入院38万人、重症化4万人 発症はピーク時1日76万人
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0002282537.shtml 厚生労働省は28日、今回の新型インフルエンザによる国内の患者数は年内に約2500万人、
人口の20%に達するとの推計罹患率に基づく「流行シナリオ」を発表した。
患者のうち、入院する人の割合(入院率)は1・5%(約38万人)で、0・15%(約4万人)が
重症化してインフルエンザ脳症や人工呼吸器装着になると予想。ピーク時で1日当たり約76万
人が発症する見通し。
高齢者が多い農村部や人口が集中する都市部では、罹患率は30%超になる恐れもあり、
基礎疾患(持病)を持つ人や乳幼児に感染が広がった場合、入院率は2・5%に上昇。重症化
する割合も0・5%に達するとみている。