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利尻の保健師死亡 新型インフル道内初 感染者と面談 (09/01 00:34、09/01 06:55 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/influenza/185999.html 道は31日、新型インフルエンザに感染した宗谷保健福祉事務所利尻支所の40代の保健師の女性
(宗谷管内利尻町在住)が、30日に死亡したと発表した。女性には高血圧症の持病があり、死因は
急性心不全。新型インフルエンザとの因果関係ははっきりしていないが、新型に感染している人の
死亡例は道内では初めて。
道によると、女性は先週末の29日、38度以上の高熱があったことから、稚内市内の医療機関で受診。
簡易検査で、新型への感染が疑われるA型陽性の反応が出たため、抗インフルエンザウイルス薬
(タミフル)を投与された。
同日夜、女性は同市内のホテルに1人で宿泊。翌30日午後2時ごろ、ホテル従業員が室内で意識を
失っている女性を発見、119番通報したが、救急隊員が駆けつけた時には心肺停止状態だった。
道は31日、道立衛生研究所(札幌)での詳細(PCR)検査を実施し、新型感染を確認。稚内市立病院
での病理解剖では、死因と新型との因果関係は特定できなかった。
道によると、利尻島では8月下旬、宗谷管内利尻富士町の中学校で新型の集団感染が発生。女性は
感染ルート確認などのため、21日に感染者と面談していたほか、A型陽性の別の島民の調査も担当。
女性は27日にせきが出始め、同日と28日は外勤しなかった。
道は引き続き新型感染と死因との関係や、ウイルスの変異の有無などについて、調査を進める方針。
新型感染者の死亡は、これまでに全国で7件が確認されている。
新型感染の保健師が死亡―北海道
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24032.html 北海道は9月1日までに、新型インフルエンザに感染した利尻町在住の40歳代の女性保健師が死亡
したことを明らかにした。女性は発症の1週間前に調査のために新型インフル患者などと面談を行っており、
道などはこの際に感染した可能性もあるとみて調査を行っている。厚生労働省によると、新型インフルに
感染した医療従事者の死亡は初めて。
道によると、女性は稚内保健所利尻支所に勤務する保健師で、先月21日に利尻富士町の中学校での
集団感染の調査のために、感染した教員1人、生徒の保護者1人と、マスクと手袋を着用して面談を行った。
同28日にせきがあり、翌29日夕に稚内保健所管内の医療機関を受診。簡易検査でA型陽性となったため、
タミフルの投与を受けた。
入院の必要はないと診断され、ホテルに宿泊したが、翌30日午後にホテルの従業員が意識のない女性
を発見。医師が死亡を確認した。31日にPCR検査で新型インフルに感染していたことが確認された。
同日行った病理解剖によると、死因は急性心不全で、新型インフル感染と死亡の因果関係は特定できなかった。
女性には高血圧症の基礎疾患があった。
道などは患者らとの面談で感染した可能性もあるとみて調査しているが、発症が面談から7日後だったことから、
道の担当者は「潜伏期間としては少し長く、(面談の際の感染とは)違うとは思っている」としている。このほかの
接触歴としては、先月23日に参加した運動イベントの参加者の中に、後に簡易検査でA型陽性と判明した人が
いるという。
女性は24−28日にも勤務していたが、31日夕の時点で同僚に症状はなかった。