島崎 藤村 総合スレ

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1和歌子
語れ。
2名無しさん@_@:2006/02/20(月) 12:25:15 ID:5ljY7pIm0
2ゲト。しょうもないスレたてんな!
3名無しさん@_@:2006/02/20(月) 14:32:13 ID:Ocg6eGuYO
与謝野晶子
4名無しさん@_@:2006/02/20(月) 14:34:16 ID:PqmjwCPG0
アダモちゃん?
5名無しさん@_@:2006/02/20(月) 15:43:35 ID:Ocg6eGuYO
文豪スッドレ
  _、_
( ,_ノ`)
6名無しさん@_@:2006/02/20(月) 16:24:41 ID:aPafgtGAO
斧ヨーコ
7ひみつのまとりさん:2024/12/04(水) 10:26:36 ID:MarkedRes
あなたの目を盗みましたよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
8名無しさん@_@:2006/02/20(月) 17:03:26 ID:TdkIpLtIO


毒蝮三太夫


9ひみつのまとりさん:2024/12/04(水) 10:26:36 ID:MarkedRes
あなたの目を盗みましたよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
10名無しさん@_@:2006/02/21(火) 11:12:23 ID:jy4gE3A50

遂に、新しき詩歌の時は來りぬ。
そはうつくしき曙のごとくなりき。あるものは古の預言者の如く叫び、あるものは西の詩人のごとくに呼ばゝり、いづれも明光と新聲と空想とに醉へるがごとくなりき。
うらわかき想像は長き眠りより覺めて、民俗の言葉を飾れり。
傳説はふたゝびよみがへりぬ。自然はふたゝび新しき色を帶びぬ。
明光はまのあたりなる生と死とを照せり、過去の壯大と衰頽とを照せり。
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000158/files/18352_15628.html
11名無しさん@_@:2006/02/22(水) 11:41:36 ID:2jVLEljv0
鼠をあはれむ

星近く戸を照せども
戸に枕して人知らず
鼠古巣を出づれども
人夢さめず驚かず

情の海の淡路島
通ふ千鳥の聲絶えて
やじりを穿つ盜人の
寢息をはかる影もなし

長き尻尾をうちふりつ
小踊りしつゝ軒づたひ
煤のみ深き梁(うつばり)に
夜をうかがふ古鼠

光にいとひいとはれて
白齒もいとど冷やかに
竈の隅に忍びより
ながしに搜る鰺の骨

闇夜に物を透かし視て
暗きに遊ぶさまながら
なほ聲無きに疑ひて
影を懼れてきゝと鳴き鳴く
12名無しさん@_@:2006/02/28(火) 13:45:51 ID:Snrtce520
僕は僕の近来の生活と思想の断片を君に書いて送ろうと思う。然し実を言えば何も
書く材料は無いのである。黙していて済むことである。君と僕との交誼が深ければ
深いほど、黙していた方が順当なのであろう。旧い家を去って新しい家に移った僕
は懶惰に費す日の多くなったのをよろこぶぐらいなものである。僕には働くという
ことが出来ない。他人の意志の下に働くということは無論どうあっても出来ない。
そんなら自分の意志の鞭を背にうけて、厳粛な人生の途に上るかというに、それも
出来ない。今までに一つとして纏った仕事をして来なかったのが何よりの証拠であ
る。空と雲と大地とは一日眺めくらしても飽くことを知らないが、半日の読書は僕
を倦ましめることが多い。新しい家に移ってからは、空地に好める樹木を栽えたり、
ほんの慰み半分に畑をいじったりするぐらいの仕事しかしないのである。そして僅
かに発芽する蔬菜のたぐいを順次に生に忠実な虫に供養するまでである。勿論厨房
の助に成ろう筈はない。こんな有様であるから田園生活なんどは毛頭思いも寄らぬ
ことである。僕の生活は相変らず空な生活で始終している。そして当然僕の生涯の
絃の上には倦怠と懶惰が灰色の手を置いているのである。考えて見れば、これが生
の充実という現代の金口に何等の信仰をも持たぬ人間の必定堕ちて行く羽目であろ
う。それならそれを悔むかというに、僕にはそれすら出来ない。何故かというに僕
の肉体には本能的な生の衝動が極めて微弱になって了ったからである。永遠に堕ち
て行くのは無為の陥穽である。然しながら無為の陥穽にはまった人間にもなお一つ
残されたる信仰がある。二千年も三千年も言い古した、哲理の発端で総合である無
常――僕は僕の生気の失せた肉体を通して、この無常の鐘の音を今更ながらしみじ
みと聴き惚るることがある。これが僕のこのごろの生活の根調である……」
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000158/files/843_14595.html
13真麻 ◆BuRiBuRiYs :2006/03/07(火) 01:48:19 ID:JSbnTHkzO

まだあげ染めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは

薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり

わがこころなきためいきの
その髪の毛にかかるとき
たのしき恋の盃を
君が情けに酌みしかな

林檎畠の樹の下に
おのずからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問いたまふこそこひしけれ
14真麻 ◆BuRiBuRiYs :2006/03/07(火) 02:05:26 ID:JSbnTHkzO

中学のときに暗記させられて、チッめんどくさ!
っておもってたけども。
いまになって感謝。

なんかまた修学旅行いって寺巡りしたいなって気持ちとにてる。
15ひみつのまとりさん:2024/12/04(水) 10:26:36 ID:MarkedRes
あなたの目を盗みましたよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
16ひみつのまとりさん:2024/12/04(水) 10:26:36 ID:MarkedRes
あなたの目を盗みましたよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
17名無しさん@_@:2006/03/16(木) 22:57:14 ID:v2ipVMiI0
藤村は折れの先輩にあたる(開成高校)
18名無しさん@_@:2006/03/17(金) 03:31:27 ID:6NBQnW5VO
私は小諸出身だからすごく嬉しい
19名無しさん@_@:2006/03/17(金) 16:57:27 ID:9DIYshn20

郊外に居を移してから僕の宗教的情調は稍(やや)深くなって来た。
僕の仏教は勿論僕の身体を薫染(くんせん)した仏教的気分に過ぎ
ないのである。僕は涅槃(ねはん)に到達するよりも涅槃に迷いた
い方である。幻の清浄を体得するよりも、寧(むし)ろ如幻(にょ
げん)の境に暫(しばら)く倦怠と懶惰の「我(が)」を寄せたい
のである。睡(ねむ)っている中に不可思議な夢を感ずるように、
倦怠と懶惰の生を神秘と歓喜の生に変えたいのである。無常の宗教
から蠱惑(こわく)の芸術に行きたいのである……
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000158/files/843_14595.html
20名無しさん@_@:2006/03/20(月) 03:09:18 ID:Jjj7ot8uO
良スレage
21ひみつのまとりさん:2024/12/04(水) 10:26:36 ID:MarkedRes
あなたの目を盗みましたよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
22名無しさん@_@:2006/03/21(火) 01:58:16 ID:qRIWsodVO
Tosen Fujimura
23名無しさん@_@:2006/03/21(火) 18:33:34 ID:BTv7seiG0
誤爆かと思った…
24ひみつのまとりさん:2024/12/04(水) 10:26:36 ID:MarkedRes
あなたの目を盗みましたよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
25名無しさん@_@
島崎藤村は、英語を勉強するには明治学院がよかろう、との助言を聞
いて入学した。「その頃の明治学院は、随分ハイカラなものであった。
物理学、化学はいわずもがな、論理、心理、経済学なんて学科すら、
外国人から英語で教わったのであるから大したものである。歴史は上
級でグリインの英国史を用うという次第だから、実にすさまじいもの
であった。(島崎藤村の同級生・戸川秋骨の文章より)
ttp://www.meijigakuin.ac.jp/~siryokan/toson.htm#graduation