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478椿 ◆T79PyWKmZY
「リタリンを服用したら食欲がなくなる仕組み」をオレ個人の知識で書いてみます。
高校で生物を習った人なら知っていると思いますが、自律神経は交感神経と副交感神経に解剖学的
特徴を根拠として分類されます。
そして、多くの場合は交感神経と副交感神経は体全体において、拮抗して興奮します(異常に体温が
上がった時などは、局所的に興奮しますが)。
交感神経が興奮している時は要するに臨戦態勢です。瞳孔は開き、気管支は拡張し、心拍数や血圧
が上がります。この状態ではメシなどを食べている場合ではないので、食欲はなくなります。
副交感神経が興奮している時は安静状態です。眠くなります。また、栄養を摂取する機会ですので
消化器系の働きが活発になり食欲が増します。
リタリンの成分の塩酸メチルフェニデートは教科書には中枢交感神経亢進薬と書かれてありますが、
実際は末梢の交感神経も興奮します。先に述べたように交感神経と副交感神経は拮抗しますから、
リタリンを服用したときは副交感神経の興奮は抑制されています。ですから、食欲がなくなるのです。

輸入に関しては、塩酸メチルフェニデートは法律で向精神薬に指定されているので、仮に輸入したら
摘発される恐れがあると思います。しかしプロジビル(モダフィニル)は高額だけど、向精神薬に指定
されていませんから大丈夫です。摘発の恐れに関しては薬の効き目自体は問題ではなく、法律だけ
が問題になってきます。