《週間リカーム》

【逮捕】
二十歳を過ぎてこんな生活を２，３年続けてた・・・
俺の社会人デビューはこんな感じだった・・・
こんな生活がずっと続けばいいと思ってたがそうは行かなかった・・・

２，３年も薬漬けのハードな生活を続けてると頭も回らなくて人間関係も上手くいかなくなる。
常に多い量の薬を入れ続けてる為か空気を入れ過ぎたのか体もおかしくなる・・・
抜こうにも簡単には抜けない・・・顔も変な顔になってる・・・全身カピカピだ・・・

この頃は仕事も辞め、たまに家で泣いてた・・・変な体・・・変な精神状態だった・・・

そんなある日いつものトモダチと二人で引きに行きいつものようにホテルに行った・・・
２，３日連続でやってて薬の量が多すぎて血液が上手く流れてない体にさらに悪魔の結晶を追加しようとした・・・

入れて最初はいつものようにキマッテ変態気分でav観ながらオナニーしてた・・・
なぜかその日は冷房を強くして点けている事を忘れていた・・・そして水を飲むのも忘れてた・・・

追い打ち追い打ちを繰り返しオナニーを繰り返し朝が来た。
朝になると体調が悪くて邪気がすごく勘ぐりがひどい・・・
目から見える映像も何だか赤っぽく見えて現実世界が地獄の世界のように見える・・・

それでも追い打ちをした・・・これが俺の死んだ瞬間だった・・・
一瞬心臓が止まったように感じ、苦しくなった・・・

苦しいって必死にトモダチに訴えたがトモダチは切れ目なのかあまり相手をしてくれない・・・
体も頭もおかしくなって辛いがチェックアウトになって外に出て車に乗った・・・

体調もどんどん悪くなりパニックになる・・・
具合が悪いので運転してもらっていたのだが俺がずっと具合が悪いって言ってたのが嫌になったのか、
家の近くに車を止めるとトモダチは車を降りて走って逃げた・・・

今となってはなぜ逃げたのかは分からない・・だけどその時気づいた・・・

クスリだけの付き合いだったのだと・・・

取り残された俺は家に帰る事も出来ず苦しみに耐えてた・・・
苦しいし頭はパニックだしどうする事も出来なかった・・・

外は朝で明るくなり人も歩いてる・・・

そして耐えられなくなり必死で歩いてる人に助けてくださいと声をかけた・・・
みんな気持ち悪がって誰もまともに話を聞いてくれない。
俺もまともに話ができない・・・

地獄にいる気分だった・・・

すると案の定、救急車じゃなく警察が来た・・・

すると俺は助けてほしかったのに、ガタイの良い男８人がかりでいきなり押さえつけられた。
無理やり羽交い絞めにすると強引にパトカーに乗せられた・・・

今思えば犯罪者なのだから仕方がない・・・
しかしシラフならまだ耐えられるが精神状態がおかしかったので本当に参った・・・

怖かった・・・

そして警察に言われた一言・・・「クズが、虐めてやるから覚悟しとけよ」

そして狂ったままの俺は警察署に連れて行かれ檻の中に入れられた。

犬や猫のように・・・完

フィクションですが楽しんでいただけたでしょうか？

また気が向けば書きますね。それとリカーム氏の作品も見たいんでよろしくです。

一気に書いたので疲れました