原発あるところに松本銭士先生あり
http://www.sairosha.com/tabi/hokuriku/turuga.htm 道沿いに、なにやら不思議な銅像がポツンポツンと並んでいる。ハハア、これか。
敦賀在住の知人が「敦賀の恥」と言っていたやつだな。
敦賀開港100周年の記念事業で、敦賀市が「港の町」「鉄道の町」であること
を象徴して、「宇宙戦艦ヤマト」と「銀河鉄道999」のモニュメントが道沿いに
ズラ〜ッと並べられたそうだ。んで、これがソレ。
(僕は松本零士の漫画はあまり好きじゃなくてテレビアニメも見なかったので、
どれがどれに出たのかよくわからないんだが)
鳥取県の境港にもこんなふうに、ゲゲゲの鬼太郎に出てきた妖怪たちのモニュメントが並んでいる。
境港は水木しげるの故郷であり、妖怪にちなんだ土産物屋が軒を並べて大いに賑わっている。
並べられた妖怪たちは小さくてかわいいので、観光客はニコニコほほえみながら妖怪たちを順々にさわりながら歩き、写真を撮る。
ところが、敦賀は松本零士とは何の関係もないらしい。
そしてここに並べられたモニュメントはみなデカくてブキミだ。
なんとなく祟られそうで、触る気になれない。
さらに、境港との決定的な違い、それは観光客が一人もいないことだ。
おそらく、ここにも原発マネーがかかわったであろうことは想像に難くない。
敦賀の子どもたちが妙な夢にうなされないことを祈る。