「無分別なタミフル処方で変種ウイルスの出現も」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=119571&servcode=A00§code=A00 新型インフルエンザが拡散する中、世界保健機関(WHO)が21日(韓国時間)、抗ウイルス剤「タミフル」の乱用に警告を発した。
WHOは、健康な人の場合新型インフルの症状が軽微ならタミフルを処方する必要はないと明らかにした。
新型インフルにかかったほとんどの患者が別途の治療なく1週間以内に回復しているという説明も付け加えた。
タミフルを無分別に処方する場合、むしろ変種ウイルスが出現し治療と予防が困難になりかねないと強調した。
しかしWHOは、5歳未満の児童と65歳以上の高齢者、妊婦、心臓病・糖尿病・エイズ患者ら合併症の危険がある人には
タミフルを処方すべきだとしている。呼吸困難や胸の痛みなど症状が重い患者や虚弱な人にはすぐにタミフルを投薬すべきと指摘した。
外信などによると、23日現在で世界の新型インフル感染者は26万5300人で、死亡者は2681人。
WHOは今後2年間に全世界で人口の3分の1に当たる20億人が新型インフルに感染するものと推定している。
(以下略)