>>3 飲食店の食べ物が原因でコレラが集団発生して、俺も下痢してたから検査を強制された。
2日後くらいに保健所から電話があって、「コレラ菌が見つかったから入院しろ」って。
そしたらすぐに白い救急車みたいなのが来て、パジャマ姿のまま遠くの病院の隔離病棟に連れて行かれた。
病院に着くとテレビでよく見る防護服みたいなの着た看護婦に連れられて病棟に入った。
まず診察室で一通り診察したあと、体を消毒するってことで裸にさせられ、全身に消毒液をかけられた。
その後、着てきたものは退院時に焼却処分しなきゃいけないからということで
パジャマの下に着る下着が3枚ずつ支給されたんだけど、これがめっちゃかっこ悪かったw
白いグンゼのランニングシャツとブリーフで、しかもマジックで「××××(コレラ)」:×は俺の名前
が書いてあってさw
で、毎日暇な1日を過ごしたんだけど、俺の便は感染源になるってことで
トイレは病室内のカーテンで仕切られたポータブルトイレでする必要があった。
排泄が終わるとナースコールで呼んで便に消毒液をかけたあと看護婦が始末してた。
これだけでも大分屈辱だったんだが、一番嫌だったのが1日1回ある検便。これがめっちゃ恥ずかしかった。
病棟内にある検査用のトイレでするんだけど、普通のトイレと違って仕切がなく、
階段みたいなのを数段上がったちょっと高いところに和式便器があって、肛門から便が出てるのを
看護婦に見られながら排便しなきゃいけねーんだよ。しかも酷い状態のやつを。
入院3日目あたりからは下痢から軟便になって排便時にブリブリ大きな屁がでたので余計恥ずかしい。
排便が終わると看護婦が小さなさじのついた容器に取る。何故か排便の瞬間より便を取られてる時のほうが恥ずかしかった。
で、結局5日目から便に菌は出なくなったんだけど、当時2週間は法律で決まってて退院できなかった。
まぁとにかく暇だった。伝染病だからあんまり面会とかできないしね。