新型インフルエンザ総合スレPart43

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5名無しさん@お腹いっぱい。
●NHKの生放送特番(AtoZ)による、2009/05/23 20:30現在の、WHOメディカルオフィサー進藤奈邦子医務官による最新の見解

・新型のウイルスの特質=非常に感染力が高い⇒特質からして、もうある程度広まっているのは間違いない。
・学校=感染を増幅する機関⇒休校をやめたらまた感染社が次々と増える(NYの学校で実例あり)
・高病原性の鳥インフルエンザよりは弱いが、季節性のインフルエンザとははっきりと「違う」。
・季節性との違い=季節性にはない直接性の肺炎が確認されている。
・若年層に注意。

以下全文

このウイルスの性質からして、もうすでにある程度の地域で広がっているのは間違いない。
学校というのは、私たちの間では、感染を増幅する機関と考えている。
神戸の場合でも、一番最初の患者さんがどこからうつっているかが分からない。
それがたまたま学校内で非常に拡大された形で、社会的に注目を浴びた。

ちょうど一か月前にNYでも同じような出来事があった。
いったんあたかも消えてしまったように見えた。
でも一カ月後の今、NYのWebサイトを見てもらえればわかるが、
次々と患者が増え、しかもどんどん休校数が増えている。

非常に感染力が高いことだけは確かである。
すでに1万人以上の患者さんが世界中で確認されており、毎日新しい国での確認もある。
毒性についてはパンデミックインフルエンザ計画を立てるにあたっては、
どの国も高病原性鳥インフルエンザを想定して作られた。
これに比べれば確かに弱いと言える。
でも私たちの見解では、はっきり季節性のインフルエンザとは違うと考えている。

その理由の一つは、従来の季節性のインフルエンザでは、直接の健康被害を評価することは大変難しい。
つまり全体的な死亡数や入院数の増加で見るしかない。
今回は私たちは、はっきりこのウイルスでの直接性の肺炎での入院の増加を、
アメリカそしてメキシコから報告を受けている。

「特に従来の危険の対象とされている…」アナウンサーが止めてしまう。
「若年層に…」若年層にも注意ということですねとアナウンサーが話す。