ついにkんのが降りた。
まぁ、正確には「降ろされた」というのが正しいらしいが、
本人にしても願ったり叶ったりだったろうということで、あながち間違いではないだろう。
おおよそ時間の問題だろうとは踏んでいたが、思いのほか早かったな
まさかDVD2巻目にして監督が姿を消すなんて。
おかげ様で、兄プレはやりたい放題。
制作当時、監督の意図で処理していた諸々の処理は全てリテイク扱い。
kんのお得意の詰め込みフレームや斜めアングルが「LO一考」という理不尽なリテイクの嵐を巻き起こし、
総作監修正がバリバリ入っているカットに対する容赦のないキャラ修正リテイク
さらに、本編制作時に総作監作業を放棄した4話がある。
総作監が修正を入れていないのだから「似てない」という理由でリテイクになるのは理解できるが、
なら何故 何故kんのを切った?!
奴にしか直せないリテイクだろコレは!
本来なら泣きついてでもこれだけは直してもらうべきだったんじゃないのか?!
これまでの話数と違い、4話は原画の出来は悪くない。
これまでは総作監修正のために原画作業時間が削れ、
散々たる原画になり、さらに動画がその悪キャラに拍車をかけるといった有様だった。
つまり、原画を総作監修正どおりに軌道を修正し、
ある程度動画に時間を割けば整えられるような状況だったのである。
ところが4話だけは違う。
いくら原画の出来がよくても、kんのキャラの絵面でなければ、キャラが直ったとはいえない。
だが、修正するにあたりガイドラインたる修正がそもそも存在しないのだ。
本シリーズにしては珍しく原画作監まできっちり入っているにも関わらず、
「kんの絵じゃないから」という理由でリテイクを戻される作監もさすがに困惑を隠せないらしく、
モチベーションは駄々下がりである。
このような環境でつくられてしまった「咎狗の血」
これを売って金を取ろうと言うのに、事態はOA前より深刻である。
しかもまだ2巻目でこの状況… 先が思いやられる
だが、私がこの作品に携われるのもこの2巻目限りだ。
あとは野となれ、焦土となれ
咎狗のアニメ化なんてなかったのだ…