学級・学年閉鎖をしたと発表した。
　内訳は小学校18校、中学校12校、高校5校で、大分、別府両市内の学校が多い。このうち学年閉鎖は9校。9日午後から13日午前までに
届け出があった分の集計で、閉鎖期間は最長17日まで。県教委体育保健課は「家庭で子どもの体調に変化があれば、学校への連絡、
医師の受診を徹底してほしい」と呼び掛けている。

栃木県日光市　新型インフルエンザ：小学高学年児童のワクチン接種、日光市が助成　／栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20091014ddlk09040086000c.html
　日光市は１３日、新型インフルエンザのワクチン接種について、小学４年〜６年の児童も独自に
助成対象とすることを発表した。
　市によると、助成対象は国の接種優先順位で（１）救急隊員を含む医療従事者（２）妊婦・基礎
疾患を有する者（３）１歳〜小学３年（４）１歳未満の保護者に、約２４００人の４年〜６年生児童
を加えて、計約１万８０００人となる。
　接種費用は２回で計６１５０円、うち３０００円を助成する。生活保護世帯と市民税非課税世帯は
全額を助成する。接種できる医療機関は今月末にも決まる予定。【浅見茂晴】

静岡県　新型インフルエンザ：相談窓口８カ所、２４時間体制に−−県厚生部と保健所　／静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091014ddlk22040207000c.html
　◇流行備え
　新型インフルエンザの本格的な流行期に備え、県は１３日、厚生部と保健所の相談窓口８カ所の
受け付けを２４時間体制にした。受付の２４時間化は６月２８日以来、約３カ月ぶり。予防法や
ワクチン接種などの質問に答える。
　県疾病対策室によると１０月４日までの１週間で、患者数の増減をチェックしている医療機関
１３７カ所を受診したインフルエンザの患者数は２７２人。１院あたりの患者数は、９月２７日まで
の１週間で過去最多の１・９９人で、前週（０・９３人）の倍だった。同疾病対策室は、このほとんど
が新型インフルエンザの患者とみている。【竹地広憲】
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　◇新型インフル、主な相談窓口
県厚生部　　　０５４・２２１・８５６０
賀茂保健所　　０５５８・２４・２２３０
熱海保健所　　０５５７・８２・９２５０
東部保健所　　０５５・９２０・１００７
御殿場保健所　０５５０・８２・５７５５
富士保健所　　０５４５・６５・２１６６
静岡市保健所　０５４・２４９・３１７３
中部保健所　　０５４・６４４・７４１０
西部保健所　　０５３８・３７・３８１８
浜松市保健所　０５３・４５３・６１１８
　※静岡市・浜松市保健所は平日の午前８時半〜午後５時半。両市以外は２４時間対応。

兵庫県　新型インフル　県が対策計画を正式決定　(2009/10/14 10:35)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002441878.shtml
　兵庫県は１３日、現在流行している新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１型）などの対策計画を正式決定した。９月に発表した
計画案に、高齢者通所・短期入所施設が臨時休業した場合、代替措置として訪問介護サービスがスムーズに提供
できるよう、事業者間の連携やケアマネジャーの活動を強化することを追記した。
　計画は、感染症率や重症化率に応じて３段階の対策を取る。致死率が高い新型が発生した「レベル３」では、患者が
確認された市区町単位で福祉施設に臨時休業を要請。ただしやむを得ない理由がある場合は、保育所と同様、高齢者
施設でも安全対策を講じた上で、例外的に通所・短期入所の提供を可能にした。
　また、休校中の大学や短大には、学生にアルバイトや帰省などの自粛を呼び掛けるよう依頼。各段階の共通対策
として、外国語対応の相談窓口設置も新たに盛り込んだ。（石崎勝伸）

兵庫県　新型インフル　県が対策計画案発表　(9/14 12:23)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002345468.shtml

福島県　休日診療福島で拡充 新型インフル対策
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20091014-OYT8T00188.htm
郡山なども検討
　県医師会の新型インフルエンザ対策会議が１３日、福島市内で開かれ、各地の医師会が、診療時間の
延長などの対応策を検討していることが報告された。
　福島市医師会は、午後６時半から開設している「福島市夜間急病診療所」（同市森合町）について、のどの
痛みなどインフルエンザのような症状が出た人に限り、休日日中の診療を始める。実施は早ければ１１月開始
の予定で、１３日、市内の開業医らに協力を求める文書を発送した。
　同医師会によると、期間は３月までの５か月間の予定。事前に医師らに打診をしたところ、約２０人が協力を
申し出たという。
　郡山市医師会は、「市休日・夜間急病センター」（同市上亀田）について、医師会として午後５時まで行って
いる診療を２時間延ばすことを検討。１５日に内科医と小児科医を対象に会議を開いた後、実施するかを判断する。
　さらに、夜間の救急対応を担う総合病院に小児科の開業医を派遣し、ほかの急患の診療が滞らないよう体制
拡充する方向で協議を進めているという。
　県医療看護課によると、こうした新型インフルエンザの流行期に対応した夜間や休日の外来体制の拡充は、
県内各地で検討されているという。（2009年10月14日 読売新聞）

新型インフル、入試実施に難問　私大「追試できぬ」
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091014AT1G0902313102009.html
　入試シーズン本番を控え、大学や中学・高校が流行拡大が懸念される新型インフルエンザへの対応に
苦慮している。文部科学省は大量の欠席者が出る事態に備えセンター試験の追試日程を遅らせることなど
を決めたが、追試を行っていない私大などは会場確保や問題作成がネックに。感染した児童・生徒が受験
する可能性もあり「流行が広がったらどうすればいいか……」と頭を抱えている。
　「何らかの対応は検討はしたいが、追試験という形は難しい」。全国から毎年約12万人の受験生が集まり
12日間にわたって入試を行う早稲田大の担当者は頭を抱える。新型インフルエンザは季節性に比べて
感染力が強く、10代以下で感染が拡大している。このため試験日前後に大流行していると、欠席者が大量
になる恐れもある。(07:00)

新型インフル、４歳男児死亡＝過去最年少、２４人目−東京
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009101400641
東京都は１４日、新型インフルエンザに感染し入院、急性脳炎を発症した都内在住の４歳男児が１３日に死亡したと発表した。
国内の新型インフル患者の死亡例は疑い例も含め２４例目で、これまでの最年少。基礎疾患はなかったという。
　都によると、男児は今月４日、３９度９分の熱が出たため、５日に自宅近くの医療機関を受診。簡易検査でインフルエンザＡ型陽性と診断され、タミフルを処方された。
　しかし、男児は帰宅途中にけいれんを起こして、都内の病院に入院。６日に遺伝子検査で新型インフルエンザが確定した。急性脳炎を併発し、集中治療室で人工呼吸器を装着し治療中だった。（2009/10/14-16:02)

宮城県　医療従事者ら優先対象　来週からワクチン接種　2009年10月14日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091014t13026.htm
　宮城県は１３日、県内３５市町村の新型インフルエンザ対策担当者会議を仙台市青葉区の
県自治会館で開いた。１９日の週から医療従事者と救急隊員を対象にワクチンの接種を行い、
国が示した日程の目安に沿って優先対象者に順次、接種する方針を確認した。
　約６０人が出席し、県保健福祉部の本木隆次長が「冬に向けてスピード感を持って実施するには、
市町村との連携が必須だ」と協力を呼び掛けた。
　厚生労働省が示した日程によると、基礎疾患患者のうちリスクが高い人、妊婦への接種は
１１月初めに始める。１２月をめどに、その他の基礎疾患患者、幼児、小学１〜３年生といった
順で行う。実施時期や医療機関が確定し次第、県と市町村はホームページや広報誌で周知する。
　ワクチン接種は、同じ医療機関で受ければ２回で６１５０円。生活保護世帯や市町村民税の
非課税世帯といった低所得者は原則無料。角田市と涌谷町、大衡村は独自に、妊婦や基礎
疾患のある人らを対象に助成制度を設ける方針だ。
　仙台市では、４３万８０００人が対象となる。奥山恵美子市長は１３日の定例記者会見で「市医師会
の協力で、市内約５００カ所の医療機関で接種できる態勢を整えたい」との見通しを示した。

神奈川県横浜市　早期に学級閉鎖、横浜市教委が新型インフル対策で新基準/横浜　2009年10月14日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0910140003/
　新型インフルエンザ対策で横浜市教育委員会は13日、同日から学級閉鎖の基準を引き下げ、早期に閉鎖を
行うことを決めた。これまで、38度以上の発熱がある児童・生徒が１クラスで２割を超えた場合を基準としてきた
が、今後は38度以上の発熱かインフルエンザと診断された児童・生徒の合計がクラスの１割超となった場合を
一つの基準とする。
　この日開かれた市新型インフルエンザ対策本部会議で報告された。
　同日は、インフルエンザとみられる症状を訴える児童生徒の欠席が相次いだ。２００校（小学校１０７校、
中学校91校、高校２校）の計３４３クラスを学級閉鎖、33校（小学校22校、中学校11校）の計43学年を学年閉鎖、
３校（中学校２校、特別支援学校１校）を休校すると発表した。期間は14日から18日まで。
　また、市教委ではこれまで、発熱者が３人になった時点での報告を各校に要請してきた。今後はインフル
エンザと診断された児童・生徒もカウントに含め、発症をより早期に把握する。
　会議では(1)児童・生徒の健康観察や基礎疾患の把握(2)インフルエンザ対策の積極的な広報(3)円滑な
ワクチン接種開始に向け準備―の対応方針も決定された。

奈良県　なるほドリ：発語・聴覚障害者の新型インフル受診方法は？　／奈良
http://mainichi.jp/area/nara/news/20091014ddlk29070649000c.html
　＜ＮＥＷＳ　ＮＡＶＩＧＡＴＯＲ＞
　◆発語・聴覚障害者の新型インフル受診方法は？
　◇ファクスで調整依頼を　フォロー態勢に課題も

　なるほドリ　新型インフルエンザが猛威をふるっているね。
　記者　そうですね。県内でも集団感染の疑いで学級閉鎖や学年閉鎖をしている小中高校が５０校
（１３日現在）に達しています。空気が乾燥する冬にむけ、感染は更に拡大するとみられます。
　Ｑ　「かかったかな？」と思ったら、どうすればいいの？
　Ａ　感染者が増えているため、特定病院に設けた専門の発熱外来だけでは対応が難しくなりました。
このため、県は既に発熱外来を廃止し、かかりつけの医療機関に直接行き、受診するよう呼びかけています。
ただし、他の病気で来院している患者にうつさないよう、必ず前もってその医療機関に電話連絡し、受け入れ
態勢を整えてもらってください。一般の患者と違う入り口を使ったり、駐車場の車内で待機するよう指示が
あれば、それに従い、マスクを着用することも忘れないでください。
　Ｑ　「必ず前もって電話を」と言われても、発語や聴覚の障害でお医者さんに電話できない人は
どうすればいいの？
　Ａ　ファクスなど普段からかかりつけ医と連絡を取っている方法があれば、それを使ってください。
県の新型インフルエンザ相談センター（ファクス０７４２・２７・８２６２）でもファクス相談を受け付けて
いますので、受診する医療機関との調整や取り次ぎを頼むことができます。
　Ｑ　ファクスがない人は？
　Ａ　県のセンターでは電子メール（[email protected]）でも対応することにしています。
ただ、原則はファクスですので、機器があればファクスを優先してください。
　Ｑ　電子メールも使えない場合は、どうしたらいいの？
　Ａ　県もそうした人たちへの対応が課題として、対応を検討しています。しかし、今のところまだ、
フォロー態勢は築かれていません。事前連絡できない人たちが、「直接行って、他の患者にうつしては
悪いから」と、受診をためらうことにもつながりかねない状況です。
　大流行が起きれば、障害を抱える人、通信手段が限られている人の中でも、感染者が出るのは
当然のことです。県と市町村の障害福祉担当部署が連携して対象者を把握し、ファクスを貸し出すなど
早急にフォロー態勢を充実させることが必要です。＜回答・中村敦茂（奈良支局）＞

佐賀県　新型インフル　県、受験生への対応検討　2009年10月14日 01:02 カテゴリー：九州 > 佐賀
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/128008
　県は１３日、来年度の県立中学校と高校の入学試験について、新型インフルエンザに感染した受験生への
対応策を検討すると発表した。県内の学校で新型インフルエンザとみられる症状による学級・学年閉鎖が
相次いでいるためで、今後、具体的な対策内容について県教委で検討を重ねる。
　県教委によると、季節性インフルエンザに感染した県立中学校と高校の受験生については、これまで別室
受験などで対応してきた。新型インフルエンザは季節性に比べて感染力が強く、高熱も出ることなどから、
別室受験以外の対応策も考えるという。＝2009/10/14付 西日本新聞朝刊＝

新型インフル対策マスク、白金でウイルス死滅　コバテクノロジーなど
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20091014AT1S1300713102009.html
　環境関連装置のコバテクノロジー（浜松市、小林剛社長）と環境機器開発のバイオフェイス（京都府宇治市、鍬本功社長）は
共同で、新型インフルエンザウイルスに対応した特殊マスクを製品化した。独自に開発した白金ナノ（ナノは10億分の１）
コロイド溶液を使い、白金の触媒作用でウイルスを死滅させるという。医療機関向けに15日に販売を始める。

　静岡大学の露無慎二副学長と京都大学の小山宗孝准教授が開発に協力した。白金ナノコロイド溶液はメッキ原料などに
使う市販の白金化合物を配合した蒸留水と、クエン酸、アスコロピン酸を使って作る。

東京都豊島区　妊婦に新型インフル対策マスク　豊島区が１人５０枚ずつ配布へ　2009.10.13 18:23
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/091013/tky0910131825007-n1.htm
　新型インフルエンザの本格的な流行を前に、東京都豊島区は１３日、新型インフルエンザに感染すると
重症化しやすいとされる妊婦に不織布製マスクを配布すると発表した。
　同区によると、都福祉保健局は９月２５日にインフルエンザ注意報を発令。患者は増加を続けており、
インフルエンザ患者のほとんどが新型インフルエンザと考えられるという。
　マスク配布の対象は区内に住民登録、または外国人登録をしている妊娠中の人。１人５０枚（１回限り）で、
１５日から平成２２年３月末まで配布する予定。
　同区によると、平成２０年度の区内の妊娠届は２４５７件あった。このため、マスクの配布対象者は
約２５００人（マスク１２万５千枚）と想定している。
　希望者は母子手帳を持参し、池袋保健所、または長崎健康相談所へ。母子手帳のない人は妊娠届
申請時に配布する。
　池袋保健所は予防の基本である手洗いの励行や十分な睡眠、バランスの取れた食事など健康管理
の重要性を強調。「マスクはやむを得ず人込みに出るときや家族に症状が出たときなど効果的に利用
してほしい」と呼びかけている。

兵庫県神戸市　重症者の病床確保へ新システム　神戸市と病院協　(2009/10/14 14:45)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002442370.shtml
　新型インフルエンザで入院が必要な重症患者の病床確保に向け、神戸市と市新型対策病院連絡協議会は、
空床情報などを共有する連携システムを稼働させた。重症化した場合、専門治療が必要となる透析患者や小児、
妊婦を重視し、市内５７カ所の入院施設を機能に応じて３分類。高度な医療を迅速に受けられる体制を整えた。（網　麻子）

　重症患者の入院治療は、市内のいずれの病院でも対応できるが、ウイルス性肺炎などが疑われた場合、
人工呼吸器や集中治療が必要なケースもある。特別な設備やスタッフを備えた病院での治療が直ちに求められ、
迅速搬送には空床などの情報が不可欠だ。

　市内の公的病院、県民間病院協会神戸支部などで構成する同協議会と市が稼働させた連携システムは、
インターネットで空床情報などを市内の医療機関に発信。透析患者、小児、新生児、妊婦の受け入れ可否の
ほか、集中治療室や人工呼吸器についても使用可能かどうかが把握できる。

　重症度に応じた入院とスムーズな搬送のため、入院施設５７カ所の役割分担を明確化。重篤の場合に対応する
１群は市立医療センター中央市民病院や神戸大付属病院など４施設、それに準じる形で公的病院や地域の
中核病院など１６施設を２群とし、３群の３７施設は原則かかりつけ患者の入院治療を担う。

　空床情報は、１、２群の病院が毎日更新するといい、一般の診療所が患者の入院先を探す場合も、空床情報を
容易に得られるメリットがある。

　兵庫県内の入院患者は１０月６日現在３２人。流行拡大による増加が見込まれる中、神戸市予防衛生課の
白井千香課長は「特定病院に患者が集中するのを避け、地域で協力して迅速、適切な治療につなげたい」
と話している。

新型インフル、高校生死亡＝愛知
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009101400811
　名古屋市は１４日、新型インフルエンザに感染した愛知県在住の高校２年の男子生徒（１６）が死亡したと発表した。（2009/10/14-18:31）

富山県　インフルワクチン明日入荷 2009 年 10 月 14 日 18:08 現在
http://www2.knb.ne.jp/news/20091014_21681.htm
　新型インフルエンザ用のワクチンが１５日、初めて県内の卸売販売業者に入荷します。
　はじめて配分されるワクチンは、全国で５９万人分で、県内には卸売販売業者６社に
あわせて６１００人分が入荷する見込みです。
　ワクチンの接種は、来週以降に始まりますが、まずは医師や看護師などの医療関係者
が対象です。
　県内の医療関係者は、１万３１００人と想定されていて、足りないワクチンは今月２０日に
配分される予定です。
　その後、来月上旬から腎臓病など基礎疾患のある人や妊娠している女性へのワクチン
接種が行われます。
　県では接種日など詳細を詰めた上で早めに連絡したいと話しています。
　一方、新型インフルエンザによると見られる集団風邪で富山市立中央小学校の２年生の
１クラスがあすから２日間、学級閉鎖します。
　県内では１４日までに新型インフルエンザの集団感染が保育所や小学校など３２の施設
で発生しています。

１人目　沖縄・宜野湾　男性（５７）
２人目　兵庫・神戸　男性（７７）
３人目　愛知・名古屋　８０代女性
４人目　愛知・名古屋　７４歳女性
５人目　長野　３０代男性
６人目　鹿児島・枕崎　６０代女性
７人目　兵庫・たつの　３０代女性
８人目　北海道・　４０代女性
９人目　京都・木津川　男性（６９）
１０人目　高知・　７０代男性
１１人目　宮城・　９０代男性
１２人目　大阪・ 四條畷　男性（４５）
１３人目　青森・　９０代男性
１４人目　沖縄・南風原　女性（２４）
１５人目　神奈川・横浜市都筑区　１２歳男児（小６）
１６人目　福岡・久留米　６６歳女性
１７人目　兵庫・神戸　６０代女性
１８人目　滋賀・守山　７歳男児（小１）
１９人目　大阪・岸和田　７０歳女性
２０人目　福岡・北九州市八幡東区　男性（４９）
２１人目　大阪・堺　４０代女性
２２人目　東京　５歳男児
２３人目　北海道・旭川　２０代男性
２４人目　東京　４歳男児
２５人目　愛知・　１６歳男性（高２）

新型インフルで高校生死亡＝全国２５人目−名古屋
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009101400811
名古屋市は１４日、新型インフルエンザに感染し入院していた愛知県清須市の県立高校２年の男子生徒（１６）がインフルエンザ脳症で死亡したと発表した。気管支ぜんそくの持病があった。
国内の新型インフル患者の死亡は疑い例も含め２５例目。
市などによると、男子生徒は１１日に３８度の熱が出たため１２日に病院を受診し、簡易検査でインフルエンザＡ型陽性と判定された。
いったん帰宅したが病状が悪化し、救急搬送された後、インフルエンザ脳症と診断された。タミフルを投与したが、１４日午前９時半ごろ死亡した。
死亡後の遺伝子検査で新型と確定した。市は男子生徒にタミフルなどを投与しても病状が改善しなかったことから、今後タミフル耐性菌かどうかの検査もするという。（2009/10/14-19:28）

兵庫の８歳女児が新型インフル死亡…基礎疾患なし
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091014-OYT1T01001.htm?from=main4
　兵庫県西宮市は１４日、新型インフルエンザに感染した市内在住の小学２年女児（８）が多臓器不全で
死亡したと発表した。
　基礎疾患はなかったという。厚生労働省によると、国内の死者は疑い例も含めて２６人目。
　市によると、女児は１１日に微熱、１２日に３８・８度の発熱を訴え、同日夕、市内の医療機関を受診、
インフルエンザＡ型と診断された。その後意識障害が出るなど容体が悪化し、神戸市内の医療機関に
搬送されたが、１４日午後３時過ぎ、死亡した。（2009年10月14日20時16分 読売新聞）

【米国ＣＤＣ：豚インフルは流行レベル：入院患者が増大】
ttp://www.wbir.com/news/national/story.aspx?storyid=101818&catid=16
今週デンバーの病院で、1人の母親が娘がH1N1に罹ったのではないかと心配していた。
「あの娘は一晩中吐いていました、もう5日間も本当に何も食べていません。だんだんひどくなっています。」
セントルイス郊外のジェファーソン郡の学区では、月曜日、生徒の４分の１が病欠になったため完全に封鎖された。
「一旦生徒を休ませたら、5日から7日間はそうする必要があり、全てを消毒し、子供が回復する時間を与え、従業員が回復する時間を与える必要があります。」と本部長のTom Guenzler医師。
ＣＤＣ当局は、現時点において米国が、流行レベルに到達したと述べた。また入院者の45%以上は基礎疾患がないと述べた。
ＣＤＣのアン・シュケット博士は「一部の全く健康な人たちが、H1N1で急激な症状の悪化を経験しており、異常な事ですが、起こり得ることであり、それは国中で広がっていて、数が増加しているのです」と述べた。
ワクチンはまだ、リスクグループに優先されている。現在、最初の接種が始まっており、月末には広く配布されることになる。
重度の症状の者は、直ちに医者に行くよう推奨されている。

【インフル猛威：札幌の小中74％で休校など　６保健所で警報】
ttp://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20091014hog00m040004000c.html
　新型インフルエンザの感染が急速に拡大していることに伴い、札幌市内では１５日から、小中学校全体の７４％にあたる計２２６校が学級・学年閉鎖や臨時休校の措置を取る。
インフルエンザの流行としては「過去最大規模」（市教委）。既に複数回、学級閉鎖となっている学校もあり、授業の進み具合や行事の延期・中止など影響が深刻化してきた。
また、１４日は道内６保健所管内で新たに警報が発令され、今後も増える見込みとなっている。
「９月中旬から劇の練習をしてきただけに、子どもたちの気分が一気に盛り下がった」。札幌市立西小（西区）の沢波隆信教頭は声を落とした。
同小は新型インフルエンザとみられる欠席者の急増で、１４日から５日間の臨時休校を決定。１４、１５、１８日には体育館で学習発表会が予定され準備が進められたが、撤去された。
今後も臨時休校や学級閉鎖が想定されるため、学習発表会は１２月に延期。これにより、１２月に予定されていた模擬店などの行事「西小フェスティバル」の中止を決めた。沢波教頭は「西小フェスも楽しみにしていたので残念だ」と話した。
市立羊丘中（豊平区）も１４日から５日間の臨時休校となったため、中学３年生を対象にした１５日の模擬テスト（北海道教育文化協会主催）を、１９日に延期することを決めた。
同校は９月に入り新型インフルエンザの影響で学級閉鎖が相次ぎ、３年生で既に２週間分学校を休んでいるクラスもある。
今後は遅れを取り戻すため、１時間で２時間分の授業を計画。石橋哲也校長は「３年生にとって２週間の遅れは大きく、進路に影響しなければいいのだが……。教員の負担も深刻だ」と話している。
札幌市教委によると、１５日の臨時休校は▽小学校２３校・計１７４クラス▽中学校７校・計１１７クラス。学年・学級閉鎖は▽小学校１４１校・計６１２クラス▽中学校５５校・計２８４クラス。
市教委は「これほど休校や閉鎖が出るのは過去に例がない。今後さらに拡大が予想されるため、道内外の他都市の事例や現場の声など情報収集して何らかの対策を示したい」と話している。
一方、１定点医療機関当たりの患者数（１週間）が警報の基準（３０人）を超えたのは▽滝川（８５・４３人）▽岩見沢（５９・６３人）▽江別（５０・９人）▽小樽（４８・３人）▽千歳（３３・１人）▽苫小牧（３０・６人）の各保健所管内。
岩見沢では７医療機関１診療科で計４７７人が受診。
滝川では今後、１日に最大で７００〜８００人の新規患者が出る可能性があるとみられる。道内では既に浦河と函館の各保健所管内でも警報が出ている。

【米国　緊急治療室は豚インフルを恐れる患者で溢れている】
ttp://www.cleveland.com/medical/plaindealer/index.ssf?/base/news/1255509180101060.xml&coll=2
豚インフルへの不必要な恐れが、地域の緊急治療室を塞いでしまっている。
クリーブランドの主要な３つの病院MetroHealthメディカルセンタ, University Hospitals Caseメディカルセンタ。 Clevelandクリニックで、火曜日、前例のない数のインフルエンザの症状のある人々が緊急治療室に入ってきた。
これらの訪問の大多数は、不当なものだった。なぜなら彼らは軽症であり救急治療を必要としていなかったから。診察を受けた後、大半の患者は家に戻り、休息し、水分を取り、タイノールを飲み、他のものと接触しないよう言われた。
MetroHealthの緊急治療室に、ここ数日、記録的な数のインフル様の症状のある人々が訪れた。先週は1日に36人、今週は1日で60人になったと緊急医療科長のCharles Emerman医師は述べた。
「必要以上に、恐れているのだと思います」と伝染病管理委員会長のJennifer Hanrahan医師。「大多数は実際、軽症なのでしょう。これらの人にとって最上の策は家にいることです」
火曜日、MetroHealthの医師たちは、市民に、重症のときだけ緊急治療室に行くよう訴えた。彼らは、大多数の人にとって、季節性より危険なものではないことを強調した。
Clevelandクリニックに来るインフルエンザ様の症状の患者は、およそ12から30人でいつもの3倍を超えているとThomas Tall医師は述べた。やはり大多数は軽症である。
Rainbow Babies & Children's Hospitalでは、緊急治療の患者が一日で100人から150人に上昇しているという。これらの半数は若いインフルエンザの患者である。

新型インフル　西宮の小２女児死亡　
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002443444.shtml
　西宮市は１４日、新型インフルエンザに感染した同市在住の小学２年生女児（８つ）が多臓器不全で死亡した、と発表した。
基礎疾患はなかった。死者は国内２６人目。
この日、兵庫県内の定点医療機関１９７施設からのインフルエンザ患者報告数も、１施設当たり１６・５４人（１０月５〜１１日の１週間）となり、注意報レベルの１０人を突破。
大半が新型とみられ、前週の８・９４人から急増しており、県は注意を呼びかけている。
新型による死者は全国でも相次ぎ、東京都が同日、４歳男児が脳炎で死亡したと発表。基礎疾患はなく、最年少の死亡例となった。
名古屋市も、愛知県清須市の県立高校２年男子（１６）がインフルエンザ脳症で死亡したことを明らかにした。
　西宮市によると、女児は１１日に微熱があり、１２日朝には３８・８度まで発熱。同日午後５時ごろ、意識障害が出たため同市内の病院に救急搬送され、
インフルエンザＡ型陽性と診断された。血圧が著しく低下するなどしたため、神戸市内の病院に転送され集中治療室（ＩＣＵ）に入ったが、
消化管出血やインフルエンザ脳症などを併発しており、１４日午後３時すぎ、多臓器不全で死亡した。
　その後、神戸市環境保健研究所の詳細検査で新型感染が確認された。

新型インフルエンザ（ランバー保健大臣の記者会見：モンゴルにおける初の症例）（2009年10月13日）
http://www.mn.emb-japan.go.jp/news/jp920.html

１．１３日、ラムバー保健大臣が、モンゴルにおいて初めて新型インフルエンザの発生が確認されたことを受け、記者会見を行いましたので概要をお知らせいたします。
（１）新型インフルエンザの疑いがあるとして６名が国立感染症センターにて、診断を行ったところ、そのうち３名から新型インフルエンザのウイルスが確認された。
（２）現在、ウイルス感染が確認された右３名の症状は安定している。感染が確認されていない他の３名についても、隔離を継続している状況にある。
（３）現在、感染症センターで、保健大臣をトップとする３０名余りの医師・専門家がチームとなって対応している。
（４）今後の対応としては、家庭、アパート等の住居の消毒を強化させる必要があり、学校全体について閉鎖することは考えていない。
　また感染者の発生地域における調査を行ったうえで、その調査結果を基に予防措置を段階的に講じることとする。更に救急病院などの勤務時間を延長することを決定した。
（５）全ての国民へのマスク等の支給は考えられず、現場で対応する職員に優先的に支給し、職務が滞りなく行われるよう対処する。

２．１４日１０時に当館から感染症センターに確認したところ、現在までに合計５名の感染が確認されたとのことです。

３．当館でも引き続き、情報収集に努めておりますので新たな情報が判明次第随時お知らせいたします。世界的な感染状況から見ても、
今後感染拡大が懸念されていることから、在留邦人のみなさま方は引き続き、最新情報の入手と感染予防の徹底に努めてください。
なお、病院のかかり方についても情報を提供しております。

【米国　インフルエンザ予防接種の副反応で不具になった女性】
ttp://www.myfoxdc.com/dpp/health/101309_woman_disabled_by_flu_shot_reaction_dystonia
ワシントン-数週間前、Desiree Jennings はハーフマラソンのトレーニングをしていた。が、現在彼女は歩いたり、話したり、食べることさえ不自由な状態になっている。
Loudoun Times-Mirrorによると、Jenningsは、4月からチアリーダになることを目指してアンバサダーとしてWashington Redskinsで働いていたが、RestonのSafewayで7週間前に季節性インフルエンザワクチンを接種したことにより、重度のおそらく致命的な副反応を被った。
25歳のJenningsは健康で活発で、接種の時点ではハイリスクグループにはいなかったという。
彼女は、「ウェルネス」のレベルに特典が得られる仕事上の健康プランでポイントを稼ぐためにワクチンを接種したという。彼女は接種を受けた後10日ほど経ってインフルエンザのような症状がでてきた。
ジョンズホプキンス病院の彼女の理学療法士は、彼女がジストニアと、持続的な筋収縮が全身の痙攣と異常で反復的な動作を引き起こす神経性運動障害で苦しんでいるという。
ジストニアを患う人は、基本的なルーティンワークでさえ再学習が必要な場合がある。それはまれにしか起こらない病気で、よく分かっていない。
DesireeはTimes-Mirrorに「人生がかってそうであったように戻ってこない場合があることを理解しなくてはなりません。私の人生の目標は、いつかＣＥＯになることでしたが、今仕事に復帰できるかどうか分かりません」と語った。

【米国　ＣＴスキャンによりH1N1の重症例で肺塞栓を生じるリスクがあることがわかった】
ttp://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-10/arrs-css101309.php
米国のJournal of Roentgenologyで10月14日オンラインで発表された調査によると、コンピュータ断層撮影（ＣＴスキャン）を使った研究で、H1N1の重症患者が肺塞栓（ＰＥ）を含む合併症を発症していることがわかった。調査は12月のＡＪＲでも報じられる予定。
肺の１つ以上の動脈がブロックされると肺塞栓が生じる。その状態は致命的になり得るが、もし積極的に、抗凝血薬（blood thinners)を使えば死亡リスクを低減できる。
ミシガン大のMichigan Health Serviceでの研究では、H1N1と診断された66人の患者を対象に行った。２つの研究グループが作られ、1つのグループではICUを必要とする14人の患者から構成されていた。グループ２では、重症でなくICUを必要としない52人の患者から構成された。
66人の患者全員が探知のため胸部レントゲン検査を受けた。ICUグループから10人、外来患者グループから5人がCTスキャンを受けた。肺塞栓が14人のICU患者のうち5人に見られた。
Prachi P.Agarwal博士（調査の筆頭著者）は「調査はH1N1の重症患者がＰＥを発症するリスクがあることを示唆しています。それは造影剤増強ＣＴスキャンで注意深く走査するべきです。」と述べた。
また博士は「来るべきインフルエンザシーズンにおいて、ウイルスの潜在的な合併症と同様、放射線学的特徴に関する知識は重要です。
ＣＴスキャンはH1N1のより深刻な合併症を特定する際に有効であり、胸部X線よりも広範囲に病気を特定できます。」と述べた。

新型インフル急拡大　発生状況、１０月では異例の多さ
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009101502000151.html
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/images/PK2009101502100055_size0.jpg
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/images/PK2009101502100056_size0.jpg

　新型インフルエンザの流行が愛知県で警報、三重と滋賀県で注意報が出されるなど、急速な広がりを見せている。
愛知県の発生状況は季節性インフルエンザの多い年のピーク時の５分の１程度だが、１０月としては異例の多さ。死者も出ている。
学校では学級閉鎖や休校措置が相次ぎ、医療従事者へのワクチンの優先接種が近く始まるなど、対応に追われている。
◆初めて警報　
　愛知県によると、１０月４日までの１週間で定点調査による一医療機関の受診報告数は１０・３３。季節性の流行では
５０を超えることもあり、まだ際だって多くはない。ただ、春日井保健所管内は３３・４４となって指標の３０を上回り、
１０月としては初めてインフルエンザ警報を発令した。
　愛知県のほかには三重と滋賀県で、報告数が１０を超えた定点医療機関があり、注意報を発令中。岐阜県では１０を超す機関はない。
名古屋市緑保健所の鈴木幹三所長は「流行初期は一地域で増えることもある。都市部から周囲に広がり、大流行時には地域差がなくなる」と話す。
◆相次ぐ学級閉鎖　
　学校などの集団感染も先週あたりで急増。愛知県では夏休み明けから今月９日までに、幼稚園、保育園も含めて延べ１１４２校が
学級・学年閉鎖、休校の措置を取った。昨年の同時期はゼロ。警報が出ている春日井市では１４日も、市立小中５４校のうち２２校で
学級閉鎖や休校となっている。
　ただ、例年は「学級の３分の１から４分の１の欠席」とする学級閉鎖の目安を、今年は新型に備えて「学級の１割」と下げた影響もあるという。　
◆ワクチン接種　
　１９日以降に、医療従事者への新型ワクチンの接種が始まる。国の計画説明から２週間ほどしかなく、県によって接種開始日はばらつきそうだ。
　三重県は１９日から県内２０カ所の医療機関で開始予定。だが、愛知県は「約５０００も医療機関があり、対象者のとりまとめに時間がかかる」。
厚生労働省が求める１９日の週からの開始について、同県の担当者は「相当厳しい。医療従事者の次の優先接種者の開始時期にも
影響するかもしれない」と嘆いた。
　岐阜県は「１９日は厳しい」というが、その週内には開始できる見込みという。
　医療従事者の次の優先接種者は妊婦、基礎疾患を持つ人、１歳から小学校低学年、１歳未満児の保護者ら、小学校高学年、中高生、
高齢者の順。厚労省によると、それ以外の人への接種開始は年内は厳しそうだという。

新型インフル　西宮の小２女児が死亡2009年10月15日
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.　兵庫県西宮市は１４日、新型インフルエンザに感染した同市立小学２年の女児（８）が多臓器不全で亡くなったと発表した。
基礎疾患はなかったという。厚生労働省によると、新型インフルに感染したり感染が疑われたりした患者の死亡例は全国で２６人目。

　西宮市によると、女児は１２日朝、３８・８度の高熱が出た。この日の夕方には意識障害も出たため西宮市内の病院を受診。
簡易検査でＡ型インフルエンザと確認された。さらに血圧の低下などが見られたため神戸市内の病院に入院。ＣＴ検査で
インフルエンザ脳症と診断され、胃腸など消化管からの出血も併発していた。その後も容体の悪化が続き、１４日午後３時ごろ亡くなった。

新型インフル　ワクチン接種
2009年10月15日

　　　■医療機関８５％で

　新型インフルエンザのワクチン接種は、県内医療機関の
８５％で実施されることが、県の１４日までの集計で分かった。
県対策本部が同日発表した計画によると、最優先の対象者と
なる医療従事者には、国の方針通り１９日から接種を開始。
優先順位が二番目の妊婦と、重症化リスクの高い持病のある
人は、１１月中旬からとなる見通しだ。


　ワクチンは、接種を引き受ける医療機関が国と契約を結び、
優先順位に沿って希望者に接種する。県内に７２８カ所ある
医療機関のうち、これまでに６１７カ所が受託を予定。この
中には、自院に入院する患者や通院患者に限って接種すると
した医療機関も含まれるが、半数を超える３７８カ所は、
一般の来院者へも接種する方向だという。県は「季節性
インフルエンザのワクチン接種と比べて、多数の医療機関に
応じてもらえた」（健康増進課）としている。


　県は、詳細を詰めたうえで来週にも医療機関名を公表する。
第二優先順位の妊婦と持病のある人の接種スケジュールも決まり
次第、広報するという。


　一方、低所得者向けの費用負担軽減策は、市町村ごとに設定
するというのが国の方針。県は事務の詳細について「自治体から
かなり問い合わせがあるが、国もはっきりしない」（同）と不安を
隠さない。医療従事者に該当者は考えにくいとして、１１月中旬の
妊婦らの接種開始を念頭に、制度設計を急ぐ必要があるとの認識を示した
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000910150003

800カ所で接種　岡山県内新型ワクチン　近く医療機関も公表
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009101512042233/

　19日から始まる新型インフルエンザワクチン接種について岡山県は15日、妊婦や基礎疾患のある人など
一般の優先者が接種可能な医療機関が、県内で約800カ所確保できる見通しとなったことを明らかにした。
医療機関が国と委託契約を結んだ上で、近く県が施設名を公表する。
　県によると、県内全域の内科や小児科、産婦人科など。これとは別に、施設入所者らに限って接種を行う
特別養護老人ホームなどは約700カ所となった。
　また、県内の優先接種対象者が約81万人に上る試算も明らかにした。内訳は医療従事者（1万5000人）
▽妊婦や基礎疾患のある人（15万人）▽1歳から小学3年（15万人）▽乳児の保護者（3万人）
▽小学4〜6年と中高生（15万人）▽65歳以上の高齢者（31万5000人）。
　石井正弘知事は同日の定例会見で「ワクチンは量的には十分だと思っている」との認識を示した。

新型インフルワクチン本県到着　初回の1万100本分　/福島
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=4083728&newsMode=article

　新型インフルエンザの初回配分のワクチンが14日、福島県内に到着した。郡山市の医薬品商社・恒和薬品物流センターに、
国内の医薬品メーカー3社が製造したワクチンが運び込まれた。19日の週に予定している接種開始までに医療機関に届ける。
　午前9時半ごろにワクチンが届くと、社員らが手際よく保冷庫に運んだ。県内使用分は6カ所の同社営業所を経て医療機関に配送される。
　初回、本県に配分されたワクチンは1万100本。県医師会が受託医療機関を取りまとめており、決まり次第、
県内外7つの卸業者から届けられる。
　20日ごろに予定される第2回配分では1万1500本が本県に割り当てられる。

新型インフル　　ワクチン到着
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20091015-OYT8T00124.htm

　新型インフルエンザのワクチンが14日、県内で初めて郡山市の医薬品卸会社に入荷した。15日以降、県内6か所の営業所を通して
各地の医療機関へ発送される。
　県医療看護課によると、県内には2回にわけて計2万1600人分のワクチンが届けられる予定で、来週から医療従事者や妊婦を優先に接種が始まる。
　同課によると、今月5〜11日の1週間、県内80の定点医療機関から報告のあった新型インフルエンザを含むインフルエンザ患者数は
301人で、前週より124人増えた。

新型インフル「陰性」証明求め　現場混乱　/茨城
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000910150002

　新型インフルエンザの感染が急速に拡大する中、子供の陰性を証明してもらいたいために医療機関を訪れる保護者らが相次ぎ、
医療現場が混乱している。学校や幼稚園の指示を受けた場合も多く、事態を危惧（き・ぐ）した県医師会は県教育委員会に要望書を提出。
県教委も近く、無症状の場合の受診をやめるよう市町村教委や学校に通知する方針だ。ただ、学校現場には感染拡大への不安も多い。
（中村真理）
　「今後、患者の急増が想定される中で、検査だけを目的に受診することは医療機関に過大な負担を強いるものとなります」
　県医師会は５日、原中勝征会長名で県教委に（1）簡易検査目的の受診を教育現場で勧めない（2）感染者の再登校、再登園のために
治癒証明発行を必須としない、の2点を求めた。
　医師会で感染症を担当する今高国夫・常任理事によると、夏休み明けから簡易検査目的の来院や治癒証明の発行を求められるケースが増加。
検査だけを要求する保護者や、感染者との接触だけで来院する児童もおり、日本に新型インフルが「上陸」したころの感覚のまま、
来院する人たちがいまだに多いという。今高理事は「医療現場では、来院が殺到して急場をしのげなくなるのではと不安視している」と話す。
　水戸市のある中学校では、検査や治癒証明は要請しないが、保護者に対し、疑わしい場合は登校の判断を慎重に行うよう協力を求め、
休校の学校に兄弟がいる生徒には積極的な受診を勧めたという。同校の教頭は「医療機関が混雑しているのは重々承知だが、
とにかく広がらないことが一番大切」と話す。
　県私学振興室によると、体内からウイルスがいなくなる7日間を過ぎても医療機関の治癒証明を要請する幼稚園が複数確認された。
県教委総務課も「感染性疾患の場合、県立高の多くが医療機関の治癒証明を必要としている」とし、近く、完治後の登校は
保護者の一筆で可能にするよう求めるほか、無症状の検査や来院は控えるよう各校や市町村教委に通知する方針だ。

インフル感染報告数が急増　/広島
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910150097.html

　広島市は14日、定点医療機関（36カ所）における5〜11日のインフルエンザの報告が、前週の約2.5倍に
急増したことを明らかにした。ほとんどが新型インフルエンザとみられる。
　市衛生研究所によると、5〜11日の患者数は308人。1医療機関当たり8.56人となった。前週は3.49人だった。
研究所は「乾燥して寒い時期に流行しやすい。本格的シーズンが近づいた」と説明し、細心の注意を呼び掛けている。
　また、市は14日、新型インフルエンザとみられる集団感染で、1幼稚園、4中学校が学級閉鎖を決めたと発表した。

新型インフルエンザ：患者倍増　渋川で注意報目安10人超す−−県の定点速報　／群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20091015ddlk10040164000c.html

　県衛生環境研究所は14日、第41週（10月5〜11日）の県内医療機関（98カ所）を定点とした新型インフルエンザ患者報告数の
速報を発表した。１医療機関当たりの患者数は6.61人で、第40週の2.93人から倍以上に増加。特に渋川地区は、
注意報発令の目安となる10人を県内で初めて超えた。
　速報によると、渋川地区が第40週の8.00人から13.67人となったほか、桐生地区が9.50人、西部地区（高崎市など）が8.71人、
藤岡地区が8.50人などと3地区で10人に近い数値となった。
　県が13日に発表した、第41週の県内の集団感染が疑われる報告事例は計63件で、感染者は第40週の3倍近い、計805人に上っていた。
【庄司哲也】

脳症急激な悪化特徴　子どもに目立つ重症者　新型インフル
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002444527.shtml

　新型インフルエンザに感染し多臓器不全で死亡した小2女児（8）＝西宮市内＝は、インフルエンザ脳症を併発していた。
脳症は短時間で急激に悪化するのが特徴。重い後遺症が出るケースも多い。新型の流行拡大に伴い報告が相次いでおり、
医師らは「重症化の兆候を見逃さないことが何より重要」と注意を喚起する。
　インフルエンザ脳症は、季節性インフルでも発症し年間約100人の患者が出ている。5歳以下に多く、致死率は高い。
タミフルなどによる治療も困難とされる。
　厚生労働省によると6日現在、新型による急性脳症（短時間の発症を含む）は43人。5〜9歳が25人で最も多く、
季節性に比べ年齢が少し高い。
　西宮の女児は11日は微熱だったが、12日になって悪化。出血性ショック脳症症候群、急性壊死（えし）性脳炎がみられた。
　新型による脳症について、神戸市立医療センター中央市民病院の春田恒和・小児科部長は「新型の特徴か、
小中学生で流行しているためか。今は判断できないが子どもへの注意は必要」と話す。
　脳症の主な症状とされているのが、呼びかけに反応しないなどの意識障害やけいれん。春田部長は
「保護者はしっかり観察し、異常を感じたらすぐに医療機関へ」と話し、「解熱剤を使う際は、
ボルタレンやポンタールは避け、アセトアミノフェンを服用してほしい」と注意を促す。
　定点観測の報告数が注意報レベルの10人を超えたことも懸念材料。重症者の多くが高齢者の季節性に比べ、
小学3年以下の入院が目立つ。大阪大医学部の朝野和典教授（感染制御）は「患者数の推移から、まだピーク前と考えられる。
今月末から来月にかけ、患者はさらに増えるのでは」と指摘している。（網　麻子、武藤邦生）

新型ワクチン副作用を調査へ　厚労省、医療従事者の２万人
　厚生労働省は１５日までに、新型インフルエンザの
国産ワクチン接種を１９日から最優先で受ける医療
従事者約１００万人のうち約２万人を対象に、副作用の
発生頻度などを調べる方針を固めた。

　１１月以降に実施される重症化リスクが高い基礎疾患
（持病）のある人や妊婦らへの大規模な接種に備え、
新型ワクチンによる副作用の傾向を把握するのが狙い。
国立病院機構が運営する約７０病院の協力を得て、
早い時期に接種を受ける医師、看護師らについて、
神経障害や呼吸器障害などの重い副作用に加え、
軽い発熱などの発生状況も報告してもらう。

　厚労省によると、今後、持病のある人などへの接種が
進むと、接種後に何らかの理由で病状が悪化するなど
した場合に、因果関係が不明でも副作用として報告される
ケースが通常の季節性インフルエンザのワクチンよりも
増える可能性がある。

　ワクチンが原因の可能性が高い症例を集めるため、
報告は接種から３週間以内に起きた症状に限定する。
季節性のワクチンとも比較し、専門家の意見を聞き
ながら新型ワクチンの性質などを評価。これを基に
新型ワクチンの副作用を判別する基準を整え、
今後発生する副作用症例の分析に役立てるという。

2009/10/15 14:04 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101501000444.html

インフルエンザ予防接種後、高齢者など5人が死亡
1日に数十万人接種、待機による体力低下が原因か

　季節性インフルエンザの予防接種を受けた後に死亡した人が、10日間で5人に上ったことが分かった。

　疾病管理本部の発表によると、14日午前9時45分ごろ、蔚山保健所でインフルエンザの予防接種を受けた
80歳の女性が保健所の入り口で倒れ、救急治療室へ運ばれたが、約50分後に死亡したという。

　同本部は、この女性が高血圧や糖尿病の治療を受けており、また5年前には冠状動脈疾患の診断を受けた
ものの、高齢のため手術ができなかった、と説明した。現在、予防接種と死亡との因果関係について調査を
進めているという。

　一方、今月9日には、京畿道に住む51歳の男性が、季節性インフルエンザの予防接種を受けてから二日後に
心筋梗塞（こうそく）で死亡した。

　同本部は「解剖の結果、この男性はワクチンの副作用ではなく、心筋梗塞で死亡したことが分かった」と発表
した。

　今年、季節性インフルエンザの予防接種が始まって以降、今月5日にソウル市で86歳の男性、6日には京畿道
で81歳の女性、7日には全羅北道で81歳の女性が相次いで死亡している。

　同本部のコ・ウンヨン予防接種課長は、「新型インフルエンザへの感染が懸念されるため、高齢者たちがインフル
エンザの予防接種を受けようと、1日に数十万人も保健所を訪れている。そのため、長時間待機することによって
体力が低下したことが死亡の原因と考えられる」として、注意を呼び掛けた。同本部は「高齢者の場合、体調が
思わしくないときは、予防接種の案内があっても接種を延期するか、時間を調整するなどして、長時間待機する
ことがないようにしてほしい」と話している。

キム・ミンチョル記者

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版 　http://www.chosunonline.com/news/20091015000034

新型インフルエンザ：札幌市、小中226校で休校など　／北海道
◇江別・千歳保健所、新たに警報
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20091015ddlk01040189000c.html

　新型インフルエンザの感染が急速に拡大していることに伴い、札幌市内では15日から、小中学校全体の74％にあたる
計226校が学級・学年閉鎖や臨時休校の措置を取る。インフルエンザの流行としては「過去最大規模」（市教委）。
既に複数回、学級閉鎖となっている学校もあり、授業の進み具合や行事の延期・中止など影響が深刻化してきた。
また、14日は道内6保健所管内で新たに警報が発令され、今後も増える見込みとなっている。【仲田力行、西端栄一郎、久野華代】
　「9月中旬から劇の練習をしてきただけに、子どもたちの気分が一気に盛り下がった」。札幌市立西小（西区）の沢波隆信教頭は声を落とした。
　同小は新型インフルエンザとみられる欠席者の急増で、14日から5日間の臨時休校を決定。14、15、18日には
体育館で学習発表会が予定され準備が進められたが、撤去された。
　今後も臨時休校や学級閉鎖が想定されるため、学習発表会は12月に延期。これにより、12月に予定されていた模擬店などの行事
「西小フェスティバル」の中止を決めた。沢波教頭は「西小フェスも楽しみにしていたので残念だ」と話した。
　市立羊丘中（豊平区）も14日から5日間の臨時休校となったため、3年生を対象にした15日の実力テスト（北海道教育文化協会主催）を、
19日に延期することを決めた。同校は9月に入り新型インフルエンザの影響で学級閉鎖が相次ぎ、3年生で既に2週間分学校を休んでいるクラスもある。
　今後は遅れを取り戻すため、1時間で2時間分の授業を計画。石橋徹也校長は「3年生にとって2週間の遅れは大きく、
進路に影響しなければいいのだが……。教員の負担も深刻だ」と話している。
　札幌市教委によると、15日の臨時休校は▽小学校23校・計174クラス▽中学校7校・計117クラス。学年・学級閉鎖は
▽小学校141校・計612クラス▽中学校55校・計284クラス。
　市教委は「これほど休校や閉鎖が出るのは過去に例がない。今後さらに拡大が予想されるため、道内外の他都市の事例や現場の声など
情報収集して何らかの対策を示したい」と話している。
　一方、1定点医療機関当たりの患者数（1週間）が警報の基準（30人）を超えたのは▽滝川（85.43人）▽岩見沢（59.63人）
▽江別（50.9人）▽小樽（48.3人）▽千歳（33.1人）▽苫小牧（30.6人）の各保健所管内。
　岩見沢では7医療機関１診療科で計477人が受診。滝川では今後、1日に最大で700〜800人の新規患者が出る可能性があるとみられる。
道内では既に浦河と函館の各保健所管内でも警報が出ている。

横浜市の5歳男児、新型インフルで死亡
http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200910150304.html

　横浜市は15日、同市都筑区在住の男児（5）が新型インフルエンザによるとみられる肺炎と急性心筋炎で死亡した、
と発表した。男児に基礎疾患はないという。
　市によると、男児は13日にタミフルを投与されたが、症状が悪化し、別の病院に入院。集中治療室で治療を受けていたが、
15日未明、死亡した。計4回のタミフル投与を受けたという。

インフルエンザ：患者が基準超え、県が注意報発令　／千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20091015ddlk12040253000c.html

　県は14日、インフルエンザ患者の報告数が国の定める基準を上回ったとして、「インフルエンザ注意報」を発令した。
ウイルスの97％が新型といい、「今後も感染拡大が予想される」と分析している。
　県健康危機管理対策本部によると、指定された県内215カ所の診療所で、1週間にインフルエンザと診断された患者数の
平均値が10を超えると注意報の対象になる。県内では5〜11日の平均値が15.79となった。昨年同時期の平均値は0.01だった。
「今年は異例のペース。重症化することもあるので予防に努めてほしい」と注意を呼びかけている。【倉田陶子】

インフル注意報　/埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20091014-OYT8T01291.htm

　県は14日、「インフルエンザ流行発生注意報」を出した。
　県内医療機関の約1割にあたる251機関を対象に、週ごとのインフルエンザ患者数を報告させているが、
11日までの1週間の患者数（1医療機関あたり）が、前週の8.10人から倍増して16.89人となり、基準の10人を超えた。
大半は新型とみられるという。
　保健所別では、川口が32.55人で「警報」の基準（30人）を超え、朝霞、鴻巣、所沢、春日部、越谷、坂戸、川越、
さいたまの各保健所管内で注意報の基準を超えた。
　県疾病対策課によると、県内では8月以降に推定約15万人のインフルエンザ患者が出ている。

福井県　新型インフル　医療従事者のワクチン希望数、割り当て上回る　福井　2009.10.15 02:37
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/fukui/091015/fki0910150237000-n1.htm
　新型インフルエンザのワクチン接種について、福井県は１４日、今月の県へのワクチンの割り当て
９２００人分に対し、最優先で接種が行われる医療従事者分の接種希望数が大きく上回っていることを
明らかにした。県は医療機関と調整し、配分などを決める。

　国の基本方針では、医療従事者を優先して来週から接種を開始。１１月にぜんそくや糖尿病などの
基礎疾患を抱える患者や妊婦など、重症化の恐れがある人を対象に接種する。
　県は医師会を通じ、医療従事者の接種希望数を集計しているが、１４日段階でも「割り当てよりはるか
に大きい」（県健康増進課）としている。問い合わせの中には「うちの病院だけは全員に接種をしてもらい
たい」など、モラルを指摘されそうな要請まであるという。

　現段階でも医療従事者の希望数が割り当てを上回っており、県は基礎疾患患者らの需要なども考慮し、
ワクチンの配分やスケジュールを調整する。基礎疾患患者らへの接種は遅れがないようにしたいとし
ている。同課では「不足気味なのは最初のうちだけではないか」とみている。
　国内では４社がワクチンを製造しており、年末には海外メーカーのワクチンの輸入が予定されている。

県内、1週間で倍増　長泉・北小は全校閉鎖　/静岡
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20091015000000000011.htm

　県内で新型インフルエンザの感染者が急増している。県疾病対策室によると、定点監視している医療機関で確認された
感染者数は、9月28日から10月4日までの１週間で272人。前週の128人から倍増し、統計を取り始めてから最多を更新した。
児童70人の感染が確認された長泉町立北小が18日まで全校閉鎖に踏み切るなど、影響は拡大している。
　同室は14日、県内の幼稚園や小、中学校、高校など64施設で集団感染（2人以上）を確認したと発表した。
長泉町立北小のほか、62施設が学年・学級閉鎖、1施設が部活動停止の措置を講じた。
　1病院当たり1週間に何人の患者が来るかを調べる定点監視のデータによると、9月28日からの週は1.99人を数えた。
保健所別では、静岡市が3.64人で最も多く、御殿場と富士の2.60人、熱海の2.20人が続く。西部（磐田市）は0.95人で、
同室の担当者は「県西部に比べ、中・東部での感染拡大が目立ってきた」と分析する。
　今後、季節性インフルエンザの同時流行も予想されるため、県は14日、ホームページなどを通じて、
県民に冷静な対応と個人での感染防止対策の徹底を呼び掛けた。

インフルエンザ：県が注意報　99年以降、最も早い発令　／三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20091015ddlk24040133000c.html

　県は14日、インフルエンザ注意報を発令した。統計を取り始めた99年以降、最も早い注意報発令。
県は新型インフルエンザ感染が拡大しているとみて、注意を呼びかけている。
　県健康福祉部によると、県内７２医療機関の定点観測で、10月5〜11日の1週間のインフルエンザ患者数が
1定点あたり11.1人となり、国立感染症研究所が定める注意報の基準「10人」を超えた。14日は、
集団かぜによる幼稚園児〜大学生の患者数が580人に上り、うち264人がインフルエンザと診断された。
休校は2校、学年閉鎖は9校、学級閉鎖が22校。患者は四日市、鈴鹿市など北勢地域で目立っている。【福泉亮】〔三重版〕

北海道帯広市　新型インフル・ワクチン接種　無料資格証発送へ　低所得者対象　2009年10月15日 13時49分
http://www.tokachi.co.jp/news/200910/20091015-0003025.php
市が補正案提出
　帯広市は、新型インフルエンザワクチンの優先接種対象で低所得者に、接種費用を全額助成する。
１６日の定例市議会最終日に事業費１億２５６７万円を追加する市一般会計補正予算案を提出、議決後、
対象者に医療機関で提出すると窓口負担が無料になる資格証を発送する。
　新型インフルエンザワクチンの優先接種対象となるのは、妊婦、基礎疾患を持つ人、６５歳以上の人
などで、市の推計では市内に約８万人いる。市はこのうち市民税非課税世帯に対して、接種費用６１５０円
を全額負担する。対象は約２万人を想定している。
　助成対象者は決められた医療機関に、無料接種の資格証と年齢や要件が確認できる証明書などを
提示すると、無料接種が受けられる。料金は医療機関側からの請求を受け市が支払う。
　市健康推進課は「重症化や感染拡大防止が目的。国、道の動きを見ながら準備を進める」としている。
　接種費用の半額は国、残りの４分の１ずつを道、自治体が負担。今回の費用のうち９４１０万円は道と
道を通じた国の補助金で、残りは市の一般財源だが、市によると、全額特別交付税措置される見通しという。
（原山知寿子）
帯広市内の５校新たに休校など
　帯広市教委は１４日、新型インフルエンザの集団感染の疑いがあるとして学級閉鎖などを発表した。
発生施設は次の通り。
　▽緑丘小＝みどり学級を１８日まで学級閉鎖▽若葉小＝１８日まで休校▽第六中＝１学年を１６日まで
学年閉鎖▽花園小＝５年生１クラスを１９日まで学級閉鎖▽光南小＝１年生１クラスを１９日まで学級閉鎖

鳥取県　新型インフル県対策本部　優先接種 円滑へ2009年10月15日
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000910150002
◇特別チーム設置確認
　県新型インフルエンザ対策本部は１４日、県庁で対策本部会議を開き、１９日以降に始まる新型インフル
エンザワクチンの優先接種を県内で円滑に進めていくため、福祉保健部の担当者らによるタスクフォース
（特別チーム）を早急に立ち上げることを確認した。（佐藤建仁） (以下略)

鳥取県　新型インフルワクチン接種来週から　県児童・生徒は年明け以降に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20091014-OYT8T01141.htm
県は１４日、新型インフルエンザのワクチンの接種を県内でも来週に始めることを県対策本部会議で明らかにした。
国の方針に基づき、医療従事者や妊婦、感染すれば重症化しやすい基礎疾患を持つ人らに順次接種を進めるが、
大半の児童・生徒は来年１月以降にずれ込む見通し。会議では「受験に間に合わない」との声が上がり、平井知事は、
優先順位の設定を県の判断で柔軟に行えるようにすることなどを来週中にも国へ申し入れる考えを示した。
(以下略)

神奈川県　ワクチン接種開始に向けて窓口強化　横浜市　2009.10.14 21:50
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/091014/kng0910142151005-n1.htm
　横浜市は１４日、新型インフルエンザのワクチン接種開始に向けて、相談センターの担当職員を
１９日から従来の倍の８人に増員すると発表した。同市によると、１０月以降、ワクチンに関する
相談件数が前月までの１日当たり１０件前後から、多い日は７０件近くになるなど急激に増えて
いるという。電話番号は従来と同じ（電）０４５・６７１・４１８３。相談対応時間は月〜金曜日の
午前９時〜午後５時。

熊本県　新型インフルエンザ：優先対象者から順にワクチン接種−−県対策協　／熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091014ddlk43040680000c.html

Berryz工房、嗣永桃子に続き夏焼雅もインフル感染　2009年10月15日 15:59
http://natalie.mu/news/show/id/22468
Berryz工房／Buono!の夏焼雅がインフルエンザに感染。本日10月15日にBuono!として参加を予定していた
メロン記念日のライブイベント「MELON GREETING」への出演を急遽キャンセルすることになった。
夏焼は昨日10月14日深夜に体調不良を訴え、本日早朝に病院で検査をうけたところ、インフルエンザと診断
された。なお、昨日には同じBerryz工房 / Buono!のメンバー嗣永桃子がインフルエンザによるライブ出演
キャンセルを発表したばかり。団体行動が基本のハロー！プロジェクトだけに、これ以上感染が広がらない
ことを祈るばかりだ。

Ｂｅｒｒｙｚ工房の嗣永桃子がインフルでダウン 2009.10.15 12:34
http://www.sanspo.com/geino/news/091015/gnj0910151235021-n1.htm
　女性アイドルグループのＢｅｒｒｙｚ工房のメンバー、嗣永桃子（１７）が１４日、インフルエンザに感染し、
コンサートの出演を休止するとホームページ上で発表した。
　嗣永は１３日に体調不良を訴えて病院で診察を受けた結果、インフルエンザで１週間前後の安静が必要と
診断された。
　このため１５日に行なわれるＳＨＩＢＵＹＡ　Ｏ−ＥＡＳＴでの『ＭＥＬＯＮ　ＧＲＥＥＴＩＮＧ』でのＢｕｏｎｏ！の
ゲスト出演と１７日のＺｅｐｐ　Ｓｅｎｄａｉでの『Ｂｅｒｒｙｚ工房コンサートツアー２００９秋　〜目立ちたいっ！！〜』
の公演を欠席することになった。

静岡社会 インフルにカテキン　県大が「感染抑制」化合物合成 10/15 15:49
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20091015000000000072.htm
　県立大薬学部の研究グループがインフルエンザウイルスの感染を抑える新規化合物の合成に成功し、
動物実験の準備に入ったことが１５日までに分かった。本県特産の緑茶に含まれるカテキンの一種、
エピガロカテキンガレート（ＥＧＣＧ）の構造を基に研究を重ねた。新しい抗インフルエンザウイルス薬の
開発につながる可能性も出てきた。

　ＥＧＣＧの感染抑制効果は以前から知られていた。ただ、ＥＧＣＧは不安定な化合物で酸化、分解され
やすいため、タミフルやリレンザなどのように、治療薬、予防薬などとしてインフルエンザ対策に活用する
のは困難とみられていた。
　グループによると、合成した新規化合物は培養細胞レベルの実験で、ＥＧＣＧに比べて３０〜６０倍程度、
感染抑制効果が強いと確認された。ＥＧＣＧとは異なり、感染後の細胞群に添加しても効果が認められた。
安定性も優れているという。

　研究グループの菅敏幸教授（４５）ら同学部薬品製造化学教室のメンバーは、ＥＧＣＧの構造を単純化、
安定化した化合物を二十数種類合成した。鈴木隆教授（５３）ら同学部生化学教室のメンバーは犬の腎臓
の培養細胞にそれぞれの化合物とインフルエンザウイルスを添加して、効果を分析した。
　研究グループは今年４月、合成した化合物の構造などについて国内特許を出願。国際特許の手続きも
進めている。論文の投稿も準備している。
　焦点は、「マウスなど動物への投与で効果が見られるか」「化合物に急性・慢性毒性がないか」―など。
「マウスの実験は順調にいけば、結果は年内に出るだろう」（鈴木教授）という。この結果次第で、治療薬
などに使える有望性が判断されることになりそうだ。

　５年前の赴任当初から同研究に取り組み始めた菅教授は、「『静岡のお茶に習う』思いで、鈴木先生を
はじめ学内の先生方の協力を得ながら進めてきた。さらに活性が高いものが作れる可能性もある」と成果を
強調する。鈴木教授は「試験管レベルの結果が動物で実証されれば、非常に面白いことになる」と期待を
膨らませる。

　緑茶に含まれるカテキンを加工してＥＧＣＧの安定化を図り、治療薬などへの活用を探る研究は県立大
とは別に、大阪大などの研究グループも取り組み、今後の進展が注目されている。

インフル発生時の学校連絡網、IT化でスピードアップ熱望【gooリサーチ】
http://www.rbbtoday.com/news/20091015/63046.html
　NTTレゾナントは、全国の私立中学校・高等学校を対象にインフルエンザ発生時における
学校と家庭の連絡方法についてのアンケートを実施、結果を公表した。
　調査期間は10月1日〜8日で、有効回答数は全国の私立中学校・高等学校220校
（学校種別構成：中学校5.2％、高等学校59.2％、それ以外の一貫校など35.5％）。

それによると、インフルエンザによって学級閉鎖が発生した学校は約半数にのぼる。
また、今年9月以降で、プリント配布など、保護者へのインフルエンザに関する情報伝達を
した学校は9割を超えるという。今年のインフルエンザ流行で不安に感じていることについては、
「若年層の重症化傾向による生徒の健康不安（68.1％）」がもっとも高く、次いで「インフル
エンザに関わる学校からご家庭への説明責任と教員の連絡稼働負担（55.9％）」となった。
インフルエンザの流行による学校側の懸念事項は、「生徒」だけではなく「教員」の稼働負担
にまで及んでいることが示唆される。

　そのような背景のもと、中学校・高等学校で緊急連絡時に利用される電話連絡網（リレー式）
について、「途中で連絡が止まってしまう（61.8％）」「連絡が終わるまでの時間が読めないため、
待ちの状態がいつまでも続く（45.0％）」など、“伝達スピード”を懸念する声が多くあり、今後
利用したい情報連絡手段として、「システムによる携帯・PCへのメール全校一斉送信」
「個人・クラス・全校など教員が任意の範囲でメッセージを送ことができる双方向連絡」など
インターネットを活用した連絡システムの必要性が浮き彫りになったという。

　このような調査結果を踏まえ、NTTレゾナントでは、インフルエンザ発生時の生徒・保護者
との連絡手段に苦慮する全国の私立中学校・高等学校向けに、学校専用の環境でメールに
よる連絡を行えるWebサービス「ウェブでお知らせ」を期間限定の特別価格にて提供を行うと
している。「ウェブでお知らせ」では、個人毎のIDのため、教員は、生徒・保護者のメール
アドレスを直接預かる必要がなく、相手がメールを読んだかの開封確認や、携帯メールアドレス
への新着のお知らせ通知や携帯からのメッセージ閲覧も可能となる。申込期間は10月15日から
12月22日まで2010年3月末日までの利用が可能。
(冨岡晶@RBB 2009年10月15日 15:41)

福井県　各大学「振り替え受験」対応急ぐ　新型インフル大流行に備え　2009年10月15日
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20091015/CK2009101502000005.html
　新型インフルエンザの大流行に備え、文部科学省が大学入試センター試験と各大学の個別学力検査への
対応方針を公表したことを受け、県内では推薦入試の追試験を検討する大学も出てきた。各大学とも日程
調整などの対応を急いでいる。
　文科省が示した方針では、各大学が追試験や受験日をずらす「振り替え受験」を実施し、「感染者の受験
機会を最大限確保することが望ましい」としている。

　この方針を受け、仁愛大（越前市）は来月から選考が始まる推薦入試の追試験に向け、日程の確保や
試験問題の検討に入った。追試験の実施が決まれば、同大のホームページなどで発表するという。

　福井工大（福井市）は一般入試の日程調整を迫られている。センター試験の追試験が当初予定より
１週間後の１月３０、３１日に設定され、予定していた一般入試の日程と重なったためだ。
　同大は全国２０会場で試験を行うため、調整は容易ではない。今月末からは推薦入試も始まるため、入試
広報課の担当者は「突然のことなので、まずは推薦入試から対応したい」と、戸惑いの声を上げる。

　福井大（福井市）は、ＡＯ入試や推薦入試など同大独自の選考で新型インフルエンザへの対応を決めた。
受験者にマスクの着用を呼び掛けるほか、試験の１週間前に受験者の健康状態を把握し、感染者がいれば
別室受験できるようにする。
　同大入試課の伊藤文雄課長は「一般入試での対応は他の国立大とともに現在検討中。県内で猛威を
振るった場合の対応についても決めていきたい」と話している。　　（増田紗苗）

【インフル対策】ゴールは“完治”。「インフルエンザウイルス 撃退バトルゲーム」　2009年10月15日 11:00
http://japan.techinsight.jp/2009/10/infuru-game091015.html
(前略)
このような「インフルエンザに関する知識の希薄さ」に警鐘を鳴らす、ある「ゲーム」が開発された。携帯電話で
インフルエンザウイルスについて学べるというもの。果たしてどのような内容なのか。開発にあたった東京芸術
大学保健センター教授でアレルギー専門医の須甲松信氏に取材した。

(中略)やはり、予防するためには、ウイルスに対する正しい知識を持つことが重要だ。
そこで今回、インフルエンザについての正しい知識を手軽に学ぶことができるゲームが開発された。
開発にあたった東京芸大保健センターの須甲松信教授によると、小・中学生など子どもたちはインフルエンザ
ウイルスに対する免疫が弱く、成人に比べて感染した場合の危険性が高いという。そこでこのゲームでは、
特にそうした子どもたちへの手軽さとわかりやすさを追求し、彼らにとって身近なツールである携帯電話の
ゲームを通じて学習できるように努めたとのことだ。

このケータイ学習ゲーム「インフルエンザウイルス 撃退バトルゲーム」は、免疫やアレルギーといった病気の
原因を、ゲームを通じて学ぶことができるもの。一つのゲームの中に6種類のミニゲームが入っており、いずれも
操作方法は簡単で、子どもたちが手軽に楽しめるようになっている。
ゲームは、体内に入ってきたウイルスの情報を調べて撃退するというストーリーになっている。「マクロファージ」
「T細胞」「活性化B細胞」といった固有名詞が登場し、それぞれの役割に応じた働きをゲームで表現している。
(中略)
今後、須甲教授は「遊んで学べる すこう先生の免疫・アレルギー学習ゲーム」のシリーズとして、「治療を
組み合わせたゲーム」や、「アレルギー、癌に関してのゲーム」も順次公開していくという。病気になる原因や
体内の反応などを気軽に学べるツールを提供することで、病気と闘う患者にエールを送り、免疫やアレルギーに
ついての啓蒙活動を積極的に行っていきたいとしている。

すこうせんせいの免疫・アレルギー学習ゲーム http://k.nextframe.jp/geidai/
（TechinsightJapan編集部　鈴木亮介）

富山化学、月内に抗インフル薬Ｐ３治験届提出 2009年10月15日（木）
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200910/15/02801_2123.html
　富山化学工業は、インフルエンザに対する新薬候補ファビピラビル（一般名、開発番号は「Ｔ−７０５」）を
近く最終開発段階に進める。月内にも第３相臨床試験の治験届けを当局に提出する計画で、今年から来年に
かけた流行シーズンで臨床試験を終え、承認申請に向けて解析作業に入る。製品化後は大正製薬との
合弁販社、大正富山医薬品を通じて市場展開する。抗インフルエンザ薬は外資系製薬２社が国内市場を
席巻しているが、今後、国内製薬会社による新薬投入が相次ぎそうだ。

島根県　新型インフル　県立高入試　追試実施　来春　本試験の１週間後
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20091014-OYT8T01155.htm
　県教委は１４日、新型インフルエンザに対応するため県立高校の入試で追試を行うと発表した。実施は
本試験の１週間後で、文科省は「インフルにかかった受験生のための追試は全国でも珍しい」としている。
　県教委高校教育課によると、季節性インフルに感染した受験生が別室で受験することはあったが、後日
に改めて受験の機会を設けたことはなかった。今シーズンは新型インフルの感染拡大が予想されること
から、受験生らの不安感を和らげようと実施を決めた。
　対象は、インフルと診断されたか、急な発熱などの症状のため受験できなかった受験生。一般入試の
本試験は来年３月９日で、追試は同１６日を予定。推薦入試の場合は、学校によって日程が異なる。
追試用の問題を別に作る必要があるものの、同課は「受験の機会を大切にしなければ」とする。
　県私立中学高等学校連盟によると、県内の私立校も、新型インフルで本試験を受けられなかった受験生
向けに追試を原則、行うという。（2009年10月15日 読売新聞）

大阪学院大学入学試験のインフルエンザ対応が決定――追加受験料なしで追試験・振替試験を実施　2009/10/15
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1243
大阪学院大学（大阪府吹田市、白井善康総長）は、今年１２月末までの入学試験において、新型・季節性を問わず、
インフルエンザにより受験できなかった場合は、追試験または振替試験（追加受験料なし）で対応することを決定した。
平成２２年１月以降に実施する試験の対応については、後日ホームページ等で発表予定。
(以下略、詳細は上記ページへ)

北海道新型インフルエンザ猛威
観光シーズン気をつけてください。マスクは必ず・

富山県　インフルワクチン、２２日から接種 2009 年 10 月 15 日 16:33 現在
http://www2.knb.ne.jp/news/20091015_21693.htm
県内向けとして１５日、初めて新型インフルエンザ用ワクチン、６１００人分が県内６つの
医薬品卸売販売業者に入荷されました。
　このうち富山市内の業者には、保冷バッグに入った１２００人分のワクチンが運び込まれ、
担当者が１０度以下に温度調節された保冷庫に丁寧に並べていきました。
　県内のワクチンの接種は今月２２日から医師や看護師などの医療関係者を対象に
始まることが１５日決まりました。
　その後は、来月上旬から妊娠している女性や腎臓病など基礎疾患のある人への接種が
行われます。
　さらに１２月以降は１歳から就学前の幼児や小学校低学年の児童、そして来年１月以降から、
１歳未満の子どもの保護者などと続きます。
　県は、厚生労働省からの情報を元に県医師会などと協議して計画作りを進めていて、ワクチン
接種を行う県内の医療機関の数や予約の開始日など具体的なスケジュールについては今月２６日
に発表する予定です。

青森県　東北町は予防接種半額助成 2009年10月15日(木)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091015101926.asp
　東北町は14日、新型インフルエンザ予防接種の優先接種対象者に対する助成を決めた。2回分の
接種費用6150円のおよそ半額に当たる3千円を補助する。15日から全世帯に要項を配布する。町は
1回目の費用3600円のうち2千円、2回目の2550円のうち千円を助成する。
　また、生活保護世帯と町民税非課税世帯については、国、県が行う4分の3の減免に町が4分の1を
上乗せし、全額無料とする。
　町内の対象者は約1万2千人と想定し、およそ4千万円の財源を支出する。
　同町内では新型インフルエンザの影響で、小学校1校が14日から3日間の学校閉鎖を決めている。
斗賀壽一町長は「これ以上の感染拡大を防ぎ、重症患者を出さないためにも、万全の対策を取りたい」
と話している。

青森県 三沢市がワクチン接種費助成／妊婦、乳幼児ら対象 2009年10月15日(木)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091015101937.asp
　三沢市は14日、新型インフルエンザワクチンの接種費用を助成する、と発表した。主な対象は妊婦や
持病のある人、乳幼児、小中学生らで、非課税世帯と生活保護世帯の対象者には全額を助成。それ
以外の対象者については、2回分の接種費用計6150円のうち計2150円を助成する。
　助成対象者は、（１）妊婦（２）持病のある人（３）1歳から中学生まで（４）1歳未満の乳児の保護者
（５）インフルエンザ患者を診る医療従事者−で、市は1万3565人と推計している。このうち全額助成
対象者は4428人。
　助成額は、1回目の接種費用3600円のうち1100円、2回目の費用2550円のうち1050円。助成額を
差し引いた金額を本人が医療機関で支払う代理受領方式とする方向で関係機関と調整中。里帰り
出産などケースによっては領収書を添えて市に助成額を請求する償還払い方式になることもある。
　会見した種市一正市長は「新型インフルは感染力が強く、季節性インフルを上回る感染者の発生が
心配され、多くの市民が不安を抱えている。接種費用助成をいち早く表明し、市民の不安の声に応え、
接種率向上につなげたい」と話した。

青森県　 県内医療者ワクチン接種19日から 2009年10月15日(木)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091015160011.asp
　県新型インフルエンザ対策推進本部（本部長・三村申吾知事）は15日、県庁で会議を開き、県内の
医療従事者約2万人に対する新型インフルエンザワクチンの接種を19日から始めることを決めた。
妊婦や基礎疾患がある患者の接種も11月2日を目安に始める予定。

　新型インフルエンザワクチンの接種は、県内の全医療機関の9割近い約830カ所で実施される見込み。
各市町村は19日から担当部署に相談窓口を設置し、ワクチン接種に関する情報提供を行う。

　ほかの優先接種対象者への接種開始予定日は、乳幼児が12月7日、小学校低学年が12月21日。
大学受験を控えた高校生は来年1月4日を見込んでいる。低所得者に対する接種費用の軽減措置に
ついては、各市町村がそれぞれ減免対象者の範囲や減免額を決定して実施するが、財源は国が2分の1、
県が4分の1を負担する。
　会議では、新型インフルエンザの流行で多くの県職員が欠勤することを想定した業務継続計画も策定した。

北海道　札幌でも“新型インフル”警報 　　TheNEWS北海道で放送 2009年10月15日（木）19:00更新
http://news.hbc.co.jp/10152000.html
札幌の小児科では、15日もマスクをした子どもが、ひっきりなしに訪れ、診察を受けました。

蔓延する新型インフルエンザ…札幌市も、おととし３月以来のインフルエンザ警報を発表しました。
札幌市保健所がまとめた最新のインフルエンザ患者数は、１医療機関あたり51.66人。
インフルエンザ警報の基準の30人を大幅に上回りました。
８月中旬まで１人に満たなかったのに、先月から今月にかけ、加速度的に増えています。

急激に感染が広がり、今、一番懸念されているのが次の休日の診療体制です。
先週土曜日からの３連休、札幌の小児科当番医には延べ3500人が殺到。
寒空の下、患者の子どもたちが病院の外にまで並びました。
こうした事態を受けて札幌市は15日、次の日曜日の小児科の当番医を５か所から７か所に。
内科の当番医も８か所から９か所に増やすことを決めました。

札幌市は、これでも小児科が混雑する恐れがあると見て、休日診療に限り、中学生の患者は
内科を受診するよう呼びかけています。

新型じゃなかった…名古屋ＤＦ増川がインフル [ 2009年10月15日 18:34 ]
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20091015103.html
　Ｊリーグ１部（Ｊ１）名古屋は１５日、ＤＦ増川隆洋（２９）が豊田市内の病院で検査を受け、Ａ型インフル
エンザ陽性と判定されたと発表した。新型ではなく、現時点で他の選手やスタッフに感染者はいないという。
　名古屋はこの日、予定通り練習を行ったが、感染拡大防止のため、選手らはサポーターとの握手や
記念撮影などを自粛した。クラブは、ファンとの交流は当面自粛するが、練習の見学はこれまで通り
可能としている。
　増川は１５日から入院し、経過観察後に自宅療養する予定。２１日にサウジアラビアのジッダで行われる
アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）準決勝第１戦の遠征に参加するかは未定。

J's GOALオフィシャルニュース 選手のA型インフルエンザ発症について　[ 名古屋 ]（09.10.15）
http://www.jsgoal.jp/official/00091000/00091000.html

苫小牧、江別、富良野など道内７保健所　インフル「警報」発令

苫小牧、江別、岩見沢、千歳、滝川、留萌、富良野の７保健所は１４日、
インフルエンザ警報を発令した。
１０月５〜１１日の定点調査で１医療機関当たりのインフルエンザ患者数が３０人を超えたため。
大半が新型インフル感染者とみられ、各保健所は手洗いやうがいの励行、マスクの着用などを呼び掛けている。

　７保健所によると、今回調査でまとまった各保健所管内の患者数は多い順から、富良野１６９・３３人、
滝川８５・４３人、岩見沢５９・６３人、江別５０・９人、留萌４４・３３人、千歳３３・１人、苫小牧３０・６人。
前回の定点調査（９月２８〜１０月４日）の患者数と比べて１・８〜６・８倍と、いずれも急増した。

　インフルエンザ警報はこれまでに浦河、市立函館の両保健所が発令しており、
警報を発令したのは道内３０保健所のうち９保健所となった。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/influenza/194354.html

【米国　ニューヨーク市の看護婦が季節性ワクチン接種後ギランバレー症候群を発症】
ttp://www.nbcnewyork.com/news/local-beat/City-Nurse-Stricken-With-Rare-Syndrome-Following-Flu-Shot-64262762.html
1人の看護婦がワクチン接種を受けて2週間後に、麻痺を起こすこともある珍しい神経障害に罹ったと、水曜日、ニューヨーク州保健当局が認めた。
身元が明らかにされていない女性看護婦はギランバレー症候群と診断され、9月14日からロングアイランドのNorth Shore大学病院に入院していたと当局は述べた。
Michelle Pinto（North Shore-LIJ Heath Systemの広報）は「ギランバレー症候群の患者がいますが、その原因について結論はでていません」
ニューヨーク市に在住するこの看護婦は”治療の効果が表れ、状態は改善しつつある”と州保健局の広報局長Claudia Huttonは述べた。
Huttonは、医師たちは、8月31日のワクチン接種との関連性は証明できていないと述べ、季節性インフルエンザワクチンを受ける前にインドに旅行していたことを付け加えた。　
過去、ギランバレー症候群は、1976年に特に豚インフルエンザのワクチンと関連付けられていた。しかし、保健省のウエブサイトの今年のワクチンに関する情報によれば、インフルエンザとの関係はそれ以降、はっきりしていなかったという。
しかし、ワクチンの副反応に関する懸念は残っており、ニューヨーク州の看護婦らによって、季節性と豚インフルのワクチンを全ての公衆衛生従事者に義務的に課すという命令に反対する訴訟が持ち上がっている。
10万人に1人がかかるというギランバレーの原因はわかっていない。それにより、早い動作ができなくなり、一般的に足の神経反射と呼吸器系が障害となり、時に完全な麻痺を誘発する。
ニューヨーク市の保健当局は彼らが、ＣＤＣとの共同調査に参加していると述べたが、その調査結果の詳細を明らかにすることを拒否した。
神経不全と発作の全国学会によれば、通常ギランバレーは患者が呼吸器か胃腸へのウイルス感染の症状が現れた後、数日か数週間後に発症するという。
しばしば、手術やワクチン接種がその症候群のトリガとなっている。
ニューヨーク州では、1年に平均200から300人が、その症候群にかかるが、ほとんどは回復していると保健当局は述べた。

新型インフル、休校など6476施設に　「季節性」上回る
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091015AT1G1502X15102009.html
　10日までの１週間でインフルエンザを理由に休校や学年・学級閉鎖などの措置を取った
小中学校や高校、保育所、幼稚園などは6476施設だったことが 15日、厚生労働省のまと
めで分かった。ほとんどが新型とみられる。前週の3403施設から倍増、過去10年間で季
節性インフルエンザの流行がピークとなった際の施設数を初めて上回った。

　施設別では、最も多いのは小学校で3251施設で全体の約半数を占めた。次いで中学校
（1977施設）、高校（721施設）、幼稚園（338施設）、保育所（115施設）などで小中
学校と高校で９割を超えた。把握できた患者数も10万8961人で10万人を超えた。

　過去10年間でみると、季節性インフルエンザの流行ピーク時では、2000年１月下旬の
4131施設が最多で、今年１月下旬にも4105施設に達した。通常はピーク時で１千〜４千
施設前後だが、今回は、新型対応のため集計に含めている高校分を差し引いても上回った。

横浜で新型インフル感染の５歳男児死亡

横浜市は１５日、新型インフルエンザに感染した同市都筑区の男児（５）が死亡したと
発表した。国内での死者は、疑い例を含めて２７人目。
市によると、男児は基礎疾患がなく、１２日に発熱、翌１３日、自宅近くの医療機関での
簡易検査でインフルエンザＡ型陽性と診断され、タミフルを投与された。同日夜、呼吸
障害を起こして別の医療機関を受診。再びタミフルを投与され、市内の別の病院に転送、
集中治療室で治療を受けていたが、１５日未明、重症肺炎と急性心筋炎で死亡した。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20091015-OYT1T00783.htm

【英国　ワクチン接種を1週間以内に開始する】
スコットランドで死亡した17歳の妊婦を含め、英国の死亡例が100人を超えたことが明らかになり動きがあった。
主任医務官リーアムドナルドソン卿は、来週半ばから病院で、開業医は一週間遅れで、ワクチン接種が開始されると述べた。
ＮＨＳのスタッフを含め、1100万人以上の最もリスクの高いグループがワクチン接種を受けることになる。
その後、アフガニスタンに展開している軍人と女性にもワクチンが与えられる。目的は軍医への負担を軽減するためである。実際、軍で、確認はされていなが、疑わしい例があった。
大臣たちは、全人口を免疫化するオプションもまだ、あると考えており、そうするだけの十分なワクチンを注文済みである。
妊婦、基礎疾患のある者、白血病患者のような免疫力の弱いもの暮らす者、医療従事者がワクチンを受けることになる。大多数は1回でよいが、子供は2回の接種が必要である。
先週は2万7千人の新規の感染があり、その前週の1万8千人から増加している。二週毎に倍増しており、第一波よりはゆるやかである。第一波では1週毎に倍増していた。当局は、これまで37万人が英国で豚インフルに感染したと見積もっている。
4月にウイルスの流行が始まって以来、106人の英国人が死亡している。先週、入院患者の数は290人から364人に増加し、集中治療を受ける者は47人から74人に増えている。
集中治療を受けている入院患者数は、過去最高となった。その率はこれまで、概ね12から13%だったが20%に上がっておりより深刻なケースが増えている。
リーアム卿は、ウイルスが変異している兆候はないが、このことが若干懸念されると述べた。
米国においても前週、感染数の急な増加が報告されている。第一波では米国と似たような経緯をたどったため、注意深く状況をモニタしている。
266人の入院患者を調査した結果、4分の1以上が喘息患者だった。10%以上に心臓疾患があり、同じ率で糖尿病患者がいた。妊婦は6%であった。

【カナダ　一旦準備が整えば、ワクチンは素早く供給できる】
ttp://www.ctv.ca/servlet/ArticleNews/story/CTVNews/20091014/swine_flu_091014/20091014?hub=Health
カナダは米国より、インフルエンザワクチンのロールアウトが遅れているかもしなれない。が、当局は一旦承認されれば、カナダ人はほんの数週間で（感染がピークに達する前に）免疫化されるという。
主任公衆衛生官David Butler-Jonesは、11月に一旦免疫化プログラムが開始されれば、ワクチンを望むカナダ人は冬の休暇シーズン前に、受けることができるだろうと述べた。
カナダはワクチンを素早くロールアウトしなかったことで非難されている。米国や他の諸国では既に免疫化が始まっている。
しかりButler-Jonesはカナダ人が欲しいと思う者に迅速にワクチン接種が可能だという。米国は、すぐに足りなくなってしまっており、中国はすべての人民に行きわたる程、持ち得ない。
一旦承認されれば、週300万回分以上がロールアウトできる。Nunavutのような一部の管区では、ほんの数週で手に入るだろう。
トロントのMount Sinai 病院の微生物学者のDonald Low博士は、ＣＴＶニュースチャネルに答えて、承認が来週完了するだろうと述べた。
彼は、カナダ人は豚インフルと季節性の両方の接種を受ける必要があると述べた。
Low博士は「オンタリオ州で現在確認されているインフルエンザは唯一H1N1であり、最初に利用できるようになるワクチンはそれです。我々はモニタを続け、必要となればワクチンをロールアウトします」と述べた。
Stephen Harper首相は、水曜日、ワクチンの最終承認がすみやかに終わることを期待すると述べ、彼自身も利用可能になれば接種を受けるつもりだと述べた。
豚インフルエンザワクチンを生産し始める前に政府は季節性インフルエンザワクチンの製造を完了する。月曜日、Butler-Jonesは、これはＷＨＯのガイドラインと一致するものだと述べた。

宮内庁鴨場で鳥インフル　


農林水産省は、埼玉県越谷市の宮内庁埼玉鴨場で鳥インフルエンザが発生したことを明らかにした。
2009/10/16 11:55 【共同通信】

新型インフル国産ワクチン、１回接種で効果 2009年10月16日12時18分
http://www.asahi.com/national/update/1016/TKY200910160242.html
　新型の豚インフルエンザに対する国内産ワクチンの臨床試験について、厚生労働省は１６日、
「健康成人の場合は、１回接種でも効果的な免疫反応が期待できる」とする中間報告をまとめた。
厚労省の足立信也政務官は同日の記者会見で、同日午後からの専門家による意見交換会を
踏まえ、来週中にも接種回数や時期を決める方針を表明した。

　臨床試験は、国内の四つの医療機関で、９月１７日から、２０〜５９歳の成人男女計２００人を
対象に実施。１９４人のデータを解析したところ、ウイルスから分離したたんぱく量が１５マイクログラム
入りを接種した群では、９６人中７２人（７５％）で、３０マイクログラムの群は９８人中８６人（８７％）と
、血液中のウイルスに対する抵抗力を示す指標（抗体）が、国際評価基準に照らして「効果あり」の
レベルまでにあがっていた。

　１回で効果ありという報告した欧米のワクチンの臨床試験と比べても、「遜色（そんしょく）ない」としている。

>>140
◇(健康成人1回接種)新型インフルエンザワクチン接種スケジュール目安◇
※来週10/19-23の週に接種回数と時期を決定。これは10/2付けのものです。最新情報をご確認下さい

(1)医療従事者→1回目10/19〜11月前半
(2)妊婦→1回目11月初め(保存剤なし11月後半)〜12月前半→2回目12月後半〜1月前半→接種時期を限定しない(予防摂取の開催期間)
(2)基礎疾患あり(最優先)→1回目11月初め〜12月前半→2回目12月後半〜1月前半
(2)基礎疾患あり(その他)→1回目11月後半〜12月前半→2回目12月後半〜1月前半
(3)乳幼児(1歳から6歳)→1回目12月→2回目1月
(3)小学校低学年→1回目12月後半〜1月前半→2回目1月後半〜2月前半
(4)1歳未満保護者+ワクチンできない子の保護者→1回目1月後半〜2月前半
(5)小学校高学年→1回目1月後半〜2月前半→2回目2月後半から3月前半
(5)中学生→1回目1月後半〜2月前半
------ここまで国産------------
(5)高校生→1回目1月
(5)高齢者→1回目1月後半

※高校生、高齢者は10〜11月の接種状況をみて国産接種を可能とする
※健康成人は1回接種、他は4週間間隔で2回接種が前提

10月2日　厚生労働省　新型インフルエンザ対策担当課長会議　参考資料P10
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu091002-19.pdf

インフル？ 受診者殺到　愛知の3次救急病院
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/091016_2.htm

　新型インフルエンザ拡大が続く中、愛知県内で9月下旬以降の土日祝日、重篤患者を受け入れる「3次救急病院」に
受診者が殺到している実態が明らかになった。自宅静養で十分なケースも多く、「重篤患者の治療に支障をきたす」として、
愛知県病院協会の稲垣春夫会長らが15日、名古屋市内で記者会見して、冷静な対応を呼びかけた。
　名古屋第二赤十字病院（名古屋市昭和区）では、10〜12日の3連休に、インフルエンザの症状を訴える患者が
平日の4〜9倍にあたる約130〜280人訪れた。病院側は医師2人を増員して対応するなどしたが、受診まで2〜3時間待ちの状態となった。
名古屋掖済会病院（同市中川区）でも、通常の土日曜日の2倍となる約170〜280人の患者が押し寄せ、待ち時間は4時間前後にのぼった。
　土日祝日は開業医の大半が休診となるため、患者が集中しているとみられる。
　受診する患者は10歳代が多く、発熱やせき、鼻水などの症状から、「インフルエンザではないか」と心配になって受診。
診断の結果、症状が軽くタミフル投与などの必要もなく、自宅静養で十分だったり、単なる風邪で解熱剤だけもらって帰
宅したりするケースもあるという。稲垣会長は「これまで以上に感染防止を心がけ、適切な受診をしてほしい」と要望した。

インフル禍イベント中止　相模原会場内に急病診療所　/神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20091016-OYT8T00001.htm

　相模原市は15日、同市中央保健センター「ウェルネスさがみはら」（富士見）で18日に開催を予定していた「健康フェスタ」を、
中止することを決めた。インフルエンザの流行拡大で、同センター内にあるメディカルセンター急病診療所を訪れる市民が急増、
フェスタ会場で感染が拡大する恐れがあるためで、市民の健康作りイベントが、インフルエンザのため中止になるという異例の事態となった。
　同診療所は休日・夜間利用の救急医療施設で、同市が同市医師会に運営を委託、当番医が診療に当たっている。ふだんの休日
1日の患者数は100人前後だが、10月に入って受診者が急増。
　連休の日曜だった11日は昼397人、夜254人、体育の日だった12日は昼421人、夜243人が受診。発熱を訴えて訪れる人が多く、
同市地域医療課は、新型インフルエンザ感染者が少なくないとみている。
　受診者の待合場所は、診療室前にソファを置いているが、11、12の両日は、フェスタ会場に予定されているスペースまであふれた。
18日も、同様に殺到することが予想され、健康作りが目的のイベントが、感染拡大につながる恐れもあることから、同市は中止を決めた。
（後略）

新型インフル、注意報レベルの流行に
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091016-OYT1T00526.htm

　国立感染症研究所は16日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、最新の1週間（10月5〜11日）に
新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当たり12.92人で、前週（9月28日〜10月4日）の6.40人から倍増したと発表した。
　これにより全国の推計患者数は前週の約33万人から約64万人に急増。ほとんどが新型インフルエンザ患者と見られる。
　新型の流行開始以降、全国平均で1医療機関当たりの患者数が注意報レベルの10人を超えたのは初めて。
　都道府県別では、北海道が38.96人と警報レベルの30人を超えた。次いで、愛知が23.52人、福岡23.48人、神奈川21.63人、
沖縄19.48人、東京18.98人、大阪16.96人など。
　厚生労働省の足立信也政務官はこの日の記者会見で「急速に患者が増えており、医療機関の救急外来が混雑している」と説明。
さらに、家族が発症した場合などに、自分が感染していないことを証明するため、医療機関で検査を求める人が相次いでいるとして、
「医療体制を確保するため、念のための受診や（症状がないのに）陰性かどうかを確認するための簡易検査は控えてほしい」と呼びかけた。

新潟県　新型インフルワクチン、妊婦は来月２日から　新潟　2009.10.16 03:05
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/091016/ngt0910160307002-n1.htm
　新潟県は１５日、新型インフルエンザのワクチンを最優先の医療従事者には今月１９日から、
妊婦と基礎疾患のある人には１１月２日から接種することを決めた。
　最優先以外の基礎疾患のある人は１２月１日から▽幼児から小学３年生までは１２月１４日から
▽１歳未満児の保護者・小学４〜６年生・中高校生と６５歳以上の高齢者は来年１月８日ごろから
−それぞれ接種する。
　最優先の医療従事者と妊婦は各１万９千人、基礎疾患のある人は最優先とその他合わせて
１７万１千人の見込みで、県内全体では１０２万８千人程度が対象になる見込み。
　接種は県内１４００カ所の医療機関で受けられる。費用は１回接種で３６００円（同一医療機関で
２回接種の場合は６１５０円）。

新潟県　新潟県新型インフルエンザワクチン接種スケジュール（H21.10.15現在）
http://2009influ.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/influschedule1015,0.pdf
http://2009influ.pref.niigata.lg.jp/bosai/2009influ.html

インフルエンザ：感染増え、今月第2週に1121人　前週の2.5倍　／茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2009/10/16/20091016ddlk08040192000c.html

　県は15日、今月第2週（5〜11日）に県内120の医療機関から報告のあったインフルエンザ感染者数が、
前週（452人）の約2.5倍の1121人だったと発表した。1医療機関当たりの平均患者数も9.34人となり、
「注意報」発令レベルの10人に迫る勢いだ。県は患者の多くが新型インフルエンザ感染者とみている。
　1医療機関当たりの平均患者数は、日立保健所管内で25.45人▽古河保健所管内で17.63人
▽つくば保健所管内で16.8人▽竜ケ崎保健所管内で13.64人となり、「注意報」発令レベルを超えた。
　また、4〜10日に小中高校や保育所など計414校が休校などの措置をとった。内訳は、休校21校
▽学年閉鎖62校▽学級閉鎖331校。【山内真弓】

埼玉県　新型インフルエンザ：ワクチン接種費用を負担−−戸田市、保護世帯など　／埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20091016ddlk11040246000c.html
　新型インフルエンザ対策で戸田市は１５日、ワクチンの優先接種対象者のうち、生活保護世帯と
非課税世帯合わせて約１万５０００人について、接種費用を全額負担すると発表した。また県内で
初めて、妊婦や小学生など優先接種対象者約３万６０００人の接種費用を１回につき１０００円
（１人２回まで）市が負担。具体的な実施方法は今後検討するとしている。【鴇沢哲雄】

>>140別報道

新型インフル：国産ワクチン、１回の接種で効果　厚労省　2009年10月16日 12時55分　更新：10月16日 14時37分
http://mainichi.jp/select/today/news/20091016k0000e040061000c.html
　厚生労働省は１６日、新型インフルエンザの国産ワクチンについて、「１回の接種で効果的な免疫反応が
期待できる」とする治験結果を公表した。新型インフルエンザは大半の人が免疫を持たないため、これまで
２回接種を前提にしていた。だが、１回接種で十分になった場合、接種人数が増える可能性がある。

　治験は北里研究所が製造したワクチンについて９月１７日から健康な成人２００人に対して実施。通常量
（１５マイクログラム）を皮下注射した結果、血液中で免疫として働く抗体の量が４倍以上上昇するなど、
ワクチンの有効性を示す基準を満たした人が９６人中７２人（７５％）で、ワクチンとして有効と評価される
国際基準の４０％を上回った。また倍の量（３０マイクログラム）を接種した９８人では８６人（８７．８％）に上った。

　ワクチンを接種した後の副作用は４５．９％の人にあり、接種個所が赤く腫れたりする頻度が高かった。
比較的重い副作用として急なアレルギーショックなどもあったという。

　新型インフルエンザのワクチン接種回数を巡っては米厚生省も９月、成人に対する臨床試験結果から、
１回の接種で十分な免疫効果を得られたと発表していた。【関東晋慈】

岩手県　新型インフル　ワクチンの接種は１９日から　2009年10月16日
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000910160002
　県新型インフルエンザ対策本部は１５日、新型インフルのワクチン接種を１９日以降に始める、
と発表した。感染や重症化のリスクで優先順位をつけ、徐々に接種を始める予定だ＝表。
厚生労働省は１〜４週間を空けて２回接種することを勧めている。

　接種を最初に受けられるのは、医療従事者や救急隊員らで、１９日から。次が妊婦と、呼吸器の
病気や免疫が落ちる病気などの基礎疾患（持病）があり、医師が「最優先」と判断した１歳〜小学３年生で、
１１月２日から接種となる。ただし、妊婦のうち保存剤の入っていないワクチンを求める人の接種は
１１月１６日からになる。

　１歳以上の未就学児や小学校低学年は１２月、１歳未満児の保護者や小学校高学年は来年１月
からだが、開始日はまだ決まっていない。

　接種は県内約７００の医療機関で行われる。接種の際は、妊婦の場合は母子健康手帳など、
接種条件を満たすことを証明する書類が必要となる。基礎疾患がある人は、かかりつけの医師に
相談して自分の「優先接種対象者証明書」を発行してもらい、提出する。費用は１回目の接種が
３６００円、２回目２５５０円。低所得者層などへの負担軽減策もある。

　いずれの枠にも入らない人への接種については、優先者への接種状況をみながら改めて
国が方針を決めることになるという。

　問い合わせは県保健衛生課（０１９・６２９・５４６６）と各保健所、並びに各市町村へ。同課の担当者は
「接種のメリット、デメリットを含め、かかりつけの医師とよく相談してほしい」と呼び掛けている。

岩手県　☆「新型インフルエンザワクチン接種について」リーフレット（第１版）のお知らせ
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=3359&of=1&ik=1&pnp=3324&pnp=3359&cd=22145

秋田県　新型インフルワクチン、１９日から優先接種　2009年10月16日
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000910160002
　県健康推進課は１５日、第６回県健康づくり審議会感染症対策分科会新興感染症部会
（福田光之部会長）を開き、新型インフルエンザを予防するワクチンの優先接種を１９日から
始めると発表した。まずは医療従事者が対象となるが、妊婦や基礎疾患のある人らも
１１月１６日から順次接種を始める予定。同課では２３日にワクチンを接種できる優先順や
予約の方法、医療機関について正式に発表する。(以下略)

香川県　医療従事者接種　１９日から　確保量、要望の半分以下　２７００人分が不足
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20091015-OYT8T01186.htm
　県は１５日、新型インフルエンザワクチンの医療従事者への優先接種を１９日に開始すると発表した。
県内分として現在、１万２３００人分が確保されているが、医療機関側が求める量の半分にも満たず、
対象を医師、看護師ら最低限の人数としても約２７００人分不足するとしている。

　県によると、新型インフルエンザ患者の治療にあたる県内約６００の医療機関への調査で、接種希望者
は２万８０００人に達した。検査技師や事務職員らを除き、医師と看護師、准看護師だけでも１万５０００人
と確保量を上回った。

　病院など個別の配分量は県が決定するため、感染者との接触度合いに応じて優先順位をつけ、さらに
対象者を絞り込むよう指示。１人あたり０・５ミリ・リットルが必要で、１・２ミリ・リットル入りのワクチン１本で
２人をまかなうとして、余った０・２ミリ・リットルを集めて対応するよう求めた。県薬務感染症対策課は
「この手を使えば、１割ほど多く接種できるはず」と説明する。（2009年10月16日 読売新聞）

新型ワクチン「安全性に疑問」、米医療団体が接種差し止め求め提訴
　2009年10月16日 14:24　発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2653361/4759951
【10月16日 AFP】米ニューヨーク（New York）の医療関係者らは15日、米当局が進める新型インフル
エンザA型（H1N1）の予防ワクチン接種プログラムについて、ワクチンの安全性を確認する臨床試験
に問題があるとして中止を求める訴えを起こした。

　医療関係者らは、「適切に臨床試験を受けたワクチンは１つもない」と主張。当局はワクチンの
有効性と安全性が十分に確認される前に一般市民への予防接種を行うべきではないとして、
ワシントンD.C.の連邦地方裁判所に接種の一時差し止めを求めた。

　一方、米国立衛生研究所（US National Institutes of Health、NIH）は、ワクチンの臨床試験は
8〜9月に実施され、その結果、十分な耐容性があり、健康な成人の場合は1回の接種で効果的な
免疫反応が得られることが確認されたとしている。(c)AFP

福島県内ニュース新型インフルワクチン接種で助成／北塩原村　2009年10月16日 09時48分配信
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200910168
北塩原村は、新型インフルエンザのワクチン接種費用の全額、または一部を助成する。
１５日の臨時議会で補正予算案を可決した。
妊婦や基礎疾患を有する人、１歳児から中学生まで、１歳未満の乳児の保護者、６５歳以上の
高齢者は、１人１回あたり１千円の自己負担で接種できる。
２回分の接種費用６１５０円のうち４１５０円を助成する。
生活保護世帯などの対象者は全額助成する。
約１１６０人分として５３１万円を計上した。

>>33>>41高校野球関連

インフル、盛岡大付選手も感染　秋季東北高校野球　2009年10月16日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091016t73027.htm
　第６２回秋季東北地区高校野球大会（１０〜１４日・青森市営野球場ほか）で準優勝した
盛岡大付（岩手）の選手が大会中に新型インフルエンザに感染し、決勝でも３人がベンチを
外れていたことが１５日、分かった。優勝した秋田商（秋田）もインフルエンザで、準々決勝
からベンチ入りが８人少ない１２人で戦っていた。
　盛岡大付によると、１３日の準決勝で２人が欠場し、１４日の決勝でさらに１人が戦列を離脱した。
　大会後の１５日、３人のほかに１３人が体調不良となり、診察の結果、１２人の新型インフル
エンザ感染を確認したという。
　大会期間中、盛岡大付、秋田商のほか、金足農（秋田）の選手もインフルエンザに感染した。
　秋田商は決勝の１４日、１年と２年を学年閉鎖にしていた。大会を運営した青森県高野連の
渡辺学理事長は「学年閉鎖は（取材を受けて）初めて知った。閉鎖時に出場させるかどうか
高野連の規定にはなく、学校長の判断になる」と話した。

マダガスカル、１週間で68の新たな例
Grippe A/H1N1 68 nouveaux cas en une semaine
ttp://www.lexpressmada.com/display.php?p=display&id=30340
48時間以内にAMBATOBEの学校で新たな33例は記録
金曜日から、AMBATOBEの学校では68例を記録し、総計で84例のうち16例は完治

学校の写真あり
ttp://www.madanight.com/madagascar-reportage-photo_331.htm

>>132サッカーJリーグ関連

FORZA!コンサドーレ【道スポ】石川　Ａ型インフルで離脱 （10/16 13:11、10/16 13:22 更新）
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/194638.html
　石川がＡ型インフルエンザに感染した。トップチームではＦＷ中山元気（２８）に次ぐ２人目。１
４日の練習後に３７度台の発熱。一夜明けたこの日、３８度台に上昇したため病院で検査し、陽性
反応が出た。守備の中心でもある石川の離脱は、チームにとって大きな痛手だ。
　また、同じく発熱したＦＷ上原慎也（２３）は陰性だった。
　なお、インフルエンザ感染に伴い、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場、札幌ドームサッカー練習場
およびホームゲームでのファンサービスは、再度自粛されることになった。

J's GOALオフィシャルニュース Ａ型インフルエンザの感染について　[ 札幌 ]（09.10.15）
http://www.jsgoal.jp/official/00091000/00091003.html

>>156サッカーJリーグ関連

途中交代した遠藤はインフル陰性と診断 2009.10.16 05:01
http://www.sanspo.com/soccer/news/091016/scc0910160503006-n1.htm
　発熱などの体調不良で１４日のトーゴ戦で途中交代、早退した日本代表ＭＦ遠藤保仁（２９）＝Ｇ大阪＝は
１５日、昼過ぎまで仙台市内で静養し、午後に帰阪。茨木市内の病院で検査を受け、インフルエンザではないと診断された。

>>13関東大学バレーボール関連

バレーボール：関東大学リーグ戦　インフルで１７、１８日の試合を中止
http://mainichi.jp/select/science/news/20091016ddm035050137000c.html
　関東大学バレーボール連盟は１５日、新型インフルエンザの感染拡大を防ぐため、１７日と１８日に予定していた
秋季男女１部リーグの順位決定戦計１６試合を中止にすると発表した。順位は総当たりリーグ戦の結果で決定し、
入れ替え戦は１１月１日に予定通り行う。

関東大学バレーボール連盟
http://www.volleyball-u.com/kanto/

新型インフル対応で受験機会の確保に配慮　［2009年10月16日12時40分］
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20091016-556186.html
　国立大学協会、公立大学協会、日本私立大学団体連合会の３団体は１６日、来年度入試の新型インフル
エンザへの対応について「受験機会の確保に向けた配慮に努めたい」とする共同コメントを発表した。

　３団体は「各大学に、公正性に留意しながら主体的に適切な対応をとるよう促す」とし、国にも感染状況など
について速やかな情報提供を求めた。（共同）

>>118芸能関連

Ｂｅｒｒｙｚ工房、メンバー５人がインフル感染 2009.10.16 15:41
http://www.sanspo.com/geino/news/091016/gnj0910161543014-n1.htm
　女性アイドルグループ、Ｂｅｒｒｙｚ工房のメンバー、須藤茉麻（１７）、菅谷梨沙子（１５）、清水佐紀（１７）の３人が
インフルエンザに感染し、１７日の仙台公演を中止すると１６日、公式ホームページ（ＨＰ）上で発表した。
　Ｂｅｒｒｙｚ工房では嗣永桃子（１７）が１３日に、夏焼雅（１７）も１５日にインフルエンザと診断されており、７人の
メンバー中５人が感染。「お客様にお楽しみ頂けるパフォーマンスが出来ないと判断」（公式ＨＰ）したため、
「Ｚｅｐｐ　Ｓｅｎｄａｉ」で行われる同公演の中止が決まった。
　今後の公演はスケジュール通り実施して行く予定で、中止に伴う振替公演は１２月３０日に同会場で行う。

ひき逃げ容疑者、インフル疑いで逮捕先送り
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091016-OYT1T00642.htm

　熊本県警荒尾署が、ひき逃げ事件の容疑者に対し、新型インフルエンザ感染の疑いがあるとの理由で、逮捕を一時見合わせていたことが分かった。
　同署によると、9日午後6時40分頃、同県荒尾市原万田の県道で、歩行中の無職女性（75）が軽乗用車にはねられ、左足を骨折するなどした。
　軽乗用車は走り去ったが、10日になって、同市大正町2、無職前田和孝容疑者（46）が「自分がひき逃げ事件を起こした」と荒尾駅前交番に出頭。
　その後、荒尾署に任意同行したところ、前田容疑者は「熱がある」と訴えた。署員が体温を測ったところ37度だったという。
　同署は「新型インフルエンザの疑いがあり、逮捕して留置すれば、ほかの留置人に感染する恐れがある」と判断。
前田容疑者に治療を受けさせるため、逮捕せずに帰宅させた。
　その後、前田容疑者が医療機関で受診したところ、新型インフルエンザには感染していなかったことが判明。
このため、同署は15日、道交法違反（ひき逃げ）、自動車運転過失傷害容疑で逮捕した。
　同署は「けがや体調不良などで留置に耐えられないと判断した場合は、体調が回復するまで逮捕しないケースはある。
前田容疑者はぐったりしており、逃走の恐れもないと考えた。対応に問題はない」としている。

>>160芸能関連

ゆうこりん危うくインフル？- 2009.10.15 18:00
http://news.cocolog-nifty.com/cs/article/detail/entame-200910151731/1.htmimage
タレントの「ゆうこりん」こと小倉優子さんが、14日の未明発熱により救急外来にかかったことをブログで公開した。
13日の昼より喉が痛み出したというゆうこりん。「お薬飲んでも治らなくて、夜中熱まで出ちゃいました(:_;)もしかして
インフルエンザ？」と不安になり、インフルエンザにかかった友人の症状と似ていたこともあり「夜のうちにどうしても
治したくて、夜中の２時に一人で救急外来に行って来ました(ノ＞＜)ノ」という。
インフルエンザの検査と、喉が白く腫れてるからと喉の菌の検査をし、不安な思いで検査結果を待つこと30分、
…結果は陰性だったという。発症12時間後でないと検査の反応が出ないため、朝になっても熱が下がらない場合は
再び来院するようにと言われたが、朝には「微熱に下がっていて本当にほっとしてました(:_;)」とのことだ。

現在多くの小中学校でインフルエンザ流行により、学級閉鎖や学校行事の延期や中止がなされている。芸能界でも、
人気アイドルグループNEWSの錦戸亮や城田優など、タレントがインフルエンザに罹患し、ドラマなど収録番組に影響が
出るケースも多くなってきた。
今回はインフルエンザを免れたものの、まだ微熱がつづくというゆうこりん。早く体調が回復になることを祈りたい。
（いとすく）

新型インフル、流行と死亡例の年齢層にずれ―感染研
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24800.html
https://www.cabrain.net/newspicture/20091016-5.JPG

　全国の定点医療機関から報告があったインフルエンザ患者数に占める5−19歳の年齢群の割合は71.3％で、依然として高いことが、
国立感染症研究所感染症情報センターの調べで分かった。患者のほとんどが新型インフルエンザとみられる。同センターで
10月15日に開かれた勉強会で、安井良則主任研究官が明らかにした。ただ安井研究官は、死亡例は「成人層で目立つ」とし、
今後注意深く観察する必要があると強調した。
　同センターによると、定点医療機関から今年の第28−40週（7月6日―10月4日）に報告されたインフルエンザ患者の年齢群別の割合は、
10−14歳が 31.0％で最も高く、これに5−9歳（24.3％）、15−19歳（16.0％）、0−4歳（10.3％）、20−29歳（8.0％）と続いた＝グラフ 1＝。
　安井研究官は厚生労働省のデータを基に、10月6日までの新型インフルエンザによる入院例1615例の年齢群別の割合も示し、
14歳以下が75.1％を占めたとした。中でも、5−9歳が38.0％で最も多く、10−14歳は20.1％、0−4歳は17.0％だった＝グラフ2＝。
　一方、9日までに報告された新型インフルエンザによる死亡例23例のうち、30歳以上が18例を占め、特に60歳代が5例で最多だったとした＝グラフ3＝。
　安井研究官は、「新型インフルエンザの流行は5−19歳が中心だが、入院は0−14歳が多数を占める」と指摘。また、流行や入院の
中心となっている年齢層とは異なる成人層で死亡例が目立つとし、「注意深く観察していく必要がある」と述べた。

■入院患者の4人に1人が慢性呼吸器疾患
　安井研究官はまた、6日までの入院例1615例のうち、基礎疾患を有するのは618例で、このうち喘息などの慢性呼吸器疾患が
395例だったことも明らかにした。

宮内庁鴨場で鳥インフルの疑い＝高病原性の可能性も−埼玉・越谷
10月16日11時57分配信 時事通信

　農林水産省は16日、埼玉県越谷市の「宮内庁埼玉鴨場（かもば）」で飼育されているアヒルやカモの一部から、鳥インフルエンザが疑われるウイルスが見つかったと発表した。
ウイルスの型は確定していないが、高病原性の可能性もある。高病原性鳥インフルエンザへの感染が確認されれば、今年2月の愛知県豊橋市のウズラ飼育農場以来となる。
　農水省によると、14日から県が実施していた鳥インフルエンザに関する定期検査で、カモなどの一部が陽性の反応を示した。現在、動物衛生研究所（茨城県つくば市）で
詳細な検査を進めている。
　赤松広隆農水相は16日の閣議後会見で、高病原性と確認された場合は「直ちに対策本部を立ち上げたい」と述べ、適切な対応を取る姿勢を強調した。　

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091016-00000055-jij-pol

ベルギー、5才児がインフルエンザA(H1N1)で死亡
Un enfant de 5 ans decede de la grippe A/H1N1
ttp://www.lesoir.be/actualite/belgique/2009-10-16/enfant-decede-grippe-h1n1-732815.shtml
エノー出身の5才児がインフルエンザA(H1N1)の流行ウイルスの感染後に病院で死亡した
子供は複数のリスク要因を示した
　エノー州 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8E%E3%83%BC%E5%B7%9E

10月8日、少年は発熱と呼吸困難があった
翌日、彼は入院して、抗ウイルス剤による治療を受けた

「彼の状況は悪化し、水曜日にインフルエンザ感染より死亡した、子供は複数のリスク要因を示した」
と、インフルエンザの報道官は説明した

インフルエンザA(H1N1)のウイルス感染の診断は木曜日に
公衆衛生科学研究所の検査で確定した

>>140関連

新型ワクチン、接種は原則１回＝１３歳未満、免疫不全者は２回
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009101600752
　厚生労働省が１６日開いた新型インフルエンザワクチンについての意見交換会で、出席した専門家らは、
国産ワクチンの接種回数を原則１回とする方針で合意した。同省は長妻昭厚労相に報告し、近く最終決定する。
　国産ワクチンの臨床試験で、１回の接種で十分な免疫が得られることが分かったため、２回接種の方針を
改めた。これまでの計画より、国産ワクチンを打てる人が増える見通しとなった。
　合意によると、１回接種となるのは医療従事者と１歳未満の乳児の保護者に加え、妊婦、中学・高校生、高齢者。
　持病のある人も基本的に１回接種だが、白血病やエイズウイルス（ＨＩＶ）感染などで免疫状態が悪化している
人は、主治医の判断で２回接種もできる。１歳以上１３歳未満の子どもは１回接種では十分な免疫が得られない
可能性があり、原則的に２回接種とする。（2009/10/16-17:36）

プロバスケット　【新型インフル】ｂｊ福岡で新たに２人が感染　2009.10.16 19:35
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/091016/oth0910161937023-n1.htm
　バスケットボール男子のｂｊリーグの福岡は１６日、マーリン・ブライアント、竹野修平の両選手が
新型インフルエンザに感染したと発表した。１５日に福岡市内の病院で検査した結果、２選手とも
陽性が判明したという。

　１３日に新型インフルエンザ感染が発表された三友康平をあわせた３選手は、１７、１８日の
大阪戦での選手登録が見送られる。ほかの７選手に異常は見られないという。リーグ規定では
試合には８選手をそろえる必要があるが、今回は特例措置として７人でも認められることになった。

鳥インフル：ウイルスは低病原性　宮内庁の鴨場　埼玉
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091017k0000m040088000c.html
　農林水産省は１６日、埼玉県越谷市にある宮内庁の「埼玉鴨場（かもば）」で飼育されている
アヒルとアイガモから、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表した。独立行政法人
「農研機構動物衛生研究所」による検査の結果、ウイルスはＨ３型で低病原性だった。

　農水省によると、埼玉鴨場はアヒル３３０羽、アイガモ３８０羽を飼育。埼玉県が１５日に実
施した定期検査で４検体中３検体からＡ型インフルエンザの陽性反応が出た。

　宮内庁によると、鴨場は外交団や国内の賓客の見学や接待に使われている。アイガモは客の食
事にも出されるが、一般に流通はしていない。【奥山智己、真鍋光之】

>>148関連
新型インフル：１３歳以上は１回接種に　厚労省が決定
http://mainichi.jp/select/science/news/20091017k0000m040086000c.html
　厚生労働省は１６日、新型インフルエンザの国産ワクチンについて専門家から意見聴取した結果、１３歳以上は
接種回数を原則１回とすることを決めた。２回接種の予定だったが、臨床試験の結果、１回で十分な免疫反応が
期待できると判断した。約２７００万人分とされていた国産ワクチンを接種できる人は大幅に増えることになり、
厚労省は来週に新たな接種スケジュールを公表する。

　厚労省は従来、国産ワクチンの接種対象を▽医療従事者▽妊婦▽基礎疾患のある人▽１歳〜就学前の小児
▽０歳児らの保護者▽小学校低学年−−と想定。約１カ月間隔で２回接種する計画だった。

　しかし、国立病院機構が９月に実施した臨床試験で、健康な成人１００人に通常量を１回接種した結果、血液中で
免疫として働く抗体の量が４倍以上上昇した人が７５％に上り、国際的な有効性の評価基準（４０％）を上回るなど
の有効性が確認された。この結果を基に、妊婦や基礎疾患のある人も、季節性インフルエンザの基礎免疫がある
ため１回接種で十分だと結論付けた。

　一方、薬事法で承認された使用法が２回接種となっている１３歳未満については、２回とすることを決定。基礎疾患
のある人のうち、抗がん剤治療やエイズウイルス（ＨＩＶ）感染で免疫機能が落ちている人には、必要に応じて追加
接種を検討するとした。

　約５０００万人分を輸入する海外産ワクチンについては、国内の治験結果などを待って判断する。１回接種で十分
と判断されれば、全国民への接種が可能になる。厚労省は「２回目の接種を希望する人の扱いなどを整理して、
必要量を早急に算出する」としている。

　また国産ワクチンの臨床試験では、４６％の人に副作用が表れ、注射した部位が赤く腫れるなどの局所的な
反応が多かった。比較的重い副作用として、急なアレルギーショックと、全身の発疹（はっしん）が１例ずつあった。
【清水健二、関東晋慈】

>>169関連
国内産新型ワクチン接種、13歳以上は原則1回―厚労省意見交換会　2009/10/16 21:09　　 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24808.html
　厚生労働省は10月16日、専門家を招いて「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」を開き、新型インフルエンザ
ワクチンの接種回数について議論した。席上、まず電話で参加した国立病院機構三重病院の庵原俊昭院長が、同病院など
国立病院機構4病院で健康な成人を対象に行っている臨床試験について、「1回接種で効果的な免疫反応が期待できる」と
中間報告。これを踏まえ国内産については、白血病などで「免疫が著しく抑制されている人」を除き、13歳以上は原則1回接種
とすることで意見が一致した。厚労省が国内産ワクチンの供給量を「2700万人分」としているのは2回接種が前提で、
接種対象者以外の人もワクチンを接種できる可能性が高まった。

　庵原院長によると、臨床試験では健康な成人200人を100人ずつ2グループに分けて、それぞれ通常量（15μg、皮下注射）
と倍量（30μg、筋肉注射）を接種。9日までに血清を採取した194人について、1回目接種の3週間後のHI抗体価を取りまとめた。
接種前の抗体保有者は、194人中7人（3.6％）だった。
　中間報告によると、接種後の抗体保有率は15μg接種で78.1％、30μg接種で87.8％。抗体陽転率はそれぞれ75.0%、87.8%。
抗体価変化率はそれぞれ14.5倍、35.0倍で、いずれも30μg接種の方が有効だが、15μg接種でもEMEA（欧州医薬品審査庁）
の評価基準を上回った。庵原院長は「1回接種で効果的な免疫反応が期待できる」などとする治験調整医師のコメントを紹介した。
　EMEAの評価基準について、国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターの田代眞人センター長は「（日本でも）
使える」と指摘。また、臨床試験の結果に関して「すべての成人に広げても問題がない」との認識を示した。

　これを踏まえ自治医科大の尾身茂教授は、優先接種対象者のうち「医療従事者」「1歳未満の小児の保護者」「優先接種
対象者のうち免疫がつけられないなど身体上の理由により予防接種が受けられない人の保護者」については、1回接種で
よいとの見解を示し、他の出席者もこれに同意した。妊婦については、庵原院長が「諸外国は妊婦（の接種回数）を特別
多くしていない」と指摘。電話参加の国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長も、「健康成人と同じで
問題はない。米国はそうやっている」と述べた。

　中高生など13−19歳については、庵原院長が「オーストラリアでは10歳以上は1回接種だ」として、1回接種でよいとの認識
を示し、多くの出席者から同意を得たが、これに対しては岡部センター長が、「1回接種が前提でもよいが、（1回接種の有効性
を確認するため）小規模でも臨床試験を実施すべきだ」と主張、これが了承された。一方、小学生以下の13歳未満については、
原則2回接種とした。(続く)

>>170続き

　基礎疾患を有する人については庵原院長が、ぜんそくや糖尿病など「抗体をつくれないほど免疫状態が悪くない人」と、
白血病や抗がん剤の投与を受けているなど「免疫が著しく抑制されている人」は、「分けて考えるべきだ」と指摘。その上で、
「免疫が著しく抑制されている人」は「2回接種でも大きな上積みはできない」として、「そういう人こそ、アジュバント（免疫増強剤）
入りを1回接種でもよいのではないか」と提案した。ただし、これは抗体反応のみを考えての提案で、「副作用のことを考えると
別だ」とした。また防衛医科大の川名明彦教授は、基礎疾患を有する人の接種開始は11月が予定されているが、ワクチンの
輸入開始は年末から来年1月になる見通しであることを踏まえ、「（輸入ワクチンを待っていて）接種が遅れることがないように
しなくてはならない」と強調した。これを踏まえ基礎疾患を有する人については、基本的には1回接種としながらも、一部の免疫
が抑制されている人には安全性が確認され次第、アジュバント入りの輸入ワクチンを打つことや、主治医の判断で2回目の接種
を行えるようにすることで議論がまとまった。

■重篤な副反応2例も「大きな問題はなかった」
　臨床試験の中間報告では、重篤な副反応としてアナフィラキシー反応、中毒疹がそれぞれ1例報告された。
　このうち、アナフィラキシー反応を示した27歳の女性には、小児ぜんそくの既往歴があり、25歳から再びぜんそくの治療を
していたことから、「ハイリスク者に打つ際の配慮が必要だ」との意見が出た。
　このほかの副反応は、発赤44例（15μg皮下注射38例、30μg筋肉注射6例）、腫脹21例（同18例、3例）などで、副反応は
接種者全体の45.9%に見られたという。庵原院長は「季節性の副反応データがないので、何とも言えない」としながらも、豪州
のCSL（コモンウェルス・シーラム・ラボラトリーズ）でのワクチンの局所反応の発症率46.3%と差がなかったことなどを紹介。
厚労省側も、「局所反応のために2回目の接種をしなかった人はいない。大きな問題はなかった」との認識を示した。

■議論の結果受け「来週にも決断」―足立政務官
　今回の議論の結果は長妻昭厚労相に報告され、これを基に政務三役などが接種回数について検討するという。意見交換会後、
正林督章・新型インフルエンザ対策推進室長は、「1回接種になれば、接種対象者（約5400万人）には国内産ワクチンを打ち、
健康成人などほかの人は輸入ワクチンを打つことになるのか」との記者団の質問に対し、「そうなるかもしれない」と答えた。
　また、足立信也政務官は同日の記者会見で、「意見交換会の結果を受けて、厚労省としてもワクチン接種体制、スケジュール等、
判断を加えて、来週にも決断をしたい」と述べた。

２３府県が１９日接種開始＝新型インフル用ワクチン−厚労省　（2009/10/16-20:54）
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009101600974
　新型インフルエンザ用ワクチンについて、２３府県が１９日から医療従事者を対象とした接種を
始めることが１６日、厚生労働省のまとめで分かった。
　同省によると、２０〜２５日に予定しているのが２３道県で、東京都は２６日以降になるという。

【米国　子供の不可思議な死】
ttp://www3.signonsandiego.com/stories/2009/oct/16/childs-death-flu-mystery/
アリッサ・オルティス・サンチェスは高熱も咳も鼻水も喉の痛みもなかった。10月8日に最初に5歳の娘を医者に連れて行った時、両親は豚インフルエンザだとは思っていなかった。
しかし少女が翌日酷い頭痛に苦しみ、目の周りが紫色に腫れあがっているのを見た時、両親は何かが間違っていることに気づいた。アリッサは35時間後に死亡した。
そしてサンディエゴで最初にH1N1で死亡した子供となった。
アリッサがたどった運命は、地元の医師たちを当惑させ、親たちに、今自分の子供たちが病気により脆弱になっているのではないかという恐れをいだかせた。
「怖かったです」とブランディ・ウエアは、アリッサが通った幼稚園のあるHoward Pence小学校の昨日の朝、彼女の幼稚園と1年生の子供を連れて行った後、そう述べた。
「できるだけ早くワクチンを受けに行きたいと考えています」
豚インフルエンザの注射と鼻スプレーはその郡に到着し始めているが、供給は数週間は制限されることになる。昨日、サンディエゴのラディ子供病院の感染病部門長ジョン・ブラッドリー医師は安心させようと努力していた。
彼は、アリッサのケースは極めて珍しいもので、ほとんどは軽い症状であり、数日で回復すると述べた。ブラッドリーは「このことは、普通のインフルエンザのようなウイルスであっても重症になり得ることを思い起こさせます。
普通のウイルスであっても死が起こり得ること、それはあまり考えたくないことです」と述べた。
新学期の始まりとともに、子供たちの間で豚インフルの死亡者が増え続けている。ＣＤＣはアリッサを米国の82番目の子供の死亡例であると発表した。
アリッサの家族はメキシコのティファナに住んでいたが、およそ7か月前にサンディエゴに戻ってきていた。
アリッサの両親は米国の健康保険に入っていなかったので、最初ティファナの内科医に連れて行った。尿検査の後、尿路感染症の疑いがあったため、医師は薬を処方して翌日もう一度来るように言った。
アリッサはその夜は良く眠っていたと母親。しかし朝になりスープを飲んだ後、吐き出してしまった。父親のサンチェスは「薬の副作用だと思いました」と述べた。
診療所に到着するころには、アリッサの脈は早くなっていた。進行の早さに戸惑い、内科医はラディ子供病院へ、国境を越えて家族を戻した。
国境警備は救急処置が必要と認め、列に並ぶことなく国境を超えることができた。
まもなく、少女は酷い胃痛を訴え「叫んだり泣いたりしていました」とサンチェス。数分後、アリッサの心臓は鼓動を止めた。
医師たちはアリッサを蘇生させ、急いで集中治療に連れて行ったが、彼女の心臓は機能しなくなり土曜の午前一時、死が宣告された。
医師たちは、通常、心臓細胞に存在する酵素が、血中に流れ出していたため、H1N1ウイルスが、心筋に入り込んでいたことがわかった。それは明らかに重要な組織の破壊を示すものである。
インフルエンザが筋肉に感染することは一般的であるが、−インフルエンザはしばしば体の痛みを伴う−ウイルスは心臓までは、めったに達することはない。しかし、そうなった時は、結果は迅速で致命的なものとなる。
感染症は、心臓の特別な細胞（電気を伝え、器官の吸上げ動作を指揮する）に干渉する。もし収縮の調和ができなくなったら、血液は汲み上げられなくなる。
もう一つの可能性は脳炎、あるいは感染によって起こる脳の膨張である。アリッサを苦しめた頭痛はこの状態の兆しだったのかもしれない。
「我々は、子供が幻覚を見ていないか確認します。例えば、周りの人を認識できなくなっているとか、壁を這いまわる物を見たりしていないかといったことです」とブラッドリー医師
ミステリを解くためブラッドリー医師たちは、アリッサの器官のサンプルを調査する予定である。
ブラッドリーは一つ確実に言えることは、両親がとった行動は、少女の命を救う以外の何物でもなかったということだと語った。

（静岡県）新型インフルワクチン、来週から接種開始
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8803058.html
県・厚生部は１６日、新型インフルエンザのワクチン接種を来週火曜日の２０日から順次開始すると発表した。
県内でも新型インフルエンザの患者が急増していて県などで注意を呼び掛けている。
県・厚生部は、新型インフルエンザのワクチンについて会見し、来週月曜１９日に各医療機関へ発送し、翌２０日
から順次接種を開始すると発表した。
インフルエンザのワクチンは確保できる数に限りがあることから接種に優先順位が定められていて今回の接種
では最も優先順位の高い医療従事者に接種が行われる。静岡県には最大で２６，５８２人に接種できるだけの
ワクチンが国から配分されていて、今回は希望のあった２，３３６施設の医師、看護士、救急隊員あわせて
２万５，８７２人に接種が行われる予定。
また２０日には第２回のワクチンの出荷が開始される予定で同じく医療従事者に接種される予定。また、次の
優先順位である妊婦や基礎疾患を持つ人への接種は来月６日以降に予定されている第３回の出荷分で接種が
行われることになっている。
県・厚生部によると、県内では今月５日から１１日までの１週間で７１１人の患者が発生していて、前の週の、
およそ２．６倍と急増している。[ 10/16 18:20 静岡第一テレビ]

北海道　インフルエンザワクチンで誤算 　TheNEWS北海道で放送 2009年10月16日（金）19:00更新
http://news.hbc.co.jp/10162102.html
新型インフルエンザのワクチン接種のスケジュールに誤算が生じていることが分かりました。
キーワードは「多すぎる医師たち」です。
新型インフルエンザワクチンの接種は、患者の診察に直接携わる医師や看護師、救急隊員などを最優先に
23日から始まる計画で、道はおよそ７万５千人分のワクチンを準備していました。
ところが、各医療機関から道に寄せられたワクチンの希望数が準備分を大幅に上回ることが16日までに分かりました。
道内の医療従事者を全てあわせてもおよそ６万９千人しかいないため道は当初「ワクチンは十分足りる」と説明していました。
ではなぜワクチンが足りなくなったのか？ワクチンの希望数は各医療機関からの自己申告のため
治療に関係ない医師のほか会計や事務担当者など対象外の人の分まで
要請したものと見られています。
道は医療従事者分のワクチンの割り当てをこれ以上増やさず人数の再調整を図る方針ですが
思わぬ誤算で今後の接種のスケジュールに影響が出る恐れがあります。

山形県　ワクチン２０日から本格的に
http://www.nhk.or.jp/yamagata/lnews/03.html
新型インフルエンザのワクチン接種が県内では７９１の医療機関で、今月２０日から本格的に始まることになりました。

これは１６日開かれた県の新型インフルエンザの対策会議で報告されたものです。
それによりますと、県内でワクチン接種が行われるのは７９１の医療機関で、今月２０日から本格的に始まります。
接種の時期と対象になる人は、▼今月２０日から医師や看護師などの医療従事者。
▼来月中旬からは妊婦と基礎疾患がある人。
▼１２月中旬からは１歳から小学３年生。
▼来年１月上旬から１歳未満の子どもの保護者などとなっています。続いて、▼１月上旬からは小学４年生から６年生。
▼１月中旬から中高生と６５歳以上の高齢者となっています。
県は通院患者やふだん病院にかかっていない人も接種を受けることが出来る６５９の医療機関を来週からホームページ
などで公表することにしていて接種には予約が必要になります。
費用は、それぞれが負担することになっていますが、所得の少ない世帯に対しては市町村が負担の軽減を行うということです。

三重県 １９日にワクチン接種
http://www.nhk.or.jp/tsu/lnews/02.html
新型インフルエンザのワクチンの接種について、三重県では週明けの１９日から優先順位が
最も高い医療関係者を対象に始めることになりました。

新型インフルエンザのワクチンについては、現段階では確保できる数が限られていることなどから、
国では接種の優先順位を決めています。
この国の決定を受けて、三重県では、週明けの１９日から優先順位が最も高い医療関係者を対象に、
ワクチンの接種を始めることになり、最初に地域の中核的な病院２０ヶ所の約６８００人に先行して接種
が行われることになりました。その後、妊娠中の女性やぜんそくなどの「基礎疾患」がある人は
来月上旬から、１歳から小学校３年生までの乳幼児や児童は、１２月中旬から接種が始まる予定です。
また、１歳未満の子どもの保護者や、小学校高学年、中学生、高校生、６５歳以上のお年寄りについては、
これから順次供給されるワクチンの到着を待って行われることになり、県では実施できる時期が固まりしだい、
公表することにしています。

徳島県　ワクチン接種１９日から開始
http://www.nhk.or.jp/tokushima/lnews/01.html
新型インフルエンザの国産ワクチンの接種について、徳島県は、優先的に接種を受ける医療従事者が
来週の１９日から、妊婦や糖尿病などの持病がある人は来月１６日から開始することなどを発表しました。

新型インフルエンザの国産ワクチンの接種について、徳島県は国が決めた優先順位に従って、県内での
接種のスケジュールや接種を受けられる医療機関の数などを、
発表しました。
それによりますと、県内でワクチンの接種が始まるのは、▼患者の治療にあたる医療従事者は、来週
月曜日の１９日から、▼感染すると重症になりやすい妊婦と、糖尿病やぜんそくなどの持病がある人は
来月１６日から、▼１歳から小学校３年生に相当する年齢の子どもは、１２月中旬から、▼１歳未満の
乳児の保護者などは来年１月初めから、▼小学校４年生から６年生の子どもと中学生、高校生、
それに６５歳以上の高齢者は来年１月中旬からとしています。
徳島県への国産ワクチンの配分は、すでに届いている分も含めて今月中に治療にあたる医療従事者が
２回接種する分、およそ１万９００人分が分けて届けられ、今後、月に２回のペースで配分される見込みです。

すでに配分されたワクチンと同じ割合で配分された場合、徳島県には、来年２月後半までに合わせて
およそ２３万人分が順次、配分される見込みです。

ワクチンの接種は県内の６９３の医療機関で受けることができ、このうち３４７の医療機関では、
かかりつけでなくても接種を受けられるということです。

ワクチンの接種はすべて予約制で、県では、子どもの接種が始まる１２月中旬に向けて１１月中旬ごろ
には医療機関の一覧を県のホームページや市町村を通して公表したいとしています。

鹿児島県　新フルワクチンの開始日公表
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/lnews/02.html
新型インフルエンザのワクチン接種が鹿児島県では、今月１９日から医師や看護師などの医療従事者を対象に
始まることが決まりました。鹿児島県は国の方針に従ってワクチン接種に向けた準備を進めていましたが、優先的に
行うワクチン接種の日程が決まりました。それによりますと、今月１９日からは離島を除く本土の医師や看護師など
の医療従事者を対象に実施します。離島の医療従事者はワクチンの搬送に時間がかかるため、今月２１日までに
は接種を開始する方針です。また、妊娠している人や心臓の病気やぜんそくなど重い疾患がある人については、
来月２０日から開始します。幼児や小学生のワクチンの接種は、１２月中旬から中学生や高齢者は１月中旬から
になる見通しですがいつ始めるか、具体的な日程は決まっていません。一方、県内でワクチンが接種できるのは
すべての医療機関のおよそ４分の３にあたる１３０７か所で、鹿児島県は今月中にワクチンの接種できるすべての
医療機関をホームページで公表する予定です。鹿児島県にはワクチン接種についての問い合わせが多くなって
いるため、今月１９日から平日の午前８時半から午後５時１５分まで電話での相談窓口を設けて対応することにし
ています。電話番号は０９９（２８６）２８６０となっています。

肺炎球菌：小児用ワクチンの国内販売を承認　厚労省
　厚生労働省は１６日、小児用の肺炎球菌ワクチンの国内販売を承認した。肺炎球菌は
子どもに重症の髄膜炎や肺炎などを起こす。国内では、来春までに小児科などで任意
接種が受けられるようになる見通し。

　承認されたのはワイス（東京都品川区）が申請していた小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー」。
日本の承認は９８カ国目。すでに成人用ワクチンは承認されているが、小児用と成分や
製造法が異なる。

　肺炎球菌が原因の髄膜炎は年間約２００人が発症する。病気の進行が早く、致死率は
１０％と言われている。同じように重い髄膜炎を起こすインフルエンザｂ型菌（ヒブ）に次いで
発症者数が多い。

　接種対象は生後２カ月から９歳以下。接種時期は、生後２カ月以上〜７カ月未満に始め、
１歳３カ月までに計４回を標準としている。

【江口一】 http://mainichi.jp/select/science/news/20091017k0000m040109000c.html
メーカープレスリリース：http://www.wyeth.jp/news/2009/1016_2.asp

【ＷＨＯ　新型は素早く死に至らしめる：研究者たちは同意】
ttp://www.reuters.com/article/healthNews/idUSTRE59F54620091016
ＷＨＯは金曜日、新型H1N1インフルエンザは季節性と”著しく異なって”おり、より若い世代を、時に素早く死に至らしめると述べた。
今週ワシントンで開かれたＷＨＯ主催の会議において、７ヶ月の間実施された調査をレビューした結果、ウイルスは概ね"mild”だが、少数の不運な者に、異常で深刻な症状を引き起こすことがあることが示された。
「そのような事例を経験した参加者たちは、重症例の臨床像が、季節性インフルエンザの流行時に見られるパターンと著しく異なっていいることを認めています」とＷＨＯの進藤 奈邦子博士は会議で述べた。
これとは別に、金曜日、米国疾病管理予防センターのアン・シュケット博士は、86人の米国の子供が豚インフルで死亡したと述べた。
また、それは、通常ならばインフルエンザの重症化を回避できている5歳から17歳までの年代のグループが最も多い。
「ひどいケースでは。発症後およそ3日から5日で悪化し始めます。悪化は急速であり、多くの患者は24時間以内に呼吸不全となり、集中治療をすぐにに受ける必要があります」と進藤博士は述べた。
そのような患者は、すぐに人口呼吸器を付ける必要があるが、この治療法によって救われないケースもあると進藤は述べた。
一部地域で、緊急治療室が、多くが救命医療を必要とする患者であふれてしまうケースもあると彼女は述べた。
良いニュースとして、抗ウイルス薬タミフルやリレンザでの早期治療が、治療におおいに役立っていると述べた。
通常インフルエンザは上気道の病気であり、鼻と喉に影響があるが、H1N1は、より深く肺の中まで到達する。
進藤は「このウイルスは実際、下気道を好むようです。このことはウイルスが季節性と比較してウイルス性肺炎を引き起こしやすいことを意味します」と述べた。
ウィニペグ（マニトバ）のセントボニファチオ病院のアナンドクマール博士は「ある場所では全都市の利用可能なICUの50%が、H1N1患者で満杯となりました。基本的にわれわれの能力の最大限を使っていました。」と述べた。
進藤は、ＷＨＯは豚インフルで重症化する危険因子が何であるのか突き止めるのに苦労していると述べた。
「現状、極度の肥満が正確にどう影響しているのか、ほとんど分かっていませんが、極度の肥満は、重症あるいは致命的なケースにおいて多くの部分を占めています。肥満は過去のパンデミックや季節性インフルエンザにおいて危険因子だとは認識されていませんでした」

【米国　判事が医療従事者に対する義務的なワクチン接種を差し止め】
（以下抜粋）
金曜の朝、裁判官は、全ての医療従事者が季節性インフルと豚インフルの予防接種を受けることを必要としているニューヨーク州の指令の施行を停止させた。
金曜の午後、州保健当局は、当局が予防接種を必要とする”明確な法的権限”があるとして、差し止め令と戦うと宣言した。そして州の法定が、風疹と結核に対し医療従事者の義務的な予防接種を支持している点を指摘した。
Albanyメディカルセンタの緊急治療室で働く3人の看護婦が、命令が彼らの市民権を侵害していると主張し、州に対し訴えを起こしている。10月30日に審問が予定されている。

>>181　関連
■新型インフル１８歳未満の死者、米で急増８６人に　YOMIURI ONLINE　
　【ワシントン＝山田哲朗】米疾病対策センター（ＣＤＣ）のアン・シュケット博士は１６日、
記者会見し、米国内で新型インフルエンザによる１８歳未満の死者が急増、８６人に
達したことを明らかにした。

　８月３０日以降に４３人が死亡しており、うち１９人は１２〜１７歳の若者だった。２０〜３０％の
子供は特に基礎疾患（持病）がない健康な子供だった。

　米国では季節性インフルエンザで例年、４０〜５０人ほどの子供が死亡する。今年は冬の
本格的な流行を迎える前にこの数字を超えた。

　米国では５日から新型インフルエンザワクチンの接種が始まったが、まだ供給量が十分でなく、
子供への接種が進んでいない。シュケット博士は「親は、呼吸困難など重症化の兆候に注意する
必要がある」と話している。

（2009年10月17日11時53分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091017-OYT1T00507.htm

【米国　予防接種キャンペーンを停止させようとする訴訟】
ttp://www.physorg.com/news174847447.html
ニューヨークの医療従事者は木曜日、全米の大規模な豚インフルワクチン接種プログラムを停止するよう法的な措置をとった。ワクチンは適切な試験がされていないという。
グループの弁護士は、十分に安全性と有効性を検査することなくH1N1ワクチンを急いで市民に提供したとして、ワシントン連邦裁判所に一時的な停止命令をするよう訴えを起こした。
ジム・ターナ弁護士は「H1N1のワクチンはどれも適切な試験がされていません」とAFPに語った。
木曜に提出された訴状によると、ワクチンは豚インフルの大規模流行を防ぐには程遠く、生きている、弱体化された鼻スプレーワクチンはH1N1のパンデミックを引きおこすトリガになる得るという。
「インフルエンザの生ワクチンなど他にはありません。すぐに不活性ワクチンにはない新しい問題を抱えることになります。ＦＤＡは新薬の法律下でワクチンの安全性と有効性を示す適切な試験をしていません。
「テストデータというのは、どこかの医学校の教授が、一部の学生を感染させ、”なにも問題はありませんでした”と言うようなものではないのです。
「テストというのは、ＦＤＡ規則に従って、注意深く管理されたdouble-blind、偽薬制御による治験のことであり、投薬の状態を見るための一連の全ての試験..その後、ＦＤＡの科学者によるレビューが行われるものです」
「そういったことが、このワクチンに対してはおこなわれていません。法はそれが行われることを要求していると、我々は言っているのです」
訴訟は、ニューヨークで医師、看護婦、他の医療従事者のために起こされた。ニューヨークでは医療従事者が、H1N1のワクチン接種をするよう要求されている。
もしその訴えが認められれば、全国的なH1N1のロールアウトを止めることになるだろうとターナ弁護士は述べた。ターナ弁護士は公衆衛生当局を豚インフルの流行を誇大宣伝したとして非難している。
「当局は豚インフルエンザウイルスが普通のウイルスに酷似していて、普通のウイルスにマイナーな変化があったものにすぎず、特別な新薬のテストの必要はないと言っている。」
「もしそれが本当とするなら、我々はこう言いましょう。世界的な脅威があるとした、これに関する誇大宣伝すべてが見当違いであり、彼らは、ニューヨーク州に、もし単なる１つのインフルエンザであれば決してとることのない衝動的行動をとらせたと。」
鼻スプレーワクチンの製造を行っているMedImmuneの代表カレン・ランカスタは、AFPに対し、会社は2003年から市場に、季節性インフルエンザの生ワクチンを提供してきたと述べた。

【薬服用 妊婦への影響調査へ】
ttp://www3.nhk.or.jp/news/t10013180061000.html
妊娠中の女性が新型インフルエンザに感染し、タミフルなどの抗ウイルス薬を服用した場合、予期しない副作用が起きないか監視しようと、日本産科婦人科学会は妊婦１万人を対象にした大規模な追跡調査を行うことを決めました。
免疫が低下している妊娠中の女性は、新型インフルエンザに感染すると重症化しやすいため、ＷＨＯ＝世界保健機関は抗ウイルス薬の早期投与を勧めていて、日本産科婦人科学会でも使用を推奨しています。
しかし、国内では妊婦９０人を対象にした研究で、胎児に異常が起きる危険性が高くないことなどはわかっていますが、薬が原因の副作用がまったく起きないかなど安全性について大規模に調べたデータはありませんでした。
このため学会では、抗ウイルス薬の服用で流産や早産の起きる頻度が高くならないかや、赤ちゃんの発達に異常が出ないかなど、妊婦１万人を対象に追跡調査をすることにしたものです。
今回の流行では、１０万人から２０万人の妊婦が感染すると想定されるということで、学会で新型インフルエンザ対策を担当している富山大学の斎藤滋教授は「治療にタミフルやリレンザは不可欠で、悪影響よりも効果の方が大きいと考えられるので必ず飲んでほしい。
ただ、これだけ多くの妊婦が服用するのは初めてで、予期しない異常が起きる可能性もあり、安全性についてより詳しく分析したい」と話しています。

世界に誇れる日本人の清潔な生活習慣は、最近崩壊しつつある気がします。
特に若い人に多いけど、道端に平気で座ったり、地べたにベタっと置いて
底が汚れたカバンを電車のシートに置く、論外なのは、電車のシートに
靴のまま足を置いている人の多いこと（椅子の上に自分の子供が靴のまま
上がっても特に注意をしない親も同じです。どうして靴で歩くところが
ばい菌だらけだという事くらい教育しないんでしょうか？）

ここ数年そんな光景が目立つ中で、感染病がどんどん蔓延するのは
当たり前だと思います。死者がちらほら出始めている今、マスクをしている
人の少なさにも驚きます。
治療薬に頼ることばかりを考えずに、健康な人から新型インフルエンザを
なくす努力をしていかないといけないと思います。

■新型インフル、タミフル耐性ウイルス31件確認　ＷＨＯ「まだ散発的」　ＮＩＫＫＥＩ　ＮＥＴ　２００９年１０月１７日
　【ジュネーブ＝藤田剛】世界保健機関（ＷＨＯ）の進藤奈邦子医務官は16日にワシントンで会見し、
インフルエンザ治療薬のタミフルが効かない新型インフルエンザウイルスが31件確認されたことを
明らかにした。うち半分は感染予防のためにタミフルを服用した人から発見されており、「実際に
感染する前はタミフルの服用を控えるべき」と訴えた。

　31件の耐性ウイルスは世界各地で１万件強の新型インフルエンザウイルスを調査した結果、
確認された。進藤医務官は「耐性ウイルスの発生はまだ散発的で連鎖はしていない」と語った。

　南半球の豪州やニュージーランドでは冬場に「集中治療室（ＩＣＵ）に収容された患者が例年の
４〜８倍に上った」と述べ、新型インフルエンザは季節性インフルエンザよりも重症患者が多いと
分析した。(11:23)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091017AT2M1604517102009.html

>>186のものです。
ニュースのスレなのに間違えました。すみません。

【中国　2人目の死亡例】
ttp://news.xinhuanet.com/english/2009-10/17/content_12253601.htm
新華社：H1N1に感染した43歳の女性が、中国北西部青海省で死亡したと地方保健衛生当局が土曜日報じた。

【ニュージーランド　豚インフルと診断された日本の女子学生たち】05:00 17/10/2009
ttp://www.stuff.co.nz/national/2973441/Pupils-diagnosed-with-swine-flu/
クライストチャーチを訪問している5人の日本の女子学生が豚インフルと診断された。今週、横浜女学院の生徒213人がAvonside女子高校とRangi Ruru女子高校との活動に参加していた。
カンタベリの医務官Alistair Humphreyは、35人の女子生徒にインフルエンザの症状があると述べた。
「豚インフルの集団感染だからといって、全員が検査されるわけではありません。」と医務官は述べた。
全員がタミフルを予防投与され、症状のある者は72時間隔離されるとHumphreyは述べた。
「ニュージーランドに少女たちを連れてきた教師たちは、状況への対応において非常に責任感を持ち、極めて真剣に感染管理の予防措置を取っていました。」グループは火曜日にクライストチャーチを発つ予定。

「１９日から」は医師だけなのに...　新型インフル予防接種　一般から予約・問い合わせ殺到 （2009年10月17日 13:48)
http://www.sankei-kansai.com/2009/10/17/20091017-015816.php
　新型インフルエンザ用ワクチンの接種が優先順位の高い「医療従事者」を対象として１９日から
始まるのを前に、まだ接種ができない一般の人からの予約や問い合わせが医療機関に相次いで
いる。新型の流行規模は全国的に注意報レベルを突破。今後も感染拡大が予想されるなか、
すでに電話対応に追われ業務に支障が生じている病院もあり、医師らは「接種の優先順位を
行政が周知徹底してほしい」と訴えている。

　ワクチンの接種は１９日から、医師や看護師ら約１００万人の医療従事者を最優先で実施。
その後、妊婦や腎臓病など持病のある人、１歳〜小学３年生の小児―の順で行われる。

　しかし大阪市天王寺区の「上本町わたなべクリニック」には、妊婦や持病のある患者から
「１９日から接種してくれるのか」といった問い合わせが増加。また京都府医師会によると、
問い合わせが殺到したため電話が話し中でつながらなくなった小児科医院もあるという。

　同医師会の担当者は「一般の人は『１９日から接種』という情報だけを覚えていて、医療
従事者対象ということに気づかないのでは」と指摘している。

　国立感染症研究所の発表によると、１１日までの１週間に全国約５千の定点医療機関から
報告されたインフルエンザ患者数は前週から倍増し、１機関当たり１２・９２人。新型の流行
開始以来初めて、全国平均で注意報レベルの１機関当たり１０人を超えた。

【米国　ＦＤＡはペラミビルの使用について決断を迫られている】
ttp://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/swineflu/news/oct1509peramivir.html
2009年10月15日：　昨日、会議での市民からの質問に答えて、ＦＤＡは、H1N1の重症患者を救う目的で実験的に抗ウイルス薬ペラミビルの緊急使用を許可するかどうか、近々、決定を下すことになるだろうと述べた。
ＦＤＡはタミフルやリレンザのようなノイラミニターゼ抑制剤であるペラミビルの緊急使用認可(EUA)の可能性を検討してきた。ペラミビルは静脈注射か筋肉注射だが、タミフルは経口であり、リレンザは粉末として吸入される。
昨日の国家バイオテロ防御科学委員会(NBSB)で、ＦＤＡ当局Counterterrorism担当のAubrey MillerはH1N1患者のペラミビルの緊急使用
に関する検討状況についてコメントを要求された。NBSBは保健社会福祉省（HHS）の顧問委員会である。
Aubrey Millerは｢情報供与もしくは決定が、すぐにでも行われる必要があります。他の医学的な対抗策と共にＦＤＡによって現在、評価が行われてるところです。現時点では検討中のため詳しいタイムスケジュールはありません。｣と述べた。
サンフランシスコのPaul Gordonと名乗る男が、H1N1で集中治療を受ける患者にとって、静脈注射の抗ウイルス剤は”極めて必要性が高い”と主張した。
彼は、緊急使用研究用新薬(IND)の手続きの元、ペラミビルが現在、患者に使うことが可能であると述べた。がＣＤＣのウエブサイトはこのオプションについては情報を提供していない。Gordonは、新薬が既に、複数の患者の生命を救っていると主張した。
ペラミビルの製造メーカバイオクリストの広報担当Catherine Collier Kyroulisは、今日、会社がINDのルールの元、H1N1患者にペラミビルを使用するため内科医から20件の要求があったと述べた。
彼女は、それらの事例の結果に関しての情報提供はできないと述べた。
INDのルールに基づくペラミビルの使用を望む、内科医はバイオクリストに評価事例としてコンタクトをとらなければならない。そして会社に従ってアプリケーションにサインすることになる。
要請はまた、適切な施設内倫理委員会（IRB）の承認を受ける必要があると、ＦＤＡ報道官Karen Rileyは述べた。段取りについてもＦＤＡによる認可が必要である。
9月、保健社会福祉省（HHS)はバイオクリストにEUAの下、ペラミビルを1000から40000回分提供するよう提案の提出を求めたと同社は9月21日報道発表した。HHSの要請はHHSが実際に緊急認可や注文を行うことを保証するものではなかった。
昨日のNBSBの電子会議でペラミビルについて2人にコメントと質問を聞いた。
彼自身、テキサスの両親のことが心配だという男性はＦＤＡに対し苛立ちを表明した。
「まだワクチンは広く利用できず、子供たちに重症例がある現状において、ＦＤＡがこの件に何のコメントもないというのは受け入れがたいことです。」
「バイオクリストはこの件に関し4月からＦＤＡと作業を進めてきた。私には何が妨げになっているのか理解できない。」
ロサンゼルスからの教師という男性は、ペラミビルがH1N1に有効だという噂について知りたいと述べた。
NBSBのメンバはミラーにＦＤＡの検討にかんして状況を求める以外、市民の質問に対する回答を求めなかった。
バイオクリストは静脈注射のペラミビル２つの第3相臨床試験を開始する準備を行っている。9月同社は、7720万ドルの第3相臨床試験を完了するためのHHSとの変更契約を受け取っている。元は1億200万ドルの報償だった。
H1N1の感染者数の最近の統計に基づき、我々はH1N1の患者は第3相治験の対象に含まれていると想定しています、バイオクリストのKyroulisは述べた。

>>172関連

１６都道県「初日からは難しい」　１９日からのワクチン接種
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101701000397.html
　新型インフルエンザワクチンの接種が医療従事者を皮切りに１９日から全国でスタートするが、
全都道府県の約３分の１に上る１６都道県では、接種を「初日から始めるのは難しい」としている
ことが１７日、共同通信のまとめで分かった。

　受託医療機関の決定が遅れるケースや医療機関へのワクチン配分の調整に手間取る例も
目立ち、情報提供態勢など国への不満も。想定する接種スケジュールの遅れにつながること
が懸念される。

　厚生労働省は国が定めた優先対象者からワクチンを接種する方針で、１９日以降は感染者の
診療に直接従事する医療従事者（約百万人）に、１１月からは基礎疾患（持病）のある人と妊婦
への接種を始めることにしている。

　まとめでは、１６日の段階で「１９日から医療従事者への接種が始められるか」を４７都道府県
の担当者に聞いた。

　「いいえ」と回答した１６都道県は、北海道、福島、東京、群馬、神奈川、埼玉、愛知、富山、
滋賀、奈良、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎。ほとんどは「１９日の週には始める」とし、
富山は２２日から、北海道や奈良などは２３日からとしている。東京は「２６日の週から」としている。

　ほかに兵庫、広島の２県は「調整中」「１９日の週からできるよう態勢を整備している」とした。

　一方、一部の医療機関を含めて１９日から始めると答えた２９府県のうち、島根は「離島や遠隔地
では態勢が整ってから開始」と説明。宮城は「１９日に始められるようワクチンを医療機関に納入
する。あとは医療機関の都合次第」としている。2009/10/17 16:53 【共同通信】

京都府　新型インフルエンザ：ワクチン接種　医療従事者、不足する見込み　／京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20091017ddlk26040506000c.html
　◇一般は来月以降
　新型インフルエンザのワクチン接種が、医療従事者を対象に１９日から始まる。府内の割り当ては
２万８６００人分だが、府のまとめでは６万人以上が接種を希望し、不足する見通しだ。一方、医療
従事者以外の接種は来月以降。府は「時期や場所などの問い合わせは日程が決まってからに」と
呼びかけている。

　ワクチン接種は国と委託契約を結んだ各医療機関が実施する。府医師会によると、府内２３１２の
会員施設のうち、１９２１施設が実施を予定している。

　一方、府が２８０７の医療機関に医療従事者の接種希望を照会したところ、１９日午後１時現在で
７３％に当たる２０７１機関から回答があり、医師８８４４人▽看護師１万８６２２人▽准看護師４９５０人
▽その他（技師や事務職員ら）２万８１２９人の計６万５４５人が希望。この他、千数百人の救急隊員
も接種対象になる。医療機関の集計は重複があって実数は減るとみられるものの、不足する可能性
が高い。

　割り当ては医療従事者の登録数で国が積算したが、その後に事務職員らも対象となったのが不足
の理由だ。府は医療機関ごとに配分を決め、誰に接種するかは各医療機関で判断してもらう方針だ。
今後接種が２回から１回に変更されれば余裕が出てくる。

　医療従事者以外の接種開始の目安は、妊婦と基礎疾患のある人が１１月中旬▽１歳〜小学校３年生
が１２月後半▽１歳未満児の保護者や小学４年生〜高校生、６５歳以上は来年１月以降。その他の人は
さらに遅くなる見通し。府は問い合わせを受けるセンター（０７５・４１４・５４００）を開設しているが、「具体的
な回答ができないので、順次広報するのを待っていただきたい」としている。【太田裕之】

長野県　新型インフルワクチン、医療従事者の接種に制限　希望多く 　10月17日（土）
http://www.shinmai.co.jp/news/20091017/KT091016FTI090013000022.htm
　医療従事者を対象に１９日から始まる新型インフルエンザのワクチン接種で、県内には医療従事者分
として２万２７００人分が供給されるのに対し、接種希望者は約４万人に上っていることが１６日、県の
まとめで分かった。県は医師と看護師を優先対象とし、希望者が多い医療機関には制限を設けて
対応する方針だ。

　県のまとめによると、県内約１８００の医療機関のうち、インフルエンザ患者を診察するとして１３３０の
医療機関がワクチン接種を希望。内訳は医師４６７２人、看護師１万８９１３人、薬剤師や検査技師ら
病院職員が１万５８９０人で、医療従事者数などから割り当てられた２万２７００人分を上回っている。

　このため県は、希望者が医師と看護師で計１８人以下の医療機関には希望通り配分。１９人以上の
場合は「１８人を超えた分の７割」とする独自の基準を設定し、例えば希望者が２８人なら、１８人分に
７人分を加え２５人分を配分する。

　県は、軽症患者は地域の医療機関が受け入れる態勢を整えるために「希望したすべての医療機関に
配分することを優先した」と説明。人数制限を受ける医療機関には「感染の可能性を考慮して対象者を
決めてほしい」とした。

　中信地方の総合病院事務長は「最前線で診察する医師や外来の看護師のほか、優先接種対象の
妊婦を診察する産婦人科医など優先順位を検討していきたい」と話している。

妊婦への使用制限撤廃へ　インフルワクチンで厚労省
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101701000053.html
　妊婦を含む優先対象者への新型インフルエンザワクチンの接種開始を前に、厚生労働省は１７日までに、
現在は原則として妊婦への接種を制限している新型と季節性の両ワクチンの添付文書を、使用を認める
内容に改めることを決めた。１８日に開く薬事・食品衛生審議会安全対策調査会で議論を詰め、正式決定する。

　新型と季節性の両方を接種したり、インフルエンザに合併する肺炎を予防するため肺炎球菌ワクチンも
接種したりする場合に、接種を受ける人や医療機関の負担を減らすため、複数のワクチンを一緒に打つ
「同時接種」が可能なことも明記する。メーカー側に使用上の注意の改訂を指示する。

　現行の季節性ワクチンの添付文書は、妊婦の接種を「安全性は確立していないので、接種しないことを
原則とする」と制限。「有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ」接種できるとしている。同じ製法で
作られる新型ワクチンの文書も同様だが、一方で、妊婦は重症化の危険が大きいとして、基礎疾患（持病）
のある人とともに最優先の接種対象となった。2009/10/17 06:28 【共同通信】

青森県　新型インフルワクチン接種に助成／五所川原　2009/10/17 土曜日
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/10/8625.html
　新型インフルエンザのワクチン接種で五所川原市は１６日、市独自に、市民税非課税世帯と医療従事者を
除く、優先接種対象者に対し、１回につき１０００円の接種費用を助成すると決めた。
　市は優先接種対象者に対し、国の指針に基づき市民税非課税世帯は費用全額負担、独自に妊婦、基礎
疾患を持つ人、高校生までの子供、６５歳以上の高齢者への助成を行う。
　対象者は非課税世帯で１万８８０３人、市独自の助成対象者で８７５４人を見込む。市独自の事業では
約１７００万円の予算を見込んでいる。市のワクチンは１６日現在で６８４回分となっている。市はこの日、
市議会臨時会で、２００９年度一般会計補正予算に新型インフルエンザ予防接種事業費
１億３０３２万７０００円を計上し、認められた。

北海道釧路市　2009年10月17日 新型インフルワクチン非課税世帯など無料
http://www.news-kushiro.jp/news/20091017/200910173.html
　　釧路市は、国が決めた新型インフルエンザワクチン接種の優先対象者のうち非課税世帯と
生活保護世帯を無料にする方針を１６日発表した。無料対象者の接種希望の受け付けは
１１月２日から始める。ワクチン接種のスケジュールは最も優先される医療従事者が今月末
から始まり、次に妊婦と基礎疾患のある人が１１月１６日からの予定。一方、ワクチンはこれまで
２回接種が基本だったが、厚生労働省が１６日になって国産ワクチンは１回接種で十分との見解を示した。

岐阜県　新型インフルエンザ：ワクチン接種、１９日から　妊婦は２２日に予約開始　／岐阜
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20091017ddlk21040049000c.html
　◇１０８２施設
　県は１６日、新型インフルエンザ対策本部会議を開き、新型インフルエンザのワクチン接種
の対象者や優先順位、日程などを発表した。１９日から接種が始まり、医療従事者約１万６８００人
に初めに接種する。

　優先対象者は約９１万人。接種には事前予約が必要で、接種開始予定日の５週間前から予約開始。
（１）医療従事者（２）妊婦、基礎疾患を有する人＝予約開始２２日、接種開始１１月１６日
（３）１歳〜小学校３年生＝予約開始１１月１２日、接種開始１２月１７日（４）１歳未満児の
保護者ら＝予約開始１１月３０日、接種開始１月６日（５）小学校４年生〜高校生と６５歳以上の
高齢者＝詳細日程未定−−の優先順に接種する。基礎疾患を有する人のうち入院患者は３０日から
接種が始まる。接種可能な医療機関は１０８２施設。

　国から県へのワクチン配分量は成人換算（摂取量０・５ミリリットル）で８５万９４８０回分。
今月から来年２月後半にかけて１０回に分けて配分される。

　接種は原則２回で、費用は１回目３６００円、２回目が２５５０円。健康な成人は、接種１回に
なる可能性もある。一般の人の接種時期は、国が今後、ワクチンの輸入状況によって決める。

　接種に関する相談は、県保健医療課内「新型インフルエンザワクチン接種相談窓口」
（０５８・２７２・８８６０）か、各保健所。【宮田正和】

福井県　新型インフルエンザ：患者、全国平均下回る　１９日からワクチン接種　／福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20091017ddlk18040558000c.html

兵庫県　新型インフルエンザ：１９日からワクチン接種　医療従事者ら優先　／兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20091017ddlk28040395000c.html

長野県　新型インフルエンザ：ワクチン接種、１９日から　／長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20091017ddlk20040098000c.html

長崎県　新型インフルワクチン　妊婦と重症化懸念の基礎疾患者　１１月１６日から接種
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/128751

和歌山県　新型インフル　ワクチン接種来月開始　医師らは今月１９日から　１万８００回分届き始める
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20091016-OYT8T01221.htm

山形県　新型インフル、10月下旬にも予約開始　県内659医療機関でワクチン接種
http://yamagata-np.jp/news/200910/16/kj_2009101600309.php

>>156サッカーＪリーグ関連

FORZA!コンサドーレ　上原、岡本もＡ型インフル　トップチームの感染は４人に （10/17 17:28）
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/194874.html
　サッカーＪ２の札幌を運営する北海道フットボールクラブ（ＨＦＣ）は１７日、ＦＷ上原慎也とＭＦ岡本賢明が
Ａ型インフルエンザに感染したと発表した。トップチームでの感染判明は中山、石川に続き４人に。
　上原は１４日の練習後に発熱。１５日の検査では陰性反応で熱はいったん下がったが、１７日に再び発熱が
あり、再検査で陽性反応が出た。岡本も１６日に発熱した。

J's GOALオフィシャルニュース A型インフルエンザの感染について　[ 札幌 ]（09.10.17）
http://www.jsgoal.jp/official/00091000/00091126.html

愛知県　週末混雑、医師増員も　インフルで豊田の基幹病院　2009年10月17日
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20091017/CK2009101702000028.html
　新型インフルエンザとみられる患者数が急増している豊田市では、開業医が休日となる１７、１８両日の
週末、患者が基幹病院に集中する事態が予想される。市内４つの基幹病院では医師を増員するなど
体制を強化する一方で「冷静な受診をしてほしい」と呼び掛けている。

　豊田厚生病院とトヨタ記念病院、足助病院、地域医療センターが、休日・夜間の急患に対応している。
厚生病院によると、開業医が診察する平日の患者数はそれほど増加していないが、休日になると通常時
の２倍以上の患者数となっている。

　５日からの１週間で、豊田保健所管内の医療機関１カ所あたりの患者数が、前週の１３・２人から３倍
以上の４１・７人に急増した。

　地域医療センターでは、３日は４７人、４日は９７人だった休日の患者数が、連休中の１０日は８４人、
１１日が１７４人、１２日が１５６人と２倍近くに増えた。各病院によると、診察が数時間待ちになることもある。

　このため週末の患者の集中を予想し、医師や看護師を増員する病院も。記念病院では救急外来の
医師を３人から４人にして対応する。

　一方で、患者側のモラルが問われる場面を指摘。記念病院の稲垣春夫院長によると、「早く診断しろ」
「専門医を出せ」などクレームをつける▽朝受診して夕方になっても熱が下がらないため、再度夜に
受診する▽毎日のように受診する−などの患者がみられるという。

　症状の急変には再度の受診なども必要だが、稲垣院長は「季節性インフルエンザに比べ、重症化する
傾向は低い。もう少し冷静になってほしい」と呼び掛けている。

　同病院では、発症後の注意事項を記したポスターを待合室に張り、患者にチラシを配るなどして円滑な
診療に理解を求めている。

　稲垣院長は「子ども一人に症状が出ると家族総出で受診する場合もある。感染していない子どもにも
感染する可能性が高くなるので、極力少ない人数で受診してほしい」と要望。さらに「人が集まるような所
は避け、無駄な外出をしないで、感染の可能性を低くしてほしい」と話している。　（杉山直之、渡辺陽太郎）

来春の福岡県私立高入試　インフル感染追試で救済　2009年10月17日 01:23 カテゴリー：九州 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/128741
　福岡県私学協会は１６日、今冬の新型インフルエンザ流行に備え、私立高校の入試に
追試を設けると発表した。過去に例がないという。

　同県内の私立高校の試験日程は、来年１月２６日に推薦・専願入試がある。一般入試は
福岡地区が前期２月５日、後期２月１３日で、北九州地区は２月２−４日、筑豊地区は
２月１−３日と５日、筑後地区は２月２、３日。

　推薦・専願入試の追試は、各地区の一般入試日（福岡地区は前期）に行い、一般入試の
追試は、各地区（同）とも２月１３日に実施する。福岡地区の後期の追試は行わない。

　協会は既に県内の中学校に追試実施を通達。生徒がインフルエンザに感染して受験できず、
校長からの届け出があった場合に追試を行う予定。＝2009/10/17付 西日本新聞朝刊＝

>>158関東大学バレーボール関連

【バレーボール】１次リーグ１位の東海大がＶ、新型インフルで特例措置　2009.10.17 19:25
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/091017/oth0910171928036-n1.htm
　関東大学バレーボール連盟は１７日、男子１部リーグで新型インフルエンザの感染者が増加したため、
１０日に終了した１次リーグの結果を最終順位とすると発表、７戦全勝の東海大が３季連続１４度目の優勝を果たした。

　１次リーグの成績を基に既に始めていた上位、下位リーグは中止とし、２部との入れ替え戦も行わない。

　女子１部リーグも１次リーグの結果を最終順位とすることが決まっているが、東女体大−嘉悦大戦が未消化となっている。

>>9,39　ベトナム続報

Vietnam's A/H1N1 flu cases rise to 10,156
http://news.xinhuanet.com/english/2009-10/16/content_12244952.htm

ベトナム保健省は新たに32人の感染者を確認した。合計で10156人となる。
感染者のうち既に9489人は既に病院から出ている。
また、国内での死者は23人に上っている。

十分な量の薬を確保するため、国内18の自治体に１７０００錠のタミフルを割り当てた。

※在バルセロナ日本国総領事館

新型インフルエンザ問題について（１５日）
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/japones/GRIPE_23.HTML

１．スペインにおけるインフルエンザ監視制度下の医師ネットワークからの報告によると、
９月２７日から１０月３日まで１週間における初診で確認された新型インフルエンザ感染推計率は、人口１０万人当たり９４．７２人となっております。
この推計に基づくと、同週における新型インフルエンザ感染者は４０，５６４人と推定されます。
１０月８日現在、新型インフルエンザによる死者は４３人であり、医師による監視システムからの報告が始まってからの致死率は、
新型インフルエンザ感染者１千人当たり０．１７人となっている旨公表しています。

２．新型インフルエンザの症状
突然の高熱、咳、咽頭痛、倦怠感に加えて、鼻汁・鼻閉、頭痛等であり季節性インフルエンザと類似しているといわれています。
ただし、季節性インフルエンザに比べて、下痢や嘔吐が多い可能性が指摘されています。

３．留意点
ＷＨＯは、この新型インフルエンザの感染者の圧倒的多数は軽症であり、早期に回復していること、及び世界的には死者数は少なく、
今後重症・死亡例の急増はない見通しを伝えつつ、引き続き渡航制限は推奨しないとしています。他方、更なる感染拡大は不可避であること、
特に途上国における更なる感染拡大が懸念される旨指摘し、３０代から５０代の方々、基礎的疾患を持つ方及び妊娠中の女性が感染すると重症化する場合があるとしています。
つきましては、下記４．の点に留意し、感染防止に努めてください。

４．感染防止対策
（１）外出の機会を減らし、十分な水・食糧の備蓄を行う。
（２）外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐよう努める。
（３）積極的に手洗いやうがいを行う。
（４）ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に不用意に手で触れない。

５．感染が疑われる場合
スペインにおいては、新型インフルエンザ専門の医療機関は設けられておりません。発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、
医師に相談するか、最寄りの医療機関にて受診してください。
なお、新型インフルエンザに関しては日本国外務省から感染症広域情報が発出されておりますのでご参照願います。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009C322

※広島市公式ページ

新型インフルエンザ感染予防商品の在庫状況等調査
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1246496738474/index.html

新型インフルエンザ感染予防商品の在庫状況等について、消費者モニターによる調査を行いました。

なお、市内の任意の店舗において調査したものであり、全体の状況が把握できるものではありません。

（以下、表です）

インフル患者、新たに64万人　厚労省「念のための受診はやめて」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091016AT1G1601K16102009.html

　11日までの１週間にインフルエンザに感染して医療機関を受診した患者数が前週に比べて倍増し、全国平均で流行発生の注意報レベルを超えたことが16日、分かった。
ほとんどが新型とみられ、全国の推計患者数は前週の約33万人から約64万人に増加した。厚生労働省は「流行拡大地域で医療機関への受診が殺到している」として
「事前の電話相談や念のための受診は避けてほしい」と注意喚起した。

　厚労省によると、11日までの１週間に定点観測している全国約５千の医療機関を受診した患者数は１医療機関当たり12.92人で、前週の6.40人から倍増した。

　国立感染症研究所は１医療機関当たり10人以上となった場合、「今後４週間以内に大きな流行が発生する可能性がある」という注意報レベルとしている。
新型が流行して全国平均で注意報レベルに達したのは初めて。 (14:16)

Bulgaria Buys 180 000 Swine Flu Vaccines
http://www.novinite.com/view_news.php?id=108935

ブルガリアのパンデミック対策委員会は、高リスクグループに入る１８万人のために豚インフルエンザワクチンを購入すると決定した。
厚生相であり、対策委員会の副委員長であるBozhidar Nanevが発表した。
また、備蓄用にタミフルとリレンザを２０万パック購入する予定だとも伝えた。

委員会では大流行に備えて、全ての省で全体の３割の職員がいない状態でも組織が機能するための計画を
準備することも伝えた。

1016-01-347: Grippe H1N1: quatrieme deces en Hongrie
http://www.romandie.com/infos/news2/091015152235.o6ymhiir.asp

ハンガリーで４人目の死者。今週木曜日。４７歳男性。

・１、２人目はそれぞれ７月２２日と９月２４日に死亡している。
・また、３人目は１０月８日に死亡した３３歳の女性で、癌だった。

Kuwait health chiefs confirm 10th swine flu death
http://www.arabianbusiness.com/570161-kuwait-confirms-10th-swine-flu-death

・クウェートで10人目の死者、47歳アラブ人女性。

岩手県　加湿器で新型インフル予防　盛岡市で小中学校に配備(2009/10/17)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091017_11
　盛岡市は、新型インフルエンザ対策として、市内の小中学校７０校へ、本年度新たに加湿器計３６１台の
配備を進めている。１１月までに各校に設置する予定。今月中にはすべての普通教室に湿度計も配備し、
予防対策に努める。

　現在、既に市内の各校にある加湿器は、小学校７０２台、中学校３８１台の計１０８３台。本年度、３６１台
が追加されることで、特別教室や、ほぼすべての普通教室に設置される。

　新型インフルエンザ予防対策の一環として、９月中にはドアノブや手すりなどの除菌に使用する除菌
消臭剤を配布。今月中には湿度計を各校に設置し、流行に備えた環境を整えている。

　新たに２０台の加湿器が配備された盛岡市若園町の城南小（阿部敬行校長、児童５２８人）には、
すべての普通教室で加湿器が置かれている。吉田裕子養護教諭は「暖房を入れる時期になると加湿器が
さらに効果的に働く。手洗いやうがい、マスク着用なども引き続き呼び掛けていく」と話す。

【静岡】妊婦さんの新型インフル感染防ぐ　浜松で独自方式　初期から産科医が関与　2009年10月17日
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20091017/CK2009101702000146.html
　新型インフルエンザから妊婦と胎児を守ることを主眼とした独自の診療指針を、浜松市の
産婦人科医会が決めた。全国的な指針は、妊婦間の感染を防ぐ観点から「まず一般病院」
とされているが、“浜松方式”では最初からかかりつけ医がかかわり、胎児の安全も含めた
早期治療に乗り出す。一般より死亡率が４〜５倍高いとされる妊婦には、心強い味方となりそうだ。

　「流産や早産の危険が高まり、胎児の健康も心配なため、産科医の関与が必要」

　先月の緊急会議で浜松方式を決めた浜松市産婦人科医会「奇松会（きしょうかい）」の
野田恒夫副会長（６０）は、理由をこう説明する。

　抵抗力が弱まる妊娠時には、新型インフルエンザへの感染の危険も高まる。日本産科婦人
科学会が、原則として一般医療機関での受診を勧めているのも、妊婦間での拡大を恐れるためだ。

　だが奇松会は、胎児の健康も含めて不安を抱く妊婦の思いに応えようと、一歩進んだ対応に踏み切った。

　もちろん、妊婦間の感染防止にも力を入れ、個々の産科医での個室整備、裏口からの受け入れ
態勢整備などを可能な限り促す方針だ。

　さらに、基幹病院などとの連携も密にする。態勢整備が困難な産科医院が近隣の一般医療機関に
診察を依頼したり、かかりつけの産科医が重症と判断した場合に基幹病院に受け入れを依頼したり
するといった形で、医師同士の情報共有を図る。

　静岡県内では今のところ重症の妊婦はいないが、県は１６日、県内の受診患者が一部地域で
注意報レベル（定点医療機関当たり１０以上）を超えたと発表した。奇松会の野田副会長は
「新型難民を出さないよう、妊婦や胎児を医療全体で守る仕組みとした。安心して相談してほしい」
と話している。

奈良県　新型インフル　ワクチン接種開始へ2009年10月17日
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000910170003
　　◆県、妊婦ら来月中旬めど
　新型インフルエンザワクチンの接種時期について、県は１６日、最優先の医療従事者に２３日から実施
することを明らかにした。次に優先されるのは妊婦で、１１月中旬ごろがめどという。ただワクチンの数に
限りがあるため、県は「接種できるのは優先接種者で、すべての人ではない」と注意を呼びかけている。
(以下略)

新型インフル　ワクチン１回化は「科学の仮面かぶったデタラメ」
http://lohasmedical.jp/news/2009/10/17190448.php?page=1
　新型インフルエンザに関する厚生労働省の専門家会議で16日唐突に「13歳以上のワクチン接種は
１回でよい」との合意がなされたことに対して、17日世田谷区医師会内科医会が開いた講演会の中で
「専門家ならしない非科学的な判断を、専門家を名乗る素人が行なっている。それを御用メディアが
垂れ流し、皆で拝んでいる。この国は危険だ」と激しく批判する声が上がった。（川口恭）

　今日の新聞各紙とも１回打ちが厚生労働省の方針として決まるかのように報じられている。話を分
かりやすくするために代表的な例として産経新聞の記事を引用する。
【新型インフル】国産ワクチン「１回接種」へ、４０００万人分に広がる
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091017/bdy0910170202000-n1.htm
　が、実は政務三役はまだ了承していない。特に筑波大医学部助教授から政治家に転進した足立信也
政務官は、専門家会議の議論の過程を知り「科学者の端くれとして断じて許せない」と激怒した模様だ。
　専門家会議の今回の議論のデタラメさについて、世田谷区医師会講演会に登場した上昌弘・東大医
科研特任准教授は次のように解説した。

　「議論の判断材料になった臨床試験のデザインは非劣性試験といって、標準治療が存在する時に、
効果は劣る代わりに別のメリットがあるような治療法をテストし、劣る効果と得られるメリットとを比
較検討するためのもの。今回の場合、標準治療は２回打ち、効果は抗体価の上昇、メリットは接種人数
が増えること、になる。だから、試験結果の正しい読み方は、２回打ちに比べて１回打ちは抗体価の上
昇が10ポイントほど低いけれど、それを容認してでも接種人数を増やすべきか、ということになる。こ
んなのは学生でも半年ぐらい勉強すれば分かること。なぜこんな簡単なことを間違えるかと言えば、専
門家会議と言いながらメンバーは素人だからだ」
　さらに「百歩譲ってメリットが上回ることを認めたとしても、20歳以上の人を対象にした試験で、なぜ
13歳以上まで適用を広げられるのか。科学的には言えるはずがない。特に今回は中高生の罹患も重症化
事例も多いことが知られていて、成人と様相が明らかに異なる。臨床試験の勉強をした人なら絶対にしな
いような合意をしてしまっている。この国は危険だ。素人が判断して、それを皆で拝んでいる」と述べた。
　同じく講演会で講師を務めた森澤雄司・自治医大感染制御部部長も「そもそも抗体価が上昇するから
といって、ワクチンに効果があるとは限らない。また、海外のワクチンが１回で効果があると言っても、
それと国産ワクチンとは全く別物。それぞれ独立に判断しなければならない。前提条件を３重にも４重に
も間違えている。以前は確信犯的にやっていると思っていたのだけれど、最近は本当に知らないんじゃな
いかと思うようになった」と、講演会終了後の取材に対して語った。
（この講演会の模様は別稿にて）

>>170関連

【新型インフル】国産ワクチン「１回接種」へ、４０００万人分に広がる　2009.10.17 02:00
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091017/bdy0910170202000-n1.htm
　新型インフルの国産ワクチンの接種回数について、厚生労働省の専門家会議は１６日、免疫が上がりにくい
とされる「１歳から１３歳未満の小児」以外は原則１回接種とすることで合意した。厚労省の調査で、「１回接種
でも効果がある」とする結果が出たため。来週にも１回接種の方針が正式決定する見通し。

　２回接種を想定した場合の２７００万人分から大幅に増加し、４０００万人分の国産ワクチンが確保されることに
なる。接種可能人数が増えることで、接種のスケジュールが全体的に前倒しになるほか、輸入ワクチン
（４９６０万人分）が使われる予定だった高校生や高齢者にも国産ワクチンが使われる。

　また、輸入品の接種効果も調査中で、こちらも１回で効果が確認されれば、国内生産分と合わせ全国民に
ワクチンが行きわたる計算となる。

　厚労省は、海外で「１回接種で効果が得られる」との報告が相次いだことから、９月に２０〜５０歳代の健康な
男女１９４人を対象に調査。接種の３週間後に効果を調べたところ、１回分のワクチン量を打った９６人のうち７５人
（７８％）で効果があった。２回分の量を打った９８人では８６人（８８％）に効果が確認された。

　新型と同じＨ１Ｎ１型である季節性Ａソ連型に過去に感染した際に、新型に対しても基礎的な免疫を得ている
可能性が指摘されている。

　専門家会議は、免疫が極端に下がる白血病やがん患者などには「２回接種も可能」とする見解を出した。

新型インフル重症患者多発に備え、厚労省などが研修会
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091017AT1G1701P17102009.html
　新型インフルエンザによる重症患者の多発に備え、厚生労働省と日本呼吸療法医学会は17日、
日本医科大学（東京・文京）で医療関係者らを対象に研修会を開催した。新型インフルはこれから
冬にかけてさらに流行が広がる恐れもあり、医療機関の連携体制づくりの重要性などを訴える声
が相次いだ。

　全国に先駆けて８月に大流行を迎えた沖縄県から参加した同県立南部医療センターの担当医は、
人工呼吸器や体外循環といった高度な治療を必要とする小児の重症例を複数受け入れた経験を
紹介した。「流行のピーク時に重症例が集中的に発生した」と説明、「災害医療に準じた対応が
必要」と述べた。

　同県立中部病院の小児科部長は、新型インフル発生前から地域の開業医らと準備を進めていた
経緯などを報告。特定の医療機関に患者が集中するのを防ぐことで「沖縄県の中部地区では
最盛期にもそれほど混乱しなかった」と話し、連携体制づくりが重要だとの認識を示した。(00:13)

米国でインフル流行本格化　前例ない、と警戒呼び掛け
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101701000261.html
　【ワシントン共同】米国では１０月に入り新型インフルエンザの流行が本格化し、４日から１０日までの
１週間で新たに１１人の子どものインフルエンザ関連死が報告された。米疾病対策センター（ＣＤＣ）の
シュケット博士は１６日の記者会見で「この時期にこれだけ流行するのは前例がない」と警戒を呼び掛けた。

　ＣＤＣによると、インフルエンザの症状を訴え病院で受診した患者は全患者数の約６％に達し、入院も
急増。いずれも例年を大幅に上回った。

　これまでに患者から分離されたウイルスのほとんどがＨ１Ｎ１型の新型インフルエンザウイルスで、
ＣＤＣは米国の４１州をインフルエンザのまん延地域に指定した。

　一方、１０月に接種が始まったばかりの新型インフルエンザのワクチンは、製造や供給が遅れている
という。米国は国内外のメーカー５社と購入契約を結び、１０月半ばまでに計４千万本としていた当初の
供給計画を、２８００万〜３千万本に下方修正した。2009/10/17 11:33 【共同通信】

山梨県　県内５町村 ワクチン代補助　新型インフル　負担減で接種促進　2009年10月17日（土）
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/10/17/1.html
　１９日から始まる新型インフルエンザワクチンの接種について、山梨県内２８市町村のうち５町村が
１６日現在、独自に接種費用を補助する方針を固めたことが山梨日日新聞の調査で分かった。
増穂、鰍沢両町は妊婦と中学生以下の子どもに対し、２回分の接種費用６１５０円を全額補助する。
季節性のインフルエンザワクチンの接種と合わせ、費用負担を敬遠して接種が進まない事態も予想
されることから、軽減措置により優先順位が高い住民への接種を促すのが狙い。現時点で５町村
以外は対応を検討している自治体が多いが、財政負担を伴うことから、全市町村が実施するか
どうかは未知数だ。

　来年３月８日に合併して新町「富士川町」となる増穂、鰍沢の両町は、足並みをそろえて減免措置を
行う方針を固めた。「重症化する可能性がある子どもの安全確保を第一に考える必要がある」（増穂町）
と、対象を絞って全額補助とする。
　増穂町は約１９００人の利用で１千万円程度の費用を見込んでいる。鰍沢町では約６００人の利用を
想定しているという。

　南部町は１５歳以下に対し接種１回につき１５００円を助成する。対象者は１１００人を見込んでいる。
このほか西桂町と鳴沢村は新型と季節性を選択してもらい、どちらかに２千円を補助する。対象は
西桂町が中学生以下と６５歳以上、鳴沢村が中学生以下とする。

　一方、北杜市や韮崎市などは現時点で独自の助成をする予定はないという。北杜市は「財政状況も
厳しく、助成の幅の拡大は難しい」と説明している。また、「周辺市町村の動向を踏まえる」（道志村）
と対応を検討している市町村が目立ち、多くは妊婦やぜんそくなど基礎疾患（持病）のある人の接種が
始まる１１月中旬までに結論を出すとみられている。

　新型インフルエンザワクチンの接種費用は原則として全国一律で、現時点では２回の接種が必要と
されており、１回目が３６００円、２回目が２５５０円と設定。４人家族が２回ずつ接種すれば２万５千円
近くになり、季節性の接種と含めるとさらに費用がかさむことから、金銭的な負担が重いとの声も
出ている。負担軽減をめぐっては国が生活保護世帯と市町村民税非課税世帯を原則無償化する方針を
示している。
　１５歳以下の３人の子どもを持つ南部町内船の会社員青島暁子さん（３９）は「町が積極的に支援して
くれるのは心強い。ワクチンの安全性が保証されるのであれば受けさせたい」と話している。
　一方、昭和町の新型インフルエンザ対策本部は、ワクチン接種に関する情報を掲載した町広報の
号外を発行した。優先接種の対象者や接種可能な町内の医療機関を示し、各戸に配布した。

重症の過半数「持病なし」、未成年では７１％…本紙分析
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/influenza/if91017e.htm
慎重な観察必要
　新型インフルエンザで厚生労働省に報告された重症・死亡例のうち、半数以上は基礎疾患（持病など）のない人
だったことが読売新聞の集計分析でわかった。ふだん健康な人が重症化する要因や前兆はわかっておらず、
子どもを中心に急カーブで患者が増える中、注意深く症状を観察するよう、医師らは呼びかけている。

　厚労省が報告を求めているのは、集中治療室の使用、人工呼吸器の使用、脳症、死亡のいずれかにあたる症例で、
１５日までの公表で計１２９人（うち死亡２７人）。

　インフルエンザでは、ぜんそく、腎不全、糖尿病、心臓病、妊婦などが「ハイリスク」で重症化しやすいとされるが、
該当するのは４６人（死亡１６人）で、基礎疾患のない人が７４人（死亡７人）にのぼった。

　未成年では９４人中、６７人（７１％）が基礎疾患なし。成人は３５人中、高齢者を中心に２０人がハイリスクだが、
１４人は基礎疾患がないか、高血圧など非ハイリスクの病気や障害だった。妊婦の重症例の報告はない。

　子どもの重症例の症状は脳症または呼吸器（肺炎など）、大人は呼吸器が多い。タミフルなどの薬を早期に服用
しても、重症化したケースは少なくない。

　和田耕治・北里大講師（公衆衛生）の話「初期から急速に重症化する例が目立ち、今のところ予測は不能。
ワクチンや薬は必要だが、万全とは限らない。とくに最初の３日ほどは呼吸の低下、脳症の症状の意識障害、
けいれんなどに十分注意することが大切だ」（2009年10月17日 読売新聞）

香川県　ワクチン 高校生以下無料…香川・直島町
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/influenza/if91017b.htm
全額補助補正案、子育て世帯 負担軽減
　新型インフルエンザのワクチン接種について、香川県直島町は高校生以下の接種費用を全額補助する
ことを決めた。少子化対策の一環で、町は「子育て世帯の負担を軽減したい」としており、１２月町議会に
補助費用についての補正予算案を提出する。

　町によると、対象は、町内在住の高校３年生以下の約４９０人。町内の医療機関での接種に限って、
町が１人計２回分の費用（６１５０円）を負担する。

　県薬務感染症対策課によると、県内で子どもを対象にした接種費用の減免を決めた市町はこれまでの
ところないという。

　しかし同町では、地中美術館が開館した２００４年以降、観光客が増加。０３年までは年間５万人前後で
推移していたが、０４年は１０万６９００人、０８年は３４万２５００人となっており、観光客を介して狭い島内で
流行することも懸念されることから、全額補助を拡大防止につなげたい考え。町住民福祉課は「特に学校で
の拡大予防策を徹底したい」としている。

　厚生労働省結核感染症課によると、東京都港区が優先接種の対象となっている妊婦や子ども、高齢者ら
とともに、高校生以下の子どもについて全額補助を決めているが、全国的にも珍しい取り組みといい、
「予防面で先手を打ったのだろう」と評価している。同省の接種計画では、小学生は１２月中旬から、中高生は
来年１月中旬からの開始を予定している。（2009年10月17日 読売新聞）

富山県　非課税世帯特定に困惑　ワクチン接種無料化で富山県内自治体　2009年10月16日 08:27
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20091016/26796.html
　新型インフルエンザのワクチンの接種開始を目前に控え、県内自治体は、無料化対象となる住民税の
非課税世帯の特定に困惑している。規模の大きい自治体では特定のため新システムの構築も必要な
ためだ。事務経費は市町村負担と決まっており、国の方針に担当者からは「霞が関の机上の空論では
ないか」との声も出ている。

　接種は２回分で６１５０円。生活保護と住民税非課税の世帯を無料化し、国が２分の１、都道府県、
市町村がそれぞれ４分の１を負担する。試算では国民の３割が無料となる。

　各自治体によると、非課税世帯の特定は簡単ではないという。市町村の税担当課では非課税の
「個人」は把握していても、「世帯」全員が非課税かは把握しておらず、一から調べ直す作業が必要に
なる。射水市の担当者は「なぜ国は特定が難しい方法を選ぶのか」と話す。

　妊婦や持病のある人の接種は１１月から始まる。砺波市の担当課は「無料化対象かどうかを知らせる
にも、書類の送付費用などが掛かる」と心配する。担当の厚生労働省結核感染症課は「最終的に無料化
対象を決めるのは市町村。感染拡大防止のため手間は掛かるかもしれないが、協力してほしい」としている。

【自民、ワクチン接種優先対象者の無料化要求へ】
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091018-OYT1T00126.htm
自民党は、１９日から開始される新型インフルエンザワクチンの接種について、医療従事者や妊婦ら、優先接種の対象者は無料で受けられるよう、政府に接種費用の全額負担を求める方針を固めた。
政府のワクチン接種に関する基本方針では、接種費用（１回接種で３６００円、２回接種で計６１５０円）は自己負担で、生活保護世帯を含む市町村民税非課税世帯に限り無料となる。
自民党は「国がワクチンの優先接種の対象者に挙げている人に自己負担させるのはおかしい」として、政府に対応を求めることにしたものだ

【医療態勢確保の対策を通知】
ttp://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/
新型インフルエンザの感染の拡大を受けて厚生労働省は、多くの患者が訪れることで各地の医療機関の診療に支障が出るのを避けるため、不要不急の受診を控えるよう住民に呼びかけるなど、医療態勢を確保するための対策を都道府県などに通知しました。
この通知は厚生労働省が十分な医療態勢を確保するための対策を記したもので、１６日付けで都道府県などに送付しました。
それによりますと、各地の医療機関に一度に多くの患者が訪れると重症化した患者の診療に支障が出るおそれがあるため、▽症状がないのに感染していないかどうか検査を求めるような不要不急の受診は控えることや
▽受診する前に医療機関に電話をかけて症状を伝えたうえで受診することなどを住民に呼びかけるよう求めています。
さらに、地域の医師会や薬剤師会に対して▽それぞれの医療機関で診療時間を延長することや▽電話相談を充実させることなどを依頼することも検討するよう求めています。
厚生労働省は「感染の拡大によって増加が予想される重症化した患者の治療に支障が出ないよう各地で十分な医療態勢を確保してほしい」と話しています。
また、１９日から始まるワクチン接種の問い合わせが、医療機関に殺到するのを防ぐため、厚生労働省は、接種の目的や対象者、それにスケジュールなどの基本的な情報をホームページで公開し、活用を呼びかけています。
(10月17日 7時25分更新)

国産ワクチン臨床試験の中間報告（速報）
ttp://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_kaigi1016.html
（治験概要）
9月17日より200名の健康成人を対象に国立病院機構病院4施設で、新型インフルエンザ国産ワクチンの免疫原性についての臨床試験を実施した。
本臨床試験では、国産ワクチン（北里研究所）を通常量（15μg：皮下注射）と倍量（30μg：筋肉注射）を接種した。今回、1回目接種の3週間後の結果（HI抗体価）が判明したので報告する。

（本治験の中間報告）
・本件の被験者の性別は男 41.5％ 女88.5％、年齢は20-29歳 30.5％、30-39歳21％、40-49歳 31.5％、50-59歳 17％
・接種前のH1N1 のHI 抗体保有者（≧40 倍）は、194 人中7 人（3.6％）でした。
・抗体保有率（接種後≧40 倍）：15μg1 回接種群では、HI 抗体価40倍以上の人が96 人中75 人（78.1％）、30μg1 回接種群では、HI抗体価40倍以上の人が98 人中86 人（87.8％）
・抗体陽転率：抗体価４倍以上上昇しHI抗体価が40倍以上の方の割合は、15μg1回接種群では96人中72人（75.0％）、30μg1回接種群では98人中86 人(87.8%)
・抗体価変化率は、15μg1回接種群は14.5 倍、30μg1回接種群35.0 倍
・抗体有意上昇率：「HI抗体価の変化率が4倍以上の割合」は、15μg1回接種群は83.3％
（96人中80人）、30μg1回接種群93.9％（98人中92 人）
・副反応については、接種者全体のうち45.9％にみられた。H5N1 ワクチンの66.1％に比べて低かったが、15μg 皮下注群は58.8％と30μg 筋注群33.3％に比べ、発赤、腫脹の頻度が高かった。
・高度の有害事象として、アナフィラキシー反応、中毒疹がそれぞれ1例認められた。

※なお200人の差の6人については10 月9 日までに血清採取がされていなかったのでHI抗体価はまだ測定されておりません。
（治験調整医師からの結果に対するコメント）
１）１回接種後の抗体保有率、抗体陽転率、抗体価変化率とも30μg 接種群の方が優れているが、15μg 接種群も30μg 接種群も１回接種でEMEAの評価基準を満たす。
２）CSL（スプリット、アジュバントなし）のデータ、Novartis（スプリット、MF59入り）のデータと比較しても遜色はない(comparable)
３）15μg１回接種でEMEA の評価基準を満たすこと等を考慮すると、HA タンパク量15μg１回接種で効果的な免疫反応が期待できる。

>>225 続き
特記すべき有害事象（高度例1）
27才女性
有害事象名：【アナフィラキシー】（高度）
9月18日治験薬30μｇ １回目接種
治験薬接種後、15分後から、咽頭違和感、咳嗽出現し症状が徐々に悪化する。無処置で、60分後、咳嗽消失する。
血圧106/65 Ｐ79 酸素飽和度99％
9月18日より、オルベスコ吸入400→800μｇ/日へ増量
9月18,19日咳嗽のため、キプレス10ｍｇ １錠頓用使用
＜併存症、併用薬＞
4、5才頃、小児喘息、吸入、内服治療していた。
25才から、喘息、治療中（オルベスコ吸入400μｇ/日）

特記すべき有害事象（高度例２）
36才女性
有害事象名：【中毒疹】（高度）
9月17日治験薬30μｇ 接種
9月25日全身発赤（発疹）出現する。アタラックスＰ 50mg 静注
9月27日全身発赤増強、掻痒感も出現する。
9月28日皮膚科受診し「中毒疹」と診断される。
プレドニン30→5mg/日（9/28〜10/4） 、アレグラ120mg/日（9/28〜10/4）内服
10月8日両上肢・両下肢に、軽度発疹の瘢痕となる。
＜アレルギー歴＞
アレビアチンにて、全身の中毒疹
＜併存症、併用薬＞
1年前より、片頭痛・・・デプロメール25mg/日
1年前より、不眠症・・・レキソタン5mg/日
ハルシオン0.25mg/日

新型インフル、新規患者倍増６４万人
　国立感染症研究所は１６日、全国約５０００医療機関を
対象にした定点調査の結果、最新の１週間（１０月５〜１１日）
に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は
１医療機関当たり１２・９２人で、前週（９月２８日〜１０月４日）
の６・４０人から倍増したと発表した。これにより全国の
推計患者数は前週の約３３万人から約６４万人に急増。
ほとんどが新型インフルエンザ患者と見られる。

　新型の流行開始以降、全国平均で１医療機関当たりの
患者数が注意報レベルの１０人を超えたのは初めて。
都道府県別では、北海道が３８・９６人と警報レベルの
３０人を超えた。次いで、愛知が２３・５２人、
福岡２３・４８人、神奈川２１・６３人、沖縄１９・４８人、
東京１８・９８人、大阪１６・９６人など。

　厚生労働省の足立信也政務官はこの日の記者会見で
「急速に患者が増えており、医療機関の救急外来が混雑している」
と説明。さらに、家族が発症した場合などに、自分が感染して
いないことを証明するため、医療機関で検査を求める人が
相次いでいるとして、「医療体制を確保するため、念のための
受診や（症状がないのに）陰性かどうかを確認するための簡易
検査は控えてほしい」と呼びかけた。

（2009年10月16日 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20091016-OYT8T00717.htm

【日本の議論】あなたは打つ？　打たない？　新型インフルワクチン、副作用の懸念も
ttp://sankei.jp.msn.com/life/body/091018/bdy0910181801001-n1.htm
（以下抜粋）
ワクチン接種について、一般の意見は分かれるが、専門家や現場の医師はどのように考えているのか−。
吉祥院こども診療所（京都市）の今井博之所長は「当然打つ方がいい。私自身も打つし子供にも打たせる」と話す。新型インフルに感染した４歳の女児が、発熱の翌日に肺炎で呼吸困難に陥ったケースを目の当たりにした。
女児はタミフル投与で快方に向かったが、「季節性では発熱から肺炎を発症するまで４、５日かかるのに、新型は１、２日で肺炎を発症した。近くにある別の診療所でも同様の例は聞いており、弱毒性といわれているが、重症化率は高いのではないか」という実感がある。
けいゆう病院（横浜市）の菅谷憲夫・小児科部長も「新型インフルが季節性並みという誤解があるが、大きな間違い。
タミフルなどの抗ウイルス薬が十分にある日本では死者の報告は少ないが、他の国では多くの死者が出て大変な事態になっている」とワクチン接種を強く推奨する。

一方で、ワクチンには副作用に対する懸念も残る。厚労省によると、季節性ワクチンでは注射個所が赤く腫れるなど、軽微な副作用が約１割の人に出る。
こうした症状は数日で完治するため心配はないが、ワクチン接種後に高熱やアレルギーショックの症状が出るなど、因果関係が不明なケースも含めると毎年１００例程度の副作用報告が寄せられ、数人の死亡例も確認されている。
昨年度も１２１人の副作用報告があり、うち２人が死亡、５人が筋肉に力が入らなくなるギラン・バレー症候群などの後遺症が出ており、ワクチンとの因果関係が否定できないケースもあった
特に今回は輸入ワクチンも使われるため、輸入分について安全性を懸念する専門家は多い。製法が異なる上、国産には使われていない免疫力を補助する添加物が加えられているからだ。
添加物によって高い免疫効果が期待される一方、副作用も出やすいといわれている。本来ならば臨床試験などで十分に安全性を確認した上で輸入されるが、それだと流行に間に合わない。そこで厚労省は手続きを簡略化できる薬事法の「特例承認」を初適用して緊急輸入する方針だ。
各自治体では１０月中に、ワクチン接種の予約を受け付ける医療機関のリストを公表する。予約する際、国産分か輸入分かのいずれかのワクチンの接種を希望できるが、安全性の面から国産分が先に消費されるとみられる。
国立公衆衛生医院（現国立保険医療科学院）感染症室長をつとめた母里啓子さんは「インフルエンザは自然に治る病気だから、どんな副作用が出るか分からないワクチンは基本的に必要ない。
普段から栄養のあるものを食べ、ゆっくり休んで免疫力を高めることだ」と生活習慣の改善こそ大事だと訴える。
菅谷部長も「輸入品を使うのは安全性を確認してからにすべきだ。タミフルやリレンザは効いており、無理をしてまで打つ必要はない」と話す。
国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は「インフルエンザのワクチンは万能ではないし、わずかだが副作用もある。当然、打ちたくない人も出てくるだろう。

千葉市　平成２１年１０月１７日
☆千葉市立海浜病院内夜間救急診療部（夜救診）と千葉市休日救急診療所では、
インフルエンザ簡易迅速検査は１０月１７日（土）から当分の間行わないことといたしました。
・インフルエンザの簡易迅速検査中止のお知らせ
http://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkou/iryo/download/kyuujitusin-jinsokukensatyuusi.pdf

１６都道県「初日からは難しい」　１９日からのワクチン接種
ttp://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101701000397.html
新型インフルエンザワクチンの接種が医療従事者を皮切りに１９日から全国でスタートするが、全都道府県の約３分の１に上る１６都道県では、接種を「初日から始めるのは難しい」としていることが１７日、共同通信のまとめで分かった。
受託医療機関の決定が遅れるケースや医療機関へのワクチン配分の調整に手間取る例も目立ち、情報提供態勢など国への不満も。想定する接種スケジュールの遅れにつながることが懸念される。
厚生労働省は国が定めた優先対象者からワクチンを接種する方針で、１９日以降は感染者の診療に直接従事する医療従事者（約百万人）に、１１月からは基礎疾患（持病）のある人と妊婦への接種を始めることにしている。
まとめでは、１６日の段階で「１９日から医療従事者への接種が始められるか」を４７都道府県の担当者に聞いた。
「いいえ」と回答した１６都道県は、北海道、福島、東京、群馬、神奈川、埼玉、愛知、富山、滋賀、奈良、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎。
ほとんどは「１９日の週には始める」とし、富山は２２日から、北海道や奈良などは２３日からとしている。東京は「２６日の週から」としている。
広島は「１９日の週からできるよう態勢を整備している」とした。
一方、一部の医療機関を含めて１９日から始めると答えた３０府県のうち、島根は「離島や遠隔地では態勢が整ってから開始」と説明。
宮城は「１９日に始められるようワクチンを医療機関に納入する。あとは医療機関の都合次第」としている。

石川県　新型インフル　ワクチン接種早めに予約を　2009年10月18日
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000910180002
◇県が呼びかけ◇
　県は妊婦や基礎疾患のある人への新型インフルエンザのワクチン接種を１１月中旬に始める。
必要なワクチンの納入量を把握するため「対象者は２８日までに医療機関で予約を」と呼び
かけている。
　県によると、優先接種の対象者のうち、医師や看護師など医療従事者については１９日から
接種を始める。県の配分は１万５千人分。接種時期は１人２回接種を前提として計画していたが、
国の方針を受けて再検討する可能性もある。
　県はホームページ（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｐｒｅｆ．ｉｓｈｉｋａｗａ．ｊｐ／）で接種を
受けられる医療機関などの情報を提供している。県新型インフルエンザ対策本部の北川龍郎事務
局長は「接種しても感染する可能性はあるが、重症化は防げる。ワクチンが足りず段階的な接種に
ならざるをえないが、予約をしないと接種は受けられないので注意してほしい」としている。

石川県　新型インフルエンザワクチンの接種について (平成２１年１０月１６日)
お知らせ
妊婦の方と基礎疾患（※１）を有する方で、ワクチン接種を希望される方は、できるだけ
１０月２８日（水）までに、かかりつけ医又はワクチン接種医療機関にご相談の上、ご予約ください。
　　・ワクチン接種は１１月中旬に開始する予定ですが、基礎疾患を有する方に
　　ついては、国が示した基準に基づく医師の判断により、１１月中旬から接種
　　を受けられる方と、それ以降に接種する方に分かれることになります。
　　・また、接種を希望される方の数によっては、接種時期が11月中旬以降になる
　　場合があります。
　　・１０月２８日以降に予約された場合でも、時期は異なりますが、ワクチンの
　　接種を受けることができます。
http://www.pref.ishikawa.jp/kansen/menu/2009infulpage.htm

【滋賀】手洗い、うがいでまず予防　新型インフル、ワクチン接種２３日開始 2009年10月18日
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20091018/CK2009101802000005.html

沖縄県　新型インフル：あすからワクチン接種　救急医療従事者から　2009年10月18日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-151434-storytopic-183.html

愛知１４万人、大幅不足　医療従事者の新型インフルワクチン　2009年10月18日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009101802000129.html?ref=rank

九州　新型インフル追試、各大学・高校で対応割れる　（2009年10月18日 読売新聞）
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091018-OYS1T00244.htm
　年明けの受験シーズンを前に、新型インフルエンザに感染して受験できない生徒のために、大学などが「追試」
実施へ向けて動き出している。大学入試センターが追試会場を増やすほか、佐賀大や福岡県の全私立高が追試
を実施する方針だ。
　ただ、ほとんどの大学、高校では追試の前例がなく、問題作成や日程調整などの課題を前に、決断できずにいる
ケースが多い。
　文部科学省は今月上旬、大学入試センター試験の追試会場を、全国２か所から全都道府県に拡大する方針を
発表した。追試までの期間も例年の倍となる２週間にし、実施日を来年１月３０、３１日とした。

　佐賀大（佐賀市）は推薦、一般入試で追試を実施する方向で準備を進めている。試験監督や採点など大学側の
負担は増えるが、「ワクチン接種など十分な対策をとれない現状では、感染は不可抗力」と判断。すでに問題を
作成し、確認作業に入っている。

　山口大（山口市）は今月上旬、新型インフルエンザ感染でＡＯ入試を欠席した３人に初めて追試を実施。推薦、
一般入試でも行う方針だ。長崎純心大（長崎市）や、沖縄国際大（沖縄県宜野湾市）も一般入試の追試を行う
方向で検討している。

　高校入試では、福岡県私学協会が私立高全５９校で実施することを決定。予想以上の感染拡大に「受験機会の
確保を最優先すべき」と、全校で足並みをそろえた。

　一方で、日程調整などを理由に、追試を行わない大学もある。九州大（福岡市）は、前期、後期試験の日程や
実施方法は国立大学協会（東京）が決めているため、「独自に追試日程を決めるのは難しい」という。

　毎年約４万人が受験する福岡大（福岡市）も９学部の試験問題を１年間かけて作成しており、「受験生が多く、
対応に限界がある。約１か月間、小刻みに試験が続き、新たに追試日を設定する日程的余裕もない」と説明。
「文科省や同協会の指針を待つ」（立命館アジア太平洋大、鹿児島大など）とする大学も多い。

　公立高入試では、九州・山口のすべての県教委が「検討中」。命にかかわる感染症で受験できなかった生徒ら
を対象に、追試を実施している福岡県教委も「追試問題の難易度をめぐり、毎年のようにクレームがある。受験の
機会も失ってはいけない。どちらにしても、百点満点の対応は難しいのでは……」と困惑している。

新型インフル感染受験生に追試　国立８大学が救済策　2009年10月18日3時1分
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY200910170443.html
　新型インフルエンザの流行で試験を欠席した受験生のために、お茶の水女子大など８国立大が
来春の２次試験で追試験を行うことが朝日新聞の調べで分かった。追試験の方向で検討中の大学
も７校あった。従来、国立大は病気を理由にした救済措置はとっておらず、異例の措置となる。
国立大学協会は「追試験をするとしても今回に限った措置にすべきだ」としている。

　１０年度入試のシーズンに、新型インフルエンザが流行した際の対応について全国の国立大８２校
にアンケートし、７４校から回答を得た。

　追試験を「実施する」と回答したのは、お茶の水女子大のほか、弘前、宮城教育、東京海洋、
名古屋工業、徳島、九州工業、鹿屋体育の８大学。前期日程のみの鹿屋体育大以外はいずれも、
前期・後期の両方で実施するという。また、「検討中」と答えた６５校のうち、岩手、兵庫教育、鳥取、
広島、香川、高知、長崎の７大学が「追試験をする方向」だった。東大、京大は未定という。
東京芸術大は、実技試験に２週間以上を要するため、実施しない。

　入試問題作成に、各大学は半年から１年かけている。これから追試験の問題をつくるのは大きな
負担だが、名工大、九工大はすでに始めたという。

　協会は新型インフルエンザの対応方針案で、受験機会を最大限確保する考えを示している。
追試験をする場合の方法や時期などを記した指針を２６日の総会で決める予定だ。ただ「指針は
大学を拘束するものではない」としている。

　また、公立大学協会は１６日の理事会で、「追試験などで受験機会を確保することが望ましい」と
するガイドラインを決定したが、１０年度に限った特例措置という。対象者は、病名は新型インフル
エンザに限らず医師の診断書がある人、としている。（大井田ひろみ）

【プロ野球】ヤクルト３選手がインフルエンザ　2009.10.18 17:23
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/091018/bbl0910181725006-n1.htm
　ヤクルトは１８日、ユウキ、高木啓充両投手と野口祥順内野手がインフルエンザと診断されたと発表した。
３人は同日の午前中にいずれも３８度以上の発熱を訴え、名古屋市内の病院で診察を受けた。この日は、
クライマックスシリーズ（ＣＳ）第１ステージ第２戦（ナゴヤドーム）で中日と対戦するチームに帯同せず、
選手宿舎で静養中。Ａ型と診断されたが、新型とは判明していない。チームは選手にマスクを配布する
など、感染の拡大防止に努めている。

　新型インフルエンザの全国的な流行を受け、今季のＣＳでは、出場選手資格を緩和。新型かどうかを
問わず、インフルエンザと診断されると、出場選手登録の抹消から再登録までに必要な１０日間を
経なくても、特例処置で再登録が認められている。

インフル感染疑い、学園祭を中止…島根県立大短期大学部
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20091018-OYO8T00391.htm
　島根県立大短期大学部は１７、１８日に松江市浜乃木の松江キャンパスで予定していた学園祭
「飛鳥祭」を中止した。同大によると、１５日に保育学科の学生１人、１６日に健康栄養学科の学生
１人が新型インフルエンザに感染した疑いがあることがわかった。この２人と授業などで接触した
学生は、同キャンパスの全学生の約２７％にあたる１３２人と見込まれ、感染拡大を防ぐための措置。

島根県立大学短期大学部（松江キャンパス）飛鳥祭（学園祭）の開催中止について
http://www.u-shimane.ac.jp/01topics/2009-1017-0802-22.html

近畿高校野球　大阪桐蔭、インフル禍振り払い８強
http://www.daily.co.jp/baseball/2009/10/18/0002451072.shtml

>>196関連

妊婦への使用制限を撤廃＝インフルワクチン添付文書−厚労省
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009101800160
　厚生労働省は１８日、インフルエンザワクチンを妊婦には原則的に使用しないとしてきたこれまでの
添付文書を改訂し、使用制限を撤廃することを決めた。ワクチンを接種しても妊婦や新生児への影響
は認められなかったとの国内外のデータを基に、同省薬事・食品衛生審議会の安全対策調査会が
改訂を認めた。
　妊婦は新型インフルエンザワクチンの優先接種対象で、１１月にも接種が始まる。同省は１９日、
ワクチンメーカーに改訂を指示する。
　また、ほかのワクチンと同時に接種することは、副作用が起きた場合に原因が特定しにくくなるため
勧めていなかったが、医師の判断で同時接種ができるように改訂することを決定。新型と季節性
ワクチンの同時接種も可能になる。
　肺炎を引き起こす肺炎球菌に対するワクチンについても添付文書の改訂を決めた。これまでは
再接種時に注射個所に強い痛みなどの副作用が起きるとして、接種は生涯で１回限りとしていたが、
５年程度の間隔を空ければ副作用が強まることはないとの報告を受け、改めた。（2009/10/18-22:25）

広島県　小児科当番医へ集中緩和　新型インフルで広島市医師会 '09/10/18
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200910180214.html
　新型インフルエンザ流行を受け、広島市医師会は１８日の休日当番医から、内科、耳鼻科に
中学生患者を受け入れるよう協力を求める。小児科当番医への集中を和らげるのが狙い。
　同医師会は中、東、南、西、佐伯区の休日当番医を担当。５区で通常１カ所の小児科当番医
を指定している。１１、１２日とも約１３０人が殺到。待ち時間が長く、受診せずに帰った子どもも
いたという。
　このため中学生患者の分散を図り、小児科の日曜外来をする舟入病院（中区）にも態勢強化
を要望した。
　広島市の定点調査によると、１０月５〜１１日の１医療機関当たりのインフルエンザ患者数は
８・５６人で前週の２・４５倍に急増した。（山本洋子）

>>197関連

青森県　 五所川原市、六戸町が接種費助成／インフル 2009年10月17日(土)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091017101809.asp
　五所川原市は16日、新型インフルエンザの感染防止策として、国が定めたワクチン予防接種の
優先接種対象者に対する助成を決めた。主な対象者は妊婦や持病のある人、乳幼児、小中高生、
65歳以上の高齢者らで、非課税世帯と生活保護世帯の対象者には全額助成する。また、それ以外
の対象者には市が独自に、2回分の接種費用計6150円のうち2千円、1回のみは1千円を助成する。
　同日の市議会臨時議会で、総事業費1億3032万7千円を盛り込んだ2009年度一般会計補正予算案
が可決された。対象者は予約した医療機関で、今月末から市が支給するクーポン券とともに差額分を払う。
　市内の優先接種対象者（医療従事者除く）は2万7557人で、うち全額助成対象者は1万8803人。

　六戸町は16日、町民に対する新型インフルエンザワクチンの接種費用の助成を決めた。
　初回の接種費用3600円のうち3100円、2回目は初回と同じ医療機関で接種した場合は2550円の
うち2050円を助成する。初回と異なる医療機関で2回目を接種した場合も、3600円のうち3100円を
助成。いずれのケースでも自己負担は初回、2回目とも500円になる。また、生活保護受給者は
全額を助成する。
　町は、本年度に本県へ配分されるワクチンが県全人口の約67％と予定されていることから、
現時点で町の人口の67％である7184人分の割り当てを見込んでおり、その費用の助成分
約3千万円を専決処分で対応する。
　吉田豊町長は「町民が受けやすい体制づくりをして、感染拡大を事前に防ぎたい」と話している。
　ワクチンの接種は、医療従事者、妊婦、持病のある人など、優先接種対象者の5753人から行われる。

新型インフル猛威：深夜に患者４４５人　夜間急病センター
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20091019hog00m040003000c.html
　新型インフルエンザが猛威を振るっている。札幌市内では、定点医療機関当たりの患者数（５〜１１日）が
５６・９８人と「警報」の基準（３０人）を超えた。これに伴い医療機関も大混乱。特に、休日や夜間に診察
を受け付ける当番病院などには、患者が殺到している。１７日夜から１８日朝までの札幌市医師会夜間急病セ
ンター（札幌市中央区大通西１９）。患者が絶え間なく訪れ、医師が診察に追われていた。【中川紗矢子】

　「今朝熱が出て、近くの病院で検査してもらったが（新型インフルエンザは）マイナスだった。それが夜中
に呼吸が急に苦しくなって……」。
　１８日午前３時半ごろ。自分で歩けないほど衰弱した男児（７）が、父親に背負われて夜間急病センターに
やってきた。息が十分できずに苦しそうだ。笹島知大（ともひろ）医師の診断で、インフルエンザの合併症に
よる肺炎になっていることが判明。救急車で別の病院に搬送された。
　市保健所によると、市内の新型インフルエンザの患者数は、秋の大型連休後半を含む１週間（９月２１〜
２７日）は、１５・０２人と前週比で大幅に減った。しかし、その後の１週間で警報目前の２８・６６人まで
急増。夜間急病センターには患者が詰めかけた。１０月１１日には、小児科と内科を合わせて計４５２人が訪
れ過去最多を記録し、最大６時間待ちとなった。
　４日からは、準夜帯（午後７時〜午前０時）については小児科、内科の医師をそれぞれ１人ずつ増やし、各
科３人態勢に増強。１７日の深夜帯（午前０〜７時）は医師を１人増やし３人態勢とし、さらに一時的に４人
が診察にあたった。
　診察開始は午後７時。既に待合室にはマスク姿の大人や子どもが約１３０人も詰めかけた。椅子に座れず壁
にもたれたり、床に座り込んでいる人もいる。駐車場はいっぱいで、駐車待ちの車が１０台以上連なっていた。
　竹林恭子医師の診察室には、西区の中学１年の男子生徒（１３）が祖母に付き添われて入ってきた。採取用
の長い綿棒で鼻奥の粘膜をこすって検査した結果、新型インフルエンザだったことが判明した。竹林医師によ
ると、中学生くらいになると症状が軽いため、寝込まずに外出して、広がるケースがある。
　竹林医師は「熱が出ても１２〜２４時間たたないと結果が出ない。結果が出るころを見計らって、来てもら
った方がいい。そうでないと重症の人を待たせることになってしまう」。この日、診察にあたった宇加江進医
師は「今日は自分の病院で１００人以上診てからここに来た」と話した。
　午前０時。医師や看護師らが一斉に交代。応援の医師１人は午前３時までの勤務を予定していたが、患者が
絶えないため午前３時半まで診察した。
　夜が明けた午前６時半。ぐったりした子どもを抱えた親が、不安そうな表情を浮かべてたくさん入ってきた。
結局、診察は午前８時前まで続いた。
　この日訪れた患者は内科１９０人、小児科２５５人の計４４５人。受診せずに帰宅した人もいたという。
「日本は早期診断・治療が進んでいるため犠牲者が少ないが、肺炎などを併発する恐れがあるので症状が軽くて
も心配しなくていいとは言えない」。笹島医師は話した。

インフルワクチン、新型・季節性の同時接種ＯＫ　厚労省
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY200910180231.html

　新型の豚インフルエンザの国内産ワクチンと、季節性インフルのワクチンとの同時接種について、厚生労働省の
薬事食品衛生審議会安全対策調査会は１８日、安全面で問題がないことを確認した。今後、医療現場に周知する。
　また、同調査会は、妊婦への新型ワクチンの接種について、改めて安全性を検討。「接種しても子どもの先天異
常の発生率は上がらない」とする季節性ワクチンの海外の研究報告や国内で千人を超す妊婦への季節性ワクチンの
接種経験から最終的に「問題ない」と判断した。
　インフルワクチンの医療機関向けの注意書き「添付文書」に「原則、妊婦へは接種しない」とあるため、今後こ
れを削除する。
　また、一部の国内産の新型ワクチンに添加されている保存剤「チメロサール」について、季節性ワクチンでの使
用実績などをもとに「使用に問題ない」とした。
　一方、厚労省は新型インフルワクチンの副反応をできるだけ早く把握するため、１９日から始まる医療従事者の
接種対象者のうち２万人を追跡調査し、１１月下旬までに結果を公表する。全体で３０万人程度が接種した時点で、
まれな副反応の頻度を確認し、死亡など重い事例には専門チームを派遣して調べるという。
　調査会では、新型インフルの重症化予防策として注目されている成人の肺炎球菌ワクチンについても、医師の判
断のもとで、新型インフルワクチンとの同時接種や、２回目以後の接種ができることを確認した。
　国内産の新型インフルのワクチンは１９日から、医療従事者を対象にした接種が始まる。妊婦については、１１
月半ばから実施される予定。（権敬淑）

夜間休日の診療所、パンク状態　新型インフルで患者３倍
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20091018/221515
　新型インフルエンザの流行で、夜間、休日の医療機関に患者が殺到している。９月から平年の２〜３倍の
受診があり、県内各地で対応に追われている。診療所側も「パンク状態」を緩和できないか態勢強化の検討
に乗り出した。
　18日午前９時、宇都宮市竹林町の同市夜間休日救急診療所。晴天に恵まれた日曜日の空模様とは裏腹に、
ぐったりとしたマスク姿の患者がひっきりなしに訪れる。
　「未明から39度の熱が出た。休日診てくれる病院はそうありませんから…」。同市内の男性（38）は心配
そうな表情でマスク姿の次女（５）を気遣う。登園する幼稚園で感染者が絶えず、「新型かな」と言って診察
に向かった。
　同診療所によると、９月の内科、小児科の患者は３３２８人で前年同月比１・７倍に急増。10月は16日現
在１７９２人に上り、前年同月の患者総数（２１４２人）を超すのは確実だ。
　同診療所に休日訪れる患者は２００人を超える。当番医２人が診察するが、「３時間待ち」もあるという。
同診療所副所長の片山辰郎医師は「昼食時間を短縮したり、診療時間を延長したりして対応している。これほど
の患者数は過去に例がない。この状況があと数カ月続くと思うと頭が痛い」と話す。
　宇都宮以外でも状況は同じだ。小山地区夜間休日急患センターには今月12日、例年の３倍に相当する１０３
人が詰め掛けた。うち約70人が簡易検査を受け、37人が陽性反応を示した。センター側は当番医を増やせない
か地元医師会と検討している。
　大田原市休日等急患診療所にも普段の倍近い受診者が訪れているという。
　休日診療所の当番医は主に開業医が輪番で務めており、診療態勢強化は開業医の平日の診療にも影響が出か
ねず、容易に当番医を増やせない事情もあるという。
　片山副所長は「微熱や鼻水といった軽症患者の受診も患者の急増につながっている。水分や食事が摂れてい
たり、遊ぶ意欲があるような軽症患者の受診は控えてほしい」と訴えている。

◇新型インフル患者の発症から死亡、平均5.8日 【医療介護ＣＢニュース】
　厚生労働省は10月17日、医療従事者を対象に「新型インフルエンザによる重症患者の治療に
関する研修会」を開いた。この中で結核感染症課新型インフルエンザ対策推進室の高山義浩
室長補佐が、流行の現状について説明。10月8日までの死亡22例について取りまとめた結果、
発症から死亡までの平均が5.8日、入院からでは4.5日だったことを明らかにした。高山室長補佐は
「非常に早い経過で亡くなっている」と述べた。

　高山室長補佐はまず、10月5−11日のインフルエンザ定点医療機関当たりの報告数が「12.92」
だったことについて、「一般的に10を超えるとかなり拡大していると考えられるが、その状況に既に
入った。こうしたタイミングで先生方にお集まり頂けたのは、ぎりぎりだったと思っているところだ」
との認識を示した。

　高山室長補佐によると、10月8日までの死亡22例の発症から死亡までの平均は5.8日、入院から
死亡までは4.5日だった。高山室長補佐は「非常に早い経過で亡くなっている。お亡くなりになった
方を支えていただく期間は非常に短い。非常にラッシュで進むという印象だ」と述べた。

■簡易検査陽性1.5日、抗ウイルス薬1.8日
　また、発症から簡易検査で陽性と判明するまでの平均は1.5日だった。高山室長補佐は「初日に
陽性となっている例が多く、非常に早い段階で陽性と判明している。補助診断ではあるが、適切に
使いこなせば（迅速診断キットは）十分に役に立つアイテムだ」との見解を示した。これに対しては、
参加者から「偽陰性がかなりあると聞いていたのだが、死亡例に関してはかなり陽性が多い。
重症例であれば陽性に出るという傾向があるのだろうか」との質問があり、高山室長補佐は「おそらく
そうした傾向はあり得る。また咽頭ではなく気管内吸引痰から取るなど、検体を少し幅広く取っている
というのもあると思う」と答えた。

　一方、抗インフルエンザウイルス薬の投与までの平均は1.8日だった。高山室長補佐は「通常、
オセルタミビル（タミフル）であれば48時間以内の投与が有効だと言われているが、48時間以内の
投与はされている。それでも亡くなっているのが実態だ」と指摘した。なお、これは投与されなかった
例を含まない平均値で、投与されなかった例について主治医らに聞き取り調査を行った範囲では、
チューブを入れると出血してしまったり、チューブを入れても逆流してしまったりしたため、投与でき
なかった例が大半という。高山室長補佐は「抗インフルエンザウイルス薬は有熱期間を短縮するのが
効果。（早い経過で死亡する）新型インフルエンザについては、（死亡を減らすために）どれくらい役に
立つかについては、厳しいものがある。抗インフルエンザウイルス薬以外のアプローチが一つのキー
になるのではないか」との認識を示した。

更新：2009/10/19 09:45　　 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24818.html

新型インフル　医療現場に安心感　予防接種開始
10月19日14時51分配信 毎日新聞

　新型インフルエンザの本格的な流行に備え、１９日、医療従事者へのワクチン接種が始まった。
日常的に感染の危険性にさらされている関係者からは「これで安心できる」と歓迎の声が上がった。
ワクチンは製造分から順次供給され、１１月以降、重症化の危険性が高い人から順に接種が受けられるようになる。
どの程度の効果と副作用が見込まれるのか、接種の手続きは……。大流行の恐れが指摘される中、関心が集まる。【清水健二、沢田勇】

甲府市朝日１の井上内科小児科医院には１０人分のワクチンが届き、この日午前９時半過ぎから、
井上利男院長（７０）が同院の看護師に注射した。最初に接種を受けた看護師の長沼和子さん（６１）は
「患者と接するので、いつも感染の不安はありました。これでひと安心しました」と話した。同院では、
医師、看護師、事務員１５人に接種を予定している。
７月以降、新型インフルエンザに感染したとみられる患者五十数人を診察してきた井上院長は
「ワクチンで大きな危機は乗り越えられると思う。不安を挙げるとすれば、基礎疾患のある人に接種した場合の副作用だ」と話した。
医療従事者以外への接種は、１１月から始まる。時期の目安は厚生労働省が示すが、流通の時間などを勘案して具体的な日程は
都道府県が決めることになっており、自治体のホームページなどで公開される。
接種を受ける場所について厚労省は、かかりつけの医療機関が望ましいとしている。基礎疾患（持病）がある場合、
それが優先接種対象になるかどうかを判断してもらえるからだ。予約制で、１６歳未満は保護者同伴が原則。
予防接種は保険診療ではないが、年齢確認などで保険証の提示を求められることもある。
かかりつけ医がワクチン接種をしていなかったり、かかりつけの医療機関がない人は、市町村に照会して、
接種できる医療機関を調べることになる。勤務先の近くなど、居住地と異なる地域の医療機関を選んでもいい。
接種対象者であることを示すため、妊婦は母子手帳、持病がある人は、かかりつけ医に発行してもらう証明書が必要だ。

◇重症化防ぐ効果を期待
医療従事者を対象に、新型インフルエンザのワクチン接種が始まった。ワクチンは、感染自体を防ぐことはできないが、
感染後の重症化を防ぐ効果が期待される。一方、厚生労働省は副作用の発生状況を監視するため、
医療機関から国に直接報告する制度を設ける方針だ。厚労省によると、後遺症が残る重い副作用は、
毎年流行する季節性のインフルエンザワクチンでは１００万人に１人に起きるとされる。新型の国産ワクチンについて、
厚労省は今月、４６％に副作用があったとする治験結果を公表した。大半は注射した場所が腫れるなど軽いものだったが、
治験対象者２００人のうち急なアレルギーショックと全身の発疹（はっしん）が各１例あったという。
専門家は新型、季節性の２ワクチンの同時接種も、医療機関や接種対象者の負担を減らすことができるとして勧めている。
一方、高齢者は新型、季節性を問わずインフルエンザウイルスに感染すると、免疫力の低下で肺炎球菌による肺炎を発症しやすい。
このため、肺炎球菌ワクチンの接種も勧めている。【山田大輔】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091019-00000011-maip-soci

北海道　新型インフル　優先対象者2700人に無料でワクチン　上ノ国町 （10/17 07:05、10/17 10:06 更新）
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/influenza/194757.html
　【上ノ国】檜山管内上ノ国町は新型インフルエンザのワクチン接種について、医療従事者を除く
優先対象者の接種費用（１人２回の場合６１５０円）を全額公費で負担する。これにより、町民
約６１００人の半数近い約２７００人が、無料で接種を受けられる。

　低所得者を対象に無料化を打ち出している自治体はあるが、町などによると「所得制限を
設けないのは道内で初めてでは」としている。町負担の総額は約１２００万円で、今月末の
臨時町議会に補正予算案を提出する。

　優先対象者（妊婦、糖尿病やぜんそくなどの基礎疾患を持つ人、１歳未満の幼児を持つ保護者、
１８歳以下、６５歳以上）のうち、生活保護世帯を含む町民税非課税世帯には、国と道、町が負担し
無料にする制度がある。

　町は「自己負担がいやで、接種をあきらめる人がいたら困る」（工藤昇町長）との配慮から、町民税非課税
世帯以外にも町が助成し、所得制限なしに無料接種できるようにした。接種は２３日ごろから行われる。

>>235関連

ヤクルトピンチ！７人がインフル集団感染　2009年10月19日8時29分　紙面から
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20091019-557098.html
　ヤクルトはセ・リーグのクライマックスシリーズ（ＣＳ）第２戦の試合前に、高木啓充投手（２６）ら３選手の
Ａ型インフルエンザ感染が判明。１９日の第３戦先発予定だった高木は登板を回避した。試合後には
川本良平捕手（２７）からインフルの陽性反応が出て、７回途中３失点と力投した館山昌平投手（２８）も
体調不良を訴えるなど、集団感染の可能性も出てきた。１９日の第３戦に勝ってＣＳ第２ステージに進出しても、
突然のインフル禍で大ピンチだ。
(中略)
　さらに試合後、ショックが倍増する主力の離脱が確実となった。左脇腹肉離れの故障を抱える相川の
代役で先発出場を続けていた川本が、トレーナーの簡易検査でインフルの陽性反応を示した。この試合で
先発したエース館山、守護神の林昌勇も微熱で体調不良を訴え、控え捕手の衣川は３８度の高熱で、
集団感染の可能性が高くなった。(後略)

新型インフルエンザワクチンの接種スタート　薬事日報　無季言　2009年10月19日 (月)
http://www.yakuji.co.jp/entry16897.html
◆１９日から国産の新型インフルエンザワクチンの接種がスタートする。厚生労働省が示した最優先者は、
患者診療に直接従事する医療従事者。日本薬剤師会は、薬剤師も優先対象とするよう政府に要望書を提出した
◆一方、先の日薬学術大会で厚労省新型インフルエンザ対策推進室長の正林督章氏が、直接、重症化
しやすい患者の診療に従事しない人は「薬剤師といえども対象にはならない」と明言。講演中も「ワクチン
のエビデンスは感染予防ではなく重症化の予防」と繰り返し指摘した
◆現在、国産ワクチンは２７００万人分と、全国民に対して十分な量は確保できていない。輸入ワクチンの
接種開始も年明け以降と想定される。正林氏は「ワクチン接種で感染しないというのは大きな誤解」とし、
目的は死亡者や重症者の発生、患者の集中発生による医療機関の混乱を極力防ぐことにあると強調した
◆開局薬剤師も日常業務で感染リスクが高いことは否定しない。ただ、ワクチンが不足している中で、
薬剤師として、感染予防のエビデンスがないワクチン接種を、どう受け止めるかが問題だ。十分に考えて
行動に移すべきだろう。

医師らへのワクチン、既に不足＝「混乱の極み」と自治体側−新型インフル
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2009101900023&j1

新型ワクチン接種開始　「回数」めぐり自治体混乱の懸念 2009年10月19日14時11分
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY200910190223.html

ワクチン「足りるか」　東海でも接種開始
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009101990121205.html

長野県　医療従事者にワクチン接種始まる　県内２万2700人を予定 10月19日（月）
http://www.shinmai.co.jp/news/20091019/KT091019FSI090002000022.htm

【新型インフル】いつ打てる…接種開始、医師向けワクチンはや不足　2009.10.19 13:18
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/091019/trd0910191321005-n1.htm

インフル禍東海大が３連勝／大学ラグビー　［2009年10月19日9時9分　紙面から］
http://www.nikkansports.com/sports/rugby/news/p-sp-tp0-20091019-557104.html
＜ラグビー・関東大学リーグ：東海大５５−２４中大＞◇１８日◇リーグ戦◇東京・秩父宮ラグビー場
　３連覇を狙う東海大が中大を下して、開幕３連勝を飾った。部員７０人近くがインフルエンザを発症して１０日間、
チーム練習を自粛。１４日から再開したばかりのハンディを乗り越えての勝利だった。
　東海大は選手だけで１１８人の大所帯。その６割がインフルエンザを発症した。３日の拓大戦の翌日から発熱し、
体調不良を訴える選手が続出。合宿所とは別の施設に隔離した。自らも発症した木村監督は「危機的状況だった」
と言う。外出禁止で、ミーティングもできなかった。大学側から練習許可の連絡があったのは１３日夜だった。
　この日、木村監督は果敢に攻めようと言って、選手を送り出した。「３日間しか練習できなかったが、選手にあえて
負荷をかけた」。結果は８トライを奪って５５得点。「反則が１４と多く、試合を支配できなかった」が「随所に攻める姿勢
は見られた」と評価した。順当勝ちにも副将のＷＴＢ菅生は「チームの目標は社会人（トップリーグ）を倒すこと。ミスは
なくす」と気持ちを引き締めた。インフルエンザ禍を乗り切り、まずはリーグ戦３連覇を目指す。

埼玉県　県立高校入試　新インフルで再試験も検討　
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000910190001
　今年度実施する県立高校の入学試験について、県教育局は「受験生の間で新型インフルエンザの
感染がさらに広まれば、再試験も視野に対策を考えないといけない」との考えを示した。島村和男・
県教育長が１６日の定例会見で明らかにした。
　県教育局の試算では、感染が現在のレベルなら高校１校あたりの受験者数のうち感染者は２人弱
だが、厚生労働省の感染予測を基にすると最大１４〜１５人になる可能性があるという。
　島村教育長は「いまのレベルなら、新型インフルエンザにかかった受験生にも、保健室受験や、
視聴覚室など広い別部屋に間隔をあけて座り、受験してもらう方法も考えられるが、１４〜１５人と
なると対応できない」と話し、再試験を設定する可能性も含めて対応を検討したいとした。
　ただ、これまで再試験をした経験はなく、欠席者の目安など明確な基準もないことから、「前期試験の
１カ月前までには対応をはっきりさせたい」と語った。
　朝日新聞が１６日現在でまとめた県内の全公立学校の休校は計１８校で、９日現在の９校から倍増。
学年・学級閉鎖も計３８６校で、約１００校増えた。

北海道札幌市旭川市　新型インフル　当番医が他機関紹介　2009年10月17日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000910190001
■札幌市、休日混雑時
　新型インフルエンザ患者の急増を受けて札幌市保健所は１６日、休日の医療機関の混雑を和らげるため、
当番医以外の複数の医療機関でも患者を受け入れる支援体制を整えたと発表した。受け入れの限度を超えた
と判断した当番医が、これらの医療機関を患者に紹介する仕組みだという。

　患者が当初から、支援にあたる医療機関に殺到するのを避けるため、同保健所は医療機関名を公表していない。
当番医が他の医療機関を紹介する基準は決まっていないが、診療時間内に患者を診断し終えるのが無理な場合
などを想定している。

　入院治療が必要な患者に迅速に対応するため、同保健所は、患者が入院可能かどうかを市内の主な病院に毎日
尋ね、把握する作業も始めた。集めた情報は消防局や各医療機関に提供し、患者の入院が必要となった時に
役立ててもらうという。

　また、同保健所は同日、５施設から７施設に増やした１８日の休日当番医の小児科を、さらに１増の８施設にした
と発表。旭川市保健所も１８日から当面、休日の小児科の当番医を現在の１施設から２施設に増やすことを決めた。

>>252別報道
夜間・休日診療　18日から拡充　札幌市、感染拡大受け （10/16 08:37）
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/influenza/194572.html
　新型インフルエンザの感染拡大を受け、札幌市保健所は１５日、休日当番病院など夜間・休日の診療体制を
１８日から拡充すると発表した。小児科が現行の５カ所から２増の７カ所、内科が８カ所から１増の９カ所になる。
　同市内の当番病院で１１、１２の両日、小児科患者が殺到し、パンク状態となったことを踏まえ、さらに複数の
小児科が受診体制を整えて待機。混雑度に応じて当番病院から患者を振り分け、混雑解消を図る考え。
　また、日中の当番病院で受診できなかった患者や夜間の発症に対応するため、１７、１８の両日は、市医師会
夜間急病センター（中央区大通西１９）も深夜（午前０時〜同７時）の内科・小児科医を２人から増員する予定だ。

>>46,53,65,68,69,90,107,131,241北海道札幌市関連

新型インフル衰えず　当番病院混雑続く　札幌は一部で緩和 （10/19 07:24、10/19 07:32 更新）
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/influenza/195070.html
　新型インフルエンザが猛威を振るう中、道内各地の休日当番病院は１８日、詰めかけた大勢の感染患者の
対応に追われた。道内１３保健所が「警報」を発令し、初めて迎えた日曜日。道内の各当番病院はマスク姿の
親子らであふれ返った。一方、１０〜１２日の３連休中に当番病院がパンク状態となった札幌では、診療体制の
強化・拡充が奏功し、長時間待ちが一定程度緩和された。

　札幌市では、市医師会などが１８日から小児科の当番病院を５カ所から８カ所に増やし、夜間急病センターの
医師も増員。混雑がひどくなった当番病院は市保健所に連絡して「待機病院」に患者を振り分けたことで、
「先週ほどの長時間待ちはなかった」（市医療政策課）という。

　ただ、東区の札幌でむら小児クリニックは診療開始の午前９時前から数十人の患者が来院し、３０分早く開業。
診察受け付けも２時間延長し、診療患者は１９０人に。同区の東栄病院も小児科３００人、内科２００人を診療。
職員は「水を飲む暇もない」とため息をついた。＜北海道新聞１０月１９日朝刊掲載＞

>>247プロ野球ヤクルト続報

インフルまん延のヤクルト…衣川も陽性
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20091019061.html
　ヤクルト・衣川がインフルエンザと診断された。倉島球団専務によると、衣川は１８日のＣＳ第１ステージ
第２戦（ナゴヤドーム）後に発熱。直後の検査では陰性と診断されたが熱が下がらず、この日午前中に
名古屋市内の病院で再検査したところ陽性反応が出たという。

　ヤクルトは１８日の試合前に高木、ユウキ、野口の感染を発表。試合後には衣川、川本が発熱を訴えていた。
鈴木球団社長は「いる選手でやるしかない。それしか言えない」と硬い表情で話した。

>>217>>244関連

沖縄の新型インフルピーク時の対応を報告―厚労省研修会　更新：2009/10/19 12:40　　 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24820.html
　インフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、8月17−23日に「46.31」を記録した沖縄県の
状況について、同県立南部医療センター・こども医療センター小児循環器科の仲矢代真美医長が、
医療従事者向けに10月17日に開かれた「新型インフルエンザによる重症患者の治療に関する研修会」
の中で報告した。「（患者の）母数が大きくなると（重症例が）集中的に発生し得る」として、「（対策は）
施設だけでなく地域で考えるべきだ」と指摘した。

　流行ピーク時の沖縄県全体の状況として仲矢代医長は、重症患者の感染コントロールについて、
▽人工呼吸器管理なので気管内吸引などによるウイルスの暴露量が多かった▽集中治療室で管理
するため、同じ病棟内にハイリスク患者が多数入院していた▽かかわる医療従事者の数が多く、
接触者数が多かった▽家族が感染している確率が高い一方、患者の状態も不安定で面会制限の
ルール設定が難しかった▽隔離解除の基準が難しかった―などの問題があったと説明。接触者数に
ついて、心筋炎症例の患者の場合、ナースや当直医、放射線技師など1日に25人以上の接触者が
いたとした。

　また、重症患者が多発した時には、集中治療室のベッドや物品、人的資源が不足する一方で、
対応が遅れると人命にかかわると指摘。新型インフルエンザ以外で集中治療が必要な患者に対して、
待機手術などの受け入れ制限などをする必要が出てくるとして、「病院全体、あるいは地域全体で
病院の維持すべき機能を確認しながら対策を進める必要がある」と述べた。

　こども医療センターでは、PICU（小児集中治療室）のベッドコントロールについて、▽定員6床に対し、
最大3人まで新型インフルエンザ患者を受け入れる▽ナースをインフルエンザ担当と非インフルエンザ
担当の2チームに分ける▽隔離室（陰圧部屋）が１床しかないので、2人以上入院したら非インフルエンザ
患者との距離を1ベッド以上空け、カーテンで仕切る―などのルールを設けていたと紹介。また、ECMO
（体外式膜型人工肺）症例を診断できる医療機関が地域にほかにないことから、満床であってもPICU
ケアの必要な患者の受け入れは断らないと決めていたとして、「年長児は成人ICU（集中治療室）に入室
させる」「比較的落ち着いている患者を一般小児病棟に転棟させる」などの方針を固めていたという。

　また、同センターでは新型インフルエンザの流行を「災害医療」と位置付け。同センターが県内唯一の
小児心臓病センターであるため、▽重症新型インフルエンザ患者がPICUに入院中は小児心臓待機手術
を原則キャンセルする▽必要に応じて県外の施設へ搬送する▽緊急手術は原則行うが、手術後インフル
エンザ患者と同じPICUに入室することに関して親などに事前に了承を得る―などの対応を決めていたとした。

■県内9施設と「重症患者ネットワーク」を構築
　これらの対策を検討した上で、8月24日に県内の小児科を標榜する総合病院9施設を緊急招集し、
「小児新型インフルエンザ重症患者ネットワーク」を構築。県内で小児の人工呼吸器管理が可能な人数を
把握した上で、同センターは体外循環など「最重症例」の管理を基本とし、比較的軽症な患者については
他の施設での受け入れを依頼した。このネットワークは「県の事業」と位置付けられ、県が各病院に情報を
ファクスして、情報共有している。

>>217>>244>>255関連

新型インフル対策、不足は医療機器ではなく「人的な面」　更新：2009/10/19 10:15　　 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24819.html
　新型インフルエンザの流行ピーク時に対応する人工呼吸器の台数は十分にあるものの、管理する
医師などが不足していることが、日本臨床工学技師会が日本呼吸療法医学会の協力を得て9月に
行った調査で分かった。医療従事者を対象に10月17日に開かれた「新型インフルエンザによる重症
患者の治療に関する研修会」で、日本医科大集中治療室の竹田晋浩准教授（日本呼吸療法医学会
新型インフルエンザ委員会委員長）が明らかにした。

　調査対象は200床以上の急性期型病院1373施設（全8818施設）で、348の2次医療圏ごとにデータを
取りまとめた。10月5日現在の回収率は84.8%だった。

　これによると、人工呼吸器数は全国で2万1025台で、約半数が使用されていなかったという。また、
ECMO（体外式膜型人工肺）は987台で、これについて竹田准教授は「おそらく世界で一番（ECMOを）
持っている国だと思う。信じられない数だ」としている。
　また、国内の人工呼吸器販売メーカー10社に9月15日時点のレンタルの状況を問い合わせたところ、
年内までに貸し出し可能な在庫が924台あったという。
　竹田准教授は厚生労働省の流行シナリオと海外の報告を基に、人工呼吸器を使用する人数を最大
で1万人と推計。「全体として（人工）呼吸器は十分に足りている」との認識を示した。

　竹田准教授はさらに、「詳細まで完璧にできていた」という山形県のレポートを紹介。成人人口10万人
当たりに必要な人工呼吸器台数を「10台」とした上で、4つの2次医療圏のうち足りないのは１地域だけで、
「周辺の地域から借りれば十分県内で対応できる」との見方を示した。
　一方で、同県内のICU（集中治療室）のベッド数と担当医師数は、診療報酬届け出をしているベッド数が
102床、日本集中治療医学会の認定施設が2施設12床、専門医が4人だったと指摘。「医療機器としては
おそらく足りている」としながらも、「実際の重症患者の治療を誰がやるのか。誰でもECMOの管理が
できるわけではない」とまとめた。

　これに対して、山形県の医師が「人工呼吸器が20台、ECMOも3台あるが、庄内地区で人工呼吸器を
管理できるのは5人しかいない。問題なのは機械の数より人の数だ」と指摘。竹田准教授も「おっしゃる
とおりだ。人的な面などをこれから解決していかなければならない。将来的にはいろいろなことを変えられる
可能性があるが、直近のインフルエンザに関してはあと3−4か月でできることを考えなければならない。
そうなると、全国的な規模で考えるのも一つだが、県内くらいで考える必要があるのではないか」と応じた。
また、沖縄県立南部医療センター・こども医療センター小児循環器科の仲矢代真美医長は、「人工呼吸器
について知識のある医師やナースが使わないと、合併症を起こす危険性がある」とした上で、「半分しか
使用していないということは、回っていないのではなく、回せないのではないか」と述べた。

>>254別報道

【プロ野球】ヤクルトにインフルまん延、新たに２選手とトレーナー　2009.10.19 16:05
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/091019/bbl0910191524002-n1.htm
　３選手が１８日にＡ型インフルエンザと診断されたヤクルトは１９日、新たに川本良平、衣川篤志両捕手と
トレーナー１人が感染したと発表した。川本は前夜の試合後、衣川は試合中にそれぞれ発熱の症状が出たという。
　ほかに、松岡健一投手が微熱を発症しており、同日午後６時からナゴヤドームで行われるクライマックス
シリーズ（ＣＳ）第１ステージの中日戦に帯同しなかった。
　ヤクルトでは１８日に、ユウキ、高木啓充両投手と野口祥順内野手の３選手の感染が確認されていた。
　第１ステージは１勝１敗で、この日が巨人との第２ステージ進出をかけた一戦になる。

青森県　 集団風邪情報 ネットで共有 2009年10月19日(月)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091019160134.asp
　新型インフルエンザの流行が懸念される中、弘前大学教育学部の小山智史教授が現場の養護教諭とともに開発し
2004年から運用している「かぜねっと」システムが、あらためて注目を集めている。各学校の風邪の発生情報を
インターネット上で共有し、学級閉鎖などの措置を取る前の段階の、近隣の学校の流行状況を即座に把握できる
ことが特長だ。関係者は「情報共有は集団風邪対策に役立つ。より多くの学校にシステムに参加してほしい」と話している。

　同システムは現在、6道県204校が登録。県内では小中高校、特別支援学校、幼稚園計173校が登録している。

　登録した学校は「かぜねっと」のホームページにアクセスし、朝の健康観察で把握した風邪ひきの児童生徒数、
欠席者数、学級閉鎖などの措置の有無を入力する。入力のペースにルールは定めていないが、各校とも、風邪や
新型インフルエンザの患者が出た場合には、情報の更新が早まるという。情報は実数でも、月ごとの折れ線グラフ
でも表示でき、他校の情報を見たい人はボタン一つでそれらを閲覧できる。

　集団風邪について県教委が把握し、発表しているのは措置を取った学校だけで、その一歩手前の、患者が増え始めた
段階の情報を知る手だては口コミぐらいしかなかった。流行をいち早く察知して予防を呼び掛けるためにも、学区内や
近隣の学校での流行状況が知りたい−という現場の養護教諭の声に応え、小山教授がシステム開発に取り組んだ。

　こうしたシステムはデータを集約して公表するまで時間がかかったり、担当者に負担が集中するなどの問題があったが
「操作が複雑だと負担になる−という現場の声を踏まえ、できるだけ簡単にした」と小山教授。

　さらに、学校医や地域住民にも情報を役立ててもらおうと、誰でも閲覧できるようにした。

　新型インフルエンザ患者が急増しているが、学校の措置状況の公表は、市町村によって対応がまちまちだ。現場の混乱を
反映してか、小山教授には「かぜねっとは、新型インフル対策に活用できるか」という問い合わせもあるという。

　詳細（PCR）検査が行われずに新型と確定されないケースなど入力時の混乱も想定されるため、現時点で新型インフル
専用画面をつくる予定はないが、小山教授は「風邪が流行している学校では新型インフルが含まれている可能性がある。
予防対策のため、流行傾向をいち早く把握するのに役立ててほしい」と話している。

　開発に協力した森菜穂子養護教諭（弘前・石川中）は「インフルエンザの感染は家族間と学校の中が主なので、例えば
受験期になると、兄弟姉妹のいる学校で流行しているかどうかなど、地域の他の学校の情報がとても気になる」と話す。

　「かぜねっと」のアドレスはhttp://siva.cc.hirosaki-u.ac.jp/center/kazenet/

【新型インフルの重症化、小児が突出】（2009年10月19日 読売新聞）
ttp://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20091019-OYT8T00311.htm
急変、予測できず
新型インフルエンザの流行拡大に伴い、重症化する患者も特に子どもの間で増えている。新型インフルに特有の症状は何なのか。重症例の傾向を分析するとともに、１９日から始まるワクチン接種の注意点を紹介する。
「経過があまりに速く、病院に運ばれた時は受け答えができず、薬も飲めない状態だった」。新型インフルに感染して１４日に死亡した兵庫県西宮市の女児（８）。記者に説明した市保健所長は顔を曇らせた。
１１日は微熱、１２日朝に高熱が出て、夕方には急変。脳症に加えて胃腸からも出血し、多臓器不全で息を引き取った。
同じ週に東京で４歳男児、名古屋で１６歳男性、横浜で５歳男児も命を落とした。
９月半ば以降、患者が大幅に増えているのは、小学生と、その前後の年齢層。重症・死亡例でも、子どもの増加が目立つ。
１７日までに公表された重症例１２９人（うち死亡２７人）を読売新聞で集計分析したところ、１４歳以下が９０人（７０％）を占めた。
重い症状は子どもの場合、脳症と、肺炎など呼吸器症状の二つが大半。大人では呼吸器が中心だ。ただし心筋炎や脳血管障害など循環器や出血の症状も、子どもと大人計１２人で見られた。
全体としての特徴の一つは、早期からの重症化が多いこと。脳症は２日目が最も多く、３日目までがほとんど。呼吸器症状は初日と２日目が多いが、数日たって重くなる場合もある。
ふだん健康だった人の重症化も気になる。ぜんそく、糖尿病などの基礎疾患（持病）がハイリスクとされるが、該当するのは３分の１で、逆に全体の５７％、未成年では７１％が基礎疾患なし。
２０〜４０代も１８人中、１２人は特段のリスク要因がなかった。一方、５０歳以上は１７人中、１４人にハイリスク疾患があり、死亡率が高かった。
重症化するかどうかを予測する手だてはまだない。治療薬（タミフル、リレンザ）の早期投与も、重症化防止にそれほど高い効果は期待できないようだ。
軽症の段階で発症後４８時間以内に使っても重症になった人が３４人（死亡８人）いた。
新型はすでに国内で３００万人以上が発症したと見られ、重症化や死亡の率は季節性に比べ、現時点ではとくに高いわけではない。
しかし押谷仁・東北大教授（ウイルス学）は「米国や豪州などの分析では若年から中年が重症患者の中心だが、日本では学童が突出して多い。十分な治療を受けながら、急速に悪化した例が多いのも気がかりだ」と指摘する。
発熱またはせきが出てから特に３日間ほどは、脳の症状である意識障害、異常言動、けいれんと、呼吸低下を示す息苦しさ、青い顔色などに、十分な注意が必要だ。

【新型インフル、３６歳女性が死亡…糖尿など持病】
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091019-OYT1T01015.htm
川崎市は１９日、新型インフルエンザによる肺炎で、東京都内在住の無職女性（３６）が死亡したと発表した。
厚生労働省によると、国内での死者は、疑い例を含めて２８人目。
発表によると、女性は糖尿病とぜんそくの持病があり、同市の病院に通院して治療を受けていた。
１０日に鼻風邪のような症状などが出て、１２日に同院を受診。院内で呼吸困難に陥ったため緊急入院し、１３日からタミフルを投与されたが、１８日午後に死亡した。
2009年10月19日20時26分 読売新聞）

“安全性 季節性と同程度”
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10013210661000.html
厚生労働省は、国産の新型インフルエンザワクチンの安全性について、季節性インフルエンザワクチンと同じ程度と考えられると説明しています。
先月から行われた国産ワクチンの臨床試験では、接種を行った２００人のうち、半数程度の人に注射した場所が腫れるなどの反応が出たほか、全身に発しんが出るなどのアレルギー反応が２人に出ましたが、特別に配慮が必要な副作用はなかったということです。
しかし、今後、重い副作用が起きた場合、情報をいち早く集めるため、厚生労働省は、自治体を経由せず、接種を行う医療機関から直接副作用を報告してもらう異例の体勢をとって、健康被害の発生に対応することにしています。
また、自治体からは接種を済ませた人の数や年齢などを報告してもらい、副作用がどの程度の頻度で起きるか、リアルタイムで専門家らと分析することにしています

【ワクチン接種、市民の６割が希望…東大調査】
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091019-OYT1T00980.htm
新型インフルエンザ用のワクチン接種について、東京大学の生命・医療倫理系の講座で作るチームは１９日、一般市民の約６割が接種を希望している、とのアンケート調査結果を発表した。
調査は１０月上旬、医療関係者を除く一般市民６００人を対象に実施し、４０２人から回答を得た。
調査結果によると、ワクチン接種について、「強く希望」（２１・４％）と「どちらかといえば希望」（４４％）が合わせて６割を超えた。
「希望しない」「どちらかといえば希望しない」は計３４・６％で、理由としては「副反応への懸念」「流行の実感がない」などを挙げた。
また、国産と輸入のどちらのワクチン接種を希望するかについては、「国内製を希望」が８７・３％を占め、「どちらでもよい」（１１・９％）、「海外製を希望」（０・８％）を大きく上回った。

■テルモ、ワクチンを約１０％節約＝新型インフル対策の注射器発売
　テルモは１９日、新型インフルエンザなどのワクチン投与用の注射器の発売を開始した。
針と注射器が一体化したタイプで、注射器に針を接続する従来品に比べ筒内に残る薬液が
減るため、注射器への充てん量を約１０％節約できる。（2009/10/19-18:54）
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2009101900748

■「新型」の予防接種による健康被害救済措置などで議論−厚労省政策会議
　厚生労働省は10月19日、参院議員会館で第2回の政策会議を開いた。政策会議は与党の
国会議員から意見や要望などを聞く副大臣主催の会議で、今回は新型インフルエンザの
予防接種による健康被害の救済措置など臨時国会に提出する予定の法案や、税制改正の
要望などについて話し合った。

　会議終了後の記者会見で足立信也政務官は、新型インフルエンザの予防接種による健康
被害を救済するための特別措置法案と、厚生年金・社会保険病院の新たな受け皿となる独立
行政法人「地域医療機能推進機構」を設立するための法案を議員に説明したとし、「意見、要望
などはあったが、（内容は）受け止められたのではないか」と述べた。
　新型インフルエンザの予防接種による健康被害の救済措置法案は、厚労相が措置を講じる
ことを明確化しているほか、給付の額も予防接種法の二類疾病の定期接種に関する給付措置を
踏まえたものにするとしている。
　また、輸入などによってワクチンの必要量を確保するために、予防接種で健康被害が起こり、
特例承認を受けたワクチンの製造販売業者が損害賠償を行った場合、その企業の損失を政府が
補償するという契約ができるとされている。
　また、長浜博行副大臣は厚労省として検討している税制改正要望を説明した。
　民主党のマニフェストや連立政権合意に沿った要望として、新型インフルエンザ対策に関する
税制措置や、医療崩壊を食い止めるための税制措置などを検討しているほか、マニフェスト以外
でも、たばこ対策や医薬品の試験研究支援といった健康な暮らしのための税制措置や、高齢者の
暮らしを支援する税制措置などを検討しているとした。
　会見では、記者から新型インフルエンザの予防接種について議員からどのような質問があったの
かという質問があった。足立政務官は、健康被害救済の金額や、医師や医療機関に対する免責の
考え方、訴訟提起権の制限について挙げたほか、「要望として特に大きいと思ったのが、救済制度が
適用されるかどうかの審査の経緯をできるだけ公開してほしいというものだった」と述べた。

更新：2009/10/19 22:06　　 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24837.html

新型インフル：ワクチン接種回数見直しも　専門家指摘
http://mainichi.jp/select/science/news/20091020k0000m040114000c.html
　新型インフルエンザワクチンの接種回数を巡り、厚生労働省が１９日に実施した専門家からの意見聴取で、
１３歳未満以外は１回接種とした厚労省の方針に否定的な見解が相次いだ。１１月から始まる妊婦や基礎疾患
のある人については、方針が見直される可能性が出てきた。

　ワクチンの接種回数は、国立病院機構の臨床試験で、健康な成人には１回接種で十分な免疫効果が得られる
との結果が出ている。１６日に厚労省が開いた専門家の意見交換会では「１３歳未満の小児以外は同様の効果
が期待できる」との見解で一致したため、厚労省は１３歳以上は１回接種とする前提で接種スケジュールの調
整を急いでいた。

　しかし、足立信也政務官と３人の新たな専門家が加わったこの日の会議では「健康な成人以外に結論を広げ
るのは早急」などの意見が相次ぎ、妊婦や基礎疾患のある人の接種回数の結論は出なかった。１９日から始ま
った医療従事者への接種は、１回で問題ないとの意見でおおむね一致した。【清水健二、関東晋慈】

【ドイツ　特別な豚インフルワクチンを接種される政府】
ttp://www.thelocal.de/national/20091018-22649.html
1週間後、ドイツ軍は一般人とは異なる豚インフルエンザワクチンを接種される。Der Spiegel誌は政府に対しても、また特別な措置が取られると報じた。
一般人はグラクソ・スミス・クライン（ＧＳＫ）のPandemrixと呼ばれる、新型のブースタ（アジュバンド）を含み、また水銀を防腐剤として含有するワクチンを接種される。
論争はＧＳＫのワクチンが、ライセンスの早期承認を得たことから始まった。また同様のことがノバルティスにも当てはまる。批評家たちはヨーロッパのライセンス管理当局が早期承認し、十分なテストが行われていないと述べている。
アングラ・メルケル首相、閣僚と省の公務員や他の機関で働く者には、アジュバンドや防腐剤を含まない米国バクスタ製のCelvapanが接種される。
アジュバンドは、患者により強い反応を引き起こすと考えられ−ある程度というのが重要であり、ワクチンに含まれるウイルスが少なくても免疫システムに決定的な反応を引き起こすことができる。
しかしこれはまた、ある意味、追加リスクがあることを示している。−そのため伝統的なタイプのワクチンが妊婦や、幼児のために備蓄されることになった。
Celvapanは、アジュバンドや防腐剤を含まず、伝統的なワクチンより、むしろ完全な不活性ウイルスを含んでいる。
バクスタバージョンは、軍隊、妊婦、幼児に与えられる。現時点では大臣、公務員もそのカテゴリに入っているという。
「我々は、バクスタ社から非アジュバンドのワクチンCelvapanを20万回分購入している」と内務省のスポークスマンはDerSiegelに語った。
”それは社会秩序の維持に対し責任ある公務員に使われる”とDerSiegelは報じた。
閣僚と公務員の次のメンバとしてパウル・エールリッヒ研究所のスタッフも含まれる。彼らは、国の残りの者たちのためにＧＳＫのワクチンを発注する決定を下した。
なぜ研究所のスタッフが、ＧＳＫよりバクスタのものを受けるべきなのかという問いに露骨な理由が与えられた。
ドイツ医師会の薬物委員会長ヴォルフ=ディータールートヴィヒは、この状況はスキャンダルだと述べた。”ワクチンキャンペーンに不満を抱いています。”その重要なポイントは知らされていなかった。
”保健当局は製薬会社によるキャンペーンに屈し、仮想の脅威によって金を得ようとしている。”と述べた。
一部の医学協会はメンバに新ワクチンを投与しないよう勧めている。German Association of General and Family Medicineの社長マイケル・コーへンは、ドイツの医師たちにそれを患者に与えないよう呼び掛けた。
”リスクが利益を上回っている”と彼は述べた。
小児科協会長ウォルフラムハートマンは、政府が間違った科学的説明をしていると訴えた。彼は3歳未満の子供は、ワクチン接種をするべきではないと述べた。
”子供に関してワクチンの治験がされていません。使用するのはあまりに危険です。”と彼は述べた。
子供の免疫系は過剰に反応しがちであり、アジュバンドにより悪化することが考えられると付け加えた。
彼は水銀を含む防腐剤の使用についても批判した。”意図的に小児用のワクチンから排除しているケースもあります”

青森県　 ワクチン接種費用を助成／つがる 2009年10月19日(月)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091019195016.asp
　つがる市は19日、新型インフルエンザの感染防止策として、全市民を対象にワクチンの
接種費用を助成する、と発表した。非課税世帯と生活保護世帯は国と県で4分の3、
市が4分の1を助成し、全額無料とする。そのほかの接種者には、市が独自に2回分の
費用計6150円のうち2千円、1回のみは1千円を助成する。
　西北五地域の医療機関での接種は、本人が助成額を差し引いた金額を医療機関で
支払う代理受領方式とする方向で関係機関と調整している。同地域外での接種は、
医療機関からの領収書と接種済み証を添え、市に助成額を申請する償還払いになる。
　市は、人口の67％のに当たる約2万5400人の接種を想定しており、国・県の補助を含む
総事業費は約1億2127万7千円となる。
　福島弘芳市長は「国と県の補助に加え、市独自の助成で、市民の負担を軽減し、不安の
声に応えたい」と話した。

中国、北京のフランスの学校で4例のインフルエンザA(H1N1)
4 cas de grippe A/H1N1 au Lycee Francais de Pekin
ttp://www.aujourdhuilachine.com/informations-chine--cas-de-grippe-a-h-n-au-lycee-francais-de-pekin-12481.asp?1=1
小学校の中級科1年1名、高等科4年1名、6年2名が感染
中国当局からの情報、医者の診療の後、学校は閉鎖しない事を決定した

（秋田県）ワクチン接種を延期
http://www.news24.jp/nnn/news8612731.html
新型インフルエンザのワクチン接種が全国各地で始まりました。秋田県内にもすでにワクチンが
到着しましたが、実際に接種を行う病院側との調整が進まず、ワクチン接種は先送りされました。
県のまとめによりますと、秋田県内には、これまでに１万２４００人分の新型インフルエンザワクチン
が届いています。しかし、実際に接種を行う病院側との調整が終わっていないため、卸業者の倉庫に
積み上げられたままになっています。これまでに県内の医療機関からは県に対して２万２６５５人分
の接種の希望が出されています。これに対して準備されたワクチンの数は１万３２０２人分でおよそ
９５００人分のワクチンが不足しているのです。県では、国からの割当量が絶対的に不足していると
説明します。[ 10/19 19:22 秋田放送]

新型インフルエンザ　ワクチン接種県内でも　妊婦など来月2日から　/岩手
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20091020-OYT8T00054.htm
新型インフルワクチン　妊婦ら来週から申し込み　宮城
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091020t13031.htm
県内でもワクチン接種　新型インフル県、1600医療機関に配布
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20091020-OYT8T00197.htm
県内、今週中に開始　医療従事者への新型ワクチン接種　/秋田
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091019m
新型ワクチン、医療従事者向け23日から接種。妊婦ら来月中旬にも　/栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20091019-OYT8T01349.htm
新型インフルワクチン　市民の接種はいつ？　詳細決まらず戸惑いも　/埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20091020/CK2009102002000092.html
ワクチン接種 県内でも開始　新型インフル 県西部の病院、医療者向け　/静岡
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20091020-OYT8T00138.htm
新型インフルワクチン　妊婦など来月中旬か　/石川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20091019-OYT8T01299.htm
夜間診療を延長　石川・河北郡市医師会、新型インフル対策
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20091020101.htm
新型インフル医療機関分ワクチン不足 要望の半分、戸惑いも /福井
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20091020-OYT8T00050.htm
新型用ワクチン 医師ら接種　終了来月ずれ込みも 12月中旬から1歳〜小3 1000か所で受け付け　/三重
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20091019-OYT8T01114.htm
新型インフルワクチン 医療従事者用 大幅不足　想定10万人府調査「20万人」　/大阪
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20091020-OYT8T00098.htm
新型インフル予防接種スタート　県内　医療関係に1万1400人分　/岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20091019-OYT8T01181.htm
新型インフル　ワクチン接種　医療従事者　要望分満たす　きょう納入　妊婦など前倒し実施も　/島根
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20091019-OYT8T01125.htm
新型インフルのワクチン接種開始　広島きょうから　　▽医療従事者対象
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200910200080.html
「新型」ワクチン接種始まる　/山口
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910200028.html
医療従事者の接種開始　ワクチン不足　対象絞る　/香川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20091019-OYT8T01229.htm
新型インフル　予防接種スタート　「医療に専念」安堵　「自分いつ」県に質問殺到　/徳島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20091019-OYT8T01190.htm
県内でもワクチン接種始まる　新型インフル　/愛媛
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20091020/news20091020535.html
ワクチン 県内医療関係1万2000人分　妊婦らは来月中旬以降に　/高知
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20091019-OYT8T01069.htm
医療従事者にワクチン接種、福岡は初日間に合わず
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091020-OYS1T00211.htm
新型インフルワクチン接種　県内21日から　/宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000910200004
県内で新型インフルワクチン接種開始　医療従事者から　/鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091020-OYT8T00107.htm

「インフルエンザ」の Google ニュース アラート
アメリカ農務省、H1N1型新型インフルエンザウイルスをブタから検出と発表
FNN
アメリカ農務省は19日、H1N1型の新型インフルエンザウイルスがブタから検出されたと発表した。 AP通信によると、ブタから発見された新型インフルエンザウイルスは、大学の研究の一環として8月から9月にかけてブタから採取されたサンプルから検出されたという。 ...

>>266
これはひどい

大量殺戮するつもりか!?

>>272

>>1
＞ニュースを貼るのがメインのスレです。議論・質問・雑談などはご遠慮ください。

接種回数「あすまでに公表」＝新型インフルワクチン−長妻厚労相
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009102000387
　新型インフルエンザ用ワクチンをめぐり、接種回数の再検討が議論されている問題で、長妻昭厚生労働相は
２０日の閣議後会見で、「あすまでに厚労省として接種回数の見解を出す」と述べた。
　長妻厚労相は「専門家に議論していただいたが、厚労省としての見解はまだ公表していない」と指摘。先週末
に行われた専門家の意見交換会では「１３歳以上は原則１回」とすることで意見が一致していたが、同相は
「最終的には大臣が決定するプロセスを想定している」とした。（2009/10/20-12:02）

静岡県　新型インフルエンザ対策：長泉町、ワクチン接種費助成へ−−県内初　／静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20091020ddlk22040276000c.html
　長泉町は２０日、新型インフルエンザのワクチン接種の費用助成を盛り込んだ補正予算案を町議会に追加提出する。
総額は助成費と事務費を合わせ３７２２万９０００円。可決されれば、町民１人あたり最大で計３０００円が補助される。
町は「感染拡大と重症化を防ぐため、接種を促したい」と説明している。
　県によると、新型インフルエンザのワクチン接種への費用助成は県内の自治体では初めてだという。
　計画では、接種費用について１回目の３６００円のうち２０００円を、２回目の２５５０円のうち１０００円をそれぞれ助成。
生活保護世帯や町民税非課税世帯に関しては全額助成する。町は、ワクチン接種を優先する対象者として医療従事者
や妊婦、基礎疾患のある人、幼児ら約１万８０００人を見込む。
　補正予算案には、ほぼ半数にあたる９５５５人分（生活保護世帯と町民税非課税世帯を含む）の助成費を盛り込んだ。
【田口雅士】

>>265別報道

20−50代の基礎疾患のない医療従事者は1回に−新型ワクチン接種　更新：2009/10/20 00:50　　 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24842.html
　厚生労働省は10月19日、「新型インフルエンザワクチンに関する有識者との意見交換会」を開き、20−50歳代の
基礎疾患のない医療従事者の新型インフルエンザワクチンの接種を1回とする方針を固めた。これを受けて、接種
の優先順位が医療従事者に次ぐ妊婦と基礎疾患を有する人の接種開始は約2週間前倒しされ、11月第1週からに
なる見通しだ。

　16日の意見交換会では、健康な成人200人を対象に行った臨床試験の結果、1回接種でEMEA（欧州医薬品審査庁）
の評価基準を上回る効果があることが判明したため、13歳以上は「白血病など免疫が著しく抑制されている人」を除いて
1回接種とすることで議論がまとまっていた。

　これについて、16日の意見交換会には参加していなかった自治医科大附属病院臨床感染症センター感染症防御部
の森澤雄司部長が、「健康な成人である医療従事者は、1回（接種）でよいというメッセージだ」との見方を示し、他の
参加者もこれに同意。20−50歳代の基礎疾患のない医療従事者については、1回接種とすることで方針が固まった。

　一方、16日の意見交換会で、▽妊婦▽「基礎疾患を有する人」の中でもぜんそくや糖尿病など「抗体をつくれないほど
免疫状態が悪くない人」▽中高生―についても1回接種としたことに関して、足立信也政務官は「健康な成人は1回接種
で効果があるようだが、そのほかの方については言及できない」と指摘。森澤部長も「個人的には1回（接種）でよい気も
するが、今回の（臨床試験の）結果から（健康な成人以外も）1回接種とするのは疑問だ」との認識を示した。
　このため、臨床試験で有効性が確認されていない「妊婦」「基礎疾患を有する人」「中高生」などについては、50人規模
でも臨床試験を行うよう複数の有識者から提案があり、厚労省側は「スケジュールや流通の関係上、難しい」としながらも、
検討する考えを示した。

【新型インフル】ワクチン接種、医療従事者は１回　妊婦らは原則２回に　2009.10.20 18:50
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091020/bdy0910201850007-n1.htm
　新型インフルエンザのワクチン接種について、厚生労働省は２０日、２０代から５０代の健康な医療従事者
については、１回接種とする方針を決めた。これらの年代の健康な成人では、１回接種でも十分な効果が
得られるとの臨床試験の結果が得られたため。

　妊婦や持病のある人、１歳未満の保護者、中高生、高齢者は原則２回とし、１回接種については今後の
検討課題とした。妊婦と中高生については、今後、数十人から１００人規模の臨床試験を実施し、１回接種
の効果を調べるという。

　１歳から小学校３年の小児については、免疫が上がりにくいことが想定されることから２回接種とした。

巨人、久保と加治前が感染　新型インフル
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102001000674.html
　巨人は２０日、久保裕也投手（２９）と加治前竜一外野手（２４）が新型インフルエンザに感染したと発表した。
　クライマックスシリーズ（ＣＳ）第２ステージで登板する可能性があった久保投手は１９日夜に発熱を訴え、
この日東京都内の病院で感染が確認されたため、自宅で静養中。宮崎県内での教育リーグに参加中の
加治前外野手はこの日宮崎市内の病院で感染が確認された。

　２１日からＣＳに臨む選手は、球団の医療スタッフから手洗い、うがいの励行をあらためて指示された。
東京ドームのロッカールームと選手サロンに加湿器を設置することも決まった。2009/10/20 16:59 【共同通信】

ウイルスの遮断性高めたマスク　小林製薬、新型インフル対策で
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091020AT3K2001220102009.html
　小林製薬は20日、ウイルスの遮断性を高めたマスク「のどぬ〜る　ウイルス対策　高密度マスク」を発売した。
不織布のフィルターを使いウイルスの飛沫（ひまつ）を99％防げるという。新型インフルエンザに対する消費者の
予防意識が高まっているため、ガーゼタイプだった従来の風邪用マスクを刷新して売り出す。
　会話がしやすいように口元の空間を確保する立体的な形状にした。６枚入りの使い切りタイプで価格は420円。
繰り返し使うことを想定した従来製品より衛生面でも配慮したとしている。(18:25)

パナソニックの「ナノイー」イオン、新型インフルエンザウイルスを99%抑制
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20091020_322992.html
　パナソニック電工は、同社のイオン技術「nanoe(ナノイー)」が、新型インフルエンザウイルスを99%抑制する
効果があると発表した。

　ナノイーとは、空気中の水蒸気を結露させて生成した水分に高電圧を加えた微細な帯電微粒子水のこと。
パナソニックでは、空気清浄機や加湿器、冷蔵庫やドライヤーに、ナノイーを発生する装置を搭載している。

　今回検証されたのは、空間に置かれたモノに付着した新型インフルエンザウイルスに対する効果。同社に
よれば、咳やくしゃみによって吐出され、ドアノブや照明のスイッチ、机や壁などに付着したウイルスは、
接触することにより感染する恐れがあるという。

　検証内容は、約45Lの実験空間において、シャーレの底面に滴下した新型インフルエンザウイルスに
ナノイーを曝露するというもの。この結果、6時間で同ウイルスを99%抑制したという。検証は、帯広畜産大学
大動物特殊疾病研究センターと共同で行なわれた。

　同社では、人の暮らしやビジネス環境をより快適にするため、ナノイーを住環境/業務環境/公共環境/
移動環境へ展開していくという。

　ナノイーはこのほかにも、鳥インフルエンザやヒトインフルエンザのウイルスや、花粉、タバコなどの臭い
を除去する効果も検証されている。なお、新型インフルエンザウイルスに関しては、三洋電機の「電解水
技術」、ダイキン工業の「ストリーマ放電」が、既に抑制効果を検証、発表している。

福井県　新型インフルエンザ：学級閉鎖、「２割程度欠席」に緩和−−県教委　／福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20091020ddlk18040711000c.html
　新型インフルエンザによる学級閉鎖の基準を、県教委は「同一学級で７日以内に２人以上が欠席」から
「２割程度が欠席」に緩和した。スポーツ保健課は「感染者が増える中、２人という基準では学級閉鎖が
増え、学校の機能が果たせなくなる」と説明している。
　厚生労働省などの通知に基づく変更で、欠席者が２割に満たなくても学校長らが必要と判断すれば
閉鎖する。季節性インフルエンザは「３割程度」を基準にしているが、同課は「新型インフルエンザは
感染力が強いため基準を厳しくした」としている。【安藤大介】

>>235>>247>>254>>257>>278プロ野球関連

横浜２選手がインフル感染　宮崎市内で隔離措置
http://sports.nikkei.co.jp/flash.aspx?n=125850
　横浜は２０日、宮崎県内で行われている教育リーグに参加している石井、牛田の２投手が
新型インフルエンザに感染したと発表した。
　２選手は発熱など体調不良を訴え、１９日に宮崎市内の病院で診察を受けた。同市内の
ホテルで隔離措置がとられている。

>>271別報道

ヒトの新型インフルに感染、米ミネソタ州のブタ　2009年10月20日 19:45　発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2654506/4785408
【10月20日 AFP】トム・ビルサック（Tom Vilsack）米農務長官は19日、ミネソタ州フェア（Minnesota State Fair）で
出品されていた複数のブタから新型インフルエンザA型（H1N1）ウイルスが検出されたと発表した。

　長官の声明によると、同フェアで採取されたブタの標本を検査した国立獣医学検査機関（US National
Veterinary Services Laboratories）が、感染を確認したという。

　声明は、品評用のブタと商業用のブタは隔離されているため、商業用のブタにも感染したとは考えられないこと、
また、豚肉や豚肉製品を食べてもH1N1には感染しないことを強調。「豚肉は安全」と太鼓判を押している。

　感染したブタたちには、これまでのところ、新型インフルの症状は見られず、健康状態は良好という。(c)AFP


ミネソタ州でブタのＨ１Ｎ１型感染を確認、米国初と 2009.10.20 Web posted at: 16:28 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200910200019.html
米農務省は１９日、新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１型）のブタ感染をミネソタ州で確認したと発表した。
同型ウイルスのブタ感染が判明したのは、米国では初めて。農務省は同時に、豚肉や豚肉製品を
食べてインフルエンザに感染することはないと強調している。

米国以外ではこれまでに、アルゼンチンやカナダ、アイスランド、ノルウェーでブタへのＨ１Ｎ１型感染が判明している。

Ｈ１Ｎ１型感染が確認されたのは、８月末から９月初旬にかけてセントポールで開かれた、農業フェアで展示
されたブタ３頭。簡易検査でＨ１Ｎ１型の陽性反応が出たため、詳しく調べていた。

感染が確認されたブタに症状は見られず、とても健康な様子だったという。

今年４月にＨ１Ｎ１型が流行し始めた当初、「ブタインフルエンザ」として報道されたため、豚肉業界が大打撃を
受けていた。農務省は、豚肉を介してウイルスに感染することはないと述べ、風評被害を懸念している。

東北　新インフル対策　入試は？大学恐々　頭痛い追試の要望　2009年10月20日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091020t73018.htm
　東北の各大学が、新型インフルエンザに受験生が感染した場合の入試の対応をどうするか、頭を
悩ませている。文部科学省は受験機会の確保のため追試などを実施するよう求めるが、受験生の
多い私立大では、日程や会場の確保、追試問題の作成など課題は多い。「新型を特別扱いするは
どうか」といった声もあり、各大学は入試で難題を突き付けられた格好だ。　

　東北最大の私大、東北学院大（仙台市）は現在、追試について検討を進める。受験生は例年１万人
近くに上り、一般入試は北海道から東京まで１０都市で実施するため、悩みは尽きない。
　「追試の日程の調整や試験会場の確保、試験監督の教職員の派遣まで、手配は容易ではない」と
総務部。医師の診断書の提出を求める余裕のない場合、どう感染を確認するかも課題に挙げる。

　文科省は「新型インフルエンザ感染を自己責任と突き放すわけにはいかない」と今月上旬、追試
方法の指針をまとめた。センター試験は追試を２週間後に実施。各大学の追試方法として、幾つかの
試験日程を一括して新たに試験日を設け、臨時募集する方法などを例示した。

　東北大などの国公立大は「受験生が混乱する事態を避けるため」（国立大学協会）、指針に沿って
統一した対応を取る方向とみられるが、受験生が多く、入試パターンが多岐にわたる私立では対応も
分かれる。

　東北工業大（仙台市）は、２３日のアドミッションオフィス（ＡＯ）入試で、回復が見込まれる１週間後の
３０日に追試を実施する。受験生が医師の診断書を提出して追試を申請し、一般入試でも同じ方法を
採り入れる。

　東北福祉大（仙台市）も、全日程で追試を検討し、来場した時点で感染の心配のある受験生を隔離
するため、別室を確保する予定だ。

　一方、「現時点では追試を実施しない方針」というのは東北芸術工科大（山形市）。入試日程が細かく、
実技試験での追試が難しいほか、学内では「季節性インフルエンザでは追試を実施しておらず、新型を
特別扱いしすぎる必要はない」との意見も強いという。
　受験できなかった場合は、受験料の追加支払いなしで、次の日程の試験の出願に振り替えられる
措置などを検討し、受験機会を確保する方針だ。

【新型インフル】突然の政務官介入…ワクチン接種回数めぐり二転三転
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091020/bdy0910202156008-n1.htm
　新型インフルエンザのワクチン接種回数をめぐり二転三転した厚生労働省の方針がようやく決まった。
厚労省は１回接種の方針を公表する予定だったが、足立信也厚労政務官が異論を唱え、議論をやり直した。
民主党が進める「政治主導」を示した格好だが、患者が急増する中、自治体や接種を控えた妊婦らからは
「早く国の方針を示して」との声が挙がっている。

　厚労省が１６日に開いた専門家会議では、２０〜５０代の健康な成人約２００人を対象とした臨床試験
の結果を受け、妊婦や持病のある人も含め「１３歳以上は原則１回」とすることで合意。厚労省は１回接
種にかじを切ろうとしていた。

　ところが、ワクチン接種が始まった１９日、足立政務官が突然、不快感をあらわに。医師経験のある足
立政務官は「科学者の端くれとしては、今回の試験ではとてもそこまで（１回接種で十分）とはいえない」
として同日夜に急遽（きゅうきょ）、新たな専門家を加えた会議を招集し、軌道を修正を図った。厚労省
幹部は「脱官僚を掲げる民主党としては、医系技官と一部の専門家で決めた内容が気に入らなかったのだ
ろう」と語り、別の幹部も「（１回接種に）異論があっても、なぜ接種開始当日なのか…」と困惑した。

　国の方針が二転三転し、悲鳴を挙げているのは患者からの問い合わせを受ける自治体や医療機関だ。

　東京都大田区の診療所「川田医院」の川田彰得院長は「ワクチン接種を待つ患者が多い中、早く予約を
受け付けてあげたいのに、スケジュールが立てられない」と嘆く。第一子を妊娠中の東京都品川区の主婦、
小島友美さん（３０）は「コロコロと方針が変わるたびに不安を感じる。ワクチンは本当に大丈夫なので
しょうか」と疑問を呈している。（蕎麦谷里志）

大阪で豚インフル発生の疑い＝農水省
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009102001024
　農林水産省は２０日、大阪府内の養豚農場で飼育している豚から、新型インフルエンザの疑いがある
ウイルスが確認されたと発表した。府が今月８日から実施した検査で判明したもので、動物衛生研究所
（茨城県つくば市）で引き続き詳細な検査を行い、ウイルスの型の確定を急いでいる。
（2009/10/20- 21:18）

アイスランド、初の死亡例
Grippe H1N1: premier cas mortel en Islande
ttp://www.romandie.com/infos/News2/091019182225.fpi6tjzd.asp
11日前に病気になり、先週の木曜日に入院した重度の障害をもつ18才の若い女性が死亡

>>277別記事

新型ワクチン接種、「妊婦」などは当面2回−厚労省　更新：2009/10/20 22:05　　 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24859.html
　厚生労働省の足立信也政務官は10月20日の記者会見で、新型インフルエンザワクチンの
接種回数について厚労省の決定事項を発表した。それによると、新型インフルエンザ患者の
診療に直接従事する20−50歳代の健康な医療従事者は1回接種、1−12歳の子どもは2回
接種としている。
　また、今後引き続き検討する事項として、「妊婦」「基礎疾患を有する者」「1歳未満の乳児の
保護者及び優先接種対象者のうち身体的な理由により予防接種が受けられない者の保護者
等」「中高生」「65歳以上の者」についての考え方も示された。

　まず「妊婦」は、当面2回接種を前提とするが、現在実施している健康な成人を対象とした
臨床試験の2回目の接種の結果や、今後実施する妊婦を対象とした臨床試験の1回目の
接種結果を踏まえ判断する。

　「基礎疾患を有する者」「1歳未満の乳児の保護者及び優先接種対象者のうち身体的な
理由により予防接種が受けられない者の保護者等」「65歳以上の者」は、当面2回接種を
前提とするが、現在実施している臨床試験の2回目の接種の結果を踏まえ判断する。
　ただし、基礎疾患を有する13歳未満の人については、臨床試験の結果にかかわらず2回
接種する。なお、基礎疾患を有する人に関しては、仮に今後、原則1回接種との結論が得ら
れた場合でも、著しく免疫の反応が抑制されている人などが含まれていることから、個別に
医師と相談の上、2回接種としても差し支えないとされた。

　「中高生」は、当面2回接種が前提。現在実施している臨床試験の2回目の接種結果や、
今後実施する中高生を対象とした臨床試験の1回目の接種結果を踏まえ判断する。

　足立政務官は会見で、19日の「新型インフルエンザワクチンに関する有識者との意見
交換会」で提案のあった「妊婦」や「中高生」を対象にした臨床試験について、「十分に
有意差を持ったサンプリングの数の設定は難しい」との見解を示した。規模については
「2ケタ、多くても100ぐらいの数にとどまる」とし、その結果は「エビデンスとしてとらえると
いうよりも、一つの参考データという形になると思う」と述べた。

■中央スペインでＨ７鳥インフルエンザ発生　２００９年１０月１４日
　中央スペインにある養鶏場の獣医から国際獣疫事務局に高病原性鳥インフルエンザが
発生したと報告があった。
　カスティーヤ・ラ・マンチャ州のグアデラハラで１０月９日に始まった病気の発生で、
３１万羽の鳥のうち３万羽の卵用種の鶏が死んだ。すべての鳥が現在までに殺処分された。
　感染した設備には、２つの感染した産卵場を含む４つの産卵場と、一つの飼育場があった。
　３ｋｍの内側のゾーンと１０ｋｍの外側の監視ゾーンを持つ一時的なコントロールゾーンが、
感染地域の周辺に設けられている。
　昨年、英国では、オクスフォードシャー州バンベリーで放し飼い卵用種の養鶏場で高病原性
Ｈ７鳥インフルエンザが発生した。
　当局の説明では、高病原性Ｈ７鳥インフルエンザの亜種は人間の健康の脅威にはならないが、
鳥の間では急速で高い致死率を起こす。
Author: Richard Allison
http://www.fwi.co.uk/Articles/2009/10/14/118315/outbreak-of-h7-avian-flu-hits-central-spain.html
関連記事：
Ｏｉｅ　http://www.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=8521
ＰｒｏＭＥＤ　http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1001:1482595889793836::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,79618

淡々への掲載が遅れたことをお詫びします。

>>262別報道

新型インフルワクチン接種、３割「希望せず」　東大調査2009年10月20日11時9分
http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY200910200120.html
　新型の豚インフルエンザのワクチン接種を３割以上の人が希望していない――。こんな結果が
東京大学の生命・医療倫理系の講座でつくるグループが実施したアンケートで明らかになった。
その理由として「副反応（副作用）の懸念」（２７％）、「流行の実感がない」（２５％）、「効果への
疑問」（１８％）などが挙げられたという。

　無作為抽出した全国の６００人にアンケートを配布、４０２人から回答があった。２０〜３０代
１５０人、４０〜５０代１５８人、６０〜７０代９４人。

　接種を希望しないと回答した人は３５％だったが、接種費用（２回接種で計６１５０円）を示した
後の質問では４２％に増えた。「（経済的要因などから）一種の受診抑制があるとみるべきかも
しれない」と分析している。

　一方、接種を希望したのは６５％で高齢者に多い。このうち７０％が「効果への期待」を理由に
挙げた。ワクチンに期待する効果としては、２６％が「感染の防止」と答えているが、新型ワクチン
は重症化を防ぐ効果が期待されるものの、感染を防ぐ効果は低いとされている。

　グループは「（ワクチン接種について）判断の根拠はあいまい。本来接種するべき人にワクチン
が行き渡らない恐れがある」と指摘。適切な情報提供が必要としている。

　国内製と海外製との選択については、８７％の人が国内製を希望した。

豚にとどまってる間は大丈夫だ限界が見えてる。
可哀そうな豚は処分すればいいから。パンデミックにはならない。

>>283
ブタブタって、オレが非難されているみたいだな orz
Ｈ１Ｎ１は感染しても発病しないし

>>291-292
>>1
＞ ニュースを貼るのがメインのスレです。議論・質問・雑談などはご遠慮ください。

広島初、ワクチン接種に助成 '09/10/21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910210099.html
　安芸高田市は、市民の新型インフルエンザワクチン接種に対し独自に費用助成をする。20日の
市議会臨時会で２７２２万円の一般会計補正予算案が可決された。ワクチン費用助成の予算化は、
広島県内の自治体で初めて。
　対象は、国が定める優先接種対象者のうち、妊婦▽基礎疾患のある人▽１歳から高校生まで
▽１歳未満の乳児の保護者―の計８３４０人。初回分３６００円を助成する。生活保護世帯の人は
２回目（２５５０〜３６００円）も無料とする。財源に市財政調整基金の１９１６万円と、国・県の補助金
８０６万円を充てる。
　同市内では３日以降、２小学校で集団感染が発生。市民の安全確保と育児支援の一環で補助を
決めた。11月前半の接種開始を見込んでいる。

ワクチン接種の医療機関公表
滋賀　最優先予約は23日から
http://www.pref.shiga.jp/e/kenko-t/butainfluenza.html
　滋賀県は２０日、新型インフルエンザのワクチン接種を受託する県内の医療機関７９９カ所を
県ホームページで公表した。医療従事者を除く優先接種対象者のうち、最優先の基礎疾患が
ある人と妊婦の接種予約は、２３日から受け付けを始める。

　県内の病院と診療所は合わせて千カ所ほどで、８割で接種が可能になる計算。接種に先立ち
必要となる予約について、県健康推進課はまず、かかりつけ医に接種が可能かどうかを問い合
わせてもらいたい、としている。

　小児や１歳未満児などの保護者、小中高生、高齢者といった優先接種対象者の予約受け付け
開始日は、県の接種スケジュールに合わせ、その都度、新聞広告などで周知する。

　接種費用は初回は３６００円、２回目は２５５０円（１回目と異なる医療機関の場合は３６００円）。
　全国ではすでに始まっている医療従事者のワクチン接種は２３日からスタートする。

北海道　医療職への新型インフルワクチン接種、室蘭は23日から 【2009年10月20日（火）朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/10/20/20091020m_03.html
　道内、室蘭地方の新型インフルエンザワクチンの接種が２３日から、医療従事者を対象に開始される。
(中略)（竹浪恒一郎）

◆――　非課税世帯対象に公費負担実施へ
　室蘭市は国の施策に沿い、新型インフルエンザワクチンの優先接種対象者のうち、生活保護世帯を
含む市民税非課税世帯の接種費用を全額公費負担する方針を決めた。
　登別市、伊達市も同様の措置を図る見通し。
　室蘭市は、市民税非課税世帯の優先対象者は、妊婦１１１人、基礎疾患者５７３５人、幼児（１歳〜就学前）
１００１人、小中高校生２９５８人、１歳未満児の保護者３６１人、高齢者８３８８人と計１万８５５４人を推計している。
　国が定めた費用は一人２回接種で計６１５０円（１回目３６００円、２回目２５５０円）。総事業費は約１億１４００万円
を予定。国（２分の１）、道（４分の１）、市（４分の１）の３者で負担する。市分は交付税措置される見込み。
　ただし、一人１回接種など国の方針の変更に伴い事業費は変動する。今月３０日、一般会計の補正予算を組む。

◆――　学級、学年閉鎖広がる
　室蘭市教委は１９日、高砂小学校（２６６人）が３年２組（２１人）、６年２組（２７人）、東中学校（２６０人）が
２年１組（３６人）を学級閉鎖、同中学校が１年生（８５人）、港北中学校（２５０人）が２年生（８７人）、本室蘭
中学校（２５４人）が１年生（８６人）を学年閉鎖にしたと発表した。閉鎖期間は同日午後から２４日までの期間中。
インフルエンザ様疾患の症状を訴えた計９１人のうち６６人が新型インフルエンザＡ型と診断された。
　また、室蘭福祉事業協会が運営する白鳥保育所は１９日、新型インフルエンザとみられる感染者の発生のため、
２０日から２４日の５日間、臨時休業する。インフルエンザ様症状を訴えたのは、新型感染者５人を含む１０人。
ただ、自宅保育が困難で預かり先がなく、園児が感染していない場合は、希望により保育を実施する。（横山郁美）

佐賀県　新型インフル　２１日からワクチン接種 2009年10月21日 01:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/129530

神奈川県　医療従事者へのワクチン接種、県内は22日にスタート/神奈川　2009年10月20日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0910200026/

埼玉県【新型インフル】医療従事者のワクチン接種　２１日開始　2009.10.20 18:46
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/091020/stm0910201848017-n1.htm

>>234関連

京大入試　感染欠席に追試 新型インフル対策
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009102000250&genre=G1&area=K00
　京都大の松本紘総長は２０日、感染拡大を続ける新型インフルエンザ対策として、来年２月２５〜２７日に
実施する入試の２次試験で、感染により欠席した受験生を対象に追試を実施する方針を明らかにした。
　松本総長は「受験生が不利益を被らないようにしたい。（入試は）国民的関心も高い」と方針の理由を
説明した。大学の組織・運営について審議する同日開催の教育研究評議会で報告したという。
　追試の実施時期や方法については「今後、各部局との調整が必要」とし、具体的には言及しなかった。
　京大の方針は、追試を実施するかどうか検討している全国の国公立大学にも影響を与えそうだ。

青森県　西目屋村が無料接種／新型インフルワクチン
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/10/8668.html
　新型インフルエンザワクチンの接種が全国的に始まったことを受け、西目屋村は全村民を
対象にワクチンの無料接種を行う方針を固めた。２０日に開く村議会臨時会に対策経費を含む
今年度一般会計補正予算案を上程する。村議会の承認を得たのち、村民の希望を調査。
子供や高齢者については、村が指定する病院での集団接種も行う。
　１９日に設置した村の新型インフルエンザ対策本部（本部長・関和典村長）で方針を固めた。
　西目屋村内ではこれまでのところ新型インフルエンザの感染は確認されていないが、全国的
な流行が懸念される中、予防接種を希望しても交通手段などがない高齢世帯が村内に多い
ことや、全国で死亡例もあることなどを勘案。万全を期して全村民への予防接種が望ましいと
判断した。
　対象者は、全村民から１歳未満児を除いた５４４世帯１５８２人（９月末現在）。ワクチンの
接種費用は約９７０万円で、国や県の助成費を除いた村の負担分は約８５０万円を見込んで
いる。臨時会には、これら経費を含む約１０００万円を計上する。接種費用は回数などの面で
国の指針が流動的なため、試算よりも下回るとみられる。
　村は、保健協力員の協力を得て全世帯に予防接種の希望を調査。高齢者や子供については、
希望者への集団接種も実施する。計画では集団接種を１２月７日の週から順次行い、村が
指定した弘前市内の病院に村職員が引率、バスなどで送迎する。
　個別接種を行った村民が領収書を村役場に持参すれば、村が償還払いする。
　関村長は「村民の安全・安心を考えた時に必要と判断した。新型インフルエンザ対策に万全を
期したい」と話した。

【EU発！Breaking News】新型インフル、フランスで33人目・ベルギーで5人目の死者
http://japan.techinsight.jp/2009/10/swineflu_0910200140.html
フランスとベルギーで、新たに新型インフルエンザによる死者が出た。フランスは生後11ヶ月の
赤ちゃん、そしてベルギーは43歳の男性だった。

フランスで33人目となる新型インフルエンザの死者は、まだ生まれて11ヶ月の赤ちゃんだった。
この赤ちゃんは小児科病院へ入院しており、特に心臓の状態が酷かったという。この赤ちゃん
の死は、厚生省の職員により発表された。
またベルギーで5人目の新型インフルエンザの死者となったのは43歳の男性だった。最初急性
肺炎で病院へ入院し、翌日には病院で死亡したという。

新型インフルエンザの猛威は、ヨーロッパでもまだ拡大の兆しを見せている。（TechinsightJapan編集部　新谷友海）

新型インフル：「韓国人の11.5%、流行前に免疫力あった」
類似した構造のインフルエンザ、1956年以前にも流行
http://www.chosunonline.com/news/20091020000009
　韓国人の11.5%は、新型インフルエンザが流行する前にすでに免疫力を持っていたことが分かった。
　専門家の分析によると、免疫力を持つようになったのは、新型インフルエンザと類似した構造のインフル
エンザが1956年以前にも流行したためだという。

　疾病管理本部が19日、民主党の全賢姫（チョン・ヒョンヒ）議員に提出した「新型インフルエンザ免疫度調査結果」
によると、調査対象200人のうち23人（11.5%）が新型インフルエンザのウイルスに対し、抗体を持っていることが分かった。
同調査は、疾病管理本部が昨年、国民の健康栄養調査を実施したときに収集した血清を利用し、今年8−9月に
実施したものだ。

　年齢別では60歳以下が10%（60人中6人）、60歳以上は12.1%（140人中17人）が新型インフルエンザに対する
抗体を持っており、高齢者層の抗体保有の割合がやや高かった。
　今回の調査は2008年に収集した血清を利用したため、今年5月から流行し始めた新型インフルエンザの抗体
形成結果は反映されていない。

　高麗大学九老病院のキム・ウジュ教授は、「新型インフルエンザは1918−56年に韓半島（朝鮮半島）をはじめ、
世界的に流行したスペイン風邪を代表とする“H1N1型”のインフルエンザだ。56年以前に生まれ、スペイン風邪
などにかかったか、ワクチンを打った人の中には、新型インフルエンザに対し免疫力を持つケースがある」と説明した。
　実際、新型インフルエンザによる死亡者は65歳以上の高齢者が大半だが、感染者2万7006人（9月末現在）の
年齢層は30歳以下が88%と大部分を占め、60歳以上は1.7%にすぎない。
　キム教授は「米国でも米国疾病対策センターが今年5月、新型インフルエンザが流行する前の血液で調査した結果、
52歳以上の米国人のうち、約33%が新型インフルエンザに対し免疫力を持っていることが分かった」と話した。

　疾病管理本部のカン・チュン・インフルエンザウイルス課長は、「今回の調査は少ないサンプルで実施したため、より
多くのサンプルを集め、年齢別に細分し、精密調査を実施する必要がある」と述べた。キム・ミンチョル記者

神奈川県川崎市　新型インフル・ワクチン　低所得者無料に　2009年10月20日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000910200001
　新型インフルエンザ対策で、川崎市は１９日、ワクチンの優先接種対象者のうち、低所得者の
接種費用を無償にすると発表した。休日急患診療所の医師らの増員などとともに、１０月補正
予算として計７億７８７１万円を計上し、この日専決処分した。

　市内の優先接種対象者は約５８万２千人いて、うち生活保護世帯や市民税非課税世帯の
約１１万５千人の接種を無償化する。妊婦への予防接種が始まる１１月中旬から、医療機関で
優先接種対象者と生活保護決定通知書などの証明書を持参すれば、無料で接種が受けられる。
１１月中旬に発行する「市政だより特集号」で接種方法などを案内する。これらの予算で
５億９５７０万円を計上した。

　また、七つの急患診療所にそれぞれ医師、薬剤師、看護師各１人と事務員２人を増員する。
動向を見て増員の時期を決める。この予算は１億８３０１万円を計上している。

鹿児島県　新型インフルワクチン接種　曽於市は高校生以下無料に(2009 10/20 06:30)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=19994
　曽於市は１９日、新型インフルエンザワクチン接種について、高校生以下の費用を
全額補助することを決めた。同日の市議会全員協議会で説明した。同市によると、
高校生以下を無料にするのは県内で初めて。
　少子化対策の一環で、同市保健福祉課の大休寺拓夫課長は「子どもらを守るため、
ワクチン接種を受けやすい環境を整えようと無料化を決めた」と話している。
　対象は、同市在住の１歳以上の乳幼児と小中高校生の約６０００人。原則市内の
医療機関での接種に限り、小学生以下は２回分の６１５０円、中高校生は１回分
３６００円が無料になる。
　生活保護者も無料だが、それ以外の市民は１回のみ１５００円補助される。２０日に
同市の曽於郡医師会などに通知する。
　予算は国や県の助成を活用するほか、市が約３５００万円を負担。一部は予備費を
充て、１２月市議会に補正予算案を提出する。

インフル無害化繊維　クラボウ、広島大院と共同開発　（2009年10月20日 08:24)
http://www.sankei-kansai.com/2009/10/20/20091020-015896.php
　クラボウは１９日、インフルエンザウイルスを無害化する薬剤を繊維に加工する技術を広島大大学院と
共同開発したと発表した。１１月下旬から加工した繊維の販売を予定し、平成２２年度に５億円、２４年度に
１５億円の売り上げを見込んでいる。
　薬剤は入れ歯用抗菌洗浄剤の開発ノウハウを生かし、口腔（こうくう）内の治療や洗浄時に使われている
消毒薬を活用。対象物の表面で固形化する性質があり、抗ウイルス機能が半年以上持続する。
　クラボウと広島大大学院は、この薬剤を繊維表面に固定化させることに成功。インフルエンザウイルスの
感染ルートとされる接触感染や空気感染のリスクを大幅に軽減することが期待されている。
　綿などの天然繊維だけでなく、ポリエステルやアクリルなど合成繊維にも活用でき、素材本来の風合いを
維持させながら高い洗濯耐久性を実現。クラボウでは衣料品のほか、寝具、医療資材などへの展開を
視野に入れている。

■厚労省・木下経済課長　医療再生に向け「国民の理解と参加が必要」　２００９年１０月２１日
厚生労働省医政局経済課の木下賢志課長は10月20日、東京都内で開かれたIMSジャパンヘルスケア・シンポジウム
2009で基調講演し、民主党政権が掲げる医療崩壊の是正に向けて、「（医療への）国民の理解と参加が必要だ」と
強調した。医療従事者の過酷な労働環境などに対する国民の理解や評価が進むことで、医療従事者のモチベーションの
向上や医療資源の有効活用につながるとの見方を示し、「どう火をつけるかだ」と語った。厚労省で医療政策を担当する
足立信也政務官も10月10日に大分県で行った講演とその後の囲み取材で、医療に対する国民の理解向上を課題の
ひとつに挙げた。現政権の医療政策では、「国民の理解」がキーワードのひとつとなりそうだ。

また、木下課長は、「これからの医療は製薬企業、医薬品卸を含めた関係者が医療との関わりをどうやって地域に作り、
どうやって関わりを高めていくかだ」とも強調。医療再生のプレーヤーに製薬企業や卸も挙げ、地域医療支援などの
役割に期待を寄せた。

一方、現政権が掲げる医療費の引き上げについて木下課長は、医療費が公費（税）、保険料、患者窓口負担で構成されて
いることから、「負担とのバランスをどうとるかは新政権でも悩むところ」と指摘。特に「保険料負担増が出てくる。ここを
どう議論するかが課題になる」と見通した。民主党はこれまでに、10年４月の診療報酬改定で本体部分のプラス改定を
行う方向とともに、入院の診療報酬を増額する方針を示している。木下課長は10年度政府予算の概算要求で、「入院の
診療報酬の増額を要求した」と話した。

また、入院医療に関連して、入院患者の希望が「完治まで入院したい」から「（ある程度で退院して）自宅から通院しながら
治療・療養したい」に変化していることから、「この患者の気持ちにメーカーがどう対応するのか。対応が求められる」と語った。
がんや精神疾患系に入院患者が多いことを紹介しながら、革新的新薬によって在宅生活にスムーズな移行ができるように
なることに期待感を示した。

一方、木下課長は日本の医薬品産業の方向性にも触れた。新型インフルエンザワクチンの３分の２を海外企業から買い付けた
ことを引き合いに、「日本だけでは賄えなかった。医療の安全保障という意味で、これでいいのかどうか」と投げかけた。その上で、
「国内産業を保護するのではなく、日本市場活性化の取り組みをしなければならない」と語り、海外企業には日本市場により
参入してもらう一方で、国内企業にはこれまで以上に競争力をつけてもらう必要があるとの認識を示した。

特許期間中の新薬の薬価改定を猶予する「薬価維持特例」の実現を柱とする薬価制度改革に関しては、「維持特例はメーカーを
儲けさせるだけとの指摘があるが、非常に断片的な見方」と語った。木下課長によると、維持特例によって単年度に薬剤費が
1000億円膨らむ一方で、未承認薬・未承認適応の約350品目で計4000〜5000億円の開発費用がかかるとの試算を紹介しながら、
「維持特例は収益拡大につながらない。できるだけ早く臨床現場に良い薬を届けるとの行動であり、関係者の評価を深めたい」
と話した。維持特例については講演したエーザイの内藤晴夫社長も、「実現を伏してお願いしたい」とし、「（薬価改定による）
循環的な薬価下落は、日本がイノベーションに対してフレンドリーではないとの印象を国内外に強く植え付けている。実現すれば、
日本がイノベーションを重視すると国際的に明示する最重要のメッセージになる」と強調した。
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/38070/Default.aspx

>>263　関連
化学工業日報　2009年10月21日（水）
■テルモ、ワクチン有効活用の新シリンジを発売
　テルモは、ワクチンを有効に活用できるシリンジ「ＦＮシリンジ」を開発した。
注射器と針の接続構造を工夫し、先端部に薬液が残ることを少なくした。
０．５ミリリットルの場合、注射器へ充填する薬液の量を約１０％節約できる
という。今月から生産を開始しており、１９日に発売した。新型インフルエンザが
流行するなか、限られた国産ワクチンの有効利用につながるとして、申請から
３カ月の速さで薬事承認を取得したという。希望小売価格は１万６７５８円
（税込み、１箱２８０本入り）。
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200910/21/02801_2131.html

新型インフルエンザ　米・CDC、重症化や死亡のケースが若い世代で多いことを明らかに
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00165168.html
「アメリカのCDC(疾病対策センター)は19日、新型インフルエンザについて、季節性のものに比べ、重症化や死に至るケースが、若い世代で多いことを明らかにした。
アメリカ疾病センターは「(季節性が約60%であるのに対し)65歳以上の新型インフルエンザ入院患者は約7%にとどまっている。
新型インフルエンザは、明らかに若い世代に影響をもたらしている」と話した。
CDCによると、新型インフルエンザによる死者数の年代別比率は、65歳以上が11.6%だったのに対し、25歳から64歳までがおよそ65%、25歳未満が23.6%と、
64歳以下の死者が90%近くを占めている。
一方、季節性インフルエンザによる死者は、90%が65歳以上で、CDCは新型インフルエンザについて、より若い世代が感染し、重症化しやすいと分析している。
(10/21 13:00)」

http://lotte-fits.jp/dance/play_dance.php?v=7m58J5-N0Dw
新型インフルエンザの最新情報動画です

WHOでワクチン研究を率いているマリー・ポール・キーニー氏は、新型インフ
ルエンザ ( H1N１型 ) の予防接種は1回で十分であり、どのデータも1回の予
防接種で間に合うことを示していると述べたとのことです。
一方、欧州医薬品庁 ( EMEA ) のほうでは、このWHOの発表以前から、1回目の
接種を受けた3週間後に2回目を受けるよう奨励していました。
そのためスイス政府は、スイスに住む人全員が2回接種を受けられる量の新型
インフル用ワクチン1300万本をすでに「ノバルティス社 ( Novartis ) 」と「
グラクソスミスクライン社 ( GlaxoSmithKline ) 」から購入していましたの
で、もし、予防接種を1回で済ませることになった場合、余分のワクチンを製
造者側に戻すことが可能か、すでに購入した費用約8400万フラン ( 約75億円
) は誰が負担するべきかということが、問題になっているとしています。
スイス連邦内務省保健局 ( BAG/OFSP ) のジャン・ルイス・ツルヒャー広報官
によると、医薬品会社との契約で機密保持義務が課されており、「まずは認可
の決定と医薬品認可機関『スイスメディック ( Swissmedic ) 』の奨励を待つ
」としており、また「決定が下るのは早くて10月中旬。予防接種を1回で済ま
せるか、2回受けることを奨励するかはまだわからない。だが、WHOによる奨励
の方向性は正しい」と語っているといいます。

「ワクチン二回接種にこだわって、ワクチンが大量に余らなければいいんですが。」

http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=1180

【英国　ワクチン接種を開始】
ttp://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/scotland/8317068.stm
スコットランドの130万人の優先グループに対しH1N1ワクチンの接種が開始された。ソーシャルケアとヘルスケアの労働者、妊婦、喘息、糖尿病、がん患者が含まれている。
予防接種の第一ラウンドで優先される他の者は、何週間かに渡り、開業医とコンタクトをとることになる。大多数のケースではワクチンは1回の接種となるが、10歳未満とリスクグループにいるものは2回接種する。
保健相Nicola SturgeonがＢＢＣに対し、ワクチンは安全であると述べた。
「ワクチンに対し、懸念を感じている人に対しては、豚インフルが一部の人にとって深刻な合併症を引き起こすものであること、また死に至ることもあること、それ故ワクチンは非常に重要なものになるのですと言いましょう。」
優先グループの人々はここ数週間の間に、開業医から手紙を受け取り、アドバイスを受けることになる。
ＮＨＳの労働組合は、そのメンバにもワクチンを接種するよう勧めている。
その労働組合のヘルケアグループの幹事John Gallacherは「安全性への近道などあってはなりません。ワクチンにＥＣのライセンスが許可されたことは喜ばしいことです。
最終的には注射を受けるかどうかは個人の選択ですが、我々はメンバにそれを推奨します。特に直接患者を扱う者たちには予防措置を取ってもらいたいのです。」

インフル：休校・閉鎖８５３４校　１１〜１７日
http://mainichi.jp/select/science/news/20091022k0000m040056000c.html
　厚生労働省は２１日、インフルエンザ流行による学校（保育所、幼稚園、小・中・高校）の休校と学年・
学級閉鎖が、１１〜１７日の１週間で８５３４校に上ったと発表した。大半が新型インフルエンザ感染とみ
られ、過去１０年で最多だった前週（４〜１０日、６４７６校）より２０００校以上増え、昨冬のピークだ
った１月下旬の約２倍に達した。

　都道府県から報告があったのは、休校が６１９校（前週比１６０校増）▽学年閉鎖が２０５１校（同
５６９校増）▽学級閉鎖が５８６４校（同１３２９校増）。過半数が小学校で、欠席者は１２万６５５２人
に上った。厚労省は「祝日（体育の日）があったのに休校などが増えており、子供の流行はさらに広がって
いる」とみている。

　学校の休業と並んで厚労省が調べていた施設や団体の集団感染発生件数は、流行の拡大で調査の意義が薄
れたとして、大規模な発生を除いて集計を取りやめた。【清水健二】

新インフル1週間で445人入院　依然流行が拡大
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102101000627.html

　厚生労働省は21日、新型インフルエンザで14日から20日までの1週間に入院した患者は445人（速報値）だったと発表した。
前週は506人（速報値は364人）で、引き続き流行が拡大しているとみられる。
　19歳以下の入院患者が394人と全体の9割近くにのぼり、中でも5〜9歳が181人と目立つ。厚労省感染症情報管理室は
「まだ増えると推定される。多くの患者が小児であることが今回の新型インフルエンザの特徴だ」としている。
　入院患者の中で基礎疾患があるなど重症化のリスクの高い人は162人で、急性脳症になったり
人工呼吸器を着けたりした患者は34人だった。
　集団感染について、厚労省は今回から、流行規模の広がりを考え集計基準を変更。これまでは、感染者や感染した疑いがある患者が
「学校と医療・福祉施設で2人以上」いる場合を集計対象としてきたが、これからは「医療・福祉施設で10人以上」に絞ることにした。
　この新基準で18日までの1週間に確認した集団感染数は、医療機関と社会福祉施設などを合わせ209件（速報値）。
都道府県別で多かったのは東京の53件のほか、北海道34件、大阪20件、愛知と兵庫が13件だった。
　また、新型を含むインフルエンザが原因で17日までの1週間に休校や学年・学級閉鎖の措置を取った教育関連施設
（小中学校、高校、保育園、幼稚園）は前週の約1.3倍となる8534施設だった。

【フランス　10月20日　予防接種を開始】
ttp://www.fleshandstone.net/healthandsciencenews/1658.html
（長文のため、要点のみ）
・9月末に出された優先リストによると、キーカテゴリは、集中治療、新生児、小児科。その次に医師、救急要員、医療、準医療、補助看護スタッフである。
・一般国民に対しては11月5日に開始される。その際、３ヶ月以上に妊娠期間をもつものは優先され、政府はアジュバンドの影響に関する調査が完了していないとし、妊婦にはアジュバンドなしのワクチンが与えられる。
・その後、赤ん坊、幼児、基礎疾患のある者と続き、危険因子のない成人が最後となる。
・自分の順番がいつ来るかについては、手紙によって知らされる。が、予防接種は義務ではない。1080ｶ所の予防接種センタのどれかで接種を受ける。季節性も並行して受ける機会がある。
・最初につかわれるワクチンはグラクソ・スミスクライン（ＧＳＫ　英国）製である。このワクチンは2回接種されるタイプである。後にＧＳＫのワクチンは1回接種が認められることになると期待されている。
・病院スタッフの予防接種は、保健当局により”公務”とされているが、予防接種に疑念を抱くものは多い。
・パリの医療倫理学教授は、予防接種を拒絶する医療スタッフは、もっと深く根ざした不満の現れかもしれないと考えている。
　「ワクチンが必要であるというメッセージを普及させようとしている公権力に対して、抵抗を示そうとしているかのようです」
・病院での状況は、一般的なフランス国民の態度にも現れている。60から65%のフランス人はワクチンに懐疑的であり、H1N1の危険性が誇張されていると感じており、ほとんど人前でマスクを付けるものはいない。

今日のメールからコピペです。

今回の新型インフルエンザワクチンは、地域間格差をなくすため、納入価は厚労省が
独断で決定したようです。医師会は抗議をしたうようですが結果的には下記のように
なりました。不思議なのは価格構成です。流通費用が異常に高いと感じるのは私だけ
でしょうか。
0.5mlシリンジ製剤：ワクチン本体　863円　流通経費（販社⇒卸）　322円　流通経
費（卸⇒医療機関）　214円　　消費税　69円　　合計1468円
1mlバイアル製剤：ワクチン本体　1725円　流通経費（販社⇒卸）　644円　流通経費
（卸⇒医療機関）　428円　　消費税　139円　　合計2936円
10mlバイアル製剤：ワクチン本体　15525円　流通経費（販社⇒卸）　5400円　流通
経費（卸⇒医療機関）　3600円　　消費税　1226円　　合計25751円
各1本あたりの値段です。ワクチン本体の値段が量によって倍になったり10倍になっ
たりすることは納得できますが、小さなシリンジやバイアルまで同じような倍率に
なったり、ワクチン価格の3割以上（最も流通量が多い思われる1mlバイアルは
38.3％）が流通経費になるのは如何なものかと思いました。10本だろうが100本だろ
うが量としては大差ないでしょうし、１医療機関が平均して5本や10本ですむわけは
ないと思うのですが・・・。更に販社から卸の方が一度に大量運ばれるはずですの
に、販社から卸への流通費用の方が1.5倍というのも不思議に思います。今回のイン
フルエンザは分からないことだらけですが、舞台裏の一部が見えたような気もしまし
た。

これは本当？

>>314

>>1
ニュースを貼るのがメインのスレです。議論・質問・雑談などはご遠慮ください。

【アフリカで鳥インフルエンザ発生】　ＰｒｏＭＥＤ
■象牙海岸でＨ５Ｎ１に感染した鳥が報告された。　２００９年１０月２１日

　象牙海岸の農業当局の報告によると、３０羽の野生の白首ワタリガラスが死んでいるのが見つかり、
９羽は高病原性Ｈ５Ｎ１鳥インフルエンザウイルス陽性だった。
　鳥は（コートジボワールの旧首都）アビジャンにある中学校の上空を飛んでいたときに突然死んで
しまった。学校は３日間閉鎖された。鳥を扱っていたスタッフメンバーは現在医学的監視下に置かれている。
　現場と周りの環境はＶｉｒｋｏｎを使って完全に消毒されている。鳥が落下した地点の周辺、半径２ｋｍに
監視ゾーンが設けられた。
http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1001:2516777958495380::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,79715
この記事のソース：http://www.worldpoultry.net/news/ivory-coast-h5n1-infected-birds-reported-4443.html

【補足情報】Ｏｉｅ報告
発生日：２００９年１０月６日
最初に事象が確認された日：２００９年１０月１０日
Ｏｉｅへの報告：２００９年１０月１６日
http://www.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=8535
地図：http://www.oie.int/wahis/public.php?page=event_summary&reportid=8535

【カナダ　オンタリオの七面鳥で豚インフルが検出】
ttp://toronto.ctv.ca/servlet/an/local/CTVNews/20091020/turkey_flu_091020/20091020/?hub=TorontoNewHome
オンタリオ州で七面鳥を飼育している農場で豚インフルエンザの感染が確認された。保健当局は、人間の健康への脅威とはならないし、鳥は食物供給のシステムには入らないと述べた。
オンタリオの保健相Deb Matthewsは、豚インフルエンザの流行が、七面鳥の畜産業者の群れに影響を及ぼしたと述べたが、場所については述べなかった。
彼女は群れに感染が広まることを懸念していると述べた。七面鳥は種畜のために飼育されており、未確認の施設からは鳥も卵も食物連鎖に入ることはない。鳥は回復が期待されており、七面鳥の処分は計画されていない。
オンタリオ州の主任獣医のDeb Stark医師は、「珍しいことですが、予想外のことではありません。基本的にはヒトのウイルスですが、以前は豚と鶏に存在していたものです。」と述べた。
七面鳥の飼い主は、自主的に感染した鳥を隔離した。
Matthewsは「現時点では、鳥はインフルエンザにかかり、回復し、それを乗り越えるだろうと考えています。処分は考えていません」と述べた。
仮に食物連鎖に取り込まれたとしても調理を行えば、どんなインフルエンザであっても破壊されることになる。
公衆衛生当局は、群れに接触したものと連絡をとろうとしている。オンタリオの最高医療責任者Arlene Kingは、インフルエンザに罹った農場労働者は、家畜との接触をしないよう繰り返し述べた。
七面鳥の感染はカナダでは初めてのようであるが、動物への感染は2度目である。4月にアルバータ州の農場で豚への感染が発見され、
他の国でもその後、確認されている。
チリでも七面鳥の感染が確認されている。その際、国連食糧農業機関は、七面鳥の感染は人間にとって差し迫った脅威にはならないと言い、適切な検査の後に七面鳥の肉は販売可能であると述べていた。

新型インフル、愛知で警報レベル超す　一定点医療機関の患者数

愛知県は２１日、最新のインフルエンザの一定点医療機関あたりの患者数（１２〜１８日）を
公表、県平均が３１・６２と前週（２３・５２）の約１・３倍になり、今季初めて「大きな流行の
発生・継続が疑われる」と定めた警報レベル（３０）を超えた。県平均で警報レベルを
超えたのは、中部地方では初めて。ほとんどが新型の感染者とみられる。県衛生研究所で
は「増加の伸びは鈍ったが、まだ予測がつかず、今後さらに増える可能性もある」と注意を
呼び掛けている。

　同県では８日に春日井保健所管内で警報レベルを超えたため、県全域に警報を
発令していた。同県と名古屋市の最新データでは、県内３１保健所管内のうち、１１カ所で
警報レベルを超えた。

　最も高かったのは春日井の８７・５６。例年の季節性インフルエンザは流行ピーク時でも
６０程度。ほかに警報レベルを超えたのは、中川、豊田市、津島、衣浦東部、半田、天白、
西尾、知多、瀬戸、西の各保健所管内。

（中日新聞）
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009102290091046.html

優先対象なのに接種できない？　/青森
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091022101204.asp

　県内でも新型インフルエンザの流行が拡大する中、持病があってワクチンの「優先接種対象者証明書」を受けた人のうち、
通院先が接種を行わないなどのケースに該当する患者が、どこで接種を受ければよいのか右往左往する可能性が浮かび上がっている。
接種を受託している医療機関によっては、ワクチンの配分量に応じて入院・通院患者を優先するが、県は21日現在、
医療機関の受け入れ範囲に関する情報を取りまとめておらず、患者側にとっては情報が不足。医療機関一軒一軒に
電話などで問い合わせしなければならない状況になっている。
　弘前市内に住む40歳代の女性は消化器官に持病があり、新型インフルエンザのワクチン接種の優先対象者に該当する。
ところが、通院先の弘前大学付属病院は高次医療機関としての機能を維持するため、原則的に季節性インフルエンザと同様、
ワクチン接種は行わない。このため、11月2日から始まる基礎疾患（持病）を持つ人や妊婦を対象とした接種開始に備え、
主治医に優先接種対象者証明書を作成してもらった。
　しかし、市内の診療所に接種の予約を申し込もうとしたところ、「通院している患者ではないと…。自分たちのところに
通っている患者でも十分な量のワクチンが届くかどうか分からないので」とやんわり断られた。市にも問い合わせしたが、
はっきりした答えは得られず、接種を受けられる医療機関を探し出せずにいるという。
　厚生労働省の要領では、ワクチン接種を受託した医療機関は、優先接種対象者の範囲を（１）医療従事者のみ（２）自院の入院患者
（３）自院の通院患者（４）その他−の四つから選択できる。かかりつけ医療機関が患者への接種を行わないケースでは、
希望者に対して周辺の医療機関を紹介するよう求めている。
　一方、県保健衛生課は19日から、約830の受託医療機関名と連絡先を県のホームページに掲載しているが、通知に基づき
優先接種対象者の受け入れ範囲を示した受託医療機関についての情報は取りまとめていない。
　同課はその理由について「医療機関の受け入れ範囲ごとに区分してホームページに載せると、差別化につながる恐れがあり、
掲載削除を求めてくる医療機関が出てくる」と説明する。
　その上で「今後、優先接種対象者からの声が寄せられれば、医師会と相談して何らかの対応をせざるを得ない」とした。

新型インフル、成人に免疫？…過去の季節性感染で
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091022-OYT1T00653.htm?from=top

医療従事者のワクチン接種　優先順位に悩む現場　/長野
http://www.shinmai.co.jp/news/20091022/KT091021FTI090014000022.htm）

　医療従事者への新型インフルエンザのワクチン接種が進む中、ワクチンの配分が希望数に満たない病院などが、
接種の優先順位付けに苦慮している。「数に限りがあるのは仕方ない」としつつ、患者と接する機会の多い窓口担当者や検査技師、
さらには実習中の看護学生らに行き渡らないことによる影響を懸念する声も出ている。
　長野赤十字病院（長野市）に配分されたワクチンは約640人分。救急外来や内科系、小児科の医師と看護師らを優先している。
ほかの看護師、技師や受け付けの事務員らの接種は見通しが立っていない。
　清掃員なども含めると、同病院で働く人は約1600人で、病院側は全員を接種希望者として県に申請した。感染対策室の
水内豊・看護師長（47）は「安心して働けるよう、本当は全員分が欲しい」と話す。
　県看護大（駒ケ根市）の2、3年生計160人は来年2月まで、交代しながら各地の病院で実習する。実習生までワクチンは回らない
とする病院も多く、同大の担当者は「患者が集まる病院は感染の可能性が高いので心配」。医療事務員らを派遣する企業の
松本市にある営業所は「まずは季節性インフルエンザのワクチンを接種してほしいと派遣先にも伝えている」という。
　医療機関の接種希望者がワクチンの供給量を上回ったため、県は独自の基準を定め、希望者が多い医療機関には制限を設けて配分している。
　信大病院（松本市）は内科や産婦人科などの医師、看護師らを優先し、その後の接種順位はこれから決めるが、希望者全員には行き渡らない。
「ワクチンはあくまで対策の一つ。症状があれば感染を疑って早めに連絡するなど、総合的に対策を進める」（感染制御室）としている。
　一方、県は21日までに、厚生労働省が妊婦や基礎疾患（持病）がある人への接種開始を11月前半に前倒ししたのを受け、
県内の医療機関に接種対象者の数を取りまとめるよう通知した。医療機関からの報告を基にワクチンの配分を決め、
「11月の早い時期」（健康づくり支援課）の接種開始を目指すとしている。
　厚労省は20日、医療従事者のうち健康な20〜50代は1回接種とする方針を決めた。県内に医療従事者分として割り当てられたワクチンは
2万2700人分。1人2回接種を想定しているため、およそ半分を妊婦や基礎疾患がある人の接種に回す方針だ。

ワクチン配分に苦慮　/山口
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000910220004
新型インフルワクチン、希望者に「足りぬ」　/宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000910220002

【新型インフル】都内で３歳男児が死亡　国内最年少
2009.10.22 15:57

東京都は２２日、都内在住の３歳男児が、新型インフルエンザに感染して死亡したと発表した。
都内で死者が出たのは３人目で、３歳児の死亡は国内最年少となる。

都内では、今月１３日に４歳男児、６日にも５歳男児が、いずれもインフルエンザによる脳炎で死亡している。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/091022/bdy0910221559001-n1.htm

新インフル猛威拡大　/岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000910220003

　新型インフルエンザの猛威が止まらない。宮古水産高校では市民にも人気の文化祭が中止となり、県立病院では
入院患者の感染を恐れ、面会禁止が相次いでいる。
　　　　◇
　地元の魚介類を使った缶詰販売などが人気で、今年は25日に開催予定だった宮古水産高校（金野仁校長、生徒327人）の
文化祭「水高祭」が、新型インフルエンザの流行を理由に中止となったことが21日、わかった。
　同校によると、ここ数日、新型インフルエンザにかかった生徒が増え、1クラスが学級閉鎖になった。このため、
20日に開いた職員会議で、例年1500人以上が訪れる文化祭での感染拡大を防ぐために中止を決めたという。市内
約100カ所に張ったポスターには、「中止」の張り紙をした。
　水高祭では、生徒たちが実習で作ったサンマやウニ、サバなどの缶詰やイカの一夜干しなどの水産加工品が格安で販売されることから、
毎年、贈答用などで買い求める人たちの行列ができるほどの人気ぶりだった。
　小幡猛副校長は、「生徒たちや市民らにも残念だが、中止を決めた。実習製品を販売する機会を別に設けたい」と話している。
　　　　◇
＜県立中部病院　面会を禁止＞
　新型インフルエンザの流行で北上市の県立中部病院は21日から、入院患者への面会を原則として禁止にした。県医療局によると
全面禁止の措置は宮古市の県立宮古病院に次ぐ。
　県立中部病院には約320人の入院患者がいる。これまでは面会を控えるよう求めてきたが効果がなく、面会禁止に踏み切った。
ただし、生活用品の届けなど特に必要な場合は、入院病棟のナースステーションで許可を得て、マスク着用の上で入室する。
面会の制限はインフルエンザの流行が終わるまで続けられる。
　【休校・休園】八幡平市　柏台小▽北上市　専修大付属北上幼稚園
　【学級・学年閉鎖】盛岡市　乙部中、下橋中▽滝沢村　つばめ幼稚園▽矢巾町　徳田小、不来方高▽紫波町　日詰小
　▽花巻市　矢沢小、大谷幼稚園▽奥州市　梁川小▽大船渡市　立根小▽宮古市　千徳小

>>320
題名だけで安心するといけないから中身も貼ろう。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091022-OYT1T00653.htm?from=top
新型インフル、成人に免疫？…過去の季節性感染で
　新型インフルエンザに対して、成人の多くはある程度の免疫を持つ可能性があることが分かってきた。
データを分析すると、患者が増えているのは圧倒的に未成年。
さらに新型用のワクチンの臨床試験では、１回の接種で成人の大半が十分な免疫を獲得できたことから、過去の季節性インフルエンザの免疫が、新型にもある程度働くという解釈で、厚生労働省のワクチンに関する専門家の意見交換会の見解がほぼ一致した。
「ほとんどの人に免疫がない」とされてきた新型対策の見直しにつながる可能性がある。

　全国約５０００の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は、ほとんどが新型になった６月末以降、１０月１１日までで計２０万人余り。
年齢層別では１０〜１４歳が最も多く、未成年が８５％。最新のデータでは新規患者の９０％が未成年だった。
大阪大の岸本忠三・元学長（免疫学）は、「子どもと大人の発症率の差は行動の違いだけで説明がつかない。
過去に類似したウイルスに感染したことが影響している可能性が高い」と指摘する。

　２０〜５０歳代の２００人に行われた国産の新型用ワクチンの臨床試験では、１回の接種で７８％が十分な免疫を獲得した。
国立感染症研究所の田代真人・インフルエンザウイルス研究センター長は「１回の接種で効果が出るのは、過去の免疫が呼び覚まされたから。
今回の新型は、過去に流行した季節性の『いとこ』か『はとこ』なのだろう」と話す。

　だからと言って、成人が新型に感染しないというわけではない。
米国でも当初、１０歳代で新型が流行したが、その後ほかの世代に感染は拡大し、最終的に入院患者の半数が１８歳以上となった。

　感染研の安井良則主任研究官は「今は、集団生活を送っている子供が感染の中心だが、時間をかけて成人に感染が広がっていく。
成人の方が感染すれば重症化する危険性が高く、十分な注意が必要」と強調している。

（2009年10月22日14時48分 読売新聞）

>>323
新型インフルで３歳児死亡　２９人目、国内最年少

東京都は２２日、新型インフルエンザに感染した都内の３歳男児がインフルエンザ脳症の疑いで死亡したと発表した。
基礎疾患はなかった。死者は国内２９人目で最年少。

都によると、男児は１９日夕、３８度の発熱とせき、鼻水の症状が出たため自宅近くの診療所を受診、風邪の治療を受け帰宅した。
２０日午前に体温が４０度近くに上がり、同じ診療所の簡易検査でインフルエンザＡ型陽性と判明、タミフルの処方を受けた。

２０日夕、呼び掛けに応じなくなるなど自宅で容体が急変。別の病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
その後、遺伝子検査で新型インフルエンザの感染が確認された。

2009/10/22 18:04 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102201000651.html

新型インフル「接種1回」に待った　政治主導、迷走の厚労省
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200910220315.html

　1回なのか。2回なのか。医療従事者や妊婦への接種回数をめぐり、方針が迷走した新型インフルエンザのワクチン。
流行期に入り感染が広がる中、１回接種で人数を倍にしたい厚生労働省事務方に、政治主導で「科学的根拠がない」とする
足立信也政務官が“待った”をかけた形だが、既に接種が始まった医療現場には困惑が広がっている。
▽二転三転
　「一体何の科学的根拠があってそこまで言えるんだ！」。接種回数を検討する厚労省の意見交換会が開かれた16日夜。
結果報告を受けた足立氏は声を荒らげた。
　交換会では、これまで免疫獲得には2回必要としていた接種を、13歳以上は妊婦や持病がある人も基本的に1回とする方向で
専門家の意見が一致。前日夜、足立氏は同省幹部から「明日の会議で接種は1回でも有効という意見がまとまりそうです。
方向転換の発表をしていただきたい」と報告を受けた。
　「すぐに結論を出す必要はない。専門家が意見を言うのはいいが、厚労省が決定したという誤解は与えるな」。医師でもある足立氏は
「1回接種」は健康な成人での調査が根拠だったことから、妊婦や持病がある人に適用するのは拙速と判断、幹部に念押しした。
しかし、結果は厚労省の方針とほぼ同一視する形で各メディアで報じられた。
▽省内不一致
　足立氏は19日夜、急きょ専門家会議のメンバーに別の感染症専門家を加えた意見交換会を開催。「慎重に検討して判断する」と
事務方案を事実上ひっくり返し、翌20日、20代から50代の健康な医療従事者については接種を1回にするものの、妊婦や持病を持つ人は
当面2回とする方針を公表した。
　外科医の経験があり、多くの医師や研究者らとネットワークを持つ足立氏は、新型インフルエンザ対策をめぐって事務方と対立。
「つまりは、政治主導ではなく事務方が接種回数を決めたように見えて、不愉快だったんだろう」。ある幹部は強く憤る。
2度目の意見交換会についても「われわれは信用されていないということだ。この先が思いやられる」とため息をついた。
　別の幹部は「医師だからといって専門知識を振りかざしたり、自分に近い専門家らの意見ばかり重用するなら、
医療行政の私物化につながる」と指摘する。
▽困惑の現場
　省内の対立で翻弄ほんろうされた医療現場には困惑が広がる。妊婦と中高生は新たな臨床研究も予定され、今後また接種回数が変わる可能性もある。
　「2回で約6千円という金額に接種をためらう人もいる。1回か2回かというのは大きな問題」と話すのはさいたま市内のクリニック院長。
「多くの人にワクチンをという考えは分からなくもないが、あまりにも現場の混乱を考えていない対応」と批判する。
　ワクチンの準備に追われるある政令市の担当者は「厚労省は現場のことが頭にないのではないか」と憤る。
「ぎりぎりのスケジュールで準備をしている。こんな基本的なことがころころ変わるのでは計画が立てられない」。

「インフルエンザ脳症」の病名は日本だけ…原因は薬害、ワクチン会社は丸儲け
http://www11.ocn.ne.jp/~square.h/infiruennza01.htm

医師不足は分布の問題、新型インフル騒ぎはナンセンス、ワクチンは全くの無意味
http://blogs.yahoo.co.jp/hatukome6hana/30348521.html

■台湾で最初のタミフル耐性新型インフルエンザウイルス（パンデミックＡ（Ｈ１Ｎ１）種が見つかる
　　−感染拡大の兆候はなし　　２００９年１０月２０日　台湾疾病管制局全球資訊網

　２００９年１０月２０日、中央流行指令センター（ＣＥＣＣ）は台湾で最初のタミフル耐性パンデミック
インフルエンザＡ（Ｈ１Ｎ１）ウイルスを見つけたと発表した。世界保健機構の統計によると、計１０カ国で
３５種のタミフル耐性新型インフルエンザウイルスが見つかっている。台湾疾病管理センター
（Taiwan CDC）が行った疫学調査によると、台湾で最初のタミフル耐性新型インフルエンザウイルス株は
単独の症例で見つかり、集団感染が起こったり、遠くへの感染は起こっていない。さらに、ＣＥＣＣは
この件をＷＨＯへ報告している。
　タミフル耐性新型インフルエンザウイルス株は台湾南部に住む２０歳の男性から分離された。この患者は
２００９年９月１日に発熱と咳といったインフルエンザ様症状を発症した。患者は病院へ運ばれインフルエンザ
簡易テストでインフルエンザＡ型陽性であることが確認された。患者の胸部エックス線写真は肺炎を示していた。
患者はタミフルを処方され入院した。処置をする前の２００９年９月１日、患者から採取された試料はタミフル
感受性を示していた。しかし、２００９年９月４日に採取された試料からは、タミフル耐性を示すＨ２７５Ｙ突然変異が
検出され、タミフル処方による治療が行われた後でウイルスが突然変異を起こしたことが示された。長期にわたる
治療の結果患者は回復し、２００９年９月２０日退院した。
　タミフル耐性新型インフルエンザウイルスの患者と同居していた４人の家族らはインフルエンザを発症しなかった。
耐性ウイルスに感染した患者と同じ地域に住み、新型インフルエンザに感染していた９人のうち６人はタミフルに
感受性のあるウイルスに感染していた。残りの３人の患者は血中のウイルス濃度が低く、タミフルの感受性をテスト
することが出来なかった。それでもなお、９人全員が病気から回復した。一方、タミフル耐性新型インフルエンザ
ウイルスに感染していた患者は、入院期間中に４５人と接触していたが、濃厚接触者のいずれも、熱等のインフルエンザの
症状を発症しなかった。
　台湾ＣＤＣは台湾で発生した患者から分離した２９２の新型インフルエンザウイルス株の薬剤耐性をテストしたところ、
その何れもタミフル耐性を示さなかった。このことから、タミフル耐性ウイルスの症例は散発的であり、集団感染を起こして
いないとの結論に達した。台湾ＣＤＣは新型インフルエンザの薬剤体制監視を引き続き拡大して行う。
　ＷＨＯの統計によると、３５株の薬剤耐性新型インフルエンザウイルスがデンマーク、日本、カナダ、アメリカ合衆国、
中国、シンガポール、香港、タイ、ブラジル、アルゼンチンの１０ヶ国で見つかっている。すべての薬剤耐性ウイルスは
単独の症例から見つかっている。ＣＥＣＣは今一度、公衆に対してインフルエンザを発症した時はマスクを着用し、
すみやかに治療を求め、薬剤師の処方に従って薬を服用し、自分で購入した薬を飲むのを控えるように求める。
http://www.cdc.gov.tw/ct.asp?xItem=26002&ctNode=960&mp=5

【新型インフル：７歳以上で脳症多発　日本小児科学会で報告】
ttp://mainichi.jp/select/jiken/news/20090924k0000m040079000c.html
東京都内で２３日に開かれた日本小児科学会の新型インフルエンザ緊急フォーラムで、季節性に比べ年齢の高い小児の脳症が多く発生していることが報告された。同学会は学会内に対策室を設け、重症例の把握に乗り出す。
同学会によると、季節性インフルエンザの場合、脳症は２〜４歳に多い。しかし、２３日までに判明した新型インフルエンザでは、小児の脳症２０例のうち、患者が最も多いのは７歳で、１０歳以上も約４分の１を占めた。
脳症患者の約２割に、ぜんそくの持病があった。
１４例あった重症肺炎（ＡＲＤＳ）では、５例でぜんそくの持病があった。都内の病院は、季節性では少ない呼吸障害の入院患者が、新型では８割以上を占めたと報告した。
全国で最も早く流行した沖縄県の県立南部医療センター・こども医療センター（南風原町）は、ピーク時の１週間に５人の小児が肺炎や脳症の疑い、心筋炎などで相次いで入院。
小児用集中治療室が満員になり、手術の延期などで対応したことを報告した。うち８歳以上が３人で、年長児が多い傾向という。
同センターの中矢代真美医長は「流行が始まる前に、各地域で重症の子供をどれだけ治療できるか確認し、体制を整えてほしい」と話した。
同学会は会員の小児科医に対し、肺炎や脳症、心筋炎などの重症例や、治療過程を報告するよう要請しており、重症例の治療ガイドラインを近く公表する方針だ。
【ことば】▽インフルエンザ脳症▽　急な高熱の後、突然けいれんが続いたり、意味不明の言動や意識障害を起こす。体内のウイルスへの免疫反応が激しすぎて脳が腫れたり、血管や臓器が傷ついて発症するとみられている。
毎日新聞　2009年9月23日　21時23分（最終更新　9月24日　0時40分）

【カナダ　アジュバンドを含まないワクチンを購入、しかし国民にはそれを待つように求めていない】
ttp://www.google.com/hostednews/canadianpress/article/ALeqM5gm_WilKsg3kju8dsYz48kQz1Qu0A
カナダ保健省は、20週以上の妊娠期間のある女性と3歳未満の子供の両親に、ワクチンへの反応をブーストする添加物アジュバンドを含んだ豚インフルワクチンを受けるよう求めた。
保健省は180万回分のアジュバンドを含まないワクチンを購入済みであるが、11月の初旬までは認可されない。主たるワクチンはアジュバンド入りのものであり、来週より多くの行政区と地域で開始される。
首席公衆衛生官バトラー・ショーンズ「3歳以下の子供には、アジュバンドを含まないワクチンを選ぶオプションが用意される予定ですが、自分の孫には、それまで待って受けさせるつもりはありません」とインタビューにおいて述べた。
彼は、パンデミックワクチンタスクグループ（ワクチン関連で公衆衛生機関のアドバイスを行う専門家委員会）は全会一致で、幼い子供にアジュバンドを含むワクチン接種を推奨したと述べた。
免疫システムが発育過程にある幼児にとって、アジュバンド入りは普通のワクチンより効果的であるとのこと。
公衆衛生機関の上級医務官キャロリン・ピム博士「何らかの理由のため、子供にアジュバンド入りを受けさせたくない場合は、代替策が考えられますが、現時点では、アジュバンド無しのワクチンへの免疫反応はアジュバンド入りの物に比べ劣っています」
カナダでは、当初アジュバンドを含むワクチンのみを購入するつもりだったが、譲歩して添加物なしのワクチンを一部発注することとなった。
このことにより、妊婦と幼児の両親は、新しく馴染みのない添加物を含む製品を使うよりはむしろ、完全にワクチン接種を見合わせてしまうのではないかという懸念がある。
ヨーロッパでは何千万ものアジュバンドいるのワクチンが使用されてきたが、対象は高齢者と成人である。妊娠期間中の安全性に関するデータは存在せず、子供への使用に関するデータもほとんどない。
ＷＨＯはエビダンスの欠如を理由に、妊婦にはアジュバンドなしのワクチンのオプションを提供するよう各国に推奨している

【インフルエンザ：ワクチン接種　任意を法定に　医学部長会議要望へ】
ttp://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20091023hog00m040006000c.html
全国の４２国立大学でつくる医学部長会議（議長、安田和則・北海道大医学部長）が２２日、札幌市内であり、新型インフルエンザのワクチン接種を、現状の任意から法定接種に変更することを厚生労働省に要望することを決めた。
安全性に関するデータが十分でない中、医療現場での混乱を避け、国の責任を明確化するのが狙い。要望書は２３日に長妻昭厚労相に郵送する。
法定接種は、国が予防接種法に基づき接種を勧めるもの。希望者は無料で接種できるメリットもある。
安田議長は「国の責任で社会的要請に応えるべきだ」と話した。副作用が出た場合、医師の免責を認めることも要望書に盛り込む。

ワクチン接種予約の電話殺到　新型インフル　/岐阜
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20091023/200910230842_9142.shtml

　新型インフルエンザのワクチン接種で、妊婦と基礎疾患（持病）を持つ人を対象にした県内の医療機関への予約・問い合わせが
22日、始まった。各医療機関には朝から多くの電話が寄せられ、対応に追われた。一方で、予約をめぐって今後の混乱を懸念する声も出ている。
　県によると、優先接種対象の妊婦と基礎疾患を持つ人は計15万8千人で、接種開始は11月16日を見込む。予約は直接出向くか電話で受け付ける。
　この日、岐阜市の県総合医療センターには100本を超す問い合わせ電話があり、妊婦19人と基礎疾患を持つ66人の計85人が「仮予約」した。
いずれも同センターの患者で、主治医が接種の可否を決める。事務局の担当者は「患者らは落ち着いて対応してくれている」とほっとした様子だった。
　大垣市の市民病院には、午前中だけで普段より多い約50本の問い合わせ電話が入った。同病院では妊婦について、定期検診や母親学級で
来院する妊婦に直接希望を聞くという。
　同市内の個人経営の小児科にもひっきりなしに電話が入ったが、基礎疾患を持つ人からの相談を受ける段階として予約は受けなかった。
ただ「軽い症状の人からの電話もかなりあり、正直、閉口している」。高山市内のクリニックへの電話は、ほとんどが
今回の優先接種対象外の人からだったといい、優先順位の説明に追われた。
　一方、予約は始めたものの「今後混乱する」と断言する声も。中濃地域のある病院には、先日から乳幼児の保護者からの電話が
殺到しているという。男性事務局長は「基礎疾患を持つ人でも優先対象外と判断した場合、トラブルとなる可能性がある」と指摘。
さらに「接種予約時間の変更をめぐる調整も課題だ」としている。
　県は21日から、接種が可能な医療機関名を県のホームページに掲載した。

ワクチン接種開始　新型インフル県『予防策徹底を』　/神奈川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20091023/CK2009102302000061.html

　県内医療従事者約5万人を対象とした新型インフルエンザワクチンの接種が22日、県内医療機関で始まった。
一方、県内のインフルエンザ患者数は増加の一途をたどっており、県はうがい、手洗いの励行など予防策の徹底をあらためて呼び掛けた。
　県立こども医療センター（横浜市南区）では午前11時半ごろから、医師や看護師計約150人が新型インフルエンザワクチンの接種を受けた。
センターは約千人分の接種を求めていたが、今回割り振られたワクチンは要望量の7分の1程度。赤城邦彦・母子保健室長は
「数は足りないが、限られたワクチンを有効に使って病院機能の維持に努めたい」と話した。
　一方、今月12〜18日の県内の一医療機関当たりインフルエンザ患者数は、前週比3.56人増の25.19人。地域別では相模原市、
厚木保健福祉事務所管内（厚木、海老名、座間各市、愛甲郡）、大和同（大和、綾瀬両市）が、国の基準で「警報」に該当する30人を突破。
横浜、川崎両市もそれぞれ29.36人、25.78人と県平均を上回った。
　これを受けて県は22日午後、危機管理対策本部会議を開催。▽基礎疾患がなく軽症の人は、休日・夜間救急の受診を控える
▽基礎疾患がある人や妊婦は、発症時に早期受診する▽子どもの体調に異常がみられた場合は早期受診させる−などを県民に呼び掛けることを決めた。
　（中山高志）

新型インフルエンザ：医療従事者、ワクチン希望230万人　事務員加わり想定の倍超す
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091023ddm041040072000c.html

　19日から始まった医療従事者に対する新型インフルエンザのワクチン接種について、医療機関側の接種希望者数が国の割り当て
（約100万人）を大きく上回る230万人以上に達することが、毎日新聞の都道府県への調査で分かった。多くの医療機関が
医師や看護師だけでなく、事務職員らの接種も求めていることが原因とみられる。ワクチンが「足りない」と答えたのは33都府県に上り、
各都道府県は医療機関の納得を得られる配分に苦慮している。【まとめ・清水健二】

◇厚労省「割り当て範囲で」
　厚生労働省が約100万人と算定した根拠は、厚労省の医療施設調査と総務省消防庁の救急業務実施状況調査。両調査によると、
厚労省が対象職種に想定する医師、看護師、准看護師、救急隊員の合計は約120万人だが、インフルエンザ患者の診療に
従事しない人もいることを勘案した。厚労省はワクチンを医療従事者数の割合に沿って都道府県に配分し、その先は都道府県に一任している。
　毎日新聞が47都道府県の担当者に医療機関から寄せられた接種希望者数を聞いたところ、集計ができている43都道府県だけで計約237万人に上った。
40都府県で接種希望者が割当数を上回り、うち22都府県で2倍以上の差があった。
　接種については、9道県が「精査すればワクチンは足りる」などとしたが、33都府県は不足を指摘した。神奈川県の担当者は
「病棟事務からも希望があった」、香川県の担当者は「老人保健施設などにいる希望者も含めたらオーバーした」と説明。
「国が定義をはっきりさせていない」との批判もあった。
　不足時の配分方法は▽内科、小児科、救急などを優先（岐阜、宮崎県など）▽診療所など小規模施設は全員接種（茨城県、京都府など）
▽医師は100％（栃木、滋賀県など）−−など異なった。福島県は外来・入院患者を受け入れるかで優先順位を付け、
秋田県は「一般病院は医師・看護師数の8割、医師1人の診療所は3人分、介護施設は4人分」などと決めていた。
　厚労省インフルエンザ対策推進室は「妊婦など接種が急がれる一般国民が後に控えているので、割り当ての範囲にとどめてほしい」と話している。

◇「窓口職員必要」−−現場の声
　新型インフルエンザ患者に対応する医療機関からは、「医師、看護師以外のスタッフも接種したい」との声が圧倒的に強い。
　横浜市内の診療所は、2人の医師と2人の看護師に加え、6人の事務職員全員も接種対象者として医師会に連絡した。
ワクチンはまだ届いていないが、所長は「季節性のワクチンも毎年全員に打っている。患者と最初に接する窓口の職員が
予防接種をするのは当然だ」と主張する。
　東京都内の中規模病院の場合、医師と看護師、臨床工学技士、外来担当の薬剤師や事務職員ら、スタッフ約330人のうち200人以上を
接種対象と考えている。院長は「全国民分がないとはいえ、医療従事者用で100万人分は少なすぎるのではないか」と不満を漏らしている。

新型インフルで男女15校が欠場／高校駅伝道予選
http://www.sponichi.co.jp/hokkaido/news/2009/10/23/04.html

　男子第60回、女子第21回全国高校駅伝競走道予選は23日、札幌豊平河川敷マラソンコース（男子7区間42.195キロ、
女子5区間21.0975キロ）で行われる。大会には当初男子33校、女子28校がエントリーしたが、新型インフルエンザの影響で
この日までに男子9校、女子6校の欠場が決定。インフルエンザ禍が道内高校スポーツ界を直撃した。
　19日に男女計３校の欠場申し入れを皮切りに、20日には9校が欠場を決定。大会前日のこの日も1校が涙をのんだ。
出場校ばかりではなく、大会運営にかかわる補助生徒にも影響は及び、当初予定の80人が30人となった。
橋本秀樹・道高体連陸上競技専門部委員長は「まさかこれほどまで影響が出るとは思わなかった」と話した。
　異例の事態に、監督主将会議では今大会に限る特例を了承した。通常は医師の診断書が必要な大会当日のエントリー変更を、
診断書なしでも認める。また人数が不足したものの出場を希望した滝川西は男子が3区、女子は2区まで走ることを認めた。
道陸協・青柳史匡副会長は「練習を積み重ねてきた選手、コーチのことを思うとなぐさめの言葉もない」と沈痛な面持ちで
開会あいさつを終えた。“見えない敵”との戦いに翻ろうされながら、選手はスタートラインに立つ。

大学受験生にワクチン優先接種　新型インフルで鳥取県
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102301000385.html

　鳥取県は23日までに、新型インフルエンザのワクチンを優先接種する対象に、来年1月の大学入試センター試験を
控えた受験生を加える方針を固めた。
　県医療指導課によると、国の当初の方針に基づくと中高生の接種は年明けになる見込みだったが、
一部医療従事者の接種回数が2回から1回に減って余剰が出る見通しになったため、独自の方針を決めた。
浪人生を含む約3千人が対象。接種は医療従事者と並行して年内にも始める。
　同課の岩見雄一課長補佐は「ワクチンの効果が出るまでには時間がかかる。試験の2〜3週間前までには
接種できるように準備したい」としている。
　同課によると、県内の医療従事者用として希望があったワクチンは約1万2千人分。これまでに
約7500本（約1万5千回分）のワクチンを確保している。
　平井伸治知事は21日、飯泉嘉門徳島県知事、古川康佐賀県知事と連名で、受験生を優先接種の対象者に加えるよう厚生労働省に要請した。

妊婦への新型インフルワクチン接種を前にQ＆A
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24893.html

新型インフル医療機関の指針作成県、妊婦への対応まとめる /三重
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20091023-OYT8T00107.htm
新型インフル　妊婦の診療　県が指針
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000910230003

増える夜間受診　名古屋の診療所は30分で10組
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/swine/list/200910/CK2009102302000203.html

中高生も接種1回でＯＫ
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20091023-OYT8T00771.htm

　中国で実施された新型インフルエンザワクチンの臨床試験で、12〜17歳には
1回接種で十分な免疫がつく可能性が高いことがわかった。
　米医学誌電子版に掲載された。中国のワクチンは国産ワクチンと同じ製法を採用しており、
医療従事者以外は2回接種とする日本の計画にも影響を与えそうだ。
　試験は3〜77歳の計2200人に実施した。日本の中学・高校生に相当する12〜17歳の場合、
1回接種で97％の被験者に十分な免疫がついたことを示す抗体（免疫物質）の量が確認された。
61歳以上は1回目で79％、2回目で93％と、2回目の方が成績が良かった。
　厚生労働省は20日に発表した接種計画で、健康な20〜50代を対象にした臨床試験結果から、
健康な20〜50代の医療従事者を1回、それ以外の優先接種対象者は当面2回とした。
試験で効果が確かめられていない中高生や高齢者、妊婦、基礎疾患（持病）がある人たちの回数は今後、
国内外の試験結果を踏まえ再検討するとしており、厚労省では「中国の試験も参考にしたい」と話している。

中国の試験って何か信用できんな
中国国内の政治的なものがからんでそうで

新型インフルで埼玉の６７歳女性死亡

埼玉県は２３日、川口市の６７歳の無職女性が新型インフルエンザで死亡したと発表した。

国内での死者は疑い例を含めて３１人目になるとしている。

発表によると、女性は糖尿病や高血圧、高脂血症などの持病があり、定期的に通院していた。
３日に発熱があり、６日から抗インフルエンザ薬「タミフル」投与などの治療を続けたが、２２日に死亡した。

（2009年10月23日15時02分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091023-OYT1T00747.htm

【新型インフル】福井で５０代男性死亡、国内３０人目
2009.10.23 14:18

福井県は２３日、新型インフルエンザに感染した県内の５０代男性が肺炎のため死亡したと発表した。
糖尿病や高血圧などの基礎疾患があったという。死者は国内で３０人目。

県によると、男性は９月２７日に発熱やせきなどの症状で福井市内の病院に入院、タミフルの処方を受けた。
１０月１１日に容体が悪化し、人工呼吸器を付けたが、２３日午前に死亡したという。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/091023/bdy0910231419006-n1.htm

ワクチン接種　妊婦ら予約　/滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000910230003

【きょうから受け付け】
　県は23日から、在宅の妊婦や重い持病のある人に対する新型インフルエンザのワクチン接種について、
希望者の予約受け付けを県内801の医療機関で始める。接種は11月半ばから。
医療機関名は県のホームページで公表されている。ただ、医療機関にとってはワクチンの供給量が把握できないため、
接種日が決まらないケースが多くなりそうだ。県健康推進課は「予約は接種の『枠取り』になるかもしれない」と話す。
　ワクチンの接種は国の指針で優先順位が決まっている。23日からは医師や看護師、救急隊、訪問看護師など
最も優先順位の高い医療従事者の接種が始まる。県内の約1万2千人が接種を受けることになる。
次に優先されるのは入院中の妊婦や重い持病がある患者で、接種は11月2日から。いずれも予約なしで接種を受けることはできる。
　国から県に供給されたワクチンは22日現在で1万3200人分（1人2回、計2万6400回分）。
国が20代〜50代の医療従事者に対する接種を1回としたことから、県は余った分を妊婦らへの接種に充てることにしている。

厚生労働省は23日、新型インフルエンザ用ワクチンを接種した医療従事者約2万
人のうち、4人に一時的な意識レベルの低下や嘔吐（おうと）などの比較的重い
副作用が報告されたと発表した。ワクチンとの明確な因果関係は現時点で分か
らないという。
　医療従事者への接種が始まった19日から4日間、事前に登録した67病院の医療
従事者2万2112人を調べたところ、4人に意識レベルの低下や嘔吐、筋肉痛など
が確認された。また、発熱などの軽い副作用が3人にあった。　

【米国　ＮＹ州、医療従事者のインフルワクチン接種義務を撤回】
ttp://www.cnn.co.jp/usa/CNN200910230011.html
ニューヨーク（ＣＮＮ）　ニューヨーク州当局は２２日、新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１型）と季節性インフルエンザのワクチン接種を医療従事者に義務付けていた通達を撤回すると発表した。ワクチンの不足が理由としている。
同州保健局は州内の医療従事者に、１１月３０日までにワクチンを接種しなければ解雇も含めた処分もあり得るとの通達を出していた。これに対し、職員組合が「強制的な命令は憲法違反」として提訴。
州地裁が接種命令の一時差し止めを命じ、今月末には州最高裁での公判が予定されていたが、通達撤回によって対立は解消した形だ。
米国内での新型インフルワクチン接種は今月初めから開始された。
同州のパターソン知事らによると、米疾病対策センター（ＣＤＣ）は当初、全米で今月末までに１億２０００万本、１１月末までに２億本が供給されるとの見通しを示していたが、その後それぞれ２７７０万本、６５９０万本に下方修正した。
同州にも当初の計画の２割強しか供給されないことが分かり、接種方針を見直したという。

【インフル患者数1週間で83万人、北海道は昨冬のピーク超す流行に】
ttp://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091023/190782/
国立感染症研究所の推計によると、10月12―18日の1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者は約83万人と、前週より19万人多かった。
北海道ではすでに昨冬の流行のピークを大きく上回っており、首都圏、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県などの大都市圏や秋田県でも本格的な流行になっている。10月初めまで患者数が減少傾向にあった沖縄県も2週連続で増加した。
推計患者数は、拡大が顕著になった7月初旬以降の累積で317万人に達した。患者数の推計は国立感染症研究所と協力する定点医療機関からの感染報告をもとに算出している。
10月12―18日の報告数は8万4976件と前週より2万件以上多く、1機関当たりの報告数は17.65と前週（12.92）を大きく上回った。
都道府県別にみると北海道が57.93で、前週の38.96からさらに拡大した。愛知県は31.78、福岡県は29.08、神奈川県は25.19となった。以下、大阪府（23.25）、埼玉県（22.97）、東京都（22.20）、兵庫県（22.09）、沖縄県（22.05）、秋田県（19.29）と続く。
全国にある保健所の管轄区域のうち82カ所で警報が出ている。前週より35カ所増えた。内訳をみると北海道は23カ所で前週より9カ所多い。
ほかには神奈川県が15カ所、愛知県が13カ所、大阪府7カ所、東京が5カ所など、いずれも増加している。今後の大流行の可能性などを示す注意報は38都道府県217カ所で出ており、前週より43カ所増えた。

【新型インフルエンザの51歳女性死亡、全国３２例目/厚木】
ttp://news.kanaloco.jp/localnews/article/0910230022/
県は23日、急性心筋炎の疑いで死亡した厚木市内の女性（51）が、新型インフルエンザに感染していたことが確認されたと発表した。入院中の簡易検査では陰性と診断されたが、死亡後の遺伝子検査で陽性と判明。女性に基礎疾患はなかったという。
県内での新型インフルエンザ患者の死亡例は４例目で、全国では疑いも含めて32例目。
県によると、女性は13日に38度台の発熱のため自宅近くの病院を受診し、風邪と診断された。その後に熱は下がったものの、15日から両足の脱力感や吐き気が出たほか、19日には歩行困難になったため、県内の別の病院に入院した。
20日朝に呼吸困難となり、さらに別の病院に転院して新型インフルエンザの簡易検査を受け、Ａ型陰性と診断されたという。
その後は集中治療室で人工呼吸器を付けた治療を受けていたが、呼吸困難の状態が続き、午後５時すぎに死亡が確認された。
22、23日に県衛生研究所などで遺伝子検査を行い、感染が判明したという。
県は「新型インフルが急性心筋炎を引き起こした可能性が高い。入院時に発熱やせきがあったわけではなく、新型インフル感染を疑う状況ではなかったと思われる」などとしている。

「小中学生が流行の中心」　新型インフルで厚労省
ttp://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102301000975.html
１８日までの１週間に新型インフルエンザとみられる症状で新たに医療機関を受診した患者が推計で約８３万人（前週約６４万人）に上ったことについて、厚生労働省は２３日、「小中学生から２０歳までが流行の中心」との見方を示した。
同省によると、８３万人のうち０〜４歳は７万人、５〜９歳は２１万人、１０〜１４歳は２８万人、１５〜１９歳は１２万人、２０〜２９歳は６万人、３０〜３９歳は４万人、４０〜４９歳は３万人、５０〜５９歳は１万人。
中でも５〜９歳は前週の１６万人、１０〜１４歳は２３万人からそれぞれ大きく増えた。入院も小中学生が突出しているという。
都道府県別では、北海道が昨シーズンの季節性インフルエンザによるピーク時の１定点医療機関当たり報告数を既に超えたほか、全国的に増加が進んでいる。

【新型インフル、成人に免疫？…過去の季節性感染で】
ttp://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20091022-OYT1T00653.htm
新型インフルエンザに対して、成人の多くはある程度の免疫を持つ可能性があることが分かってきた。
データを分析すると、患者が増えているのは圧倒的に未成年。さらに新型用のワクチンの臨床試験では、１回の接種で成人の大半が十分な免疫を獲得できたことから、過去の季節性インフルエンザの免疫が、新型にもある程度働くという解釈で、
厚生労働省のワクチンに関する専門家の意見交換会の見解がほぼ一致した。「ほとんどの人に免疫がない」とされてきた新型対策の見直しにつながる可能性がある。
全国約５０００の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は、ほとんどが新型になった６月末以降、１０月１１日までで計２０万人余り。年齢層別では１０〜１４歳が最も多く、未成年が８５％。最新のデータでは新規患者の９０％が未成年だった。
大阪大の岸本忠三・元学長（免疫学）は、「子どもと大人の発症率の差は行動の違いだけで説明がつかない。過去に類似したウイルスに感染したことが影響している可能性が高い」と指摘する。
２０〜５０歳代の２００人に行われた国産の新型用ワクチンの臨床試験では、１回の接種で７８％が十分な免疫を獲得した。
国立感染症研究所の田代真人・インフルエンザウイルス研究センター長は「１回の接種で効果が出るのは、過去の免疫が呼び覚まされたから。今回の新型は、過去に流行した季節性の『いとこ』か『はとこ』なのだろう」と話す。
だからと言って、成人が新型に感染しないというわけではない。米国でも当初、１０歳代で新型が流行したが、その後ほかの世代に感染は拡大し、最終的に入院患者の半数が１８歳以上となった。
感染研の安井良則主任研究官は「今は、集団生活を送っている子供が感染の中心だが、時間をかけて成人に感染が広がっていく。成人の方が感染すれば重症化する危険性が高く、十分な注意が必要」と強調している。（2009年10月22日14時48分 読売新聞）

>>344の記事・リンク
ワクチン接種で4人に副作用＝意識低下など、新型インフル−厚労省
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009102300797

関連記事

新型ワクチンで32件の副作用　呼吸困難や嘔吐、既に回復
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102301000927.html

　新型インフルエンザワクチンの接種を受けた医療従事者から、呼吸困難や嘔吐などの副作用報告が4日間に32件あったと、
厚生労働省が23日、発表した。季節性のワクチンでみられる症状と同様で、いずれも既に回復しているという。
　厚労省によると、接種が始まった19日から22日までの報告で、治療のために入院が必要になるなどの重い副作用は6件。
このうち30代の女性は、接種の10〜15分後に全身のかゆみなどが出て、30分後には呼吸困難になり血圧が低下。
酸素吸入をするなどしてその日のうちに回復した。ワクチンとの因果関係が否定できないという。
　副作用の発生割合について、厚労省は「接種が始まったばかりで入念に接種後の反応を見ている部分もあり、
多いか少ないかはすぐに判断できない」としている。

【米国ＣＤＣ　今月、5人に1人の子供がインフルエンザに感染】
ttp://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5hjdCHrP82YTFser5vD6CzTK1az6wD9BGBEK00
米国の子供の5人に1人が、今月初旬にインフルエンザ様疾患に罹った。大半は豚インフルである。また、大人の7%が、インフルエンザに罹ったという。
これは、10月の最初の11日間で、14000人以上の成人の家族調査からの情報である。ＣＤＣによると、調査は電話によって行われ、それに対して医学的な確認は行っていない。
豚インフルは、国中に広まっており、最初4月に確認されてからのどの時期よりも数多く感染者が出ている。5歳から64歳の世代では、いつもの年の全体を通じて発生する入院患者と同数の入院患者が確認されている。
また9月の初めからの子供の死亡者数は、パンデミックの最初の4カ月に発生した全数に等しい。数百万の米国人が感染したとＣＤＣは見ている。

【２人から耐性ウイルスを確認＝新型インフル、８歳女児ら−名古屋】
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009102300932
名古屋市は２３日、いずれも同市在住の８歳女児と女性看護師（２１）が、抗インフルエンザ薬タミフルへの耐性を持つ新型インフルエンザウイルスに感染していたことが分かったと発表した。
２人は既に回復。互いに接点はなく、周辺にタミフルが効かない患者もいないという。ウイルスも強毒化していない。国内で耐性ウイルスが見つかったのはこれで１１例となった。
同市によると、女児は８月１６日に熱を出し、病院でタミフルを処方されたにもかかわらず、嘔吐（おうと）などの症状が続き入院。その後回復し、同２４日に退院した。
看護師は同１９日に、勤務先の病院で死亡した女性（８１）が新型インフルエンザにかかっていたため、タミフルを予防服用したが、同２３日に発熱。自宅でリレンザを服用し回復した。（2009/10/23-20:21）

>>350　関連
■新型インフル：ワクチン接種調査　４人に入院相当の副作用
　厚生労働省は２３日、医療従事者約２万人を対象にした新型インフルエンザワクチンの副作用調査で、
４人に一時的な歩行困難など入院相当の異常が見られたと発表した。ワクチン接種との因果関係は
いずれも不明で、全員回復している。季節性のワクチンと異なる副作用はないという。

　１９日から医療従事者約１００万人への接種が始まり、うち国立病院機構の６７病院にいる２万２１１２人に
副作用の報告を求めた。重い副作用とされたのは▽両足の筋肉痛による歩行困難▽嘔吐（おうと）▽脈拍の
上昇▽発熱と意識低下−−の４例。他にショック状態など軽い副作用報告が３例あった。２万人以外の医療
従事者からも２５例の報告があったが、すべて回復しているという。

　季節性のワクチンでは、毎年４０００万〜５０００万人への接種で百数十例の副作用報告がある。今回の
重い副作用の率は０．０２％でそれより高いが、厚労省は「調査方法が違うので、新型のワクチンに副作用が
起こりやすいとは言えない」としている。【清水健二】
毎日新聞　2009年10月23日　20時40分
　http://mainichi.jp/select/science/news/20091024k0000m040078000c.html

■薬の副作用救済制度、医師「知っている」３分の１
　医薬品による副作用が起きた場合に健康被害を救済する「医薬品副作用被害救済制度」を
「知っている」と答えた医師が３分の１にとどまることが分かった。今月から接種が始まった新型
インフルエンザワクチンで副作用があれば、現時点では同制度の対象となる。このため厚生
労働省は制度を周知し、医療関係者に対しては患者から副作用の相談があれば説明するよう求める。

　調査は同制度を運営する独立行政法人医薬品医療機器総合機構（ＰＭＤＡ）が７〜８月に
インターネットを通じて医師など医療関係者約3400人、一般国民約3100人から回答を得た。

　調査結果によると、医療関係者のうち、同制度を「知っている」と答えたのは医師が35.8％で、
「名前は聞いたことがある」が49.6％で、詳しい内容を知らない医師が多かった。薬剤師は
「知っている」が68.9％と高かったが、看護師は11.9％のみだった。
ＮＩＫＫＥＩ　ＮＥＴ　２００９年１０月２３日１７：００
　http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091023AT1G2202Z23102009.html

>>354　記事の補足
>現時点では同制度の対象となる。

独立行政法人　医薬品医療機器総合機構
・医薬品副作用被害救済制度に関するQ&A
　Q4.救済の対象とならない場合とは、どのような場合ですか。
　A.副作用救済給付の対象にならない場合は、次のとおりです。
　　1.法定予防接種を受けたことによるものである場合
　　　(任意に予防接種を受けたことによる健康被害は対象になります。)
　　2.医薬品の製造販売業者などに損害賠償の責任が明らかな場合
　　3.救命のためやむを得ず通常の使用量を超えて医薬品を使用したことによる健康被害で、 その発生が予め認識されていた等の場合
　　4.がんその他の特殊疾病に使用される医薬品で厚生労働大臣の指定するもの (対象除外医薬品)等による場合（Q５参照。）
　　5.医薬品の副作用のうち軽度な健康被害や医薬品の不適正な使用によるもの等である場合

参考意見：１．新型インフルエンザワクチンは現時点で任意接種の為、法定予防接種（義務）に
　　　　　　　　　なると、救済制度の対象外となることが考えられます。
　　　　　　　２．輸入ワクチンは、裁判により賠償責任が生じた場合に政府保障が製造メーカに
　　　　　　　　　保障することになる予定ですので、救済制度の対象外となることが考えられます。

>>355
すみません。Ｑ＆Ａのリンクです。
　http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai/help/qanda.html

医療従事者への接種「大幅に不足」　滋賀県内の新型インフルワクチン
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009102300227&genre=A2&area=S00

　新型インフルエンザのワクチン接種で、最優先対象の医療従事者への接種が23日、滋賀県の医療機関でも始まった。
同日までに病院、診療所計717所に1万302人分のワクチンが届けられたが、現場からは「大幅に足りない」との声が出ている。
妊婦らへの接種も間近に控え、国からの補充はなく、県は「各医療機関で優先接種する人を決めてもらうしかない」としている。
　県医務薬務課によると、医療従事者向けに国から県には、1万2400人分のワクチンが配分されたが、診療所だけで
接種希望数から2700人分不足している。病院からの希望数は聴取していない。医師らと同様、最優先接種者となる
救急隊員1260人分、訪問看護師470人分の配布はこれからで、同課は「全体の希望数からは全然足りない」と配分に苦慮している。
　1300人の職員がいる大津市の大津赤十字病院には、県から306人分しか割り当てられなかった。初日は内科や小児科など、
新型インフル患者に直接関わる医師と看護師約百人が接種を受けた。同病院は季節性インフルのワクチンは全職員に接種しており、
大野辰治内科部長は「届いたワクチンは最大希望数の4分の1。窓口職員の感染リスクも高く、救急救命センターに関わる人数分など、
せめて倍は確保したかった」と話す。
　一方、妊婦や基礎疾患がある人の接種予約も同日、県内約800の医療機関で始まった。

>>289　スペイン鳥インフルエンザ続報　ProMED ２００９年１０月２２日

■グアデラハラの農場で鳥インフルエンザの消毒が始まった

　グアデラハラの農業代表、セルジオ・カベロス氏は、本日（２００９年１０月２１日）、
２週間前に鳥インフルエンザの変異株が確認され、３２万羽以上の鶏の処分が
行われた（カスティーヤ・ラ・マンチャ州グアデラハラ）のＡｌｍｏｇｕｅｒａ家禽飼育場の
消毒と清掃を開始したと発表した。
　レポーターによると、カベロス氏から、自分たちは既に影響を受けた地域に戻り、
分析を行った結果、半径１０ｋｍ以内は「新しい感染は起こっていない。」ことが実証
できたとの発表があった。
　この点に関して、氏は現時点で報告内容は好ましいものであるが、それでもなお、
カスティーや・ラマンチャ州政府は担当省や家禽部門と協力して現在の調査・分析を
続けていくと述べた。
　Ａｌｍｏｇｕｅｒａの、この農場で検出された鳥インフルエンザウイルスは、鳥の間でのみ
感染した。これはＨ７Ｎ７型で、ヒトの間では滅多に伝染しない。
ProMED：
http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1001:2321797581073449::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,79735
ソース：
Date: Wed 21 Oct 2009
Source: ABC Spain, Agencia EFE report [in Spanish, trans., edited]
<http://www.abc.es/agencias/noticia.asp?noticia=147780>

オランダ、小さなエピデミー、健康な人の初の死亡
Grippe H1N1: "petite epidemie" aux Pays-Bas, 1er deces d'une personne saine
ttp://www.romandie.com/infos/News2/091023114054.1jxavvdd.asp
オランダは小さなエピデミーと対峙する
そして、今週はウイルスに感染後、健康な人の初めての死亡を記録したと、金曜日にオランダ当局は発表

オランダでは4月から205人が入院し
そこで初めての健康な14才の若い女の子は今週にウイルスに感染後に死亡した
国内で死亡数は6になる

サントメ・プリンシペ、2人死亡
Grippe H1N1: deux morts a Sao Tome
ttp://www.romandie.com/ats/news/091023145326.9a5in2ew.asp
サントメ・プリンシペ島で子供と大人、2人はインフルエンザ(H1N1)により死亡
そして他に32人の例の疑い患者を検査しなければならないと、保健の責任者Eduardo Netoが金曜日に発表した

「10月上旬に国内にて、6例のインフルエンザ(H1N1)を確定した後、先週に2人の死亡を記録した」とEduardo Netoが述べる
犠牲者たちは5才の子供でカメルーンのヤウンデの研究所に依頼した検査結果が届く前に死亡、そして37才の男性である
日曜日に、32人の疑い患者の32の血液サンプルをカメルーンのヤウンデに送るところである

サントメ・プリンシペ民主共和国 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%9A

新型インフル、新たに83万人受診　1週間で3割増
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091023AT1G2303823102009.html

　国立感染症研究所は23日、18日までの1週間で新たにインフルエンザに感染して医療機関を受診した推計患者数は
全国で約83万人に上ると発表した。ほとんどが新型とみられる。前週の約64万人から約3割増。厚生労働省が定点観測する
全国約5千の医療機関を1週間に受診した患者数は1機関当たり 17.65人で、前週の12.92人から約3割増。
注意報レベル（10人）を超えた都道府県は前週の12から24に倍増した。
　23日には新たに3人が死亡し、死者は30人を超えた。厚労省は「都市部を中心に全般的に感染拡大が加速している」として警戒を強めている。
　都道府県別では、北海道が最も多く、57.93人と50人を超えた。新型が流行してから都道府県別で50人を超えたのは
北海道が初めてで、季節性インフルエンザの流行で過去最高だった2005年冬のピーク時（66.17人）に近づいている。
次いで愛知が31.78人で、2道県が警報レベル（30人）を上回った。


【新型インフル】直近１週間で新たに83万人受診　前週の64万人から３割増加　「都市部を中心に感染拡大が加速」
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1256309908/

【英国グラクソ　豚インフルワクチンは子供にも1回の接種で有効】
ttp://www.reuters.com/article/GCA-SwineFlu/idUSTRE59M3RE20091023
英国グラクソ・スミスクラインは、H1N1ワクチンが1回の接種でも子供に有効に作用することを公表した。
このことにより、十分な量のワクチンの迅速な供給を求める、製造メーカに対する圧力が軽減させることになるかもしれない。
現時点では、子供には2回の接種を前提に認可が行われているが、グラクソは金曜日、治験が完了すれば1回の接種に変更することができると述べた。
世界第2位の巨大製薬会社グラクソは、先週、大規模ワクチン接種がヨーロッパ全域で開始され、15万人がワクチンを接種されたと述べた。
治験の初期段階で、ワクチンは200人の6ヶ月から36ヶ月の子供全員に対し、1回の接種で有効であることが示された。
グラクソのPandemrixは、免疫効果を増強する免疫刺激剤アジュバンドを含有することで、ライバル会社の製品に対し優位性をもっている。
金曜日、この発表の前に、ヨーロッパの薬物監視機関は、これまでのデータだけでは決定的にはならないとし、2回接種が望ましいと述べていた。

【ＷＨＯ　H1N1対策にはワクチンが最も有効】
ttp://news.xinhuanet.com/english/2009-10/23/content_12304548.htm
10月22日、ＷＨＯ事務総長マーガレット・チャンは、H1N1対策にはワクチンが最も有効であると述べた。チャンは金曜日、ＷＨＯの業績により、国際協力を讃えるスペイン皇太子の名誉あるAsturias賞を授与される。
チャンはH1N1が21世紀における最初のパンデミックであると述べた。この先どうなるかは予測できないことから、向こう12カ月間は、注意を払い続けることが必要である。
チャンによると、H1N1のリスクは中程度だが、ウイルスは既に195カ国に広がり、進化し続けているという。
チャンはまた、妊婦や5歳以下の子供のような一部の者にとっては、治療の困難な肺炎を引き起こすおそれがあるため、より大きなリスクになり得ると警告した。
また、市場でのH1N1のワクチンは注意深いプロセスによって認可を受けているが、高熱や筋肉の痛みといった症状の、季節性インフルエンザと同様の副次的な影響があると述べた。
チャンは、ワクチンを受ける者は、それを受ける前に、賛否両論があることを考慮しなければならないが、妊婦にとっては、起こり得る副次的影響に比較して、感染リスクの方が高くなると述べた。

【米国ＣＤＣ　H1N1は季節性インフルエンザのピーク月に達している】
ttp://www.reuters.com/article/marketsNews/idUSN2310824220091023
・千人が死亡、２万人が入院
・パンデミックは季節性の冬のピークに到達
保健省は、米国５０州の内４６州で、広範囲に感染が広がっており、普通のインフルエンザシーズンのピークレベルに達しているが、まだ始まった段階であり、さらなる感染の波が予想されると述べた。
ＣＤＣ長官フリーデンは、季節性は通常11月末と3月初旬の間にピークがあるが、10月に既にそのレベルに達していることは極めて異常なことであると述べた。
また長官は、このウイルスは、通常65歳以上に影響が大きい季節性とは対照的に、若い成人と子供に感染していると述べた。
長官は、何回かの波が訪れると予測しているが、どれくらい長さのまたどれくらいの高さの波が続くのか、また次の波がいつくるのか、予測することができないと述べた。
豚インフルでこれまで、千人が死亡、２万人が入院したと長官は述べたが、実際の症例数は計測できていないと述べた。
「これまで数百万人が感染しており、その数は増え続けています」
長官は、ワクチンメーカは1610万回分のワクチンを生産し1130万回分が国内に配布されたと述べた。
当初、10月末までには4千万回分を期待していたが、先週の段階で25から30%減少する見込みとなった。
「ワクチン生産は、我々が期待するほど、予測可能なものではありません。今のところ。我々が居るだろうと思っていた場所の近くにはいませんし、ワクチンメーカが我々が居るだろうと予測した場所の近くにも、我々はいないのです」

東京都 希望比
外来 52パーセント
入院 26パーセント
消防 100パーセント

の新型ワクチン納入率でした

ワクチン行き渡らず　1都6県の医療機関
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009102490071412.html

　新型インフルエンザのワクチン接種で、関東地方一都六県の医療従事者（救急隊員を含む）の接種希望者が計78万8千人なのに対し、
割当量は計約31万1800人分と、2.5倍の開きがあることが本紙の調査で分かった。厚生労働省は医療従事者について
「インフルエンザ患者の診療に直接従事する人」と規定しているが、病院によってはすべての医師や看護師、
多くの事務職員を含めて要望しているケースが多い。
　各都県ごとの希望者数と割り当ては表の通り。都では、治療に直接携わる医師らの数を基に、病院ごとの割り当てを算定。
小児科や二次救急医療機関、妊婦に接種を行う医療機関などに重点配分した。入院医療機関は、病床数に応じて配分量を増やした。
眼科や皮膚科、美容整形などの診療科のスタッフは除外。大規模病院でも上限を500人分に設定した。
　都の担当者は「病院側の要望とは開きがあるが、新型インフルエンザに対応するスタッフにはすべて行き渡る。足りないとは考えていない」と話す。
　各県でも「病床数に基づき病院ごとの上限を定めた」（神奈川）、「医師と看護師、准看護師を当面の対象者とする」（埼玉）、
「不足分は病院内で優先順位を付けてもらう」（千葉、茨城）としている。
　群馬県は、今後入荷する妊婦や基礎疾患のある人用のワクチンの一部を、医療従事者に振り向けることも検討する。

◆職員1500人で1300人要望
　職員数約1500人の東京都内の総合病院。医師会を通じ、職員用として1300人分のワクチンを要望した。しかし、実際に配分されるのは
340人分と連絡を受けた。
　要望には、すべての診療科の医師、看護師らに加え、放射線技師や検査技師やリハビリ担当者、事務員の多くも含めた。
除外したのは機器のメンテナンスや職員食堂、清掃の担当者らごく一部だ。
　新型インフルエンザ対策責任者の医師は「救急は医師が交代でやっており、選別は不可能。万が一、パンデミック（大流行）になった時、
接種を受けていない医師らが治療に協力しない恐れがある」と懸念する。事務員についても「受付や会計など、幅広い担当者が患者と接する」と話す。
　この病院では、要望の約四分の一しかワクチンが配分されないことを受け、職員に優先順位を付けることにした。
「みんなの理解が得られるかどうか…」と、医師は困惑する。
　一方、要望通り割り当てられた医療機関も。
　都内で産婦人科や小児科などの診療所を経営する男性医師は「スタッフ全員が新型インフルエンザ患者に接する機会がある」として
パートの看護師、事務職員も含め八人分のワクチンを申請。全員のワクチンが届くと連絡があった。
　医師は「小さな診療所で、接種の優先順位を付けなければならないような困った事態にならず、ほっとした」と安堵（あんど）しながらも
「調剤薬局の薬剤師が優先接種対象から外れているのは疑問。診療に影響が出ないか心配だ」と不安を隠さない。

クローズアップ2009：新型インフル流行　「季節性」超す恐れ
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20091024ddm003040129000c.html

【鼻から吸って、肌にはって…痛くないワクチン開発進む】
ttp://www.asahi.com/science/update/1024/TKY200910240184.html
新型の豚インフルエンザの感染が広がるなか、ワクチン接種が始まったが、痛みを我慢して注射針を腕に刺すといった接種のイメージが将来、変わるかもしれない。鼻スプレーや、肌にはるタイプのワクチン開発が進んでいる。子どもの負担を減らそうと、努力も続く。
「注射じゃないので、子どもが嫌がらないんです」
東京都世田谷区にある「ふたばクリニック」の広瀬久人院長は言う。鼻の粘膜にスプレーするタイプの季節性インフルエンザワクチンを米国から輸入して使っている。
米国では今月５日、新型の豚インフルワクチンの接種も始まった。使われたのが、このスプレー式ワクチン。
日本ではまだ承認されていないため、医師が個人輸入した。接種は自己責任、費用は自己負担だ。
ただ、季節性用は量が限られ、新型用は輸入されていない。
日本で使われているワクチンは体に注射する方式で、最初にウイルスが感染する場所である鼻やのどの粘膜には増えにくい。
聖マリアンナ医科大学（川崎市）の清野研一郎准教授は「スプレー式だと、鼻や気道の粘膜にも抗体が分泌されるようになり、ウイルスの体内への侵入を防げると考えられている」と話す。
国内の研究機関でもスプレー式の実用化を目指して研究開発が進められている。

京都薬科大学の高田寛治教授らは、実用化に向けて肌にはるタイプのワクチン開発に取り組む。
直径約１・５センチのシートに、長さ０・５ミリの突起が１００〜２５０本並ぶ。突起はマイクロニードル（微小針）と呼ばれ、ワクチン液が付いている。腕などにはると溶け出し、体内に吸収される仕組み。皮膚に刺さるのは突起の長さの半分ほど。
痛みを感じる真皮には届かないという。
海外では、はるタイプのインフルワクチンが、注射式の５分の１の量で、同レベルの効果が得られたとの報告も。
接種する部位を数秒間、指で圧迫してから注射方式で接種するとどれほど痛みが減るか。札幌市で９月にあった日本ワクチン学会で、川崎医大（岡山県）の寺田喜平准教授はこんな演題を発表した。
学生約１２００人を対象にＢ型肝炎ワクチンを、圧迫するグループとしないグループに分けて、本人に圧迫の意味などを伝えず接種。痛みを６段階で評価してもらうと、圧迫したグループに痛みを感じない人が多かった。
個人差もあるが、「痛みが少ないと感じる子が少しでもいるならばやる価値はある」と寺田さんは感じる。
インフルワクチンでは、防腐剤のチメロサールが痛みに関連するのでは、との指摘もある。有機水銀化合物のため、世界保健機関（ＷＨＯ）はなるべく除くよう勧めているが、除かれたものには痛みが少ないという声が多いという。
名鉄病院（名古屋市）の宮津光伸予防接種センター部長は、チメロサールに代わって入るようになったフェノキシエタノールに「痛みを抑える効果があるのでは」という。
看護学生や職員約２００人で調べると、フェノキシエタノール入りに痛みが少ないという人が多かった。
東京都立駒込病院では、今年から子ども向けの５種混合ワクチン（ジフテリア、破傷風、百日ぜき、ポリオ、Ｈｉｂ）を導入した。任意接種なので自己負担となり約４万５千円かかる。
「子どもが何度も痛い思いをせずに済み、連れてくる親の負担も減らせる」と中山栄一小児科医長。これまで２０人ほど接種し、大きな副作用などはないという。

【ヘルシーリポート：マイタケ　新型インフル予防に期待の食材　間接的にウイルス抑制】
ttp://mainichi.jp/life/health/news/20091024ddm010100134000c.html
新型インフルエンザにかかる人が一向に減らない。ワクチン接種による予防法が進みつつあるが、日ごろの備えも欠かせない。今回は食べて予防になる可能性のあるいくつかの研究をリポートする。
◇抽出物が免疫細胞を活性化
■キノコの作用に着目
新型インフルエンザの治療薬ではタミフルやリレンザが知られているが、最近はタミフルが効かない耐性ウイルスも現れた。耐性ウイルスが人から人に感染する事態までは至っていないが、今後どう対処すべきかは大きな課題だ。
そんな中、どのウイルスにも予防効果が期待できるかもしれないと言われる食材がある。キノコの一種、マイタケだ。
研究しているのは落合宏・富山大学医学部名誉教授（微生物学）と小尾信子さん（医学博士）らの研究チーム。キノコや生薬が、がん細胞の増殖を抑えたり免疫を強めたりする作用があることから、
インフルエンザウイルスの増殖にも抑制効果があるのではと着目した。
まずはマイタケから温水で抽出した多糖を主成分とするエキス（煮汁を凍結乾燥させた粉末）が、ウイルスの増殖を抑えるかどうかを実験。ウイルスにはＡ香港型を使った。
ウイルスは生物の細胞（宿主細胞）に取りついて初めて増殖する。落合さんらはイヌの腎臓由来の細胞にウイルスを感染させ、その細胞が生きている培養液にマイタケ抽出物を加え、増殖を抑えることができるかを調べた。
結果は予想を裏切り、ウイルスの増殖を抑えることはできなかった。
■病原微生物を撃退
そこで、次に目をつけたのが白血球の一種であるマクロファージという免疫細胞。サイトカインといわれる生理活性物質を出し、病原微生物などを撃退する働きをする。
実験はマクロファージを添加した培地にマイタケ抽出物（濃度１ミリリットルあたり３００マイクログラム）を加え、ウイルス増殖にどう影響するかを見た。
すると、マクロファージとマイタケ抽出物の接触時間が長いほどウイルスが減り、１２時間で３分の１〜４分の１まで抑えることができた。
落合さんは「マイタケ抽出物自体がウイルスを直接攻撃するのではなく、免疫細胞を活性化させることで間接的にウイルスを減らせた」と説明する。
■生理活性物質が抑制
では、どんな物質がウイルスの増殖を抑えたのか。
マイタケ抽出物の刺激時間が長くなるとともに、ＴＮＦ−αが増えていることが分かった。ＴＮＦ−αはマクロファージなどが分泌するもので、腫瘍（しゅよう）細胞を壊死（えし）させる生理活性物質として以前から知られるたんぱく質だ。
こうした実験結果を昨年、米国の医学雑誌「米国漢方ジャーナル」に発表した落合さんは「ウイルスの増殖を抑制した有効物質はＴＮＦ−αではないか」とみる。
ＴＮＦ−αがエイズウイルス（ＨＩＶ）などを抑えることは以前から知られていたが、今回のように自然界にある食品（マイタケ抽出物）がマクロファージを刺激することで生成されるＴＮＦ−αがウイルスの増殖を抑えるという事実は、新しい研究結果だという。
同様の作用はショウガでも得られた。漢方薬の麻黄や桂皮（けいひ）にも抗ウイルス作用があるという。
■マクロファージ刺激
では、どれくらい摂取すれば有効なのか。
今回の実験から推定すると、１００ミリリットルの水に１５〜３０グラムの生マイタケを入れて鍋で煮て、その汁をすべて飲む量に相当するという。落合さんは「マイタケを食べると腸管粘膜で顔を出すマクロファージを刺激するのではないか」と推測。
ただ、今回の実験は培養細胞を用いたものなので、人や動物に直接与えて効果を確かめたものではない。効果の判定にはさらに厳密な追跡試験が求められる。
■センダン、牛初乳も
新型インフルエンザウイルスの予防法としては、南西諸島や九州などに自生するセンダンの葉も注目され、ウイルス研究で知られる根路銘国昭氏（沖縄県）が抽出成分を生かしたスプレーを開発。桑の葉にある成分の抗ウイルス作用に着目した研究も進んでいる。
また、牛の初乳（出産後６、７日目の乳）を含む市販の初乳サプリメント（栄養補助食品）が子供や大人の風邪やインフルエンザを予防したり、症状を軽くする効果が学会で発表され、保育園などで効果を確かめるモニター試験も行われている。

小児科学会 緊急要望書を提出

新型インフルエンザに感染し、夜間に小児救急を受診する子どもがこれ以上増えれば、
重症の子どもを迅速に治療できなくなるおそれがあるとして、日本小児科学会は、
都道府県を越えて重症の子どもを受け入れる体制の整備などを求める緊急の要望書を
厚生労働省に提出しました。

この要望書は、小児科の専門医などで作る日本小児科学会が緊急にまとめたもので、
２３日、厚生労働省に提出しました。学会によりますと、今月になって、首都圏や大阪、
それに北海道などでは夜間や休日の救急外来を訪れる子どもの患者が急激に増えていて、
このままでは重い症状の子どもを迅速に治療できなくなるおそれがあるとしています。
このため、重症の子どもが増えても適切に治療できるよう都道府県を越えて受け入れる
体制を整備すること、また夜間の小児救急がパンクしないよう昼間の受診を一般に
呼びかけていくことなどを厚生労働省に求めています。

学会の新型インフルエンザ対策室の室長で岡山大学の森島恒雄教授は「海外に比べて
日本の子どもの死亡が少ないのは、適切な治療ができているためと考えられるが、
医療スタッフの負担はすでに限界に近い。今後患者が増えれば、重症の子どもの治療に
影響が出てくるので、早急に対策をとってほしい」と話しています。

ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10013332111000.html
10月24日 4時41分

インフルエンザ：県が注意報発令　患者数、国の基準超える　／奈良
http://mainichi.jp/area/nara/news/20091024ddlk29040425000c.html

　県は２３日、今月１２〜１８日の県内のインフルエンザ患者数が、国の基準（１医療機関あたり１０人）を超え、
注意報が発令されたと発表した。ほとんどが新型とみられ、４週間以内に大流行の恐れがあるとして、注意を呼びかけている。
　県内の５５医療機関で、１２〜１８日の患者数は１機関１０・９３に達した。感染拡大を受け、奈良、天理、五條、
宇陀、大和高田の各市の医師会や医療機関は土日や夜間の外来診療態勢の強化を決定。北葛城郡の病院なども調整を進めている。
県は「必ず受診前に医療機関へ電話連絡を」と求めている。
　県によると、２３日現在、県内の学校や保育所など４１カ所が休校・園、５１カ所５５学年、１２２カ所２０５学級が閉鎖している。【中村敦茂】

インフル注意報・警報、24都道府県に
http://www.asahi.com/national/update/1024/TKY200910240200.html
http://www.asahi.com/national/update/1024/images/TKY200910240207.jpg

　国立感染症研究所によると、18日までの1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者は推計で約83万人で、
前週より約19万人増えた。ほとんどは新型インフルとみられる。7月上旬以降の累積患者数は約317万人と推計されている。
　約5千カ所の定点医療機関からの報告では、18日までの1週間に1医療機関が診察したインフル患者は、全国平均で17.65人。
24都道府県は10人がめどの「注意報レベル」を超えている。昨季では1月中旬のレベルで、異例の早さで流行が広がっている。
さらに、北海道57.93人、愛知31.78人が、30人が目安の「警報レベル」を超えた。北海道ではすでに昨季のピークを超えた。
　ほかに、福岡、神奈川、大阪、埼玉、東京など大都市圏での流行が目立つ。今後、地方都市でも報告が増えるとみられる。
　新型インフルのワクチンは19日からインフルの診療にあたる医師、看護師、救急隊員約100万人に対し、接種がスタートした。
厚生労働省の計画では、接種対象者は来春までに計約5400万人。
　11月以降、妊婦、免疫不全や慢性腎臓病の患者ら基礎疾患（持病）のある人、1歳以上の子どもへと順次、接種が始まる予定だ。
ワクチンの効果が高くないとされる1歳未満や、アレルギーなどでワクチン接種ができない子どもの場合は、
家庭内での感染を抑えるねらいで、その親などに対して接種する。
　いまのところ、中高生、65歳以上の高齢者は年明けにならないと接種が始まらない。希望者全員をカバーできるほどの
ワクチン量は準備できておらず、大学生を含め、健康な成人は接種の対象外だ。

新型インフル、南半球は死亡率「低め」　豪などで分析
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200910230530.html

　インフルエンザ流行シーズンの冬が日本より先に来た南半球では、新型インフルエンザ流行時の死亡率が
低めだったとの分析が、22日付の欧州の専門誌ユーロサーベイランス電子版に発表された。
　豪州などの研究者が、豪州、南アフリカ、ブラジル、ペルーなどのデータを分析。人口10万人あたりの死亡率は
多くの国で1人以下と報告されていた。新型インフル患者の致死率は、「アジアかぜ」として1957〜57年に
初めて流行したH2N2型インフルの約0.5％に匹敵すると考えられていたが、それほどでない可能性もある。
　豪州ニューサウスウェールズ州でのインフルエンザや肺炎による死者数は、新型が流行した今年は
季節性だけだった近年に比べて少なかった。
　アボリジニーなど先住民や妊婦、持病がある人の重症化リスクは通常の人より高かった。南半球の各国では
4月から7月にかけて新型ウイルスが最初に確認され、患者数はすぐに季節性インフルより多くなった。

鳥取県に接種独自設定認めず　新型インフルで厚労省
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009102402000229.html
2009年10月24日 夕刊

　新型インフルエンザの国産ワクチンの優先接種対象に、来年１月の大学入試センター試験を控えた
受験生約３０００人を加えるとの鳥取県の方針に対し、厚生労働省は２３日、「優先範囲を都道府県
が独自に設定することはできない」とし、同県に大原則を守るよう伝えたことを明らかにした。

　厚労省は「優先接種はリスクの高い人に行うものであり、受験生については受験機会の確保で対応
するよう検討してほしいと都道府県には説明している。（ワクチンの購入は）今回の優先対象の枠組
みに基づいて契約しているので、従ってほしい」としている。

【米国ＦＤＡ　特定の患者に対する静脈注射タイプの抗ウイルス薬ペラミビルの緊急使用を認可】
ttp://www.reuters.com/article/pressRelease/idUS10036+24-Oct-2009+PRN20091024
具体的には、�Wペラミビルによる治療が臨床的に適切である特定の入院患者（大人と幼児）に許可される

１、患者は、経口、吸入タイプの抗ウイルス薬の治療に応じられない場合。
２、静脈以外のルートで薬物が投入された場合（例えば、腸内で吸収もしくは、吸入）、信頼できないあるいは、実行可能で
はない場合
３、（成人の場合に限って）臨床医が�Wペラミビルの治療が適切と判断した場合。

ＦＤＡは利用可能な科学的なデータをレビューし、�Wペラミビルが緊急使用を認可するための基準を満たしていると結論した。
静脈注射タイプの抗ウイルス薬は、他に認可されたものはない。ＥＵＡの下で使用が許可される唯一の静脈注射タイプの抗ウイルス薬となる。
ＥＵＡ権限とは、緊急、あるいは特定の基準に合致する場合、認可されていない医薬品の使用、もしくは、認可された医薬品の認可されていない使用法による使用を、利用可能なデータに基づきＦＤＡに対し許可するものである。
非常事態の宣言が終了、もしくは認可が機関によって取り消された場合、その認可は終了することになる。

新型インフルエンザ：県内初の死者　感染拡大中に　県、重症化防ぐ対応求める　／埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20091024ddlk11040272000c.html

　新型インフルエンザのために入院中だった川口市内の女性（６７）が、インフルエンザ肺炎で死亡したことが
２３日分かった。県によると、新型インフルエンザが原因で亡くなったのは県内で初めて。
　県疾病対策課によると、女性は３日に発熱し、６日にかかりつけ医を受診。タミフルを投与され一度は熱が下がったが、
８日に呼吸状態が悪化したため、別の病院に入院していて２２日に亡くなった。糖尿病などの基礎疾患があったという。
　県内では、新型インフルエンザが原因で入院した患者が１０２人に上る。また、モニター医療機関対象の調査で、
１医療機関当たりの平均感染者数は、１２〜１８日の週に２２・９７人。前週比６・０８人増と感染が拡大している。
川口、朝霞、所沢、越谷の保健所管内は３０人を超え、「警報」レベルとなっている。
　同課はマスク着用や、手洗いの励行と、重症化が疑われる際の素早い対応を呼び掛けている。▽脈拍が速い
▽意識障害がある▽意味の通らないことを口にする−−などの症状が出たら、直ちに医療機関にかかるべきだという。
本多麻夫課長は「死者が出て残念。少しでも重症化する患者を減らしたい」と話している。【岸本悠】

【中国　7歳の少年がインフルエンザと肺炎により死亡】
ttp://news.xinhuanet.com/english/2009-10/24/content_12314735.htm
中国北東の黒竜江省の7歳の少年が、金曜日、インフルエンザと重度の肺炎のため死亡したと、土曜日、省の保健当局が確認した。
保健当局は、綏化市のYingjun小学校の１年生だという。
しかしA/H1N1が主たる死亡原因だったかどうはは、まだわかっていない。
これまで、10月4日にチベットで18歳の女性が、またチベットの近隣の青海で10月16日に43歳の女性がA/H1N1で死亡している。
少年（気管支喘息患者）は木曜日、喘息の発作が起こり、金曜日の午前8時30分に綏化第一病院に入院した。
金曜日の午後6時に、抗炎症処置と抗ウイルス薬タミフルの投与を含む、あらゆる緊急処置を施したにも関わらず死亡した。
少年は、主として細菌性感染症で死亡したと匿名の当局者は述べた。

これとは別に北京での最初のA/H1N1の重傷患者である、72歳の男性がインフルエンザの治癒後に、金曜の朝、慢性病が原因で死亡している。
患者は10月4日に北京のDitan病院に入院し、北京での最初のA/H1N1の重症患者と診断されていた。彼は、慢性閉塞性肺疾患、呼吸不全、重度の高血圧を患っていた。
中国本土では金曜日の午後3時までの48時間で2024のA/H1N1感染が確認さ、累計で33064例となったと保健省は述べた。これまでに26588人が回復し、重症患者44人の内14人が回復したという。

【米国　ロサンゼルス　3千人以上にH1N1ワクチンを接種】
htp://www.latimes.com/news/local/la-me-swineflu24-2009oct24,0,2091419.story
供給不足は依然解消していないが、より多くの公共のクリニックでは、ハイリスクの無保険の人たちへの接種に対応しており、他の者たちには、かかりつけ医のところに行くよう求められている。
ロサンゼルスの２つの公衆衛生クリニックで、金曜日にワクチン接種を開始したところ群衆で溢れ返ることになり、依然として医療サービスの供給不足が続く南カリフォルニアにおいて、市民の医療サービスへの要求の激しさがいっそう強調されることになった。
Encinoにあるクリニックでは、千人の市民が、スポーツセンタから駐車場と競技場をまたいで、曲がりくねって続く整然とした列を作っていた。列の先頭のAlexa Whiteは真夜中に到着していた。クリニックは9時に開いた。
Alexa Whiteには肺が1つしかなく、インフルエンザで合併症になる危険性が高い。列に並んでいた他の者たちは、3時間程度待つことになったと語った。
ワクチンの出荷は遅れており、医師と患者はいらいらを募らせている。カリフォルニアは、今シーズン必要とされる2千万回分の内、170万回分を受け取っている。
公共のクリニックは、表面上、無保険の人のため用だが、保健当局は第一優先の者には、だれでもワクチンを提供することを決めた。第一優先は、妊婦、6ヵ月から24歳までの者、25歳から64歳までの慢性病を持つ者、医療従事者である。
２つのクリニックは金曜日に、3千人の者に予防接種を行ったが、チメロサールを含まないワクチンが尽きてしまった後、一部の妊婦たちはワクチンを受けないことを選択した。
保健当局は、利用できるようになれば、人々に自身のヘルケアプロバイダからワクチンを受けるよう求めている。一部の医師たちは、ワクチンが届かないためにワクチン接種を遅らせている。
実行部局はワクチンの供給に関する情報をブログに掲載している。金曜日、ブログでは、”NO H1N1 Yet"というタイトルで、2歳以上の健康な子供用の鼻スプレーワクチンの供給は限られており、注射タイプは無いと告知された。
ブログでは、人々に対し、クリニックがワクチンを受け取ったか確認するため、再度チェックするよう求めた後、こう結んだ”忘れずに．．手を洗え”

【新型インフル】５人感染で常総学院野球部秋季大会辞退　センバツ絶望的
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090925/bdy0909251105003-n1.htm

　今夏の甲子園大会にも出場した高校野球の強豪校、常総学院（茨城県土浦市）は２５日、新型インフルエンザの集団感染で
学校閉鎖となったことに伴い、同日開幕の秋季高校野球県大会への出場を辞退することを明らかにした。同大会は、
春の甲子園代表校を決める有力な選考材料で、同校の出場は絶望的となった。
　同校や県によると、１５日に同校で新型インフルへの感染者１人が確認された後、２５日の時点で教員１人、生徒３５人の感染を確認。
野球部もレギュラーを含む５人への感染が確認された。同校は２４日に１週間の学校閉鎖を決定。この決定に伴い野球部は
大会への出場辞退することにした。
　同校の玉井尚良教頭（５５）は「一生懸命練習してきた生徒らに対し、忍びない決定となってしまったが、
他校の生徒への影響などを考えるとやむをえない措置」と話している。
　常総学院は今夏の甲子園に４年連続、１３回目の出場を果たした。春も６回出場。昭和５９年夏、平成１３年春、
１５年夏に全国制覇している。
　木内幸男監督（７８）の話「とにかく子どもたちの健康が最優先なので、出場辞退はやむをえない。
春の甲子園の経験が積めないのは残念だが、（逆に）じっくり基礎練習に時間をかけて真の実力を養成できる。
夏の甲子園に必ず出場するというノルマを自分に課して、子どもたちと練習に取り組んでいく」

米大統領、インフル緊急事態宣言　死者が千人超
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102401000706.html
　【ワシントン共同】オバマ米大統領は２４日、政府の新型インフルエンザ予防対策を進めるための
緊急事態宣言を発表した。拡大しているインフルエンザ患者への対応を強化するのが狙い。政府や企
業、個人などすべてのレベルで対策強化を求める。

　米疾病対策センター（ＣＤＣ）は２３日、新型インフルエンザによる米国内の死者が４月の流行開
始以降、千人を超えたと発表した。入院患者は２万人を超えたという。

　ＣＤＣは１７日までの流行状況から米５０州のうち４６州をインフルエンザまん延地域に指定した
が、インフルエンザ患者のほとんどは新型インフルエンザに感染しているという。
2009/10/25 01:01 【共同通信】

社説：新型インフル　政治主導の責任は重い
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20091025k0000m070104000c.html

　新型インフルエンザ対策は、待ったなしの緊急課題である。要所要所で、「政治主導」による政策決定をし、
パンデミックを乗り切っていく必要があるだろう。
　しかし、ワクチン接種回数をめぐる政策決定にはとまどっている人が多いのではないか。公衆衛生上の課題に、
「政治家」「専門家」「官僚」が、どう役割分担して対処していくか。国民の健康や命にかかわるだけに政治判断の責任は重大で、
適切なかじ取りが求められる。
　新型インフルエンザのワクチンは、当初、全員に2回接種が必要と考えられていた。季節性のインフルエンザと違って、
人々に「基礎免疫」がないと思われたからだ。
　ところが、海外の試験でも、健康な成人を対象とした日本の試験でも、1回接種で多くの人に十分な抗体の上昇が見られた。
厚生労働省が開いた専門家の会議では、季節性インフルエンザなどのデータなども勘案し、「13歳以上は原則1回接種」との意見で一致した。
　これに足立信也・厚労政務官が疑問を呈し、自ら選んだ医師3人と、「1回接種」をまとめたメンバー2人を招き、緊急会議を開催。
これを基に、妊婦や中高生については新たに臨床試験を行うなどの方針を決め、接種回数の結論を先送りした。
　確かに、妊婦などは免疫反応が異なる可能性がないとは言えない。一方で、一定の年齢以上の人全般に「基礎免疫があるはずだ」
と考えることにも合理性がある。
　「1回接種」にすれば、より多くの人に早めに打てる可能性が出てくる。早く接種回数が決まれば、現場も対応しやすい。
一方で、妊婦らが「１回接種」で不十分だとすれば、重症化する人が増える恐れがある。
　不確実性がある中で、「時間をかけ、より正確なデータに基づいて決める」ことと、「急いで多くの人に１回接種する」ことの、
リスクと利益をどうはかりにかけるか。難しい課題だが、こうした政治判断を示すなら、前もって妊婦らの臨床試験を考慮すべきだったのではないか。
　今後、臨床試験でどういうデータが出たら、どういう政策を導くのか。今からゴールを決めておく必要もあるだろう。結果が出てから
解釈の議論に時間を費やす余裕はない。
　新型対策では、確かにこれまでの厚労省の対応に不備があった。ワクチンの優先順位の議論や、接種体制の構築、輸入についての検討も遅れた。
改善すべき点は多々ある。
　ただし、目の前で感染が拡大している今、関係者が一丸となって迅速に対策を進めることが何より大事だ。そのために、
厚労相は政治的指導力を発揮してほしい。

大阪赤十字病院小児科医師　山本英彦氏
動画
http://www.youtube.com/watch?v=vP2Jv83WX-w
新型インフルエンザ接種は、医療機関内における副作用の人体実験　４分
予防接種は効果なく、安全性も問題　４分４２秒
妊娠初期のタミフル摂取は奇形性の危険がはるかに高いというデータ ３分４３秒

>>380 関連【米国　新しい権限が国家非常事態の宣言の下与えられた。】
ttp://www.boston.com/news/nation/washington/articles/2009/10/25/new_powers_given_as_swine_flu_declared_national_emergency/
オバマは豚インフルの流行を国家的な非常事態であると宣言し、病院に緊急治療室を離れた場所に設置させ、治療を迅速に行い、未感染の患者を守ることができるよう、保健長官に権限を与えた。
宣言は、金曜の夜に署名され、昨日発表された。病気の流行は拡大し、10月中洵には利用可能とされた1億2000万回分のワクチンは生産が遅れている。保健当局は米国で100人のこどもを含む1000人以上の人が死亡し、４６週で蔓延していると述べた。
マサチューセッツのDeval Patric判事は記者会見で、連邦の宣言は１つの予防的措置であり。州と地域の保健局と病院は、協調して、H1N1の顕著な増加に対する準備をしてきていると述べた。
「これは、警戒を示すものではありません。病院や他のヘルケアプロバイダに基本的に緊急治療室や病院で患者の急増があった場合に、一部の連邦の規定を破ることを許可するものです。」
病院は、患者に関する規制を変更することができる。宣言下では政府承認によって、たとえば忙しい時期には、患者に伝える情報を少なくし、早く治療に取り掛かるができる。
また、一般的には認められない場所で病院が治療をおこなうため償還の問題が修正される。
連邦の規制によると、病院がドアから250ヤード以上離れて、テントを立てることを許可していない、もしテントが300ヤード以上離れていた場合、通常、治療に対し連邦の医療予算から支払われなくなる

【ニューヨーク　最悪のケーススタディ：誰をインフルエンザの大流行で生かせるのか】
ttp://www.nytimes.com/2009/10/25/weekinreview/25fink.html?hpw
ニューヨーク州の保健局は最近、ニューヨーク長老派教会病院の小さな医療専門家グループに対し、このねじまげられたシナリオを適用した。
H1N1のパンデミックが悪化するさなか、嚢胞性線維症の32才の男性が、虫垂炎にかかり病院に運び込まれた。男は肺移植を待っていて、呼吸を補助するベンチレータとともに移送されてきた。
ニューヨーク州知事は非常事態を宣言し、病院は州のパンデミックベンチレータ配置計画に従うことになる。実際のガイドラインは、2007年に立案され、現在再考されているものである。
その計画は、何千人もが致命的な肺炎を患うことになった1918年のようなインフルエンザのパンデミックにおいて、重症患者が生き残る最良の機会を与えるベンチレータを管理することを目的としている。
嚢胞性線維症による末期の肺疾患は、高い致死性と関係する医学的条件に合致するため、彼の他の病気とは異なり、彼が安定し、状況は良くて死に近づいてなかったとしても、ガイドラインによって、彼が病院でベンチレータを使うことを妨げるものはなくなる。
もし病院が彼を収容すれば、ガイドラインは、だれか他のものに与えられるべきだった機械を、彼を生かせるために要求することになる。医師や看護婦はそのような規則に従うだろうか？彼らはそうすべきなのだろうか？
近年、多数の州、地域、連邦在郷軍人健康管理局は、医療の最もやっかいな問いかけの一つについて静かに議論を行ってきた。
重症患者の数が治療に必要な資源を上回った場合に、誰に生き残るチャンスを与えるのか？　さまざまな草案が存在する。
一部の州では、蘇生拒否命令のある患者、高齢者、透析の必要な患者、重度の神経病理学的障害を持つ患者は、ベンチレータや病院への収容を拒否されることになるかも知れない。
ユタ州では流行をフェーズに分けている。
初期段階で、病院はトリアージ（選別）を精神病院、療養所、刑務所、障害者施設の居住者に対し適用する。もし大流行が懸念されれば、ルールが一般国民に対しても適用される。
連邦当局は、米国のすでに混み合っているＩＣＵが、数週間の間に満杯になる可能性は低いと言っているが、注意深く見守り続けている。
これまでトリアージに関して、一般国民は興味を示していない。保健省は、今週90ページに及ぶパブリックコメントを公表した。
メアリバックリーデービス（30年の経験のある呼吸器セラピスト）は、2007年当時、もし病院がベンチレータを切り始めたら暴動が発生することになると、当局に書簡を送っていた。
患者が、ベンチレータから”最後に引き離される”ことに対し家族を落ち着かせるのに必要な、”公的機関の根回し、適切なメディア報道がされていない。”と彼女は述べた。
州と連邦は、国民にとって最良の結果を引き出すため、一連の処置を取った後の最後の手段として、不十分な資源を引き延ばし、提供し続けるため、配給制の形態を取ることになる。
彼らは、危機と闘っている医療従事者が取り囲まれてしまう事態よりはそのような決断の準備をしておいた方がよいという。個々の患者のことを考えるより、患者のコミュニティを考えるよう見方を変えることになると、保健福祉省のAnn Knebelは述べた。

>>384 続き
一部の医療関係者は、草案が、公平で、有効で、論理的で、もっともらしいかどうかさえ疑問であるという。
大半の現存するトリアージ計画は、多数の犠牲者を扱うよう設計されている。負傷した者の医療ニーズの緊急度と、利用可能なリソース下で生存する可能性に基づいて優先カテゴリを分類分けする。
論争は２つの追加的な特徴に多く集中している。
それは、重大な健康被害において標準的な病院の治療から特定のカテゴリの患者を除外する”除外基準”と個々の患者に割り当てられるリソースに制限を設ける、”生存するに値する最低限度の資格”である。
一旦その制限に達すると、改善の見込みのない患者は、より可能性のある患者のために、必要不可欠な治療から外されることになる。これらのコンセプトは広範囲なバイオテロの犠牲者を扱う手段として、9/11後の医学専門誌の記事で概説された。
著者のフレドリック・バークル博士は、彼のベトナムと湾岸での戦争でのトリアージ要員としての経験と、冷戦時の英国の核戦争の計画に基づいていると述べた。
バークル博士は、湾岸戦争の間、外科医たちに手術を止めさせ、別の生き残りそうな患者を治療するよう命じたことがあると語った。外科医たちは後に、最初の患者に戻っていった。
バークル博士のアイデアは、オンタリオ当局が、SARS後に、鳥インフルエンザや他のパンデミックの計画を作成した際のガイドライのキーとなる側面となっており、ミネソタの医師たちのチームによって修正され、米国で類似したガイドラインが作成された。
重要な差異が存在する。
バークル博士の元の文書では、患者の治療から積極的に手を引くのではなく、最良の可能な治療を提供しようとする絶え間ない努力のもと、時に、毎日あるいは毎時、供給レベルを再考する必要性を強調していた。
一部の州のトリアージのガイドラインは厳密に、単一の基準がパンデミックの重度のフェーズ全体で適用されるよう意図されていた。そのことは、バークル教授を苦しめている「私は家内にこう言いました。化け物を生み出してしまったと」
最近の研究は、患者のトリアージのフリーサイズアプローチの問題に焦点を当てている。
多くの州のパンデミックプランは、2日から5日後に回復の兆しが無い場合、ベンチレータから患者を取り除くよう求めている。H1N1では一般的に重度の患者はベンチレータで1週間から2週間、回復に時間がかかっている。
どんな価値感と倫理原則がトリアージの決定を導くのか、国民をどう参加させるか、病院で生命維持を外し、病院の入り口を封鎖するのは、はっきりとしたことなのか、といった点に関し論争がおこなわれている。
通常、患者の意思や患者の家族の意思に反して生命維持から生存の可能性のある患者を外すことは殺人と考えられている。最近の実習に参加したニューヨーク-長老教会派病院の医師たちは、法的保護が得られない限り応じられないと述べた。
彼らはまた、自分のベンチレータを持っていたという、仮想の患者をどう扱って良いかについて結局分からなかったと、呼吸器科医で倫理学者のケニスプラーガー博士は述べた。
「ベンチレータから患者を除く問題に、あまりに圧倒されてしまい、それ以上ケースシナリオでの議論はできなくなってしまいました。」

新型インフル対策批判記事が話題
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1025&f=national_1025_015.shtml

　本格的な流行に備え、優先順位に従ってすでにワクチン接種が始まり、ますます関心が高まっている
新型インフルエンザ対策。しかし、こうした政府の対策を疑問視する記事が掲載され、ネット上で話題になっている。
　新型インフルエンザは、今年の4月にメキシコでの流行が認知され、世界的に脅威論が浮上。
警戒を呼びかける報道が相次ぎ、マスクが不足するなど混乱も生じた。政府は空港で検疫を行うなど対策を講じたが、
こうした政府の対応を批判する声も実は存在する。例えば、厚労省の現役医系技官の木村盛世氏は
政府の初期対応を過去に批判しているが、今度はワクチンに多額の税金を投入することに疑問を表明した
安保徹教授（新潟大学）の声が日経ビジネスオンラインで紹介された。
　この記事に対して、ネットユーザーからは「え、何これ。え？」「（教授の言うように）テレビ局の煽り方は酷い」
「いくら自分が免疫力強くても、身近に妊婦や幼児、持病がある人がいる人だっている。無責任」といった声が寄せられている。
（秋井貴彦）（情報提供：ココログニュース）

※アメリカ関連追加情報

オバマ政権、危機管理の強化狙う　新型インフルで全米に「緊急事態」宣言　
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091025/amr0910251823006-n2.htm

　【ワシントン＝山本秀也】新型インフルエンザの死者が米国内で千人を突破したことで、オバマ大統領は
２４日、感染症対策では異例の「国家緊急事態」を宣言した。ワクチン供給の大幅な遅れから各地で混乱が
広がる中、米政府は緊急対策に乗り出す。感染防止に非常措置を取ることで、政権の危機管理能力について
疑問視されることを避けたい思惑もある。

　ホワイトハウスによると、オバマ大統領は２３日夜、「前例のない対策を取ってきたにもかかわらず、感
染者が全米で急増している」として、宣言の布告文書に署名した。

　この宣言により、感染拡大の防止や診療態勢の確保に対する大幅な権限が連邦政府に付与された。具体的
には、医事法例の規定を超えて、学校の体育館を診療施設に転用するなど、議会手続きを経ずに臨機応変の
措置が可能になる。ワクチン確保にも全力を挙げる。

　米疾病対策センター（ＣＤＣ）は２３日、新型インフルエンザの米国内感染者が数百万人に達し、死者が
千人を超えたほか、重症化した２万人以上が病院に収容されたことを公表。大統領の決断は、この深刻な感
染の拡大を踏まえた判断だ。

　とりわけ、政権に危機感を抱かせたのが、ワクチン配布の大幅な遅れによる混乱の広がりだ。米国内では、
医療関係者や妊婦、児童らを対象に１０月中旬からワクチン接種が始まったが、接種にあたる医療・保健機
関への配布量は、今月末の時点でもＣＤＣの当初見込みの半分に満たない。

　このワクチン不足で、ニューヨーク州当局は、州内の医師、看護師らにワクチン接種を義務づけた通達を
撤回。首都圏のメリーランド州では、ワクチン接種を求める人々が窓口に詰めかける混乱が続いていた。

　ワクチン配布の大幅な遅れなどは、４月に米政府が発令した「公衆衛生に関する緊急事態」が十分機能し
なかったことを裏付けた形だ。オバマ大統領には、安全保障問題で「決断が遅い」との批判が強まっていた
矢先であり、国内の感染症対策で失点を重ねられない状況といえる。

【延命中止例の登録制度導入へ　救急医学会、透明性確保】
ttp://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102501000383.html
日本救急医学会は２５日までに、死期が迫った患者の延命治療を中止する判断やプロセスの透明性を高めるため、会員の医師が経験した中止例を任意で登録する制度を導入する方針を決めた。
１１月にも運用を始める予定。任意登録のため全例を把握できない限界はあるが、「命の切り捨て」を防ぐ方策として注目される。
学会によると、インターネット上の会員専用ページから、人工呼吸器などの延命措置を中止した患者の年代や性別、症状、中止を決めた診断やプロセスなどについて記入を求める。
学会内の終末期医療に関する特別委員会が月１回程度内容をチェック、判断や経過に疑問のある事例があれば調査することなどを検討している。登録内容は一般公開しない。
日本救急医学会は、各地で呼吸器外し問題が発覚し、一部の医師が殺人罪に問われたことなどを受け、０７年に指針を策定。「脳死」や「余命が数日以内」といった死期が近い患者に限り、医療チームで対応することなどを条件に、呼吸器外しを容認した。
しかし、指針に従っても刑事責任を免れる法的担保はなく、救急医療現場の混乱は続いている。
特別委員会の有賀徹委員長（昭和大教授）は「医療チームや病院内で十分に検討し、中止の判断やプロセスを対外的に説明できるようにすることが大切。登録制度で現場の抱える課題を把握し、議論を深めていきたい」としている。

【カナダ　保健省は他の国のH1N1ワクチンの安全性データを真に受けている】
ttp://www.ottawacitizen.com/health/H1N1+vaccine+approval+based+Belgian+trial/2140149/story.html
カナダ人に対する、安全性と効果を1人も評価せずに、カナダ保健省がこの国のH1N1ワクチンを承認したことを、オタワの市民は知らされることとなった。
かわりに、連邦薬物監査機関は、ベルギーで行われた小規模な臨床試験の結果に基づき、ワクチンを認可した。
治験は130人の18歳から60歳までの成人に関して行われ、Arepanrixという名のグラクソスミスクライン社によって生産されたカナダのワクチンと同じバージョンが接種された。
ベルギーの治験で使用されたワクチンはドイツGSKによって製造されている。カナダのワクチンはケベックのSte-Foyで製造されている。
金曜の遅く、カナダ保健省は、どのような科学的エビデンスが、ワクチンの安全性と効果を確立するのに使われたかオタワ市民の提示した質問に答えて、情報を公開した。
「ドイツのドレスデンにあるGSKによって生産されたワクチンと同じバージョンを使用し、ベルギーで実施された治験のデータが評価されました。
ケベックで生産したワクチンArepanrixを使ってヨーロッパと日本の治験で得られた初期の安全性データも同様に評価対象となりました。」と保健省のスポークスマンは電子メールで答えた。
スポークスマンはケベックで生産されたワクチンを使用した、日本とヨーロッパで行われた治験で何人のボランティアが参加したか明らかにしなかった。
現時点で、保健省はカナダで行われた治験のデータは評価していないとスポークスマンは述べた。
「ワクチンの認可後、カナダの治験は10月から始まり、より広範囲で特定の層を対象にした安全性と効果を評価するための作業に一部として使われます」とスポークスマンは述べた。
水曜日から、保健省が2週間前倒しでワクチンを認可し、多くの人々を驚かせた際、ワクチンを評価する際にどんな情報が投入されたのかに関し、疑問が起こった。
金曜日記者会見で、保健相Aglukkaqは”国際社会は治験データを共有し、我々とともに取り組んでいる”とし、11月に予定していた承認を前倒しすると述べた。その結果「水曜日までに安全性と効果に決定を下すに十分なデータが得られています」とAglukkaqは述べた。
NDPの保健批評家Judy Wasylycia-Leisは、Aglukkaqに安全性データを繰り返し要求したが、反応がなかったと述べた。
「全ての文書とデータが透明で完全に利用可能であると言われましたが、いまだに見ておらず、探し続けています。大きな懸念となっています」
「どこに薬剤メーカから独立した治験が行われたという確かな科学的証拠があるのでしょう？　彼らが引証しているエビデンスの本体はどこにあるのです？」
先週からグラクソのワクチンの治験を開始したカナダの科学者は、初期段階の結果を得るまで最高7週間かかると示したため、問題が生じている。
状況は、先月、ＦＤＡによる認可に先立って初期段階の結果が、連邦の助成金を受けた科学者によって公表された米国と際立って対照的なものとなっている。
（以下略）

mova

政府高官には特別ワクチン？＝新型インフル予防で混乱−ドイツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091026-00000006-jij-int

　26日から新型インフルエンザ用ワクチンの接種が始まるドイツで、政府高官に
一般国民より安全なワクチンが用意されているとの情報が流れ、混乱が広がっている。
　政府高官が接種を受ける医療機関に米バクスター社製、それ以外には
英グラクソ・スミスクライン社製のワクチンを配備したところ、
バクスター社製の方が副作用が少ないと報じられ、国民から不満の声が上がった。
　政府スポークスマンは「ワクチンの品質に違いはない」と強調し、政府高官が優遇されているとの見方を否定。
メルケル首相も掛かり付けの医者からグラクソ社製の接種を受けると説明した。

休日夜間、インフル診療殺到…救急病院、3時間待ち
開業医と連携、患者分散化へ…近畿都市部
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/influenza/if91026a.htm

　新型インフルエンザの感染拡大に伴い、土・日曜や祝日の夜間も外来を受け付ける救急病院や急病診療所に患者が殺到、
近畿都市部で診療まで3〜4時間待ちの事態が起きている。患者が集中しないよう、大阪府や京都府は一般病院や診療所に
診療時間の延長を要請。神戸市でも開業医らに休日診療への協力を求めるなど、各自治体が＜患者の分散化＞に向けた対策に乗り出している。
　週末の夜なども患者の初期診療にあたる休日急病診療所は、近畿2府4県に約90か所ある。大阪市内に7つある休日急病診療所の中で
唯一、夜通し診察を行っている中央急病診療所（西区）。今月10〜12日の3連休中、内科・小児科では1日約400人が受診した。
　夕方〜翌午前5時半の診察時間のうち、最も込み合う午後8〜10時、親に抱えられ高熱でぐったりした子らで約100席の待合室が埋まった。
それでも入りきれず階段に座り込む家族や、診療所近くに止めた車の中で待つ患者もいたという。今月24、25日も深夜まで3連休並みの混雑が続いた。
　約７割は新型インフルエンザ感染が疑われるケースといい、診察は1人最低でも10分。10月から専属の小児科医を3人から4人に増やしたが、
待ち時間は3時間近くに。「1人ひとりを慎重に診察しなければ、という思いの一方、スピードを上げなくては、とも感じ、板挟みになる」。
医師はジレンマに苦しむ。
　また、24時間態勢で診察している救急病院、中野こども病院（旭区）でも3連休中は最大4時間待ちに。25日も約200人が訪れ、
職員は子どもの容体に急変はないか、待合室を確認して回った。木野稔院長は「重症患者が運ばれてくると、
外来患者の診察をストップせざるを得なくなる。府全体で集中化を防ぐ取り組みが急務」と訴える。
　大阪府は既に府医師会などと開業医らに、診察時間の延長と患者が集中している病院への応援態勢づくりを要請。
京都府でも、休日診療の輪番体制を充実させるよう医師会に働きかけた。
　一方、連携が具体化しつつある自治体も。神戸市では今月4〜18日の日曜・祝日、市内全9区で各2〜4か所、
開業医らが平日と同じ時間帯に診察を始めた。
　協力した市内の開業医は「今後さらに感染拡大が予想されるが、ピークが過ぎるまで患者を分散させる継続的な仕組みが必要」と話す。
同市医師会では11月8日まで同様の取り組みを続け、その後は様子を見ながら判断するという。
　厚生労働省も地域の診療所などとの連携を呼びかけており、「各地で関係機関が工夫、納得して進めていくことが重要」としている。

埼玉、新型インフルで女子中学生死亡 2009/10/26 18:42　

　 新型インフルに感染した疑いのある埼玉県入間市の中２女子生徒が死亡。国内の死者は３３人目。

http://www.shizushin.com/news/sokuhou/?PostingPath=%2fChannels%2fwww.shizushin.com%2fnews%2fsokuhou%2fflash%2f2009102601000665

新型インフルで奈良の男性死亡 2009/10/26 19:03　

　 奈良県は奈良市内の８０代男性が新型インフルによる肺炎で死亡したと発表。国内の死者は３４人目。

http://www.shizushin.com/news/sokuhou/?PostingPath=%2fChannels%2fwww.shizushin.com%2fnews%2fsokuhou%2fflash%2f2009102601000665

ジジババが死ぬのはいいんだが
子供が死ぬのは可哀相だな

大阪で新型感染の女性死亡 2009/10/26 20:11　

　 大阪府は新型インフルに感染した四条畷市の８０代女性が死亡したと発表。死者は国内３５人目。

【新型インフル「大人は基礎免疫」＝多くは軽症の可能性−ウイルス学会】
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2009102600665&j1
東京都内で２６日開かれた日本ウイルス学会学術集会で、新型インフルエンザに対し、成人の多くが基礎的な免疫を持っている可能性が高いことが報告された。
季節性のソ連型インフルエンザへの感染歴によるもので、新型への感染を防ぐのは難しいものの、大半の人は軽症で済むとみられるという。
国立病院機構が成人約２００人を対象に９月に始めた臨床試験で、ワクチンを１回接種すれば、免疫の基となる抗体の値が十分上昇することが分かっている。
集会で庵原俊昭国立病院機構三重病院院長は「多くの人に基礎的な免疫があるということ。発症を予防するレベルではないが、１回のワクチン接種で十分な効果を得ることができる」と発表した。
基礎免疫がない全く新しいウイルスであれば、２回接種しなければ抗体価は上昇しないという。（2009/10/26-18:11）

【中国　新型インフル予防接種、中国では5割以上が希望せず 安全性に疑問】
ttp://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2656671/4795094
【10月26日 AFP】中国の国営英字紙チャイナ・デーリー（China Daily）が25日に発表した世論調査で、中国国民の5割以上が新型インフルエンザA型（H1N1）の予防接種を受けたくないと回答したことが明らかになった。予防接種の安全性に不安があるためという。
中国当局は季節性インフルエンザの流行期である冬を前に全国で大規模な予防接種を開始しているが、同紙と大手ポータルサイト「捜狐（Sohu.com）」 が共同で2000人を対象に行った調査では、54％以上が予防接種を受けたくないと回答。
必ず受けると回答したのはわずか30％にとどまり、約15％はほかの人の対応を見て決めると答えた。

2か月前の調査では、76％が受けたいと答えていた。

8才の息子への予防接種を拒否した女性はチャイナ・デーリー紙に対し、「ワクチンの開発から接種までの期間があまりに短い。品質と信頼性に疑問を抱かざるを得ない」と語った。

>>396補足
大阪で新型感染の女性死亡 - 徳島新聞社
http://www.topics.or.jp/worldNews/worldFlash/2009/10/2009102601000827.html

>>393関連
新型インフル：埼玉の中２が死亡…基礎疾患なし
http://mainichi.jp/select/science/news/20091027k0000m040070000c.html

　埼玉県は２６日、新型インフルエンザに感染した疑いがある同県入間市の中学２年の女子生徒（１３）が死亡したと発表した。
県によると、新型インフルエンザによる死者は疑い例も含め国内３３人目で、基礎疾患のない１０代が死亡したのは初めてという。

　女子生徒は２２日に発熱。簡易検査で陽性だったため、リレンザが投与された。しかし、症状は改善せず、２５日夜にウイルス
性心筋炎などで死亡した。【岸本悠】

【グラクソ日本法人、輸入ワクチン承認申請＝新型インフル、３７００万人分予定】
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2009102600695
英製薬大手グラクソ・スミスクラインの日本法人（東京）は２６日、厚生労働省に１６日付で新型インフルエンザ用ワクチンの承認を申請したと発表した。厚労省は同社と約３７００万人分のワクチンの輸入契約を締結。
スイス製薬大手ノバルティスとの１２５０万人分の契約と合わせ計４９５０万人分を輸入する方針だ。輸入開始時期は１２月末から来年１月となる見通し。（2009/10/26-18:45）

そろそろ書き込めなくなるので、次スレを立ててみました

新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ13
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/infection/1256558776/

不備がありましたら、直して下さい