新型インフルエンザのニュースを淡々と貼るスレ8

このエントリーをはてなブックマークに追加
303名無しさん@お腹いっぱい。
新型インフルエンザ:水際対策に効果ない−−オランダ・ユトレヒト大の日本人研究員
http://mainichi.jp/select/science/news/20090825ddm041040052000c.html
 ◇感染者7割が侵入
 新型インフルエンザ発生時に検疫で感染者の侵入を防ぐため、日本で実施された「水際対策」について、
「効果はほとんどない」との分析をオランダ・ユトレヒト大の西浦博研究員がまとめた。ウイルスの毒性に
応じた柔軟な対応が重要といえそうだ。近く発売される月刊誌「科学」9月号(岩波書店)に発表する。

 分析では感染者が航空機に12時間乗って日本に入国すると想定し、入国検査による感染者の
侵入確率や流行発生時期を分析した。

 その結果、潜伏期間は平均1・4日▽全感染者のうち約6割が発病▽簡易診断キットで検出できる
感染者は6〜7割−−などの条件から、感染者の7割以上の侵入を防げないことが分かった。

 また、入国する感染者総数が10〜60人と少ない流行初期に、水際対策が国内の流行開始時期に
与える影響を推計したところ、開始時期の遅れは半日未満にとどまった。

 日本政府は4月下旬に海外で流行が始まった直後、機内検疫や感染者と同じ機内の近くに乗り合わせた
乗客の一時的な停留などを実施した。5月中旬、近畿地方で渡航経験のない高校生の集団感染が確認され、
水際対策を中止したが、政府は「国内発生までの時間を稼げた」としている。

 西浦さんは「現在の新型インフルエンザの毒性であれば、現行の水際対策を実施する意味がほとんど
ない。しかし、毒性が強いインフルエンザが流行するようになった場合は、全入国者を対象とする停留措置や
渡航制限を検討する価値がある」と話す。【永山悦子】毎日新聞 2009年8月25日 東京朝刊

新型インフル、水際では防げず 研究報告、感染者7割は入国
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082401000804.html